室井一辰の作品一覧
「室井一辰」の「絶対に受けたくない無駄な医療」ほか、ユーザーレビューをお届けします!
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「室井一辰」の「絶対に受けたくない無駄な医療」ほか、ユーザーレビューをお届けします!
Posted by ブクログ
本書は米国の『Choosing Wisely(賢く選ぼう)』キャンペーンに言及し、見直した方がいい医療が、医療を受ける側の立場として紹介してある。
『Choosing Wisely(賢く選ぼう)』は、米国の71の医学会が参加して、不必要な医療(行為)を基本的に5つずつ揚げ、無駄な医療の撲滅を目指した医療キャンペーンxで、2013年までに既に50の学会が、合わせて250前後の医療行為に不必要を認定したと。米国のみならず、日本にもこういった活動が普及していくと思われる。というかそれを強く希望する。
本書では、本書では100の”受けたくない医療”が『Choosing Wisely』キャンペーンから
Posted by ブクログ
先月、医者から進められるままにMRI検査をした
ばっかり。この本にもう少し早く出会っていれば、
受けなかったのに。
これからの健康診断にはこの本で得た知識を活用
していこうと思う。
〈本から〉
「アスペルガー症候群」はもう存在しない
”関係者”の思惑で疾患が増える不都合な現実
一般に名称がなくなったとはあまり知られていない
かもしれないが、「自閉スペクトラム症」という
診断名に統合されている。
CT検査、善意の裏に悪意の影
医療側の責任回避が患者の被爆リスクを高める
(略)CT検査を受けたことのある若者を対象に
ガンの危険度を調べた。結果として、英国の
研究では、白血病や脳腫瘍が3倍近くも
Posted by ブクログ
挑発的なタイトルですが、中身は、アメリカの医学界でこれまで慣習的に行われることが多かったけれど、研究の結果十分な有用性が認められない医療について情報共有をしようとする「Choosing Wisely」運動の成果を、日本人にわかりやすく伝えようとするもので、非常に説得力のあるものでした。
「医学」というのは、扱う対象があまりにも複雑であるため、自然科学と言うよりもむしろ社会科学の方に近いのではないかと思うことがありましたが、この本を読むとやはりそのような感じです。医学的妥当性というのは、経済学的妥当性と実は似たようなものなのではないかという印象を受けました。
でもそれだけに、権威者の言や伝統的な