検索結果

  • 雪舞う夜に【ハーレクイン文庫版】
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    クリスマスを前に、ケイティはひどく憂鬱な気分になっていた。男らしく精悍な魅力で、いつもケイティの心をかき乱す、牧場を営む大富豪イーガン。ルームメイトの兄である彼を、ふたりのアパートメントに招待したはいいが、イーガンは、ケイティを恋にうつつを抜かす自堕落な女と決めつけて、何かと言いがかりをつけてくるのだ。ある夜、目を覚ますと、彼がベッドの脇に立ち尽くしていた。力ずくで抱きすくめられて、怯えるケイティに、イーガンは蔑む調子で言い捨てた。「生娘のふりなんか、するんじゃない」 *本書は、ハーレクイン・セレクトから既に配信されている作品のハーレクイン文庫版となります。 ご購入の際は十分ご注意ください。
  • 愛あれば【ハーレクイン文庫版】
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    密かに心惹かれていた、会長ライアンから葉書が届いた。〈カシア、帰国したら、また食事につきあってください〉ところが、彼は出張から戻ったことを知らせてくれなかった――思いきって屋敷を訪ねると、門前払いされカシアは落胆する。それなのに後日、会長室に呼び出され、ライアンから突然、「きみを愛人にしたい」という驚愕の申し出を受けたのだ。あまりの唐突さに困惑しながらも、断りの電話を入れた翌朝、カシアは机の上にライアンからの通知書を見つけた。〈ただちにカシア・フィンを解雇する〉 *本書は、ハーレクイン・セレクトから既に配信されている作品のハーレクイン文庫版となります。 ご購入の際は十分ご注意ください。
  • 雨のサルデニヤ
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    義兄が他人の車に衝突して、救助もせず逃げただなんて。ラヴェンナは、悪夢のような現実に信じられない思いだった。相手はイタリア領サルデニヤ島の豪族マーク・ディ・クルツィオ。マークはその事故で亡き妻の忘れ形見を失った。そしていま、“罪の償いは家族に求める”というサルデニヤの掟に従って、ラヴェンナに、跡継ぎを産むための犠牲結婚を強いてきたのだ。言いなりにならなければ、その罪を暴露すると脅されては、病身の義父のためにも、ラヴェンナは純潔を捧げるしかなかった。暗く凍てついた彼の瞳から、逃れられなくなるとも知らずに。
  • 幸せをさがして【ハーレクイン文庫版】
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    継母に虐げられ続けて、耐えられず家を飛び出した孤児ベッキー。雨の中で途方にくれていると、ロールスロイスに乗った優雅な身のこなしの、見知らぬオランダ紳士が声をかけてきた。医師でもある男爵ティーレ――彼は濡れそぼったベッキーを連れ帰り、足の悪い母親の付き添いとして屋敷での滞在を許した。生まれて初めて優しくされてどうしようもなく彼に惹かれていくベッキー……。だが、ある日、ティーレが自分のことを、「やせぎすのねずみみたいな娘に僕は魅力を感じない」と話しているのをもれ聞いて、思わず涙ぐんでしまう。 *本書は、ハーレクイン・イマージュから既に配信されている作品のハーレクイン文庫版となります。 ご購入の際は十分ご注意ください。
  • 花開くとき
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    ブリナは信じられなかった――このわたしが妊娠9週目?このところの体調不良がそのせいだなんて、夢にも思わなかった。思春期のころの手術のせいで子供を持つことはできないと言われ、運命を恨んでさんざん泣き暮らした時期もあったけれど。いまは彼女なりの愛される資格を探りながら、半年前、金融界の大物ラフ・ギャラハの愛人になったのだ。だけど約束も束縛もしないという二人のルールは、もう守れない。ブリナは何も告げずにラフのもとを去った。愛していたから。子供が欲しくない、彼の重荷にはなりたくなかったから。
  • 憎しみは愛の横顔【ハーレクイン文庫版】
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    サルバトーレを愛し、エリーザは彼の子を身ごもった。だが、頑なに自分の子だと信じようとしなかったサルバトーレに、エリーザは傷つき、やがて小さな命を失って彼から去ったのだ。1年後、宝石店で働くエリーザをサルバトーレが訪ねてくる。エリーザの店ではさる王家の王冠用宝玉を扱っているが、彼の経営するセキュリティ会社に護衛の依頼があったという。現れた彼は、君を完全に守るためには結婚する必要があると。それは不埒な要求だった。いまも充分すぎるほどセクシーな彼に、ひとかけらの愛もないことを、エリーザはもう知っているから。 *本書は、ハーレクイン・ロマンスから既に配信されている作品のハーレクイン文庫版となります。 ご購入の際は十分ご注意ください。
  • 悪夢の終わる日【ハーレクイン文庫版】
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    「頼りになる友達が狼に変身してしまった。そう思っているね」ステファニーは2年前、帰宅途中に一群の若者に襲われ、際どいところを社長のジェイクに助けられた。それ以来、手も触れられないほど男性不信の彼女は、事情を知るジェイクだけを支えとして生きてきた。それなのにジェイクの様子が、近頃おかしい。ジェイクを男として見るように仕向けられたあげく、ある日、無理やり唇を奪われてしまい、ステファニーは彼を拒絶する。なのに彼がほかの女性といるだけで息もできなくなる―― *本書は、ハーレクイン・セレクトから既に配信されている作品のハーレクイン文庫版となります。 ご購入の際は十分ご注意ください。
  • 塔の上の花嫁【ハーレクイン文庫版】
    3.0
    エロイーズは伯爵のもとに押しかけたことを後悔していた。彼女を見るやウォルトン伯爵が苛立ちもあらわに背を向けたから。伯爵が恋に落ち求婚したのは、美人の妹であって私ではない。しかも妹の駆け落ちで、いま彼の自尊心は傷つけられている――怯みながらも、しかし、エロイーズは力を振り絞って告げた。「私と結婚してください。あなたの評判を守るために」振り返った端整な顔に浮かぶ、虚をつかれたような表情を見て、いたたまれなくなって目を伏せた。そして心のなかで付け加えた。嫌な男と結婚させられそうになっている、私のためにも……。 *本書は、ハーレクイン・ヒストリカル・スペシャルから既に配信されている作品のハーレクイン文庫版となります。 ご購入の際は十分ご注意ください。
  • やさしい闇【ハーレクインSP文庫版】
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    派遣会社で働くローラに、とある富豪の城での仕事が舞いこんだ。城主リチャードは先日前妻を亡くしており、幼い娘を引き取ることになったため子守を頼みたいのだという。彼は事故で顔に大怪我を負って以来、隠遁生活を送っていて、ここ数年、その姿を見た者は誰ひとりいないらしい。実際、城での仕事が始まってからも会話は常にドア越し。リチャードは一向に姿を現さず、娘にすら会わないと言い出した。これでは父を頼りに城にやってきた少女がかわいそうだ……。ローラは決心した――なんとかして彼を孤独の闇から出そうと。 *本書は、ハーレクイン文庫から既に配信されている作品のハーレクインSP文庫版となります。 ご購入の際は十分ご注意ください。
  • 紅ばらの伝説
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    父の死後、初めて母の遺品を見ることを許されたサビーヌは、実の父がほかにいるという事実を知って愕然とした。生前、母はフランスの生まれ故郷について多くを語らなかったが、かの地に行けば、本当の父親がわかるかもしれない。不安を胸に抱えて、サビーヌは母の故郷の村を訪ねた。すると一人の男がサビーヌを見たとたん、怒鳴りつけてきた。目に軽蔑の色を浮かべて、二度とここに来るなと言って。危険な香りと、鮮烈な魅力を放つ男の剣幕に思わず凍りつく。彼は、私の父が誰か知っているのだろうか……?
  • 白百合の令嬢【ハーレクイン文庫版】
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    長い金髪を額でわけて腰まで垂らし、透き通るように白い肌。19世紀の絵画から抜けだしてきたような花屋のソーニャは、30歳以上も年上の富豪に見初められて、婚約間近だった。ところが晩餐会で見た、富豪の甥デイヴィッドに胸がざわつく。男らしい彫りの深い美貌が眩しく、心惹かれたのだ。だが身を落としているとはいえ、ソーニャは滅びた貴族の末裔で、誰にも言えないような、忌まわしい過去の呪縛に囚われている。しかも、デイヴィッドには財産目当ての女と嫌われていて……。私の愛は叶わぬ夢と、未練を断ち切るように彼女は目を伏せた。 *本書は、ハーレクイン・イマージュから既に配信されている作品のハーレクイン文庫版となります。 ご購入の際は十分ご注意ください。
  • 忘れられた花嫁【ハーレクイン文庫版】
    3.0
    就任式で新オーナーを見てキャシーは気を失いそうになった。6年前、キャシーと情熱的な一夜をともにして結婚も誓ったのに、そのまま姿を消し、ひどい仕打ちをしたサンドロではないかと。その後、キャシーは妊娠に気づいて愕然としたが、誰にも頼ることなく、一人で双子を産んで育ててきた。妊娠がわかったときに一度だけ電話をし、すげなくされた、あのときの絶望感は、いま思いだしても鋭く胸を刺す。呆然とする彼女の前で、サンドロは残酷すぎる言葉を口にした。「僕たちは以前、どこかで会ったことがあるのだろうか」 *本書は、ハーレクイン・セレクトから既に配信されている作品のハーレクイン文庫版となります。 ご購入の際は十分ご注意ください。
  • ボスへの想い【ハーレクイン文庫版】
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    私が本当に愛されるわけがない――わかってはいたが、バイオレットはその夜、憧れのブレイクの腕を拒めなかった。元ボスのブレイクは、太り気味だと彼女を揶揄していたのに、会社を辞めて垢抜けると、とたんに目の色を変えてきたのだ。ところが、バージンを捧げたバイオレットの妊娠が発覚し――ブレイクは結婚を申し込んでくれたけれど、彼女は落ち込む。恋人を事故で失って以来、独身を通してきたブレイクにとって、それは愛でなく、責任を果たすためのものにすぎないから。それどころか目的は、バイオレットの体だと告げられて……。 *本書は、ハーレクイン・ディザイアから既に配信されている作品のハーレクイン文庫版となります。 ご購入の際は十分ご注意ください。
  • 裏切られた夏【ハーレクイン文庫版】
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    病身の母を救うため、オリンピアは祖父のもとを訪ねていた。駆け落ちした母は、ギリシア富豪の祖父に勘当されたが、かつてオリンピアは祖父の屋敷に招待されたことがあった。そこで結婚相手にと紹介されたのが、若き実業家ニックだった。魅力的な大富豪に、オリンピアはたちまち夢中になるも、ニックの親友とあらぬ関係を疑われて、疎遠になっていたのだ。援助する代わりに、その彼との結婚を祖父につきつけられ、戸惑うオリンピアをニックは無遠慮に眺めながら、言い切った。「僕の跡継ぎを産むのが、結婚の条件だ」と。 *本書は、ハーレクイン・ロマンスから既に配信されている作品のハーレクイン文庫版となります。 ご購入の際は十分ご注意ください。
  • 彼を愛せない理由【ハーレクイン文庫版】
    3.0
    挙式の直前で婚約者に裏切られたリリーは、おばのもとに、しばらく滞在することにした。だが、一つ気がかりなことがある。アレッサンドロ――おばの屋敷に住まう、初恋の相手のことだ。おばに拾われて、イタリア有数の実業家にまでなったが、孤児だった彼は、想像を絶する悲惨な少年時代をおくったという。その生い立ちが影を落とし、鼻持ちならない人間なのだ。いまは誰にも傷つけられたくない……誰も愛したくない……複雑な想いを抱えたまま、リリーはアレッサンドロと再会する。変わらぬ美貌にひどく冷酷な笑みを浮かばせた―― *本書は、ハーレクイン・ロマンスから既に配信されている作品のハーレクイン文庫版となります。 ご購入の際は十分ご注意ください。
  • 買われた花嫁【ハーレクインSP文庫版】
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    レイチェルは18歳のとき、父の借金の形として、マルコムという親子ほど年の離れた腹黒い男に泣く泣く嫁いだ。牢獄のような暮らしが始まって3年がたったある日のこと、マルティネス侯爵と名乗る魅力的な男性が突然訪ねてくる。彼の母と旧知の仲であるマルコムに侯爵邸で静養してもらうため、わざわざポルトガルから迎えにやってきたという。だが、レイチェルが妻だと知った侯爵は、なぜか顔色を変えた。どうしてそんな軽蔑のまなざしで私を見るの?底知れぬ不安を抱え、彼女は病弱の夫につき添って旅立った。 *本書は、ハーレクイン文庫から既に配信されている作品のハーレクインSP文庫版となります。 ご購入の際は十分ご注意ください。
  • 心の花嫁【ハーレクイン文庫版】
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    「いいえ! 先生とベッドを共にしたことなど一度もありません」恩師であるミゲルの離婚調停の証人台に立ったニッキーは、彼との関係を否定しつつも、いまにも胸が張り裂けそうだった。本当にミゲルの恋人だったら、どんなに嬉しかっただろう。いつか彼に抱かれる日を夢見てきたが、妹以上にはなれなかった。ついに離婚は成立し、ミゲルは独りになったものの、つきまとう痛みに耐えきれず、ニッキーは彼のもとを去った。すべてを忘れ、新たな人生を歩むために――ところがある日、突然ミゲルが彼女の前に姿を現した。 *本書は、ハーレクイン・セレクトから既に配信されている作品のハーレクイン文庫版となります。 ご購入の際は十分ご注意ください。
  • 君と出会ってから【ハーレクイン文庫版】
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    住み込みの子守りに応募したところ、ファビアンヌは地味で真面目そうだからという理由で採用された。雇い主は一流企業を率いる、精悍な美男子ヴェレ・トラダイン。亡き弟の妻の子を引き取っており、子守りを探していたのだ。ファビアンヌは胸をときめかせるが、男性といるところを見られ、それ以来、ヴェレに蔑まれるようになった。密かに落ち込むファビアンヌは、やがて気がついてしまう。冷たいヴェレが、死んだ弟の妻にだけはにこやかだ。彼は義理の妹を愛しているのではないかと……。 *本書は、ハーレクイン・セレクトから既に配信されている作品のハーレクイン文庫版となります。 ご購入の際は十分ご注意ください。
  • 夢一夜【ハーレクイン文庫版】
    3.0
    パーティの間じゅう、ナターシャは部屋の隅で微笑んでいた。今日、突然フィアンセから婚約解消を言い渡された彼女には、悲しみにくれる心の置き場がわからないのだ。そんなナターシャを、熱を孕む瞳で見つめるひとりの男がいた。敏腕経営者でプレイボーイと名高い、ジョー・ファラルだ。わけもわからずナターシャが、震えて吐息をのむと、ジョーは彼女の手を優しく取り、そっと外に連れだし――いますぐ消えてなくなりたいナターシャは身をゆだねたのだ。一夜の夢に。その代償に、妊娠してしまうとは思いもせずに。 *本書は、ハーレクイン・セレクトから既に配信されている作品のハーレクイン文庫版となります。 ご購入の際は十分ご注意ください。
  • 愛を知らなかった花嫁【ハーレクイン文庫版】
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    レイチェルは逃げだしたかった。母の野心に押し切られ、もうすぐ老いた権力者との結婚式のベルが鳴らされるのだ。未練がましいとは知りながら、逡巡する彼女の前に現れたのは、魂まで覗きこむような、暗い目をした貴族オーランドだった。「君には勇気が欠けている」と断言されて、その言葉に背中を押されるようにレイチェルは式場から抜けだし、車をひた走らせた。オーランドの屋敷へ、彼のもとへと――月光射す、闇のなかでオーランドは静かに抱き締めてくれたが、やがてレイチェルは、彼が失明しかけているのを知る。 *本書は、ハーレクイン・ロマンスから既に配信されている作品のハーレクイン文庫版となります。 ご購入の際は十分ご注意ください。
  • 地上より永遠へ【ハーレクイン文庫版】
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    出逢ったばかりなのに、どうしてこんなに目が離せないのかしら。アニーは、唇を噛みしめ、こらえきれず胸をかき抱いた。不良少年に絡まれているところを助けてくれたとはいえ、ゲイブという名以外、素性もわからぬ謎の放浪者だというのに。その日以来、彼もまた片時すらアニーから離れようとしないのだ。誰にも打ち明けていないが、アニーは不治の病を患っていた。人知れず命の幕を閉じるつもりでいたが、ある日気づいてしまう。彼は私の魂の片割れだと。人生が終わる間際に出逢うなんて――運命の皮肉さに、胸の奥の、さらに奥深いところで心が痛んだ。 *本書は、ハーレクイン・プレリュードから既に配信されている作品のハーレクイン文庫版となります。 ご購入の際は十分ご注意ください。
  • 結婚の名のもとに【ハーレクインSP文庫版】
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    ブリオニーのボス、社長のカーライルは仕事の鬼だ。ハンサムで魅力的なのに、いつも冷淡で厳しい態度を崩さない。だがある日、愛らしい少女がオフィスにやってきたとき、カーライルの表情がこれまで見たこともない温かいものに一変し、ブリオニーは驚くと同時に彼から目が離せなくなった。少女はカーライルの娘エマで、亡き妻の忘れ形見だった。エマがすぐにブリオニーに懐いたのを見て取ったカーライルは、娘が重病にかかっていることを告げたうえで、こう切り出した。「結婚してほしい。余命僅かなあの子の願いを叶えてやるために」 *本書は、ハーレクイン文庫から既に配信されている作品のハーレクインSP文庫版となります。 ご購入の際は十分ご注意ください。
  • センセイション【ハーレクインSP文庫版】
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    充実したケリーの人生で唯一の問題は、夫ドルーとの関係だ。もともと、ドルーはケリーの父親の会社を手に入れたくて、彼女は両親から自由になりたくて、便宜的に結婚したにすぎない。だから本当は夫に惹かれていても、ケリーは仮面をかぶり続けた。ほかにも女性がいるという彼に心を見せたら、傷つくだけだもの!ここ数年ケリーは、出張の多い実業家である夫の予定を把握し、彼がロンドンに戻るときはわざと旅行に出て、会うのを避けてきた。そんなふたりが、ある日パリで鉢合わせした。なんとドルーは、欲望を隠しもせずケリーに迫ってきて……。 *本書は、ハーレクイン文庫から既に配信されている作品のハーレクインSP文庫版となります。 ご購入の際は十分ご注意ください。
  • 心の傷のいえるまで
    4.0
    両親を飛行機事故で、そのあと娘と夫も交通事故で喪って、埋めることのできない心の空洞を抱える彼女を、シャーリーと愛称で呼ぶ者は少ない。その数少ない友人マットのフラットに、いま、自宅をぼやで焼かれたシャーリーは間借りしている。そこへある日、友人の知己と称する男アーロンが押し入ってきた。蔑みもあらわにシャーリーを眺めるや、マットの妻が来るから、君が愛人であることを隠さなければ、と言うのだ。邪推のひどさに面食らって、誤解をとこうと顔をあげると、彼はにべもなく言い放った。「すぐに僕の恋人のふりをするんだ」
  • 愛の記念日【ハーレクイン文庫版】
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    垢抜けない、太めのホープにまさかの奇跡が起こり、ハンサムなギリシア人投資家アンドレアスと、同棲し始めて2年。交際記念日を指折り数えていたが、友人が心ない言葉を呟いた。プレイボーイの彼にとって、ホープはただの愛人にすぎないと。確かに、アンドレアスは何かにつけて冷淡な態度をとるし、将来を話し合ったこともなければ、家族に紹介されたこともない。落ち込むホープだったが、家族パーティに招待され有頂天になる。その日のうちに、絶頂から奈落に突き落とされるとも知らずに。「君のことは、愛人としか思っていない」と断言されて。 *本書は、ハーレクイン・ロマンスから既に配信されている作品のハーレクイン文庫版となります。 ご購入の際は十分ご注意ください。
  • 甘い屈辱【ハーレクイン文庫版】
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    家の窮状を救うため、ある投資家の要求を聞いてほしい――会社を危機に陥らせた兄の懇願に、カサンドラはうろたえた。投資家ディエゴは、彼女と4夜を過ごすことを条件に、援助を申し出たのだという。カサンドラの胸はかき乱される。カサンドラにとって、美しいディエゴは目の毒でしかない。ずっと好きだったのだ。見るだけで胸が締めつけられるほどに。しかも、非情と噂される彼にかかわれば傷つくことになるだろう。ためらうカサンドラに、純潔を捧げる初夜が来て……彼の唇は、いともたやすく封印していた恋心を揺さぶり起こした。 *本書は、ハーレクイン・ロマンスから既に配信されている作品のハーレクイン文庫版となります。 ご購入の際は十分ご注意ください。
  • 妻の役割【ハーレクイン文庫版】
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    5年前、ステファニーは弟の危機を救うため、富も権力もあわせ持つ大富豪ドミニクと愛のない結婚をした。だが、冷徹な彼は妻を都合のいい愛玩人形として見ているだけ。抱かれたら感じてしまう自分が許せず、いまは夫と別居している彼女のもとに、ある日、ドミニクから電話がかかってきた。“きみが条件さえのめば、正式に離婚してもいい”というのだ。応じたステファニーは、仲睦まじい夫婦を演じることになるが、夫と出かけた場で、若い娘がドミニクに恋していると気づき、頬をこわばらせてしまう。彼との間に愛などないはずなのに……。 *本書は、ハーレクイン・クラシックスから既に配信されている作品のハーレクイン文庫版となります。 ご購入の際は十分ご注意ください。
  • 鏡の中の迷宮【ハーレクインSP文庫版】
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    天涯孤独のクリスティは亡き養父母の思い出をたどるため、二人がハネムーンを過ごしたパリの高級ホテルを訪れた。自分が他の客に比べて見劣りする服装をしているのは確かだが、それにしても従業員たちが彼女を見てうろたえる様子は不可解だ。見回すと、貴族のような品と男らしさが漂う男性に目が留まる。気づけば、まるで彼を知っているかのように強烈に惹きつけられ、そばの女性に嫉妬すら覚える不思議な感覚にとらわれていた。すると突然、彼が振り返って怒りも露わにクリスティを凝視した。初めて会う人なのに、いったいなぜ私をそんな目で見るの? *本書は、ハーレクイン文庫から既に配信されている作品のハーレクインSP文庫版となります。 ご購入の際は十分ご注意ください。
  • いわれなき罰【ハーレクイン文庫版】
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    ナターシャは幸せの絶頂から奈落の底に突き落とされた。結婚式を控えたある日、婚約者の浮気現場にでくわしたのだ。しかもあろうことか、相手は自分の妹……。パニックに陥って、その場を逃げだした彼女を追ってきたのは、ギリシア人大富豪レオ・クリスタキス――婚約者の義兄だった。ところがレオは、ナターシャに同情したわけではなかった。義弟と共謀して金を横領した娼婦だとののしったあげく、うろたえる彼女を驚愕させるようなことを言いだした。全額返済するまで、愛人として君を拘束する――と。 *本書は、ハーレクイン・ロマンスから既に配信されている作品のハーレクイン文庫版となります。 ご購入の際は十分ご注意ください。
  • 眠れない夜【ハーレクイン文庫版】
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    あの夜、エレノアが婚約しないでほしいと頼めば、すべては変わっていただろうか。葉のそよぎが聞こえる川辺で、16歳のエレノアは、憧れの御曹司キーガンに身をまかせた。だが翌朝、彼は別の女性を選び、エレノアは彼から逃げたのだ。わたしでは相手にふさわしくないと、必死に言い聞かせて。久しぶりに帰郷した夜、夕食会にキーガンが招かれていた。暗い熱を孕む瞳でエレノアを見つめてくる。あの夜と同じ瞳で。「エリー」とささやく、キーガンのかすれた声が聞こえた。あれほど傷ついたのに。また彼に惹かれていく自分が――怖い。 *本書は、ハーレクイン・セレクトから既に配信されている作品のハーレクイン文庫版となります。 ご購入の際は十分ご注意ください。
  • ばら咲く季節に【ハーレクイン文庫版】
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    牧師の娘フローレンスは、病みあがりの母を世話するため、少し前に病院をやめた。ところが家計はたちまち逼迫し、いまは高名な外科医フィッツギボンのもとで働いている。そっけなくて、仕事の話以外しようとしないけれど、堅物の彼のことが、フローレンスは気になって仕方がない。結婚を前提に交際している女性がいるという噂まであるのに――なるべくよそよそしくしていたら、ある日、食事に誘われる。はい、先生……と、高鳴る胸を押さえて言うと、彼の口から、「先生と呼ぶのをやめてくれないか」と笑いがこぼれた。 *本書は、ハーレクイン・セレクトから既に配信されている作品のハーレクイン文庫版となります。 ご購入の際は十分ご注意ください。
  • 帰らぬ夢は美しすぎて
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    「僕たちの問題を解決する時がきた」サファイアの隠れ家をつきとめた、ドレイクが乗り込んできた。一日たりとて忘れたことのなかった夫の顔を、じっと見つめる。甘いマスクの富豪ドレイクは優しくて、まさに理想の男性だった。しかし、やがて仕事に忙殺される夫との喧嘩が絶えなくなり――彼が別の女性とバカンスに出かけたと知った朝、家を出たのだ。それから妊娠に気づいて、流産し、絶望に打ちひしがれた。いまさらどうなるというの? ほんの束の間たしかに幸せだった。でも、あれはただの夢。もう二度と帰らない、美しい夢……。
  • かりそめのパートナー【ハーレクイン文庫版】
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    アンバーは女学生のように野暮ったい自分が大嫌いだった。ある日、友人スピロのパーティで、怜悧な美貌の彼のおじ、ギリシア人富豪のルーカスと出逢い、生まれて初めて恋に落ちる。彼の目を引くために洗練された女性を装い、愛人関係を結ぶが、やがて美しすぎるという理由でアンバーは捨てられるのだった。アンバーにとって、彼は唯一無二の男性だったのに――数年後、アンバーのもとに再びルーカスが現れる。驚いたことに、死んだスピロが彼女に遺産を譲ったというのだ。富を分散させないための結婚を強要されて、アンバーは絶望する。 *本書は、ハーレクイン・ロマンスから既に配信されている作品のハーレクイン文庫版となります。 ご購入の際は十分ご注意ください。
  • 改心したプレイボーイ【ハーレクインSP文庫版】
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    安心してください、妊娠は間違いでした――結婚式当日、そうつづった置き手紙を残し、ロウリは涙をこらえて花婿アダムの前から姿を消した。本当は、愛するアダムの子供は確かにおなかの中にいる。だが妊娠を告げたときから、彼は“罠にはめた”とロウリを責め、日ごと冷淡になるばかり。もはや一緒にはいられなかったのだ。あれから2年が経ち、ロウリは幼い娘を一人で育てていた。つましくも幸せで穏やかな日々が、ずっと続くはずだった……ある日の買い物帰り、アダムが突然、目の前に現れるまで。 *本書は、ハーレクイン文庫から既に配信されている作品のハーレクインSP文庫版となります。 ご購入の際は十分ご注意ください。
  • 復讐は炎のごとく【ハーレクインSP文庫版】
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    受話器から冷たく傲慢そうな夫の声が聞こえてきたとたん、キャサリンは後悔した。なぜ電話してしまったのかしら?夫のビートと別居して3年になるが、二人のあいだに、いまだ愛憎の炎が熱く燃えさかっている事実に彼女は愕然とした。富と容貌に恵まれたビートの周囲には常に女性の影がつきまとい、キャサリンはさんざん苦しめられた。でも、彼は息子の父親だ。息子のことで相談できるのはビートしかいないのだ。結局二人の話し合いは決裂し、キャサリンは失望するが、翌朝、彼女の家の前に興奮冷めやらぬ様子のビートが現れて……。 *本書は、ハーレクイン文庫から既に配信されている作品のハーレクインSP文庫版となります。 ご購入の際は十分ご注意ください。
  • 心の鍵をはずしたら
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    悪い予感とともに、オフィスに駆け込んだ秘書のアビゲイルに、社長のロスは冷たい口調で遅刻の理由を問いつめた。ほかの女性なら彼の前で、恥ずかしそうにうつむくかもしれない。でもアビゲイルは、ハンサムで危険な男性はもうこりごりなのだ。ロスだって私を、おとなしい鼠としか思っていないし、心のなかに何かを抱えているだなんて夢にも思っていない。婚約者と夜更かししたと言いよどむと、苦々しげな目で、「君は彼を愛していない」と断言され、心を見透かされてしまう。そして、その日を境にロスは私生活にまで干渉し始めた。
  • シンデレラの憂鬱【ハーレクイン文庫版】
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    わずか1週間で、大企業の御曹司リーと電撃結婚したシャロン。夢見心地の結婚式の直後、シャロンは残酷な事実を知らされる。身寄りのないシャロンなら面倒がないと、リーが妥協したのだと。式場で流れていた心ない噂――それは手酷い裏切りだった。彼のプレイボーイぶりを見かねた父親から、すぐ結婚しなければ、会社の後継者にしないと最後通牒をつきつけられたというのだ。凍りついたシャロンは、ハネムーン先のスイスでの新婚初夜に、リーを拒み、知らぬ間に悲鳴のような声をあげていた。「あなたは、お金のために私と結婚したのよ」 *本書は、ハーレクイン・セレクトから既に配信されている作品のハーレクイン文庫版となります。 ご購入の際は十分ご注意ください。
  • 狂おしき復讐【ハーレクイン文庫版】
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    アンジーの美しい妹が、半年前にギリシアで亡くなった。大富豪ニコスの屋敷のバルコニーから転落死したのだ。そのニコスが、いまアンジーを前にし、悔やみの言葉すらなく、妹が盗んだという、遺品の宝石を返すように迫っている。妹を弄び死に追いやったのに、罪の意識の欠片もないらしい――罰を与えたくて、彼女は色気のない自分との結婚を条件にした。しかも、ほかの女性との関係を禁じる屈辱的な契約書付きで。ところが、プレイボーイの彼はためらいもなく承諾したうえに、「僕の所有物になるんだ」と、アンジーの体を舐めるように見た。 *本書は、ハーレクイン・ロマンスから既に配信されている作品のハーレクイン文庫版となります。 ご購入の際は十分ご注意ください。
  • ぼくの白雪姫【ハーレクイン文庫版】
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    「あなたのお兄さんって、どうして結婚しないのかしら」17歳のルイーズは、由緒ある美しい屋敷に帰ってきたばかり。パーティで、親友にそう問われても、彼女の心はうつろだった。ルイーズにはショックなことがあったのだ。いつものように、駅に迎えに来た義兄のダニエルが、今日は恋人を連れていた。血の繋がりのない、35歳の義兄をひとすじに慕い続けてきたのに。彼の“特別”にはなれない――思い知った彼女は距離を置こうと、パーティに親友と、自分に気のあるその兄を招待した。しかし、ダニエルはルイーズにほかの男性と踊らせようとしなかった……。 *本書は、ハーレクイン・クラシックスから既に配信されている作品のハーレクイン文庫版となります。 ご購入の際は十分ご注意ください。
  • 特別扱い
    3.0
    スザンナは、自分の運が悪いのは、彼女に似合わない、人目を引くこの栗色の髪のせいではないかと疑い始めていた。両親を早くに亡くし、厳格な大伯母に育てられたせいで、時代遅れの貞操観念を植えつけられたのに、軽く見られがちだ。騙されて以来、恋に臆病になり、男性経験もまだなのに……。ある日、スザンナの前に、鼻持ちならない上司が現れる。冷たいグレイの瞳をしたやり手の上司ハザードは、新任式で彼女を見るなり小ばかにし、あからさまに嘲笑してきたのだ。遊び好きと決めつけられて、スザンナの頬に朱が散った。
  • いにしえの呼び声【ハーレクイン文庫版】
    -
    度重なる、奇妙な明晰夢にソノラは悩まされていた。青く沈む薄闇の孤独のなか、揺らぐ影の“瞳”を感じる幻覚だ。ソノラは生まれてすぐに孤児院の前に捨てられた子だった。いつの日か母親が迎えに来てくれると信じたこともあったが――思わず、自嘲めいた笑みがこぼれる。その後の人生を思い出して。ある出来事に巻き込まれ、命を狙われ始めたソノラは、身を隠そうと逃げ惑うなか、導かれるようにその町へ辿り着く。夕闇に浮かんだ男性と瞳があった刹那、ソノラはよろめいた。見紛うはずもない、幻覚で見続けた“瞳”だったから。 ■ソノラ・ジョーダン…………………麻薬取締局捜査官。フランクリン・ブルーキャット……ソノラの父親。ジェラルド・ミントン………………ソノラの上司。バディ・アレン………………………ソノラの元ボーイフレンド。アダム・トゥーイーグルズ…………カイオワ族のヒーラー。ミゲル・ガルシア……………………麻薬ディーラー。エミリオ・ロハス……………………ミゲルの父親の旧友。 *本書は、シルエット・ラブストリームから既に配信されている作品のハーレクイン文庫版となります。 ご購入の際は十分ご注意ください。
  • 背徳の花嫁【ハーレクインSP文庫版】
    3.0
    「きみは自分が何をしたのか、わかっているんだろうな!」激昂したヘラクリオンに体を揺さぶられながら、花嫁の長いベールを脱いだフェニーは罪悪感に苛まれていた。神の前で結婚の誓いを立てた相手が美しい婚約者ペネラではなく、地味でさえないその従妹だったとわかれば、激怒して当然だ。でも、奔放なペネラは恋人とアメリカへ逃げてしまった。そして私は、ひそかにヘラクリオンを愛していたのだ……。フェニーはエーゲ海の島に立つ白亜の豪邸に迎え入れられた。男の子をひとり産み、その子を置いて去れという条件のもとに。 *本書は、ハーレクイン文庫から既に配信されている作品のハーレクインSP文庫版となります。 ご購入の際は十分ご注意ください。
  • 秘めた愛【ハーレクインSP文庫版】
    -
    小学校教師のレベッカは夏の2カ月間だけという約束で、海外赴任中の従兄ロリーの双子を世話することになった――8年前まで毎年夏を過ごした、あの懐かしいエイスガース邸で。当時、レベッカはロリーの兄フレーザーにひそかに恋していた。だがあるとき、新婚だったロリーに愛人のふりをさせられ、その結果フレーザーから軽蔑されて邸に行けなくなったのだ!今、フレーザーはアメリカに長期出張中で留守だという。彼に会わずにすむなら、としぶしぶ邸へ向かった彼女だったが、突然帰国したフレーザーが再び蔑みの視線を投げてきて……。 *本書は、ハーレクイン文庫から既に配信されている作品のハーレクインSP文庫版となります。 ご購入の際は十分ご注意ください。
  • 思い出の海辺【ハーレクイン文庫版】
    -
    一緒に住んでいた兄が結婚するのをきっかけに、看護師クリスティーナは生活の場をオランダに移そうと決めた。兄の美しい婚約者に邪魔者扱いされて悩んでいたときに、ちょうど仕事を紹介してくれる人がいたのだ。希望に満ちてオランダへやってきたものの、現実はそう甘くない。何よりも、怜悧な美貌の院長ドゥアートが平然と、クリスティーナを無視するばかりか、批判的な態度すらとる。「君は美人でもないのに、ずいぶん自分に自信があるんだな」着任するや浴びせられた言葉に、彼女は頬をこわばらせた。 *本書は、ハーレクイン・イマージュから既に配信されている作品のハーレクイン文庫版となります。 ご購入の際は十分ご注意ください。
  • 暗闇のエンジェル
    -
    ウエディング・ドレスの仮縫いの最中、ふいに玄関のベルが鳴る。脳腫瘍の手術を終え、結婚を間近に控えたヘレンが扉を開けると、そこには婚約者の兄、精悍な印象のアレグザンダーが佇んでいた。目が合って、視線が絡む。思わず吸い込まれそうな気がした。「ヘレン。ようやく見つけた、僕のエンジェル」なぜ懐かしそうに見つめるの? 会うのは今日が初めてなのに。からかわれているのだろうとヘレンは思っていたが、やがて、鋭い痛みが頭の芯を走り抜け、予期せぬ怯えが走った。手術で失ったのかもしれない、記憶の奥に潜む、愛の予感に――
  • 華麗なる誘惑【ハーレクイン文庫版】
    -
    リビーは、男女の愛に嫌悪感を抱いていた。両親が諍いばかりで、父親は酔うと暴力を振るううえに、愛人を次から次へと作るような男だったから……。それなのに騙されて、妻のいる人に惹かれてしまったことが、いまでも口惜しい。だから二度と人を愛さないと決めたのだ――ハンサムなギリシア人富豪アンドリアスと出逢うまでは。どんなに拒絶しても、彼の強引なアプローチに揺れる自分がいる。ある日、熱い腕に背後から抱きすくめられ、うろたえたリビーは罪悪感に耐えられず、彼を突き飛ばし、小走りに逃げだした。 *本書は、ハーレクイン・セレクトから既に配信されている作品のハーレクイン文庫版となります。 ご購入の際は十分ご注意ください。
  • 愛だけが見えなくて【ハーレクイン文庫版】
    -
    妊娠したことに気づいてアレクサンドラは愕然とした。 ギリシア人大富豪ディミトリに、確かにヴァージンを捧げたが、いったいどうして? なによりも彼に知らせなくては。ところがディミトリからは、いきなり別れを切り出される。しかも、ほかの女性と結婚するのだという。「妊娠したの。あなたの子よ……」わななく唇で告げるアレクサンドラに、冷ややかな一瞥をくれ、彼は、お腹の子供が僕の子であるはずがない、きみはほかの男と寝ていたのだろう、と決めつけた。 *本書は、ハーレクイン・ロマンスから既に配信されている作品のハーレクイン文庫版となります。 ご購入の際は十分ご注意ください。
  • 胸に秘めた愛
    4.0
    シオーナは不安げな面持ちで、義兄ジェイクの前に座った。16歳のときに母が再婚してから、憧れ続けた義兄だったが、その蜜月は、もう一人の義兄の死で終わってしまった。弟を誘惑し、シオーナが破滅へ導いたと信じ込んだジェイクに、誤解と嘘でねじ曲げられた真実は、決して届かない――蔑みに歪んだ瞳で、苦々しげにジェイクは切り出した。「誘惑する小悪魔め。だが、それも終わりだ。僕は結婚する」とりつく島もない突然の縁談に、シオーナは一瞬息をのみ……捨てきれないジェイクへの想いが砕け散るのをただ感じていた。
  • 楽園で、永遠に
    -
    恋に破れ、傷心を癒やすため、ロビンはこの地に降り立っていた。空港を出た彼女は、ある老婦人の命を危ういところで助ける。すると、人に触れると未来が見えるという婦人が予言したのだ。「大きな悲しみがやってくる……でもそれは運命の相手のため」“相手”とは誰なのかをロビンが問うと、婦人はこう答えた。「もちろん、あなたの後ろにいる人よ」はっと振り返ると、そこに場違いなほど美しい男性を見出して、思わず見惚れた。かけがえのない存在になるのに、彼の、不治の病の弟との結婚を受け入れざるをえなくなるとも知らずに。
  • 愛した記憶
    3.0
    イギリス北部の美しい湖のほとりに立つ、優雅な屋敷。苦い思い出だけが残るかつての住まいに戻ってきたことをレイチェルは激しく後悔していた――いくら葬儀のためとはいえ。10年前、レイチェルはある出来事を機に、心から愛した富豪の夫マシューと別の人生を歩むことにした。その後、マシューはレイチェルのいとこ、バーバラを後妻に迎え、今、そのバーバラが病でこの世を去ったのだ。親戚らしく彼に悔やみを告げたら、すぐにロンドンへ帰ろう……封印した悲しみが、ふたたび胸にあふれだす前に。
  • 過去の呼び声
    2.0
    パーディーは精悍な社長ジェアードを密かに愛していた。しかし、ジェアードはいつもふしだらな女だと嘲笑う。パーディーを、彼の甥を誘惑していると誤解しているからだ。渡された手切れ金をもらった過去はたしかにあった。でもそれは、パーディーにとってどうしても必要だったのだ。失明するかもしれない弟の治療費のために、どうしても……。ある夜、拒みきれずに、ジェアードに純潔を奪われてしまう。パーディーが身を起こすと、彼は苦悶に顔を歪めてつぶやいた。「初めてだったのに、どうして黙っていた」
  • 甘美な賭け【ハーレクイン文庫版】
    -
    ヴェリティは、新たに転任してきた医師を見てわが目を疑った。ベネディクト──夢中だった恋人。手酷い裏切りを知るまでは。ある日、なんの理由もなく彼は忽然と姿をかき消したのだ。そのあと、妊娠に気づいたヴェリティはたった一人で産み、心にあいた空洞を埋めるため、娘だけをよすがに生きてきた――弄ばれて、捨てられたのに。やりきれない傷が疼くのに。それでも彼を前にすると、全身のほてりを抑えられない。しかも、彼が放った言葉の刃が、ヴェリティの胸を裂いた。「君の名は?」 *本書は、ハーレクイン・ロマンスから既に配信されている作品のハーレクイン文庫版となります。 ご購入の際は十分ご注意ください。
  • 復讐は恋の始まり【ハーレクイン文庫版】
    -
    部屋の片隅で、リジーは客たちの陰湿な陰口を聞いていた。私が恋人を死なせたというでたらめを、彼らは信じているのだ。そんな彼女を遠くから、熱く見つめるひとりの男性がいる。男の色香を滲ませる、ギリシアの大物実業家、セバステンだ。乞われるままにダンスを踊り、唇を甘く貪られると、孤独に耐えかねていたリジーは、彼の屋敷への誘いを受けた。しかし翌朝、あまりに無情な事実を知らされて、唇まで青ざめた。生まれて初めてベッドを共にしたのは、死んだあの人の兄だった。近づいたのは彼女を身ごもらせて、ぼろ屑のように捨てるため―― *本書は、ハーレクイン・ロマンスから既に配信されている作品のハーレクイン文庫版となります。 ご購入の際は十分ご注意ください。
  • 熱砂に燃えて【ハーレクイン文庫版】
    -
    兄が拉致されたという知らせを受けたクリスティは、いま、とある国の権力者との面会にうち震えていた。シーク・シャリフ・ビン・ユセフ・アル=サエド。世界を股にかけた実業家として、その名を知られる大富豪だ。だがクリスティには、彼の取り澄ました美しい仮面の下に、冷酷非情な顔が潜んでいるように思えてならない。事実、クリスティの必死の懇願さえ、鼻であしらい、自分の愛人になるなら考えようと、こともなげに言い放ったのだ。クリスティの美しい髪や肢体を無遠慮に品定めしながら。 *本書は、ハーレクイン・クラシックスから既に配信されている作品のハーレクイン文庫版となります。 ご購入の際は十分ご注意ください。
  • 幾度も愛をささやいて
    -
    結婚式の夜、二十歳の花嫁ルーシーは年上の夫に宣言した。“結婚しても絶対にベッドは共にしない”と。愛し合っての結果ではなかった。選択の余地などなかった。父親の死後、莫大な借金があるとわかり、投資の条件として、幼なじみの大富豪ジャスティンに結婚を申し込まれたのだ。それにルーシーは傷ついてもいるのだ。そのむかし、ジャスティンには、叶わなかった恋人がいたと知った日から。ほかに好きな人がいるのに、どうして幾度も愛をささやくの?誰よりも甘やかしてくれるジャスティン。心から慕っていたのに。
  • 愛すれど君は遠く【ハーレクイン文庫版】
    -
    サラは、生死の境をさまよっていた。数時間前までは雪に覆われた厳寒の道をひた走っていたはずだ。孤高の男性、マッケンジー・ホークに会うために。行方不明になった兄を救えるのは彼しかいないと……。やがてサラは、ぼんやりと意識を取り戻した。瞼を開けると、燃えさかる暖炉の前に逞しい男性の影が見えた。人を拒絶したような寡黙な背中に、思わず胸が締めつけられる。ひどく傷つけられて、何も感じなくなった虚ろな瞳――彼は振り返るや、とりつく島もなくサラに告げた。帰ってくれと。 *本書は、シルエット・ラブストリームから既に配信されている作品のハーレクイン文庫版となります。 ご購入の際は十分ご注意ください。
  • 彼が結婚する理由【ハーレクインSP文庫版】
    -
    「君に会いたいんだ、テス」ニックからの意味深な電話に、テスは心底動揺した。プレイボーイで実業家のニックとはかつて一度だけ、情熱が燃えさかるような夜をわかちあった。だがその後、やはり仕事だけの関係でいようと突き放されたのだ。それが、どうして今ごろになって?いぶかるテスの脳裏に、ある恐ろしい疑念が浮かんだ。まさかニックは知ってしまったのだろうか――私が彼に知らせぬまま、ひそかに子供を産んだことを。 *本書は、ハーレクイン・ロマンスから既に配信されている作品のハーレクインSP文庫版となります。 ご購入の際は十分ご注意ください。
  • 幻のシャトオ
    -
    フランスのオーヴェルニュ地方に立つ古城──その城主ブレーズの妻となった若きアンドレアは怯えていた。彼女は従妹が安易に交わした便宜結婚の約束を取り消すため、イギリスからたったひとりでこの城へやってきた。ところがブレーズから執拗に責め立てられて、結局、彼女が身代わりの花嫁になるしかなくなったのだ。私欲のために見知らぬ女性を妻にするなんて、残酷すぎるわ!彼を憎もうとしたアンドレアだったが、美しくも顔に傷をもつブレーズの、閉ざされた心を知り……。
  • 星降るカンパニア【ハーレクイン文庫版】
    -
    大金をすってしまった妹のために、ジュリアが駆けつけると、待ち受けていたのは、今やカジノの経営者となったロームだった。冷たい美貌の彼は、鋭く告げた。借金の形にぼくと寝るんだ、と。ロームは、ジュリアたちが裕福だったころの使用人の息子だ。かつて、幼いジュリアがロームに苛められて泣き出したとき、祖母は理不尽にも、取りすがるロームの母親ともども解雇した。それに対する負い目は、いまも影としてジュリアの心に残る。だから罪を一身に背負い、彼に純潔を差し出したのだ。一夜の関係で、子を身ごもってしまうとは思いもせずに。 *本書は、ハーレクイン・リバイバルから既に配信されている作品のハーレクイン文庫版となります。 ご購入の際は十分ご注意ください。
  • 子供じゃないのに【ハーレクイン文庫版】
    -
    両親を事故で亡くし、バレンジャー家に引き取られたアビー。年頃になって、後見人のカルフーンに恋心を抱くようになった。一回り年上のカルフーンは、端整なハンサムのプレイボーイで、次々と美人と付き合うのに、なぜか誰とも長続きしない。アビーの気持ちを「君は子供すぎる」と拒絶しながら、そのくせ父親づらして、ほかの男性との交際の邪魔もする。私だって、もうすぐ21歳よ。子供じゃない――一人前の大人の女性だと証明するために、アビーはひとりで、男性のストリップショーを見に行くことにするが……。 *本書は、ハーレクインSP文庫から既に配信されている作品のハーレクイン文庫版となります。 ご購入の際は十分ご注意ください。
  • めぐり逢い
    5.0
    17歳のカレンは、プレイボーイの御曹司アレクシスに片恋をした。その恋は、人生を危うく狂わせるところで、何年もの間、彼への関心が亡霊のようにつきまとい、カレンを苦しめていた。だが、いまのカレンは仕事に打ち込み、優しい婚約者もいる。恋愛感情こそないが、このままいけば彼と結婚するだろう……。だがある雪の夜、カレンの安寧は突如として終わりを告げる。倦怠の暮らしから、スキー場へ逃れてきたアレクシスに、カレンはめぐり逢ってしまったのだ。瞬く間に過去の痛みが蘇り、これっぽっちも覚えてくれていないのに、彼から目が離せない。
  • よみがえる愛【ハーレクイン文庫版】
    -
    夫を亡くしたオーリエルは、13年ぶりの故郷へ帰ってきていた。懐かしいチャーントリ屋敷。そこには愛した人がいる。デヴィル――悪魔と呼ばれ、一族から虐げられた伯父の非嫡出子。13年前、愛し合うふたりをある悲劇が引き裂いた。従妹の悲鳴、父の怒号、信じていたのに出てきた、裏切りの証拠。そのせいで、17歳の彼女は、老富豪の幼妻となったのだ――そこへ一頭の黒馬が駆けてくる。黒髪の騎手は馬をとめると、今ごろ何をしに戻ってきたのだと言いたげに見おろした。私が悪いとでもいうの? 腹黒い残酷な私のデヴィル……。 *本書は、ハーレクイン・セレクトから既に配信されている作品のハーレクイン文庫版となります。 ご購入の際は十分ご注意ください。
  • セカンド・ラブ
    -
    29歳にもなって、男を知らないなんてどうかしてる――10年も一途に慕った上司にそう侮辱され、セイラは会社を辞めた。傷心のまま故郷へ戻ったセイラだったが、やがて知り合った隣人、屈強なスチュアートとの時間に癒やされるようになる。だが、自分に劣等感を抱いているセイラは、素直になれず、彼の逞しさに惹かれる気持ちを抑え込んでしまう。未経験だと知られて、また軽蔑され、嫌われるのが怖いのだ。それなのに、心の迷いを打ち明けられないまま、思わず危うい情動に身をまかせそうになって……。
  • 罪深き天使【ハーレクインSP文庫版】
    -
    意地が悪く身勝手な母親に虐げられ、人の優しさを知らず怯えながら生きてきたトレイシー。ある日彼女は騒動に巻き込まれ、近くの大牧場を経営するタイの車を壊してしまい、償いとして牧場に住み込んで働くことになった。タイはたくましくて常に自信に満ちあふれていて、自分とは正反対の彼に、しだいにトレイシーは心惹かれていく。だが一方のタイはトレイシーのことを、母親と同じ、狡猾で節操のない女だと思い込んでいて……。 *本書は、ハーレクイン文庫から既に配信されている作品のハーレクインSP文庫版となります。 ご購入の際は十分ご注意ください。
  • 危険な結婚【ハーレクインSP文庫版】
    -
    アナにとって裕福なエリート銀行家リュークとの結婚生活は、まさに幸せそのものだった──夫の元愛人の影が射すまでは。不安が募り、耐えきれなくなったアナは逃げるように家を出た。数日間は平穏に過ぎたものの、9日目になって突然、いつも以上に尊大な態度のリュークがアナの目前に現れて告げた。「僕の妻には家に戻ってもらう。僕のベッドに」驚いたことに、夫はアナが妊娠していることを知っており、さらに彼女の父親が会社で不正を働いた事実まで調べあげていた。なんて卑劣なの! 妻を脅迫して思いどおりにしようだなんて。 *本書は、ハーレクイン文庫から既に配信されている作品のハーレクインSP文庫版となります。 ご購入の際は十分ご注意ください。
  • 昨日にさよなら【ハーレクイン文庫版】
    -
    マリーサは幼い息子を連れて散歩に出かけていた。その途中、わずかな隙に息子が乳母車ごと消え失せてしまう。大富豪ガブリエルに見初められての身分違いの結婚だったが、所有欲の強い夫に耐えられず、逃げだしたあとに妊娠が発覚。一人で子供を産み育てていた矢先の出来事だった。だからどんなに問いただされようと、夫の名を言うつもりはない。ところが事件が報道されたために、彼に見つかってしまったのだ。また戻る、籠の鳥の人生へ――絶望するマリーサの視界に、近寄りがたいほど端整な美貌の夫の姿が、近づいてきて……。 *本書は、ハーレクイン・セレクトから既に配信されている作品のハーレクイン文庫版となります。 ご購入の際は十分ご注意ください。
  • 脅迫
    -
    サマーは凍りついた。あれはチェイス・ロリマーではないか。二人の出会いは、5年前の夏の日までさかのぼる。恋人の浮気現場を目撃し、心が傷つけられたサマーに、チェイスは大人の魅力を漂わせ、近づいてきたのだ。若く未熟なサマーはわけもわからず、彼の掌中で弄ばれ――ひどい男性不信に陥った彼女は、そのせいで未だ純潔だった。望まぬ再会を果たしたサマーを見つめ、彼は冷笑して告げた。「僕と結婚するんだ。さもなければ例の写真を……」なぜいまごろになって? 思い出したくもない古傷がまた疼く。
  • すれ違いの恋
    -
    2年前の出逢いで、ヘレンは大富豪カルロの虜になった。魅力があるぶん、何かがあるだろうとはわかっていたが、惹かれる心をとめられなかった。彼の素性を知るまでは。カルロはかつて、婚約者をヘレンの父親に奪われていたのだ。自分が仇の娘だと知っては、この恋を諦めるしかなかった。その父と継母も今は亡く、そんなときにヘレンの前に現れる――暗く熱を孕む目をしたカルロが。そして吐き捨てるように言った。「君の父親に奪われたものを、君から僕は奪う」カルロの復讐――それは結婚し、ヘレンを妊娠させること……。
  • 愛と誇り【ハーレクインSP文庫版】
    1.0
    今は亡き夫の不義の子テリーを育てているキャロルは、子供の将来のために亡夫の実家を訪ねる決心をする。たどり着いたのは、イタリアの美しい小島に立つ壮麗な屋敷。夫の兄である男爵、ルドルフがそこに住んでいる。彼を見たとたん、キャロルは衝撃を受ける。貴族の血を引き、彫刻のような美貌を持ちながらも、その横顔には人を寄せつけない傷跡がほの見えていたのだ。キャロルはなんとか彼から滞在の許可を得たものの、引き替えに提示されたのは、彼との形だけの結婚だった! *本書は、ハーレクイン文庫から既に配信されている作品のハーレクインSP文庫版となります。 ご購入の際は十分ご注意ください。
  • クリスマスの受難
    -
    キャシーはついに辞表を提出した。最愛の人、ドミニクに。この5年、キャシーは社長であるドミニクの個人秘書として、休暇も取らず献身的に尽くしてきた。だが仕事一筋で冷淡な彼は、当然キャシーになど目もくれない。行き場のない苦しい片思いをあきらめるため、キャシーはクリスマスを姉の家で静かに過ごすことにしたのだ。突然のキャシーの行動に怒りをあらわにしたドミニクだったが、一転して意外な申し出をしてきた──車で送り届けてくれると。今日はクリスマスイブ。いったいドミニクは何を企んでいるの?
  • せつない秋【ハーレクイン文庫版】
    -
    婚約者にほかに女性がいると知って、サファーは病院を辞め、専属看護師として、ある老男爵夫人の屋敷に勤めることにした。ところが男爵家の嫡子、ロルフ・ファン・ドイレンの存在が、すべてを忘れたい、傷ついたサファーの心を波立たせる。冷たい態度で接する一方で、サファーを見つめる目が熱い。真意がつかめないサファーは、その奇妙な誘惑に戸惑いつつも、秀麗な貴公子ぶりの美貌の彼から、磁石のように目が離せない。ある日、ロルフに思わせぶりな言葉を囁かれ、動揺した。「僕には好きな人がいるが、その人には恋人がいる」と―― *本書は、ハーレクイン・セレクトから既に配信されている作品のハーレクイン文庫版となります。 ご購入の際は十分ご注意ください。
  • 愛は繰り返す
    -
    彼女を弄んで捨てたはずのリードが、なぜここに――?まだ16歳だったヘレンは、20も年上の男性と恋に落ち、たった一夜の過ちで妊娠した。だが、彼は忽然と姿を消し……、遊ばれたと遂に悟らざるを得ず、ヘレンは娘を独りで産んだのだ。未だ心の傷が癒えないヘレンは、一人の若い男性と知り合い、ある日、バミューダにあるという彼の実家へ招待を受ける。広大な邸宅に驚くヘレンは、金融界の大物の父親を紹介されると、声にならぬ悲鳴をあげた。それはあの、リードだった。忘れもしない。しかし、リードはヘレンを覚えていなかった。
  • 男と女の神話
    -
    嵐にあい、船が沈没して、ローズだけがその島に流れ着いた。全裸で苦しむ金髪の美少女ローズを生け贄のように抱えて、島民たちは、白人の大富豪ジャイルズが住む屋敷へと運んだ。献身的な看病の果てに、ローズはなんとか息を吹き返す。ところが目覚めたとき、とっさに記憶喪失のふりをした彼女に、ジャイルズが言い放ったのだ。「君は僕の妻だ」と。さらには彼の娘までが「ママ」と呼び、抱きついてくる。とある事情から、素性を明かすわけにはいかないローズは、食い入るように、底知れない大富豪の瞳の奥を見つめていた……。
  • 十代のころ【ハーレクインSP文庫版】
    -
    親族の苦境を聞きつけてマギーは10年ぶりに故郷に帰った。懐かしい我が家を前に、封印したはずの苦い記憶が甦ってくる。両親を早くに亡くして内にこもりがちだった少女時代、やさしく見守ってくれた義理のいとこのマーカス……。マギーは彼に夢中になり、愚かにも愛されていると信じた。だが、彼の突然の婚約発表によって淡い恋心は打ち砕かれ、彼女は傷心のあまり、取り返しのつかない嘘をついてしまった。「出ていけ!」そう叫んだマーカスの怒声は今も耳に残っている。いまだに疼く傷跡を胸に、マギーは勇気を出して家の扉を開けた。 *本書は、ハーレクイン文庫から既に配信されている作品のハーレクインSP文庫版となります。 ご購入の際は十分ご注意ください。
  • 愛の残照【ハーレクインSP文庫版】
    -
    長く病を患ったせいで、養育資格を問われたキャリーは、最愛の一人息子を福祉事務所に取られてしまう。途方に暮れるキャリーの脳裏に浮かんだのは、ドミニク・サベジ。8年前、当時19歳だったキャリーが心から愛した人だ。とはいえ、ドミニクにとっては二人の関係は遊びでしかなく、泣きながら彼のもとを去って以来、一度も会っていない。富と権力を持つあの人なら、この窮地を救ってくれるかも……。藁にもすがる思いで、キャリーはドミニクのもとへ向かった。彼が息子の父親であるという秘密を、胸に抱えて。 *本書は、ハーレクイン文庫から既に配信されている作品のハーレクインSP文庫版となります。 ご購入の際は十分ご注意ください。
  • シンデレラの階段【ハーレクイン文庫版】
    -
    里親の理不尽な暴力に耐えられず、家を飛び出した孤児のジョー。そんな彼女はある日、水辺で、美貌の男性パトリックと出逢う。生まれて初めて優しくされて、ジョーは心惹かれるが、彼女には知られたくない秘密があり、逃げてしまうのだった。ジョーはこの近くの古城で雇われていた。だが主人が女嫌いで少年のふりをしているのだ。幸い、目の悪い家政婦がいるだけで、主人が戻ることはまずないが、女と知れたら首になってしまう。ところが、城に帰ると、城主バーンズが帰還していた。しかもそれは、さきほど水辺で会ったパトリックだった。 *本書は、ハーレクイン・イマージュから既に配信されている作品のハーレクイン文庫版となります。 ご購入の際は十分ご注意ください。
  • 魅せられた都【ハーレクイン文庫版】
    -
    シュザンヌが16歳のとき、大富豪だった父が亡くなった。父は再婚した若き後妻に骨抜きにされ、財産も底をついていた。それから3年、いまやつましく暮らすシュザンヌは、次なる獲物を探す継母に連れられ、高級ホテルに宿をとることに。そこで待ち受けていたのは、麗しのイタリア伯爵チェーザレ。シュザンヌはときめくが、しょせん叶わぬ恋だ。ところが、部屋に戻ると伯爵の姿が。さしものシュザンヌも混乱するが、さらに継母が、この娘には男を連れ込む悪い癖があると伯爵に吹き込み――当然、彼は蔑みの目でシュザンヌを見た。 *本書は、ハーレクイン・プレゼンツ作家シリーズ別冊から既に配信されている作品のハーレクイン文庫版となります。 ご購入の際は十分ご注意ください。
  • 侯爵夫人と呼ばれて【ハーレクイン文庫版】
    -
    うら若きソフィーは、清掃や内職をしながら身を粉にして働き、亡き姉が遺した幼い娘を育てていた。ある日、姉の亡夫の兄、アントニオ・ロチャ侯爵が訪ねてくる。姉の遺児――自分の姪の存在を知り、一族に迎えたいというのだ。帝王のように傲慢な侯爵とは、姉の結婚式で出会ったきりだ。引け目を感じる16歳のソフィーを一方的に誘惑したのに、ふしだらな女と罵って、突然ごみのように捨てた。それなのにいま、苦々しげな顔で、彼女に結婚を申し出たのだ。ただし夫の浮気に口出ししないという、屈辱的な条件で。 *本書は、ハーレクイン・ロマンスから既に配信されている作品のハーレクイン文庫版となります。 ご購入の際は十分ご注意ください。
  • 愛と名誉にかけて
    -
    セリーナに従姉は、娘は夫の子ではないと告白して死んだ。従姉の別居中の夫は、怜悧な美貌の実業家カルロ・ヴァレッティ。カルロの悪い噂ばかりを吹き込まれていたセリーナは信用できず、迎えに来た彼に娘を返さないと宣言するのだった。だが言葉巧みに誘惑され、抗いがたい魅力に引き込まれ……。セリーナはやがて、カルロに抱かれてしまう。甘い感傷とともに。しかし、目覚めた翌朝、カルロは冷然と言い放ったのだ。「僕の娘はどこにいる?」と――自分を誘惑した理由を知って、セリーナは瞬時に青ざめた。
  • 永遠をさがして
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    オナーはその日、見上げるほど豪奢なマローン家の門をくぐった。かつて誘拐されたマローン財閥の令嬢と判明し、26年ぶりに帰ってきたのだ。代理人トレースとともに。だが、オナーを高慢な親族たちが歓迎するわけもなく、あまつさえ財産目当ての偽物と拒絶した。冷え冷えとした屋敷のなかで、味方はトレースだけだったが、彼の出張中、オナーは暗闇のエレベーターに閉じ込められる。闇を引き裂き、「このあま」と吐き捨てるような声が響き――そして落下してゆくなか、思い浮かぶのはトレースの黒い瞳……。
  • シークの人質【ハーレクインSP文庫版】
    -
    あるときキャロラインは富くじで豪華海外旅行を当て、異国情緒あふれる魅惑の国、西バラカットにやってきた。案内役として現れたカイファルに導かれながら時をすごすうち、知性と気品に満ちたその男性の虜になっていった。生まれて初めて抱く愛に戸惑うキャロラインだったが、彼から誘惑されると、抗うすべもなく身も心も捧げてしまう。しかし、次に目を覚ましたとき、思わぬ事態が待ち受けていた。周囲に王子と呼ばれるカイファルに、こう告げられたのだ――ここは宮殿のハレムの一室で、あなたは私の人質なのだ、と。 *本書は、ハーレクイン文庫から既に配信されている作品のハーレクインSP文庫版となります。 ご購入の際は十分ご注意ください。
  • 出会いは嵐のように【ハーレクインSP文庫版】
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    幼稚園で働くジャニンは最近入園してきた少女が気がかりだった。5歳のトリーシャは他の子と遊ばずに大人と一緒にいたがるのだ。話を聞けば、仕事のため街に住む父親に会えなくて寂しいという。ジャニンは事態を黙認できず、家庭訪問をすることにした。少女の父は富と権力を誇る名門キャラウェイ家の次男キャメロン。彼の圧倒的な男らしさに戸惑いつつもジャニンが意見すると、キャメロンは口出しするなと言って真っ向から対立してきた。幼い娘を放っておくなんて、この人は最低の男に違いないわ!彼女は怒りのあまり帰ろうとするが、嵐のせいで足止めされ……。 *本書は、ハーレクイン文庫から既に配信されている作品のハーレクインSP文庫版となります。 ご購入の際は十分ご注意ください。
  • 疑われた無垢【ハーレクイン文庫版】
    3.0
    下半身不随だったデヴォンは、ある日、恐ろしい事実を知る。彼女の莫大な手術費用を捻出するため、父が横領したというのだ。父を救おうと、社長のグラントに慈悲を乞うも、彼は信じようとしない。どころか、デヴォンを放蕩娘と決めつけ、代償として、18歳の娘には酷すぎる愛人契約を申し付けた。「僕が飽きるまで、いいなりになるなら考えてもいい」と――。だが初めての夜、彼が一瞬、息をのんだのがわかった。傲慢な笑みを浮かべ、デヴォンの裸を月光に晒したグラントは、抉られたような深い手術傷を、彼女の腰に見つけたからだ。 *本書は、ハーレクイン・イマージュから既に配信されている作品のハーレクイン文庫版となります。 ご購入の際は十分ご注意ください。
  • 花嫁になれる日【ハーレクイン文庫版】
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    二人が結婚しなければ、牧場を競売にかける――そうお互いのおじに遺言を残された、ジリアンとセオドア。幼いころから知っているセオドアを慕ってはいたけれど、ジリアンには彼との結婚を素直に喜べない事情があった。彼女には、暴行されかけた過去があったのだ。しかも二度も。一度目は15歳のときに。次は16歳のときに。そのときのトラウマのせいで、どうしても男性を恐れてしまう。しかも、犯人のひとりが出所し、過去を吹聴し始めたせいで、セオドアにも白い目で見られている気がして……。 *本書は、ハーレクイン・ディザイアから既に配信されている作品のハーレクイン文庫版となります。 ご購入の際は十分ご注意ください。
  • 囚われた秘書【ハーレクイン文庫版】
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    ショーナは念願の社長秘書の仕事を手に入れた。給料も申し分ないうえに、住居まで提供されるというが、社長のマックスは鼻持ちならない色男で、こう警告したのだ。君の前任の秘書は僕に恋して仕事を失った、と。いくら雑誌で“結婚したい男性50人”に選ばれたとしても、私はこんなうぬぼれ屋になんか興味がないわ。そう思っていたショーナの自信は、だが、すぐに打ち砕かれた。提供される住居とは、会社の最上階の豪華なペントハウス。彼女はマックスと一つ屋根の下で暮らすことになったのだ。 *本書は、ハーレクイン・イマージュから既に配信されている作品のハーレクイン文庫版となります。 ご購入の際は十分ご注意ください。
  • 一夜の波紋【ハーレクイン文庫版】
    -
    ティナはまだ、ニックの妻になったことを実感できずにいた。彼の異母弟バシリ・レアンドロスさえ事故で亡くならなければ、こんなおかしな事態にはならなかっただろう。いま、ティナのおなかにはバシリの子がいる。その子にレアンドロスの姓を名乗らせ、安定した生活を与えるべきだと強く説得され、大富豪ニックとの偽装結婚に踏み切ったのだ。しかし、ティナはたちまち激しい後悔に苛まれ始める。名目だけの妻なのに、どうして彼を愛してしまったんだろうと。しかもティナには誰にも言えない、いとわしい“傷”があった。 *本書は、ハーレクイン・ロマンスから既に配信されている作品のハーレクイン文庫版となります。 ご購入の際は十分ご注意ください。
  • 王子様のプロポーズ【ハーレクインSP文庫版】
    -
    書店経営者のフランチェスカはまたしても恋に失敗した。地味で冴えない私を愛してくれる人はいないのかもしれない……。打ちのめされた気持ちのまま出版社の催すパーティに赴くと、ある小国の眉目秀麗な王子が執筆した本が話題を独占している。講演を依頼しようと王子を捜しているとき、男に声をかけられた。話の流れで、王子が称号を振りかざしていることに我慢できないと力説したフランチェスカに、男は興味を引かれたようだ。見知らぬ男にときめきながらも、彼女はその場を後にした。まさか、彼がコンラッド王子本人とは気づきもせずに。 *本書は、ハーレクイン文庫から既に配信されている作品のハーレクインSP文庫版となります。 ご購入の際は十分ご注意ください。
  • ローレライ愛の調べ【ハーレクインSP文庫版】
    3.0
    ローレルはひとり、美しく悲劇的なローレライ伝説の地を訪れた。ライン河畔の城には、祖母の元恋人である老男爵が住んでいる。若き日のふたりは深く愛しあい、結婚を約束しながらも、身分の差に引き裂かれて、ついに結ばれることはなかったという。男爵に祖母の形見を贈り、最期まで愛していたと伝えたい。庭にいた少年に声をかけ、導かれるまま城の中へ入っていくと、ローレルそっくりの女性が描かれた肖像画が目に飛び込んできた。これは昔の祖母……そのとき怒声が響いた。「なにをしている?」振り向くと、古い写真で見た男爵に瓜二つの男性が立っていた。 *本書は、ハーレクイン文庫から既に配信されている作品のハーレクインSP文庫版となります。 ご購入の際は十分ご注意ください。
  • 心のなかの小箱【ハーレクイン文庫版】
    -
    天涯孤独のメリーは病院で働き、ひっそりと暮らしていた。ある日、メリーの輸血で救われた患者ジュールダンの熱心な誘いで、食事に出かけることになり、そこで上流階級の彼から、偽装結婚を申し込まれる。娘の親権のために、後腐れのない彼女を妻役に選んだだけ――そうと知りながらも、生まれて初めて優しくされて、一回り以上も年上のジュールダンに次第に惹かれていくメリー。ところが、彼の元妻が再婚し、娘の親権が取れなくなってしまう。用済みになったメリーは、別離の予感に小さく震えた……。 *本書は、ハーレクイン・セレクトから既に配信されている作品のハーレクイン文庫版となります。 ご購入の際は十分ご注意ください。
  • 美しき奴隷【ハーレクイン文庫版】
    -
    騙されて、妹が背負わされた負債をブリーはいま、清算した。部屋を出ようとしたそのとき、聞き覚えのある声が響きわたる。「勝負をしないか。賭けるのは100万ドルと、君の体だ」ブリーはその場に凍りついた。声の主がウラジミールだったから。10年前にブリーを見捨てた、魂もくらむほど美しい大富豪。彼のせいで妹と二人、奈落の底の人生を歩むことになったのだ。ところが、運命の女神はウラジミールに微笑む。わななく唇を噛みしめるブリーに、彼は皮肉な笑みを浮かべた。「これで君は僕のものだ。僕が望むあいだ、ずっと」 *本書は、ハーレクイン・ロマンスから既に配信されている作品のハーレクイン文庫版となります。 ご購入の際は十分ご注意ください。
  • 半年だけの結婚【ハーレクイン文庫版】
    2.0
    闇の果てを思わせる迷宮に、アンバーはいた。事故で脚を引きずるようになり、孤独と無力感に蝕まれていた。そんななか、知り合った会社社長ジョエルの申し出で、やはり脚の悪い、彼の幼い息子の面倒を見るために、半年間だけ、肉体関係のない契約結婚をすることになったのだ。アンバーは、ジョエルの類いまれなる美貌に目が眩んでしまう。だが、彼に惹かれれば惹かれるほど、自分の傷に引け目を感じる。そして心が痛むのだ。愛される資格がないとわかっているから。たとえキスをされても、それは同情にすぎないのだと。 *本書は、ハーレクイン・プレゼンツ作家シリーズ別冊から既に配信されている作品のハーレクイン文庫版となります。 ご購入の際は十分ご注意ください。
  • 雨に濡れた天使【ハーレクイン文庫版】
    5.0
    またもや弟が金目当ての女に引っかかったらしい――雨の中、グザヴィエは場末で働くリサを待ち伏せするが、濡れそぼる彼女の清らかな美しさに、思わず見惚れてしまう。ほどなくして、彼女をものにしたグザヴィエが、もしかしてリサは思っていたような女性ではなかったのかとほだされかけた矢先に、弟から電話が入ったのだ。リサが求婚されているのをもれ聞いたグザヴィエは、思わず、恫喝していた。一族の金を狙うこの売女め。僕は君の本性を暴くために近づいたと。 *本書は、ハーレクイン・ロマンスから既に配信されている作品のハーレクイン文庫版となります。 ご購入の際は十分ご注意ください。
  • 愛する人はひとり【ハーレクイン文庫版】
    -
    プルーデンスが憧れのニコロスと結婚して、8年の月日が流れた。今でこそ彼は大企業の最高責任者として辣腕をふるう身だが、傾きかけた父親の会社を救うため、彼女と結婚しただけなのだ。しかも結婚式では酒をあおり、初夜の契りを頑なに拒絶した――思い出すだけで、胸を焼くような悲しみがこみ上げてくる。夫への未練を断ち切るため、ついに彼女は離婚を切り出していた。ところが予想外にもニコロスは、この結婚を本物にしたいと、君が望むなら、肉体関係を結んでもいいと言い出したのだ。彼の真意がつかめず、プルーデンスの心は締めつけられるが……。 *本書は、ハーレクイン・セレクトから既に配信されている作品のハーレクイン文庫版となります。 ご購入の際は十分ご注意ください。
  • ナポリの悪夢【ハーレクイン文庫版】
    -
    サラは、親友夫婦の船舶旅行に同行していた。ある島に寄港した一行の船の隣に、豪華なクルーザーが停泊する。クルーザーの所有者は、ナポリ名門一族の完璧な貴公子らしい。興奮ぎみな親友の言葉を、サラは聞くともなく聞いていたが、夜のパーティに現れた男性を見て、言葉を失うしかなかった。グイード・バルベリ――二度と会いたくなかった、かつての夫。身ごもっていた子を流産すると、彼の父から手切れ金を渡され、ぼろ屑同然に追い払われたのだから。泥棒猫とまで蔑まれて。身動きできないサラに、彼の怜悧な美貌が平然と微笑んでいた。 *本書は、ハーレクイン・ロマンスから既に配信されている作品のハーレクイン文庫版となります。 ご購入の際は十分ご注意ください。
  • ひと夏のイヴ
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    フランス語教師のダニエルは、空港待合室で搭乗を待っていた。事の発端は、南仏にいる女優志望のいとこからの懇願の電話。映画関係者の秘書になったが、言葉も通じず困っているという。助ける義理はないものの、憧れの地への誘いは断りきれなかった。初の海外旅行に緊張していると、リーという男性から時間を訊かれた。彼の優雅な物腰と青い瞳に一瞬で魅せられ、返す言葉がもつれる。わたしの生徒だって、もっとましに振る舞えるはずよね……。自嘲ぎみに思いながら、やがて彼とは別々に飛行機に乗りこんだ。まさかニースで再会し、ひと夏を共に過ごすとは夢にも思わずに。
  • 奔放な情熱【ハーレクインSP文庫版】
    -
    考えた末に愛のない婚約を取り消そうと訪ねた屋敷で、キンバリーは婚約者の兄ハリソンとはじめて出会った。成功した実業家の彼は、家族にも恐れられる冷酷な人物だと聞く。話のとおり、彼はキンバリーを財産目当てのあばずれと責め、身持ちの悪さを証明してやる、と彼女の唇を荒々しく奪った!その瞬間、二人の間に電流が走った――人生を変えるほど強烈に。キンバリーは動揺のあまり、つい彼の思うとおりの悪女を演じた。妖艶に微笑んで、手切れ金の小切手を受け取ってしまったのだ。2年後、今もその記憶に苛まれる彼女に運命の夜が訪れる……。 *本書は、ハーレクイン・クラシックスから既に配信されている作品のハーレクインSP文庫版となります。 ご購入の際は十分ご注意ください。
  • デイジーの小さな願い【ハーレクイン文庫版】
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    デイジーは、海辺の小さな町で父親の骨董品店を手伝っている、控えめで物静かな平凡な娘だ。ある日、浜辺を散歩していた彼女は、すてきな男性に出会う。彼はオランダの医師でユールス・デル・ホイズマと名乗り、数回店を訪れて、デイジーは淡い恋心を抱いてしまう。すぐに彼には婚約者がいると知らされて、かき消したけれど。ところが彼女は、ある骨董品をオランダまで運ぶことになり、ユールスと再会するのだ。運河に落ち、助けを求めた手を彼がつかんでひっぱり上げるという冴えない状況で。 *本書は、ハーレクイン・ロマンスから既に配信されている作品のハーレクイン文庫版となります。 ご購入の際は十分ご注意ください。
  • シチリアの花嫁【ハーレクイン文庫版】
    3.0
    前世代的な父親に厳しく躾けられた、修道院育ちのチェシー。億万長者ロッコに求婚され、夢見心地だったが、すぐに自分が内気で、言いなりになるから選ばれただけと気づく。端整な美貌と巧みな話術で、ロッコは常に人の輪の中心にいた。煌びやかな女性たちに囲まれる、自分とは不釣り合いな華麗な夫。心と、愛が悲鳴をあげて……チェシーは行方をくらませたのだ。だが、半年後、チェシーはロッコの車のなかにいた。見つけだした夫に連れ戻されながら、彼女は怯えていた。ただ跡継ぎを身ごもるためだけに過ごす、これからの日々に。 *本書は、ハーレクイン・ロマンスから既に配信されている作品のハーレクイン文庫版となります。 ご購入の際は十分ご注意ください。
  • 永遠の一夜【ハーレクイン文庫版】
    -
    カリブ海の小島に身を隠したオリヴィアのもとに、亡き夫の会社を継いだクリスチャンから電話が入った。夫のところにいた息子が、事故で大怪我をしたのだという。足場を失ったかのように、オリヴィアはその場にくずおれた。すぐにでも飛んでいきたかったが、クリスチャンに居場所を突き止められたショックが大きすぎる。彼の子を身ごもっているのを知られたらどうしよう?幻滅していた夫が死んだ夜に、犯した過ちを繕う術はもうない。オリヴィアは誰にも告げず、ひとり出産しようとしていた。 *本書は、ハーレクイン・セレクトから既に配信されている作品のハーレクイン文庫版となります。 ご購入の際は十分ご注意ください。
  • 愛は忘れない【ハーレクイン文庫版】
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    サマンサは1年前の事故のせいで、記憶の全てをなくした。首飾りに刻んであった名前も、住んでいた場所さえ覚えていない。どうして事故に巻き込まれたかすら。ある日、不意に現れた大富豪に「僕の妻だ」と抱きしめられて、見覚えがあるはずもない彼女は、怯えて卒倒してしまう。だが、アンドレと名乗る夫に甘くキスをされると記憶が疼くのだ。忘れたはずの過去が、また例の痛みを伴って全身を引き裂く。記憶を失う寸前まで、サマンサは壊れた人形だった。そして――過去を抹消することが“彼”を拒絶する唯一の方法だった。 *本書は、ハーレクイン・ロマンスから既に配信されている作品のハーレクイン文庫版となります。 ご購入の際は十分ご注意ください。

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