自己啓発作品一覧

  • 世界を動かした女性偉人のことば
    完結
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    歴史に名を残す4人の女性偉人から、リーダーシップの本質を学ぶ 部下がついていきたくなる「リーダー像」がわかる! [目次] 第一章 イギリス国家に人生を捧げた 女王エリザベス1世 第二章 堅固な態度で国を率いた ゴルダ・メイア 第三章 強力な指導力で国民の心を掴んだ インディラ・ガンディー 第四章 イギリスを変えた鉄の女 マーガレット・サッチャー 過去を遡ると男性中心社会の時代に、国や組織、人々を導いてきた女性リーダーがいたことがわかります。彼女たちは多くの功績を残し、歴史に名を刻んできました。その素晴らしい能力やリーダーシップには、目を見張るものがあります。そんな彼女たちが残した言葉は重く、「リーダーとしての生きざま」が込められていると言えるでしょう。本書は歴史を動かし世界を変えてきた、女性リーダー4人の名言をまとめたものです。もしあなたが、女性管理者としてのリーダー像に悩んでいたり、自らのリーダーシップやコミュニケーション能力に悩んでいたりするなら、ぜひ手に取ってみてください。称賛だけでなく批判も多かった彼女たちの言葉は、あなたに活力や勇気、自信を与えてくれるでしょう。
  • できる部下 できない部下 優秀な人材に育てる究極の名言
    完結
    1.0
    偉人の名言から、部下を優秀な人材に育てるコツがわかる! できない部下の育成で悩んでいませんか? 本書は、そんな「できない部下」を「できる部下」に変えるための名言を集めた1冊です。 [目次] 第一章 ビジネスマナー 第二章 勤務態度 第三章 スキル・能力 第四章 個性 「指示を聞かない」「自分から動かない」「ヤル気がない」 こうした悩みは、多くの上司が抱えているものです。その悩みを解決するために、日々試行錯誤しているかもしれません。そんなときに参考にしたいのが、「人材育成が得意だった偉人の名言」です。彼らは何を考え、どのように部下を育成したのでしょうか?本書では、「ビジネスマナー」「勤務態度」「スキル・能力」「個性」といった4つの分野にわけ、つい上司として部下に言いがちな言葉をもとに、偉人の名言を紹介しています。それらの名言から学ぶことで、部下との無駄なやりとりが減り、優秀な人材を育てるヒントが見つかるでしょう。
  • 二十九歳の一年間で五つのことを手放し、本来のあなたになる
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    【書籍説明】 二十九歳のお誕生日を迎えたあなたへ、まずはおめでとうございます。 会社で一生懸命働き、帰りにお子さんのお迎えに行って、仕事も家庭も一生懸命な毎日をお過ごしのあなた。 この本は、そんなあなたが【二十九歳】の一年間を特別なものととらえ、この後の新たなステージに立つ準備期間としてその一年間を大切に過ごすためのヒントをお届けするものです。 例えば、あなたはこんなふうに思ったことはありますか。 ・会社と家を往復するだけの毎日。毎日が同じことの繰り返しで、つまらなく感じる。 ・私よりも、家庭がいつも優先。いつも身も心も削って旦那さんや子どもに尽くしている。前回美容院に行ったのはいつのことだろう。 そんなお心当たりのある方は、大チャンスです。 今お伝えしたような気持ちを持っているあなたが、こんなふうに変化していただけたら、この本の著者としてとても嬉しいことです。 ・毎日同じ繰り返しで流されるままではなく、「自分で自分の生活を動かしている」「いつも私を生きている」そんな実感を持てるようになる。 ・「自分は何でもできる」「これから三十代に入っても、まだまだ人生はこれからだ」と、あなた自身が新たなステージをポジティブにとらえ、三十歳になるのが楽しみになる。 もしかしたら、あなたは「そんなことができるの?」と思われるかもしれません。 実は、これら三つの変化は、私自身が二十九歳で手に入れたものです。会社と家を往復する毎日から、自分で自分の生活を動かしていく毎日へ。自分より家族を優先する状態から、自分もゴキゲンにして、自信を持てるマインドへ。 そして、自分の殻を破り、なんでも自由に挑戦ができる私へ。 この三つの姿をあなたが実現したいと思われるのであれば、ぜひ本書を開いてください。私がどのようにこれらを手に入れたかをご紹介します。 最後には、最初の一歩としてぜひ試していただきたいこともお話しします。でも、その前の準備として、まずあなたがある『五つのこと』を手放すご提案を差し上げます。 これら『五つのこと』を手放すだけで、あなたの日常が全く違ったものに見えてくるかもしれません。そのあなたの変化をぜひ楽しみにしていてください 。 それでは、まずひとつめの手放すべきものからお話ししていきましょう。
  • ツキを呼び込む華僑商法100の法則
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    一般的な日本人の性格として、キチンと準備を整えた上で行動するという傾向があるだろう。たとえば、松本幸夫氏は、ビザの書き換えをする時に、キチンと全ての書類を整えて、自分の身分をハッキリとさせた上で出入国の管理事務所に行くというパターンをとる。ところが、欧米人や華僑は少し違うのである。とにかく「行動」が先というパターンが多い。ビザなしでも、身分がしっかりしていなくてもお構いなし。ゴーイング・マイ・ウエイというわけだ。 ある時、「松本さん、どうして日本人のビジネスをやろうという人は“資本がなくて”、“まだ十分たまってなくて”と、よく口にするのですか」と、華僑に尋ねられた松本氏は、答えに苦しんだことがあるという。「それは、何事にもキチンとしなくては気のすまない私たち日本人の性向でしょうね」と答えておいた。  華僑は、この点われわれ日本人と異なっている。つまり資本はあったにこしたことはないが、もしなくても全くお構いなしということだ。金があろうがなかろうが、とにかくできる商売からやっていく。これが華僑の商売魂といっても良い。何も立派なオフィス、秘書がいなくとも商売はスタートできるのである。日本にも、約8万人といわれる華僑がいる。彼らは、まさに裸一貫で日本に渡ってきて商売を始めたのである。もちろん、私たち日本人の欲望をうまく刺激して。そして、たとえば東南アジアにおいては生活の必需品、食料に関係している商売を支配してしまっているといっても過言ではない。「華僑がいなくなったら生きていけない人はたくさんいるよ」とは老華僑の言葉である。  華僑は、全くのゼロからのスタートで、大成功をとげている人が多い。そこには、きっと何らかの成功哲学・法則のようなものがあると松本氏は信じた。松本氏は、タイに在住し、そして調査・研究を続けていった。調べていくままに、大切なポイントを書き記していくと、ある法則にピタリとおさまった。  本書は、その華僑商法のエッセンスを、松本氏の体験もベースにとり入れながら、実践的に記したものである。どのようなビジネスを行なっている人であっても、必ず大きな参考になるはずだ。どのページから読んでも構わないが、守って欲しいことがある。それは、頭の中だけで理解するのでなくて、実行にうつしてもらいたいということだ。  本書の特徴は、全てを実行していくことで“華僑商人”といえる位の商売上手にあなたを変身させてしまう点にある。そして、ビジネスを行なっている人にも座右の書として、参考にしていただきたい。  華僑商法の研究は、社会に与えること、貢献する人になることである。本書が世に出ることによって、社会的なレベルでの成功者が次々に誕生するだろう。
  • 武田信玄のビジネス成功学
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    なぜ、今、武田信玄なのか?  それは、激動の現代が非常に「戦国時代」に似ているのではないかと思われるからだ。生き残る、というのは戦国の世の表現かもしれない。現代風にすれば、「出世する」、「成功する」、「願望実現する」ということになろうか。 そして、この現代版・戦国の世に生きていたなら、間違いなくリーダーとなったのが信玄であると松本幸夫氏は信じる。 信玄といえば、坊主頭で、大声で号令する豪胆な人物を想像するかもしれない。  しかし、彼が、もしそれだけの単純な人物であったのなら、戦国時代には生き残れなかった。つまり、信玄は、豪胆さの他に、非常に細心に注意のはらえるデリケートさをも持った人物なのである。それは何も武力のみではなく、判断力、情報収集力、人心のとらえ方、人生折学等々、あらゆる分野におけるリーダーの要素を彼は備えていた。 もし、織田信長にあと少し「用心」という意識があれば、天下の動きは変わっていただろう。あるいは、戦国時代以外でも、凶刃に倒れた坂本竜馬が、身近に剣を置くという「用心」さえすれば、明治維新も変わったと思われる。  現代でも、企業戦国時代ともいえる環境では「用心」する者こそ生き残れるのである。そこで、武田信玄の用心深さに学びたい。  ただし、松本氏の勧めているのは「憶病」というのとは異なるものである。憶病さは敗北を呼びこむが、用心深さは勝利を呼び女神ともなる。ここぞという時、環境に身を置かれた場合には、情報判断力を用いて、十分に用心して生き残っていただきたい。 また、信玄は、当時の戦国大名の中では、非常に「進歩的」な者であったのだろう。武の世界だけでなく趣味の世界でも一流が望ましい。文武両道ということであり、単なる武人でなく、趣味・教養を含めた全人的な完成を要求されている。  16世紀から姻年の時空を超越して、武田信玄式願望実現のパワーを届ける本書は、単なる知識を伝えるためのものではない。あくまでも、あなたが日々の生活の中で実践していく中で真価を発揮できるようにするための「実践の書」である。 武田信玄について詳しく知りたければ、歴史書を調べれば、いくらでも「知識」を得ることは可能であるが、その信玄が作っていった歴史の中から、何を取り出し、そしてどのように日常に応用していくのかを知るのは易しくはない。  本書は、武田信玄という秀れた戦国武将の生きざまの中から、私たち現代人が見習って成功者になるためのエキスを取り上げたものである。  武田信玄式、願望実現法である。  あなたも本書を実行して、武田信玄実践家の一人になってもらいたい。
  • 中村天風に学ぶ真健康の知恵
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    何か嬉しいことがあった時に、それまで体調が悪かったのに急によくなった経験がないだろうか。  健康に目を向けるという意味では、健康法がブームになるのは好ましい。だが、一種の「健康でなくてはならない」という強迫観念、いわば「健康教」のようになったのではどこか釈然としないものが残る。身体的、精神的、社会的に良好な状態にあってこそ「真の健康」であるというのは、WHO(世界保健機構)の定義である。つまり、心と身体、そして仕事やプライベートな面でもバランスのとれた状態にあってこそ真の健康である。  松本幸夫氏が主張したいのは、現代人の健康観というのは、あまりにも肉体、身体に偏重してはいないか、という点だ。とくにポイントになるのは、身体と精神、心の調和がとれてこそ、われわれは、ストレス過多ともいえる社会を生き抜くことが可能になるということだ。  先述したWHOの健康の定義にしても、まず心と身体の調和をとることが先決だ。そうすれば、社会生活も良好になっていくものである。 「病は気から」というのは「健康は気から」といいかえることもできる。  中村天風先生は、「病は忘れることによって治る」と喝破した。しかも、自身の死病克服による体験から、どのようにしたら病を忘れることを、自分で説くことを決めた。天風先生の心身統一法は、どうすれば真の健康が得られるのかを詳細に説いている。本書では、松本幸夫氏自身のヨガ体験、インドの哲学、アーユルヴェーダ、陰陽哲学などに触れながら、天風流の心身健康の知恵を紹介していく。  本書で一番強調したかったのは、「健康は土台」「健康からはじまる」ということである。つまり、健康になることが目的なのでなく、健康な心身を土台にして、何かをしていくのが人として生まれた使命であろう。だから、本書は読めば終わりではなく、ここから始まるのだ。  英語で、卒業式のことをコメンスメント、つまり始業式という。学業を終えて、実社会でのスタートを切る記念すべき式、というわけだ。同様に、健康な心と身体をまず手にして、そこから世のため人のため、自分の「天職」をみつけ、人類の進歩、向上に尽力していくことが望まれる。身体だけでなく、心をも含めた健康を「真健康」という。さらに、健康を土台にして何かを成していくという意味も、「真健康」に含まれる。  ブームに惑わされずに、真健康への道を、本書を読むことをきっかけにして突き進んでいってほしい。
  • 「感じがいい」と言われる人の話し方
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    あなたは、もしも自分がもっと頭がよかったら、もっと能力があったのなら、いろいろなことがうまくいくはずなのに、と思ったことはないだろうか。松本幸夫氏も、以前はそう考えていた時期があった。しかし今では、むしろ、「感じがいい人こそ、仕事や人生がうまくいく」のだと思うようになったという。  いくら能力や技術、知識が人よりも優れていても、他人の「協力」なくして、人生はうまくいかない。職場でも、プライベートでも成功できている人はみな、周囲が「あの人のためなら」と力を尽くしてくれるくらいに、信頼されているのだ。 「感じがいい人こそ、うまくいく」という話で、松本氏には思い当たることがある。 新入社員時代の頃、松本氏は、研修企画の営業をしていて、様々な会社の人と会った。製薬、電気、保険、銀行、官公庁……。業界について相手の方が知識を多く持っているのは当然として、さらに松本氏の専門の研修についても相手がよく知っていたりした。  そんな人々を相手にしていて、「この人は感じがいいな」とか、「いやな感じの人だ」と新人の松本氏は直感的に判断していた。面白いもので、そのときに「感じが悪かった人」というのは、何十年後かに、その会社や業界に「いなくなっている」ことが多くあった。一方で、「感じがいい人」というのはみな、例外なく「偉く」なっているのだ。あの人は本部長、あの人はついに社長というように、面白いように出世していった。  もちろん、出世ばかりではない。感じがいいと、周囲の人も心がなごむし、楽しい雰囲気の職場づくりにも、一役買うことができる。つまり、結果として楽しい。なごやかなムードの中で仕事ができるので、必ず生産性も上がる。 「楽しく仕事ができる」って、理想だと思わないだろうか。また、感じがいい人のまわりには、自然と人が集まる。「あの人と話していると、なぜか楽しい」とあなたを慕う人が増え、友達もできれば、人間関係でも悩み知らず。こう言うと、「でも、僕は特別に明るくないから」、「私は話ベタだし……」などと思う人もいるはずだが、心配はまったくいらない。  本書では、「誰でも感じがいい人になれる話し方のコツ」を紹介する。特別な訓練が必要なものではなく、明日からでも試せるちょっとしたコツばかり。本書のノウハウを実践して「感じがいい人」になれば、仕事も、プライベートも思いのままになるのが実感できるはずだ。
  • 仕事で疲れたら1分間だけ読む本
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    「会社を辞めたい」と思ったことがある人、79%。これは、松本幸夫氏が、2009年に入って研修受講者1000人にアンケートした数字だ。 これを見て、あなたはどう思っただろう?「やっぱりなあ」と共感しただろうか。「そんなにかあ」と驚いただろうか。どちらにしても、続いてこうつぶやいたに違いない。「でも簡単には辞められないよ。現実は厳しい」と。辞められない中で、仕事に疲れ、会社に嫌気がさし、自分自身に煮詰まっている。そんな人が100人中79人、つまりサラリーマンの大半を占めているということだ。では、私たちはどうすればいいのだろう。  松本氏は、少々乱暴だが、こんな言葉を贈る。「さあ、ここから出て行こう。生きるためにな。ここから動かない人問は2種類だけだ。もう死んだ人間と、これから死ぬ人間だ」  これは、第二次世界大戦最大の作戦といわれるノルマンディ上陸戦で最悪の死亡率を記録したオマハ・ビーチで、連合国のある指揮官が、ドイツ軍の激しい射撃に臆する部下を鼓舞した言葉だという。  われわれは、辞められなくとも、とにかく行動をしなければならないのだ。でなければ人間として生き延びられない。でも、どう行動すればいいのだろう。  松本氏は、人材育成やタイムマネジメントなどのビジネスコンサルタントとして、のべ15万人以上のビジネスパーソンに接してきた。そして最近、そこから「できる人間の法則」を見いだした。それは、「多様なビジネススキルを持つこと」でも、「上手な転職」や「強力な人脈」でもなかった。 「どんな状況にあっても自分自身のケア(手当て)ができること」だったのだ。パッと立ち直れる回復力があるということである。心を安定させる小さな工夫を欠かさないということだ。人間関係に傷つく弱さがあっていい。上司と衝突する意地も結構だ。自己嫌悪に陥る迷いがあってもかまわない。  ただ、「できる人」は、傷ついたり、ぶつかったり、迷ったりした時に、必ず自分を手当てしている。そして、心をこまめに回復させている。それに対して、できない人は、自分を放置したまま突き進む。そしてストレスをため、能力が発揮できなくなり、疲れ果てて大事な決断を誤るのだ。  松本氏のモットーは、「簡単にできないことは意味がない」である。誰でも、いつでも、すぐに使える方法こそが大事だと思っている。その見地から、1分間もあればできる努力不要の自分ケア方法を集めたのが本書だ。  また、松本氏は、心と体はつながっていると思っている。心を癒すには体を刺激すべきだし、体の疲れを取るには心に働きかけるべきだと考えている。ぜひ、本書の方法を気軽に実践してほしい。  がまんして毎日暗い気持ちで生きるのをやめよう。いきなり爆発してスピンアウトするのも賢明ではない。こまめに自分をケアしながら、一歩一歩進んでいこう。  いつかは好機がくる。そのうち自分が育ってくる。明るく希望をもって、この時代を乗り切っていこう。そして、成功への扉を開いてもらいたい。
  • 「1秒」の小さな習慣が人生を変える
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    松本幸夫氏は、これまで27年間、延べ30万人以上の人材育成に携わり、多くの成功者や一流の経営者と出会ってきた。その中で、人生を好転させ、ビジネスでもプライベートでも充実した日々を送っている成功者には、ある共通項があることがわかった。  本書には、その成功者たちが実践している、「1秒」あればできる、もしくは「1秒」で考え方が変わる、80の「ちょっとしたこと」が集められている。 本書に興味を抱くあなたは、今の自分の人生に、何かしらの不満を感じているのかもしれない。例えば、仕事が忙しくてプライベートの時間がとれない。思うように給料が上がらない。職場の上司と馬が合わない。恋人やパートナー、家族との人間関係がうまくいかない。 本当にやりたいことが見つからないなど、誰しも人生における悩みはつきないものだ。  人生を変えたい、もっと稼ぎたい、もっと幸せになりたい、そう願う人は多いだろう。  しかし、人生を変えるためには、何か大きなことを成し遂げなければならないと誤解されている方が多いのも事実だ。  人生とは“今、目の前にあること”の連続。あなたの人生を変えるタイミングは、今あなたが存在するその瞬間なのだ。  今のあなた自身を「1秒」で変えること。それは、あなたの小さな習慣を変えていくことにほかならない。実のところ、「納得のいく人生を歩む人」と「そうでない人」の問には、この「小さな習慣」の積み重ねという差しかない。学歴も、才能も、容姿も、資産も関係なく、人はいつでも人生を変えることができるのだ。  あなたには、即断即決のできるビジネスパーソンになってほしい。だからこそ、基本は「すぐ行動すること」であり、答えも「1秒」でパッと出す人間になってほしい。もちろん「やります」だけではなくて、「やらない」というノーも、「1秒」で口にするのだ。  また、勇気というのは、ただ心の内側で持っていても、周囲にはわからない。勇気は、その人の行動で判断され、強いリーダーは、勇気を行動で示すことができ、すべてを率先して、自分から行動を起こすことができるのだ。 本書で伝える「1秒」で人生を変える習慣を身につければ、誰でも納得のいく人生を送ることができる。  人は「1秒」で変わることができる。人生の流れを変える「1秒習慣」のスイッチを押すことができれば、そこからあなたの人生は、必ず好転しはじめていくだろう。
  • そうか、こんな手があったのか! 1分間を10万円にする時間力
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    松本幸夫氏が、タイムマネジメントや仕事術をテーマにした研修指導を始めてから大分、時間がたち、かれこれ20年近くになる。  この間に、松本氏自身の研修指導のスタイルは、教えることから考えさせることに、さらには共に考え、そして今では松本氏自身が受講者から教わるような形に変化してきた。  以前は、時間活用のスキルそのものがあまり世間に知られていなかったので、それを伝えていけば十分だった。たとえば「優先順位はこうつけましょう」とか、「スキマ時間はこう使え」とか。しかし、今は皆勉強していて、かなりレベルが高くなっている。 今のニーズは、「自分が仕事やプライベートで活かすなら、どうしたらいいのか?」を知ることだ。この時世、この景気であり、ズバリ、「お金を稼ぐためにどのように時間を活用したらいいか」を知りたい人が多いのではないだろうか。  しかし、企業の中での研修指導では、制約があり、そこまで露骨に、金儲けだけに特化した中身を伝えられない。  そこで松本氏は、本書で稼ぎを飛躍的に変えてしまう時間活用法をあなたに伝える。アイデアのすべてを考え出して見ることがここでの肝心で、「思考の枠、スケールを拡大してみる」のがまず大切だと松本氏は指摘する。さらに、考えずにマネていくうちに、「もしかしたら、このように考えているのではないか?」という考え方の差にまで思い至るときが必ずやってくる。われわれは、「大きな差」を考えがちで、「何とかして成功法則をつかもう」と肩に力が入るものだが、本当の差は、思考のスケールも大切であるし、もうーつは、日常の習慣にあることに気づくだろう。それは決して大きなことではなくて、小さなことだ。松本氏が、特に強調していることは「小さな習慣」なのだ。ライバルがいたとしまして、差をつけるのは、小さなことをやっているかどうかだけといってもいいのだ。  知りたいでしょう? イエスと答えた方に、その具体的なハウトゥドゥを伝授する。といっても、人の2倍3倍働いたとしても、稼ぎを1分間10万円にはできない。2倍にできたとしても100倍にするのは簡単ではないだろう。しかし、現実に「あなたの100倍の時給の人」は存在している。  どこにあなたとの差があるのだろうか。どうしたらあなたがそうなれるのだろう。  1分間を10万円にする、これから、その魔法の扉を開いていく。変わるのは今からだ。  あなたはかならず劇的に飛躍できる。時間は平等、されど時間の使い方1つで、差は100倍、1000倍にもなる。時間力を磨けば稼ぎが変わる。
  • 納得しないと動かない症候群
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    世の中がおかしな方向に向かおうとしている。  松本幸夫氏は、人財育成コンサルタントとして、また作家として、さまざまなところで講演やセミナーを開催し、27年以上にわたっていろいろな企業の新入社員研修を行ってきた。最近になり、この病的ともいえる症状を目にするようになった。ある研修でのことだ。 「では、これから10分間休憩に入ってください」  そう言ったあと、松本氏は自分の目を疑った。誰も席から離れようとしない。しかも、シーンと黙ったまま。なぜ休憩だと言っているのに、席を立つ人が1人もいないのか……。 「まだまだ研修は続きますので、今のうちにトイレに行ったり、自動販売機で飲み物を買ったりしておいたほうがいいですよ」  そう言うと、ようやく1人、2人、3人と席を立ち、続けて全員が動きだした。些細な出来事かもしれませんが、松本氏の心の中になんともいえない不安を抱かせた瞬間だった。  そしてその後、幾度となく同様の経験をした。例外と思いたかったが、これだけ繰り返されると、もはや若者特有の気質としかいえないのではないか、とも思えてきた。  なぜ、誰も動こうとしないのか? 松本氏は考えたが、答えは出なかった。  そこで思いきって、受講者に、「なぜ休憩しようとしないのですか?」と聞いてみた。 「なぜ休憩しなければいけないのか、よくわかりません……」 松本氏は、その答えの衝撃で思わず尻餅をつきそうになった。これまで、若者に対して「なぜだろう?」と思ったことをいろいろ思い返してみて、このひと言ですべてが腑に落ちた。  松本は、この症例に名前をつけて徹底的に研究することにした。 “納得しないと動かない症候群”  研究を進めれば進めるほど、松本氏は、暗澹たる気持ちになり、彼ら自身や日本の将来を憂いた。なぜなら、この症候群が蔓延すれば、道徳的価値観や上下関係といった日本らしい慣習がことごとく破壊され、合理主義と怠慢がはびこるとんでもない国になるからだ。  また、会社組織やビジネスにおいて考えたときも、松本氏にはどうしても明るい未来が見えない。  本書では、“納得しないと動かない症候群”の症例や恐ろしさ、処方箋などを松本氏の体験と研究をもとに伝えていく。“納得しないと動かない症候群”というフィルターを通して「若者」を眺めることで、これまで無意識レベルでしか認知できなかった問題がはじめて顕在化し、対処できるようになる。
  • 片づけられないアナタを変える50の言葉
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    1つの言葉との出会いが、人生を変える。  そんな、まるで魔法をかけられたような感覚を、松本幸夫氏は経験してきた。ぜひ、あなたにも体験してほしい。その想いで、本書は書かれた。  本書は「片づけができない人」に気づきを与える言葉を厳選しまとめた。「私は一生片づけができないかもしれない…」というのは、あなたの思い込みにすぎない。人間は考え方が変わると、行動、習慣が変わる。行動、習慣が変われば、人生が本当に変わる。  松本氏は、人財育成コンサルタントとして、のべ15万人のビジネスパーソンを指導してきたが、その中で気づいたのは、「仕事ができる人」はみな「片づけができる人」だということ。なぜ、「仕事ができる人」は、「片づけ上手」なのだろうか? 部屋の状態は、そのままあなたの心の状態を表しているのだ。部屋や机の上がグチャグチャという人は、基本的に心が乱れている。 だが、これは見方を変えるとチャンスかもしれない。なぜなら、「居は気を移す」というように、部屋をしっかり片づければ、心も自然と安定してくるということ。環境を変えれば、心の状態も変えられるということだ。 つまり、片づけさえできるようになれば、心が安定し、その結果として、仕事、人間関係、恋愛など、人生がすべてうまく回りだすのだ。  片づけは、最も簡単に人生を変える方法。片づけ上手になるために欠かせないものは「マインド」と「スキル」だ。思い込みや先入観を捨てなければ、何を学んでもムダということ。まずは心の中を空っぽにしてほしい。片づけは、あなたの心を空っぽにすることから始まるのだ。  本書は「マインド編」「スキル編」に50の言葉を分けた。2日間であなたを「片づけができる人」に変えるセラピーになっている。   実は、松本氏は、小さい頃から極度の「あがり症」に悩んできたが、彼を変えたのは、セミナーでのある一言だった。 「あがるのは、実はいいことなんですよ」 「あがること」イコール「悪いこと」としか考えていなかった松本氏は、その言葉に衝撃を受け、と同時に、今までの考え方が根底から崩れた。「いいことなんだ」と考えられるようになると、次第に松本氏の行動は変わり、少しずつ、人前で話ができるようになった。 たった一言。 その言葉の魔法によって、松本氏の人生は大きく変わった。あなたの人生も、たった1つの言葉との出合いで変わるはずだ。きっと変えられる。本書が、あなたの実りある人生に必ず役立つ。
  • 超強運 ―─あなたの運を呼びこむ70の法則
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    超強運の持ち主になれる、具体的方法を伝えるのが本書のテーマ。だが、運というのは、自分ではどうにもならないのでは? 何か特別な能力がいるのでは? 本で読んだだけではどうにもならないのではないか? といった疑問もあるだろう。  安心して下さい。 あなたは超強運の持ち主に必ずなれる。  運は、自分で呼びこめるものだし、特別な能力も必要ない。運は「本を読んだだけで」も良くなっていくのだ。  世のなかには、原因と結果の「因果の法則」以外に、運を良くするために欠かせない、シンクロニシティという「法則」が存在する。これさえ知っていたなら、あなたは自分に強運を呼びこむことが可能になり、間違いなく強運の持ち主になれる。また、自分なりのパワースポットを持つのもいい。何も寺院ばかりがパワースポットではない。高層ビルや東京スカイツリーであったとしても、そこに行けば、安心できる、心が晴れやかになる、力がみなぎる、のならいいのだ。松本幸夫氏も、「癒し」のスポットを、何か所ももっている。松本氏は、20代後半から、いわば、フリーの仕事をしてきている。が、仕事で「このままだと大変」な状況となっても、必ず、不思議と「運」が向いて助かったことは、何回もある。これは、自分なりのパワースポットで「運をチャージしてきた」おかげであると、今は確信しているという。実は、パワースポットというのは、運というパワーを身につけられる場所なのだ。「あの場所に行った後、すごく運気が上昇した」「帰ってくると、いいことばかりが続く」というのが「本物」なのだ。ぜひとも、あなたのパワースポットを見つけ出し、常に運を蓄えておこう。  良いことも悪いことも続けて起こる。これが、本書で述べる基本法則。  良い考え、良いことば、良い出会い、そして良い行動。良いというのは、強運を呼ぶためにだ。これができれば必ず、あなたには「良いこと」が起こる。だから、なぜ本書を読むことによって、強運の持ち主になれるかハッキリするだろう。運を強くする本→良い運という流れができるからだ。 「能力」は最低限の強運づくりの必要条件だが、本書で述べる「強運を呼びこむ方法」も併せたことによって、その運が松本氏にベストセラーを呼びこんでくれたという。ヒット作というのは、特にタイミングが大きくものをいうが、これは「超強運」を手にするためには欠かせない要素だ。ぜひ、あなたも本書を読んで、“超強運”をつかんでほしい。
  • 効果的な超学習法 ─―人材育成のために
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    「病は気から」というフレーズがあるが、松本幸夫氏は、それは、学習法においても当てはまると考えている。つもり、学習する時に、「頭・身体・心のバランス」がとても大切であると指摘する。 身体のどこにも異常がないとしても、心が不安定だったり、心配ごとがあったり、何かに恐怖したりすると、マイナス感情でいっぱいになってしまい、その人は本当の意味で健康体とはいえなくなる。そうなると、いかに頭がよくて「知力」があったとしても、高熱があったり、頭痛がしたり、体調が悪かったりすると、本当の実力は出せないものだ。もちろん、心が乱れていても力は出せない。学生時代のテストの時間を思い出してもらいたい。問題を一番から順に解いていったところ、三番目の問題がすぐにはわからない。ああでもない、こうでもないと頭をひねっているうちに時間切れ……。ところが、四番目や五番目の問題を見るとすぐにできるものばかり。しまったと後悔したようなご経験はないだろうか。あるいは、同じ時間学んでいくのであっても、似たような文系の科目ばかりやるよりも時に理数系の科目を混ぜたほうが能率が上がったという経験はなかっただろうか。  松本氏は、これまで能(脳)力開発を専門に研究してきたが、「学び方」、「勉強法」によって能率がずいぶん違ってくることに最近気がついた。学生時代のテストに限ったことではなく、ビジネスの場においても、「学び方」「勉強法」のコツを知ってこれを実践していくことは重要なことではないだろうか。  松本氏が、本書の中で繰り返し述べているのは、いかに心を安定させ、集中力を高め、学習効率を高めていくかということだ。そのため、呼吸法や食事法や睡眠法にも言及しているのは興味深い。 新しい観点からの学習法として、本書の中でキーワードになるのは、「頭・身体・心のバランス」だ。学習というのは、決して頭脳だけで行うものではない。その人の性格・気質・心とは切り離せないものなのである。 また、松本氏は、学習技法だけでなく、広い意味での「人の生き方」にまで本書で触れている。睡眠、食事、生体リズムということに結び付けた「人間」の学習の仕方を述べているのは、いかにも松本氏らしい。 学習法というのは「人生の一部」であり、極論すると学習とは人生である、と松本氏は考える。学ぶというのは絶えず成長することであり、人生で成長を望む人はすべて、学習と重ねて人生を考えるべきであり、学習することそのものは目的ではなくて手段であるのだ。何のために学習していくのかということを、再度自問してもらいながら読み進めたい一冊だ。
  • 戦国武将の名言に学ぶ ビジネスの極意
    完結
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    戦国武将たちの名言を知り、その考え方やビジョンをビジネスに活かす! 激動の時代を生きた武将たちの名言を、現代のビジネスシーンに合わせて解説した1冊。 [目次] 第一章 南北朝時代~室町時代の武将が残した名言 第二章 戦国時代の武将が残した名言 第三章 戦国時代~安土桃山時代の武将が残した名言 第四章 安土桃山時代~江戸時代初期の武将が残した名言 天下統一を目指し、群雄割拠していた戦国の武将たち。 彼らが残したさまざまな名言は、まさに現代のビジネスシーンに役立つものばかりです。 武将たちが命懸けで守った「国」や「家」は、 私たちが属している会社や職場になぞらえることができます。 仕事に対する取り組み方、部下や上司との付き合い方、リーダーシップの取り方、 自分自身の律し方など、ビジネスシーンにつきものの迷いや悩み、課題は、 その対象こそ違いますが、武将たちも同様に腐心していたことでしょう。 逆に言えば、だからこそ現代のビジネスパーソンの心に響く言葉が、たくさん残されているのです。 本書では楠木正成から足利尊氏、朝倉孝景、北条早雲、毛利元就、武田信玄、上杉謙信、 織田信長、豊臣秀吉、徳川家康、加藤清正、真田信繁、伊達政宗、井伊直孝まで、 南北朝時代から江戸時代初期までを生きた主な武将たちの名言を紹介。 それぞれ、現代のビジネスシーンにからめつつ解説しているので、 頭にスムースに入っていくはずです。 時代の流れに沿いながら、各武将の功績やエピソードにも言及しているので うろ覚えだったり忘れていたりする戦国史をざっくり振り返ることもできます。 武将たちの名言を胸に、現代のビジネスシーンを果敢に戦い抜いていきましょう。
  • ジェームズ・アレン 「もうイヤだ!」から抜け出せる 人生が上手くいく方法
    完結
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    時代を超え語り継がれてきた、幸せに生きるための思考の原則。 どんより、モヤモヤ、うつうつを、プラス思考に変換する方法を紹介! [目次] 第一章 なぜ、マイナス思考に陥ってしまうのか? 第二章 マイナス思考でつくられた環境を変える術 第三章 マイナス思考を捨て、悩みに翻弄されない自分をつくる 第四章 プラス思考に変換する7つのルール どんな人でも、私生活や職場でイヤなことが続くと、ネガティブ思考に陥ってしまうものです。しかし、ずっとネガティブ思考を引きずるのは好ましいことではありません。なぜなら思考は、現実だけでなく人生そのものを創るからです。では、ネガティブ思考からいち早く抜け出すためには、どうしたらいいのでしょうか? その方法を余すことなくまとめたのが本書です。本書では、ベストセラーとして世界で読み継がれてきた、ジェームズ・アレンの名著「原因と結果の法則」を紐解き、ネガティブ思考をポジティブ思考に変換するコツを紹介しています。些細なことでくよくよしてしまう、落ち込むと暗い気持ちを引きずってしまう、不平不満が多い……。そんなネガティブ思考に飲み込まれたとき、ぜひ本書を手に取ってください。プラス思考に変換するためのヒントが得られるでしょう。
  • マーフィー お金と人を引き寄せる魔法のルール
    完結
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    「リッチ思考」を身につければ、お金は自然と増えていく! お金と人を引き寄せるマーフィーの法則を、シンプルにまとめた一冊。 [目次] 第一章 本当は、誰でもお金持ちになれる 第二章 仕事でお金を呼ぶ簡単なルール 第三章 好かれる人はお金にもモテる 第四章 お金に好かれる自分をつくる お金持ちになりたいと思っている人は、世界中にたくさんいます。でも、そのなかから実際にお金持ちになる人は、どのくらいいるでしょうか? おそらく、「ほんの一握りの人たちだけ」といっても言い過ぎではないでしょう。多くの人たちが、なかなかお金持ちになれないことには理由があります。それは、「お金を引き寄せるための考え方」を知らないということです。別の言葉で表現すると、「リッチ思考」を身につけていないだけとも言えます。本書では、世界的に有名な「マーフィーの法則」を取り入れながら、誰でも「リッチ思考」を身につけるためのエッセンスをご紹介。特別難しいことはお伝えしていません。あなたがやることは、たった1つ。本書を手に取り、頭の中を「リッチ思考」に変えていくだけです。さっそく、経済自由人への一歩を踏み出しましょう。
  • ポジティブになれる英語の名言
    完結
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    古今東西、さまざまな偉人たちの格言を、英語と日本語で紹介する1冊。 モチベーションを上げるような名言を、5つのカテゴリに分けて紹介しています。 [目次] 第1章 前向きになれる希望の名言 第2章 元気になれる励ましの名言 第4章 心を奮い立たせる闘魂の名言 第5章 笑顔になれる癒しの名言 アルバート・アインシュタイン、エイブラハム・リンカーン、オーギュスト・ロダン、 フランシス・ベーコン、モハメド・アリ、マハトマ・ガンディー、オードリー・ヘップバーン、マーティン・ルーサー・キング・ジュニア、トーマス・エジソン、スティーブ・ジョブズ…… 偉人と呼ばれる人たちの言葉には、強い説得力があります。 日本語だけでなく英語で読むことで、その意味がより深く理解できるほか、 英語の表現力をつける最適な勉強になります。 余計な解説はづけず、 和文→英文→カタカナ読み→偉人の名前と肩書 という流れで構成しているので 自分なりに解釈しながら読み進めていけるのも、本書の特徴です。 ヤル気を引き出すような前向きな名言を集めており 読後は自然と知恵と自信がつくはずです。 お気にリの名言を暗記し、英会話の際にさりげなく使うと 「教養のある人だな」と思わることでしょう。
  • 不滅のワイルズ
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    小学3年で発症、中学1年で再発、高校1年で再々発したT細胞型急性リンパ性白血病。受け入れがたい運命に怒りを覚えながらも、17歳の少年はフェルマーの最終定理を証明したアンドリュー・ワイルズの不屈の精神に共鳴し、「ワイルズ」の名で闘病の日々を綴った。死とはどういうことなのか──。生身の思いを言葉にし、多くの反響を呼んだ「ワイルズの闘病記」を改訂し、文庫化。
  • 仕事・人間関係のストレスを消す! 心の片付け術
    完結
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    「捨てる考え方」「捨てる習慣」を身につけて、心をスッキリ整理する! 本書は、悩みや迷いなど心にたまった不要な“ゴミ”の分別方法、捨て方、その習慣が身につく1冊です。 [目次] 第1章 「習慣」の片付け 第2章 「仕事」の片付け 第3章 「人間関係」の片付け 第4章 「ネガティブ」の片付け 第5章 「生き方」の片付け 無駄なモノ・コトに時間をとられて、自分の時間がとれない。 理由は分からないけれど、なんとなく毎日忙しくて疲れている。 迷いや悩みが多くて、心の余裕がない。 そんなふうな心のモヤモヤや漠然とした不安・不満は、心の片付けをはじめるサイン。 部屋が片付くと気持ちがよくなるように、心の中もきれいに整理して 要らないものを処分すると、あらゆることが好転し始めます。 それは、過剰なこだわりや高すぎる理想、ガチガチの固定観念といった 執着を手放すことになるからです。 そうすることで、新しい自分になる決断ができます。 本書では、5つのテーマにわけて、心の片付け方を徹底解説。 読後は、大掃除をしたあとのように気持ちがスッキリと晴れ、心が軽やかになるはずです。
  • 副業を始めたい人の為のかんたんマニュアル
    完結
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    副業について知り、今すぐ始めて収入アップする! テレワークが浸透し、働き方が多様化してきたと同時に、雇用が不安定で不安でもある昨今、 副業への注目がさらに高まっています。 本書は、副業を始めたい人に基礎から詳しく紹介した1冊です。 [目次] 第1章 今や“副業”で稼ぐ時代に!? ~背景を知ろう~ 第2章 副業を成功させるための心構え ~偉人の名言から考えよう~ 第3章 自分に合った副業を探そう 第4章 コロナ禍の副業事情 第5章 副業の成功例&失敗例 赤裸々な失敗例・成功例を紹介しているので、何をしたら失敗するのか、 どんなことをしたら成功するのかが、リアルにイメージできます。 偉人たちの名言を引用、彼ら・彼女らの偉業に裏付けされた 「やる気の高め方」がわかるので、副業に対するモチベーションもアップ! 業務形態や業務内容、副業に向いている人・不向きな人、 確定申告や会社への申請方法など、基本的なことから具体的に解説しているので 副業初心者も安心です。 振り返れば、「もっとお金がほしいなあ」と思いつつ家でダラダラしていた時間、 「給料が安いから」と会社に不満たらたらだった毎日、スキマ時間を使った副業を始めれば 収入は増えて、新しいことを始めた達成感ややり甲斐が得られるなど、いいことづくしです! 先行きが見えにくい今の時代こそ、副業を得てフレキシブルに働き、 収入もメンタルもバッチリ安定させましょう!
  • 今の仕事が嫌だ!と思ったら読む本『やりたい』を見つける天職メソッド25
    完結
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    自分を見つめ直すことで、本当の“好き”を仕事につなげる! 好きな仕事の選び方、やりがいのあるビジネスライフを送るための心構えを紹介します! [目次] 第1章 自分の経験を将来につなげよう! 第2章 人生は選択の連続! 仕事を決めよう 第3章 仕事を「やりがい」に変えるために 第4章 仕事に生きる人へ! 心構え 自分の仕事に対して漠然とした不安や不満を感じている人、 今の働き方や業種になんとなく違和感があるけれど、何か原因なのかわからない人、 仕事をしていると得体のしれないツラさがあって、身も心も消耗している人、 みずからの価値観が定まらず、転職に踏み切れない人……。 職種や働き方が多様化している昨今、そんな悩みを抱えている人は少なくありません そこで手に取ってほしいのが本書です。 偉人たち名言を引用しながら、好きな仕事に就くためのアドバイスやコツ、 悩みや不安を解消する方法をわかりやすく解説しました。 偉人たちの言葉からは、彼ら・彼女らも私たちと同じように 悩み、葛藤していたことがうかがえます。 それでもやる気を持ち続けて前進したからこそ、成功をつかんだのです。 本書を機に己と向き合えば、自分が本当に大事にしている価値観や基準を改めて認識できます。 すると、それらを仕事に活かすとどうなるのか、具体的なイメージがわくはずです。 仕事に対するモヤモヤした不安や悩みは、行動を起こすための大事な原動力。 自分を見つめ直す、最高のチャンスと考えましょう! 「自分に合った仕事が何なのか知りたい」「好きなことを仕事にする方法が知りたい」 という時に、ぜひ読んでほしい1冊です。
  • あなたの人生が輝き出す偉人たちの恋愛名言
    完結
    -
    偉人たちの名言を読むだけで、あなたの“恋愛観”が劇的に変わります! 歴史に名を刻んた偉人たちの言葉は、現代人にも通底する“生きる指針”を示してくれます。 ここでは、今も昔も変わらず、最も尊く美しい”愛”について、 偉人たちの人生や名言を背景に紐解いていきます。 【目次】 第一章 恋愛のはじまりは全て出会いから 第二章 人が恋に落ちるとき 第三章 片思いを乗りこえるために 第四章 そして告白へ… 第五章 恋から愛へ 今こそ、人との出会い、人とのぬくもりを大切にしたいとき。 全ての人に、ぜひ手に取っていただきたい一冊です!
  • 「自分らしさ」はいらない くらしと仕事、成功のレッスン
    3.9
    大切なのは、頭の良さより心のクオリティ。人気エッセイストが贈る、自分の限界を打ち破るためのレッスン書。「自分らしさ」を大事にしすぎて、息苦しくなっていませんか。思いきって捨ててしまえば、自分の可能性は無限に広がります。最初のステップは“頭”ではなく“心”で考える方法を学ぶこと。マーケティングの極意から、贈り物の選び方、ウィンナーのケチャップ炒めの作り方まで……。「暮しの手帖」編集長の役職を自ら辞し、挑戦を続ける著者の新たな発見とは。くらしと仕事を充実させるヒント集。
  • 全員一致ならやめてしまえ~コペルニクス的発想転換~
    -
    ●少数派こそ最先端だ ●シロウト発想を優先させよ ●未整理こそがヒントを生産する ●机の配列で企画が左右される ●非論理の頭が売り上げを伸ばす…… ふんだんな実例とともにエッセンスを全公開。発想力、企画力、創造力を身につけ、飛躍への勇気を与える本! 大胆で意外性にあふれた竹村式発想法。
  • 分裂思考で行動しよう
    -
    この情報氾濫(はんらん)時代に、われわれはいかに対処すべきか?――“情報にレッテルをはるな”“書斎はどこにでもある”など、情報に対する基本的態度を問い、「分裂思考」という新しい生き方を提示する。今、日本に必要なのは、的確に世界の情報を集め、消化し、使いこなすノウハウだ。――アンテナを高感度に磨(みが)いてくれる本!
  • 人生は論語に窮まる
    -
    「子曰く、学んで思わざればくらし。思って学ばざれば殆し」「子曰く、これを知るものはこれを好む者に如かず。これを好む者は、これを楽しむ者に如かず」。誰でも一度はその一節に触れたことのある『論語』。古典中の古典として通読しておきたいと感じつつも、どこか道徳臭が強く、説教臭くてかなわないと敬遠しがちな人も少なくないのではないだろうか。しかし本書には漢文の授業で習ったような道徳臭や説教臭さはさらさらない。若くして『論語』に出合い、年を経て今日もなお、その真髄を味わうことを楽しみとする、当代一流の読書人である谷沢永一・渡部昇一の二人が、『論語』のなかから「これぞ」という一節四十項を俎上にあげ、社会批評や自分自身の体験を語りつつ、そのエッセンス、読みどころを紹介し、人生にどのように活かしていけるかを本書で語り合った、座談会形式の人生論である。人間社会をしなやかに、そしてしたたかに生き抜くヒント満載の一冊。
  • あなたの背中を押してくれる仕事に役立つ名言
    完結
    -
    偉人たちの名言を読むだけで、あなたの“仕事観”が劇的に変わります! 歴史に名を刻んた偉人たちの言葉は、現代人にも通底する“生きる指針”を示してくれます。 そうした偉人の“名言”に耳を傾けることが、 人生や仕事で抱えるさまざまな困難を乗り越えるきっかけとなるでしょう。 【目次】 第一章 仕事の目標を立てる 第二章 仕事の計画を立てる 第三章 仕事を実行する 第四章 問題点を改善する 第五章 仕事は人だ 今、新しい仕事を探している人…仕事が上手く行かずに悩んでいる人… さまざまな局面で困難と闘う人たちの背中を押してくれる、至高の名言をご紹介します。
  • 覚悟の磨き方 狂の章 超訳 吉田松陰
    5.0
    35万部のベストセラー『覚悟の磨き方』待望の続編! 松陰先生が命を賭けて追い求めたものは一体なんだったのか。 遺された48の言葉を新たに厳選超訳。 並外れた覚悟が求められるこの時代に、最終章「狂」がいま幕を開ける。 ※本書は『覚悟の磨き方 ー超訳 吉田松陰ー』の購入特典として、一部書店にて配布したミニブックと同様の内容です。
  • 2020年からのマネジメント術 - 価値観の違いを埋めるコミュ二ケーション -
    -
    「ダイバーシティ」はビジネスの現場にも起きています。 2020年代を生きる現代のビジネスマン、とくに中間管理職は大変です。 スマホ世代の若手・外国人社員・昭和のアナログ部長…… 多種多様なバックグラウンド、価値観を持つメンバーたちをまとめ、時には橋渡しをしなければならないのですから。 大手広告代理店やメディア企業で勤務し、管理職もつとめた経験をもつ著者が、臨床心理の知見から新時代のマネジメント方法を教えます。 明日から役に立つヒントが満載! 【目次】 第1章 ダイバーシティの時代だからこそ起こる問題 第2章 スポーツチームに見るマネジメントのヒント 第3章 デジタルネイティブ=視覚的コミュニケーション世代、あなたはどう接する? 第4章 明日からできる! 正しい声掛けの技術 第5章 職場でストレスをためないための予防策 本書は、講演会で語られた「ダイバーシティをしなやかに生きる ~価値観の違いを埋めるコミュニケーション~」をもとに、電子書籍化したものです。 読む講演会+PLUS:講演会やセミナーで人気・満足度の高い講演を電子書籍化するレーベル 【著者紹介】 渡邊洋子(わたなべ ようこ) 東京医科歯科大学 特任助教 公認心理師/臨床心理士 大学卒業後、株式会社博報堂やMTVジャパン株式会社で勤務。 管理職として社員育成及びマネジメント業務も務める中、社員のメンタルフォローの必要性や退職問題に直面。臨床心理士の必要性を痛感し、昭和女子大学大学院へ入学。臨床心理士資格取得。 2019年には心理職の国家資格として誕生した公認心理師資格も初年度に取得。 学校法人河合塾KALSでの学生相談業務や、世田谷区の子ども・若者部相談員として子どもや保護者からの相談業務を経て、東京医科歯科大学特任助教として学生たちの支援に励んでいる。
  • 大人の男の作法
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    仕事場で、プライベートで水際だった美しさを見せる男に作法あり! 「男の作法」というとき、そこには、さっそうとした立ち居振る舞い、女性に対しての心配りが感じられなくてはならない。例えば、食事をする時は「照れずにキメよ」と。レストランやバーで照れているのは、ベッドで照れているのと同じで、見ている方が照れてしまうと、まず、「身ごなし」を紹介。そして、飲んだり食べたりする行為の中で、なにが最も難しいかといえば、「お金の粋な支払い方」であることを強調。つまり、お金には、その人間のそれまでの人生が見えてしまうというちょっとこわい話。他に、髭の手入れ、パーティーを成功させる秘訣、手紙の効用、そして美しい年の重ね方……等々、さりげなく、あざやかに、大人の作法を身につけるためのコツを49か条に詳述。街で仕事場で、これらが出来たらもう大丈夫という男を磨く馬場流作法を伝授。『男の礼儀作法』を改題。
  • 福岡の94歳 現役ばあちゃん先生が教える 幸せを引き寄せる18の方法
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    94歳を迎えるも、 まだ現役でお医者さんとして勤務する女医・横山通子さん。 そんな彼女のこれまでの人生と、 心身共に健康に生きる秘訣を18の方法として、 1冊にまとめました。 「自分のことは、できるだけ自分でする」、 これは横山さんが大事にする哲学だそうです。 95歳となった2014(平成26)年10月現在も、 現役で医者として勤務。 老眼鏡は使わず、歯は全部自分の歯。 心身共に健康に生きています。 ちなみに横山さん、ご自身の病院を開業した日(1946(昭和21)年7月21日)に、 NHK連続テレビ小説「花子とアン」に登場したことでもお馴染みの炭鉱王である 嘉納伝助こと伊藤伊藤伝右衛門さんが、診察で来たそうです。 伝右衛門さんは1947(昭和22)年の12月に亡くなったので、 もう晩年を迎えていたわけですが、横山さんによると、 「優しいおじいちゃんだった」という印象だそうです。 健康に長生きする方法を知るために、 あるいは、ご両親や祖父母のために、 購入されては、いかがでしょうか? ******************** ★94歳 現役ばあちゃん先生が教える 幸せを引き寄せる18の方法 ・その1 海産物をよく食べる ・その2 お味噌汁をなるべく飲む ・その3 食材にもほんの少し気を配って ・その4 自分に厳しくしすぎない食事を ・その5 規則正しいリズムを刻む ・その6 自分のことはできる限り自分で ・その7 整理整頓を心がける ・その8 自分へのご褒美を用意する ・その9 好奇心を失わない ・その10 好きな物に囲まれて暮らす ・その11 民芸品を愛でる ・その12 ゆっくりお茶を飲む時間を作る ・その13 ほがらかに笑顔で過ごす ・その14 華やかに装って、自分に自信を持つ ・その15 学べる時に学んでおく ・その16 イヤなことは忘れる ・その17 生きがいを持って日々を過ごす ・その18 生かされていることに感謝。人のために生きる 著者について 横山 通子(よこやま・みちこ) 1919(大正8)年、 長崎県の五島列島にて、厳格な元軍人の父と、 小学校教師で優しい母のもとに生まれます。 やがて、日本で初めて女医養成機関である 東京女子医学専門学校(現・東京女子医科大学) を創設した吉岡彌生(よしおか・やよい)に憧れて、 同校を受験し、見事に合格し、入学します。 卒業後は長崎に在住し、 1945年に長崎で原爆が投下されます。 たまたまお使いに行っていた横山さんは奇跡的に助かるも、 同僚の多くを亡くすことに…。 戦後は、夫の実家がある福岡県飯塚にて、 内科・小児科の横山医院を開業。 非常に患者想いで、いつでも真摯に対応する姿で、地元で愛され続けます。 真夜中にクルマで往診に行く時もあれば、 貧しい患者さんからお金代わりに野菜をいただくことも、 しょっちゅうだったとか…。 開業して70年近くになる現在も、 横山さんは女医さんとして勤務しており、まだまだ現役! 親子4代で来る患者もいるほど地元で愛され続け、 「ばあちゃん先生」とも呼ばれ親しまれています。
  • 非常識な恋愛
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    斜め上をいく人生相談。 辛口すぎるトレーナー・森拓郎、初の人生論&恋愛論。 累計80万部を超える著者が、ボイスメディア「Voicy」にリスナーから寄せられた質問に答える恋愛の【常識・非常識】。 あなたの恋愛の常識、本当は間違っていたのかも? 【目次】 第1章 彼の恋愛【常識・非常識】 第2章 私の恋愛【常識・非常識】 第3章 皆の恋愛【常識・非常識】 第4章 性と恋愛【常識・非常識】 第5章 結婚と恋愛【常識・非常識】 DigiFastBook:ビジネス・自己啓発から趣味・実用まで多彩なラインナップのワニブックス書籍の中から、あなたの“今読みたい!”“気軽に読みたい!”を叶える著者をピックアップするレーベル 【著者紹介】 森 拓郎(もり たくろう) 大手フィットネスクラブを経て、2009年、自身のスタジオ『rinato』(加圧トレーニング&ピラティス)を東京・恵比寿にオープンし、ボディメイクやダイエットを指導している。トレーニング至上主義であるフィットネス業界に疑問を感じ、運動の枠だけに囚われない独自の角度からのアプローチに拘りをもち、ファッションモデルや女優などの著名人の支持を集める。テレビ、雑誌など多くのメディアで注目されている。今話題のボディワーカー。著書に『食事10割でヤセる技術』『食事10割で代謝を上げる』『オトナ女子のための食べ方図鑑』『糖質をやめられないオトナ女子のためのヤセ方図鑑』『オトナ女子のためのヤセるレシピ』『ヤセたければ走るな、食べろ!』『30日でスキニーデニムの似合う私になる』(ワニブックス)などがあり、著者累計80万部を突破している。
  • 相手に「伝わる」対話術
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    「言わなくてもそれくらいわかるでしょ」 「それくらい察してくれなきゃ」 あなたは相手にこんな事、思ったことありませんか? それ、相手依存です。 ダブルバインド(二重拘束)に悩むビジネスパーソンも必見! 講演会満足度の高いプレゼンテーション・プランナーが教える、『伝える=一方通行』から『伝わる=双方向』ようになる3つの極意。 【目次】 第1章 無意識が人間を動かす 第2章 「察してほしい」の落とし穴 第3章 伝わるコミュニケーション 第4章 ポジティブなメッセージ 本書は、講演会で語られた「会社をもっと行きたい場所にする! コミュニケーションのすすめ」をもとに、電子書籍化したものです。 読む講演会+PLUS:講演会やセミナーで人気・満足度の高い講演を電子書籍化するレーベル 【著者紹介】 山本 衣奈子(やまもと えなこ) 1998年、玉川大学文学部芸術学科卒業。 3年時、ロンドン大学ゴールドスミスカレッジ演劇科へ留学。帰国後、長野オリンピックスタッフを経験。人に届く「声」を知る。 1999年、「声」のプロとして活動を開始。企業VP、ラジオ番組のナレーターとして参画。 添乗員、国際電話オペレーター(外国語対応)、システム系ショールームにてのVIP対応などを経て、2004年よりプレゼンテーション・プロデューサーとして活躍。 独自に開発したコミュニケーション&プレゼンテーションのノウハウには定評がある。 現在、E-ComWorks株式会社代表。
  • いろんな字、いろんな人間。おんなじ字はひとつもない。
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    人の数だけ文字がある。 おんなじ字はひとつもない。 おんなじ人間だってひとりもいない。 「幸せ」を研究する書道家、武田双雲が半生を振り返って伝える、「幸せ」のありか。 【目次】 第1章 感動屋の両親に育てられて 第2章 「た」の字が人生を変えた 第3章 個性の時代をどう生きるか 本書は、小・中学生向けに講演会で語られた「文字の力・言葉の力・生きる力」をもとに、電子書籍化したものです。 読む講演会+PLUS:講演会やセミナーで人気・満足度の高い講演を電子書籍化するレーベル 【著者紹介】 武田 双雲(たけだ そううん) 熊本県生まれ。3歳より書家である母・武田双葉に師事し、書の道を歩む。東京理科大学理工学部卒業。 大学卒業後、NTTで約3年間の勤務を経てから書道家として独立。音楽家、彫刻家などさまざまなアーティストとのコラボレーション、斬新な個展など、独自の創作活動で注目を集める。 現在は、各種メディアへの出演、イベントでの書道パフォーマンス、講演活動を行っている。 「感性・感謝・感動」を活動基盤に置き、日本文化の発信をしている。 著書に『ポジティブの教科書 ― 自分も周りの人も幸運体質になる3つの基本と11の法則』(主婦の友社)、『いろはにほめ言霊 幸せを呼ぶ47のほめる方法』(KADOKAWA/メディアファクトリー)、『人生に幸せ連鎖が起こる!ネガポジ 変換ノート』(SBクリエイティブ)など多数。
  • 挑戦する力
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    人口減少によって国として縮小していくことが予測される日本。 その中で「食いっぱぐれない」よう生きるためには、「人と違うこと」が武器になる。 あなたにしか見えない景色、あなたにしか生み出せないアイデアは、チャレンジすることで見えてくる。 チャレンジし続ける乙武洋匡が語る、「挑戦」することの大切さ。 【目次】 第1章 「挑戦者」「チャレンジャー」の素質 第2章 今の時代に求められるチャレンジ精神 第3章 チャレンジを失敗させた経験、そしてこれから 本書は、講演会で語られた「チャレンジ精神を忘れずに」をもとに、電子書籍化したものです。 読む講演会+PLUS:講演会やセミナーで人気・満足度の高い講演を電子書籍化するレーベル 【著者紹介】 乙武 洋匡(おとたけ ひろただ) 1976年、東京都生まれ。大学在学中に出版した『五体不満足』がベストセラーに。 卒業後はスポーツライターとして活躍。 その後、教育に強い関心を抱き、新宿区教育委員会非常勤職員「子どもの生き方パートナー」、杉並区立杉並第四小学校教諭を経て、2013年2月には東京都教育委員に就任。 教員時代の経験をもとに書いた初の小説『だいじょうぶ3組』は映画化され、自身も出演。続編小説『ありがとう3組』も刊行された。 おもな著書に『だから、僕は学校へ行く!』、『オトことば。』、『オトタケ先生の3つの授業』など。
  • 愛なんかこわくない 心を伝えるパフォーマンス
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    だれかを愛し、愛されない人生は、寂しいものです。でも、愛に捉われすぎて、臆病になっていませんか? 失うのが怖ろしくて本当の自分を見せられない人、愛しながらも好きといえず逃がしてしまう人は、愛をこわがりすぎているのです。真に深い愛をつかむには、心を伝える自己表現の知恵を身につけねばなりません。かわいい女といわれる自分の出し方をお教えします!
  • 職場のメンタルヘルス相談室 ~ココロが折れそうな人にスグ効く22の処方箋~
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    今にも「ココロが折れそう」な皆さんの「もののとらえ方」 「考え方」=「認知」に焦点を当て、「本質的な問題」を探ります。  このところ、様々な「パワハラ」「セクハラ」問題が世間を騒がせています。それと同時に、パワハラ、セクハラを受けた人(被害者)のケア、特にメンタル面でのサポートが求められています。  本書では、現代社会の深刻な問題であるパワハラやセクハラも含め、様々な職場におけるトラブルや人間関係に悩み、今にも「ココロが折れそう」になっている方々の相談に対し、解決方法をスバリとお答えします。  本書の意図は、会社組織や上司の問題・責任を追及することでも糾弾することでもありません。あくまでも、悩みを持つ皆さんの「もののとらえ方」「考え方」=「認知」に、焦点を当て、「本質的な問題」を探ろうというのが主旨です。そして、皆さんの悩みを解決するための最も効果的なソリューション=「処方箋」を提案しています。 ▼著者紹介 見波 利幸(みなみ としゆき)  外資系コンピュータメーカーなどを経て、1998年に野村総合研究所に入社。メンタルヘルスの黎明期よりいち早く1日研修を実施するなど日本のメンタルヘルス研修の草分け的な存在。 講演や研修のほか、カウンセリングや職場復帰支援、危機対応、カウンセラー養成の実技指導、更に海外でのメンタルヘルス活動など活動領域は多岐にわたる。 また、オリンピック委員会より委嘱されるメンタルトレーニングチームより専門のトレーニングを受け、メンタルトレーニング、目標達成に関しての造詣が深く、その関連するモチベーション、目標達成力強化研修にも定評がある。 2015年より日本メンタルヘルス講師認定協会の代表理事に就任し、メンタルヘルス講師の育成にも取り組んでいる。
  • The Message of Masters あなたの運命の主人となるために(日本語版) あなたが思い通りに生きるためのただ一つの法則
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    この本にはあなたが思い通りに生きるためのたった1つの法則が書かれています。しかもわかりやすく。 ≪90年近く、世界中で読み継がれている成功哲学の古典≫この本にはあなたが思い通りに生きるためのたった1つの法則が書かれています。世の中は常に変化していくものですが、普遍的な法則もあるのです。一人でも多くの方々に、是非とも読んでいただきたい本です。本書をマスターして、あなたの運命の主人となってください。※なお本書籍をテキストとした文字講座・音声講座・動画講座がオンラインスクール形式で、情報考学研究会サイト(https://infothink-lab.org)より提供されています。 【著者】 若葉椰子 (コンセプター)若葉椰子 人生100年時代を活き活きと活きるための術を伝えるべく、日々、研究・実践・検証を行っている。主な研究テーマとして、「会社で学ぶビジネスの基本!シリーズ」「NOT 定年退職!シリーズ」「ぼーっと生きない!シリーズ」「子孫に伝授してから死ね!シリーズ」がある。
  • 世界の大富豪2000人は知っている! 4つの自由で「成幸」を手にする方法
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    「この世の中、成功者と呼ばれる人は多くいるが、本当に幸せな真の成功者は3%程度しかいない」 本書では、多くの成功者との出会いによって経験したエピソードを交えて、3%の幸せな成功者(成幸者)が人知れず実践している習慣を紹介するとともに、彼らとの出会いによって学び、刺激を受け、身につけたおかげで、ごく普通の一般人であった私が複数の会社経営者となれた事実を踏まえて、普通の人でも成幸者になれる方法をわかりやすくお伝えしたいと思います。  習慣が変われば思考が変わる。 思考が変われば意識が変わる。 意識が変われば行動が変わる。 行動ができれば新しい何かがそこに生まれる。 あなたも一日も早く、4つの自由を手に入れて、幸せな成功者になってください。
  • 人生は「動詞」で変わる
    4.0
    「マイ動詞」で自分をスイッチ・オン! 「叫ぶ」「触れる」「見る」「歩く」……数ある動詞の中から自分の感覚に合うものを見つけ、それを意識して過ごすことで、眠っていた潜在能力が目覚めてくる! たとえば「締める」という動詞を意識すれば、落ち着きが出て自分に自信がつく! など、動詞で自分を変えるためのヒントがちりばめられた12章。即効性があり、今すぐ始められる自己変革へのアプローチ。
  • ビジネスに効く! マインドフルネス《超入門》 ~リラックスと集中が引き出すハイパフォーマンス~
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    みなさんは「マインドフルネス」をご存知ですか? もともとは日本仏教の禅に基づいた「東洋的な自己修練法瞑想」を欧米で研究し、メソッド化したものです。本書は、ビジネスパーソンのためにマインドフルネスをどう活用するかを紹介する本です。 仕事の中では実にいろいろなシーンがあり、そういったシーンごとに、悩みは尽きません。 ビジネスパーソンにとってとても重要な問いかけ…。 「自分は何のために仕事をしているか?」 「自分とは何者か?」 マインドフルネスには、真剣に実践し続けることで、自分自身に素直になりありのままの自分を受け入れ、身心だけでなく仕事の本当の意味、生き方、生きる意味、自分とは何者かという命題までも解決できる力があると、私自身は信じています。 読者の皆様にもマインドフルネスの概念、そして実践法を知っていただきたいと思っています。そして、日々の実践により皆さんご自身の仕事や生活がより豊かで実りあるものに変化していかれるように願っています。 ▼著者紹介 長谷川 洋介(はせがわ ようすけ) 東京マインドフルネスセンター/センター長・ディレクター。 1977年東京生まれ。法政大学卒。医学系学術雑誌の制作会社に勤務経験後、ヴィヴェーカナンダ・ヨーガ研究財団ヨーガ・インストラクター養成講座修了。 ジョン・カバット・ジン博士による「MBSRワークショップ」終了。米国マサチューセッツ州立大学メディカルスクール主催MBSR-マインドフルネス逓減法プログラム「Mindfulness Tools」「Fundamentals」など修了。 日本マインドフルネス学会会員。一般社団法人日本ヨーガ療法学会会員。現在は、東京マインドフルネスセンターのディレクター&センター長を務めながら、マインドフルネスを通じて心と身体を整えるための実践法を伝授している。
  • アダルトチルドレンの片付け術-汚部屋から解放されれば心に平穏が訪れる-20分で読めるシリーズ
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    さっと読めるミニ書籍です(文章量15,000文字以上 20,000文字未満(20分で読めるシリーズ)=紙の書籍の30ページ程度) 【書籍説明】 本書をお買い上げいただき、ありがとうございます。 本書は、アダルトチルドレンの方で片づけが苦手、モノに囲まれていないと落ち着かないという人に向けた片付け術をまとめたものになっています。 本書では、そうした方々に向けて、スッキリと片付いた部屋にするための方法をご紹介しています。 最初にお伝えしておきたいこととして『完璧さを求めない』ということを、自身に言い聞かせてください。 完璧さを求めてしまうと、必ずその反動が起こります。 詳細は、本書内でご紹介しますが、完璧さを求めないことは、『グレーゾーンを理解する』ことにも繋がります。 本書は、アダルトチルドレンに向けて執筆したものですが、アダルトチルドレンではない方でも、本書で紹介する方法を活用していただければ、散らかった部屋の片付けが癖づくようになります。 本書の後半では、片付けを続けていけるリストの作り方についてもご紹介しています。 部屋だけでなく、職場のデスクの上、引き出しの中、学校のロッカーなど、さまざまな場所で活用していただけますので、是非本書を参考に片付けを楽しんでください。 【目次】 なぜ部屋はモノで溢れてしまうのか?その理由は心の中にある モノを単純に減らしても片付くのは一時的。必要なのは意識の持ち方 片付けができれば無駄な出費は必ず抑えられる 片付けに必要なのは『やる気』ではなく意識と行動 いっぺんに片付けをしようとするから片付かない 片付けの最大の敵は「やりっぱなし」「出しっぱなし」と心得る 片付いた部屋をキープするには「一行動一動作」と適切な動線づくりが必須 部屋にモノが増え出したら、まずは自分自身と対話をしよう 心が平穏だと部屋が片付くのではなく、部屋が片付くから心も平穏になる 毎日の片付けリストと片付けルールをつくろう できたことには花丸で自分をしっかり褒めてあげよう
  • うちの子ADHD。ネコの手も借りたい!ADHD児童親子のストレスをうんとラクにするには?20分で読めるシリーズ
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    さっと読めるミニ書籍です(文章量20,000文字以上 24,000文字未満(20分で読めるシリーズ)=紙の書籍の40ページ程度) 【書籍説明】 発達障害という言葉が世の中に浸透して、うちの子もしかしたら…と、気づいてあげられる親御さんが増えてきました。 しかし、ADHDの子どもは見た目では判断が難しく、まわりに理解されず多くの方がつらい思いをされています。 学校でのこと、友だち関係のこと、ご家庭でのことなど、お母さまは周りの人に常に気を配り、それでも白い目で見られることもしばしばです。 いちばん悲しいことは、「親のしつけの問題」で片付けられてしまうこと。 「一生懸命に頑張っているのに。」「この子はなんで言うことをきいてくれないの?」など、たくさんのストレスを抱えて日々過ごされていることでしょう。 また、お子さまも同じように悩んでいます。 「みんなと同じようにやりたいのに。」「なんでうまくできないんだろう?」と、心の中で悲鳴をあげています。 でも大丈夫。 本書はADHDのお子さまを持つ親御さんへ、解決策やストレス緩和など、ADHD児と親の両方向から焦点をあて、纏めてみました。 さあ!これから親子でハッピーになるため、実践して心にゆとりを、これからの毎日を明るく笑顔に変えていきましょう! 【目次】 第1章 集中させるためのコツ 集中できない理由 集中させたいときはどうする? 褒めるが勝ち! 第2章 言い聞かせたいとき できたらまず褒める サインで効果抜群 そわそわしているときはどうする? 第3章 イライラ&キレたとき まずは心を落ち着かせる 傾聴の仕方 第4章 忘れっぽさを防ぐためのコツ 忘れっぽい原因と対策 ホワイトボードを活用する 第5章 社会性を育む 片づけの習慣をつけさせるには 疑似体験で社会性を育む 注意するよりもお手本を褒める 第6章 親子のストレスを軽減するために 親子のスキンシップ法 アートセラピーについて その他のストレス解消法について まとめ
  • 1分間孫子の兵法
    値引きあり
    3.4
    ◆弱くても勝てる 最強の戦略教科書をポケットに ◆激変する時代をたくましく生き抜く 厳しい世の中をサバイブする。駆け引き、段取り、競争に強くなる。 「戦わずして人の兵を屈するは、善の善なる者なり」などの箴言で知られる『孫子』。 中国の古代、春秋時代の武将、孫武が書いたとされ、2000年以上も読み継がれたまさに古典中の古典。 世界最古の兵法書であるとともに、現代にも通じる人への深い洞察の書として繰り返し読み返されてきた。 リーダーシップ、組織の統率の仕方、人間心理の綾などを読みとるうえで必携の書。 今回1分間名著シリーズとして、たった1分のスキマ時間で名著のエッセンスがマスターできるスタイルで登場!
  • ほどよく距離を置きなさい
    値引きあり
    4.0
    人間関係の中で生まれる小さなトゲや心のからまり。 やさしい自分でいたいのに、本当はもっとやさしい自分のはずなのに、 怒りや嫉妬がそれを邪魔することって、ありませんか? 長く連れ添った夫や妻、子ども、嫁や婿。そして、気心知れた友人、ご近所さん。 自分の周囲の誰かと、思っているよりもう半歩だけ、ちょっと距離を置いてみると、やさしさを取り戻し、本来の自分らしく、心地よく生きられる。 そう説くのが、本書の著者、90歳の現役弁護士、湯川久子氏です。 やさしく、しなやかに、あらがわず、でも、流されず――。 多くの相談者が「話すだけで心が軽くなった」と信頼を寄せる現役弁護士の生き様から紡ぎ出される言葉が、あなた本来のやさしさを、きっと思い出させてくれることでしょう。 *目次より ◎争いごとで「命の時間」を無駄にしない ◎正しいことを言うときは、ほんの少しひかえめに ◎お互いの「台所の奥」には入らない ◎「話す」ことで問題とほどよい距離が生まれる ◎誰かのために流した涙が人の心を育てていく ◎人は一番の本音を言わずに、二番目を言いたくなる生き物 ◎「あたりまえ」と言いたくなったら立ち止まる ◎一人で生きているつもりでも、一人きりで生き抜くことはできない ◎立つ鳥は余分なお金を残さない ◎時の流れは「一番つらかったこと」を「一番の思い出」に変える
  • カリスマヘッドハンターが教える のぼりつめる男課長どまりの男
    値引きあり
    4.0
    かつてNHKの番組「プロフェッショナル仕事の流儀」でも紹介され、その仕事術が話題となった、カリスマヘッドハンター森本千賀子氏。 2万人の転職支援に関わり、役員クラスの転籍に関わった企業は2000社と、その実績とエグゼクティブたちからの絶大な信頼から「日本一のエージェント」と評される氏。 これまでの膨大な数の「のぼりつめる男」たちを見てきた氏が、女性ならではの視点で「のぼりつめる人とそうでない人の小さな差」をはじめて整理した1冊です。 「アポをとるときには」「取引先を怒らせたら?」「遅刻した部下をどう叱る?」「飲み会はどこまでつきあう?」「社内の誰を味方につける?」など、 あらゆる場面での「のぼりつめる人とそうでない人の小さな差異」を網羅。 全32項目、ほんのり笑えるイラストとともにサクサク読み進めるうちに、「ここではこうしよう」と、今日から役立つ、仕事のやり方考え方を学べます。 *目次より ◎面会のアポイントをとるときは? /「13時から15時でお願いします!」が不親切である理由 ◎初訪問の営業先に早く着いたら? /一目散に内線番号をプッシュする人が見逃していること ◎取引先を怒らせた! どうする? /結婚式の参列ドレス姿で、飛行機に乗って謝罪に!? ◎部下のどこをほめる? /上司よりも部下からの信頼が、出世を決めている ◎時間にルーズな部下、どう指導する? /10分遅れた意味をどうとらえるか
  • ビジネス成功者から学ぶ“話す力”を養う30のルール
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    お金を生む“話し方”の極意を伝授! “話す力”を養えば人生が180度変わる! こんな悩みありませんか? 『この状況の場合、なんて話したらいいんだろう…』 そんな痒い所の悩みを解消する、シーン別の≪話し方≫を詳しく解説! ・話す前 ・話すとき ・話すコツ 【本書の効能】 ・良好な人間関係を築ける ・モチベーションが上がる ・給料アップ ・ビジネスチャンスの拡大 ・仕事で成功できる
  • 頭のいい朝の習慣術 たった15分の早起きが夢をかなえる
    3.7
    あなたは早起きの習慣がありますか? 人生の目標を達成するには、うまく時間を使い、時間効率をいかに上げるかがポイント。とりわけ早朝は、1日の疲労がたまっておらず、周りも静かで集中できるため、勉強するのに最適なゴールデンタイム。朝の時間をどのように使うかで、人生は大きく変わります。 本書の著者は、年間300回以上のセミナーをこなし、カリスマ講師とよばれる箱田忠昭氏。それまで、日本コカ・コーラの広告部マネージャー、エスティ・ローダーのマーケティング部長、パルファン・イヴ・サンローラン日本支社長などを務めてきた人物です。 著者自身、早起きして語学を習得したり、サーフィンの練習をしてインストラクターの資格を取得するまでになりました。そうした著者の経験から生み出された習慣や法則、時間の使い方を本書で紹介しています。 なぜ朝の時間を使うのか、朝の時間の作り方、朝を効率よく過ごすテクニック、起床直後の習慣、家を出る前にすべきこと、通勤電車の過ごし方、仕事の効率を上げる方法、と順を追って解説。 また「タイムロック」や「やることリスト」「一五分活用法」など、今日からすぐに実践できる具体的なテクニックも掲載しています。 ビジネスマンのみならず、大きな夢や目標をもっている人、毎日時間に追われている人など、あらゆる人におすすめの一冊です。
  • マッチョ社長のお悩み相談室 すべての悩みは筋トレで解決できる
    4.5
    16歳で単身渡米し、英語・中国語・日本語を操るトリリンガル社長・Testosterone氏。成功の秘訣は筋トレにあった! 氏いわく、「すべての現代人の悩みは筋トレで解決できる!」。モテたい人、自信がない人、成功したい人、友だちが欲しい人、彼氏・彼女がほしい人はなによりも筋トレしよう! 「ありとあらゆる問題は筋トレで解決できる。冗談で言ってるんじゃねえ。大マジだ」(本文より)
  • ジェームズ・アレンの自分を幸せに導く方法
    -
    “成功哲学の祖”マーフィーやカーネギーに影響を与えた世界的ベストセラー作家ジェームズ・アレンが、幸せをつかむ秘訣を詳細に指南。没後100年経っても色褪せない思考を、今すぐ手に入れよう。
  • 夢をかなえる読書術
    値引きあり
    3.9
    あなたは、どのように本を読んでいますか? 司法試験などの国家試験を目指す人向けの受験指導校「伊藤塾」を主宰する著者は、 日々、勉強や仕事で、たくさんの本を読まざるを得ない生活をしています。 読んで、読んで、圧倒的に読みまくる。 ただたんに目を通すのではなく、ポイントをつかみ、授業や論文で「使える」ように読む。本を「考える素材」として活用する。 そのために、「本をどんどん汚す」ということをしています。そもそも、テキストがきれいなままの人が、司法試験に合格できるでしょうか? 勉強すればするほど、自然と本は汚れ、赤線やマーカーが引かれ、使い込まれたものになります。 本は汚せば汚した分だけ、自分のものになっていくのです。 では、どんな本を積極的に選び、使い、学ぶのか。本をどのように汚し、自分のものにしているのか。 自分を進化させ、夢の実現を後押しし、幸せになるための読書術を、本書でお伝えします。 *目次より ・ 合格する人の共通点は「よく本を読んでいること」 ・ この世に「おもしろくない本」は存在しない ・ ひとつのテーマで「20~30冊」まとめて買う ・「本をコピーして持ち歩く」方法をすすめる理由 ・「読むのに時間がかかる本」に挑戦する ・ 自分の部屋で「立ち読み」をしてみよう ・「本で助けられた経験」の有無が人生を分ける  など
  • ぼくは悩んだ分だけ成長できた。 あなたを動かす仕事・人生・出会いの話
    4.5
    小さい頃から“バカ”と言われ続けた男が単身渡米、世界一流のコンサルティング会社に入社し夢をつかんだ。本書はそんな著者が、自身が悩みや迷いから学んだ成功の秘訣を大公開! 「若いときこそ悩み苦しみ、乗り越えていく経験が必要」「幸せになるには人の幸せを願い、激励すること」など、人生を変えた教えが満載。あなたの毎日が熱くなる一冊! 『仕事と人生を熱くする、いい話』を改題。

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  • スーパードットなひとになる。 コミュニケーションとテクノロジーの“今”
    -
    「今までのように、プロデューサーとディレクター、コピーライターとアートディレクター等々、対峙して職種を考える時代は終わったのではないでしょうか」(本文より) すべてのメディアを飲み込んでしまったデジタル・テクノロジー。デジタルメディアの中心は驚異的なスピードで遷移していく。バナー、ウェブサイト、ムービー、アプリ、SNS、そしてロボットと。もはや既存の手法や考え方が通用しない。メディアは、表現は、モノづくりはどうなるのか。この環境のなかで何をどう表現すればよいのか。デジタルの広告クリエイティブ職として数々の世界的アワードを受賞しながらも広告代理店を辞し、アーティストやテクノロジストとのコラボレーションを展開する等の異色の活躍を続ける著者。本作では、テクノロジーと表現の現状、そしてその先に待つものを伝えつつ、テクノロジーを軽やかに身に纏い新たな表現を創り出す「スーパードットなひと」になるための考え方、在り方、発想法を示す。本作を通じて自分自身を再定義できれば、メディアの形を問わず、人の心を動かす最も大切なものに近づくことができるはず。【目次】●枠を設けることが意味を為さない時代 ●メディアはメッセージ ●クリエイティブ試験不合格のクリエイティブ・ディレクター ●答えは、ひとつじゃない ●メディアと表現は常に変化し続ける ●イデアとエグゼキューション ●クリエイティブとは問題を提起すること ●究極のプロジェクションマッピングとは ●リアルとバーチャルは対義語ではない ●新しい広告のヒントは広告祭を見に行っても見つからない ●メディアのコンディションを疑うこと ●再定義のための発想法 ●コミュニケーションデザインとは何か ●サイトスペシフィックな島 ●体験デザインってなんだ ●これからのデジタルテクノロジーが向かう先 ●ストーリーテリングの力を見くびるな [本書について]本書は、山口哲一氏がオーガナイザーを務める「ニューミドルマン養成講座第5期」の講義内容をもとにしつつ、それを新たに書き起こし電子書籍化したものです。
  • 本当に集中できた瞬間だけが人を強くする
    値引きあり
    -
    「自分らしい何か」を見つけたいと思ったら、なにか新しいことを始めようと考えるのが一般的です。 しかし強みを見つけるのに必要なのはあれこれ手を出すことではなく、1つのことに絞って「集中」することだと著者は言います。 そこで本書では、とことん集中して自分だけの強みを見つける方法を余すことなく紹介します。 著者はこれまで、ラテアートワールドチャンピオンシップでアジア人初の優勝を果たし、 世界最年少でフランスチーズ鑑評騎士に選出され、 DEAN&DELUCAの社員番号1番として会社と店舗の発展・拡大に広く貢献してきました。 どれも好奇心の赴くままに始めたことで、スタート当初は特別な才能はありませんでした。 それでも様々なジャンルで実績と成果を残すことができたのは、1つのことに思う存分集中し結果を残す方法を模索してきたから。 本書で紹介するのは、そんな試行錯誤の末に確立されたノウハウばかりです。 ぜひこの本で、自分の強みを見つける一歩を踏み出してみてください。 *目次より ◎「ゴール」を設定するから失敗する ◎現状から抜け出せないときは自分が「妄想」していないか疑え ◎不器用な人は間違いなく伸びていく ◎本番に弱い人はじつは集中力が欠けていた ◎ここいちばんで自分史上最高の力を発揮させるイメージトレーニング ◎本番でいっさいの緊張がなくなる法則 ◎できる人は喜怒哀楽に振り回されない
  • 臥龍学びの玉手箱 見えない本気は蜃気楼と同じ! 成果を出す人の「考動力」とは?
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    経営コンサルタントとして、そして感動経営の伝道師として有名な臥龍が社長に贈るメッセージ! 本気で学びたいと思っている人だけが成果を出す素質を持っている! 「自ら求める」本気力と、企画の根となる「コンセプト」こそが考動力である理由を、臥龍こと角田識之が具体例を交えてわかりやすく指南! 本書を読んで成功のための行動と心構えを身につけよう。 【著者プロフィール】 臥龍(がりゅう)こと角田 識之(すみだ のりゆき) 経営コンサルタントとしての経験を生かし1989年に(株)ハイネットを設立。「人本主義経済思想」を実践するべくアジアの事業家ネットワーク「APRA(エープラ)」を設立する。近年では職場で起きた感動的なエピソードを発表する「感動物語コンテスト(略称:カンコン)」を主催し、大きな反響を巻き起こしている。
  • 人前で話すための 聞いてもらう技術
    値引きあり
    5.0
    「人は基本的に、他人の話を聞かない」――教師として、またセミナー講師としてこのことを実感してきた女子大の人気講師が、 長年の経験をもとにたどり着いた「聞いてもらう技術」を初公開します。 こちらが伝えたいと思っていることが、「確実に相手に届く」ために絶対必要なこととは? 話し手と聞き手の間にある「境界線」をなくして、「WE関係」をつくる方法とは? 面接や自己紹介、朝礼や会議、営業や販売、発表やプレゼン、婚活や披露宴など、あらゆるシーンで、驚くほど効果を発揮します。 ◆著者からのメッセージ 僕が研究してきた「聞いてもらう技術」を、書籍という形で初めて公開します。 これは、教師という仕事を通じて培ってきた技術です。 でも、その背景には、僕が音声学者(音声によるコミュニケーションを扱う言語学者)だということもあるのです。 そんな僕がたどり着いた技術というわけです。 だからこそ、人前で話すどんな場面でも通用します。どんな相手にもばっちりOKです。(本書プロローグより) *目次より ◎婚活パーティに見る男女の「境界線」  ◎その服装、「誰のために」選びましたか?  ◎寿司はウニから食べさせろ!  ◎「余談ですが……」のすごいパワー!  ◎知っていること「9」、知らないこと「1」のバランス  ◎くりぃむしちゅー上田さんに学ぶ「たとえ話」のテクニック  ◎シーン別「聞いてもらう技術」 etc.
  • 世界を股にかけた「信念の実践家」 桜沢如一の自由人思想に学ぶ
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    健康になりたい、幸福になりたいというのは、時代を越えて万人に共通の願いと言ってもよいだろう。この「健康と幸福」の道を、世界を股にかけて説き続けた「巨人」が、桜沢如一だ。  最近の傾向としては「生き方」に直結するような内容が強く求められている。「人間研究」をテーマとしたものが、松本幸夫氏の出版物の中でもファンが多く、本書もその一冊だ。  桜沢如一のことを全く知らない方は、いったいどんな人物だったのか、ということを知る位のつもりで読み進めていって欲しい。すると、なぜ松本氏が、が知られざる「巨人」と言ったのかがわかってもらえるであろう。  桜沢は、自らの人生哲学を「無双原理」と称しており、そこには中国の「易」「陰陽」といった思想が底流にある。そして、東洋哲学、文化を西洋に紹介したという意味では、決してオーバーでなく、岡倉天心に匹敵するだけの業績がある。  桜沢は、フランス語をほぼ完璧に使いこなした(しかも独学独習で)。ヨーロッパに無双原理を広めようとシベリア鉄道でパリに入り、わずか200円で生活をしながらフランス語で論文を書いたのが、世界に桜沢の名が知られる土台石となった事である。しかも桜沢の説く「食」は、ほとんど食費のかからない利点があり、それを自ら実証していったのである。  フランスのみならずアメリカからアフリカ、アジアの各地に至るまで、桜沢は自ら乗り込んで、「自由人」として生きたのである。  新しい時代のキーワードとして、次の「3K」があげられることがある。それは「国際化」、「共存共栄」、「(社会)貢献」である。国際化というのは言うまでもなく、ビジネスにおいては一国内ではなく、世界的な規模での活動ということになる。もちろんここでもビジネスとか経営というのはそれに限らない。文化交流や環境問題、政治等、全てを含めての「国際化」であり、「共存共栄」ということだ。  そして「貢献」である。これは、営利を広く社会に還元する活動ということだ。個人においては「奉仕」と言い換えても構わない。 「国際化」と叫ぶ人は多いが、実際に行動の伴っている人というのはそう多くはあるまい。 また、桜沢は、自らの信念の「実践家」であり「行動人」であったと言ってよい。  桜沢は多芸・多才の人であったが、そこには「あらゆることを勉強し、全てのことに通じ、人のために尽くしなさい」という若くして亡くなった母の教えがあった。親の愛とは何かについても、桜沢から学ぶことは大きい。  知られざる偉人、自由人として生きた桜沢如一のことを、一人でも多くの人に知ってもらいたい。本書が、読者の心の支えとなることを願う。
  • 通勤大学文庫 通勤大学人物講座3 マーフィーの教え
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    成功法則の先達として知られる“マーフィー”こと、ジョセブ・マーフィーは、この分野では知らない人はいないくらいの巨人であり、現在、巷で提唱されている“願望実現法”の基礎を築いた人物である。  彼の教えの中心概念は、『誰でも、生き生きとイメージしたことは実現する』という非常にシンプルなものであり、そのシンプルさゆえ、時代を超え、地理的な壁を超え、広まった。  しかし、一方で、そのシンプルさゆえの裏返しとして、マーフィー理論を正しく使うことができず、せっかくの魔法の杖を間違って振ってしまう人が後を絶たなくなってしまったのも事実である。  実は、松本幸夫氏もその一人であった。  自分の欲しい物、なりたいもの、仕事の成功、……、本で読んだマーフィーの教えにしたがって、生き生きと自分の願望をイメージしたつもりになっても、効果が思うようにみられなかった。なぜ、効果がみられなかったのか。その疑問を解決すべく、膨大なマーフィーに関する資料を読み、研究を重ねていくうちに、そこにはあるキーワードが存在することがわかった。  そして、そのキーワードにしたがってマーフィー理論を読み解いていくと、そこには願望実現のための、厳密だがシンプルな法則が存在していることがわかったのである。マーフィーの理論においては、「計画」「方法」「手段」というのが「ない」のではなく、「任せて」しまうということだ。では、何に任せるかというと、その相手は、「宇宙」「神」「仏」「潜在意識」と、何と呼んでも構わないが、「小さな自分の力でない大いなる力」である。マーフィー理論では、これを「潜在意識」ということが多い。 そして、キーワードは、『潜在意識へ刻印したことは実現する』ということであった。  松本氏は、この法則が理解できてから、願望はおもしろいように実現していった。それは、仕事での成功から、欲しい物を手に入れることまで多岐に渡った。  結局、ほんの少し補足するだけで、マーフィー理論は恐ろしいまでの効果を発揮するということが、わかったのである。  そこで、松本氏は、潜在意識への刻印の仕方を、一般の方にもわかるように体系付けてみることにした。そして、だれにでも実行、実現可能な方法を確立することができたと思う。  そういう意味で、本書は、いわばマーフィー理論の『正しい取り扱い説明書』であるといえるかもしれない。マーフィー理論を正しく使用することによって、あなたの願望が劇的に叶うことを確信している。
  • 通勤大学文庫 通勤大学人物講座2 安岡正篤に学ぶ
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    いつの時代であっても、強いリーダーのいる国は栄えるものだ。特に混迷の時代、激動の時代となってくるとなおさらその感は強い。  大人物になりたいと切望した20代の松本幸夫氏は、リーダーとしての吉田茂、佐藤栄作田中角栄といった総理の「人物研究」をしていた。今の時代、必ずしも「総理大臣」が最高のリーダー、尊敬すべき人物例とはいいきれないのかもしれない。しかし、少々時代をさかのぼれば、歴代総理というのは、やはり日本の国を動かしていくだけの強力なリーダーシップを発揮していたものだ。  すると、歴代総理をリーダーとすると、さらにそのリーダーを指導している人物がいるのだということを耳にするようになった。それが、本書で取り上げる「安岡正篤」だ。 「良き師」を求めていた松本氏は、安岡の著書を手にした。自分の求めていたものにようやく出会えて喜び、むさぼるように安岡の著書を読破していった。  安岡は、一高(東京第一高等学校)の卒業時に『王陽明の研究』、東京帝国大学在学中に『支那思想及び人物講話』を著しており、陽明学者として知られていた。安岡は25歳の時に、親子ほど年が離れていた、当時の海軍大将・八代六郎と会見したことがある。話は陽明学の解釈にまで及び、二人の意見が衝突したことがある。1週間後、自分の非を認めた八代将軍が、安岡に弟子入りしたという。それだけ陽明学者として、あるいは人格的に安岡が優れていたということの証左となろう。また、安岡が30歳の時(昭和2年)の弟子の一人に吉田茂がいたことでも、安岡の人間的なスケールの「大きさ」がうかがわれる。  戦前・戦後を通じて、安岡は総理の陰のアドバイザー役であった。佐藤栄作、福田赴夫、大平正芳、中曽根康弘……。また、財界の心の拠りどころでもあった。稲山嘉寛、平岩外四、江戸英雄……。各界の「トップ」と呼ばれている人の大半が、安岡の教えを受けたといっても過言ではない。繰り返すが、リーダーのさらに上に立つことのできた人物が、安岡なのだ。  そんな安岡の教えのエッセンスが、本書に凝縮されている。歴代の日本の要人が学び、国家の方針を決定づけてきた哲学が、述べられている。  特に、人生観についての安岡の教えを取り上げた。また、陽明学者として名高かった安岡が、どのように王陽明の教えを実践していったのかも学んでいく。さらに、安岡の説いた「帝王学」に関してもふれてある。そして、安岡自身の生きざまから何かをつかみとっていただくために、安岡の生き方を記してある。  混迷の時代、強いリーダーが、必要な時代にこそリーダー中のリーダーであった安岡の哲学が生きてくる。そして、それは時代を超えての真理であるから、本書によって少しでも早く学んだほうがあらゆる面で「得」である。限りある人生、本書を手にしたこの「縁」を逃さずに、安岡から学びとろう。
  • 通勤大学文庫 通勤大学人物講座1 中村天風に学ぶ
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    人名辞典を探しても、載っていない人物。だが、偉人であり、確実に歴史を動かしてきた人々。そんな知られざる偉才、異能を紹介することは、松本幸夫氏のライフワークの一つだ。  中村天風は、そんな「知る人ぞ知る」という偉才の人といってよい。  インドの聖者カリアッパ師と出会い、死病を克服し、日本人初のヨガ直伝者として修行にあけくれた日々。さらには帰国後、実業界での地位を築いたものの、突如大道での辻説法者となる。やがては天風哲学を確立し、各界の人々の精神的な支柱となるに至る。  自分は大宇宙のパワーと一体であるという自覚のもとに、人としての尊い生き方を徹底していく具体的な方法を天風は説いた。  どうしたら日々力強く自信を持って生きていけるか。どうしたら勇気を持って、人々に力、夢、希望を与えるような生き方ができるのか。天風が活躍したのは、主に大正、昭和であったけれども、時代が変わろうとも人間には共通したものが存在している。 実践を何よりも重んじた中村天風とは、いったいどんな人物だったのだろうか? 各界の著名人が、頭を垂れて教えを乞うたという、その「天風哲学」とは、はたしてどのような内容なのだろうか? 天風哲学は、もちろん天風の創意によるものである。自己暗示に見られるような心理学的な要素もあり、あるいは「潜在意識」「深層意識」の考え方、さらに武術や武道的な物の見方が説かれることもあった。その理論が、天風自身の生きざま・信条に混ざり合って、新たな「天風哲学」の成立をみたわけである。天風哲学は「行動のみ」ではなく、この「実証主義」の天風哲学に感動した人物が多くいる。  中村天風の人物像のみならず、「天風哲学」のHOW TO DOが本書には盛り込まれている。また、天風哲学の実践法の基本についても述べられている。  基本というのは決してあなどれず、そこから応用が可能になっていくものだし、基本の中に実は天風の教えのエッセンスが集約されている。  さて、本書はいわば、楽しく、軽い気分で心の修練を行なってもらえるような、「道場」だと思って欲しい。この道場で天風哲学の基本を学ぶことにより、何年も本気で修行したのと同じ位に、読むだけで勇気が湧いてくる本である。どこでも手軽に、通勤時間であなたの心は磨き高められていく。  天風哲学を一人でも多くの人に知ってもらい、さらには実践してもらうことによって、悔いのない人生という幸福を手にして欲しい。
  • 「理想の自分」に出会う本
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    「汝自身を知れ」というのは、古来、哲学者の大命題となってきたものである。 人類は、月面にまでその足跡をのこし、科学文明は、なおも発達を続け、インターネットに見られるような全く新しい「文明の波」に乗りつつある。  すでにアルビン・トフラーが説いたように、私たちは情報化社会になるほどに「ヒューマン・タッチ」が求められるという。つまり、「人間」そのものは、いつの時代にあっても、欠かせない。ロボット、コンピュータは主役にはならないだろう、と松本幸夫氏は指摘する。  松本氏は、企業で研修していると、人間関係をどうしていいかわからないという人が増えていることに気づく。例えば、隣席の同僚にメールを送る。相手もそれに対して、メールで返してくる。一言声をかければすむことが、すべてパソコンが代替してしまう。  社内ならそれですんでも会社から外へ出たら、今度はあいさつ一つできなくなってしまう。あるいは、一日中工場の制御盤の画面を見るだけという人もいる。やはり、会社から出て実際の人との接し方が、おかしくなってきてしまう。  周りを見ると、「便利だから」ということで、ずいぶんと省人化されているのがわかる。便利な反面、人は、人との接し方を忘れてしまってないか。あるいは、自分のあり方さえも。  あまりにも私たちは、「効率」のみを追い求め、「外」にばかり発達していこうと努力の方向を向けてきた。  その反省の意味で、内への旅、自分自身にもっと目を向けてみてはどうだろう。そして、自分という人間を知ることによって、他の人も知ることができることに気付いてもらいたい。その希望のもとに本書は存在する。 何かになろう、と努力することは尊いだろう。しかし、ただありのままに、自分としてそこに「ある」ということも貴重である。そして、他人と性格が一致することなどはないという事実をしっかりと受け入れることである。「自分と他人は別」という意識を持つことだ。その上で、「理解していこう」と努める以外に、他人とうまくやっていく方法はない。  また、「相手の立場に立つ」というのも同じようなことで、100%相手の立場に立つことなどできない。  成長していこうと「なる」ことばかりしてきた日本人は、この辺で自分の存在自体に目を向けるべきではないか。  一時の「哲学ブーム」は、決して一過性のものではない。そこには、もっと内に目を向けなくては、自分を見失っていないか、という本当の自己を探りたいという現代人の魂の叫びが見られる。果たして、われわれは自分を本当に知っているのだろうか。ぜひ本書で確かめてほしい。
  • 中村天風伝
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    松本幸夫氏は、中村天風先生の教えを知れば知るほど、この尊く実践的な教えを「もっと多くの人に知ってもらいたい」という想いが強くなった。 「教え」というのは、説いている「人間」を抜きにしては語れない。 「天風伝を読んでみたい」「どんな生き方をした人なのですか」「もっと詳しく知りたい」などの多くの要望が松本氏に寄せられ、彼は、天風先生の生きざまやその波乱万丈の人生を、「天風の伝記」という形で書いてみることにした。これらの要望、質問、期待に応えるのは、現在の自分の使命であると感じているという。  天風師の教えが広まっていく中で、心さえ強くなればいい、一種のガンバリズムだ、精神主義だ、と誤解する人もいる。そんな人には、天風師の生きざまを知ってもらうのが一番良い「クスリ」になる。  天風先生は、弱気になったときの私たちに、ガツンと「喝」を入れてくれる。現代人は何かを失ってしまった。その「何か」とは信念や志、使命感であるかもしれない。その一端でも自分のものとしてつかみとっていただくために、天風先生の生涯をたどってみたい。 生ぬるい考え方だけでは、人生の荒波に対抗できないだろう。もっと力強く、何ものにも打ち克つだけの不動の信念が必要だ。  本物の積極思考とは何かを知るためには、まず天風師の生きざまを知ることである。「こんな人が本当にいたのか」という驚きから、「もっとよく知りたい」「実践してみたい」という意欲が湧いたなら、本書の目的は達成したのも同然だ。  天風先生を語る上でのキーワードともいえる「ヨガ哲学」や「武道」については、松本氏も偶然若い時期から縁があり、本書の中でも触れられている。 武道家としての、あるいはヨガ実践者としての天風師という観点をまったく取り払ってしまうと、天風哲学を真に理解、体得していくのは至難なものと松本氏は信じる。天風師が、どんな生き方をした人なのか本書を「伝記」として読んでいただいても、もちろん構わない。あるいは、天風哲学についても触れてあるから、天風哲学の「入門書」として読むことも可能だ。
  • 中村天風に学ぶ心身統一法 超健康法
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    健康になりたい。そう願う現代人は多いはずだ。松本幸夫氏は「真の健康」というのは、これだけ行なっていれば良いというものではないと指摘する。つまり、もっと総合的に考える必要があるだろう。 具体的には心の状態はどうあるべきか、食事は、呼吸の仕方は、さらに運動のやり方から日常生活全般の過ごし方に至るまで、すべてを総合して始めて「真の健康」が手にできるのではないだろうか。 そこで中村天風師の教えが断然、価値を持つ。なぜなら、中村天風師の「真の健康」に関する教えというのは、間違いなく総合的なものであるからだ。  まず、健康というのは総合的にとらえるべきだということを始めに明らかにしておきたい。天風は、真健康を欲するものに対してのアドバイスとして、「時候違いのものを食さぬこと」を挙げている。例えば、冬にスイカをあまり欲しないように、本来われわれは、あまり季節外れのものは受けつけないのである。簡単に言えば夏の季節の食べ物や産物は身体を冷やし、冬の場合は身体を暖める働きがある。  次に忘れてならないことは、健康づくりの目的をはっきりさせるということである。 健康づくりのみが目的となってしまうような状態を「健康教」と呼んでいる。健康になることが究極の目的と化してしまった人のことである。健康教の信者となるのだけは避けるべきだろう。むしろ健康になってから何をするのか、これを真っ先に決めておくことである。  健康になることそのものが目的でなく、そこからスタートなのだということを二番目に言いたい。そして、もう一つは、健康というのは、身体のみの健康をいうのではないという考えかたである。身体の健康のみを考えている人は、心の持ちようでいくらでも体調が変わることに気付いていない人である。「病は気から」というのは本当である。「病は忘れた時に治る」という天風師のことばもあるくらいだ。  すでに「医療費大国」というありがたくない名も我が国にはあるようだ。反面、ますます「半健康人」は増えている。これといった大きな病気はないにもかかわらず、自分が健康だ、と力強く断定できない人たちのことである。「半健康人」を一人でも多く、真の健康人へ生まれ変わらせることができたなら、これに勝る幸せなことはない。果たして、あなたは今本当に心身共に健康であろうか?  本書を読んで、こんな健康観があったのか、こんな健康法もあったのかと、新鮮な喜びと共に読み進めてもらいたい。
  • 安岡正篤の教え
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    安岡正篤先生がこの世を去られたのは、昭和58年12月のことであった。その後、その教えは消えてしまうどころか、むしろ年を経るごとに、安岡先生の教えが求められ、 学ぶ人の数も増え続けている。 現在、「物質文明」はきわまり、「心の文明」へ入りつつあるという。心が重視される時代であるからこそ、「安岡教学」は人に求められるのであろう。「安岡教学」においては、知識・情報の伝達を第一義としない。徹底して人間を説き、人の心を説き続けている。  進歩、向上していくという点から観て、世の中は「変わる」ものだ。だが、「変わらない」ものもある。というより「変えてはいけない」とさえいえるものだ。 例えば、子を想う親心、弱者に対してのいたわり、思いやり、誠実さ……。「変わらない」人間の真理を説き続けているからこそ、安岡先生の教えは、私たちの心を強く打つのである。  世のリーダーたる政財官界のトップクラスの人々が「師」として、精神的な支柱として、門を叩いた人物である。「師の師」たる人物であり、「巨星」と称されるべき人、それが安岡先生なのであった。  では、その安岡先生の教えとはどのようなものであったのだろうか? 人生のある時点でとどまり、創造もせず、いわば機械的に生きるのが「宿命」と呼ばれるものだ。安岡先生は、学問修養をしていくと、宿命的な存在から飛躍できると説いた。実は、その教えを多くの人々に、わかりやすく知っていただくというのが、本書を著わした目的でもある。 「安岡正篤の教えを学びたいけれども難解な気がする」という声を多く聞いたことがある。大きな理由の一つは、幼少から中国古典に馴れ親しんできた安岡先生が、「知っていて当然」としている内容が、私たちにとって「当然」ではないからだ。つまり、主に中国古典の「素養」において大きな差があるわけだ。 理解度を高めていくのが不可欠となる。その辺を考慮して、わかりやすく、字句の説明も時として加えながら「語録」の形でまとめあげてみた。  もしかしたら、すでに安岡先生の教えに長く接している方にとっては、「当然」のことも含まれているかもしれない。中には「くどい」とさえ思う方もいるだろう。しかし、山頂に至るには麓を通らねばならないことをご理解いただきたい。そして、始めて安岡先生の教えに接した方にとっては、「まだ学ぶことは多くある」と知って欲しい。  本書は「安岡教学」の理解者、実践者を増やすための力になるものだ。
  • 中村天風の教え
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    天風哲学の実践者は、すでに100万人を超えているといわれている。天風哲学は、約50年もの間、中村天風師によって説き続けられた。  大正8年、天風師は、複数の会社の社長などそれまでに得ていた社会的地位を全て投げ捨てて、大道説法を始めた。この教えには「人生は二度も三度もないのだから、何があろうとも積極的に生き抜け!」という精神が流れている。そして積極的というのは、どんな場合にも「心を尊く、強く、正しく、清くもつこと」だと説いた。  天風師は、インドのヨーガを探究し、「大自然の持つ偉大な力は、自分にも脈脈として流れている」という宇宙と自分との一体感を得た。大宇宙(梵)と小宇宙(我)との一体感は、インド哲学でいうところの「梵我一如」である。 人間の頭で考えた知識、教えにはどうしても限界がある。ところが万物を生成したような「大自然」、「宇宙」、「気」といった人智を超えた力は、本来無限のものだ。そして、天風哲学の土台にあるのは、人生のあらゆる場でこの無限の力を活かすということなのである。 「疲れ切っている」現代人達は、自分の力不足を実感し、「もっと力が欲しい」と望んでいる。天風哲学は、その力をどのようにしたら量多く取り入れられるかを説く。 また、われわれはこの力の結晶であるともいう。そればかりではなく、日常の心得、家庭生活、対人関係というように生活を送るうえでの「基本」についても説いている。例えば、信念というと、力が体中にあふれて、何でも打ち負かしてみせるというような状態を思いがちだ。しかし、ここでいう信念とは「絶対的」なもので、肩の力が抜けた平常心である。本当の信念とは、安定した心の状態、とらわれない心のことだと天風師は教えてくれる 。 幸いなことに、天風師自身の語った言葉は、貴重な資料として残されている。そこには、教科書的な教えとは一味違った「趣」が感じられる。口にする一言一句が、すべて殊玉の名言になっていく。これは、哲人天風師の大きな魅力であろう。  その語り口調は、ただの説教調ではなくて「べらんめえ」口調であったり、時には聴き手を叱り、また時にはしんみりと語りかけてきたりとさまざまであったが、そのさりげない一言が思いの他、深い人生真理を気付かせるきっかけになっていく。  本書では、天風師自身の「肉声」が読者に伝わるように、語り口調を混じえながら数々の「名言」を紹介していく。天風師の価値高い教えは、今もなお不滅である。その「生命」をここに名言の形でよみがえらせ、さらに一人でも多くの人に天風哲学を知らしめ、積極的に人生を生き抜く指針としてほしい。
  • 熱血選書 成功法則のすべてがわかる本。
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    世の中に、成功法則、願望実現法と名のつくものは多い。経営者に限らず、ビジネス社会で生きるわれわれに共通しているのは、成功したいということではあるまいか。これは、出世するとか、思い通りにビジネスを展開していくような仕事上の成功だけとは限らない。平和な家庭を築くのも、人脈を広げていくのも、趣味の時間を充実させていくのも、その人にとって価値があるのなら成功だといえよう。その中で、でも、どうせ、だってという言い訳がましい言い方をしないことが大切だ。言葉は古来、言霊という威力がある。できる、大丈夫、やってみせる、可能だ、楽しい、面白い、興味がある、というように極力肯定的な言葉を使うようにし、明るく楽しそうに振る舞うことで成功に近づく。また、心構えが積極的な人々とつき合っていると、少なからず感化されていくものである。やがて類は友を呼ぶもので、さらに良い影響を受けられる。  特に、企業・組織をリードする価値観は、時代と共に個を重視するような価値観へと移行しつつある。あるいは、多様化、差別化を人は好み、必ずしも物質的に豊かになることが成功だとは言い切れなくなっている。  このような時代の流れ、価値観の変化を前提にして、成功とは何か、どのようにしたら人生に成功できるのかを、本書では説いていく。  成功法則の多くは、第2次世界大戦後に、アメリカから紹介されたものである。中にはベストセラーになり、日本の経済復興を陰で貢献したとさえいえるような成功法則もある。しかし、多くは個人の説く成功法則であり、集大成して数々の成功法則の特徴を紹介しているような書は、ほとんどないのが現状である。「成功法則にはどのようなものがあるのか?」、「何か入門書でもあったらなあ」、「自分に適した成功法則を知りたい」、そんな疑問のある読者に、これを読めば成功法則のことがすべてわかる、というような手引書があればいいなと、松本幸夫氏は長年考えてきた。幸いにも、成功法則を研究したり、試みてみたりするのは松本氏自身の趣味でもあった。  本多静六博士は、職業の道楽化が人生成功の秘訣だと説いた。中には、成功法則というと、難しく考えてしまう人もいるかもしれない。しかし、どんな人でも、成功法則の基本を理解でき、しかも実行する意欲が湧いてくるように工夫をしてみた。おそらく対話形式で話をすすめていく成功法則の手引書というのは、初めての試みであろう。  本書によって、一人でも多くの方が成功法則の理論を知り、「自己実現」のための力としてほしい。
  • 熱血選書 人前での話し方のすべてがわかる本。
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    〈本書の登場人物〉  熱田 三郎(あつた さぶろう)  この熱血選書シリーズの主人公。入社してはや3年、仕事の辛さ、楽しさがわかり始め、ますます仕事に燃え、着実に前進している。 内容紹介  心理学では、人が第一印象で他人に評価を下すと、なかなかその評価を変えようとはしないことがわかっている。これは、初頭効果と呼ばれている。  服装、態度が重要だという理由も、そこにある。もし、外見から「この人の話は聞く価値がない」と判断されたら、話の内容以前の問題である。しかも初めに抱いたその人の印象 は、ずっと後まで変わらないものだ。初めのわずか数分間で、他人への評価がなされるという報告もあるくらいだ。  また、話し手が「気を付け」の姿勢で直立不動、難しい表情をしていると、聴衆にも伝染してしまうものだ。逆に、肩の力を抜いてリラックスし、ニッコリ微笑して話すと、聴衆も安心して聞くことが出来る。リラックスした態度、にこやかな表情というのは伝染する。まず、話し手自身が態度、表情を友好的なものにすることを心がけたい。われわれが心を惹かれる話し方というのは、何も中身が素晴らしかったり、話し方の技術が洗練されているばかりではない。たとえ中身が不十分、技術は未熟であったとしても、汗を流しながら懸命に話をしている人の熱意に、われわれは心をうたれるものだ。  ビジネスマンにとって、人前で堂々と話の出来る能力は、今や必須といえるでしょう。沈黙は金、腹芸、以心伝心では通用しなくなった。 会議や商品説明会、研修会のみならず、社外でもスピーチをする機会は今後も増えこそすれ、減ることはないでしょう。特に管理職者になるほど、コミュニケーション能力が重要視され、中でも人前で自分の意志をしっかりと伝えることの出来る能力は、欠かせないものだ。 ところが「何を話したらいいのかわからない」「どのように話したらいいのだろう」といった話の構成や、話し方の技法に関する知識不足の方が多いのが、現状。 あるいは「あがり症でとても人前で話せない」、「変な質問が出たらどうしよう」、というように、話し方の技術以前の問題もある。 実は、話し方というのは、話し手だけの問題ではない。大切なのは聞き手が理解してくれること、満足してくれることだ。だから、話し方というのは「聞かせ方」でもある。 本書を読むことによって、あなたが人前での話し方は劇的に変わる。同時に、間違いなく人に聞いてもらえる話し手になれる。
  • いいたいことがいえる人、いえない人 「アサーション」があなたを変える
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    ここにA氏とB氏という、年齢も同じで、仕事の能力も同程度の二人がいたとしよう。 A氏は、自分のいいたいことをズバリいってしまうタイプである。当然、反感を持たれるようなこともあるが、「彼の考えは、はっきりしている」と、“敵”陣営からも評価が高い。  ところが、B氏のほうは、なかなか自分の思いを素直に表現することのできないタイプである。そのため、「あいつは何を考えているのかよくわからない」と、仲間からも敬遠されるようなことが多い。  A氏のように「いいたいことをいう」ことは、対人関係においてだけでなく、自分自身にとっても大切なことである。というのは、「いいたいことをいえない」ことは大きなストレス要因となる。 なぜいえないのか、それは第一に、「言い方がわからない」ためである。つまり、「話法」という技術的な問題になってくる。同じ内容のことをいう場合でも、「タバコを吸うな!」というよりも、「恐れ入りますが」「すいませんが」と一言つけ加えれば、ソフトな言い回しになるだろう。  また、「君はいつもそうなんだから」と相手をとがめるよりも、「売り上げが20%ダウンしてるよ」とか、「今、11時だね」と、営業成績不振や、遅刻に対しても「事実」をつきつけるという言い方もある。  本書では、どうしたら「いいたいことがいえるようになるか」を、アメリカで盛んな「アサーション」という自己主張の技術を応用しながら述べていく。本来、「アサーション」というのは心理療法の中の行動療法の一つとして、主にカウンセリングの場で用いられてきた「技法」を表わす言葉である。  ただ、アメリカ流をそのまま取り入れてみても、日本人には不適当な部分もある。その辺は、「人間的な側面」や「和」を考慮した上で、日本人に合うように改善してみた。  さて、あなたは今、いいたいことを、いうべきときにキチンといえる人だろうか。この問いに自信を持って「そうだ」と答えられる人には、本書は不要である。しかし、どうも自分は「いえないときがある」とか、自分に対して不満のある人には、本書はうってつけだ。  そして、「アサーション」というものが、実はコミュニケーションに限ったことではなく、あなたの人生そのものにとって大事なことであるということにも気づいてほしい。そのことに気づき「アサーション」をしっかりと実践するとき、本書はあなたの人生を変えるといっても過言でない。
  • 凡事徹底して自分に奇蹟を起こせ
    3.0
    松本幸夫氏は、中村天風師や安岡正篤師の人物研究をしていることもあって、全国各地から講演や研修に招かれる。そうした講演先で、「森信三先生をぜひテーマにしてお話していただきたい」という要望されることが多い。  松本氏は一時期、日本語教育に関係したことがあり、その当時芦田恵之助の名とともに、同氏の影響を受けた「教育家」として森の名を耳にした。そして、天風師と安岡師に共通する、ある「教え」を残していることを発見した。もちろん、「全一学」という森ならではの教えにも共鳴する部分は多かった。  よい教育者とは、わかりにくい内容を子供にさえわかるように「やさしく」教えるという。その点一つとってみても、森は一流の教育者と断言してよい。  森信三は、いわゆるアカデミズムの世界で知られた大学者というのではない。むしろ、あえて「平凡」に徹した偉人といってよい。森は平成4年に97歳で亡くなったが、その教えは、今でも教育界において、さらには市井の「凡人」の中に生き続けている。  森の教えというのは極めて具体的である。例えば、腰骨を立てろ、履物をそろえろ、立ったら椅子を中に戻せ、といった具合だ。高尚な理論の前に、「何をしたらよいのか」というレベルで教えは始まる。しかも、これは奥が深い。  「教育」というのは、何も学校教育ばかりではない。親として子供を教育しなければならないし、ビジネスにおいて部下の教育ということもある。さらにいえば、「教える」というのは一方的なものではなく、教えたつもりの側が、逆に教えられるということも多くある。  「物」から「心」の時代へということは久しくいわれてきている。物質文明、科学万能主義の時代は終わりつつある。「心」の時代には、多くの人が心の「羅針盤」を求めるものだ。天風師や安岡師の教えが再評価されているのもそうしたことと無縁ではない。宗教、自己啓発セミナーが盛んなのも同様の理由によるだろう。  一見「平凡」と思えることでも徹底し尽せば、人は変われるのである。  松本幸夫氏は、今までずっと「非几」な人を研究し、一歩でもそうした人に近づこうと努力してきた。二十代の頃は、能力開発の名のついた研修・セミナーなどを片っ端から受講した。それは、何とかして人よりも秀れよう、「非凡」な人になろうと考えていたからであった。できればグリーン車に乗り、スーパーシートに座り、一流と他人から認められたいという気持ちが強かった。ただ、一流と有名はイコールではない。もちろん、人格的にも優れた実力者が近くにいると、その言動はとても参考になる。  「人生二度なし」というのは森の信条であった。それぞれの人生を、より輝かせるために本書を活用してもらいたい。
  • 中村天風 絶対積極の教え
    -
    運命よりも心の力が勝れば、運命は心の支配下になる。これは中村天風師の言葉だ。 多くの人は、人生の、特に「トラブル」に遭遇した時に、「運命だから仕方がない」とあきらめがちである。しかし、本当は天風師の説いたように、心の力によっていかようにも人生は好転させられる、運命は自分の力で切り拓けるのではないか。 中村天風、本名三郎。師ほど波乱万丈という言葉が、当てはまる人は少ないだろう。約半世紀、人生を力強く生き抜く「心身統一法」俗にいう天風哲学を伝えた。  本書では、天風師の生き様だけではなく、どうすれば自分の力で運命を切り拓いて人生の成功を手にすることができるのかを、師の教えより具体的に述べていく。「これも運命さ」と嘆くことの多かったようなあなたにこそ、じっくりと味わって読んでもらいたい。  言霊というように、古来言葉には神秘的な力が宿るとされてきた。日常生活の中でも、「疲れた」とか「やっていられないよ」というような消極的な言葉を連発していると、本当にヤル気が失せて、力が抜けてしまったような体験がおありではないだろうか。言葉は、使い方さえ誤らなければ、私たちの運命を切り拓いていくだけの力を持っているものだ。ある時、天風師の周囲に、「弱い」という言葉がよく聞かれるようになった。 例えば、「私はパソコンに弱い」とか、「英語に僕は弱いんだ」という場合の弱いである。上手でない、得意でないという意味である。弟子の前で、天風先生は次のような内容のことを説いた。「これからは弱いという言葉は使うな」。当然、ではどのようにいえばいいのかという疑問が、弟子の中から出た。すると天風先生はこういった。 「弱いとは絶対にいうな。万一使わなければならない場合には、『強くない』といえ」、つまり、強くないというほうが、まだ「強」という字が入っているだけマシ、というのだ。弱音を吐かずに、自分の心に対して害を及ぼし、力の抜けてしまうようなことは決して口にしないのが鉄則である。  もし、天風の教えを実践したなら、どんな人であっても、その潜在能力を十分に発揮して、「オンリーワン」の価値ある生き方ができるようになる。本書は実践することでさらに価値が増すものである。  本当のプラス思考とはどんなものなのか、真の積極とは何か、読み進むうちに理解してもらえるであろう。  人生上のさまざまなトラブル、苦労、悩みにあきらめかけている人(天風師のいう“運命難”の人)。どうも心に張りがなく、生きる志を失っている人。さらに“パワー”を失いつつある現代人すべてに、天風師の教えを知らしめたい。本書をくり返し読まれ、実践していくうちに、いつの間にか運命がパッと拓かれていることに気づくであろう。
  • 武将に学ぶ苦境からの脱出
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    現代は、ストレス過多の時代である。OA機器の普及に伴うテクノストレス、管理者のポスト不足、複雑で多様化する人間関係、さらには平均寿命が伸びる一方で、生きがいを失う高齢者も増えた。生きていくことが、即ストレスと共存するという意味合いを持つ時代になっている。 ストレスを研究していくうちに松本幸夫氏は、ストレスというのは何も現代人に特有のものではないことに思い至った。中でも、わが国の歴史上『戦国時代』と呼ばれる時期は、とりわけストレスレベルの高い時代にあったと指摘する。 第一に、戦国時代は下剋上といわれるように弱肉強食の時代であり、常に戦いという緊張の中で生き抜かざるを得なかった。親兄弟でさえもいつ、敵・味方に分かれて戦うかわからない。つまり、人間関係がストレス要因として大きく関わってくる時代であった。 第二に、常に戦いとは命賭けであった。現代でも、確かにビジネス戦士が過労死で命を失う例もある。しかし、戦国時代では、負けるということは、すなわち死ぬことを意味していた。日々、命賭けで生きることは、これまた、大きな緊張の連続であったはずだ。  人間には、どんな時にでも『生きる』という本能が備わっている。だから、戦国の世で緊張の連続にあった武将も、半ば本能的に生きるための行動をとっていた。さらには、工夫してストレスに立ち向かっていた例も多い。怒るというのは、ストレス解消の一つの方法である。例えば、織田信長は、その場では怒っても、すぐに平常に戻る性格であったという。なぜなら、怒ることによって、ストレスエネルギーが発散されてしまうからだ。合理主義者であった信長は、本能的に、体を動かすと気分が良いことに気付いていたはずだ。体を動かすのは、肉体の健康に良いというだけではなくて、ストレスを解消して、心の健康にも役立つことを知ってもらいたい。信長は「天下布武」つまり、武力によって天下を統一するという意味の印判を用いている。34歳の信長の、人生上の大目標が設定されたのである。人生に目標や生きがいのある人は、そうでない人に比べたら、はるかにストレス耐性が強い。「今がんばれば、やがて目標が達成できる」、「ここでの苦労は、必ず将来の夢につながる」と、ストレスを受けてもはね返す強い心を持つことになる。信長も同様であって、天下布武をスローガンにすることで、数々のストレスに耐えることが容易になったのである。  本書では、史実に沿いながら、果たして戦国武将達は、苦難に直面した際に、いかなる方法で自己をコントロールして、能力を十分に発揮していったのかを探っている。  現代の管理者が、戦国武将の生きざまを知ることによって、自分の生き方を見つけ、心の健康、家族の在り方等を考える上で参考になる一冊だ。
  • スーパー管理者のストレス撃退法
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    現在、仕事をバリバリこなし、企業の中枢を担う多くの管理者が、ストレス病にさらされているといわれている。急激なOA化の波は、新しいタイプのストレス(テクノストレス)を生み出した。現代人は、以前には考えもつかなかった、いわば「新種」のストレスにさらされている。例えば、代表的なのはハイテク時代のOA機器に対するテクノストレスと呼ばれるものだ。 現代は日進月歩ならぬ秒進分歩の時代とさえいわれている。1日にわれわれの仕入れる情報量は、文庫本にして何と170冊以上もあるくらいだ。  「癌」「心臓病」「脳血管障害」というのは日本人の三大死因とも呼ばれるが、これらはすべて多かれ少なかれストレスに起因していることは明らかである。しかも、高度成長期以来、日本を動かしてきたともいえる企業の会長、社長、副社長といったトップの方々がストレスが元で亡くなっている。驚くのは、新聞の死亡欄でもわかるように、人生80年時代にしては悲しいほどに早い死であるということだ。さらに、上司と部下に挟まれ、企業発展のためにひたすら働き続け、ストレスに悩まされている管理者の数は増えるばかりだ。管理者の多くは、「最近、ストレスがたまっていてね」、「忙しくて、休みもとれないよ」と語り、あたかもストレスの多いことがエリート管理者の証明であるかのように誤解している。  しかし、時代が求める『スーパー管理者』というのはストレスに陥ることなく自己管理ができて、いつも軽いフットワークで臨機応変に行動していける人ではないかと、松本幸夫氏は考える。本書は、現代にはびこる様々なストレスを撃退して、スーパー管理者としての手腕を思う存分発揮していくためのストレス対処法の手引となっている。  管理者が、どのような点に注意し、具体的に何をしていけばよいのかといったストレス対処法を提案していく。同時に、ストレス耐性と予防に効果のある呼吸法、姿勢、ヨガのポーズなどもあわせて紹介していく。  万一、ストレスが身近に感じられたとしても、これらのストレス耐性をしっかり身につけておけばストレスにおびえることなく、いつも健康体でいられる。かつ、スーパー管理者としての力量も惜しみなく発揮できるだろう。  なお、「自分のストレスはいったいどのくらいのレベルだろう」と思われる読者のために、各章末に6つの分野からなるストレス・チェックを設け、加えて、各点数に応じて、どう対処したらよいのかを『ストレス診断』として示してある。診断表と診断を照らし合わせながら、あなたなりのストレス対処法を見つけていくことができるのも本書の特色だ。
  • 世界の頂点に立つ人の最強プレゼン術
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    松本幸夫氏は、話し方、プレゼンを研究していている。効果的で上手にプレゼンをする、スティーブ・ジョブズや指導法が巧みなマイケル・サンデル、あるいは日本の政治家も何人か取り上げて本にしてきた。また、プレゼン研修をしているので、「超」のつくような一流企業家や外資系企業の「最前線」のビジネスプレゼンを日々観察、指導している。  そんな中、TED(テド、Technology Entertainment Design)で行われてきているプロのプレゼンター、世界のトップに立つ人たちのプレゼンは「スゴイ!」の一言に尽きる。もちろんビジネスプレゼンではないので、商品の売り込みはないが、松本氏は、そのスキルの高さには驚かされている。 そんな松本氏が、プレゼンセミナーを行っていて、10年、15年前と受講者が変わってきている点がある。それは、「ガマン強くない」ということ。プレゼンで、以前なら事例が5分、10分なら、十分に聞いてくれる耐性があったが、今は3分もてばいい方で、何よりも「短くまとめる」ようにしないと、中身以前の問題で、しっかり聞いてくれないのだ。  松本氏は、昔5分で行っていたスピーチを、今は2分くらいにコンパクトにまとめているが、それでピタリと聴衆のニーズと合う。それは、「時代に合っている」ともいえる。そして、スピーチ・プレゼンは短い方がよく、その方がインパクトは強いということだ。効率的なスビーチ・プレゼンをするには、「聴衆の本当に聞きたいことは何か」を常に問い続けることが欠かせない。また、一番の基本となるものは、実は話術とか、話の構成とか表現力、ジェスチャーや表情の変化などのデリバリー、伝え方の技術ではない。それは、いかに「共感」してもらえるかであり、テーマも易しくわかりやすく伝えることなのだ。  TEDのテクニックを学ぶことで、短時間でしっかり話をまとめるコツがよくわかり、そして、他人の体験談や生き方から自分の生き方を見つめ直すことができる。「知識を得る」と「自分の生き方を見つめ直す」は、TEDトークを観る時の最終目標ではないだろうか。  つまり、今まで知らなかったことを知る、気づく。そして、他人の体験談や生き方から自分の生き方を見つめ直す。これは、この先あなたのよりよき人生のためにこそあるのだと言えるだろう。  本書は、プレゼンスキルの本というだけでなく、あなたの生き方を見つめ直すことにも、つながっていく。
  • 好かれる話し方 すごい! ツボ72
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    あなたがもっと幸せになりたかったら、「何でもいい」とは口に出さないこと。レストランのメニュー1つにしても、「今日は胃がもたれないように、スープにする」、「午後、眠くならないために、量が少ないメニューにしよう」と、きちんと理由をつけて意思決定したり、人と話したりする練習をするといい。  ささいなことでも、自分がどうなりたいのかを見直すことは、後悔しない一生を過ごす秘策だ。あなたの話す言葉が、あなたの未来をつくっていると意識しよう。  このように本書のシンプル・メソッドを実践すれば、あなたも今すぐ“話し上手”になれる!「好かれる話し方」を身につけるのに、難しいことはいらない。むしろ驚くほど簡単だ。ただ、本書で紹介していく人間心理にもとづいた“話し方のルール”を知っておくことがポイントである。この簡単なツボさえおさえれば、あなたはたちまち話し上手になれる。  実践すれば、明日からでも、あなたへの周りの反応が変わってくるはずだ。  人は「褒められたい」、「大事にされたい」、「自分のした行為の評価が気になる」といった“感情”で動く生き物である。このことを意識して行動できるか、できないかが大きな分かれ目になる。なぜか人との出会いに恵まれている、人に信頼してもらえる、運がいい、という人はみんな、この重要性をよくわかっている。  そして、借り物の言葉ではなく、自分の言葉で話し、相手の立場をきちんと考慮した言葉を選べば、いつの間にかあなたは、上司や部下、恋人、友人、仕事相手……と、どんな状況でもいい関係をつくれるようになるだろう。一番大事なことは、「あなたが、どうしたいか」である。どんな自分になりたいかが一番大事だ。良いときも、悪いときも「もっとよくしよう」と改善に努める前向きな姿勢に、人は好印象をもつし、その人の話を聞きたいと思うのだ。 本書1冊で、一生ものの「話す力」を身につけられる。これは人生で何よりも心強い武器を手にしたことになるだろう。  人材育成コンサルタントとして、松本幸夫氏が20年間、15万人以上に伝えてきた、この「好かれる・信頼される話し方」のツボは非常にシンプルだ。本書のアドバイスの中には「当たり前だ」と思うものもあるだろう。しかし、それでもあらためて勉強し直してもらいたい。こういった基本的なことができていない人が意外と多いからこそ、身につければその他大勢と大差をつけることができる。あなたの素晴らしい未来に向けて、本書は必ず役に立つ。
  • 頭がよくなる記憶術 この脳細胞刺激法で頭が驚くほど鋭くなる!
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    本来はもっと多くの能力を発揮でき、様々な可能性のあるはずの脳を、自分から努めて早くダメにするような愚かなことは避けるべきであろう。  もともとわれわれには、多くの能力がある。記憶力をはじめ、創造力、発想力、判断力、想像力、思考力……。しかし、実際にはわれわれの能(脳)力は、ほんの数パーセントしか使われていない、「発展途上」にある。大半の人は、惜しいことに、そのほとんどは活用せずに一生を終えてしまう。  頭脳というものは、ここまでは創造力、ここからが記憶力と、完全に切り離して考えられるものではない。記憶力を磨いておくことによって、いつのまにか連想、判断、想像、推理、創造というように派生して「脳力」も向上していくものなのである。したがって、記憶力を磨いていくことは頭をよくすることに通じるのだ。  仕事でも同じ。記憶力がすぐれている人は、それをもとに現状分析ができる。現状分析ができる人は、顧客ニーズが読める。顧客ニーズに敏感な人の企画は、それだけ成功率が高い……といったように、つながっていく。  記憶力に磨きをかけ、頭を上手に刺激してやれば、あなたの脳細胞は猛然と働き出し、仕事も勉強も驚くほどはかどるはずである。  本書は、身近なものからイメージを派生させたり、それを覚えたいものと関連づけたりする記憶術そのものと、「頭、体、心」のバランスや脳力発揮の環境を考えるなど、様々な面から簡単に頭脳に刺激を与えられるようになっている。 さらに、忙しい現代人に合うように、通勤や通学の途中でも、簡単に活用できるように工夫して紹介した。だからといって、小手先のテクニックだけにとどまらない。いわば、三度の体への食事ならぬ「頭脳への食事、栄養」が本書の特色だ。  松本幸夫氏が、繰り返して強調したいこととして、記憶力は「頭がよくなる」ための大前提であるということだ。本書に紹介した脳細胞刺激法の実践で、記憶力が強化されることはもちろん、判断力や推理力、創造力まで、すべての脳力が強化され、それが仕事の能力アップにもつながるのだ。  また、記憶力は自信、自己信頼に通じるというのが、松本氏の持論だ。今まで覚えられなかったものが覚えられたという自信、それがもとで他人から評価されることによる自信、つまり記憶力向上は自信向上の鍵にもなる。  もし、あなたが、創造力や判断力から行動力まで、すべて人並み外れてすぐれていると自他ともに認めるほどでないのなら、仕事で評価される一番の近道は、記憶力(記銘、保持、想起のすべてにわたって)を一流にすることが、仕事力を一流にするための最短距離であることを、松本氏は保証する。  本書で、マンネリ気味の“脳細胞”にガツンと一撃を加えることによって、必ず仕事や勉強に絶対の自信がつく。
  • 発想力強化書―集中力が発想を生む―
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    「アイデアが最近出ない」、「もっと集中力をつけたいな」、あるいは「どうしたら豊かな想像力で商品開発できるのだろうか」そんな疑問を持つ人もいるだろう。  人生で成功するには、よく運・鈍・根だという。しかし、100%運を良くする法というのはないようだ。もしあるなら、神仏は不要だろうし、第一、初詣でに行くような人はいないだろう。しかし、人は常に「もっと運を良くしたい」と、祈り、頼るのである。  あるいは、根気のない人が、一夜にしてコツコツと実行するタイプに変身もできない。  人生で確実に成功するには、頭脳開発していくことだと、松本幸夫氏は確信している。中でも、発想力の豊かな人は、今後サバイバルのできる人だといえよう。  そこで本書では、努力すればしただけの効果の出る、具体的な発想力の強化法について述べていく。ただし、発想するには集中力も欠かせない。又、集中して発想していくだけではロマンがない。大きな、人生を賭けるに値する夢をかなえていくような想像する力も必要だ。  発想力、集中力、想像力を柱にして、読むだけでもユニークで、豊かな発想の持ち主になれる方法を紹介していく。「これが同じ自分か」という、新鮮な驚きをあなたが抱かれるものだと確信している。  本書では、発想力の土台ともいうべき、基本的な考え方を述べていく。  発想というと、ただ量を出すことばかりに重きを置きがちだ。しかし、発想には三本の柱がある。また、どんな場所、いつ、状況はといった発想の出やすいTPOや、ストレスは一概に悪いものではなくて、適度なストレスは好ましいのだといったことも含めて、話を進めてみたい。まず、いかにして多くのアイデアを出すことができるか、発想のアウトプット方法について述べていく。発想力というのは、アウトプットしたものを選びとっていく力も含まれる。それは判断力であり、直観の要素もあるものだ。さらに、実行していかなくては、どんなにすばらしいアイデアを出しても価値は限りなくゼロに近付く。世の中には、グズグス病とでもいえる位に、物事を先延ばしにするような癖の人がいる。発想力を活用していくには、それはマイナスにしか働かない。いかにして即断即決、即実行の力を養っていくかについても述べていく。  また、発想のためには「集中力」や「想像力」も欠かせない。  本書を読み進めることで、あなたの発想力について抱いていたイメージは、ガラリと変わると信じている。
  • 記憶力強化書―通勤、通学電車の中でもできる記憶術―
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    人間は、ある意味で「記憶」の蓄積した生き物だといえよう。もし、過去のことを一切覚えていなかったら、社会生活を営めないだろう。 世の中に記憶力不足に悩む人は多い。「最近、ど忘れすることが多くなった」、「試験に必要なことが覚えられない」、「覚えてもすぐに忘れてしまう」など、老若男女を問わず共通した問題だ。「もっと記憶力を向上させたい」という願いは切実だ。  そこで本書では、記憶力向上のための基本を、記銘、保持、想起という三つの流れから考えてみた。つまり同じ記憶力であっても、覚えられないというのと、想い出せないというのでは、流れの位置が異なるものだ。  ビジネスマンは、時間不足に慢性的に悩まされている。記憶力を強化したくても、そんな時間がないという嘆きも多く聞かれる。多忙な人々のために、いつでも、どこでもできるのが本物の記憶力強化法だという信念のもとに、「通勤電車でできる記憶力強化法」を紹介している。特別な時間を費やすことなく、いつのまにか記憶力が向上してしまうことに驚かれるだろう。  日に10万個近くが死滅していくといわれる脳細胞。人間の寿命と同様に、限りある“資源”でもあるわけだ。そんな大切な、21世紀に向けての貴重な資源を、最大限に活用してもらいたい。また、「記憶術」というと、いかにして記憶するかのテクニックである、とばかり考えがちである。確かに、記憶することは記憶術の要であるが、それだけではない。つまり、「覚える」というだけでは、本当の記憶術にはならないというのが松本幸夫氏の持論だ。だから、一口に記憶するといっても、記憶の流れについては最低限理解しておくことが欠かせない。  記銘については、巷間、記憶術のテクニックが説かれている。しかし、本書では、まず「何のために記憶するか」を考えている点が他と異なる。それがないと、無目的にいたずらに量を覚えよう、競争しようという方向に向かってしまう。次に、人間の成長を考えている。今までできなかったことが、訓練によってできた。その時の喜びは子供の頃の自転車乗りとも共通している。記憶力が強化されると、自信がつき人間的にも成長していく。  そして最大のポイントは、人間が記憶するのであって、私たちは記憶力マシーンではないということだ。当然そこには、感情もあるし体験も含まねばならない。人間性をも加味した真の記憶力を、本書によって、一人でも多くの人に身につけて欲しい。
  • 頭脳開発の秘訣―記憶力・創造力・直感力をどう強化するか―
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    松本幸夫氏は、能力開発の仕事をしていて、気付いたことがある。それは、全く同じ人間であっても、充分を能力が発揮できる時と、そうでない時があるということだ。体調が悪い時、何か心配事がある時などは、どんなに力のある人でも、十分に実力は出しきれない。 「能力開発」や「頭脳強化」というと、どうしても脳の仕組みを考えたり、記憶のプロセスを調べるといったことを思い浮かべる。しかし、頭脳強化というのは、何も頭だけを切り離して考えれば良いのではない。われわれの身体は、全体で一つの統一体であり、頭脳もその例外ではないことを知ることが頭脳開発では大切なことであろう。例えば、あなたが体調を崩していたと仮定しよう。普段のあなたに比べたなら、当然、記憶力は落ちるだろうし、良い発想も浮かびにくくなる。「アイデアを出せ」、「もっと良い発想は出ないのか」と周囲に怒鳴ってみても、案外このあたりの基本は忘れられがちだ。つまり、頭脳開発をしていくにあたっては、「体」の調子を整えておくことは欠かせないということだ。それは、頭脳開発における、下準備になる。頭脳は最大限に活用したい。そのためには、準備は欠かせない。あるいは、「体」だけでなくて、「心」も忘れてはならないものだ。例えば、心構えも創造性を発揮していくには重大な柱となるものである。真の頭脳開発というのは、頭はもちろんのこと体や心が充分に安定していて、力の出せる状態にならなければならない。 本書では、松本氏が、専門としているヨガを柱として、発想力、記憶力、直観力といった頭脳開発に欠かせない“脳力”の開発法を具体的に述べていく。もちろん、その基本としているのは、頭、体、心、という三つが一体となってバランスのとれた状態をつくるという考え方だ。 さらに一歩進めると、いくら頭脳開発をしても、その能力の使い方が間違っていたのでは何にもならない。頭脳開発の究極は、記憶力、発想力、創造力、直観力、判断力、推理力といった各種の能力をどのように活用していくかにある。その意味では、人生目標や生きがいは必要不可欠になる。その実現に向けて、頭脳開発は武器となるのだ。 素晴らしいアイデア、企画を次々に生み出す発想力。人の名前や重要な数字もたちどころに覚えてしまう記憶力。決断を迷うことなく常にベストの選択をしていく直観力。本書の実践で、それらは全て可能になる。 頭脳はまさに、すばらしいものだ。あなたの夢を実現させてくれる最大の武器である。最高の人生をおくるために、本書を読んで、日々頭脳開発に励んでほしい。
  • 誰にでもすぐできる「80:20の法則」の大活用
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    混迷の時代の中、人は意識しながら、または無意識の中にも、「心の支え」となるものを見出そうとしている。新興宗教であったり、生きる指針であったり、それらを語り、書き、示そうとする者がいる。  松本幸夫氏もライフワークの一つとして、知られざる偉才・巨人を調べることがある。  その中で、松本氏は、「80:20の法則」を生きるヒントとし、ビジネスに、私生活に活用していくことに注目した。  80:20の法則は、イタリアの経済学者パレートの唱えたものであり、本来、経済面で適用されるものである。だが、松本氏は、この法則には私たちの生き方そのものさえも左右してしまうような、思いがけない力があると考えた。つまり、「心の支え」としての80:20の法則というふうにとらえた。 日本に住むわれわれは、春夏秋冬という自然の法則の流れの中で日々生きる。仮にどんなに暖冬だと騒いだとしても、いきなり真夏になるということはない。地球が、自転を過去何億年と同じように繰り返す限り、いや、地球誕生の45億年前と同じように「法則」通りに動いているからには、このリズムは崩れないものだ。  あるいは、実際の地球上で通用しているニュートン力学も、宇宙空間でも通ずるというアインシュタインの相対性理論にしても、「法則」、「自然の理」として、われわれはその枠の中で生きている。  同様にわれわれを動かしているのが、80:20の法則である。経済現象のみならず、われわれのあらゆる生活の局面においても通じることがわかってきた。  近頃は、「それは私の仕事ではありません」といって平然としている若者も多い。しかし、自分のジャンルを広げ、人生勉強のつもりでいたら、すべてチャレンジする対象となるのではないかと松本氏は考える。二十代の時に迷い続けた自分を考えると、「心の支え」を説くことなど、まるで夢のようで、若い読者がもし私の二十代を知ったら、恐らくあきれてしまうだろうと松本氏は謙遜するが、そんな底辺にいたからこそ、今この自分があるのだと松本氏は感謝しながら本書をまとめた。 80:20というのは思いの他、奥が深く、難しいことを分かりやすく伝えることを第一に、この法則をいかに「分かりやすく」説いていくのが本書の特色だ。あくまでもこれは「松本流」の捉え方であり、学問的な内容とは必ずしも合致しない。だが、松本氏が、極めて実践的なことだけは保証する一冊を、ぜひ読んでみてほしい。
  • なぜ、努力してるのに成功できないか
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    世の中に「こうすれば、あなたは成功できる」という、いわゆる願望実現の本というのは数多くある。もちろん、実践に結びつけて読んだなら、それなりに効果も見込まれるだろう。 しかし、逆に「あなたの成功できないのはこれが原因だ」ということから説かれた「成功法」というのは、ほとんど見たことがない。こうするから失敗してしまうのだというのは、発想の転換にも通じるだろうし、何よりも新しい感覚がある  松本氏は、運命は変えることが可能であると考える。自らの命を運んでいくのが運命であり、そこにはあなた自身の強い意志の力が作用する。失敗する人に共通していることは、失敗の原因を他に求めるという心の態度をもつことであろう。つまり、決して「自分」が失敗の原因だということに思い至らないのである。  今なら、「売れない」原因は景気のせいにする人が多い。しかし、同じ経済環境の中でも「売れる」企業は存在しているし、売れている営業マンもいる。ただ、「景気」であれば、まだ先行きの変化が見込まれるから、決定的な要因とはならないかもしれない。そこには「景気がよくなれば売れる」という、ほのかな希望が見えるからだ。  ところが、「運が悪いから」「自分はツイていないから」というような言い訳は絶望的である。というのは、運命は変えられない、運命だから仕方がないという前提のもとに、そこに失敗の原因をもっていくからだ。  新しい成功法というと、すぐに興味を持って、何とかやってみよう、知りたいと思うものだ。その効果は別として、少なくともこんなことをしているから成功できないということを知っておいて全く損はないはずだ。  本書は、基本的にはどのページから読み進んでいただいても構わない。読みやすく、一項目ずつで完結するような内容になっている。  今までに様々な成功法、願望実現法を試みたが、どうも十分な成果を手にすることができないと嘆く人は、決して少なくないだろう。  松本幸夫氏も、多くの相談を受ける中で、どうしてこの人たちはうまい具合に成功できないのだろう、といつも考えていたという。  そんな「成功できない」エッセンスを集めてみたのが本書だ。わかりやすくいうと、ここに書いてある項目の「逆」をやっていけば間違いなく成功できる、ということになるだろう。本来は、本当の成功とは何かから説くべきであろうが、それは読み進むうちに必ず理解できる。自得したものこそ本当の力になるはずだ。  松本氏が、40代に入って、物の見方・考え方が深まり、従来説いてきたような、安易なプラス思考、楽天思考だけでなく、一歩深めて考察した興味深い一冊だ。
  • 「複雑系とは何か」よくわかる本
    1.0
    昨今、「複雑系」という目新しい語が、マスメディアをにぎわすようになった。ところが、関連の書籍や記事等を読めば読むほど、ますます「わからなくなる」というのが現状だ。  複雑系とは、一言でまとめれば、新しい物の見方ということになる。といっても、全く新しい理論が展開されるというよりも、従来の様々な学問分野を「統一」するような物の見方といってよい。  物の見方、知の新しい枠組などというと、すでに用いられている「パラダイム・シフト」がある。ただ、そのパラダイム・シフトも狭い分野に限られた話ではなくて、物理学や生物学のみならず、経済学、社会学にまで拡がった想像以上の領域での「統合」であり「総称」ととらえて構わない。 本書を読んだだけで、複雑系の法則がわかると思われる方もいるかもしれない。 複雑系とは、「従来の法則が必ずしも当てはまらない」という特徴をもち、しかも「法則のないのが法則」というくらい、つかみどころのない性質をもつ。そこが、「複雑系とは難解だ」と思われてしまう一因でもある。複雑系を学んでいく上では特に、従来の学問、知識では対処できない部分が多く出てくる。だから、一度総てを捨てて器を空っぽにして「複雑系とは何なのか」を吸収してほしい。  複雑系を研究している学者の中で、特に複雑性の経済学で知られるのがブライアン・アーサー教授である。複雑系を専門的に研究している代表として、アメリカのニュー・メキシコ州に1984年設立のサンタフェ研究所があり、アーサーはここの教授である。教授はミシガン大学で数学の修士号、カリフォルニア大学バークレー校でオペレーション・リサーチの博士号を取得している。そのアーサー教授の説く中に「ロックイン」という考え方がある。今までの大量生産の時代に経済学者が考えたことは、商品は売れる数が決まっていて、収益も減少していくこと。あるいは「収穫逓減の法則」のように、農産物であれ商品であれ、収穫は減っていく、という“常識”があった。ところが、アーサー教授は、例えばハイテク産業の場合、従来の経済原理は全く逆になることを見出した。例えば、競合商品がほんの少しの何らかの「先行」によって、ほとんどの市場をおさえてしまうことをロックインという 「いま複雑系が新しいサイエンスのキーワードになりつつある」と立花隆氏も言っている。松本幸夫氏は、さらに新時代のサイエンスのみならず、「人生哲学」にまで通ずる何かがあると信じている。極端にいえば、複雑系とは私たちの人生をガラリと変えてしまうような理論であると松本氏は指摘する。 元来、名教育者とは、わかりにくいことをわかりやすく説くことのできる人だ。松本氏も教育者の一人としてのプライドをかけて、本書は、できるだけ「わかりやすく」複雑系を簡潔に説き進めた1冊になっている。
  • 論破する技術
    4.5
    仕事・議論・人間関係は、弱肉強食! 本書では、不道徳な技術を伝授する。  あなたは議論に負けて「悔しい思い」をしたことはないだろうか? 仕事やプライベートでの人間関係においては、どうしても理不尽なコミュニケーションが生まれる。  あなたがこれまでに議論・交渉で負けたのは、相手が正しいからだろうか? ある意味でそうかもしれない。しかしもう一方の見方をすれば、あなたが負けたのは、議論・交渉のやり方を知らなかったからであり、あなたが論破する技術を知らなかったからだ。  日本の教育では、ディベートはもちろん、相手と議論する方法を教えてくれない。議論する方法、人間関係の基本的なルールを知らなければ、あなたがいくら正論だと思って話しても負けるし、勝つ条件がそろっているようにみえても負けるものだ。  あなたの議論する技術が弱いというのは、単に負けて悔しい、などという感情だけの問題ではない。「議論で勝てない、論破できない人は人生で損をする」ということだ。 論破する必要がなければ使わなくてもいいが、論破する技術を身につけることで、交渉でも会議でも人生すべてが自分の思い通り進められるようになるだろう。 松本幸夫氏、25年間、交渉術、話し方を様々なビジネスマンに指導してきた。本書で紹介する論破する技術をマスターすれば、どんな立場のどんな相手でも議論で負けなくなるはずだ。論理で負けないことは重要だ。人生はすべてコミュニケーションであり、人生は「交渉の連続」だからだ。  本書では、相手を論破するスキルだけを教える。自分の主張を通す方法、相手の主張を崩す方法、論破しても嫌われない術などだ。 「いつでも相手に議論で勝つことができる技術」、「自分が悪くても負けない技術」、「相手の議論のバランスを崩す技術」、「相手の心理を混乱させる技術」などは、マスターしておくことで、いざという時に勝つことができる。論破というのは、基本的に相手を「言葉で打ち負かす」のが目的だ。ただし喧嘩ではないのでルールはある。 相手を100%論破してはいけない。いってもTKO止まりにしておくことが大切だ。基本的にコミュニケーションは、一過性ではなく継続的なものである。私達が日頃接する相手は、仮に担当が当人でなくなったとしても、「同じ会社、取引先」なので、やり過ぎは禁物である。リアルな勝負ではあるものの、相手を論破するにおいてはKO勝ちしてはいけない。  ぜひ本書の論破する技術をマスターして、自分の人生を自分で決めることができるようになるはずだ。
  • 続けたいなら仕組みをつくれ!
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    あなたは自分のことを「長続きしない人間」「三日坊主」だと思っていないだろうか?  実は、松本幸夫氏もそうなのだ。しかも、過去形ではなく、現在もそうだという。  松本氏は、ある特定の分野については、とてもしつこくてやめないし、徹底している。例えば、“ものを書く”というのはその“特定の分野”の一つで、本を出すのは28歳のときから続けていて、今では100冊を超すまでに至っている。  このことだけを見て、人は松本氏を「長続きする人」と思ってくれている。本当は気まぐれで、移り気で続かない松本氏だが、「松本さん、三日坊主!」なんて言われたことはない。  ほかにも、武道、格闘技、語学など、特定の分野には徹底してやめないで、飽きずに続けている。松本氏は、どんな人でも“すべてに”「続ける力」がないのではない、と考える。どんなに自分は「三日坊主」と思える人であっても、自分の趣味なら「長続きする」ものなのだ。たとえほかは「三日坊主」であったとしてもだ。松本氏の語学歴のなかで、続いているものはやはり“趣味”と合致している。韓国ドラマにはまり、「字幕なしでドラマを楽しむ」という無謀な目標を持った。なぜ無謀かというと、それまでに何一つハングルの知識はなかったからだ。年齢も40半ばに達していたが、「韓国語の勉強」は長続きしていて、今は、留学生にマンツーマンで、仕事の合間にレッスンを受けている。理由は、好きだからで、つまり、趣味になってしまっていて、やめる気がないのだ。  松本氏は、研修講師という仕事もしているが、これも同じ。創意工夫をしながら常にマイナーチェンジをして、さらなる「質」の向上をテーマにしながら「やめない」のだ。  まあ、恋愛もそうだが、これも間違うとストーカーとなりかねないので、気をつけなくてはならないのでしょうが……。  松本氏が主張したいのは、自分で「飽きっぽい」「続かない」と思っている人であっても、なんらかの「続いていたこと」は“ある”のだ。  この「続ける力」を、あなたが「これは続けたい」という仕事やほかの行動に向けることができたなら、もうあなたは大丈夫。  では、どうやってあなたの「続ける力」を集中させて、「やるべきこと」や「やらねばならないこと」に向けていくのだろうか?  本書は、その具体的な方法をこれから伝えていく。本書を読み、各種のノウハウを実行したらなら、もうあなたのことを「続かない人」や「三日坊主」なんて誰も言わない。
  • 21日間般若心経の独習
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    本書は、般若心経を独習したいという人全てのために書かれたものである。形式にとらわれることなく、自由に楽しく行なえるように、1日ごとにマスターしていけるようにできている。実践していくことに価値があり、般若心経のパワーを、行動にうつすことによって味わえる。 松本幸夫氏は、般若心経を実行されている人から「具体的にどうやったらいいのかわからない」という質問をよく受ける。その答えともいえるのが本書の独習法である。もちろん般若心経は形にとらわれるものでなく、どのように行なおうと自由である。 本書では、般若心経五大力が、テーマとなる。本書を読みながら、21日間がんばってみよう。一つの「五大力」という行を21日間続けることができたというのは、あなたの意志の強さを証明していることになる。  あらゆる種類の願望をもっている人が世の中にいる。試験に合格したい、集中力をつけたい、人間関係を良くしたい、お金持ちになりたい、車が欲しい、恋人が欲しい、ストレスから解放されたい……など。  それらの全ての願望をもつ人に、松本氏は「それなら般若心経五大力の実践をしなさい」と答え続けてきた。しかし、それだけでは、親切ではないなと感じた。できることなら、般若心経の実践的なテキスト、実践編ともいえるガイドブックを人々に与えられたらと想い続けていた。その想いが結実したのが本書だ。  この21日間、般若心経五大力を実践したあなた。必ずプラスの結果が出てくる。 明日からのあなたは何をしたらいいか。もちろん五大力をくり返し続けていくのである。  ・声がかれ、たとえのどがつぶれようとも「読行」せよ!  ・腕が疲れ、物を持てない位になったとしても「写行」せよ!  ・頭の中でくり返し、もうダメだというその時まで「黙読行」せよ!  ・目がかすんで、もう何も見えないという時までくり返して「見行」せよ!  ・耳が痛くなり、限界がくるその時まで、徹底的に「聞行」せよ!  五大力を、一つ一つどのように実行していったら良いかという「方法」をしっかりとマスターしていくことが大切で、本書はそのための手引書でもある。  全く初めて「般若心経」のことを勉強したいという人がいるかもしれない。そういう人も含めて、まず般若心経の全文を目にして、イメージをつかむだけでも良いだろう。般若心経を「頭」でなくて、体で理解することが第一歩だ そして、本書が、あなたの座右の書、成功へのバイブルとなる。
  • 般若心経願望実現パワー 五大力を実践する成功術
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    松本幸夫氏は、「般若心経」を「般若真行」と主張することにしたい。  どうしても「心経」というとお経のイメージが強くなる。  本書を、般若心経というお経の解説書だと思って手にした人は、残念ながら全く思惑はずれである。本書は、般若真行という実践書であり、活用の書である。 “真行”とは、真理を行ずることであり、真実、いつわりのない心で実践する、つまり“五大力”を行じることだ。  お経ではなく、経の内容の「実践」、「実行」こそが大切だという意味から「経」を「行」としても良いだろう。さらに、「中心」「心」という意味合いよりも深めた「真」の字であると理解してほしい。ここに“般若真行”が誕生したのだ。 21世紀に向けての万能のツール、奇跡の力を持つ神秘的な「行」、これこそが般若心経の正体だ。お経ではなく「行」であることをしっかりと覚えていただきたい。単なる文字でしかないという浅いとらえ方では、あなたは成功から遠くなる。 私たちは、願望を実現させたり、億万長者になったり、大成功者として歴史に名を刻んだりするのは簡単にできる。そのためには何をすべきか? それは、般若心経の実践によって可能だ。  21世紀は、「心」の時代だと説く人もいる。確かに、物質万能主義の時代はすでに過去のものになりつつある。そして、まさに「般若心経」こそは、私たちの「心」を解放してくれる武器ともいえよう。  本書では、単に「知識」としての般若心経に関してではなく、「実践」にウェートをおいたいわば“般若真行”とでも呼ぶべき内容について書いた。  松本氏が最も嫌うのは「解説者」である。そちらの方の適任者は、それこそいくらでもいるだろうし、私は解釈のプロではない。ただし実践家としてなら、本書を書く資格があると自負している。松本氏自身も読行の際、意味の上から息つぎをしたり、習わしでやっている読み方は、あえてしていない。棒読みでやっているし、好き勝手にリズムをつけている。その方が面白く、楽しく実践できるからだ。そして、意味の上で区切ったり、息つぎをしたり、昔からの読み方で読むのも構わない、要するに、自分の好きなスタイルで行なえばいい。それこそが、般若心経の世界であろう。人に左右されるのでなく、自分なりにスタイルを探し、実践することが重要だ。楽しみながらやろうではないか。 これから激動の21世紀に向けて、本書が必ず役に立つはずだ。
  • 般若心経100の成功法則 ──願望が実現する奇跡の五大力
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    「五大力」を実行するだけで、あなたは夢を現実のものとできる。  論理、言語、記憶を司る左脳に対して、感情、創造力、音楽を生み出す右脳は、潜在意識と密接な関係を持っている。そして、理論を超越している般若心経は「右脳開発」の最新兵器となる。面白いのは、2500年前の教えが現代の最新の武器となるということだ。  「ものを見る」と脳に映像化される。この「映像」「イメージ」が潜在意識活用には重要である。脳の中のスクリーンにハッキリとイメージされたなら、必ず潜在意識が現実のものになる。これは研究家の間でしばしば説かれている。例えば「別荘」、「ヨット」、「外車」などの物をイメージし続ければいいという。さらに、そこにいる自分の姿が映像化できたなら成功者となれる。  般若心経を「見る」ことは、この潜在意識活用とどんな関係があるのだろう? 「見経」とは、一字一句を読むのではない。全体を眺めるのである。般若心経の全文を縮小コピーして定期入れや財布にしまっておく。そして暇な時に、ただ眺めるのである。その時同時にあなたの欲しい物をイメージする。物だけをイメージするよりも、般若心経の全文を眺めながら行なうと効果は倍増する。もちろん、般若心経を眺めるだけでもいい。  般若心経をリズミカルに唱えることは右脳刺激になる。意味を考えずにただ眺める「見経」。りズミカルに唱えた般若心経を聞く「聞経」。これをバランス良く毎日くり返すのである。右脳開発そして潜在意識の活動に大変役立つのである。  右脳開発の特効薬、それが般若心経だ。  般若心経を読み、書き、黙読し、見る、聞くという五大力によって、クラスのリーダーになった少年がいる。彼は、般若心経を実践する前は、いわゆる「イジメ」をやられる側であった。しかし、毎日実践していくうちに、彼自身驚くほどに「人間改造」がなされた。それまでは青白く貧弱だった少年が、毎日五大力を行なっていたら、力に満ちあふれる「自信」ある人間になった。彼の変身のキーポイントは、般若心経五大力にあった。 ぜひ本書を読んで、あなたもぜひ実践して欲しい。 般若心経の効力を知っていただけでは何にもならない。その知識が実践、実行、行じられた時にこそツキが呼びこまれるのである。「実行せよ」これがたった一つの秘法だ。 運命は自由自在に変えられるし、ツキをどんどん呼びこむのも可能だ。そしてその方法は五大力として紹介した。あとは、あなたが実行するだけだ。 世界は理想郷へと一変するだろう。どのような願望も現実になる。本書がスタートとなる。
  • ツキを呼ぶ信念の魔術
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    人間が「不可能」だと考えていたことが、100年を経過したら「あたりまえ」になっていた事は多い。  はたして、ライト兄弟が生きた100年前の人間の誰が空を飛ぶことを「あたりまえ」だと考えていただろうか。また、アポロが、月に着陸するまで、人類にとって「月世界」は夢の中での話にすぎなかった。  事業でもスポーツでも、学問の世界でも、全てにおいて共通していることだ。発明、発見、創造、新記録。「不可能を可能にすること」こそが、キーポイントとなっている。  では、何がこの原動力となるのか? それは「信念」である。 たとえ地球上の誰一人として味方になってくれなくても、少しもゆるがない「信念」があったなら、どんなに批評、非難、中傷を受けようとも平然としていられるだろう。そして必ずそれは実現する。この世にただ一つの魔力があるとしたら、それは「信念の魔術」以外にはない。 「あなたは、あなたが考える通りの人物である」。有名な哲学者エマソンの言葉だが、信念そのものを表現しているだろう。自分はどのような人間であるか? あなたの信念が、今のあなた自身なのだ。「私は億万長者である」心の底からそのように思い、実感できる“信念”があったなら、その人は間違いなく億万長者である。賢明な方なら気付いたことだろう。信念さえあったなら、たとえ今どのような境地にあろうとも思い通りの自分に変身できると。あなたが、もし思い通りに事が運ばないと嘆いているのなら、それは「信念」が不足していたか、全くなかった事を意味している。信念の魔術は、不可能を可能にしてしまう奇跡の力だ。  思い通りの人生を歩むには、「私は思い通りになる」という信念がなければいけない。これこそ一番必要なものだ。自分の願望は必ず実現することを「知って」いたなら、つまり「信念」さえあったら絶対に願望は実現してしまう。  では、どのようにしたら不可能がなくなってしまう「信念の魔術」をマスターできるのだろう。その詳細な具体的方法を述べていくのが本書の役割である。  モーゼが海を真っ二つに分けたのも、キリストが病人に手を当てただけで治したのも、全て「信念」の力に他ならない。これは何も聖人だけの専売特許ではない。誰にでも可能な、実は「簡単な」コツがあるのだ。このコツを体得できたなら、素晴らしい人生があなたのものとなる。  たくさんの人が、物が、お金が、向うの方から押し寄せてくることだろう。あなたは必ず楽しく、充実した、壮大な人生を歩むという「信念」のもとに、本書は書かれている。
  • 新五輪書
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    欧米で、「武蔵」や「五輪書」がブームになって久しい。日本式経営が注目され、その一環としての武蔵ブームなのかもしれない。宮本武蔵というと、「二刀流」というイメージを抱かれる方も多いだろう。あるいは、生涯一度も負けなかった剣豪、勝つためには手段を選ばない武芸者、道を追求した男、とさまざまな評価がある。本書では「右脳開発」という観点から、武蔵をとらえてみたい。 松本氏は、武蔵が二刀を自在に用いたということから、もしかしたら武蔵は右脳人間ではなかったか、と仮説を立てた。この仮説を決定づけてくれたのは、彼の芸術面での才能だ。 右脳は「芸術脳」でもあり、音楽や絵画的な能力を司る。二刀流武蔵は左手を意のままに、 意を超えて使用することによって右脳を自然に開発したに違いない。 本書では、宮本武蔵の右脳開発の技術に学び、私たちが現代の戦場であるビジネスの中で、右脳をどのように活用していったら良いのかを説いていく。 武蔵の名が今日にあるのは、彼の剣の技量や、芸術面での才能ばかりではない。もし、武蔵に「兵法三十五か条」や「五輪書」がなかったならば、彼は一介の剣豪、一介の画師にすぎなかったに違いない。これらの著作は、右脳ではなくて左脳中心の作業である。なぜなら、大脳の左半球は主に言語、論理脳であり、物を書くというのは主に左脳の働きによるからだ。つまり、武蔵は、芸術面で「右脳」を開発していたばかりか、文章をまとめる「左脳」の能力にも傑出していたということになる。  宮本武蔵は、左右両脳をバランス良く発達させた、全脳思考の人間であった。しかも剣の技術という「肉体」面でも、超人的な力を発揮した。 「五輪書」は、寛永20年(1643)10月、熊本の金峰山中腹、雲厳寺の霊厳洞で書かれたものといわれている。兵法を五つの道に分け、地の巻(兵法の道)、水の巻(兵法の理)、火の巻(実戦、勝負のこと)、風の巻(他流派のこと)、空の巻(兵法の究極)といった内容になっている。  本書もこれにならい、地、水、火、風、空の五つの章から構成し、「頭脳開発」、中でも「右脳開発」を中心に話を進めていきたい。ビジネスマン、事業経営者、あるいは広く一般の方々の頭脳を意識的に開発する教本、つまり、新しい五輪書になるものと信じている。  空理空論よりも「実戦」を重んじた武蔵と同じく、本書も実行されることによって、大きな力となる。
  • 右脳と剣道の関係 ─―頭の良くなる剣道
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    大脳の左半球には、体側の右半身を、右半球には体の左半身をコントロールする《指令塔》に相当する部分がある。もし右脳を強化したいのなら、体の左半分を意識して用いるといい。  数字や文字の記憶、暗記は得意だが、どうも、何かアイデアを出したり、創造したりするのが苦手だという子供も多い。それは、左脳の中心の教育ということに加えて、体の「右側」を用いることが習慣になっていることも大きな原因になっている。つまり、右脳に刺激が充分にいっていないのだ。  子供の頃から「左手」「左足」を意識して用いていくことによって、子供の創造性は高まり、直観力が高まりアイデアが次々に出てくるようになるはずだが、日本だけでなくインド、タイ、ビルマ等では左手を「不浄な手」としている。ポルトガル語やラテン語では、左手は「不吉な」という意味を持っている。  だから、子供が先天的に「左利き」であっても、右利きに修正していくように躾をすることが大半だ。 右手というのは、「左脳」への刺激となり、論理・文字・数字といった分野の能力は確かに高くなる。しかし、直観・絵画・感情・創造力といった右脳への刺激にはならない。  だから、松本幸夫氏は、日常生活の中で、「左」を用いる工夫をしてほしいと主張する。  左手で鞄を持つ、左足から階段に登る、左手で扉を開く、左足からズボンに足を通すというように、普段は「右」を用いていることをあえて「左」に換えてみることだ。  もちろん、一日ですぐに創造力がつくということにはならないが、くり返していくうちに、右脳が刺激されて活性化してくるものだ。  そして、「これは、右脳強化そのものだ」と松本氏が注目するのが、「剣道」だ。  剣道ほど体の「左半身」を用いるスポーツは他に珍しいからだ。一見すると、竹刀や木刀は両手で持っているように思われる。しかし、剣道で中心となるのは左手の握り、しぼりである。右手は、従であり、そえているにすぎない。  しかも、構えた際の足の位置も特徴的だ。剣道では、左足で体重を支え、右足でふみこむ。左足が軸足になるから、体を動かす際にも左足のひざの動きによって、前後左右、ひねり等自在に動ける。  「左手で剣を支え、体を左足で支える」これが剣道の基本だ。  ということは、そのまま「右脳刺激」になっている。毎日、剣を振る度に、右脳へ刺激がいく。他のスポーツでは、このような「左」を中心に体を動かすスポーツは少ない。剣道においても、中心となるのは軸足の「左足」であり、これはそのまま右脳開発へとつながることを本書で理解してもらえる。
  • ズバリ!! 人を見抜く法 人の心の中がよくわかる!!
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    大きくて形の良い耳の人を「福耳」を持っている人という。はたして、耳の形で「福運」を呼ぶというようなことが、実際にあるのだろうか。  実は、私たちの運勢と耳の形とは密接なつながりがある。つまり「福耳」の人とは、どんどんつき合うべきなのだ。耳の形の良い人は運を呼びこむ。だから、そういう人に近付き、友人になるのは良いことだ。ただし、「あの人は耳が小さくて形が悪い。だからつき合うのはやめよう」というように考えて欲しくはない。  もし相手を見たその瞬間に、その人物が自分の味方であるか敵であるかを、素早く見破れたとしたなら、友好関係を築こうとする時、非常にスムーズにいくであろう。そのための一つの方法として「人相」を見極めることが有効ではないか。松本幸夫氏は、東洋哲学を研究し、その中で「人相」というものに非常に興味を持ち、そして、かなり現代的に応用できそうなものを、いくつか見つけた。また、人間のもっとも神秘的な表情は、モナリザでもわかるように「徴笑」であるといわれる。相手に心を許した時には口の端の筋肉が無意識のうちにゆるんでしまうのだ。注意してみるのは口の端の筋肉のみでいい。笑う表情のように横に開き、緊張がとけた形になれば、それは相手に気を許したと理解して良いだろう。さらに、松本氏は、相手の横顔で判断するのも大切だと指摘しており興味深い。正面からの人相は、案外と飾りやすいものだが、横顔がどう見られているかは、大半の人は考えていないものだ。横顔の示すのは、その人のプライバシーに関するもので、夫婦関係は円満か、金銭面にルーズでないか、秘密にしている事はないか? 等を示している。 ビジネスの上でも、取引会社の相手の性格や特徴が、あらかじめわかっていれば、交渉事においてとても有利に事が運べるだろう。  本書に、「誰でも簡単にできる」性格の見抜き方を皆さんにご紹介する。原則として、どのページから読んでいただいても構わない。  呼吸の仕方、歩き方、寝相、手相、食事の仕方など、あらゆる生活の場面に応用できるものだ。従来の専門書とは違って、幅広い知識を皆さんに紹介しているつもりだ。そして、簡単に相手を見抜けると自負している。  ただし注意して欲しい。それは、あくまでも一つの目安として判断してほしいし、その人には、そういった傾向があるという風にとらえて欲しいのだ。  本書によって、一人でも多くの人が相手を正確に見抜き、相互理解に役立ててほしい。
  • 驚異の3分間成功術 簡単に成功するノウハウ大公開
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    実験心理学者のアルバート・メラビアンの説く『メラビアンの法則』というものがある。私たちが、人とコミュニケーションする場合の割合を決めたものである。何の割合だろうか? それは「言葉(話の内容)」「話し方(声の高低、スピード、イントネーションなど)」「身ぶり、手ぶり、姿勢、服装(ボディランゲージ)」の3つの要素の中で、合計を100とした際に、それぞれ何%を占めるかというものだ。  メラビアンの実験結果によると、言葉(7%)、話し方(38%)、ボディランゲージ(55%)となっている。つまり、あなたが人とコミュニケートする際、何と話の内容は7%しか伝わっていないのである。残りの93%は、話しの内容以外の部分で決められてしまうのだ。また、『熱意なしに達成された偉業など、どこにも存在しない』。やる気、情熱、パワー、生命力、胆力、どんな呼び方であっても構わない。もし、われわれに“熱意”がなかったら、「偉業」は達成できないだろう。実力差が紙一重の場合に、勝敗を決定する最後のよりどころとは何だろうか? 大目標を実現しようとする時に、これがなければ始まらないというものは何か? 「熱意」である。熱意があったならば、あなたの不可能なことはゼロに近くなるだろう。イメージとしては、真っ赤に燃えさかる炉を載せて走る「機関車」を浮かべてもらいたい。あなたが人間機関車となった状態を心に想い描けば良い。  この世のあらゆる成功者、成功物語を考えてもらいたい。その原動力は全て「熱意」である。シュリーマンのトロイの遺跡発見、エジソンの数々の発明、コロンブスの新大陸発見、ミケランジェロの天才的な創作品の数々……。その全てのスタートは「熱意から」なのである。  松本幸夫氏が、本書で紹介するのは、誰にでも簡単にできる成功術についてである。成功法・成功哲学と呼ばれるものを研究し続けた結果、「簡単なものこそ効果が高い」ということに気付いた。  簡単にできるということは、プラス面で考えたなら、長続きするということになる。 マイナス面では意識して変化をつけないと「マンネリ」におちいりやすい点だろう。楽しく、しかも長続きする成功術を、90紹介したい。どの項から入られても、あなたはその効果を実感できるはずだ。  一つの集中できる最少単位として「3分」を考えてみた。三分間であれば、通勤電車の中だろうと、起きぬけのちょっとした時間にでも、簡単に実行できるだろう。  いつでも、どこでも、誰にでもできる「3分間成功術」で、あなたは大成功者となる。あとは、実行あるのみだ。
  • ラクして成果が10倍になる「仕組み」の作り方
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    あなたは、今より10倍の収入を得ようとしたらどうするだろうか? また、どうしたらいいかわかっているだろうか? あるいは、10倍の仕事の成果を出すには、何をするだろうか? 自分の1日は24時間。これはそのままであって増やせない。当然、限界はある。  では、どうしたらいいか? 10倍の成果・10倍の収入は、あなたを別次元へと導くことだ。単純に今の収入を10倍にしたあなたを想像してみてほしい。 それには、仕組みをつくることに尽きる。そして、成功するまでやめなければ、世の中に失敗はない。少なくとも、「成功に向かっている途中」と言うことができるのだから。「何を当たり前な」と思うかもしれない。 しかし、大半の人は“途中であきらめてしまう”ものだ。だから成功できない。成功するまでやめない。これを今後のあなたの行動指針としてみよう。 本書はいわば、10倍の成果を出し、収入を増やすためのマニュアルだ。あなたは、書か れたとおりに学んで、心構えを変えて、実行していくだけでいい。もしも、あなたが今までビジネスをしていて、「どうも思うように成果が出ない」「労力の割に成果につながらない」と思っていたら、それがあなたの“能力”そのものということはまずないものだ。  しかし、労少なくして成果が大きい人間はいる。なぜか? キーワードは能力ではなくて、繰り返すが仕事の仕組みなのだ。  松本幸夫氏は、この仕組みができてきたことで、年間の著書の冊数が3冊から15冊になった。5倍なので来年は30冊以上にしようとしている。もちろん“楽勝”だ。  研修の仕事も増やしながら、なおかつ本の著書も増やしていくのだから、仕組みの力は恐ろしい。しかも、海外旅行をしたり、ワインを楽しんだりといったプライベートも今までよりずっと充実している。  成果の差は能力差にあらず、仕組みをつくるかつくらないかだけの差だ。しかし、これは思いのほか大きな結果の差となってしまう。 「段取り」というのは、仕組みづくりのひとつにほかならない。本書では、それらも含めて、さらに土台となる「心構えの仕組みづくり」そして、成功して10倍の成果を上げるには、人の協力なくしてはできないので、「人間関係の仕組みづくり」などの中身も加えて、あなたが成功するための実践的マニュアルになっている。 ぜひ、本書を読んで、「収入が10倍になりました!」、「最小の労力で10倍の成果の出し方がわかりました!」といったうれしい報告をしてほしい。
  • 段取りから応用までが102のポイントでわかる プレゼンテーションの技術
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    どのようにしたらビジネス・プレゼンテーションを成功させられるか、これが本書のテーマだ。 現代は「プレゼンテーションの時代」といってもおかしくないくらいに、さまざまな機会にプレゼンテーションが行なわれるようになってきた。その目的は、聴衆を説得し、意思決定させ、さらには行動に移させること。あるいは、発表会や方針管理のように、情報の伝達を主目的とすることもある。  プレゼンテーションの基本は変わらないが、学術会議と商品説明では、同じプレゼンテーションといっても注意すべきポイントは、かなり異なる。プレゼンテーションの目的として、あらゆる分野で共通しているのは、表現・伝達・説得等を目的にしているということだ。だから、規模の大小はあっても、国家間での交渉事も、子供のこづかい値上げも「プレゼンテーション」といえる。 本書では、目的や状況に応じたプレゼンテーションの具体的な方法を説いたので、皆さんのニーズに合わせて活用してもらえる。  ただ、いかに技術を身につけたとしても、実際に行なうのは人間。従来のプレゼンテーションにおいては、視覚機器や技術面でのハードは重視されてきたが、人間的なソフトの面がややおろそかにされていた。聴衆との問に円滑なコミュニケーションを図るのが、今後のプレゼンターの大きな役目となるので、本書では、人間的側面からもプレゼンテーションをとらえてみた。  プレゼンテーションというのは、「本番」だけが全てではない。むしろ、会場の設営や聴衆分析、オリエンテーション、リハーサルといった段階で、成否が決まるといっても過言ではない。もちろん、本論・主張ポイントが充実しているというのは大前提だが、その上で徹底して準備しておくことが成功の秘訣になる。準備に時間をかけるだけでも、実際のプレゼンテーションでは落ち着いて、堂々とした態度で進めていける。  アメリカのある調査では、一流企業の役員クラスの実に七割以上が、コミュニケーションを改善していくことによって、現在の地位を築いたと答える。プレゼンターと聴衆との双方向のコミュニケーション、これがプレゼンテーションに他ならない。つまり、プレゼンテーション能力が、社会的に認められるために必須の「武器」ともいえるわけだ。  ビジネスに限らず、世の「一流」と呼ばれる人ほど、人一倍練習して汗を流している。本書を練習のためのガイドブックとして、ぜひ一流のプレゼンターとして活躍を目指してほしい。
  • マーフィー 幸せなお金持ちになる一番の教え
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    どんな人にも、「二人の自分」がいるものだ。 「お金がほしい」自分と、「お金をほしがるのが恥ずかしい」自分。 「九九パーセントは富で解決できる」と考える自分と、「富で解決できない一パーセントが大切だ」と思う自分。 「成功の最大要因は運のような目に見えない力だ」と感じる自分と、「必要なのは努力であり、それ以外に頼るのは怠惰だ」と考える自分。  あなたはどうだろうか。 「お金を欲しがるのが恥ずかしい」という考えに傾きがちだとしたら、残念ながら、あなたは巨富や成功から最も遠い人生を生きている。あなたの考えは、誤りというわけではないだろうが、苦労している間に人生が終わる道を歩いており、ほとんどの人間が、あなたと同様の遠まわりをしているのだ。 松本幸夫氏の経験では、そんな人の多くが、マーフィーを知ってから運命の大転換を成しとげ、成功人間になっているのである。  マーフィー理論はシンプルだ。「よいことを思えば、よいことが起きます」という一言に要約される。  仕事や日々の生活に忙しく埋没していると、自分の可能性とか、夢、潜在能力といったことにあまり考えが向かなくなりがちだ。その時間や意識のほんのわずかでいい。よいことを思ってみよう。例えば、金持ちは富裕意識を持っていて、その富裕意識がますますお金を引き寄せる。だから、あなたも富裕意識を持ってほしい。まだ富を手にしていなくても、意識を持つだけでいいのだ。意識は現実化する。  そして、賢明なあなたは、もう悟ったことだろう。「お金がほしい」と素直に言う自分に従おうと。「目に見えない力」を信じようと。そのためには、小さなコツがいるが、本書では、そのコツを端的に示した。マーフィーは、お金持ちでない人にこう言う。「今すぐ富裕意識を持ちなさい」と。財産をまだ所有していない時点で、「すでにある」という意識を持ってしまうのである。「結果の先取り」ということだ。現実にお金を手にすることで富裕意識を持つのではない。先に富裕意識を持つことで現実の富を手に入れるのである。  シンプルだから実現も簡単だとは限らない。「信じれば成功する」ということと、「何もしなくても成功する」ということは微妙に違うのだ。  マーフィー理論は事実であり、万能である。だが、そこには、陥りやすい罠もあり、誤解が生じることもある。それらを回避し、成功への人生を、まっすぐに歩んでいただきたい。巨富を手にし、感謝の念で人生を満たしていただきたい。  そのための案内書、成功への地図が本書である。
  • 1分間回復法「心」と「体」の疲労が一瞬で消える
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    会社員、派遣社員の睡眠は、4~5時間も珍しくない。たまに睡眠時間が確保できてもストレスで熟睡は無理だし、熟睡できても何日かでは慢性的な疲れは消えない。長時間労働で体はバリバリにこわばり、人間関係や不況、大震災のやり場のない怒りなどで心もくたびれきっている。  簡単ですぐできる自分なりの回復法を持たなければ、とてももたない。  松本幸夫氏は若い頃、インドに渡ってヨガの修行をしたが、修行者でない一般人でも瞑想や体操で心身の健康を目ざす人がたくさんいた。また、その後に、旅行などで立ち寄った中国や台湾などでも、公園に行くと昼夜を問わず大勢の人が太極拳や呼吸法を実践しているのに驚かされた。  それにひきかえ日本人は朝から晩まで気ぜわしく働いてばかりで、健康になんと無頓着なのかと反省させられた。そこで、回復法について調べると、二つのことがわかった。 1 自分なりの方法が一つか二つあればよい。2 それが見つかるまでは、できるだけ多種多 様な方法を試すのがよい。 前者の代表が、100歳近くまで長生きした、松本氏の家の近所の男性。大酒飲みだったが、ただ一つ真向法という健康体操だけは毎日欠かさなかった。  後者の代表が、心身統一法を創始した日本初のヨガ行者の中村天風。天風も、回復法はクンバハカという一種の呼吸法に帰結するが、そこに至るまでには、ヨガから瞑想、肉体鍛錬まであらゆる方法を試した。だからこそ、今も多くの人が信奉するほどの心身健康法を確立できた。  松本氏は、若い頃に修練を積んだヨガや格闘技などのおかげで、心身のバランスをある程度、体得しているが、たくさんの回復法を編み出したり、試したりしてきたが、なんとか1分間でできないかと思案した。残念ながらすべてが1分間というわけにはいかず、3分間かかったり、中には半日がかりで意識を高めるようなものもあるが、究極まで簡略化することはできた。例えば、 1分間横になる。タイミングは、「疲れたかな」と感じたその時がベスト。特に何もしないで、ゴロンとしているだけでいい。  そんな方法を集めたのが本書。ぜひ実践して自分なりの方法を1つか2つ見つけてほしい。  1週間の疲れを1日で取ることはできない。しかし、1時間の疲れを1分間で完全に取り去ることならできる。そして、それを実践していくうちに、疲れない「体質」「心質」になっていく。これからますます厳しくなる時代を乗り切る力を、本書で養ってほしい。
  • あたりまえだけどなかなかできない 読書習慣のルール
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    松本幸夫氏は、研修先で、自分自身のために、読書をするように伝えている。  すると、「忙しくて、本を読む時間がない」、「何を読んでいいのかわからない」という質問がよく挙がってくる。特に、読書がまだ習慣になっていないという人が質問をするようだ。   習慣化している人ならば、どんなに忙しくても読む時間を捻出するし、テーマを持っているので、何を読んでいいかわからないということは考えにくいだろう。  しかし、習慣化していない人が、何をどのように読んでいいのか迷っていたのなら、手を差しのべる必要はある。実際にこのように困っている人と一緒に書店に行き、この本を読んだらどうかとアドバイスしたこともある。  読書はとっつきにくい、苦しい、というネガティヴな意識を持っていないだろうか? もしそうなら、もっと読書は「楽しいもの」と感じて欲しい。本好きの方はさらに本を愛して欲しい。読書に対してのトラウマ、までいかないまでも、読書でイヤな思いをしたことがあると、本嫌いになってしまうだろう。あたかも、学校で好きな先生の教えた教科が好きになり、イヤな先生の教科は嫌いになるのと似ている。本は、「硬い本」ばかりでは、本が嫌いになる可能性がある。かといって、いうまでもなく「柔らかい本」ばかりだと、じっくり考える力とか、知識のフレームを広げるなんていうことはできないだろう。大切なことは、硬軟織り交ぜて読むことだ。意外と専門書しか読まない、という人は多いが、それはかえってよくない。教養とか知識のフレームというのは、何も専門領域だけに限らない。むしろ、もっと広く「人間」を学んでいく必要があるだろう。本のよさを知ってもらい、読書の習慣を身につけてもらうよう、様々な観点から読書論をまとめてみた。本書を読んで、好きな項目からでいいので、実行してみよう。  松本氏は、自分の使命を、よい本を書くことと、本のよさを多くの人に知ってもらうこと、出版界を元気にすることと考えている。  なぜなら、思い返してみても、読書することによって今の自分を形成できたというのが大きく、自分を育ててくれた本の土壌をもっと豊かで実りの多いものにしたいという思いが強い。  読書は楽しくて、人間的な成長を助けてくれるもの。読書好きな人ならば、それだけあなたが抱えている目標に近づきやすくなるだろう。  本書によって、読書好きならばより好きになってもらいたく、また苦手意識のある人ならば少しでも本が好きになってもらえれば幸いだ。
  • いまこそ中村天風に学ぶ
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    これまでにも中村天風は、たびたび注目されてきた。  今でも政財界や芸術界の成功者には、尊敬している人物として、天風の名前をあげる人が少なくない。その一方で、最近の若いビジネスパーソンには、天風を知らない人が増えてきた。天風が具体的に何をしたのか、なぜ成功者たちの師になり得たのか、すでに知らない人が少なくない。  松本幸夫氏が、研修の受講者にたずねたときも、「すごい人らしいけれど、詳しくは知らない」といった答えが七割以上だった。これは、実に残念なことだ。なぜなら、天風を知っているか否かで、生き方が大きく変わってくるからだ。松本氏は、今こそ、天風の教えが必要だと感じている。  今の世の中は、先が読めない。世界的な不況の中、人々の心は揺れ、不安の中で生きている。会社から無理難題を押しつけられ、今にもうちひしがれそうになりながら生きている人もいるだろう。また、松本氏は、研修でビジネスパーソンに時間効率化のテクニックを教え、その先にあるタイムイズライフ、つまり「時間は人生そのもの」を実感してもらおうとしている。その教えられたテクニックを、全受講者が実践できるわけではない。研修中はやる気になるものの、日々の仕事に埋没してしまい、結局は実行できない人もいる。「明日から始めればいいや」と、先延ばしにする人もいるだろう。  だからこそ、確固たる「信念」を心に抱き、それを実行する「行動力」を持ち、不要なしがらみを「捨てる勇気」を教えてくれる天風に、もう一度目を向けるべきなのだ。  本書は、天風の愛読者からまったくの初心者まで、天風に興味がある人ならだれにでも役立つだろう。かつて天風哲学に触れたことがある人も、本書を読むことで今一度、その神髄を思い出してほしい。 「生き方、働き方のヒントがほしい!」 「自分を変えたい!」 「心のモヤモヤを消し去りたい!」  そのように思っている人ならば、本書を手にする意味がある。  そして、本書を最後まで読み終えたら、あなたの仕事や生き方について、改めて思いを巡らせてほしい。昨日までの自分と比べてほしい。そのとき、あなたの目の前には、まったく違った風景が広がっているはずだ。  松本氏は、天風の教えを通じて、運命までもガラリと変えてもらいたい、これまでとは違った人生を歩んでもらいたいと願いを本書に込めている。  本書で、天風を学ぶということは、「本物を学ぶ」ということなのだ。
  • 「志」の論理 なぜあなたは納得できないことをし続けるのか
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    「志(こころざし)」は、松本幸夫氏の大好きな言葉である。 一般的に志と聞くと、何か大げさものに聞こえるが、本来誰の心の中にも宿っているもの、あるいは、少なくとも“もっていたもの”だと松本氏は考えている。三つ子の魂百までも、というのは、心理学的に見ても正しいのである。今日のあなたの基本的なモノの考え方、性向というのは、3歳くらいまでの環境・境遇と教育によるのである。表面の意識から消えてしまった少年・少女の日の「夢」を、もう一度思い出してみてはどうだろう。  また、それは、他人から決して強制されてもつものではないとも指摘する。  それでは、誰もが本当は“もっている”あるいは“もっていた”はずである志に、いかにして気づくことができるのだろうか。あるいは、内部から湧き上がる気力に支えられた“志”の正体とは、いったい何であるのか。これらが、本書の大きなテーマになっている。  松本氏は、現代において、“志”という言葉は、ほとんど死語になりかけていることを危惧しつつ、この言葉の復権を期している。そのために、志という言葉に対する一般の理解を広げ、深めていくべきだと考え、そして、本書が、志づくりの一助となりうるような入門書になることを願っている。さらに、入門的なことだけでなく、奥義に通ずるようなことも、本書ではわかりやすく書き記されている。 また、本書では、志の条件についていくつか示唆されている。例えば、「長期の視野に立つこと」、「社会に貢献すること」、「幼少の頃の夢に通ずること」、「内部からの願い」などだ。  なかでも松本氏は、志というのは、「無私」であってこそ、その呼び名に値するのであることを強調する。例えば、「自分が幸せになりたい」と、「世の多くの人々を幸せにしたい」とでは、同じ志であるにしても、その実質が大きく異なるのである。自分ではなく、世の多くの人々のための志。“幸せになりたい”ではなく“幸せにしたい”この違いが重要であると指摘する。「得よう・奪おう」という自我を取り去り、「与えよう」という心だけが残り、その結果として得られる“無私の志”こそが、じつは真の志だと強調するところに松本氏のカラーが垣間見える。  何かアクションを起こす時に必要な“志(こころざし)”。21世紀の今だからこそ、人には必要不可欠なものであり、それをよりよく理解するために、本書は最適で、時代を問わず読み続けられるべき一冊となっている。
  • シャイな自分を味方につけて人生をもっとお気楽にする10日間トレーニング
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    あがり癖は、あなたが「誠実」だからと松本幸夫氏は指摘する。  実は、松本氏は、以前人前に出ると顔が赤くなってしまい、しどろもどろの「超あがり症」だった。しかし今では、毎日のように20人、30人、時には200人位の前で話をするのを仕事とし、しかも“楽しく”やれているという。  昔、話術の名手といわれラジオでも活躍した、徳川夢声という人がいた。彼は、「話し方のコツは“間”の取り方にある」と説いた。「何を話すのか」ではなく「何を話さないか」。つまり、「話さない」ことが大切なのだと語った。  松本氏も、ドギマギして会話の間をつくってしまうのが恐怖だったという。言葉に詰まり無言になると、「あの人緊張してしまっている」「黙っちゃって変だな」などと人に思われてしまうのではないかと悩んだ。だが、本当は間や沈黙は悪いことではない。  もしも、ペラペラと話ができたとしても、「この人とても思慮深い」、「誠実な人」、「落ち着いている」とは思われないだろう。  少々沈黙したり、話の途中に間があったり、ドギマギしている様子のほうが、相手に「好感」をもたれるもので、慎重、誠実、思慮深い、親しみやすいというイメージがつきやすい。  方言で話すことも同じで、自分の土地の言葉でじっくりと話せば、それがその人の「味」となり、人から好意的にとられる場合が多い。  あなたがドギマギしたとしても、それが好印象につながる。そう思ったなら少しは安心して話ができるのではないだろうか。  だから、「ドギマギ・あがりは悪いことだ」という思い込みをぜひ改めてもらいたい。現実にはうまくいかないことが多く、結果、いつものようにあがってしまう。盲点は、「現状を知る」ことをおろそかにしているか、まったく考えていないことにある。つまり、当てはまるケースと、そうでないケースがあり、「現状」をしっかりつかまない限り適切な対処法が「処方できない」というのが正しい。だから、「聴衆をニンジンだと思うこと」によって、堂々と話せる人もいる。孫子の兵法の中に、「彼(敵)を知り己を知れば百戦危うからず」とあるように、まず己を知ることが、あがりをやっつけるためには不可欠なのだ。 あなたがそんなプロをめざすのなら、いくらでも力になりたいし、まったくその気がないとしても、どうしたらドギマギせずに堂々と自信をもって、言いたいことを言いたいときに伝えられるか、本書が必ず手助けとなるだろう。

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