山本衣奈子の作品一覧
「山本衣奈子」の「相手に「伝わる」対話術」「うまく「聞ける人」と「聞けていない人」の習慣」ほか、ユーザーレビューをお届けします!
- 作者をフォローする
- フォローすると、この作者の新刊が配信された際に、お知らせします。
無料マンガ・ラノベなど、豊富なラインナップで201万冊以上配信中!
「山本衣奈子」の「相手に「伝わる」対話術」「うまく「聞ける人」と「聞けていない人」の習慣」ほか、ユーザーレビューをお届けします!
ビジネス・実用
ビジネス・実用
ビジネス・実用
Posted by ブクログ
あらすじ
日常のささいな言動や仕事の進め方において、「気がきく人」と「気がきかない人」を分ける行動習慣の違いをわかりやすく解説した一冊。気配りとは単なる性格や生まれ持ったセンスではなく、相手の立場に立った具体的な工夫や習慣の積み重ねであると説く。言葉遣いの選び方から段取り、連絡の取り方に至るまで、人間関係を円滑にし、周囲から信頼される人になるための実践的な知恵が具体例とともにまとめられている。
感想
相手への気遣いは大切だと分かっていても、具体的にどう行動すれば相手のためになるのか、意外と見落としている点が多いことに気付かされた。本書で語られる様々な習慣の中で、特に私の胸に深く腑に落ちたのは「相手の負担をいかに減らすか」という視点だ。
例えば、食事や予定で「何がいい?」と聞かれたときに、一見遠慮のつもりで「何でもいい」と答えてしまうことがある。しかしこれは優しさではなく、選ぶ労力や責任をそのまま相手に丸投げし、余計な負担をかけているのだと指摘され、ハッとさせられた。また、「語尾をあいまいに濁さず言い切る」という点も非常に印象深い。語尾を曖昧にするのは自分の責任逃れの心理であり、言い切ってこそ相手に安心感と明確な判断材料を与えられるのだと痛感した。
さらに、「相手が忘れるかもしれないつもりで伝える」という心構えにも深く納得した。一度伝えたから大丈夫と過信するのではなく、相手も多忙で失念することがある前提で、リマインドや確認をさりげなく添える。相手を責めず、自然にフォローするこの姿勢こそが、本物の「気のきき方」なのだろう。
気配りとは大げさな自己犠牲ではなく、相手が次にどう動くかを先回りして少しだけ道をならしておくこと。日常の何気ない会話や連絡のやり取りの中で、相手の手間や心理的負担を少しでも軽くできるよう、本書で得た実践的な習慣を一つひとつ意識していきたい。