山本衣奈子のレビュー一覧
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ネタバレあらすじ
日常のささいな言動や仕事の進め方において、「気がきく人」と「気がきかない人」を分ける行動習慣の違いをわかりやすく解説した一冊。気配りとは単なる性格や生まれ持ったセンスではなく、相手の立場に立った具体的な工夫や習慣の積み重ねであると説く。言葉遣いの選び方から段取り、連絡の取り方に至るまで、人間関係を円滑にし、周囲から信頼される人になるための実践的な知恵が具体例とともにまとめられている。
感想
相手への気遣いは大切だと分かっていても、具体的にどう行動すれば相手のためになるのか、意外と見落としている点が多いことに気付かされた。本書で語られる様々な習慣の中で、特に私の胸に深く腑に落ちたのは「相手の負担をいかに減らすか」という視点だ。
例えば、食事や予定で「何がいい?」と聞かれたときに、一見遠慮のつもりで「何でもいい」と答えてしまうことがある。しかしこれは優しさではなく、選ぶ労力や責任をそのまま相手に丸投げし、余計な負担をかけているのだと指摘され、ハッとさせられた。また、「語尾をあいまいに濁さず言い切る」という点も非常に印象深い。語尾を曖昧にするのは自分の責任逃れの心理であり、言い切ってこそ相手に安心感と明確な判断材料を与えられるのだと痛感した。
さらに、「相手が忘れるかもしれないつもりで伝える」という心構えにも深く納得した。一度伝えたから大丈夫と過信するのではなく、相手も多忙で失念することがある前提で、リマインドや確認をさりげなく添える。相手を責めず、自然にフォローするこの姿勢こそが、本物の「気のきき方」なのだろう。
気配りとは大げさな自己犠牲ではなく、相手が次にどう動くかを先回りして少しだけ道をならしておくこと。日常の何気ない会話や連絡のやり取りの中で、相手の手間や心理的負担を少しでも軽くできるよう、本書で得た実践的な習慣を一つひとつ意識していきたい。 -
Posted by ブクログ
久々にハウツー本、自己啓発本を読もうという気持ちになって、書店にあった中から適当に購入。より良い会話がしたかったのも理由だ。結論は、良かった。おそらく、会話術としては特別なことは書かれていない。誰にでも、今からでもできる内容だ。だから素直に納得しながら読み進めることができた。さらに、忙しいビジネスパーソンを意識してか、1トピックにつき見開き2ページ程度でまとめられている。サクサク読めるし、どこからでも、飛ばしながらでも読むことができる。もう一つ、私にとって著者が山本さんであることが良かったと思う。つまり、会話術を単なるテクニックではなく、全体的に、話し相手の気持ちに重きを置いた説明となっている。私は、効率やテクニックに頼りすぎてしまう傾向があるので、人の気持ちに寄り添った説明にはそれなりの説得力を感じたし、改めて自分を振り返ることができた。この手の本は、どれが古典となり得るものかと、研究しながら読み比べる物ではなく、自分に合う物を何度も読み返して、会話の上達につなげることが有意義な読み方だと思う。今後も、忘れた頃に読み返して、良い会話ができるようになりたいと思った。
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Posted by ブクログ
【目次】
1. 聞き方の基本
2. 相手が心を開くリアクション
3. 距離が縮まる聞き方
4. 話の盛り上げ方
5. 仕事・人間関係がうまくいく秘訣
6. もっと話を引き出す聞き方
7. 聞き上手の考え方
【感想】
話し手がどれだけ濃く話せるかは聴き手次第である。本書は、コミュニケーションを支える「きちんと聞けているか」ということについて、解説されたものである。
各章話題ごとに、うまく聞ける人は「~~」、聞けていない人は「~~」と最後まで続くので、若干単調な感じはするが、よく読んでいくとなるほどなと思うところが多い。
「話すことよりも聞くことを大切にすること」「相手の話を聞くために自分から話しかけること」は、まず実践していきたい。 -
Posted by ブクログ
もっと周りとコミュニケーションが取れるようになりたい、新卒の立場で上手く立ち回れるようになりたいと思って手に取った本。ネガティブな感情を外に出しすぎていたなと反省。周りにいい影響を与えられる人になりたい。
・気が利く人はそっと待つ!
焦らず急がさず、相手が言葉にしてくれるまでそっと待つ。良かれと思って、と空回りしてしまうのは待てていないから。自分にとっていいと思われることを推測して行動してしまっても、それは必ずしも相手の望むこととは限らない。
・教えてもらった時は、「ありがとうございます、やってみます」と即実践して報告する
・お願いされた時は、「できます」+「できる条件」
難しいかもと思った時でも、○○があって、何時までには出来そうなのですが大丈夫ですかと条件を出す
・「念の為」で確認する
電話対応で、相手の話を分かった気になって報告の時に聞き漏らしがあることが多い。
「確実に伝言できるように念の為確認させてください」と言って内容を繰り返す。相手が伝えたい内容とこちら側の対応を確認してから会話を終了する。
・嘘は信頼を一瞬で壊す
すみません、確認不足でした、すっかり忘れてしまっていました等正直に言う。