TL小説作品一覧
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-交際していた彼氏と別れたOLの紗子は心機一転、とあるマンションに引越した。そんな彼女の寝室の壁に開けられた小さな穴。ちょっとした好奇心で、覗いた紗子の目に飛び込んできたのは、隣に住む人妻のあられもない姿で……。夫が出張で不在がちで、何人もの若い男と不倫をしている隣人。いけないと思いつつも、今夜も漏れ聞こえてくる声に煽られて紗子は壁の穴を覗き――!?
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-桐尾琴穂が生まれ育ったのは、とある地方の田舎町。 この地域では衣食住から仕事先、何から何まで地主である羽木籐家に頼り生活している住民ばかりという、独特の風習がいくつも残る閉鎖的な環境だった。 そんな、地元で絶対的な力を持つ羽木籐家の御曹司――聖惟の婚約者だった琴穂は、ある時この土地での生活が歪であることに気づいてしまう。 そして七年前、『二十五歳の誕生日にはかならず仕事を辞めること』という約束を聖惟と交わし、琴穂は外の世界を学ぶため地元を離れることに。 とうとう迎えた二十五歳の誕生日。 七年ぶりに再会した聖惟は淡々としていて、相変わらず琴穂には興味がないように見えたのだが……!? 「今日、僕がなにもしないと思った?」 ついに始まってしまった羽木籐家の嫁としての生活。 都会に出た琴穂は変わり者だと冷たい目を向けられ、実の母でさえ琴穂の味方をしてくれない。 七年もの自由をくれた聖惟のためにも、琴穂は羽木籐家の嫁としてふさわしくなろうと奮闘するが――……。
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-「先生が、好きだ」彼は昔と変わらない一途さで私に告げた……大ヒットTL・「再会した教え子は私が知らない顔をする」がノベライズ!穂香は、勤務先の高校に教育実習にやってきた、かつての教え子である芦矢東吾と再会する。不器用ながらもまっすぐな東吾の想いに、穂香の心と身体は翻弄され――教え子と教師の切なくじれったいラブストーリー。恋の授業が、はじまります。
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-性風俗を舞台に、女の生き様を描いた大ヒットコミック「サバイバー ~SEXというお仕事~」が待望のノベル化!中級ソープランド・愛河。そこで働く女性たちの役目は客の欲望を受け止め、もてなすこと。男の天国・ソープランドで、彼女たちは何のために、何を思い、毎日身体を売っているのか――あなたの知らない世界、少し覗いてみませんか?
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-「入学式に処女をもらうことが夢でした」「ほんとうバカなの!?」あの大ヒットTL「制服プレイ」がノベル化!原作の雰囲気はそのままに、変態度&エロ度マシマシでお届けします春――高校へと入学した相田椿。しかし、そこで待ち受けていたのは正真正銘の変態教師であり、椿の親戚・門田幸男だった。再会5秒で危機を迎えた椿の学生生活は波乱の連続!教室で、自宅で、倉庫で、いつでもどこでも欲望全開で椿に迫る幸男。幸男の過激で一途な愛に、段々椿の心もほだされていって…!? 変態イケメン教師とツンデレ女子のラブコメディ開幕!
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-大ヒットTL、「箱庭の蝶」がノベライズ!母の仇を打つため、豊臣秀吉の側室となった茶々。しかし、秀吉の側近である石田三成にその目論見を悟られてしまう。秀吉にそのことを密告した茶々だが、驚きの事実を聞かされ……?茶々の復讐は完遂するのか?秀吉と茶々の母の間に何があったのか?そして三成の正体は……!?戦乱の世に愛と憎しみが燃え盛る!艶やかな復讐劇、開幕!
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5.0大人気アプリゲーム「初恋シグナル」初ノベライズ!ギャル×優等生の百合ルートがゲーム以外でも楽しめる!桜庭しのは、進学先の三つ葉高校で清宮あすかに出会う。真面目なあすかとは絶対に関わることはないと思っていたしのだが、「良かったら私と友達になってくれないかな?」と言われ……!?ときめきとかわいさがぎゅっとつまった、真逆のふたりのムズキュンガールズ・ラブ!
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4.8大学時代に事故で両親を亡くした環は、サークルの先輩である鷹藤に救われる。大企業の御曹司でもある彼が、環を自分の家に住まわせ、生活費や学費など、すべての面倒をみてくれたのだ。彼のもとで暮らし、無事大学も卒業することができた環。鷹藤に恩を感じ、そして彼を愛していることを自覚しつつも、環はあえて彼と別れる道を選んだ。「鷹藤の傍に、自分のような存在はふさわしくない」と。――あれから、三年。会社で残業していた環の前に、突然鷹藤が現れる。不意打ちの再会に混乱する環に、鷹藤は「お前、俺の愛人になれ」という、不埒すぎる命令を告げてきて……
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-もっと気持ちよくしてあげる あなたの声が私を蕩かす ファッション誌やドラマで活躍する人気モデル×仕事は敏腕だが恋には奥手な雑誌編集者 〈あらすじ〉 「一秒も我慢できそうにない」出版社で男性向けファッション誌の編集をしている伊吹菜津の自宅には、四歳下の”野良猫”――モデルの里見廉が時折訪れる。彼の真意がわからないまま、菜津は廉に抱かれ、甘やかされ、どんどんハマっていく。そんななか、廉と元カノと噂のモデル池尻ありさとのドラマ共演が決まり、菜津はモヤモヤしたまま雑誌の企画でドラマにかかわることになって……。
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-滝川綾音は、スタッフがたった5人の小さなデザイン事務所に事務員として就職した。社長の桧山をはじめ、同僚はいい人ばかりだか、唯一エースデザイナーの野岸晴雪だけは、誰に対しても仏頂面でコミュニケーションをとろうとしない。そんな彼を苦手に思っていた綾音だったが、泥酔した晴雪が苦しそうに「みゆき」と呟いたのをきっかけに、彼が心に深い傷を負っていることを知り、彼のことが気になり始める。しかし、彼を「人殺し」と呼ぶ男が現れて…。晴雪の心を氷のように硬く閉ざしてしまった原因とは? 彼は綾音に心を開くのか? 晴雪とその悪友、花倉雅成、伊勢原葉月の3人それぞれの甘く切ない恋を描いた、イケメン三部作「雪月花シリーズ」第一弾!!
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4.3――そなたは我のものにならねばならぬ。 戦国時代、忍びの仕事で潜入した城で、 異様な壺とともに監禁された不思議な娘と出会った静。 娘は人の死が見えるせいで幾度も攫われてきたという。 哀れに思い連れ帰った静は、 その者が実は少年で、ある特徴を持っていることに驚くが、 無邪気な彼を捨て置けず、センと名付けて一緒に暮らすことに。 二年後、センは甘えん坊な質はそのままに、 見上げるほどに大きくなっていた。 だがある日、静が村の男と結婚させられると知った途端、 静に欲望を向けてきて……。 呪われた壺を守る美貌の男×人になじめぬ忍びの女、戦国恋愛怪奇譚! 【目次】 のろいがみ あとがき
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4.4認めない。俺がお前を愛しているなど――。 田舎貴族の娘ララローズは、 ある日突然、無実の罪で投獄されてしまう。 そこに現れたのは、以前、旅先で出会い、 名も知らぬまま淡い恋心を抱いた美貌の男。 なんと彼は、国王ジェラルドであると言う。 さらには、ララローズの曾祖母に呪いをかけられていると告げてきた。 初めて耳にする話に驚き戸惑うララローズ。 だがそんな彼女をよそに、 ジェラルドは旅先での紳士的な態度から一変、 冷酷な支配者の目で、解呪のためにその身を差し出せと命じてきて――!? 魔女の呪いを受け継ぐ国王×おせっかいな魔女の子孫、呪いがつなぐ恋の行方は――!? 【目次】 プロローグ 第一章 第二章 第三章 第四章 第五章 第六章 第七章 エピローグ あとがき
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4.0大里造船工場の技術畑で働く川村理奈はいわゆるリケジョ。好意を抱いた相手には決まって彼女がいるか、告白前に彼女ができるというパターンが続き、25歳になっても恋愛経験ゼロ。本人は、それは高校時代のある出来事が原因で“大魔王”に呪いをかけられたからだと思っていた。そんなある日、大手企業、山本重工との共同事業のメンバーに抜擢される。だがよりによって、山本重工のメンバーの中に、呪いをかけた大魔王・高嶋珊慈がいた! 仕事をきっかけに、急接近するふたり。しかし、高校時代より更に格好良くなった珊慈には「女をとっかえひっかえ」の噂が。おまけに機密事項漏洩事件疑惑が……。大魔王との7年ぶりの再会によって、高校時代の初恋が再び動き出す!?
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-村に呪いをかけた魔物への生贄に自ら志願した少女シアラ。 黒い長い髪に金色の瞳を持つ美しい青年の姿をした魔物に、「なんでもするから生贄の要求は私で最後にしてほしい」と嘆願すると、「なんでもする」などと簡単に言わないほうが良い、と苛立たしげに窘められてしまう。魔物の言いざまに驚きながらも食い下がるシアラに、魔物は「なんでも、するんだな?」と迫ってきて!? ドレスを胸元を飾るレースを裂かれ、露わになった胸の先端をねっとりと舌で転がされる。生まれて初めて感じる熱い愛撫に、シアラの身体の奥からは蜜が零れ、魔物の熱を誘うように敏感な場所を濡らしてゆき……。 孤独な美しい魔物と無垢な少女の、淫らな純愛。
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4.8流した涙が宝石になる、奇跡の宝石姫シファー。 彼女の宝石には傷病を癒し浄化する神秘の力が宿っていた――。 そのため、彼女を狙うものも多く、高き石の塔の上にシファーの身柄は隠されている。 ある夜、人里を襲っていた毒竜がなぜか王都までやってくると、シファーの住む塔の屋根を突き破ってきた……!? しかし、そこにいたのは隣国より駆けつけて竜討伐に参加していたはずの、スレイマン殿下であった。 目の前に現れた彼はひどい怪我を負っており、さらには竜の毒に侵されているかもしれず――。 無事を願い彼を送り出していたシファーは、彼の姿に長らく忘れていた「泣くこと」を思い出し、涙を流したのだが……。 溢れ出した涙を口にしたスレイマンにそのままキスをされてしまう――!? 「あなたの涙は、とても甘い」 そう言った彼の様子はいつもとどこか違い、禍々しい雰囲気があって……?
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-十八歳の誕生日を繰り返している、王女のルシア。 呪いとも言えるこのループを断ち切るため、彼女は魔術師の力を借りることに。 協力してくれるのは、ルシアの幼馴染の王宮魔術師・フィン。彼はルシアの初恋相手だった。 献身的な彼に対し、ルシアは「私の呪いが解けるまで共に寝起きして、呪いの解明に専念してもらう」という命令を下す。 政略結婚を強いる父の目を嘘で欺き、彼女はフィンとともに呪いの根源を探る日々を過ごすも、解明の糸口は掴めないままだった。 そんな時父への嘘がバレ、ルシアが政略結婚を受け入れようとした時、フィンが嫉妬を剥き出しに迫ってきて……!? 「壊れるほど貴女を愛しても、どうか俺を捨てないでくださいね」 魔術師である彼と結ばれる未来はないのだという切なさを抱きながらも、獰猛な獣のようなフィンの愛に溺れるルシア。 ところが、彼女に宿る呪いの原因は思いもよらぬ形で見つかって――!?
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4.1「君のその眼差しを俺にくれ!」 騎士ヴェインは邪竜を倒して救国の英雄となったが 呪いのせいで禍々しい痣が顔に刻まれてしまう。 人々に忌避されるようになったヴェインを絵描きの令嬢ノアは少しも怖がらず、 彼の姿絵を描くために真剣でまっすぐな視線を向けてくる。 そんな彼女の視線にヴェインは「君の目に射貫かれると身体が興奮してたまらない!」と一目惚れ! ある事情で自己評価が低いノアは「ありえない」と冷静に対応するのだが、 それがよりいっそう彼を煽ってしまい……!? 竜殺しの英雄×絵描きの令嬢――見たい少女と見られたい男の“見つめ愛”。 【目次】 プロローグ 第一章 第二章 第三章 第四章 第五章 第六章 エピローグ あとがき 【関連ワード】 ライトノベル 恋愛 ファンタジー ソーニャ文庫
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4.4「我が乙女、そなたが欲しい。私の呪いを解けるのはそなただけだ」小国の王女ラーナは、駆け落ちした双子の弟に成り代わり、砂漠で強い力を誇っている大帝国イドリース王の即位式に出席することに。ところがラーナは、自国よりはるかに煌びやかな宮殿に好奇心を刺激されて、つい羽目を外してしまい――「そなたをずっと待っていた」宮殿の奥深くにある不思議な湯殿で、生まれたままの姿のラーナが出会ったのは、琥珀色の瞳を持つ逞しい男。……あなたは夢の中で私を求めてきた人? 自分を“満月の乙女”と呼ぶ男に導かれ、夢うつつのラーナは純潔をささげてしまって――
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-ライリー、来て。ほんの一瞬だけでも、あなたと繋がらせて―― 身体は繋がっても心までは手に入らない。切ない想いが交錯する、時に過激な偽りの愛で紡がれた甘美な時間の行く末とは…… ◆二つ年上の幼なじみ、ライリーに密かに想いを寄せるティア。初めてのドライブで、ティアの趣味に合わせて森の奥に佇む廃城へと向かった二人は、その様子に圧倒される。人々から忘れ去られた城は、ティアを誘うように門扉を開き、二人は城の中へと進んでいく。しかし、それは死してなお城に残る、最後の主、エリオットの罠だった。「この身体に思い切り愛されたくはないのか?」城を眠りから覚まし、かつての姿に蘇らせたエリオットは、ライリーの身体を人質に、ティアに迫る。彼への密かな想いと、失恋を見抜かれ、ライリーの身体と声で惑わされたティアは、いつしかエリオットの手中に堕ちてしまう。だが、エリオットがティアを選んだのには理由があって――?
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2.5宮川智恵は入社二年目のプログラマー。新入社員の入社を機に「自分も早く一人前になれるよう頑張ろう」と意気込んでいた智恵の部署に、新しい部長が配属された。大企業からヘッドハンティングされてきたという彼・矢島清隆は整った容姿と優秀な仕事ぶりであっという間に一目置かれる存在となったが、智恵は彼が苦手だった。清隆はとにかく、智恵の一挙手一投足に細かな反応を見せる。まだ新人の域を出ない智恵を気にかけてくれるのはありがたい。だが清隆の視線は鋭くて、智恵には監視されているように感じられるのだ。とはいえ清隆が優秀であること、智恵たち若手社員のため部内の空気を良くしてくれていることは確かで、ともに仕事をしていくうち、智恵も少しずつ清隆に信頼を寄せるようになっていく。そんなある日、日帰り出張に出かけた清隆と智恵は、ゲリラ豪雨に見舞われ帰れなくなってしまう。仕方なくビジネスホテルに泊まることになるが……。
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5.0奈子はバイト先で知り合った紗季と意気投合し、無二の親友となる。紗季は悠真という幼なじみを紹介してくれるが、彼に十年来の片思い中なのだと言う。奈子に悠真への想いをつづる紗季。奈子は紗季の片思いが実ることを全力で応援し、祈っていた。就職して激務の奈子はいつしか紗季達と疎遠になってしまうが、四年後、転職した会社で悠真と再会する。そこで悠真からずっと好きだったと告白される。だが悠真は紗季の想い人だ。紗季への裏切りになる。とてもじゃないが受け入れることはできない。そう思うのに、悠真に求められ、自分の気持ちに気づく。本当は自分だって悠真に惹かれていたことを。奈子は疎遠になった紗季に連絡を取ろうとするが――
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-奈子はバイト先で知り合った紗季と意気投合し、無二の親友となる。紗季は悠真という幼なじみを紹介してくれるが、彼に十年来の片思い中なのだと言う。奈子に悠真への想いをつづる紗季。奈子は紗季の片思いが実ることを全力で応援し、祈っていた。就職して激務の奈子はいつしか紗季達と疎遠になってしまうが、四年後、転職した会社で悠真と再会する。そこで悠真からずっと好きだったと告白される。だが悠真は紗季の想い人だ。紗季への裏切りになる。とてもじゃないが受け入れることはできない。そう思うのに、悠真に求められ、自分の気持ちに気づく。本当は自分だって悠真に惹かれていたことを。奈子は疎遠になった紗季に連絡を取ろうとするが――
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3.9――今はまだ、あの男の代わりでいいから……。 憧れの騎士と政略結婚をしたレティーシャ。 だが彼はレティーシャを抱く気になれないと、 初夜の契りを交わさぬまま赴任地に戻ってしまう。 夫の無事を祈り、待ち続ける彼女だが、 ある日、彼の部下シーザーに夫の訃報を届けられる。 さらには、夫の愛人を名乗る女とその息子も現れて……。 「俺なら、あなたを悲しませたりしないのに」 傷つき自暴自棄になったレティーシャは、 女としての自分を必要としてくれるシーザーに縋り、 ついには一線を越えてしまい――。 一途な騎士×薄幸の未亡人、逃れられない背徳愛。 【目次】 プロローグ 第一章 嵐の夜に 第二章 夫の裏切り 第三章 愛人と隠し子 第四章 絶望の淵で 第五章 刹那の慰め 第六章 溺れる身体、移りゆく心 第七章 新たな約束を、あなたと 第八章 幽霊の来訪 第九章 決着の時 エピローグ あとがき
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1.0苦しくて切なくて逃れたいのに愛してしまう。社会人になって初めての恋は三角関係だった。札幌の高校を卒業して男性と付き合うこともなく地味な日々を送っていた私は、職場で出会った高山さんに惹かれていった。朝礼で初めて高山さんの顔を見た時に私の心は揺さぶられて……。美人で有能な彼女がいることを知っても私は高山さんとの電話やメールをガマンできずにいた。一度でいい、たとえ一夜限りでいいから腕の中に抱かれて眠りたいと願ったつもりが一度抱かれてしまうと次の約束を期待してしまう。ベッドの中では好きだとささやいてくれるけど本当は私のことをどう思っているか? 知りたいけど怖くて聞けない。
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4.0愛ではなくお金が幸せを運んでくれる── 父亡きあと、伯爵の後妻となった母の背を見て育ったヴィルヘルミーネ。愛は信じないが、母に虐げられる義弟ルードヴィッヒの未来だけは、誰にも奪わせまいと心に決めていた。彼を寄宿学校へ送り出すと、自らは商才をふるい伯爵家の繁栄に尽くす。すべては義弟の未来のため、彼が戻れば自分は姿を消そうと決めていた。そう信じ続けた数年後、飛び級で戻った彼は、かつての少年ではなかった。 「ヴィルの初めては全て俺のものです」 清らかさと背徳が同居する眼差しで、ルードヴィッヒはヴィルヘルミーネの境界を侵してゆく。 大人の男になった義弟の、逃げられぬほど淫らな執愛に引きずり込まれて──
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3.8継母や王子からいびられて育ってきた、国王の庶子である椿。ある日、密かに淡い想いを抱いてきた異母兄のアクセルがクーデターを起こし、国王や義理の兄弟たちを次々に殺害、自らが国王の座につく。かつては優しかった彼の変貌に驚愕するも、なぜかアクセルは椿を女として求めてくるように。甘美なキスをされ、体をむさぼられ、絶え間なく絶頂の彼方に飛ばされ、椿は禁断の関係に懊悩する。彼の性奴隷なのかわからず苦悩するも、「お前の愛が手に入るなら、他になにもいらない」と独占欲露わに愛を貫かれ、椿は心まで支配されていき……。禁断の愛に苦悩するダークラブファンタジー! ※電子書籍限定書下ろし付き。
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4.6十七歳の姿のまま六十七年の眠りから目覚めた、辺境伯令嬢エリノア。兄のイザークに生き写しの青年イヴァンから、家族や密かに慕っていた兄も亡くなったと聞き、衝撃を受ける。その夜、食物や水でも癒えぬ飢餓感に懊悩するエリノアの元に彼が現れ、「君は〝黒い森〟で倒れて以来、人の精気を糧にする身になった」と告げる。信じがたい話だったものの、彼の血を舐めると確かに飢餓感は消えた。もっと効率よく与えられる方法がもう一つある──イヴァンはそう言って、エリノアを強引に抱く。兄と瓜二つの彼が与える精気は甘美で、背徳感をおぼえつつ夜ごと溺れていくエリノア。しかし人外であることに苦しむエリノアの前に、不死者が現れ……。
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3.8――俺は欲しくない。欲しがってはいけない。 家族のため、親子ほど歳の離れた伯爵に嫁いだナーシャは、 夫とは夫婦関係がないばかりか 王太子の愛妾として差し出されてしまう。 物のように扱われ、自分の存在を虚ろに感じるが、 国王の庶子ギュンターとの出会いがナーシャを変えていく。 一方ギュンターは、 夫のいる身でありながら、王太子の愛妾になったナーシャを苦々しく思っていた。 だが、ナーシャの純朴さを知るにつれ、惹かれる気持ちを抑えきれず、 ついには背徳の一夜を過ごしてしまい――!? 恋愛に潔癖な軍人×薄幸の伯爵夫人、不貞を憎む男は背徳の愛に溺れて……。 【目次】 プロローグ 第一章 不幸な結婚 第二章 涙のわけ 第三章 葛藤 第四章 初夜 第五章 非情 第六章 誓いのキスと旅立ち エピローグ あとがき
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3.5じゃじゃ馬姫と呼ばれる程に活発な王女アンジェリーナは、夜な夜な別荘を抜け出して町へ繰り出し、そこで出会った鍛冶師アレックスと恋に落ちる。自らの身分を踊り子と偽り、逢瀬を重ねるアンジェリーナだったが、そんな脱走劇が遂に父親である国王アレキサンダーに見つかってしまう。夜着のようなはしたない格好の娘に激怒した国王は、未だ王女としての自覚の足りないアンジェリーナを早々に嫁がせる為、隣国の第一王子スチュワートとの婚約を強引に決めてしまう。 アレックスとはもう会えない──そう悟ったアンジェリーナだったが、彼女の予想は意外なかたちで裏切られる。それは、婚約者の弟である第二王子アレックスとしての再会──。お互いに身分を偽っていた事もあり、予期し得ない場所での再会に思わず言葉を失う。 既にアンジェリーナは第一王子スチュワートの婚約者──アレックスとは愛し合うどころか触れる事さえ許されない立場。決して許される事のない秘めた気持ちは、罪悪感をも押しやるほどに膨れ上がり、やがて──。
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3.0二重人格神父 × 初心な乙女。 閉鎖的な村で起こる、大正浪漫猟奇的ラブエロマンス。 飛鳥あやのは、信仰心が誰より篤い善良な神父・駿河雅臣を一途に慕っている。世間知らずだが、好奇心旺盛なあやのは、外の世界や恋愛などに強い興味があり、海外文学を読みふけっては雅臣とのラブロマンスを夢見ていた。雅臣に想いを伝えたいあやのは、満月の夜、屋敷を抜け出して教会へ行きが遭遇したのは――。 昼は温厚で物腰おだやかな敬虔な神父は、満月の夜になると非情で暴力的、不道徳な男へと変貌する雅臣。あやのは『夜の人格』にスイッチした雅臣に教会の中で乱暴に犯されてしまう。泣き叫んでも許しを請うても夜の彼はあやのの体を蹂躙していく。 自分自身の『夜の人格』を知らない雅臣のために、あやのは……。
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-「莉奈の可愛い声、もっと聞かせて」 都心から離れた郊外にある湖のほとり。中世ヨーロッパを思わせる白亜の城で、佐伯莉奈は血のつながらない義兄・悠斗と暮らしている。 育ての親である莉奈の父母が亡くなったあと、実の親から莫大な遺産を譲り受けた悠斗は、 莉奈と暮らすための城を用意した。何ひとつ不自由のない生活。莉奈が望めば悠斗はなんでも叶えてくれる。ひとりで外出すること以外ならなんでも。義兄の過保護に異常性を感じながらも受け入れていたが――。 莉奈の無邪気なひと言をきっかけに、嫉妬に狂った悠斗は莉奈の体を凌辱する。 その日から悠斗は莉奈の体を毎日求め、快楽を教え込んでいく。快楽は麻薬のように脳を痺れさせ、莉奈の体を淫らに変えてゆく。義兄の尋常ではない執着に戸惑いながらも、玩具を秘部にくわえて腰を揺らし義兄を求めてしまう莉奈。 淫らな体に変わっていくことを恐れ、義兄の歪んだ愛から逃れようと莉奈は城を出ようとして……。
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-「俺が欲しいのはあんただ、由梨」 ■ふたりの男性との出会いからはじまる、愛憎渦巻くエロティックロマンス。 創業は明治末期、百年以上の歴史を誇る老舗ホテル『グスターヴァス』。グスターヴァスのベテランドアマンを父に持つ由梨は、御曹司である『恭一郎』と出会いプロポーズされる。真摯な人柄に惹かれ婚約者にはなったものの、ホテルのスイートルームへと誘われ――そこで由梨は居丈高に豹変した恭一郎と遭遇する。乱暴されそうになったそのとき、その場に駆けつけてきたのはまさかの『恭一郎』で――!?由梨はいままで接してきた『恭一郎』が本物の恭一郎の『影武者』だという事実を知る。恭一郎に婚約の解消を要求するが、父の解雇を楯に却下され、一ヶ月以内に恭一郎を満足させる体になるべく『恭一郎』と体の関係を強要されることになる。男性恐怖症の由梨は行為に不安を覚えるが、由梨を心から労わるような甘やかで巧みな愛撫に溺れていく……。
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1.0エルローズはカメロン共和国の大統領令嬢でありながら、素性を伏せて街の上級学校に通うなど庶民と変わらない慎ましい暮らしを送ってきた。しかし、父親であるヴァルシス大統領が事件に巻き込まれ、命を落とすと状況は一変。エルローズまでも謎の暗殺者に狙われてしまう。窮地に陥ったエルローズを救ったのは、凄腕諜報員のセオドリクだった。セオドリクはエルローズのボディーガードを務めることになり、エルローズとの距離を縮めていく。自身の仕事に徹するも、セオドリクは無垢で誠実なエルローズに惹かれ、エルローズもまた自身を命がけで守ってくれるセオドリクに惹かれていく。しかし、セオドリクは誰にも言えない重要な秘密を抱えていた。その上、エルローズが敵の罠に嵌って囚われの身となってしまい……。守り守られることで育まれた、ボディーガードと大統領令嬢の禁断の愛のストーリー。
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-旧華族の名家に生まれた雪村静菜(ゆきむらしずな)には幼馴染みがいた。生意気で可愛らしい、四つ年下の秋月凜斗(あきづきりんと)。七年ぶりに出会った凜斗は美しい青年に成長し、しかも世界を股に掛ける貿易商社の若き御曹司になっていた。凜斗は父親の死で境地に陥った雪村家のため、尽力を。ふたりは惹かれ合っていたはずだった。しかし、あるときから凜斗の態度が急変。「僕専用のメイドになれ」と手錠で拘束され、大人の玩具を入れられて……次々と淫らな命令を。「アイツのところに行くんだろ?僕が静菜の身体を開発しといてやるよ」仕組まれた婚約なのに……口外できない静菜。嫉妬に駆られた凜斗は、ついに静菜の純潔を奪うのだが……。
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4.6大学生の愛理は、買い物の途中で突然、強さが最優先される異世界へ転生してしまう。彼女を待ち受けていたのは、大男たちが日々戦いに明け暮れる世界の頂点に立つ覇王ガルフレイ。なんと愛理は彼の妃として異世界へと召喚されたのだった! 2メートル50センチ近い巨体に赤い目を持つ絶対的王者ガルフレイと初夜を迎えた愛理は、彼のモノがあまりに大きいことに驚愕!? しかし、実はガルフレイのモノは、この世界では粗●ンレベル。そのことに悩んでいたガルフレイは、自分のサイズにぴったりの愛理に夢中になり昼夜を問わず、体も心も求めるのだった。しかし突然の転生や求愛に戸惑う愛理は妃になることを保留。ガルフレイはお預け状態に!? 体の大きさも文化も、なにもかもが違うふたりの運命は!? 第5回ムーンドロップス恋愛小説コンテスト受賞作。
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3.3お前の望むものを与えてやる。その代わり、私のものになれ──煌びやかな夜の六本木。ある目的を果たすためラウンジに勤めていた小山内萌々。そこで多くのビルを所有し飲食店も手広く経営する『覇王』と呼ばれる男、藤堂彰と出会う。萌々の望みは彼の絶大な力で叶えられ、その代償として藤堂の住む高級マンションへ──彼の絶対的な自信と強さ、溢れる男の魅力に呑み込まれすべてを委ねてもいいと思う萌々だったが、藤堂は萌々へ強引に手を出そうとはせず気持ちの準備が整うまで待つと言う。そのまま藤堂の部屋に住まい、女として磨かれ溺愛され、萌々の初心な体は淫靡な行為で少しずつひらかれていき……
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4.4「おまえがいないと、俺が生きていけそうにない」 南の島国“豊麗”から陽帝国の後宮に嫁いだ千羽は、閨で皇帝、威龍の顔を見て驚愕する。彼は以前、千羽の処女を奪って姿を消した男、龍だった。「そうだ。そうやって俺を感じていろ」騙したと憤る千羽に、身分を隠して妃候補の顔を見に行ったら、お前に夢中になってしまったと口説く龍。後宮には妃が既に四人いるにもかかわらず、千羽以外は抱く気がないという龍に、周囲と千羽は動揺して―!? 書き下ろし番外編も収録! ※こちらの作品にはイラストが収録されています。 尚、イラストは紙書籍と電子版で異なる場合がございます。ご了承ください。
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4.5ご先祖様がのぞいているのに、こんなことまで!? 私、処女なのに、花嫁修業が淫らすぎます! 超美形なのにどこかズレてる童貞公爵×呪いをかけられた(?)生まじめ家庭教師 〈あらすじ〉 理不尽な理由で解雇された家庭教師のミリアムは、偶然の出会いがきっかけで名門・墓守公爵家で働くことに。 新しい雇い主のサディアスは妖精のような美青年だったが、初対面でいきなりミリアムにプロポーズ。 訝しく思いながらも高額な支度金に惹かれた彼女は、結婚を承諾してしまう。 ご先祖様の霊が見守るなか、その晩から、とんでもない花嫁修業がはじまる。 第3回ムーンドロップス恋愛小説コンテスト最優秀賞受賞作。 著者について 日車メレ Mele Higuruma 7月4日生まれのB型。 2016年からWEB小説の投稿を始め 2018年に書籍デビュー。 明るいハッピーエンドが大好きです! twitter:@kiiro_himawari7 北沢きょう Kyo Kitazawa 8月6日生まれO型 ◆Twitter…kitazawa_k ※雑談ばかりですがお仕事情報などもこちらで発信しています
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-深夜、松田みなもの自宅マンションを、同じ研究所で働く2歳下の同僚・蓮司が訪ねてきた。相談があるという蓮司をしかたなく部屋に入れた彼女だったが、彼が持ってきた果実酒を口にするうちに身体の感覚がおかしくなっていき――。いつも気弱な同僚・蓮司が鬼畜に変身!? 男性経験がないみなもは、無理矢理犯される恐怖と蓮司がもたらす快感に…。純情和姦(!?)ラブ「白衣と意外性の研究」シリーズがすべて読める完全版。
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3.0「……だって、顔を上げたらまた……その、キスを……するのでしょう?」 「それじゃあ、キスをしよう。もっと深く、もっと甘く」 緑のヴァルキュリーと呼ばれ、鎧をまとって戦う乙女・マリア。敵として出会った美しい騎士・ラオールの屋敷に「客人」として暮らすことになった彼女は、一目で彼と恋におちる。彼に深く愛され、女性として生きる悦びに目覚めたマリアだったが、相克する自分の役目とどう向き合うべきか悩みながらもある決意をする。国じゅうが戦火に呑まれて行くなか、ラオールの親友クレヴァリスと、その恋人ミーシェに見守られながら、少女と青年は国を変えることができるのだろうか。 戦乱の中を駆け抜けるロマンティック・ラブ。
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3.0十八歳を迎えたエリシアは、自分のバースデーパーティー後に父親から婚約者を紹介される。そのお相手はなんと、彼女が幼い頃から憧れてきたジェラルド・マクギリス王子! そんな幸せの絶頂にいたある日、エリシアの親友が行方知れずになってしまう。更にはエリシア自身も仮面を着けた男に誘拐され、監禁されてしまうことに……。ジェラルドに会いたい一心のエリシアだったが、仮面の男に無理やりキスをされたり身体を触られたりするうちに、その快楽に溺れていく自分に気付いてしまう。ジェラルドと仮面の男──二人の男性を好きになってしまったエリシアだったが……。
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4.0私が、妻の体で知らぬことがあると思うか? 異国へ嫁いだ淑女と寡黙な富豪 この家の主として、おまえの体に魔女の徴がないかどうか確かめる義務がある――。 若き伯爵ヒューバートのもとに異国からひとり嫁いだ雪麗は、故国で学んだ中医学の技を用いたことで魔女の噂を立てられてしまう。体に悪魔と交わった徴がある――そんな迷信に怯える使用人たちの前で、ヒューバートは普段の寡黙さを捨て、夫たる自分は妻のすべてを知っている、と堂々と雪麗を寝室へ誘う。深まる夫婦の絆。しかし中国趣味シノワズリを刺激する淑女として認められ始めた雪麗を狙う危険な視線が…。
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3.0アンネマリーは男性不信から結婚願望を持てず、仕事に生きようとのどかな田舎で教師をしている。ある日、父の取引先から都会に住むアードルング伯爵の娘カロリーネの家庭教師をしてほしいと依願され、引き受けることに。カロリーネはふさぎがちの少女だがアンネマリーはすぐに打ち解けることができた。が、雇い主であるオスヴァルトの対応に手を焼くことに!?彼はアンネマリーが男性不信になった理由に対して「どうやら君にも家庭教師が必要なようだからね」と告げる。そしてアンネマリーが返事に窮している間にキスをしてきて、さらに――?ちょっと勝ち気な家庭教師と家族思いの伯爵とのハートフルラブロマンス。
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1.7「なぜ、逃げた? この俺から――」 舞踏会で出会った美貌の青年伯爵、フランツ。彼と再会したシャルロッテは驚愕する。自分を強引に連れ去った相手が、まさかフランツだったなんて……。混乱するシャルロッテにフランツは「今夜はずっといっしょにいてもらう」と宣言する。舞踏会を途中で抜け出してしまったシャルロッテの行動が、伯爵家当主であるフランツから怒りを買うはめになってしまったのだろうか?館に囚われ、甘く淫らに責め立てられていくうちに、シャルロッテの体は未知の快感に身もだえはじめる。一夜だけでなく毎夜狂おしくシャルロッテを抱くフランツ。彼を信じきれずにいるシャルロッテ。そんな中、伯爵家に不穏な空気が――。
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