国内ホラー - 竹書房作品一覧
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-負の念を抱えた霊というものがある。彼らは手ぐすねひいて待っている。あなたが“そこ”に踏み入れる瞬間を。そして隙あらば狙っている。無防備な足首を掴み、無間の底に引きずり込む僅かなチャンスを。“そこ”とはどこにあるのか?それは何も特別な場所ではない。あなたの日常―通勤通学路、学校や職場、楽しき我が家の中にスポットのように潜んでいる。目を閉じていま一度見つめてみるがいい。あなたには見えないか?死の野辺が。カタカタと嗤う髑髏の群れが。目に見えぬ地雷のごとく仕掛けられた霊たちの罠、カチリと頭の奥で音がした時はもう遅い。やつらの手の中に落ちている。そんな絶体絶命の罠から生還した人々の戦慄の恐怖譚。
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-読者にも怪異が… 閲覧注意怪談集 読めば怪異に見舞われる!? ページを開けたその先は――自己責任でお願いします! 【特別寄稿】 たっくー(たっくーTVれいでぃお) 煙鳥(オカのじ) いわお☆カイキスキー(怪談恐不知) 恨みや呪い、黒い願望、唱えてはいけない言葉、やってはいけない行動──ある一定の条件が発動した時、怪異は巻き起こるのか。 ・最初は虫から始まった奇妙な出来事、それはなぜ?「メメント・モリ」 ・旧家の床下で見つけたモノに込められていたのは?「畳の下には」(鈴木誠) ・名前が嫌で改名をしたら、身に降りかかる悲劇「キラキラネーム」 ・祖母に教わったとある呪文、唱えてはいけないのに…「死神の家系図」(鷹鷺狸夜)など。 また、煙鳥、いわお☆カイキスキー、たっくーが特別ゲストとしてそれぞれ障 ル怪談を寄稿。 この本を手にした者へ、障リ有れ!
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-「山海」に纏わる厳選怪談集! 「人形の怖い話」に続くテーマ別アンソロジー 山にはいったい何が棲んでいるのか、海には何が潜んでいるのか。人が踏み入れてはいけない異界がそこにある──。 山と海に纏わる怪異を収録した、テーマ怪談集の決定版。 ・ベテラン登山者が山で出会ったのは…「道迷い」(鈴木 捧) ・釣りをしていて出会う怪異の数々「渓流怪談」(平谷美樹) ・沖縄でその日、海に入ってはいけない理由「ヨーカビーの海」(小原 猛) ・浜で遭遇した悲しい過去の記憶「ぼたもち」(春南 灯) ・後輩に見せられた奇妙な一枚の写真とは「呼び水」(若本衣織) ・漁師が漁場で見た驚愕の海の秘密「うみだま」(黒木あるじ) ――など書き下ろしと過去の最恐作品を選りすぐって全39話を収録。
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-妹に恋人を奪われ自殺した姉が、生まれ変わって怨みをはらす…「静子」より すべての怪は宿命だった…。 生年月日から割り出す命式に隠された恐ろしき因果、戦慄の鑑定27話! 古代中国で生まれ、王家秘伝の軍略として伝承されてきた占術、算命学。 恐ろしいほどの的中率をもつその占いは、生年月日から導く命式で霊感の有無、時に寿命までわかるという。 本書は算命学の占い師が鑑定の中で遭遇した戦慄の実話を纏めたものである。 ・妹に恋人を奪われ自殺した姉と同じ名前の人物が不幸を齎す。命式を見ると…「静子」 ・全柱異常干支という特異な命式を持つ少女が見る霊の正体とは…「茜ちゃん」 ・自分は長く生きられないと思う――算命学の奥義である寿命計算を依頼してきた若き女性。彼女の義父と義兄の連続首吊り死と赤い花の関係とは…「彼岸花」 ――他、驚異の27話!
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-血生臭い歴史が繰り広げられ現在も怪異が多発する、滋賀県! 棺桶に遺体が入らないので力任せに手足を曲げたら…〈甲賀市〉 床下から首のない地蔵が掘り起こされた! 〈東近江市〉 譲り受けた茶道の釜に老侍の生首が…〈長浜市〉 漁をしていたら全身が透き通った死骸が浮かんでいた〈琵琶湖〉 家賃の安いマンションに引っ越したら、事故物件だった〈大津市〉 「怪談最恐戦」にも参加、独特の怪談話を披露した話術の巧みである、滋賀県出身の講談師、旭堂南湖。 地元愛を爆発させつつ歴史ある滋賀の怪談奇譚を書き綴った怪談本。 ・漁師の祖父が奇妙な体験した50年前のある夜「琵琶湖の魞漁」 ・家の神棚の下に埋められているという石、掘り出そうとしたら…「床下の明神石」 ・滋賀ではよく見かける飛び出し防止の看板、それにまつわる奇妙な話「飛び出し坊や奇譚」 ・山で遭遇した黒い靄が一人の登山客を覆うと…「綿向山の黒い靄」 また、講談口調で怪談を綴る「講談・村正の鎌」も収録。 じんわり怖いと不可思議が詰まった滋賀を堪能あれ。
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3.3日本の中部地方に位置し、伊豆、駿河、遠江の三国に相当する広大な広さを持つ静岡県。富士山を有するこの土地には心霊スポットも数多く存在し、さらにもっと身近な怪異にも事欠かない。静岡在住の〈怪談女医〉神薫が、そんな静岡における怪談を蒐集取材した渾身の一冊! カーナビが勝手に案内を始めるその行先は…「夜泣き石に呼ばれる」、日暮れにバイクで通った竜爪街道で見かけた奇妙な男「赤白男と白黒女」、肝試しに行った三人がそれぞれに見たものは…「怪異のデパート大内山~霊山寺」、富士山の見える家に越した一家に起こった壮絶な恐怖「穴」など静岡の怪異29篇を収録。
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-〈お前はいいよな、生きてて…〉 最近、急に痩せ始めた先輩社員の家で聞こえたのは…「ガリガリ」より パワハラに呪詛返し――弱者たちの復讐がいま始まる。 ブラックもブラックな、職場の実話怪談! 社畜――それは会社の奴隷と化した哀しき大人たち。セクハラ、パワハラ、超過労働に集団イジメ…ストレスフルな職場で生まれた怨み辛みがやがて怪異となって立ち現れる! ・先輩パワハラ社員の家に呼びつけられた後輩二人。部屋に最近突然死した取引先の社員の霊が出るというのだが…「ガリガリ」 ・初の女性管理職と期待される社員が産休に。後輩のOLたちがくれた安産守りの中身とは…「おめでとう」 ・狙った女性社員を奇妙な術にかけるセクハラ経理課長。その黒い秘密は創業社長が勧進したお稲荷様の祠にあった…「認知の歪み」 ――他、久田樹生、黒碕薫、佐々原史緒の異色トリオがそれぞれの嗅覚で集めたおぞましくも恐ろしい職場の恐怖実話全15話!
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3.3実話怪談のスペシャリスト達が切りとった刹那の恐怖、究極の1行怪談から長くても2ページまでに収まる怪談を選りすぐった一冊。 恐るべし最短の1行怪談「出会す」(平山夢明)、怪談実話コンテストで平山が絶賛した「ささやき」(黒木あるじ)ほか、「日なた」など短編怪談の名手・我妻俊樹、『「超」怖い話』夏版の編著者・松村進吉が参加、怪談社・伊計翼からは切れ味するどい怪談が寄せられ、黒史郎、神薫も集う。 『新「超」怖い話』シリーズ(勁文社文庫版)に掲載された幻の短怪談も再録。圧巻の書き下ろしとレジェンドを合わせ156話を収録。目をつぶる一瞬に植えつける、新たなる怪談の境地がここに!
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5.0刹那の恐怖! 瞬きする間もなく即読める 超短実話怪談集! 眠れぬ暑い夜、移動の時や待ち時間――そんな日常の隙間にすぐ読 める短い実話怪談を集めた人気シリーズ第9弾。 ルポ怪談の名手・吉田悠軌と新鋭・蛙坂須美が初参加。 ・いつも身近にいる人が怪我をするのはなぜ「いらない才能」(小田イ輔) ・肝試し先で起きたのは…「罠」(黒史郎) ・取り壊しになる小学校に大人になった同窓生が集まるが…「時効なし」(神薫) ・シロアリ駆除の業者が床下を調べたら…「したにしたに」(黒木あるじ) ・再会した友人の顔が…「予兆」(我妻俊樹) ――ほか、鷲羽大介、つくね乱蔵、平山夢明による書き下ろし149編を収録。
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-すぐ読めて、あっ! 怖い 恐怖が連続する152話の実話怪談 人気シリーズ第5弾! 1~2ページの怪談を詰め込んだ恐怖度MAXの一冊。ホラーの鬼才・平山夢明を筆頭に、黒木あるじ、黒史郎、我妻俊樹、つくね乱蔵、神薫、小田イ輔、伊計翼、鈴木呂亜、小原猛ら実話怪談の名手が集い、全152話をすべて書き下ろした。瞬きする間もなく、押し寄せる恐怖の濁流に吞まれる―― 著者について 平山夢明 (ひらやま ゆめあき) 神奈川県生まれ。『SINKER 沈むもの』で小説家デビュー。短編『独白するユニバーサル横メルカトル』で日本推理作家協会賞短編賞、『DINER』で日本冒険小説協会大賞、大藪晴彦賞を受賞。著作に『或るろくでなしの死』『暗くて静かでロックな娘』『ヤギより上、猿より下』他。実話怪談では『「超」怖い話』『東京伝説』『平山夢明恐怖全集』『怪談遺産』などシリーズ多数。
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3.0我妻俊樹、伊計翼、小田イ輔、神薫、川奈まり子、黒木あるじ、黒史郎、鈴木呂亜、つくね乱蔵、丸山政也、真白圭、平山夢明が競作。 60秒で読める実話怪談157話! あっという間に読める、極上極短の怪談がそろった究極の一冊。平山夢明、我妻俊樹、伊計翼、小田イ輔、神 薫、川奈まり子、黒木あるじ、黒史郎、鈴木呂亜、つくね 乱蔵、真白圭、丸山政也といった人気の書き手が、数行から2ページ以内の実話怪談をすべて書き下ろす。瞬きする間に脳裡に焼きつけられる恐怖の数々を堪能せよ! 著者について 平山夢明(ひらやま・ゆめあき) 神奈川県生まれ。『SINKER 沈むもの』で小説家デビュー。短編『独白するユニバーサル横メルカトル』で日本推理作家協会賞短編賞、『DINER』で日本冒険小説協会大賞、大藪晴彦賞を受賞。 著作に『或るろくでなしの死』『暗くて静かでロックな娘』『ヤギより上、猿より下』他。実話怪談では 『「超」怖い話』『東京伝説』『平山夢明恐怖全集』『怪談遺産』などシリーズ多数。
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-あっという間に読めて怖い! 1話1分で読める大人気シリーズの第10弾。 平山夢明のもとに集った達人たちの最凶実話ショート怪談集! ページを開けばすぐ怖い!超短怪談で人気のシリーズ第10弾!幼い娘が近所の交差点に花を供えて…「新鮮な花」(つくね乱蔵)、ホ ームで突然背中を押された!「翻弄」(我妻俊樹)、いまから死ぬと言う友人からの電話に慌てて向かうと…「ら行」(黒史郎)、ドローンでの撮影、映っていた奇妙なもの「たてわれ」(黒木あるじ)、死んだと思った祖母、そしてまた…「婆ちゃんが死んでる」(小田イ輔)、結婚して幸せなある日突然「人生は悪夢」(神薫)、調査に入った山で夜も更ける頃…「山の悲鳴」(真白圭)、混んでいる病院待合室、名前が呼ばれると…「ビューティフル・ネーム」(鷲羽大介)、ほか初参加の松本エムザ、重鎮・平山夢明らによる全編書き下ろし!
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4.0“その道”の人だけが知っている禁忌。 専門職の人が語る本当にあった怖い話! 整体師/能楽師/博物館学芸員/美術館学芸員/華道家元/動物園飼育員/特殊清掃人/ 大工/設計士/塗装業/建築業/介護職員/医師/看護師/保育士/保育園調理師/ 幼稚園教諭/小学校教諭/中学校教諭/市役所職員/伝統楽器職人/ピアニスト/ ヴァイオリニスト/バンドマン/劇作家/小説家/カメラマン/美術モデル/漫画家/ クラフトアーティスト/デザイナー/編集者/フリーライター/バスガイド/客船乗務員/ 客室乗務員/タクシードライバー/トラックドライバー/デリバリー業/シェフ/ バーテンダー/キャバ嬢/電気メーター検針員/保険外交員/プログラマー/眼鏡屋/ 鍵屋/美容師/警備員/霊能力者/僧侶/農家/造園業/猟師/漁師/畜産業/林業ほか 92業種から恐怖の106話! 一風変わった専門職など様々な業種に携わる人々が語る、その道の人ならではの実話怪談集。 【整体師】施術した相手に憑いていた悪いモノが移ってくる。 【能楽師】舞台では使えない吉凶を告げる「報せの面」。 【動物園飼育員】リス舎に潜む得体の知れない目玉。 【電気メーター検針員】行くのが恐ろしい山奥の犬屋敷。肉片が散乱する中にいたのは? 【伝統楽器職人】師から譲り受けた鑿に表れる異変。同時に師の奥方の霊が出て…。 【華道家元】生けた花が一夜にして首から落ちる明の壷。中から奇妙な音が…。 【美術モデル】異常に喉が渇く洋画家のアトリエ、その戦慄の理由 …他、奇怪な職業怪談106話!
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-徹底取材! 長野県各地で今も起きている怪奇現象の数々を丸山政也が描く! 心霊譚が絶えない長野市のホテル 善光寺に巣食う妖しい怪異の数々 死者に呼ばれる軽井沢大橋 車中に何かが乗り込む碓氷峠 小岩嶽城址の怨霊武士 菅平高原の首なしラガーマン 〈奇譚百物語〉シリーズの丸山政也が地元長野県の怖い話を纏めた実話怪談集! ・松本市のとある住宅におぞましい異形が巣食う…「借家」 ・木曽路にて、不気味な猿に導かれた先で驚愕の光景が…「猿の怪話」 ・断崖で視たこの世の者とは思えぬ存在…「半過岩鼻」 ・天竜川の舟下りで現れた恐ろしい怪異…「南原橋」 ・日本有数のパワースポットで撮れた不可思議な心霊写真…「分杭峠」 ・岡谷市の神社の怪異、その裏に凄惨な事件が…「池に浮かぶもの」 ――など身も凍る恐怖体験談に加え怖い民話も数多く収録! 伝承の宝庫・信濃には恐ろしい場所が数多く存在する…
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-体験者を取材! 長野県限定、今も起きている心霊ガイドブック! 飯田市の大火のあと、桜の根に女の黒髪が… 軽井沢のテニスコートに出没する影だけの女 長野市の映画館。白い手だけが肘掛の上に! 諏訪湖の花火大会で亡き友に会った 小諸大橋から黒い影が飛び降りる! 天狗岳の遭難者が夢に出てくる 松本在住の著者が長野県で起きた怖い話を蒐集、徹底取材して綴った郷土愛と恐怖溢れる一冊。 ・具合の悪い息子を連れて夜間に訪れたとある病院。そのまま入院することになったのだが…「郊外の病院」(松本市) ・ビジネスホテルの窓ガラス清掃作業中、カーテンの隙間から目撃した恐怖…「ブランコ作業」(上田市) ・雲ノ平の山小屋周辺で起こる怪異の数々…「見つかった白骨」(飛騨山脈) ・須坂村の塚から鬼の髑髏が出た!現代にまで受け継がれる恐怖譚の数々…「怪奇な民話」(信州各地) ・出張先で見た夢は台風19号の大災害…「回避した者たち」など。
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-彼女がトイレのドアを閉められぬ理由(ワケ)。 日常の薄皮を剥いて見えた地獄。震え止まらぬ初単著! 恐怖箱シリーズのアンソロジーで、寡作ながら毎度印象深い話を持ってくる隠れた名ハンター、三雲央。 彼がこれまでじっくりと集め、温めてきた怪談がついに1冊に纏まった。 突然気絶した女性。目を覚ますと体に謎の歯形が…「虎視」、 町工場の片隅に置かれた古びた黒のランドセル。中には意外なものが…「ランドセル」、 引っ越したばかりのアパートに遊びに来た友人。深夜、突然顔面をテーブルに打ち付ける音が…「一緒に暮らしていた」、 トイレのドアを閉められぬ女性。その戦慄の理由とは…「閾値」他、 衝撃の全36話! 著者について 怪談コンテスト超-1参加後、恐怖箱シリーズにて実話怪談の執筆を開始。 共著に『恐怖箱「怪画」』『恐怖箱「屍役所」』等。 慢性的な体調不良につき、現在、暗い1Kアパートにこもりきりの生活を余儀なくされている。 足のさきの痺れと、肌のぶつぶつがひどい。
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4.0☆事故物件をめぐる噂は本当なのか!? ・告知されない“訳あり物件”が世の中には出回っている… ・殺人事件があった部屋に知らずに住んでいた… ・その部屋に住むと呪われる… そんな現場をスペシャリストたちが徹底取材、検証する! ○映画にもなったブームは大阪D町マンションから始まった! ○証拠写真付き、実録・松原タニシの軌跡。 ○自殺物件を掲載したらSNSで殺害予告された「事故物件サイト: 大島てる」。 ○また死が連鎖する、現存する最恐事故物件ワースト3もリーク。 ○事故物件隠し!業界の黒いテクニックも暴露! ○ついに事故物件住民と孤独死の悲惨な部屋も現場写真付きで突撃潜入ルポ! さらに体験者がいる事故物件実話怪談も26話収録した…闇を暴くと底無しの暗黒が出現する! 【執筆陣】 北野誠/大島てる/村田らむ/住倉カオス 加藤一/黒木あるじ/川奈まり子/営業のK/芳春/青葉入鹿/雨森れに/天堂朱雀/大谷雪菜/あんのくるみ/影絵草子/雪鳴月彦/高倉樹/中野前後/アスカ/雨水秀水/大道寺アウンザヤ/月の砂漠/丸太町小川/望月環/森内ゆい/安田鏡児
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5.0チョコレート工場のタンクに落ちた女性――巨大な刃に刻まれて足の先しか見つからない (「あなたの死因はあまりにも」収録) 鈴木呂亜、衝撃の都市伝説シリーズ第3弾! 不思議で奇怪な事件を求めて渡り歩く蒐集家・鈴木呂亜のシリーズ第3弾!「車が故障するのは、エンパイア・ステート・ビルの異常な電波が原因!?」「空を埋め尽くす蠅の群れは政府がつくった生物兵器?」「1933年の絵画にスマホが描かれている!」など米国各地の奇譚を選り抜いた〈アメリカ横断怪奇ツアー〉、煙突にはまったまま下から火が…、チョコレートタンクに落ちて巨大な刃に…など身の毛もよだつ死に様をまとめた〈あなたの死因はあまりにも〉、ロンドン大にある呪いの絵画、香港中文大の幽霊譚など世界の大学に伝わる噂〈その大学はあまりにも〉ほか収録。想像を超える不思議が世界中に広がっていることを貴方は知る。 著者について 自称「奇妙な噂の愛好者」。某都市でサラリーマンとして働くかたわら、国内外の都市伝説や奇妙な事件を集め、自らもひそかに取材に勤しんでいる。 黒木あるじ氏の推薦により抜擢。ちなみに鈴木呂亜という名前は、日本で一番ありきたりな苗字の「鈴木」と、都市伝説を意味する「ロア」を組み合わせたペンネームで、本名や生年月日、年齢などのプロフィールは一切が非公表になっている。
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3.02017年に発見された小惑星「オウムアムア」はハーバード大学教授が「人工的に作った小型宇宙船の可能性が高い」と発表!(『宇宙の夢は』収録。) 呂亜、驚愕の実話シリーズ第2弾! 世界にはなんと珍奇な話が転がっているものか――都市伝説の蒐集をライフワークとする奇妙な男・鈴木呂亜による恐怖実話再び!その場所からは石ひと欠片も持ち出してはならない、その禁忌を破ると「持ち出し厳禁」、天から落ちてきたかたまり、それはゼリーのようなもので…「降って来るもの」、運命に翻弄されたかのような人々の最期「あまりにも皮肉な死」、人類最後の夢なのか、それとも悪夢か「宇宙の夢は」など32編を収録。大いに怖れ慄き噂せよ! 著者について 〇監修者 黒木あるじ(くろき・あるじ) 『怪談実話 震』で単著デビュー。「無惨百物語」シリーズ、『黒木魔奇録』『怪談売買録 拝み猫』『怪談実話傑作選 弔』『怪談実話 終』など。共著には「FKB饗宴」「怪談五色」「ふたり怪談」「瞬殺怪談」等シリーズなど。小田イ輔やムラシタショウイチなど新たな書き手の発掘にも精力的だ。 〇著者 鈴木呂亜(すずき・ろあ) 自称「奇妙な噂の愛好者」。某都市でサラリーマンとして働くかたわら、国内外の都市伝説や奇妙な事件を集め、自らもひそかに取材に勤しんでいる。 黒木あるじ氏の推薦により抜擢。ちなみに鈴木呂亜という名前は、日本で一番ありきたりな苗字の「鈴木」と、都市伝説を意味する「ロア」を組み合わせたペンネームで、本名や生年月日、年齢などのプロフィールは一切が非公表になっている。
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-「引きずり込まれそうになるんです。あれを見ると…」 踊り場の窓からだけ見える光。 その時、誰かが死ぬ――。 「夜、光る」より 青白き妖炎が異界へと誘う恐怖譚! 信号待ちの車にぶつかってきた老婆の叫び「どっちだ?」の意味とは…「道の先に」 公演初日を前に舞台に供える酒。翌朝、黒い濁りが…「演劇の神様」 鬼怒川の河川敷に打ち上がった鯉の口から言葉が…「栃木の怪 其ノ参 忠告」 階段の踊り場の窓から見える光。そこにはある法則が…「夜、光る」 シャンプー中、客の頭の中に指が沈むことがあるという美容師。一体何が…「しずむ」 保育園の子供たちの口に上る存在しない子の名前。その正体とは…「園児は見た」 結婚に縁遠い女性。実家の雛人形を出してみると驚愕の事実が…「私のお雛様」 亡くなった同級生の家に線香をあげに行った帰り道に体験した奇跡…「君の名を」 ほか、体験者の想いごと受け取って綴る全36話収録!
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-男性が早世する一族。 穢れた場所と呼ばれる「離れ」の墓に何が… (「離れ墓」より) 怪という事象の背景、体験者の生の感情を そっと掬い上げた戦慄の実話恐怖譚! 公募実話怪談大会からデビューした新鋭、初のオール実話怪談集。夏休み明け、真っ黒な肌で登校した兄弟。それは日焼けのせいではなく…「墓場で遊んじゃいけません」、デザイン事務所にある絵が飾られてから社員が次々と体調不良に。共通するのはジャングルの悪夢…「ふさわしくない絵」、入院中の息子の同級生を度々見かける女性。生霊だと気づいた彼女は…「二十歳のキミへ」、保育園に通う息子にできた新しい友達。だがその姿は見えず…「保育園にて」、男性が早世する呪われた家系。家の女達だけが参る穢れた場所とは…「離れ墓」他、生者と死者の想いを丁寧に掬い取った怪の記録、全32話!
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-北海道の空恐ろしい話、胸に沁みいる心霊譚! 【札幌市】幻の血が溢れる薄野の裏路地 【旭川市】事故現場に囚われた少年霊 【恵庭市】絶対に祓えない霊が居座る最恐物件 【小樽市】写真に写りこむ黒い仏壇の凶兆 【函館市】飲み物に猫の歯が混入する怪 …など北海道各地で報告された怪現象&恐怖体験35! 北海道在住の著者が全道から聞き集めた北の大地の怖い話、不思議な話。 体験者の実在する生々しい怪談の数々は、まるで雪のように時に空恐ろしく、時に優しく胸に沁みる。 ・奇怪な現場写真も掲載する恵庭市の家は、屋根裏に強力な霊が棲みつく。霊と交わした共同生活の取引とは…「恵庭の家の話」 ・旭川市の路上でガードレールに凭れて座る少年霊。事故死した現場から動けない彼を視てしまった男は…「訓え」 ・夢に現れる夕張郡の田舎道と古屋。小学生の自分と友達は床下の甕を覗き恐ろしい出来事を体験する…「記憶」 ――他、web連載に書き下ろし18篇を追加した滋味深い北海道の実話怪談集!
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4.0「黒く燃えて顔もわからない人間が…」 上司の背後に覗く、昏い怨みの焔―― 「黒炎」より 怪談会社員・真白圭が日常に蟠る恐怖を引き摺り出す! 恐怖が臓腑に刻まれる真白圭の実話怪事記シリーズ最新作! ・山スキーで遭難中に視たのは雪女?それとも…「雲長」 ・都内一等地に出没する恐ろしい女の正体…「リメンバー」 ・モンゴルの草原で人を食らう怪物と邂逅した体験談…「蒼狼の国」 ・眼前で起きた流血事故、さらに目を疑う光景が…「さきおくりびと」 ・独りでに動く乳母車からおぞましい怪異が覗く…「ベビーカー」 ・深夜に来るはずのない電車を待つと不気味な光景が…「時刻表」 ・男女間の縺れの果てに生まれた禍々しい異形…「黒炎」など収録。 業火の如き怨みの炎は決して消えない――。戦慄が蠢く実話怪談!
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4.0「えっ?高木って死んだのか?」 同級生が次々と自殺していく…それは40年前のある出来事に由来しているらしい。――「晒し野」収録。 さらなる恐怖を求めて終わりのない取材を敢行した実話怪談集! 日々の取材の中で得た奇妙で不思議な話を丁寧に綴る真白圭の最新作。スタジオに現れる不審な男が妙な問いかけをしてくる。答えられずにいたら…「インストラクター」、砂地で見つけたウミガメの死骸に、黒魔術オタクの友人が妙なことをやり始めると…「魔法陣」、野原に電柱がたくさん立っている! その光景を見て声を弾ませた友人。でもその場にいたもう一人の彼に見えていたのは棒に刺さった生首の数々――〈首〉に翻弄される彼らのその後とは「晒し野」など46話収録。 著者について 真白圭(ましろ・けい) 1971年新潟県生まれ。東京理科大学大学院修了。第四回『幽』実話怪談コンテスト佳作入選後、本格的に怪談蒐集を始める。単著に『生贄怪談』『暗黒百物語 骸』『実話怪事記 腐れ魂』『実話怪事記 穢れ家』、共著に『怪談実話競作集 怨呪』『怪談四十九夜 鎮魂』がある。
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4.0汚れた血が呪いの飛沫をまき散らす! 祟りが血脈を滅ぼしていく実話怪談! 大人気、実話怪事記シリーズ第2弾! 子供の頃によく見かけた奇声をあげる変な男性。大人になり再び見かけたがどうも様子がおかしい…「ホウおじさん」、事故が多発する交差点でうっすら見える老人、それが自分に向かって手招きするのだが…「手招き」、仕事も順調で家庭も円満――そんな成功者の彼が話す、逃れられない忌まわしい家の秘密「忖度」など46編を収録。いつもの通り道、ふと気づけば見知らぬ家々――ふと開いたドアに吸い寄せられて、黒い闇の中へようこそ。 著者について 真白圭(ましろ・けい) 1971年新潟県生まれ。東京理科大学大学院修了。第四回『幽』実話怪談コンテスト佳作入選後、本格的に怪談収集を始める。単著に『生贄怪談』『暗黒百物語 骸』『実話怪事記 腐れ魂』、共著に『怪談実話競作集 怨呪』『怪談四十九夜 鎮魂』がある。
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4.0何処までも追い縋る髪の長いおんな…(「ひとふさ」収録) 逃れられない恐怖を実話怪談の鬼才・真白圭が魂を削り描く! 緻密な取材で集めた不可思議な恐怖を、丹念に描き尽くす真白圭の実話怪事記シリーズ最新作! 旅先で廃墟を訪れてから体調を崩して……自分だけに降りかかる無慈悲な怪異「幽体離脱」、 パーティー会場となった台湾の屋敷で遭遇する怪奇現象の数々「迷い家」、 アパート中に響く居るはずのない犬の声。同居人の陰惨な過去に意外な原因が…「犬鳴き」、 毎夜現れるこの世ならざる髪の長いおんな。逃れるためにお祓いへ向かうが…「ひとふさ」など43編を収録。 憑いたものがどこまでも追ってくる! 絡みつく恐怖はあなたにも――。 著者について 1971年新潟県生まれ。 東京理科大学大学院修了。 第四回『幽』実話怪談コンテスト佳作入選後、本格的に怪談蒐集を始める。 単著に『生贄怪談』『暗黒百物語 骸』『実話怪事記 腐れ魂』『実話怪事記 穢れ家』『実話怪事記 狂い首』、共著に「怪談四十九夜」シリーズ、『怪談実話競作集 怨呪』などがある。
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3.0◆禁忌の里「犬鳴村」は実在するのか――? 日本を代表する最凶の心霊スポット・旧犬鳴トンネル。 その先には、日本国憲法すら通じぬ謎の集落「犬鳴村」が存在する……。 映画『犬鳴村』で一躍話題となったこの都市伝説は、果たして本当に伝説にすぎないのであろうか? これまで数多の怪奇スポット、恐怖の現場をその足で取材してきたルポルタージュ怪談の雄・吉田悠軌が村伝説を徹底検証、土地の歴史を紐解きながら、噂の真相と恐怖の裏側に迫る。 また、藪の中から突如現れた謎の言語を話す男との遭遇譚など新旧犬鳴トンネル、犬鳴峠、犬鳴ダム周辺で実際に目撃された怪奇現象、恐怖体験を記した実話怪談二十五篇も収録。 禁忌に触れる恐怖が背筋を駆けのぼる、実話怪談版・犬鳴村! “その村”があるのはこの世とは限らない―― ◆収録内容 第1部 犬鳴村伝説とはなにか 吉田悠軌 「この先、日本国憲法つうじません」 犬鳴村伝説の広まり 杉沢村、樹海村について 新旧「犬鳴」訪問者インタビュー ・かつての「犬鳴」の姿とは―― 1970年~2000年(「朱い塚」管理人・塚本) ・現在の「犬鳴」の様子とは――2000年代(濱幸成) ☆犬鳴村特別座談会 (久田将義、住倉カオス、吉田悠軌) 第2部 犬鳴村実話怪談 「この電話番号は」 吉田悠軌 「公衆電話」 村上ロック 「〇三〇五」川奈まり子 *再録 「一緒に来てほしい」 日高屋四郎 「亥の子石」梨 「奇妙なライダー」鬼志 仁 「福岡トンネル」緒音百 「噂」 緒音 百 「そこにいたもの」おがぴー 「まっくろ」高倉 樹 「犬鳴の住人」月の砂漠 「嫌な音」月の砂漠 「先客」 月の砂漠 「地図アプリ」 菊池菊千代 「祟られ」坂本光陽 「犬鳴トンネルの写真」 坂本光陽 「水」ムーンハイツ 「何が見える?」 天堂朱雀 「先が見たい」 天堂朱雀 「「目的地」の女」キンブルヤスオ 「トンネルにて」アスカ 「遠吠え」アスカ 「ラジオチャンネル」 雨水秀水 「新犬鳴トンネル」 戸神重明 *再録 「隧道事故」神沼三平太
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4.0北陸最凶の地と、日本の村の恐怖に迫る――! 北陸に最凶とうたわれる二つの心霊スポットがある。 富山県魚津市の山中に取り残された坪野鉱泉の廃ホテル。 そして、石川県と富山県の県境にある曰く付きの隧道、 通称「牛首トンネル」がそれである。 坪野鉱泉では、肝試しに訪れた少女二人が失踪する事件が起き、 24年の時を経て遺体が海から発見されたものの、 いまだ多くの謎が残されている。 映画「牛首村」の舞台ともなったこれらの地の闇を徹底検証、 坪野鉱泉ホテルの探索ルポのほか、 日本各地に残された不気味な廃村を写真付きで紹介する。 また、坪野鉱泉や隧道で実際に起きた怪奇事件、 口減らしや神隠し、双子や牛に纏わる恐怖の村怪談も収録。 北陸最大のミステリーに迫る、実話怪談版・牛首村! ◆収録内容 ●坪野鉱泉怪談紀行(吉田悠軌/著) ●坪野鉱泉ホテル 探索ルポ(栗原亨/著) ●廃村の歩き方(栗原亨/著) ・廃村・峰(東京都) ・十七つの家(茨城県) ・柏崎トルコ文化村(新潟県) ・松尾鉱山 緑が丘住宅群(岩手県) ・永谷集落(福井県) ●牛首実話怪談 「禍地」しのはら史絵 「牛首トンネル」営業のK 「トンネルの果て」久田樹生 「何もない場所。」音隣宗二 「光の集団」影絵草子 「子返しの女」青葉入鹿 「下見」青葉入鹿 「水音と鳴弦」しのはら史絵 「はしらげの立つ村」丸太町小川 「てれんこしょって」丸太町小川 「双児」久田樹生 「ホテル廃墟」神沼三平太 「山の中で」久田樹生
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5.0鉄塔を這い登る生首 三人連続で店長が首を吊るコンビニ 写る人が次々死んでいく家族写真 上るも地獄、下るも地獄。 薄ら寒さがとまらない恐怖譚獄! 薄ら寒い恐怖譚! ・幼い頃、庭の物置小屋を異常に恐れていた弟。 だが三十年後、弟は全く別の記憶を語り出す…「入れ替え坊主」 ・鉄塔を蝸牛のように這い登る生首。 ある日、首が飛び立つ瞬間を目撃した男は恐ろしい事実を知る…「屋根首」 ・一年で店長が三人連続で首を吊ったコンビニ。 原因は土地の祟りかそれとも…「コンビニ」 ・女子生徒の飛び降り自殺があった廃校で肝試しの女性が行方不明になった怪談を聞かせると、 俄かに夫の様子がおかしくなって…「オニハラレイカさん」 ・二段ベッドを拾ってきて以来大学に来なくなった友人。 上の段に何かがいると言うのだが…「二段ベッド」 ほか、薄気味の悪い奇怪な怪異譚ばかりを32話収録。怪の虜囚ふたりが紡ぐ出口のない恐怖!
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5.0「禍いは、とても美しい姿をしているの。 だから魅入られてはいけない」 人魚を見たという女性。 井戸の底を揺蕩うそれは、恐ろしき凶兆だった… 「人魚」より 静かに心揺さぶる、聞き書き実話怪談。 子供の頃に見た忘れられない街の景色。だが、再び訪れるとそこは墓場で…「景色」 酒蔵が神社に奉納する酒を選ぶ秘儀。酒樽に耳をつけると歌が聞こえてきて…「歌声」 行き止まりの道の先が見えてしまう少年。行って確かめてみたい衝動にかられるが…「行先」 水音を流しながら見えない何かに質問して録音する交霊実験。すると奇妙な声が…「名前」 喧嘩した兄弟。やがて兄はある夢を見始め、弟は不眠に。奇妙な符合の真相は…「監視」 突然家にやってきた従兄。黒子の位置に違和感が…「偽者」 椿柄の着物に異様な執着を持つ女性。祖父の遺品整理でその理由が…「振袖」 幼い頃に人魚を見たという女性。以後恐ろしいことが…「人魚」 錫杖を持った不吉な僧侶の影。父も祖父も僧侶の祟りによって死んだというのだが…「怨環」 ほか、魂に深く食い込む珠玉の35話収録!
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-死ぬ。消える。終わる。 3択しかない恐怖。シンプルに恐ろしい「超」ヘビー級怪談! 屋根裏に掛けられた襖の絵の掛け軸。集落に伝わるそれにはある役割が…「掛け軸」、屋上にある社に生贄を捧げているという噂のビル。オーナーは何を隠しているのか…?「蛇塚」、山で偶然見つけた石碑、その写真を撮った男はやがて…「Kヶ岳の写真」他、ヘビー級のガチ怖25話を収録。風にざわざわと鳴く草葉のように、厭な予感が聞こえてくる。姿は見えないが、それはもう皮膚の上を這っている。やがて手足に絡みついた怖気は、絶望的な重さとなって貴方を闇の底へと引きずり込む。どこまでも深く、深く。圧倒的な負の重力――この怪はとてつもなく重い。 著者について 神奈川県出身、O型。大学の非常勤講師として働く傍ら、趣味で実話怪談の蒐集を始めた。実話怪談コンテスト超-1/2010年大会、稲川賞受賞。第8回ビーケーワン怪談大賞優秀賞受賞。2011年『恐怖箱 臨怪』(竹書房文庫刊)にて単著デビュー。主な作品に〈憂怪〉四部作『恐怖箱 崩怪』『恐怖箱 坑怪』『恐怖箱 叫怪』『恐怖箱 醜怪』(竹書房文庫刊)、『恐怖箱 袋小路』(Kindle)、共著に「恐怖箱 百物語」シリーズ等がある。
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3.0主家の正妻にいびり殺された美貌の奴隷、イマジョ。 遺族は彼女の墓に竹を逆さに刺し、呪詛の念を唱えた。 「呪え。祟れ。仇をとれ……」 やがて娘は甦り、すべてを根絶やしにしていく…… その名を口にしただけで祟られる! 最恐の怨霊「イマジョ」他、奄美・琉球のマジムンを大特集。 余所者にはわからない掟や禁忌の場所が存在する日本の中の異界、島 全国28島の本当にあった怖い話を大紹介! 踏み入れてはらなぬ禁域――村より怖い島怪談! 【粟島】近海に浮かぶ恐怖のいかだ 【伊豆大島】人格を変えてしまう宿 【三宅島】雄山に浮かぶ赤い火の玉 【神津島】二十五日様の禁忌 【父島】海岸を彷徨う幽霊の足 【硫黄島】消える水筒の水 【答志島】不気味な数え歌の真相 【犬島】六つ目の化け猫の怪 【情島】奇怪な七不思議伝説 【向島】煮干しを仏壇に供える理由 【高島】すすり泣くお伊勢岩 【志々島】ご神木の祟り 【奄美大島】口にしてはならぬ名前 【久高島】悪夢を呼ぶ流木 【宮古島】来訪神パーントゥの呪い 【与那国島】口減らしの崖の祟り 【壱岐島】荷物に紛れ込む傷人形 【屋久島】森に現れる光るシカ 他、タブーを覗き見る全28島の恐怖譚!
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-5人の巧者が炙り出す、家族の間の心霊怪異奇譚 家族が次々と病に倒れていく! 夫の実家の墓を見て感じた妻の違和感――(「義実家の墓」西浦和也より) 親子の愛憎、きょうだいの確執、無念、怨念──家族という入れ物の中で起こる逃げ場のない心霊怪異の数々! ・義理の家で起こる病気の連鎖、その原因は…「義実家の墓」(西浦和也) ・祖母の部屋に毎夜来るモノ「家族以外のなにか」(松永瑞香) ・異国の地で聞いた凄惨な母親殺しの顛末「焦熱極楽家族」(岩井志麻子) ・家系を呪う、その代償とは…「リキの一族」(Dr.マキダシ) ・伯父が庭に建てた異物、そして家族が壊れていく…「鉄塔のある家」(川奈まり子)など。 川奈まり子が書き手を初プロデュース!家族をテーマに、濃密濃厚な怪談奇譚が集結──あなたの家族は大丈夫ですか?
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4.3底無しの黒い恐怖!! 黒史郎の実話怪談新シリーズ始動! 現代で採集された話と先人の記録(のこ)した譚(はなし)を読み比べる―― 「わたしからサオリを奪った男って…」 何万人ものアカウントから特定し、つきまとう女! 「裏アカ女子」より 「妹の顔の皮を剥いで遺体を雪の下に埋めた…」 そして、兄は家へ入るなり卒倒した! 「皮むき峠」より 奇妙でじわじわ怖い――ホラー作家・黒史郎が紡ぐ実話怪談の新たなシリーズが発動。 ・登山中の若い頃の祖父の写真、妙な違和感を覚える「救助者」 ・母親が描いた怪人の絵を異様に怖がる息子がある夜…「悪魔が来る」 ・自分と合わない客には露骨に不愛想になる飲み屋の女将の理由「寄る辺」 ――など、著者が採集した現代の怪談の数々と、民俗資料や伝承記録から先人が残した怪談を掘り起こして収録。 体験した者がいて記録する者がいるのは今も昔も変わらない――怪談フリークが紡ぐ新たな読み味をお楽しみいただきたい。
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5.0「堪忍してください」 地中から出てきた九つの犬小屋と、「マエダ」と書かれた木片。 見た作業員は突如、発狂し… 「犬小屋」より 記憶の石棺に封印すべき禁忌の怪! 二度と開かぬ石棺に封印するのが相応しいような、重苦しくも忌まわしい体験ばかりを集めた実話怪談集。 どん詰まりに観音開きの扉がある廊下の端にビスケットが供えられた叔母の家。その恐ろしい理由は叔母の体に…「ビスケットかりかり」 駐車場の解体作業中、地中から出てきた9つの犬小屋。直後、作業員らが錯乱し妙な言葉を…「犬小屋」 妹への加虐衝動を抱える姉。ある日見知らぬ老人に蛇が憑いていると言われ、口に手を突っ込まれた姉は…「いじめっこ」 死んだ息子の霊に苛まれる父親。原因は家族関係の根深いところに…「呪い」 他、異色コンビ初の共著にして最高にヘビーな1冊!
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-思考と精神を揺さぶる不穏な怪――。 山小屋で出会った男が見せてくれた、存在しない山の写真。 一月後、不気味な符合が… (「夢ヶ岳」より) 霊妙なる山怪 封印された記憶 得体の知れぬ恐怖に侵される、胸騒ぎの恐怖実話! 人の心に鬼は棲む。 〈怪の釣り人〉が引き上げた34の闇実話! 目の前の現実が朧に霧散していくような不安感。 記憶を奪われ操作されているような違和感。 深遠奇怪な山岳怪談を中心に、胸がざわつく実話を集めた聞き書き恐怖譚。 ・山道を下る途中の森で見たのは、幼い頃の記憶と符合する巨木と鹿の亡骸「鹿の葬式」 ・山小屋で知り会った男が見せてくれた存在しない名前の山写真。一体それはどこなのか…「夢ヶ岳」 ・F1好きの父が夜中に見ていた謎の事故映像。それは人気ドライバーの死を予知したビデオだったのか…「セナ」 ・一家で夜逃げしたと噂の同級生が住んでいた空き家に幽霊が出るという。問題はキッチンに…「瓶のミミズ」 …他、不穏すぎる全38話!
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-◆謎の村「樹海村」は実在するのか――? 山道から七〇〇メートル以上離れた樹海の最深部で数年前、朽ちた複数のテントが発見された。 錆びたガスコンロに、鍋、フライパン、空容器の残骸。 木々に張ったロープにはボロキレのような洗濯物が干されていた。 果たしてそれは何を意味するのか? 青木ヶ原樹海を探索し、これまでに七〇体以上の自殺遺体をしてきた樹海のスペシャリスト・栗原亨が映画の舞台を徹底検証、自殺の森の真の姿と恐怖に迫る。 また、かの地で実際に起きた怪奇心霊現象、訪れた人の恐怖体験などを記した樹海怪談十七篇も収録。 樹海は呪界――リアルな恐怖が迫りくる、実話怪談版・樹海村! 日本最恐の禁足地・樹海のミステリーを解き明かす… ◆収録内容 第1部 樹海ルポルタージュ 栗原 亨 間違いだらけの樹海知識 青木ヶ原樹海とは 樹海に自殺死体はあるのか? 自殺エリアの傾向 遺体の考察 自殺者レポート はたして樹海では本当にコンパスは狂うのか? 樹海は本当に一度入ると出られないのか? 樹海内でスマートフォン(携帯電話)は使えるのか? 樹海内で心霊現象はあるのか? 野犬は存在するのか? カラスが見つけた遺体 まぼろしの遊歩道を探せ! 樹海最大のミステリー 自殺防止呼びかけ箱、呼びかけ看板 自殺志願者には遭遇するのか? 樹海の必見スポット 青木ヶ原“呪界”考 住倉カオス 第2部 樹海実話怪談 「誘う息」 住倉カオス *再録 「樹海のフィルム写真」 ふうらい牡丹 「彩りの森」 緒音 百 「死体探し」 乱夢 「ドラゴンズケイヴ」 神沼三平太 「見知らぬ男の夢」 月の砂漠 「死にたくない」 神沼三平太 「慰め」soo 「未来予想図。」 音隣宗二 「ズレて見える」 中野前後 「ない 」大坂秋知 「免許証」 神沼三平太 「育ての母」 つくね乱蔵 「一方通行」 橘 百花 「「こっくりさん」に纏わる話」 営業のK *再録 「泥顔」 つくね乱蔵 「干瓢」 平山夢明 *再録
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5.0亡くなった同僚から「明日は必ず行きます」と会社に毎朝電話がある…。『明日は必ず』収録。大人気怪談師の実話集! 怪談師として憑依的な語りで魅了する牛抱せん夏。自身の体験も含む43話の怪談を披露する。多額の借金を背負った夫婦の家に現れる着物姿の女とは「貧乏神」、とある因縁の心霊スポットに踏み込んでしまったために起きる惨劇「因果応報」、濁った瞳を持つアンティーク人形の怪異「ビスクドール」、昼過ぎなのに夜のように暗い家。何かがおかしい、そう感じたとき玄関に誰かが来た! 「式神」など。ふとした日常にぽかりと口を開ける暗闇、誘われて踏み込めばもう戻れない。
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-内相紹介 「阿修羅みたいな首がみっちり…」 幼児三人が死亡した事故物件。 毎晩九時に割れる花瓶。 ミルクの哺乳瓶を供えると…(「瓶」より) 熟成された恐怖が毒のように全身を廻る… 瘴気漂う不穏な怪異13篇! ●山賊の末裔だという元・絵のバイヤーが語る自身の業と、持っているだけで死ぬ絵の話…「虫のしらせ」 ●子供の白骨遺体が出た廃墟に棲みつく老婆の噂。探検に行った子供らが見たものは…「化け婆の家」 ●蔵から出てきた大小2つの木箱。中には300年に亘る一家繁栄の秘密が…「約束」 ●夜9時になると花瓶が割れる事故物件。水のペットボトルを置くと中に恐ろしいものが見えて…「瓶」 ●インド人の霊が出ると聞きつけた廃墟に夜行ってみると、テーブルの上に熱々のナンが。だが昼間訪れるととんでもない事実が…「チーズナン」 ●手首に2本の数珠をつけた男。彼の周りでは数珠が切れるたびに人が死んでいく…「数珠の主」 ほか、阿鼻叫喚の奇怪な13話を収録。
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-「ようやく、来たんだねえ」 ある日、祖母に届いた謎の花。 漢字五文字の見知らぬ送り主は…(「花筐」より) 不可解で、不穏。奇抜で、リアル。魅惑の全37話収録! 公募実話怪談大会「怪談マンスリーコンテスト」より新たな才能が発掘された。 一風変わった怪を独自の目線でじっくりと観察し、飄々とそれを綴る…そんな鈴木捧の単著デビュー作。 ●廃墟マンションに残されていた仏壇の花瓶。瓶の底を覗き込むと何かが…「花瓶の中の世界」 ●クラスの暴君からいじりにあっていたU君。宇宙人と揶揄されてから彼の様子が一変する…「宇宙人の涙」 ●公園の林で見つけたアリジゴクの巣に似たもの。中心の穴に指を入れると…「指の話」 ●繰り返し見る絶滅動物の展示室の夢。実在する博物館だが、実際にはない展示が一つあって…「百年後の未来」 …ほか、魅惑の37話収録!
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5.0――仔盗匣。 「これ何て読むと?」 「ことりばこって読むとたい」 ――「もう一つの、匣」より 蟲毒を扱う一族の末裔。 彼らの家に祀られた禁忌の箱とは…? 視える人たちの生きる壮絶な世界。箱に纏わる奇怪な恐怖実話22! 静かに心揺さぶる、聞き書き実話怪談。 寡作ながら強烈な「引き」を持つ著者の待望の初単著。 組が所有する物件の地下に隠された「処理部屋」。誰もいないそこから赤子の声が…「業報」 漁村の稲荷神社で失踪した少女。発見された時に握りしめていたサイコロのような箱は…「最初の箱」 蟲毒を扱う呪い師の血を引く一族。本家に祀られた厳重な封を施された小箱の正体は…「もう一つの、匣」 煉瓦造りの正方形の家の真ん中に作られた謎の空洞。そこに納められた恐るべき呪い人形…「咒いの家」 友人の家の密室に安置された黒い漆塗りの箱。中には恐ろしいものが…「箱――次は」 職場の先輩の家で見せられた「うがみさまの箱」。代々選ばれた女性が中に入るというのだが…「うがみさま」 病気の少年と少女の姿を模して作った一対の球体関節人形。少年の死後、異変が…「初戀」 ほか、血と地の因縁がつなぐ空恐ろしき実話を収録。
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-牛抱せん夏 女流怪談師、寒慄の実話奇譚… 気鋭の怪談師・牛抱せん夏が綴る恐怖の数々!女子高にある開かずの間。 そこに現れたおぞましい姿とは…「礼法室」、 お寺でホラー映画の撮影中、女優のもとに遊女の霊が迫る!「いじわる」、 呪いは終わっていなかった…前作『呪紋』で衝撃をもたらした恐怖体験の後日談「続・式神」、 奇妙な怪事が立て続けに起こる物件――著者自らの仄暗い実体験「アパート」などの怪奇譚が語られる。 心の底まで恐怖が吹きつける牛抱怪談に貴方もとり憑かれる――。 著者について 2010年「稲川淳二の怪談グランプリ2010」にて優勝、女優業と並行して怪談師としての活動を開始。 現代怪談から古典怪談まで幅広い演目を披露する。 月一で単独怪談ライブを開催するほか怪談ライブバー・スリラーナイト歌舞伎町にレギュラー出演中。 また、朗読やこども向けの読み聞かせなども行っている。 単著に『実話怪談 呪紋』『千葉の怖い話 亡霊たちの集い』、共著に『現代怪談 地獄めぐり』など。
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5.0さくり。ぽとん。 母の首が落ちる。 白装束の首なしは、両肩の間にそれをに載せ、くいくいと… 「首斬りさん」より 一生消えぬ怪の記憶。 一読で伝染する恐怖。 脳にねじ込む地獄の烙印、全18話収録! 幼少期から青年期に遭遇した怪が一生を左右する、烙印のごとき忌み話。 ・白装束の首なし女が、寝ている母の首を落としてすげ替える悪夢…「首斬りさん」 ・マンションの廊下に出没する黒い玉。ドアの前で止まると住人に不吉なことが…「黒いボール」 ・実に顔が浮かぶ柿の木。実をもがれると顔の人物が死ぬというのだが…「柿の木」 ・山のあやかしに憑かれた男児。祓い師の大伯母と祈祷小屋に籠った恐怖の4日間…「妖颪」 ・母の実家に伝わる謎の棒。家が絶えた元凶だというが…「お守り棒」 ・購入した二世帯住宅が建つ土地と嫁の血筋には怖ろしい因果が…「祟る土地」 ・北海道で起きた6年にわたる怪事件の一部始終を記録した長編「神居古潭」など全18話収録!
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5.0「目が合ったんです。飛び降りる前の男と…」 一〇〇九室の前で起きた投身自殺。 死の連鎖はその後、意外な法則で―― 「ギリギリ」より 異色トリオの最凶化学反応。 百花繚乱の実話怪談! 駅で発券中に感じた強烈な視線。視線の主は旅行先で待っているはずの…「件の剥製」 便座で突如感じた肛門の違和感。見るとオレンジ色の毛束が刺さっていて…「オレンジの髪」 ショッピングセンターで見た犬の死体。その後、見えない何かの気配が近くに…「犬の死骸」 一人暮らしの家で起きた冷蔵庫荒らし。ビデオカメラに映っていたのは謎の大蛇…「密室」 初恋の彼氏を事故で亡くしたホステス。店の同僚も目撃した怪現象とは…「散らない華」 飛び降り自殺が出たマンション。そこから始まる不気味な死の連鎖…「ギリギリ」 親戚中が同時に見た亡き祖母の夢。握手をするように手を差し伸べてくるのだが…「厭な話 二編」 空襲で多くの犠牲者が出た地域に立つ病院。深夜に出る黒い看護師の正体は…「黒看・赤看」 ほか、異色トリオが綴る禍々しくも神々しい極彩色の恐怖譚!
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5.0「おまえ、何握ってんだ…?」 一人は髪の毛。 一人は人形の首。 一人は紙切れ。 誰も覚えはない、気づいたら手にあった。 千葉のホテルKで起きた怪異、衝撃の一部始終。 「四人居た」より 2020年9月~2023年1月の取材より、ゾクッとくる恐怖41話を収録 体験者の口から語られる生の恐怖を記録し続ける著者が、 2020年9月~2023年1月に取材した膨大なデータの中から特に忌まわしきものを厳選して収録。 ・殺人事件のあった千葉の廃墟ホテルを訪れた男たち。 建物を出た後、それぞれの手に身に覚えのないものが…「四人居た」 ・お盆に墓参するたびに妙な場所で骨壺を見つけてしまう女性。 骨壺に呼ばれているような気がするのだが…「墓参り」 ・画廊で熱心に絵を見ていた女性。 女性が帰った後、絵に異変が…「展覧会の夜」 ・子供部屋の柱に刻まれた背比べの印。 5歳で死んだ弟の記録がなぜか年々更新され…「友人宅の柱」 ・海で死んだ漁師の火葬。 遺灰から幼子の頭蓋骨が出てきて…「蓮の入れ墨」ほか、全41話収録。
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-「さっきの女には、顔がなかったような気がする…」 山手線で遭遇した戦慄の怪――「隣に座った女」より 恐怖体験者を徹底取材!川奈まり子が克明に綴った実話集! ・見知らぬ土地で記憶を失ったまま立っていたという男性、その不可思議な半生と怪異体験談…「喪った過去より」 ・ある家系の男だけが視るおぞましい異形の悪夢…「赤い女」 ・大阪ミナミのど真ん中で頻発した怪奇現象の記録…「精華小劇場」 ・某ホラー映像作品を流してから家で恐ろしい怪事が次々に!そして恐怖は伝染し取返しのつかぬ事態に…「本当にあった呪いの……」 ・室町時代の上州にタイムスリップ⁉心霊スポット探索中の奇譚…「太田の迷い道」 ――など27篇を収録。 怪異に寄り添う緻密な取材に基づいた川奈まり子の恐怖譚は、圧倒的な筆力で読者を魅了する!
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-体験者を徹底取材! 精緻な調査で恐怖の真髄を暴く川奈怪談 「スジの家族しか、無事には暮らせない場所です」 その家には、命をとられる呪いが染みついている… 「クダの匣」より 1000人を超える怪異体験者に取材を敢行、徹底的なリサーチで怪異をリアルに浮き彫りにする川奈怪談、その真骨頂が堪能できる一冊。 ・釣りが好きな女性が住んだアパートで起きる奇妙で恐ろしい怪異の連鎖…「鯉」 ・とある私鉄の新宿駅の地下に今も出没しているのは…「新宿駅の地下一階」 ・女友達からの邪な呪いが送られる…「邪恋」 ・父親の家族の壮絶な因縁…「三兄弟」 ・地方の格安で買った家の屋根裏から骨が納められた箱が出てきた…古い民間信仰なのか土地の謂れなのか考察する…「クダの匣」 ――など22話を収録。
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-「口もとが犬の鼻面のように前に突出し、白目がない…真っ黒な二つの目が私を睨み付けた」~「降霊怪談顛末記~あとがきに代えて」より 徹底した現地調査から浮かび上がる恐怖! 実話怪談集! 「わたしを写すと化け物が写る」――心霊スポットで写された自分の顔がどれもこれも凄まじく破壊されていて…まえがきで語られる自身に起こる怪異の数々のほか、家庭内の虐待ゆえにいつも「死にたい」と言っていた中学生の姉、ある夜起きた出来事で…「姉」、ある女優を模した人形のてん末「人形」など、徹底した取材で綴った実話怪談39話を収録。「拙作の実話奇譚は黄泉への恋文」(あとがきより)――奈落の暗闇をのぞいているつもりが、のぞかれているのは――あなただ。 著者について 川奈まり子(かわな・まりこ) 『義母の艶香』で小説家デビュー。実話怪談では『赤い地獄』『実話怪談 出没地帯』『穢死』『迷家奇譚』『呪情』『夜葬』など。共著に『嫐 怪談実話二人衆』『女之怪談実話系ホラーアンソロジー』『怪談五色 破戒』『怪談四十九夜 出棺』『現代怪談 地獄めぐり』など。
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5.0土地に巣食う悪夢に浸食され、眠りも恐怖に変わる! 現地調査を踏まえた怪談実話! 取材の夜叉、川奈まり子のルポルタージュ怪談最新作! 怪異の体験者の話を直接聞き、怪異が起こった現場と言われる場所に足を向ける。そうして綴られた奇譚の数々――。待望の子供が突然死、以来、身辺になにやら気配が・・・「祓われない子」、アンティークの帯に纏わる奇妙な出来事、紐解かれる黒い過去とは?「帯の祟り」、誰のものでもない夜中の足音、それはやがて自分に近づいて・・・「縁切り傷」など38話収録。体験者たちの生々しい恐怖を追体験せよ! 著者について 川奈まり子(かわな・まりこ) 『義母の艶香』で小説家デビュー。実話怪談では『赤い地獄』『実話怪談 出没地帯』『穢死』『迷家奇譚』『呪情』など。共著に『嫐 怪談実話二人衆』『女之怪談 実話系ホラーアンソロジー』『怪談五色 破戒』『怪談四十九夜 出棺』など。
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3.0この世に実在する本物の異空間。 最恐の怪談師芸人が綴る戦慄の実話怪談集! 「その子の顔や名前すらいまだに…」 異世界に迷い込んだ子どもは存在ごと消え… (「お菓子の家」より) お笑い芸人でありながら重度の怪談オタク、怪談ライブBarスリラーナイト歌舞伎町にて夜な夜なステージに立ち、怪談最恐戦2022で優勝し5代目怪談最恐位に輝いた実力者・伊山亮吉が華々しく怪談本デビュー! ・心霊スポットのトンネルで目を覚ますと…「無数の手形」 ・林で迷い込んだあるはずのない不気味な洋館「存在しない記憶」 ・降霊術に挑んだ中学生の身に降りかかった恐怖の一部始終「ひとりかくれんぼ」 ・赤一色の世界で血塗れの子どもに迫られ…夢と現実がリンクするおぞましい夜「赤い子ども」 ――など異世界系実話怪談を多数収録! 門〈ゲート〉は日常のすぐ真横にもあいている…。
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4.0「あの家の血は呪われています」 何処へ逃げても現れる 血飛沫のついた表札。 夢枕に立つ四人の男は… 「名取家」より 日常から奈落へ……。 怪にのまれる境目、彼岸と此岸の分岐点! 恐怖の岐路となる辻を追う キワどい実話怪談! 一歩間違えば奈落。 目に見えぬ運命の岐路、生死を分ける辻の如き場所や瞬間が この世には張り巡らされているのかもしれない。 ・夜道で何者かに浚われ見知らぬ家の床下に放り込まれた少年。 何とか逃げ出し帰宅するも、後日気になって家を探してみると怖ろしいことが…「神隠しの正体」 ・実の姪に邪な愛情を抱いていた叔父。 叔父の死後、彼女の周りに漂う濃密な気配と襲い掛かる不幸…「叔父と彼女」 ・石炭事業で富豪となった名取家。 のちに没落し借金取りから逃げる生活となるも、 名取家を怨んで自殺した男の血を吸った屋敷の表札がどこからともなく現れて…「名取家」 他、生と死、日常と異界、幸と不幸の境界線を見つめるキワどくも不気味な実録恐怖譚!
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-理不尽に襲い来る怪異 おぞましき死者からのメッセージ!! 遭難者の捜索で入った山中で遺体は見つかった。しかしそれは奇妙な状態で…「山姫」 バイト先の店先で起きた悲惨な事故、それは連鎖し…「哄笑」 旧友がくれた小銭、そこに隠された暗い意図とは…「小遣い」 家にあった井戸を埋めてから家族が一人ずつ死んでいく。掘りなおそうとするのだが…「手遅れ」 子供の頃から聞こえていた〈ご先祖様〉の声の通りに生きていたという男が最後に聞いた命令とは…「舌禍」 など42話収録。 死の連鎖が絡みつく強烈な怪異とおぞましき死者からのメッセージの数々! 新たな書き手が取材し書き溜めた恐怖の実話怪談を、今ここにまとめ上げる!
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-異界列島ニッポンの最恐禁足地を厳選収録 怪奇な島から呪い降りかかる忌み地、不可思議なミステリースポットまで、日本全国の異界・禁足地を多数収録した禁断の書 *来訪者を祟り殺す南洋の離島 *自殺者の遺体が流れ着く呪われた島 *超古代の力が隠された日本のピラミッド *戦国時代の怨念渦巻く山奥の激流 *無作法者を発狂せしめる神々の禁足地 *動かす者に大事故を引き起こす鳥居 【収録】 〈日常と隔絶した異界の島々〉 大神島/沖ノ島/御積島/彦島/雄島/神津島/煙島/青島/戸島/第六台場 〈謎と不思議な渦巻くミステリースポット〉 深泥池/殺生石/八幡の藪知らず/人穴富士講遺跡/六甲山/黒又山/剣山/トンカラリン 〈入れば無事では済まない最恐怨霊禁所〉 おいらん淵/谷川岳一ノ倉沢/腹切りやぐら/中河原海岸/犬鳴トンネル/八甲田山/青木ヶ原樹海/空木平避難小屋/八王子城跡/泣く木/関ヶ原古戦場 〈不敬な来訪者に祟りをもたらす聖なる禁足地〉 オソロシドコロ/恐山/滝不動/熊野古道/羽田の大鳥居/平将門の首塚/三輪山/首塚大明神/八雲山
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-飲み屋で知り合ったのは両親が失踪したという男。彼が語った不思議な体験、そして…「十八年目の亀」、女子寮に一緒に住んでいた同期の娘の様子がおかしい。ある夜大きな音がしたらと思ったら…「迎えにこられる」、アパートの近所のおでん屋の主人と仲良くなり、彼のとんでもない身の上話を聞いたところ…「逃げられない」など、日常の中でふと踏み外した一歩のせいで、引き返せない暗闇の恐怖を目の当たりにする! 怪異を引き寄せる小田イ輔が放つ、ジワリと厭で邪な実話怪談集。※本コンテンツは単行本「実話コレクション 邪怪談」に収録の『恩返し不発』『なんらかの罠』『庭柱』と同一です。
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4.0飄々としたなかに毒に塗れた暗闇が口を開ける――。 ホラーライトノベル、そして一級の怪談の書き手として定評のある黒史郎が書き下ろす久しぶりの単著。 某ビルに勤める人に共通する、ある特徴の謎「イボビル」、娘が丹精込めて育てていたひまわりだと思ったら…「ひまわり」、祖母の家の庭に棲んでいた何かとは「たぬき穴」、覚えていたい夢を起きたら直ぐにメモをする息子、その彼が描いた恐怖「直ぐメモ」、中国人留学生が話す自国の暗闇「僵尸(きょうし)」、酒を飲んでなぜ悪乗りをするのか? 男が語る驚愕の理由「不運な男」など全37話。すべてを覆い尽くす黒い怪異、ページをめくるごとに足を掬われ、底なしの闇に食まれてしまえ…!
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-1巻748円 (税込)怪談の中の怪談…それは「呪い」。 「跡取りを六人あの世に連れいてく…」 ある家を絶やすための呪詛掛け軸。 不自然な絵の空きスペースに何が… (「六仙図」より) 憎いと思った瞬間から呪いは発動する。 最恐にして最凶、禁忌の実話怪談! この世でもっとも恐ろしい怪談、「呪い」に纏わる怖い話を集めた実話集。 ・六人の仙人を描いた掛け軸。だが、それは跡取り候補を六人あの世に連れて行く呪術絵…「六仙図」 ・白い裏面に白インクで印刷してくれと依頼された謎の図案。それには恐ろしい仕掛けが…「ステッカー」 ・亡き娘の日記に残されたいじめの事実と復讐のための呪法。母の決断は…「引き継ぐ」 ・山中で偶然縊死体を発見した男。警察から見せられたのは<私を見つけた者を呪います〉と書かれた遺書…「呪います」 ・ある児童の机の中に入っていた手紙。その子を褒めちぎる内容だが、翌日から異変が…「悪筆と達筆」 他、ズシンと36話収録!
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5.01巻781円 (税込)「五つで忘れる」 親族の背後に子供が並び立つ夢。 白装束の女が囁く呪いのお告げとは… 「絶対に忘れない」より 危険と知りつつ覗かずにはいられない、禁断の書。 呪いづくし実話怪談! 「呪い」「呪物」に纏わる実体験、体験者への聞き書きを集めた実話怪談集。 南東北の村で我流の呪願を続けた女の末路…「かしりのはて」黒木あるじ 山間の村を訪れる呪い屋が授けた禁断の呪具…「簪」嗣人 不審死を遂げた伯父宅の床下から出てきた甕…「醤油の家」蛙坂須美 除霊の儀式中に出てきたモノが発した呪いの予言…「鬼行」八木商店 樹海で拾ったロープに宿る呪力…「例の箱」住倉カオス 按摩師兼拝み屋の男に送られてきた呪いの風…「言呪」営業のK 異様な太り方をするようになった原因は謎のしゃぶしゃぶ店の肉…「豚王の呪い」 乗る者すべてを不幸にする風俗店の曰く付き送迎車…「理不尽な呪い」夜行列車 母の遺品から出てきた呪い日記に綴られた呪法…「知らぬ間に」 人死があった祟りの井戸水を飲む男…「呪恋」他、全23話収録。 業の深い話ばかりを封印した本書こそ、すでに一つの「呪物」なのかもしれない。
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5.01巻858円 (税込)怪談新世代、誕生。 歪ゆえに、悍ましく 粗削りゆえに、鋭く 防御0、攻撃100 直球で攻め込む恐怖 思考が止まる変化球 先人への崇敬と野心 踏襲改造目指せ斬新 欲しいのは恐怖だけ まずは読め、聞いてくれ! 新時代の恐怖60話! 怪を愛し、怪にとり憑かれ、日々怪を求めて尋ね歩く。 何か恐ろしい話、不思議な体験はありませんか、と。 助産師だけに聞こえる出産前の妊婦の腹から響く声…「産声」 社員食堂の排水に浮かぶ生き人形…「油まみれの紙人形」 閉館する写真館に保存してあったある女性の写真群。それには奇妙な点が…「家族写真」。 限界マンションに暮らす不気味な住人たちの共通点…「ご縁があったら」 母と息子の数奇な人生を繋ぐ怪…「日曜日のパンケーキ」 他、自身の体験または取材による聞き書き怪談の公募 「怪談マンスリーコンテスト」から生まれた、 新時代の作家らによる鮮烈な怪の記録60篇を収録!
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5.0娘の絵日記に描かれた黒いお友達、カナちゃんとは… 遭えば、やられる――。問答無用の地雷系怪談!! 因縁も情念も介在しない怪との遭遇。 遭えば、やられる――そんな単純だがいちばん恐ろしい、明日のあなたにも起こりうる恐怖を集めた実録怪奇譚。 ネットオークションで落札した冷蔵庫は時折ドアが開いてしまう。おまけに中から妙な音が聞こえてきて…「冷蔵庫が開く」、 雑居ビルに取り付けられた不自然な外付け階段。見ているうちになぜか異様にのぼりたくてなってしまい…「外付け階段」、 内向的な娘が突然明るくなった。初めてできた友達と頻繁に遊ぶようになってからだというが、その友達の正体とは…「カナちゃん」 他、戦慄の18話! 著者について 1995年、文庫第一作『現代怪奇妖異譚』を発表。 以降、作品集『怪異譚輯・墓地物語』等を手がける他。 『あなたの隣の怪談集』『魑魅の館』(以上、KKベストセラーズ)など著書多数。 アマゾン・Kindle他にて現在電子書籍を全開展開中。 共著近著に『街角怪談 噂箱』(エブリスタ編、竹書房文庫)がある。『怪談最恐戦2019』に参加。
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-前触れもなく理屈も通じず、ある日突然遭遇する怪。ひとたび遭えば傷つけられ、命すら脅かされる…そんな単純で恐ろしい怪異譚を集めた人気シリーズ第2弾! 門から家の方へ近づいてくる異臭。だがその臭いは妻にしか分からず…「腐臭が近づいてくる……」、玄関に飾られた青鬼の面。ある日、鏡越しに見ると目が…「鬼の面が歪む」、体調が悪くなる独身寮の部屋。壁と棚の隙間にねじ込まれていた紙片を見つけ開いてみると…「紙幣が、はさまっている」、不気味な噂の多い地下通路=トンネル。背後から濡れた足音が近づいてきて…「鬼ごっこ(強制)」他、明日は我が身の恐怖譚全28話収録!
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-丸ごと1冊、群馬県の本当にあった怖い話! 群馬の怪奇案内人として怪談会やメディアで大活躍の著者が、県内で起きた怪奇事件・恐怖体験を徹底調査、全力取材で書き下ろしたご当地実話怪談集。 ・昭和の頃、桐生駅そばで目撃された森の中のゾンビ。かつてそこでは悍ましい事件が…「マタンゴの森」 ・古墳に向かって投げた石が投げ返される。石にあたった者は…「高崎の古墳と銀杏の木」 ・意識を乗っ取られる高津戸峡の橋。自殺の名所の理由「美しい橋」 ・いじめで自殺した少年が掛けた壮絶な呪い。前橋の一家が背負う運命とは…「呪われた男」 ・断崖絶壁の途中で聞こえてくる幻の銃声の正体「谷川岳、死のザイル」 ……他、戦慄の35話。
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3.0怖いのに、惹かれる! 歴史ロマンと美しき自然に宿る怪、杜の都のご当地怪談 地元を知り尽くした仙台出身在住の著者と 怪談を集めて全国行脚するルポルタージュ怪談作家が徹底調査! 【青葉区】仙台藩刑場跡、お化けトイレの魔 【宮城野区】謎の耳鳴りに襲われる与兵衛沼 【若林区】津波で流された地に残る狐塚の怪 【太白区】秋保大滝の遊歩道に出る父子の霊 【泉区】一家惨殺の噂から生まれた幽霊屋敷 東北地方唯一の政令指定都市、仙台市のご当地怪談集。 五区それぞれの怪奇スポットや本当にあった怪異事件、恐怖体験談を大収録! 仙台藩刑場跡にあった琵琶首公衆便所で頻発した水の怪(青葉区) 江戸時代に六道の辻があった北目町ガード付近。 トンネルを東側に向かって潜ると、霊が背中に乗ってきて…(宮城野区) お狐様の結界か?津波から唯一守られた狐塚の怪(若林区) 秋保大滝の遊歩道で聞こえる霊の会話。 不動尊の絵馬に書かれた戦慄の内容との因果(太白区) 一家惨殺事件の噂が先行し心霊スポットになってしまった空き家。 だが、やがて噂通り霊が現れ家族を形成していき…(泉区) 他、歴史ロマンと豊かな自然に抱かれた杜の都の怪を徹底調査!
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-「路上に座り込んでいる少女がいた。 全身が真っ黒で、肌は爛れている。 女性が前を通る度に顔を上げて、「お母さん?」と訊ねている。 「見ちゃ駄目だからね」との友人の忠告にも拘らず、横を通るときに横目で少女の方を見た。 そこには誰もおらず、小さな靴だけが落ちていた」 10秒で読める怪奇譚が1000話。 1日1怪、2年8ヶ月分の恐怖詰め! 3行に凝縮された恐怖。 体験者から語られた本当にあった怖い話を1,000話記録した膨大なる実話怪談集。 失踪した友人が最後に残した奇怪な言葉。 死者の魂が飛び交う不思議な壷。 霧の遊歩道を引きずられていく縄で縛られた女。 硯箱の二重底に隠されていた謎の写真。 ベランダに落ちていた青い卵の恐ろしい中身。 海岸で拾った呪いの石。死んだネット友達の母と名乗る女からかかってくる怪電話。 母が亡くなる直前、自宅の廊下に現れた異形。 飼い猫がテレビの裏で一心不乱に齧るモノ…。 1日1話読むとして、2年8か月分のゾクッがこの1冊に封印されている。 お休み前に一服の闇をどうぞ――。
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5.0「欲しいのは、恐怖のみ」 怪談界一のへそ曲がりが正面から「恐怖」に挑むガチで怖い実話怪談! 怪談が怖いのは当たり前、他人と同じものは書きたくないと 怪談の横道を行き続けたひねくれ男が原点回帰! ただひたすらに恐怖のみを追い求めた本気で怖い実話怪談。 生前、祖父が神様と呼んだ庭の巨石。石に向かって手を合わせると禍々しき言葉が耳に…「神様」 ハンカチを飲み込む奇行で窒息する社員が続出する会社。布の柄には見覚えが…「願い」 稀代の占い師と呼ばれた伯母が若い二人に残した予言。伯母の死後、恐るべき怪異が…「二人」 ある男性と関わると世界が歪みだす。洗脳を超えた奇怪な術の正体は…「ここに漂え」 ほか、浮世と幽世の闇を奥の奥まで覗ききった底冷えの1冊!
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-〈厭系〉開祖による新シリーズが始動! 決して抜け出すことのできない忌まわしき闇の沼… 「絶望。そう絶望だ。ここには絶望が住んでいる。」 (「結果待ちの話」より) この世の理から完全に外れてしまっている不幸の数々…厭怪談の妙手・つくね乱蔵の「絶厭怪談」シリーズが始動! ・妹が連れてきたのは驚くほど丁寧に作り込まれた赤ん坊の人形で…「新しい家族」 ・妻子を失う不幸に襲われた夫、それでも幸せだと言う理由は…「石田家の幸福」 ・義母への対抗心から始めたお盆の段取りは何かが間違っていたようで…「完璧なお供え」 ・入ってはいけないと強く感じたにも拘らず侵入した結果が招く恐怖…「結果待ちの話」 ・生活の全てに罪の可能性があると言う娘を襲った悲劇…表題作「深い闇の底から」 ほか全30話。 何が起こっても落ち着いて対処するか、或いは静かに諦めるか…明日の絶望がここにある。
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-お寺に隠れたリアル怪奇譚 徹底取材で明かされる!!僧侶の恐怖・不思議体験、寺院に纏わる怪談 ナナフシギ・大赤見ノヴ氏の実体験も収録! 現世に立ちながら、あの世に一番近いところでその世界を見渡しているのは僧侶なのかもしれない。 5000人を超える人たちの怪談を取材してきた著者が僧侶、またはその近親者や関係者に限定してインタビューを敢行、ディープなルポ怪談がここに誕生した! ・震災に見舞われた地にボランティアで入った時の不思議な体験「とある阿闍梨の話」 ・事故物件に祓いをしに行ったのだが…「猫供養」 ・お上人であった夫を看取ったとき…「夫の来迎」 ・面妖な像の不思議な謂れ「火を呼ぶ邪鬼」 などのほか、四谷怪談のお岩さまの墓を巡る検証ルポや各地の僧侶にまつわる伝承などを収録。
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-地元民が群馬の怖い話を語る噂の怪談会。 そこで語られた衝撃・戦慄の実話を一挙収録!! 群馬県高崎市で地元の怪談家を中心に開かれてきたご当地怪談会〈高崎怪談会〉。 今回は主催の戸神重明のもと、籠三蔵、北城椿貴、しのはら史絵、春南灯、マリブル、夜馬裕――高崎怪談会の歴史を彩ってきたゲスト6人が大集結。 2015年よりこれまで20回以上開催されてきた中でも特に忘れがたい恐怖譚と、新作書き下ろしを贅沢に収録。「高崎の四つ辻」「高崎郊外の古寺」(戸神重明)、「赤城山の夜道」(マリブル)他、群馬の怖い話もが満載! ・無数のダルマが燃やされる前橋市のとある公園の「どんと焼き」。帰宅後、シャワーを浴びていると浴槽に赤いものが…「だるま」春南灯 ・恋人の部屋の洗濯機を回していると猫の断末魔が聞こえてくる。だが、それを言うと彼は豹変して…。彼の死んだ元カノと猫の因縁。真実はどこに?…「死猫三景」夜馬裕 ・前橋市の嶺公園の電話ボックスで電話をかけると、事故死した女性の声が聞こえるという噂。ためした二人の男が体験した恐怖とは…「Lサイズよりも大きな紙コップ」マリブル ・樹海の肝試しで拾ってきたロープと木切れ。それで絞首台のオブジェを作って枕元に飾った男は…「ユウマさんの絞首台」籠三蔵 ・千葉県I市のアパートに響く異音と怪現象。ある日、自撮り写真の目の中に緑色の何かが写っていることに気づき…「酒乱の地縛霊」北城椿貴 ・乙女岩を目印にそれより先に進んではならぬ――地元の海の掟を破った漁師とその子供達はその日から恐ろしい夢を見る…「太刀魚と刃」しのはら史絵 ・高崎の四つ辻の角にある商店の軒先にしゃがみこんでいた女。その後、店は一家全員不幸に見舞われてしまい…「高崎の四つ辻」戸神重明 ほか、全32話収録。 著者について 籠 三蔵(かご・さんぞう) 埼玉県生まれの東京都育ち。 山野を歩き、闇の狭間を覗く、流浪の怪談屋。尾道てのひら怪談大賞受賞。 北城椿貴(きたしろ・つばき) 1989年、神奈川県出身。 短歌が毎日新聞、NHK短歌、ダ・ヴィンチなどに載る。 共著に『Quiet Smile』他 しのはら史絵(しのはら・しえ) 脚本家、怪談蒐集家。映像、ラジオドラマのシナリオを手がける傍ら、怪談会やイベントも主催。 春南 灯(はるな・あかり) 「高崎怪談会3」「同8」に出演。 元前橋市民。筆名の由来は榛名山。 単著に『北霊怪談 ウェンルパロ』。 1981年、群馬県出身。四代目雛人形司、県伝統工芸師。 「怪談最恐戦 東京予選」二年連続出場。
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-微かな違和感を辿った先に見えた「怪」と「恐怖」! 牛舎の脇に放置された車の下から乳児の腕がぷらんと生えている。 覗く度に数は増えて…(「車の下の腕」より) 元ホスト、薬の売人、デリヘル嬢、テレビ局AD、植木職人、コスプレーヤーにSE…。 人に会うたび、怪を訊く。そこで掴んだか細き糸を手繰り寄せ、闇に沈んだ糸先に在るものに目を凝らす。本書はそうした丹念な作業のもと綴られた実話怪談である。 ●栃木の山中の廃墟探検。そこで起きた悪夢の一部始終…「廃村旅行」 ●娘が描く父の絵には角が生えている。父には心当たりが…「パパの似顔絵」 ●散歩中に見かける牛舎の脇の車。車体の下から漏れる光に誘われ覗き込むと、乳児の腕が…「車の下の腕」 他、公募実話怪談大会「怪談マンスリーコンテスト」で頭角を現した新星が綴る万華鏡の如き全47話!
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4.0「玉目! おまえ怪談は金輪際やらねえっ!って云ってたけど、出汁きいてんじゃねえかよッ!」 ――平山夢明 「人間って内臓が穴からこぼれちゃうんだね。製麺機からにゅるにゅる出てきた生麺みたいに…」 収録話「事故物件じゃないの?」より 目を凝らせばそこここに浮かび上がるのは、夥しい怪異と救われない恐怖――冨士玉目の目にはなにが見えているのか。 ・廊下に充満した悪臭の原因…母子による絶望のメッセージの行方「会議で言いたかったこと」 ・夜中に突然、娘の口から発せられるしわがれた男の声「縁もゆかりもない」 ・山が啼くという奇妙な言葉の驚愕の真実「アがなく」 ・叔父が描いた絵に隠された忌むべき秘密「女神の絵」 ・いつも旨いお茶を入れる事務所の子の様子がおかしい、やがて知る不可解な出来事「茶の味」など。 人気シリーズ「怪談四十九夜」の掲載作の再録とともに書下ろしを加えた48話を収録。
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3.0「なんか怖い話ない?」の募集開始から、24時間で100話突破! 投稿総数558! まさかここまで集まるとは…(怖) 集めたほうも震えた上位24話を厳選収録。 深夜の病院に、患者の命を食べる箸の音が聞こえる…「私と彼女とあの女」、悪霊が友達になりすまして襲ってくる…「友達が事故物件に住んだときの話」、ひとりカラオケのはずが、赤ん坊の泣き声が被さってくる…「カラオケ」、ボールを蹴ったつもりが、生首に変わっていた…「両手がおぼえている」ほか、小説投稿サイトで集まったまさかの実話怪談。エブリスタで開催された史上最恐の〈リアル怪談コンテスト〉から、これは洒落にならない! というガチ怖投稿を厳選収録! 「幽霊見た!」とかレアでしょと思ったら、意外と、みんな、体験してたらしい……。
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5.0Twitter投稿企画、竹書房文庫ランキング1位 実話怪談シリーズ最新刊! 男は呟いた…「裏側にも顔があって怖かったので殺したのです」(「裏側の顔」より) 伝説の実話怪談〈脳釘怪談〉のシリーズ最新刊が満を辞して登場! ・キャンプ中に突如体験した戦慄の出来事とその顛末…「呼ばれる」 ・恐ろしい夢を見てしまう禁忌の部屋では過去何が…「食人の間」 ・関ヶ原古戦場で不気味な風体のものたちに出遭う…「欠けた人」 ・怖い話を綴る業なのか、怪談作家や家族の身に起きたリアル恐怖譚…「ある怪談作家の家」 ・無人の部屋で勝手に点いたモニター、映し出された恐怖とは…「窒息オーディション」 ――などファン待望の恐怖満載、60話を収録。
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5.0平穏な日常を嘲笑う超リアルな恐怖譚! 伝説の実話恐怖譚「脳釘怪談」シリーズ待望の新刊! プール一面に薄ピンクのものが… 「脳だ。これって人間の脳みそじゃんか――」 「三十六 プールにいっぱい浮いていた」より 怪異の断片から巻き込まれる悪夢の数々――朱雀門出の人気シリーズ第七弾! ・幼い頃より鬼や霊を見る男が、それ以外に見えるという奇妙な物とは「車輪を回す」 ・居酒屋で耳鳴りと同時に見えたのは真っ黒な…「ブクブクブクブク」 ・子供の頃に遊んでいた神社には賽銭箱に座っているお爺さんがいた「死んだ神さま」 ・友達が死んだのは箱から飛び出た刃物で首を切ったからなのに…何が正しい記憶なのか「喉切り箱」 ・二階の部屋から見える学校のプール、ある冬の早朝の異変「プールにいっぱい浮いていた」 ――など44編を収録。
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4.0日常が転変する奇怪な実話怪談! 不可思議な世界観が病みつきになる朱雀門出の人気実話怪談シリーズ〈脳釘怪談〉第6弾! ◎血に塗れたおぞましい光景を目撃してから日常に悪夢のような怪異が刺し込まれる…「こぶん」 ◎まるで妖怪!?海上で遭遇した溺死体の奇怪過ぎる姿…「白い鱗」 ◎生首をつまむ大鬼、首吊り死体が連なる部屋、頭だけの怪物など子どもの頃に目撃した信じ難い怪事を集めた十二連作…「新・真実の世界」 ◎深夜の国道に進撃する恐ろしく巨大な…「ギガントコップ」 ◎オカルトに没頭し突然失踪した従兄、その部屋で見た奇妙なものと絶望の結末…「×」 ――など収録。歪んだ怪奇世界を覗く、朱雀門実話怪談開幕!
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5.0「あの部屋、一人死んでるらしいよ」 引っ越し先に選んだのは、最凶の事故物件だった…「四階の部屋」より 大人気怪談DJが、日常の影、恐怖体験の深部を暴く、地下〈アンダーグラウンド〉怪談第2弾! DJとして活動する傍ら怪異を追究する怪談蒐集家・響洋平が綴る地下〈アンダーグラウンド〉怪談第2弾! ●暗い夜道をひとり走行中に悍ましい怪に遭遇する恐怖…「峠道」 ●不気味な老婆に憑かれた少女の除霊を試みるも奇妙な因縁が明らかに…「読経」 ●廃墟を改装したドイツのクラブ、恐ろしい異形が巣食うその場所には陰惨な歴史が蓄積していた…「ベルリンの幻影」 ●何故かこの話だけ上手く語れない――著者本人がそう記す本気で障る禁忌の怪談…「夜の慟哭」 ――等、22篇を収録。 地下深くから響く断末魔の叫び声があなたにも聞こえるか……
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4.5総武線の終電は幽霊だらけ!? 住めば危険な土地がちはら台に… 死の淵に誘われる最恐スポット金山ダム 無数の亡霊が渦巻く赤山地下壕 日本兵の霊が蠢く大房岬 恐ろしい伝承を残すおせんころがし 徹底取材! 千葉県各地の恐怖体験談を市原出身の女優怪談師が綴る YouTubeや舞台などでも活躍中、市原出身の女優怪談師・牛抱せん夏が徹底取材した地元・千葉県の実話怪談本! 松戸市に現存する恐怖のマンション「物件探し」 蘇我にある怪奇現象が多発する魔の三角地帯「ミステリーゾーン」 海水浴客を死に誘う怪異が巣食う観光地「九十九里のビーチ」 県内最恐の心霊スポットで著者自身を襲った衝撃の実体験「金山ダムでの撮影で…」 祭囃子がこだまする異空間に迷い込む戦慄の異界体験談「館山市Fホテルのそばで」ほか収録! 有史以来、数々の遺跡・伝説が残る房総半島には今でも怨念が渦巻いている…
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-お前はあのシシば喰った。 秘密を漏らせば、カシンワトゥィがお前の四肢を喰いに行く…。 猪撃ちの猟師の家に泊まった旅人を襲う恐怖。謎の言葉の意味とは!?(「カシンワトゥィ」より) 禁忌の実話怪談23話!! 中古価格で購入した新築未入居物件は、なぜか生き物の死を呼んでしまう。その原因は思わぬ所に…「忌み家」、霊が出ると噂の廃屋を探検しに行った少年二人が見たものは…「イエローハウス」、サークル仲間で行った海外ダイビング。突然メンバーの一人が消えたと騒ぎになるが…「サブマリン」、阿蘇で知り合った猟師の家に宿を借りた旅人。好意からと思っていたが、夜に突然連れ出され…「カシンワトゥィ」他、著者4人の個性と嗅覚のもと集められた戦慄の23話。平成最後の「超」怖い話! 著者について ○編著者 加藤一(かとう・はじめ) 1967年静岡県生まれ。O型。獅子座。人気実話怪談シリーズ『「超」怖い話』四代目編著者として、冬版を担当。また新人発掘を目的とした実話怪談コンテスト「超-1」を企画主宰、そこから生まれた新レーベル『恐怖箱』シリーズの箱詰め職人(編者)としても活躍中。主な著作に『「忌」怖い話』、『「超」怖い話』、『「極」怖い話』シリーズ(以上、竹書房文庫刊)、『怪異伝説ダレカラキイタ』シリーズ(あかね書房)など。 ○共著者 久田樹生 (ひさだ・たつき) 1972年九州生まれ。2007年より冬の「超」怖い話に参加。主な著作に『「超」怖い話 死人』『「超」怖い話 ひとり』など。 渡部正和(わたなべ・まさかず) 山形県出身、O型。2010年より冬の「超」怖い話に参加。主な著作に『「超」怖い話 鬼門』『「超」怖い話 鬼市』など。 深澤夜 (ふかさわ・よる) 1979年栃木県生まれ。2014年より冬の「超」怖い話に参加。2017年より夏も兼任。主な著者に『「超」怖い話 鬼胎』など。
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-喰らいつくせ。骨までしゃぶれ。これが実話の、恐怖の味だ! 現実から削り取った唯一無二の実話怪談、人気の干支シリーズ最新作! 山の〈護り木〉に自分と友人の名を彫った少女。その後少女は自殺し、遺された友人は…二部作「隠」「行」、開店まもない料理店に届いた謎のダンボール、異臭を放つその中身から不幸が始まる…「ガラ」、犬を轢き殺してしまった男に付き纏う飼い主らしき男の影、だがその男は既に死んでいて…「器物損壊」、不動産業を営むプロが直感でわかる違和感、それは…「職業的勘」他、不気味な後味を残す全28話を収録。怪――こと霊に纏わる怪は、死から生まれたと言っても過言ではない。死から生まれる業の息吹。実話怪談とは、屍から拾い上げ、なお手の中で息づく恐怖そのものなのだ。 著者について 【著者】 ○編著者 加藤一(かとう はじめ) 1967年静岡県生まれ。O型。獅子座。人気実話怪談シリーズ『「超」怖い話』四代目編著者として、冬版を担当。また新人発掘を目的とした実話怪談コンテスト「超-1」を企画主宰、そこから生まれた新レーベル『恐怖箱』シリーズの箱詰め職人(編者)としても活躍中。主な著作に『「忌」怖い話』、『「超」怖い話』、『「極」怖い話』シリーズ(以上、竹書房文庫刊)、『怪異伝説ダレカラキイタ』シリーズ(あかね書房)など。 ○共著者 久田樹生 (ひさだ たつき) 1972年九州生まれ。2007年より冬の「超」怖い話に参加。主な著作に『「超」怖い話 死人』『「超」怖い話 ひとり』など。 渡部正和 (わたなべ まさかず) 山形県出身、O型。2010年より冬の「超」怖い話に参加。主な著作に『「超」怖い話 鬼門』『「超」怖い話 鬼市』など。 深澤夜(ふかさわ よる) 1979年栃木県生まれ。2014年より冬の「超」怖い話に参加。2017年より夏も兼任。主な著者に『「超」怖い話 鬼胎』など。
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5.0〈祠のもの〉が言う。 「赤い猿、赤い兎は殺して喰え」 謎の祠を祀った山を守る一族に伝わる怪… 「ふしの」より 怪を聞き、怪を綴って32年目突入! 実話怪談のレジェンド、恐怖極めたシリーズ最新刊。 体験者から聞き集めた怪異を連綿と記録し続ける伝説の実話怪談シリーズ、卯年編。 ・夫婦の寝室で聞こえる不安定な足音。 生後すぐ亡くなった息子に違いないと言うのだが、そこにはある法則が…「蹈鞴」 ・同級生をイジメで死に追いやった小学生。白を切ろうとするが、自殺した少年が現れて…「因業」 ・山で遭難した姉弟が見た白兎と思しき姿。後を追った先にいたモノは…「鬼」 ・山の兎だけは食べるなと言う祖母と、それを聞かぬ祖父。祖母がある呪文を口にすると猟に異変が…「ジビエ」 ・なかなか治癒しない骨折と幻覚に悩まされる男。ギプスの中から謎の紙片が…「ギプス」 他、卯年にちなんだ兎絡みの怪など全30話収録。
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-真冬にさらなる冷気を求めんとする猛者に捧ぐ最恐怪談集。 首を絞められた時の痣が残る夫。夜中、夫の口から若い女の声が…「いじり」、実家の納屋から出てきた身蓋箱。中に入っていた4体の着せ替え人形にはなぜか右腕がなく…「欠けた記憶」、廃墟温泉街で見かけた吊り橋の向こうに立つ着物美人。橋を渡る途中で気づいた違和感とは…「ギリギリ死なない」、猛烈に湧き上がってくる食べ物への妄執。いざ口にすると奇妙なことが…「葛饅頭から始まる怪談」、始まりは水道水からの腐臭。家族の連続死。怪異の原因はある写真に…「封印」他、著者4人がそれぞれの嗅覚で引き寄せた戦慄の実話!
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-著書曰く、本書はありとあらゆる怪異を「雑煮のごとく放り込んだ」救いなき一冊である。目次には、それこそ市のように、極彩色の恐怖が尋常ならざるオーラを放ちながら犇いている。誰かに読まれることを希求し、熱く揺らめきながら並んでいる。そのどれもがおぞましく、ひとたび頁を繰ったならば、ただでは済まされぬ毒気を孕んでいる。それだのに、我々の指は止まらずに禁断の扉を押し開けてしまうのだ……。それが人間の業であり、すべての怪異の大本でもあるように思う。恋も恨みも一線を越えれば鬼となる。理性と良心はいともたやすく侵蝕され、暗い欲望に身を任せる悪鬼となってしまうのだ。実話怪談を読むこと――それは体験者の生涯に素手で触れるようなものだ。その業に、鬼に、触れる……どうか覚悟を持って読んでいただきたい。
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-著書曰く、本書はありとあらゆる怪異を「雑煮のごとく放り込んだ」救いなき一冊である。目次には、それこそ市のように、極彩色の恐怖が尋常ならざるオーラを放ちながら犇いている。誰かに読まれることを希求し、熱く揺らめきながら並んでいる。そのどれもがおぞましく、ひとたび頁を繰ったならば、ただでは済まされぬ毒気を孕んでいる。それだのに、我々の指は止まらずに禁断の扉を押し開けてしまうのだ……。それが人間の業であり、すべての怪異の大本でもあるように思う。恋も恨みも一線を越えれば鬼となる。理性と良心はいともたやすく侵蝕され、暗い欲望に身を任せる悪鬼となってしまうのだ。実話怪談を読むこと――それは体験者の生涯に素手で触れるようなものだ。その業に、鬼に、触れる……どうか覚悟を持って読んでいただきたい。※本コンテンツは単行本「「超」怖い話 鬼市」に収録の『デッドスペース』と同一です。
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4.0怪談愛―そんな言葉があるものかどうか定かではないが、この風変わりな新人・松村進吉には確実にそれがある。単なる怪談好き、ホラーファンというレヴェルを超えた情愛、言うなれば「恐怖」と心中する覚悟が彼にはある。それでいてこの男、稀に見る怖がりだというから面白い。しかしながら怪を恐れ、畏れる心は存外、怪談ハンターにとって必要なものなのかもしれない。小心こそ、最大の武器。恐怖に対して不感症では、拾えるものも拾えないからだ。今回彼が集めてきた話はなかなかニクイ。体験談とは、体験者を描くことに尽きる。怪を描きつつ怪に遭った人間そのものを炙り出すその筆致は、我々の心に忘れ得ぬ「恐怖」を刻んでくれることだろう―。
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-怪談愛―そんな言葉があるものかどうか定かではないが、この風変わりな新人・松村進吉には確実にそれがある。単なる怪談好き、ホラーファンというレヴェルを超えた情愛、言うなれば「恐怖」と心中する覚悟が彼にはある。それでいてこの男、稀に見る怖がりだというから面白い。しかしながら怪を恐れ、畏れる心は存外、怪談ハンターにとって必要なものなのかもしれない。小心こそ、最大の武器。恐怖に対して不感症では、拾えるものも拾えないからだ。今回彼が集めてきた話はなかなかニクイ。体験談とは、体験者を描くことに尽きる。怪を描きつつ怪に遭った人間そのものを炙り出すその筆致は、我々の心に忘れ得ぬ「恐怖」を刻んでくれることだろう―。※本コンテンツは単行本「「超」怖い話 怪記」に収録の『俺の猫』『五穴』と同一です。
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-秘めた過去を、隠さねばならない真実を抱えた人たちがいる。彼らが遭遇した怪異の原因がその“閉じ込めたもの”にある場合、その体験談は誰にも語られぬまま、朽ちることもできずに胸底に仕舞われていく。多くは生々しい恐怖といまだ消せぬ未来への不安とともに…。実話怪談、またの名は聞き書き恐怖譚。誰かが体験した恐怖を聞き取り、書き残したもの。今回収録することができた話は、著者・久田樹生の人間性に負うところが大きい。けして秘密を暴くのではない、体験者自らが打ち明けてもいいという気持ちになるのは、彼らが抱え続けた痛みを共に背負う覚悟が久田にあることが分かるからだろう。固く閉ざされた心の禊を久田が解く時、恐怖は堰を切って溢れだす。そう、これは禁忌の解放なのだ。 秘められた過去、匿された因果、噴き出す怪とこの恐怖。禁忌の域に挑む聞き書き実話怪談!