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底無しの黒い恐怖!!
黒史郎の実話怪談新シリーズ始動!
現代で採集された話と先人の記録(のこ)した譚(はなし)を読み比べる――
「わたしからサオリを奪った男って…」
何万人ものアカウントから特定し、つきまとう女!
「裏アカ女子」より
「妹の顔の皮を剥いで遺体を雪の下に埋めた…」
そして、兄は家へ入るなり卒倒した!
「皮むき峠」より
奇妙でじわじわ怖い――ホラー作家・黒史郎が紡ぐ実話怪談の新たなシリーズが発動。
・登山中の若い頃の祖父の写真、妙な違和感を覚える「救助者」
・母親が描いた怪人の絵を異様に怖がる息子がある夜…「悪魔が来る」
・自分と合わない客には露骨に不愛想になる飲み屋の女将の理由「寄る辺」
――など、著者が採集した現代の怪談の数々と、民俗資料や伝承記録から先人が残した怪談を掘り起こして収録。
体験した者がいて記録する者がいるのは今も昔も変わらない――怪談フリークが紡ぐ新たな読み味をお楽しみいただきたい。
Posted by ブクログ 2023年01月21日
現代のエピソードと土地に伝わる昔話がサンドイッチ構造で語られるのが特徴の怪談本。
昔話パートでは実話怪談にはめずらしく区や町の名前まで出ており、ごく身近なエリアのエピソードが登場したこともあって興味を惹かれた。
現代パートも嘘くささが少なく、「本当にありそうだな」と思える話が多かったが、そのぶんおど...続きを読む
「禍蝕症」
霊の話ではないが、実に恐ろしい。もともと健康だった人が何故こうなってしまうのか。
考えてみれば、災いをもたらす物だって、人の念が取り憑いた物であり、一番怖いのは生きている人間なのだ。
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