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  • 覇王の家(上)

    覇王の家

    小説・文芸
    4.0
    1~2巻825円 (税込)
    徳川三百年――戦国時代の騒乱を平らげ、長期政権(覇王の家)の礎を隷属忍従と徹底した模倣のうちに築き上げた徳川家康。三河松平家の後継ぎとして生まれながら、隣国今川家の人質となって幼少時を送り、当主になってからは甲斐、相模の脅威に晒されつつ、卓抜した政治力で地歩を固めて行く。おりしも同盟関係にあった信長は、本能寺の変で急逝。秀吉が天下を取ろうとしていた……。
  • 覇王の家(上下) 合本版

    覇王の家(上下) 合本版

    小説・文芸
    4.0
    1巻1,650円 (税込)
    徳川三百年――戦国時代の騒乱を平らげ、長期政権(覇王の家)の礎を隷属忍従と徹底した模倣のうちに築き上げた徳川家康。三河松平家の後継ぎとして生まれながら、隣国今川家の人質となって幼少時を送り、当主になってからは甲斐、相模の脅威に晒されつつ、卓抜した政治力で地歩を固めて行く。おりしも同盟関係にあった信長は、本能寺の変で急逝。秀吉が天下を取ろうとしていた……。 ※当電子版は『覇王の家』(上)(下)の全二巻をまとめた合本版です。
  • 箱根の坂 全3冊合本版

    箱根の坂 全3冊合本版

    小説・文芸
    4.8
    1巻2,037円 (税込)
    応仁ノ乱で荒れる京都、室町幕府の官吏、伊勢氏一門の末席に、伊勢新九郎、後の北条早雲がいた。家伝の鞍作りに明け暮れる、毒にも薬にもならぬ人間で生涯をことなく送るのが望み、と考えていた。だが、妹分の美しい娘、千萱の出現が、彼の今までの生き方を激変させる契機となり覇者への道を歩み出した……。 北条早雲の生涯を描いた傑作長編。全3冊セットで登場!
  • 花咲ける上方武士道

    花咲ける上方武士道

    小説・文芸
    3.3
    1巻1,430円 (税込)
    風雲急を告げる幕末、公家密偵使・少将高野則近の東海道東下り。大坂侍・百済ノ門兵衛と伊賀忍者を従えて、恋と冒険の傑作長篇。
  • 幕末
    完結

    幕末

    少年・青年マンガ
    -
    全1巻950円 (税込)
    歴史はときに、血を欲する──司馬遼太郎のロングセラー歴史小説を、『墨攻』や『ムカデ戦旗』で知られる時代劇画の第一人者である森秀樹がコミカライズ! 原作の連作短編集中、「桜田門外の変」と「花屋町の襲撃」の2編を収録しました。 「桜田門外の変」は、尊皇攘夷派の薩摩藩士・有村治左衛門が水戸藩の脱藩志士17名と供に、大老・井伊直弼を襲撃するまでを描いた作品。安政の大獄で父と兄が獄死した松子と治左衛門との、淡い恋も綴られる。この暗殺事件から幕末狂瀾の時代が始まります。 「花屋町の襲撃」は、海援隊の陸奥陽之助(宗光)が、暗殺された坂本竜馬の仇を討つまでの物語。同士として頼ったのは京女のお桂と、剣客「後家鞘の彦六」。竜馬との奇妙な恩義で結ばれた3人の復讐劇の直後、王政復古の号令が下り、幕末は終わりを告げます──。 本作は、週刊文春において2017年5月から10カ月にわたって連載され、動乱の時代を彩った志士たちの群像描写と緊迫感溢れる殺陣シーンが大きな反響を呼びました。 なお、司馬遼太郎・森秀樹コンビによる「文春時代コミックス」シリーズとして、2021年6月刊の今作を皮切りに、7月に『新選組血風録 一』、8月に『新選組血風録 二』、9月に『新選組血風録 三』を連続刊行する予定です。ご期待ください。
  • 幕末

    幕末

    小説・文芸
    3.8
    1巻880円 (税込)
    「歴史はときに、血を欲した。このましくないが、暗殺者も、その兇手に斃れた死骸も、ともにわれわれの歴史的遺産である。そういう眼で、幕末におこった暗殺事件を見なおしてみた」(「あとがき」より)。春の雪を血で染めた大老・井伊直弼襲撃から始まった幕末狂瀾の時代を、清河八郎、吉田東洋など十二の暗殺事件で描く連作小説。
  • 馬上少年過ぐ

    馬上少年過ぐ

    小説・文芸
    3.9
    1巻880円 (税込)
    戦国の争乱期に遅れて僻遠の地に生まれたが故に、奥羽の梟雄としての位置にとどまらざるをえなかった伊達政宗の生涯を描いた『馬上少年過ぐ』。英国水兵殺害事件にまきこまれた海援隊士の処置をめぐって、あわただしい動きを示す坂本竜馬、幕閣、英国公使らを通して、幕末の時代像の一断面を浮彫りにした『慶応長崎事件』。ほかに『英雄児』『喧嘩草雲』『重庵の転々』など全7編を収録する。
  • 人斬り以蔵

    人斬り以蔵

    小説・文芸
    3.7
    1巻990円 (税込)
    自己流の暗殺剣法を編み出し、盲目的な殺し屋として幕末の世を震えあがらせた岡田以蔵の数奇な生涯を追跡する表題作。日本陸軍建軍の祖といわれる大村益次郎の半生を綴った『鬼謀の人』ほか、『割って、城を』『おお、大砲』『言い触らし団右衛門』『売ろう物語』など。時代の変革期に生きた人間の内面を鋭く抉り、長編とはまた異なる味わいの、人間理解の冴えを見せる好短編、全8編。
  • ひとびとの跫音 上

    ひとびとの跫音

    小説・文芸
    3.9
    1~2巻607~733円 (税込)
    歴史を変革する人物を描きつづけた著者が初めて身近な、正岡子規の詩心と情趣を受け継いだひとびとの豊饒にして清々しい人生を深い共感と哀惜をこめて描く。司馬文学の核心をなす画期的長篇。読売文学賞受賞作。
  • ビジネスエリートの新論語

    ビジネスエリートの新論語

    小説・文芸
    3.7
    1巻947円 (税込)
    昭和30年、産経新聞記者時代の司馬遼太郎が、本名・福田定一で刊行した “幻の新書”を完全版として復刻刊行。 古今の典籍から格言・名言を引用、ビジネス社会に生きる人たちにエールを 送る本書は、著者の深い教養や透徹した人間観が現れているばかりでなく、 大阪人であることを終世誇りとしていた著者の、卓抜なるユーモア感覚に満ちている。 さらには、本書の2部に収録、記者時代の先輩社員を描いたとおぼしき 「二人の老サラリーマン」は、働くことと生きることの深い結びつき問う、極めつけの 名作短編小説として読むに充分である。 現代の感覚をもってしても全く古びた印象のない本書は、むしろ後年に国民作家と 呼ばれることになる著者の魅力・実力を改めて伝えてくれる。 まさに「栴檀は双葉より芳し」。ビジネス社会を生きる若い読者にも、ぜひ薦めたい一冊。
  • 風神の門(上)

    風神の門

    小説・文芸
    4.2
    1~2巻935円 (税込)
    関ヶ原の合戦によって豊臣家が大坂城にとじこめられてしまった時期、伊賀の忍者の頭領、霧隠才蔵は人ちがいで何者かに襲われたことから、豊臣・徳川の争いに次第にまき込まれてゆく。生来、いかなる集団にも属することを嫌った才蔵であったが、軍師真田幸村の将器に惹かれ、甲賀の忍者、猿飛佐助とともに、豊臣家のために奮迅の働きをし、ついには徳川家康の首をねらうにいたる。
  • 梟の月

    梟の月

    過去も記憶も喪い、妖怪の世で目が覚めた私は、かわいらしい妖怪達に囲まれ文字を教える「先生」として生活していた。いつも傍らにいるのは、私を知っているらしいアオバズク。私はなぜこの世界にきたのか。
  • 文春ムック コミック 新選組血風録
    完結

    文春ムック コミック 新選組血風録

    少年・青年マンガ
    -
    全1巻700円 (税込)
    司馬遼太郎の名作『新選組血風録』が初のコミック化! 没後25年を迎えた巨匠・司馬遼太郎が活写した、近藤勇、土方歳三、沖田総司たち。 その血塗られた闘いがここに蘇る。 同志への粛清を描いた「芹沢鴨の暗殺」 池田屋事件秘話「長州の間者」 沖田総司の愛刀「菊一文字」 の3篇を収録。 特別収録エッセイ・司馬遼太郎「新選組新論」も掲載しています。 ※コミック『新選組血風録』は「週刊文春」誌上に2018~2020年に連載された中から3篇を選び再編集しました。
  • ペルシャの幻術師 1

    ペルシャの幻術師

    少女・女性マンガ
    4.5
    1~2巻950円 (税込)
    司馬遼太郎の幻のデビュー作は女性が主人公だった! 海音寺潮五郎が「幻覚の美しさに惚れこんだ」と絶賛した名作に、文化庁メディア芸術祭審査委員会推薦作品選出の漫画家・蔵西が挑む。 ☆電子書籍版限定特典として、巻末にキャラクターの初期設定画を収録!☆ ◆ストーリー 十三世紀、世界を席巻したモンゴル軍の猛攻は、ペルシャにまで至った。 モンゴル軍団を率いる大鷹汗(シンホルハガン)ボルトルは、ペルシャ高原の町メナムに攻めいる。ボルトルはメナムで美姫・ナンを見初め、自らへの愛を求める。 そこに、ボルトルの命を狙う幻術師・アッサムが現れ、ナンを幻惑する――。 西紀一二五三年の夏、ペルシャ高原のひがし、プシュト山脈をのぞむ高原の町メナムは、ここ二カ月、一滴の雨にもめぐまれなかった。―― 新月のまだ懸らぬ六月二十八日の夜、いまから一月前のことである。アラ山脈を越えて突風のようにやってきた蒙古兵が、メナムの町を一夜のうちに鮮血の霧で包んだ。町の土侯とその兵は戦わずして遁げ、市民は、血に飢えた東方の蛮族の手で思うさま殺戮された。シナ北西部はおろか、遠く東ヨーロッパまで征服した成吉思汗(ジンギスカン)四世蒙哥(マング)が、その弟旭烈兀(フラーグ)に二十万の兵を授けて、史上有名なペルシャ攻略の緒にようやくつきはじめたのである。そうした殺伐な背景のなかに、この数日来、メナムの町は奇妙な賑いをみせていた。  沙漠をゆく隊商(キャラバン)が、水を買いにきて市を立てる。―― 司馬遼太郎「ペルシャの幻術師」より
  • ペルシャの幻術師

    ペルシャの幻術師

    小説・文芸
    3.3
    1巻693円 (税込)
    十三世紀、モンゴル軍に占領されたペルシャ高原の街メナム。そこにはモンゴル軍の司令官、大鷹汗ボルトルからの求愛に悩む美姫、ナンの姿があった。ある日、ナンは市場で青い衣をまとった不思議な人物、アッサムに出会った。アッサムは幻術によって、ナンにこれまでにない快楽を味あわせ、さらにボルトルをもその術中に陥れていく。初めて司馬遼太郎の筆名で書かれた幻のデビュー作である表題作など初期の作品全八篇を集めた短篇集。
  • 北斗の人 新装版

    北斗の人 新装版

    小説・文芸
    4.2
    1巻1,078円 (税込)
    剣客にふさわしからぬ含羞と繊細さをもった少年は、北斗七星に誓いを立て、剣術を学ぶため江戸に出るが、なお独自の剣の道を究めるべく廻国修行に旅立つ。北辰一刀流を開いた千葉周作の青年期を爽やかに描く。
  • 「明治」という国家

    「明治」という国家

    ビジネス・実用
    4.3
    1巻1,540円 (税込)
    「明治」は、清廉で透きとおった“公”感覚と道徳的緊張=モラルをもっていた。明治国家という人類普遍の遺産を語る。巨匠畢生の日本文明論であり、鮮明な日本人論である。 ・本書は、もっとも鮮明な日本人の歴史を書き続けてきた司馬遼太郎が、これまでの蓄積のすべてを傾けて、遠く蜃気楼の彼方に消えて行った“明治という国家”を、客観的に、机の上の物体を見るような気分で、語り尽くすものである。 ・暁闇の海に一条の光を求めて、船出していった明治の時代人の人間観と時代の精神の核と髄とが、緻密な論理と温かい筆致で叙述される、これは“歴史という死者の国の旅人”となった巨匠畢生の日本論であり、日本人論である。 <注>電子版には巻頭カラーは収載されていません。
  • 「明治」という国家[新装版]

    「明治」という国家[新装版]

    ビジネス・実用
    3.9
    1巻1,595円 (税込)
    西郷隆盛や小栗忠順は何がすごかったのか? “武士”はどのようにして滅んだのか?──実は謎の多い幕末・明治の実情を巨匠が語り下ろした『NHKブックス「明治」という国家(上・下)』は、ベストセラー&ロングセラーとなり、日本人の「明治観」の基礎となった。従来の上下巻を読みやすくまとめた新装版、この一冊で幕末・明治の空気が実感できる!
  • 萌え騰るもの

    萌え騰るもの

    ビジネス・実用
    -
    1巻2,197円 (税込)
    「いま何が一番大事かというと、上げ潮になってくる民族精神を、本当に上げ潮にしてしまうことに力を貸すことです」(岡)。奈良女子大学の停年退官から5年、京都産業大学の「日本民族」講義で再び教壇に立つ68歳の岡潔と、『坂の上の雲』を新聞連載中で「なるべく人に会わない生活」をしているはずの司馬遼太郎(46歳)が、古都奈良で語り合う。歴史、民族、天皇、仏教、国防まで縦横無尽。
  • 燃えよ剣(上)

    燃えよ剣

    小説・文芸
    4.6
    1~2巻700円 (税込)
    新選組副長、土方歳三を描いた司馬遼太郎の代表作が、ついに電子書籍で登場。無類の面白さが貴方を待ち受ける。これぞ小説だ! 不世出の小説家、司馬遼太郎さんには幕末に材を求めた作品がいくつもあります。そのなかで『竜馬がゆく』とともに特別な支持を集めてきたのがこの『燃えよ剣』。武州から出てきた土くさい田舎剣士、土方歳三。天然理心流四代目の剣豪、近藤勇と出会ったとき、歳三の人生、そして幕末史は回転し始める。近藤局長、土方副長の体制で本格始動した京都守護職配下の新選組。沖田総司、永倉新八、斎藤一ら凄腕の剣客が京都の街を震撼させる。池田屋事件などを経て、新選組とともに歳三の名もあがっていくが――。激動する時代のさなかで剣のみを信じ、史上類例を見ない強力な軍事組織をつくりあげた男の生涯を、練達の筆で熱く描きます。
  • 木曜島の夜会

    木曜島の夜会

    小説・文芸
    3.8
    1巻540円 (税込)
    オーストラリアとニューギニアの間にあるトレス諸島。その中のひとつ、木曜島では、明治時代から太平洋戦争前まで、海底にいる白蝶貝を採るために日本人ダイヴァーが活躍していた。サメの恐怖、潜水病との戦いに耐えつつ、異国の海に潜り続けた男たちの哀歓と軌跡から日本人を描き出した表題作他、吉田松陰と奇縁を持ちながらついに立身出世を果たしえなかった富永有隣を描いた「有隣は悪形にて」など歴史短篇三篇を収録。
  • 夢の燈影 新選組無名録

    夢の燈影 新選組無名録

    小説・文芸
    3.7
    1巻726円 (税込)
    新選組――その人斬りに、志はあったのか。男たちに残された最後の夢は、この女性作家に描かれるのを待っていたのかもしれない。日本の夜明け前――幕末維新を駆け抜け、散っていった「新選組」。幹部の華々しい活躍の陰で、語られることのなかった、無名隊士の人生もまた、あった。夢、希望、そして家族と生活。縄田一男氏に「『新選組血風録』以来の収穫」と言わしめた、歴史小説界の新星の文庫化。
  • 酔って候

    酔って候

    小説・文芸
    4.1
    1巻740円 (税込)
    幕末の混迷期、なすすべを知らない三百諸侯のなかで、自らの才質をたのみ、また世間の期待を集めた賢侯たちがいた。土佐の山内容堂、薩摩の島津久光、伊予宇和島の伊達宗城、肥前の鍋島閑叟。「藩主なるがゆえに歴史の風当りをもっともはげしく受け、それを受けることによって痛烈な喜劇を演じさせられた」(「あとがき」より)彼らを題材に、著者ならではの視点で幕末を探る短篇連作。
  • 世に棲む日日(一)

    世に棲む日日

    小説・文芸
    4.1
    1~4巻710円 (税込)
    2015年のNHK大河ドラマ『花燃ゆ』の主人公は久坂玄瑞の妻、文(ふみ)。文の兄であり玄瑞の師である吉田松陰こそ、『世に棲む日日』前半の中心人物です。「人間が人間に影響をあたえるということは、人間のどういう部分によるものかを、松陰において考えてみたかった。そして後半は、影響の受け手のひとりである高杉晋作という若者について書いた」(「文庫版あとがき」より) 嘉永六(1853)年、ペリー率いる黒船が浦賀沖に姿を現して以来、攘夷か開国か、勤王か佐幕かをめぐり、国内には激しい政治闘争の嵐が吹き荒れていた。この時期、骨肉の抗争を経て倒幕への主動力となった長州藩には、その思想的原点に立つ松下村塾主宰・吉田松陰と、後継者たる高杉晋作がいた――。維新前夜の青春群像を活写した怒濤の歴史長編、ここに開幕。
  • 余話として

    余話として

    小説・文芸
    -
    1巻710円 (税込)
    1979年に刊行以来、いまも版を続ける司馬遼太郎のエッセイ集の新装版。 「人間の何事かについて小説の構想を考えているとき、無数の、といっていいほどの無駄ばなしが脳裏を去来する」と司馬さんは「あとがき」で記している。 アメリカの剣客、策士と暗号、武士と言葉、幻術、ある会津人のこと、『太平記』とその影響、日本的権力についてなど、日本人の顔・名前――歴史小説の大家が折にふれて披露した、歴史のこぼれ話。 『竜馬がゆく』『翔ぶが如く』などの舞台裏を知るうえでも貴重な一冊。 ※この電子書籍は1979年に刊行された文庫の新装版を底本としています。
  • 歴史と視点―私の雑記帖―

    歴史と視点―私の雑記帖―

    小説・文芸
    3.9
    1巻605円 (税込)
    歴史小説に新しい時代を画した司馬遼太郎の発想の源泉は何か? 帝国陸軍が史上初の惨敗を喫したノモンハンの戦いを、太平洋戦争を戦車隊員として戦った自身の体験と重ね合わせながらふりかえり、敗戦に至る壮大な愚行に対する一つの視点を呈示するなど、時代の諸相を映し出す歴史の搏動をとらえつつ、積年のテーマ“権力とは”、“日本人とは”に迫る独自な発想と自在な思索の軌跡。
  • 歴史と風土

    歴史と風土

    小説・文芸
    4.2
    1巻611円 (税込)
    司馬遼太郎という作家の大いなる魅力のひとつに、その話術の妙がある。歴史に対する深い造詣から紡ぎ出される数々の興趣つきない逸話は人の心を捉えて離さない。全集第一期の月報のために語り下ろしたものと、「雑談・隣の土々」という表題の雑誌連載から三篇を収めた珠玉の談話集。
  • 歴史の夜咄(よばなし)

    歴史の夜咄(よばなし)

    深い学識で古代から江戸時代までを語りあう。 国民的作家である司馬遼太郎と、地方史・部落史・女性史など新しい視点から数々の研究を発表してきた歴史学者の林屋辰三郎というふたりの碩学による対談集。高松塚古墳で高句麗の影響を論じ、大化の改新に隋・唐帝国成立の影響を探る……。平易な語り口で、古代から江戸時代までを縦横無尽に論じています。歴史を読む楽しさを感じながら、日本について考える上での、さまざまな示唆を与えてくれる贅沢な1冊です。
  • 歴史を紀行する

    歴史を紀行する

    小説・文芸
    4.0
    1巻641円 (税込)
    幕末――吉田松陰を筆頭に過激な思想、行動に突っ走った長州。西郷隆盛、大久保利通と大人の智恵を発揮した薩摩。松平容保を頂点とした会津の滅びの美学。危機の時ほど、その人間の特質が明瞭に現れる時はない。風土と人物のかかわり合い、その秘密、ひいては日本人の原形質を探るために、日本各地を歴訪し、司馬史観を駆使して語る歴史紀行。
  • ロシアについて 北方の原形

    ロシアについて 北方の原形

    「ともかくも、日本とこの隣国は、交渉がはじまってわずか二百年ばかりのあいだに、作用と反作用がかさなりあい、累積しすぎた。国家にも心理学が適用できるとすれば(げんにできるが)、このふたつの国の関係ほど心理学的なものはない。つまりは、堅牢な理性とおだやかな国家儀礼・慣習だけでたがいをみることができる(たとえば、デンマークとスウェーデンの関係のようになる)には、よほどの歳月が必要かと思われる。」(あとがきより) おもに日露関係史の中から鮮やかなロシア像を抽出し、将来への道を模索した、読売文学賞随筆・紀行受賞の示唆に富む好著。

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