検索結果
-
-
-
-「どうか夢であって」と願えば願うほど、悪夢は現実となっていくーー。幼い頃、山でさまよっていたところを保護された少女。それまでの記憶を失い、身元もわからないまま大人になった彼女は、頻繁に見る怖い夢を手がかりに自分の過去を取り戻そうとするが…。(『死霊の手まねき』はざまもり)家事をろくに手伝わず義母の味方ばかりする夫と大喧嘩した直後、夫は事故で死んでしまう。ショックで倒れた妻が目覚めると、1か月前に時間が戻っていた。あれはただの悪い夢だったのか、それとも予知夢…?(『金色の月』香月れい)恐ろしい夢が現実を侵食していく恐怖を描いた6作品を収録。
-
-「子どもは親の所有物なんだから」――原因不明の病気で入退院を繰り返す子どもに献身的に尽くす母親。周囲はそんな母親を褒めたたえるが、母親の過去を知る人物が現れたことで状況が変わって……!?(大石エリー『わたしの天使』)小児科医の優しい夫とかわいい娘に囲まれ、人もうらやむような家庭を築いた千秋。しかし、仕事を始めた千秋が充実した生活を送る一方で、娘は元気がなく無口になっていくが…。(安藤なつ『窓』)表面上は愛情深い親の振りをして、裏では自分の欲望のために平気で実の子どもを苛む親たち。親を無垢な心で信じる子どもが傷つけられていく残酷な現実を描いた「虐待」シリーズ第5弾。
-
-人間のエゴで傷つけられた動物たちの小さな叫びに耳を傾けて……。毎夜、自分が犬になって人間に狩られる夢を見る男。その犬は彼が遠い昔に見捨てた犬かもしれない!?(『昨日のあした』香川祐美)ペットの飼い主が原因不明の怪我を負う事件が連続して発生。怪我人の中には、アクセサリー感覚で飼い犬を取り替えるひどい飼い主もいるようで……。(『逆襲』新久千映)悪意や見栄、ストレス発散のために動物を虐待する人間と、虐待される動物たち、そして動物を必死で守ろうとする人間たちをめぐる事件を描いた5作品を収録した『女の犯罪履歴書』第40弾。
-
5.0女遊びの激しいDV夫を殺したのは耐え続けた妻なのか…? 資産家の男が殺され、第一発見者の妻が疑われた。夫からのDVで精神的に追いつめられていた妻は、事件の夜の記憶が曖昧だったが、その時彼女は血まみれで、凶器にも彼女の指紋しか残っていなかった。それでも自分は殺していないと無実を訴えるが…。(『赤い迷宮』はざまもり)理学療法士の愛美はリハビリを担当した患者から熱烈なプロポーズを受けて結婚。幸せな生活を送っていたが、夫に言えない重大な秘密を抱えていた。刑務所から出てきた幼なじみの男と再会したことで、彼女の秘密が明らかになり…。(『心の中の闇…』井上洋子)貞淑な妻たちが心の奥底に秘める深い闇を描いた5作品を収録した『女の犯罪履歴書』第48弾。
-
-「どうして私の子がこんな目に…!?」幼い娘が行方不明になった母親の悲痛な叫びーー。下校途中の小学1年生の女子が姿を消した。通学ルートの公園や近所のコンビニには、働かずにブラブラと時間をつぶす若者たちが溜まっており…。(『黄色い目印』折井いずみ)姉が車で轢き殺され、その犯人を追う義兄に頼まれて幼い姪の面倒を見ることになった女。母の死をまだ理解できない姪を不憫に思い、母親代わりになることを決めた彼女の周辺で不審な出来事が続き…。(『七つの子』川崎ひろこ)大人の身勝手な欲望の犠牲になる子どもたちの悲劇を描いた6作品を収録した『女の犯罪履歴書』第46弾。
-
-
-
-非行少年を更生するためのサマーキャンプを始めた弁護士のベリンダ。少年たちの悪行に手を焼かされる以上に、ある悩みを抱えていた。それは隣の土地で牧場を経営するルークが魅力的すぎるということ! どんなに素敵でも、キャンプに理解を示さない冷たいカウボーイに負けるわけにはいかないわ。ところが彼のつらい過去と隠されたやさしさを知り、惹かれる心を止められないベリンダ。ダメよ。私はもう二度と恋なんてしないと決めているのだから――。
-
3.5
-
-物に宿る記憶から、心の奥に眠る思いを解放いたしますーー。手にした物に刻まれた記憶を読みとることのできる特殊能力を持った青年・結城瀬名と、友人の九堂悠里。彼らが働くオークションハウスに、幼い頃、誘拐事件に巻き込まれた若宮梓が入社してきた。梓は瀬名が事件解決に導いた恩人だと気づき近づこうとするが、悠里にことごとく邪魔をされ…!? 表題作『思い出オークションハウス』ほか、夫の帰りを幽霊となっても待ち続ける女性(「幽霊屋敷のご主人」)や、憧れの男性への想いを笛の音にのせたいと願う女性(「桜花の誓い」)など、一途な女性の恋心が思わぬ事件を生みだすロマンスミステリー傑作選。
-
-
-
4.0
-
-
-
-
-
3.0
-
3.3
-
-
-
-浅見光彦、わらべ歌の謎に挑む! 〈はないちもんめ〉に秘められた過去の忌まわしい記憶と連続殺人! 自作解説、浅見光彦ミステリー紀行の当該作品エッセイ、山前譲氏の新たな解説を付して決定版として刊行。 将来を大いに嘱望される新進ピアニスト三郷夕鶴は、父伴太郎の誕生会の日、見知らぬ男から父への伝言を手渡された。 紙片には「はないちもんめ」とだけ書かれていたが、それを見た伴太郎の表情はかげった…。 伴太郎の古い友人で古美術商の甲戸天洞の娘麻矢は夕鶴の親友。 「はないちもんめ」の意味を探るため、夕鶴はルポライターの浅見光彦に会うが、同席するはずだった麻矢から、天洞の死の報せが…。 傑作長篇ミステリー。
-
5.0
-
3.0『帝の寵愛を受ける選ばれし姫は、実は醜い鬼だった』 時は平安。入内した姫たちが暮らす後宮には、帝の寵愛をめぐる女同士の激しい嫉妬や嫌がらせ、帝を玉座から引きずりおろそうとする男たちの陰謀など、人間たちの浅ましい欲望が渦巻いていた。ある時、帝が余命いくばくもないという噂が流れ始める。それは、天上から愚かな人間たちを眺めていた鬼の間でも噂され、ひとりの鬼が内裏に入ることを決意した。その鬼の名は、梦月(むげつ)。幼い頃の帝とある“約束”をしたという梦月は、その約束を果たすため、陰陽師が張った結界をかいくぐり入内を試みるが…。果たして梦月は、魑魅魍魎よりも恐ろしい人間たちの愛憎と謀略が渦巻く後宮で、帝を救えるのか。また、鬼の梦月と帝の間に芽生える感情の行方は!?
-
5.0『帝の寵愛を受ける選ばれし姫は、実は醜い鬼だったーー』 小説投稿サイト「エブリスタ」で大人気! 女のドロドロ×異種間恋愛×背後にうごめく陰謀を描いた 平安ロマンス・ファンタジー『後宮の鬼』が待望のコミカライズ!! 時は平安――。入内した姫たちが暮らす後宮には、帝の寵愛をめぐる女同士の激しい嫉妬や嫌がらせ、帝を玉座から引きずりおろそうとする男たちの陰謀など、人間たちの浅ましい欲望が渦巻いていた。ある時、帝が余命いくばくもないという噂が流れ始める。それは、天上から愚かな人間たちを眺めていた鬼の間でも噂され、ひとりの鬼が内裏に入ることを決意した。その鬼の名は、梦月(むげつ)。幼い頃の帝とある“約束”をしたという梦月は、その約束を果たすため、陰陽師が張った結界をかいくぐり入内を試みるが…。果たして梦月は、魑魅魍魎よりも恐ろしい人間たちの愛憎と謀略が渦巻く後宮で、帝を救えるのかーー。また、鬼の梦月と帝の間に芽生える感情の行方はーー!?
-
-私自身を見てほしい…それは贅沢な望みなの? 嵐の中、立ち往生していたバイオレットに救いの手をさしのべてくれたのは、ヴィクター・ロックハート侯爵。社交嫌と噂のぶっくらぼうな彼の、ひそかな優しさにふれて…。 ※本作品は過去に宙出版から刊行された作品の新装版です。本編に変更はありませんので、重複購入にご注意ください。
-
4.5
-
-母・雪江の発案で三河への旅に出かけた名探偵・浅見光彦。旅先の「殉国七士の墓」で出会い、ふたりに説教までした愛国老人が、翌日吉良町の海岸で死体となって発見された。全身には高い崖から転落したと思われる激しい打撲の跡があった。しかし、現場にはそのような断崖はない。となると、まるで「名も知らぬ遠き島より…」と島崎藤村の詩にも歌われた椰子の実のように、死体は別の場所から流れ着いたのだろうか。一体犯行現場はどこなのか!? 一度は警察に疑いをかけられた浅見光彦が、美しい海岸に仕掛けられた完全犯罪と、その背後に隠された悪意に立ち向かう、傑作長編旅情ミステリー!
-
3.0
-
4.0
-
-
-
3.3
-
-
-
3.0ウミネコで有名な八戸の蕪島でお遍路の女性とすれ違った時、女子大生・神尾容子は、記憶の底に刻み込まれた奇妙な唄を耳にした。ところが数日後、唄を口ずさんでいたお遍路と思しき女性の絞殺死体が、新郷村の“ピラミッド”へつづく山道で発見される。同じ頃、古文書の真贋論争を取材するため青森を訪れた浅見光彦は<ピラミッド殺人事件>を皮切りに、行く先々で不可解な死に遭遇するが、その死の原因を“アラハバキ神の祟り”だと噂し、恐れおののく人たちがいた……。本州最果ての地に息づく謎めいた伝説と信仰。その背後に潜む憎悪と殺意に敢然と立ち向かう名探偵・浅見光彦の活躍を描いた、長編旅情ミステリーの傑作!
-
3.8砂の記憶に幻惑され、男は還らぬ人となった――。明治から昭和初期にかけて活躍した文豪・泉鏡花。彼の代表作のひとつ『草迷宮』のモデルになったという神奈川県三浦半島の旧家で、ルポライター浅見光彦が取材をした老人は、「金沢へ行く」と言い残して数日後、歌舞伎の「勧進帳」で知られる石川県「安宅の関」で死体となって発見される。浅見はその死の真相に近づくため金沢へ向かうが、老人の足跡は意外な場所で途切れていた。老人の「旅」の目的に思いを馳せる浅見の前で、やがて第二の殺人が発生してしまう……。名探偵・浅見光彦の推理は!? 傑作旅情ミステリー! 著者自作解説付き。
-
3.7
-
4.5
-
-水上バスから花嫁が消えた!? 浅見光彦、母と一緒に吾妻橋へ! 白金台の八芳園で行なわれた池沢英二と 津田隆子の結婚式の披露宴に、 池沢と絵画教室の仲間の浅見雪江も招待された。 ところが当日、新婦が現われず新郎だけの 奇妙なパーティーとなってしまった。 帰宅した雪江から、 失踪した花嫁の話を聞いた息子の光彦は たちまち興味を覚え、真相究明にのりだした。 その日隆子たち一行八名は、 浅草から水上バスを利用したという。 なぜ電車か車でこなかったのか。 光彦は雪江と水上バスに乗り、 浅草の隆子の家を訪ねた。数日後、 TVニュースは築地の堀割で 女性の死体が発見されたと伝えたが……。
-
-
-
-
-
-
-
-子供のころに住んでいた”呪われた屋敷”の再生事業に反対する弁護士のフィリンシア。抗議に向かうと、新しい持ち主の一流建築士ドミニクが、なぜかフィリンシアを誘惑してきて!? 彼には屋敷を改修したい深い理由があり──。