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さらわれたレディと幽霊紳士
夫ルーカスを海で失ってから2年。ローラは、女主人として領地を守るため地元有力者との婚約を決意する。しかし、馬車の前に突然現れた追剥によって、彼女はつれさられてしまう。男が口を覆うハンカチを外した瞬間、思わず言葉を失った。ルーカス!? 彼は自分がいなくなったとたん、ほかの男に心を奪われたのかと責めたてる。海賊に襲われた彼は、ずっと監獄に入れられていたのだと言う。別人のように暗い瞳の夫のくちづけは、ローラの鼓動を高鳴らせて…。 -
花嫁の憂鬱
クリスティーナは花嫁衣装に身を包み、たったひとり結婚式場にたたずんでいた。新郎である伯爵マックスとは財産のための契約結婚とはいえ、はかない期待を抱いていた。出会いの形はどうあれ、本物の愛をはぐくめるかもしれないと。なのに夢にまでみた結婚式に、伯爵は代理人をよこし、自分はイタリアで待つと伝言を託しただけ。それでもなお希望を捨てず、自分を励ましながら伯爵の城に向かったクリスティーナだが、そこではさらなる残酷な仕打ちが待ち受けていた! -
かたくななレディ
離婚と結婚をくり返す奔放な母親のせいで、愛なんて信じられないリバティー。恋人もいたけれど、浮気現場を目撃して別れたばかり。彼氏ナシの30歳でも寂しくなんてない、愛なんて気の迷いよ! そう思っていたのに、車の接触事故をきっかけに出会ったカーターは「ディナーにつきあってくれたら、事故のことは忘れよう」と大胆に誘ってくる。さらにリバティーに気持ちが通じたと思うやいなや、頭の中が真っ白になるような欲望をかき立てるキスで一途に求愛してきて…? -
銀の匙を落とした幼姫
氏素性も知れない私は、わずらわしいお荷物……。 生後すぐに母を亡くした幼い姫君は、貴族として生まれながら、父方の血筋を忌む祖母の命により、人知れず遠くの森に捨てられた。身元不詳の赤ん坊を拾った少年、名門家の次男マーカスは、彼女をロウェナと名づけ、面倒見のよい家令夫妻に育てさせた。月日は流れ、育ての親と死に別れた19歳のロウェナは、マーカスの異母兄の屋敷でキッチンメイドとして雇われる。だが、主人から下心たっぷりの誘惑を執拗に受けて困り果てていると、ある男性が颯爽と現れ、彼女を救った――ああ、マーカスさま!長く英国を離れていた彼がようやく帰ってきた。まさに夢のようだわ。大好きな彼の懐かしい姿に、涙をにじませるロウェナだったが……。 ■幼いときから密かに一途な想いを寄せてきたマーカスとの再会は、ロウェナにとっては無上の喜びでした。それなのに、ほどなくして彼女は、信じていたマーカスが自分を追い払うつもりだと語っているのを漏れ聞いてしまい、失意のどん底に突き落とされて……。 -
結婚はオークションで
マギーは祖父の遺言に頭を悩ませていた。次の誕生日までに結婚相手を見つけなければ、大切な祖父の屋敷が人手に渡ってしまう。恋人もいないのに、あと2か月で結婚なんてムリよ! 法的になんとかしてほしいと、マギーは弁護士である兄に相談するが、兄はなぜかパーティーにマギーをつれ出した。会場ではデート相手をオークションで落札するというイベントの真っ最中。壇上には女性なら誰もが憧れる、プレイボーイと名高いブレイディ・マックィーンが微笑んでいて!? -
運命の結婚相手
ハワイでのバカンス。高級ホテルの一室から外を見たジルは、正面の部屋の男と目があう。先程飛行機で隣り合わせた仕事中毒の男性だ。その時ジルに親友からウエディングドレスが届いた。“受け取って最初に出会った男性が結婚相手になる”といういわくつきのドレスだ。相手は誰?さっきの彼は絶対嫌だけれど…。 -
幸運を呼ぶキス〈愛を約束された町II〉
エリーは町の小さな食料雑貨店の看板娘。けれど父は病死。その後、母は突然町を出ていった。家族の大切な店だったはずなのに…。ひとり残された気分になり、泣いていた彼女を慰めたのは、幼なじみのグレンだった。そのやさしさに涙がとまらなくなるエリー。その時だった、グレンがそっとキスをしたのは--。親友と思っていたのに、涙を拭う手をとめて、何も言わずに抱きよせたのはなぜ?あの1度きりのキスが、いつまでも甘く唇に残っている気がするのは…なぜ? -
愛を約束された町
ウェストン家のサヴァンナほど気立てのいい娘はほかにいなかった。花や動物をこよなく愛し、人にはいつもやさしく接する。だが、両親が鉄砲水でなくなり、弟が遺産を独り占めして失踪して以来、サヴァンナと兄のグレイディの生活には暗い影が差すようになった。そんな生活の中で、サヴァンナは薔薇の栽培に慰めを求めた。今日も、兄に行くことを禁じられているゴーストタウンまで珍しい薔薇をさがしに行ってきたところだ。その帰り道、トラックが故障して困っているカウボーイ、ラレードと出会った。持ち前の親切心から、ラレードを自分のトラックに乗せたサヴァンナは、彼が薔薇に詳しいと知って、おとなしい彼女には珍しく話をはずませた。そして、ラレードが仕事にあぶれていると知り、兄の大反対を押しきって、彼を雇うことにした。そう、それが、内気なサヴァンナが変わりはじめるきっかけだった。 -
面影を求めて
17歳のエマは、お金持ちの結婚相手を見つけるという一族の期待を背負い、社交シーズンのロンドンに向かっていた。ある夜、エマは見知らぬ男性に声をかけられる。整った顔立ち、カールした黒髪、青い瞳…エマはたちまち恋に落ち、初めて口づけをかわした。12年後、未亡人となったエマは継娘の縁談のためグレイストン伯爵家を訪れた。伯爵の弟がお相手なのだが、なぜか伯爵は姿を現さない。その滞在中、偶然エマは肖像画のなかに、あの懐かしい男性の姿を見つけた…!! -
クリスマスはあなたと
「大変! どうすればいいの?」突然停止したデパートの社員用エレベーターに閉じ込められたジュリエット。閉所恐怖症からパニックに陥った彼女は、気がつけばたくましい腕に押さえこまれ、強引にキスを奪われていた。彼女を落ち着かせるため、見知らぬ男性が唇をふさいだのだ。――やがてふたりは救出されるが、すぐにジュリエットは思い知ってしまう。頼もしいその男性ロブはデパートのオーナーであり、普段なら口もきけない雲の上の存在であると。 -
恋へと続く時間
小学校教師メラニーの夢は、すてきな結婚とかわいい子供。一方、彼女の親友、ハンサムな獣医ベイリーは町の美人コンテストの審査員に任命され、点数を稼ごうと近づいてくる美女達にうんざりしていた。お互いのために一時的に結婚するのはどう?だが、そんな彼女の思い付きが、やがて町中を巻き込むことになるなんて…!? -
さらわれた手違いの花嫁【ハーレクイン・ヒストリカル・スペシャル版】
夫の生還、よみがえる片想い。妻は愛と嫉妬に懊悩する……。 ローラはある夜、婚約者と馬車で移動中に何者かにさらわれた。洗練された身のこなしに、魅惑的な瞳を持つその男が顔を覆い隠していたハンカチを外した瞬間、ローラは目を疑った――2年前に海で死んだはずの夫、ルーカス! 最愛の夫が生きていた!「きみの婚約も今日までだ。きみはぼくと結婚しているんだぞ」ルーカスをいまだ愛するローラの心はしかし、複雑に揺れた。そもそも二人の結婚は、ルーカスの手違いによるものだったから。そう、私は手違いの花嫁……愛されぬ花嫁だった。ローラのそんな切ない思いを裏づけるかのように、ルーカスはかつて彼が結婚を望んだ別の女性を屋敷で匿うと言いだし……。 ■追いはぎに襲われたとき、ローラは何を奪われてもネックレスだけは渡せないと頑張ります。それは、亡き夫ルーカスから贈られた大切な形見だったから。ところがその“追いはぎ”がまさかルーカス本人だったとは! リージェンシーの名手H・ディクソンの名作! *本書は、ハーレクイン・ヒストリカルから既に配信されている『さらわれたレディ』を改題したハーレクイン・ヒストリカル・スペシャル版となります。 ご購入の際は十分ご注意ください。 -
ふたりの六週間【分冊】
過干渉な母親のもと、窮屈な生活から逃れたかったヒラリーは、サンフランシスコの交響楽団でフルート奏者の席を得たことを機に、ひとり暮らしを始めることにした。初めての自由に心踊ったが、ひっ越しの翌朝、異変は起きた。冷蔵庫のなかにあった朝食のキッシュがなくなり、牛乳は減り、居間には見覚えのないバッグが置かれているだ! ヒラリーが困惑していると、見たこともないハンサムな男性が現れ、怒りもあらわに言った。「僕の家で何をしてるんだ?」と。 -
罪なき誘惑
ルイーザは決意を胸にロンドンのとある屋敷にやって来た。両親亡きあと放蕩の限りを尽くし、毎夜賭け事に興じる兄を止めるために。けれど時すでに遅く兄は勝負に負け、ルイーザが生まれ育った美しい館が人手に渡ってしまっていた。手に入れたのはアリステア・ダンスタン卿…その美貌とは裏腹に悪魔のように相手を追いつめるという、社交界の重要人物。なんとかしようとルイーザは彼に近づくが「一晩5千ギニーで私と試してみないか?」とささやかれ、唇を奪われて…!? -
銀の匙を落とした幼姫
ロウェナはメイドの身分でありながら、伯爵家の次男マーカスを密かに慕っていた。彼は幼い頃、花園に捨てられていた赤子のロウェナを拾い、<輝く喜び>を意味するその名を与えてくれた恩人。今は軍人になり戦地にいるマーカスの帰りを、ロウェナは彼方まで見渡せる琥珀の瞳で港を眺めながら、いつも願っていた。だが稀有な瞳に目をつけたマーカスの異母兄は、ロウェナを悪の道へとひきずりこんでいく…。奇しくも帰還したマーカスに悪事の現場を目撃されてしまい…!? -
シンデレラは涙をふいて
元婚約者の手ひどい裏切りに傷ついたダーニは、心機一転して新しい人生を歩もうと、住む町も仕事も変える決意をした。シアトルを離れて訪れた海辺の小さな町で、アンティークショップのアシスタントとして運よく雇われることになった。しかしボスのジョンは、ダーニが夏の間のバカンス期だけリゾート地にいて辞めていく軽薄な女性と決めつけ、ことあるごとに冷たく当たる。過去の傷を引きずるふたりだったが、一緒に働くうちに互いの本当の姿に触れあいはじめ――!? -
公爵と家なきシンデレラ
貧しきよるべのない娘を拾った公爵は、小鳥を襲う危険な鷹、それとも……? “けがれを知らない娘を堕落させる美貌の放蕩公爵”司書のジュリエットはそんな悪名高き公爵に雇われることになった。雨露をしのぐ家もない彼女にとって住み込みの仕事はありがたく、雇い主が噂どおりのふしだらな人物でないことを願った。あいにくの大雨に降られながらも公爵邸に到着すると、そこでは公爵ドミニクと貴族の友人たちが談笑しているところだった。破れたマントを引きずり、びしょ濡れのみすぼらしい彼女の姿を見て、友人たちは冷笑し、哀れな娘をあからさまに物笑いの種にした。顔を真っ赤にして恥じ入るジュリエットに、公爵が追い打ちをかけた。「女らしさのかけらもない。畑のかかしさながらだな」 ■冷たい雨に打たれ、高熱で倒れてしまうジュリエット。最初こそ侮辱的な言葉を放ったドミニクでしたが、彼女が病気と知るや心配で居ても立ってもいられなくなります。やがて周囲の貴族も、彼女が身なりを整えればとても美しい娘だと気づいてざわめき始め……。 -
ムーンバードが飛ぶ日
10年前、グレナの姉が海で死んだ。その真相を知るのは腕に伝説の鳥ムーンバードの刺青のある男だった。そして10年、グレナは成長して写真家のバーセルとしてこのフロリダに帰ってきた。彼女は姉の死の真実を探ろうと決心していた。だが腕に刺青のある男は3人いる。すると、腕に刺青のある男のひとり、マークが彼女に近づいてきた。果たして彼が犯人なのだろうか…。だが、彼女は彼を見ていると胸にときめきを感じる。もしかして、犯人に恋をしてしまったの…? -
ハーレムの無垢な薔薇
父の決めた縁談に従い、外交官のもとへ嫁いだシーリア。新婚生活もそこそこに、ふたりは夫の赴任地であるアラビアの王国へ出発するが、恐ろしいことに到着早々、賊に襲われ夫は帰らぬ人となってしまう。シーリアにも危険が迫ったその時、魔法のように黒髪の精悍な男性が彼女を救った。絶体絶命の窮地に現れたのは、アカディズ王国のプリンス・ラミズだった。命懸けで自分を守ってくれた美しきプリンスは、シーリアをハーレムに住まわせると言い出して!? -
愛なき富豪と孤独な家政婦
数多の女性たちを虜にしながら、愛だけは与えない男――。それが世界的なホテル王チェーザレ・ファルコネッリだ。家政婦のエマは、彼が快適な生活を送れるよう身の回りのことはもちろん、ときには主のベッドに居座る美女を追い払う役目までも担ってきた。でもまさか…そのベッドで私自身が目覚めることになるなんて!? 3か月後、エマは自分が妊娠していることに気づく。「いくら欲しいんだ?」それを知った彼は今までに見たことないほど冷酷な眼差しを向けてきて!? -
危険な隣人
キャットはいとこのケイトと祖母と3人で田舎町に暮らしている。若くて独身なのに男性の影がないと近所の噂になってもキャットは気にしていなかった。婚約していた相手に利用され裏切られて以来、男は信用しないと決めているのだ。住んでいる大きな家を保育園にして日々忙しく暮らしていたけれど、ある日転機が訪れた。ケイレブ・レイノルズ。「息子を保育園に通わせたい」と面接しに来た男性。彼からは危険な香りがする――! -
ロイヤル・クライシス
私立探偵のテイラーが車ではねてしまったのは、突然飛び出してきた絶世の美男子!彼に言われるがまま車に乗せ、事務所へと連れてきたが、彼女が探偵だと知った瞬間、彼はとんでもないことを言いだした。「僕はヴァシュミラの第2皇子アレクサンドルだ。君に僕を暗殺しようとした犯人の調査を依頼したい」と。テイラーは彼と新婚夫婦のふりをして大使館にもぐりこむことになるが、プレイボーイと噂の皇子と生活をともにするうち、その甘い微笑に胸が高鳴って…。 -
王子様はお断り
“いつか迎えに来てくれる白馬に乗った王子様”皇太子バークの戴冠式で歌うため、モンクロワ公国にやって来た歌手のサブリナは、幼い頃に大好きだったおとぎ話を思い出していた。あれはただの夢物語…なんて思っていたのに、サブリナの前に現れたバークは、まさに夢見た王子様そのもの!!“彼の情熱的なまなざしに、ロマンチックな言葉に、おとぎ話が現実になるような甘い…甘い夢を見てしまいそう”ところが、ある日サブリナはバークの暗殺をもくろむ大がかりな陰謀に巻き込まれてしまい!! -
隣のパパ
念願の一戸建てを購入した公認会計士のロビン。新しい生活が始まるというのに、隣には偏屈な男が住んでいた。ひときわ大きな屋敷で犬と暮らす、知的でハンサムだが無愛想な弁護士コール。夫を亡くして以来、本気の恋とは無縁だと思っていたロビンだが、一人息子の家出事件をきっかけに、二人の仲は急接近して…! -
結婚の条件
愛やロマンスの世界に生きるブライダルコーディネーターのサバンナと、そのすべてを否定する離婚専門弁護士・ダッシュ。結婚に対して正反対の意見をもつ二人は、ダッシュの妹でサバンナの客であるスーザンの結婚をめぐり、激しく対立する!果たしてどちらの主張が正しいのか、お互いに証明しあうことになり!? -
偶然の花嫁
--彼がマーク・キング…。女性の敵ね!--妹をもてあそんで捨てた男・マークを見つけ出し責任を取らせるため、大胆な行動に出たクレア。--彼を誘惑し、妹の所まで誘い出してみせるわ!--しかし、いざマークを目の前にしたクレアは、彼の王者のような風格に心惑わされてしまう…!--なんて熱い瞳…。しっかりしなさいクレア!これは負けられないゲームなのよ…!--固い決心とはうらはらに、彼に堕ちてゆく想いを止められないクレア。しかし、マークもまた“ある目的”をもって彼女に近づいたことを、クレアは知るよしもなかった…! -
待ちわびた告白〈愛を約束された町III〉
キャロラインは未婚の母。彼女は娘を身ごもったまま、相手の男に捨てられたのだ。以来、町の郵便局長を務めながら、女手ひとつで娘のマギーを育ててきた。娘の父親の名前は、町の誰にも教えていない。小さな町では秘密はあっと言う間に伝わってしまうものなのだ。けれど、そんな彼女に幼なじみのグレイディが本気でアプローチを仕掛けてきた。彼を…愛しているかもしれない。でも、彼を傷つけるかもしれないこの秘密を、打ち明けなくてはいけないの? -
プリンスの誘惑
祖国がそれで救われるなら、悪魔にこの身を捧げてもいい--財政難に苦しむ小国の王女アントネッラは豪華な船上パーティーで聞き覚えのある声に振り向いた。「王女が娼婦のまねごとか?」屈辱的な言葉の主はクリスティアーノ。尊大な王者の瞳をもった敵対する隣国の皇太子。かつて両国が友好関係にあった頃、密かに想いを寄せた男性だった。今でも忘れられないその声で、国を救えるのは自分だけだと言い放つクリスティアーノ。彼は私に身体を差し出せと言いたいのだ。 -
ふたりの六週間
過干渉な母親のもと、窮屈な生活から逃れたかったヒラリーは、サンフランシスコの交響楽団でフルート奏者の席を得たことを機に、ひとり暮らしを始めることにした。初めての自由に心踊ったが、ひっ越しの翌朝、異変は起きた。冷蔵庫のなかにあった朝食のキッシュがなくなり、牛乳は減り、居間には見覚えのないバッグが置かれているだ! ヒラリーが困惑していると、見たこともないハンサムな男性が現れ、怒りもあらわに言った。「僕の家で何をしてるんだ?」と。 -
あなたへ続く空
祖父の余命が短いという知らせに、モリーは最後の日々をともに過ごすため、モンタナ州の牧場へ移り住んだ。そこで暮らすのは祖父ウォルトと、サム・ダコタという一人の流れ者――けっして過去を語ろうとしない、謎の男だった。衰弱していく自分に代わって牧場を切り盛りするサムに、祖父は全幅の信頼を置いているらしい。結婚に破れ、都会での暮らしに疲れ果てていたモリーは、美しい自然と家族の愛に癒されて生気を取り戻し、いつしかサムに心惹かれはじめる。だが折しもある勢力が、彼らの牧場を奪おうと動きだしていた……。 -
恋のつぼみがほころぶとき
リディアはこれまでに2度癌を患い、そのたびに恋人を失った。苦しみと悲しみを乗り越えた今、念願の毛糸店を開き、そこで編み物を教えることにした。集まったのは3人の女性。みな、冷めた夫婦愛、不妊、初恋の再燃など、さまざまな悩みを抱えている。そんな彼女たちにとって編むことがしだいに癒しになっていくのを見ながら、リディアは穏やかな日々を送っていた。ところがある日、店に突然現れたハンサムな男性ブラッドを目にし、彼女の心は大きく揺さぶられた。その瞬間、恋に臆病なリディアの、世にも切ない物語が始まった……。 -
一度だけの誘惑
アデリーンは父に言われるままにポールと婚約した。ハンサムだけど二十歳も年上の彼とは話も合わないが、平穏で裕福な結婚生活を送れるにちがいない。ある日、二人がポールの女友達の屋敷に招待されたとき、ポールとその女性が密通しているのをアデリーンは目撃する。彼を心から愛しているわけではないけれど、私を欺いて、二人の愛の巣にまで連れてくるなんて……。明日の朝、一人でこの屋敷を出て、もう彼のもとには戻らないわ。そう決心したアデリーンは、屋敷で一夜だけ過ごすことにするが、夜中にふと目覚め、隣に見知らぬ男性が忍び込んできたのに気づく。 -
心に愛がともる場所
友人の結婚式のためバッファロー・バレーを訪れたマディは、傾きかけた食品雑貨店を衝動的に買い取った。ソーシャルワーカーの仕事で悲しい出来事に遭い、辞めようと思っていたところだったのだ。住民がこぞって新しい仲間を歓迎するなか、ジェブという牧場主だけは彼女と距離を置こうとした。彼は数年前に事故で片脚を失って以来、人を寄せつけないようにしているらしい。マディが宅配サービスを始め、彼の牧場を訪問するようになってからもその態度は変わらなかった──ある日猛吹雪に襲われ、二人きりで閉じこめられるまでは。 -
罪なき誘惑
兄の放蕩を止めようとロンドンのとある屋敷を訪ねたルイーザ。だが時すでに遅く、兄はカードで一世一代の賭に出ていた。もし負ければ、唯一残ったサリー州の館も手放すことになる。相手はアリステア・ダンスタン卿。兄がかなう相手ではない。百戦錬磨のダンスタン卿は予想どおり簡単に勝負をものにすると、その傲慢そうな瞳をきらめかせ、ルイーザに視線を送ってきた。まあ、この紳士はわたしを兄の愛人だと思っているんだわ!どうしても館を救いたいルイーザは悩んだ末、ある作戦に出る。「四千ギニーいただけるなら、ひと晩、お相手を務めます」 -
一夜かぎりのシンデレラ
ケイトはイーリャ・ベレーザ王国の皇太子ルークの個人秘書になった。彼は覚えていないが、実は彼女は子どもの頃、彼と出会い恋したのだ。もちろんそのことは隠しているし、彼にはすでに婚約者がいる。この恋は実るはずもないわ…。ところが、わけあって婚約は破談になってしまう。傷心の彼は、秘書の彼女とふたりで別荘にお忍び旅行に出かけることに。その旅先で事故に遭い、頭を強打してしまったルーク。記憶が混乱した彼は、ケイトが婚約者だと言い出して…!? -
幸せをさがして
「これで私たち自由よ!」意地悪な継母のもとを飛び出したベッキー。今まで家政婦のようにこき使われ、そのうえ彼女の愛する老犬や猫まで虐げられてきた。これからはひとりと2匹で生きていくのだ。でもこのどしゃ降りの雨のなか、まずは住む場所と仕事をみつけなければならない。すると、途方に暮れる彼女の横に1台のロールスロイスが停まった。運転席の男性は彼女を温かい車中に招き入れただけでなく、その境遇を知るや、信じられない提案をもちかけて…? -
王妃になる条件
早急に妻を必要とするサルク国シークのため花嫁探しに乗り出した心理学者のルー。でもどんなにシーク・ザイドが魅力的でも、彼の厳しい条件にぴったりあう女性をたった1週間で見つけるなんてとても無理だわ! だがザイドはルーの苦労を知ってか知らずか、彼女がやっとの思いでリストアップした女性たちをにべもなく却下してしまう。その上突然ルーの唇を奪ったかと思うと、彼の激しい情熱に浮かされたままの彼女に自分との結婚を強要してきて…!? -
ロイヤル・ミッション
国王の結婚式で、プリンセス・ターシャは兄王子のアレックスとともに何者かに狙撃される! アレックスは極秘に国外へ逃れるが、ターシャは公務のため国に残ることを決意する。彼女を警護するために呼ばれたのは、CIAの秘密工作員ハンター。アレックスの影武者も務める彼にターシャは密着して兄の仕草、くせを教えることになる。今まで身のまわりにはいなかったタイプの、たくましく男性的な魅力に満ちたハンターと生活するうちに、ターシャの心はざわめいて…!? -
暗闇から始まる恋
身に覚えのない罪で突然身柄を拘束され、言葉を失ったジョージー。無実を訴えるも信じてもらえず、魅力的だが傲慢なシークレットサービスの監視下で生活することに。有無を言わさぬ冷たい眼差し、尊大なオーラさえ漂う長身、どんな行動も見逃すまいと常に追いかけてくる彼の視線が熱を帯びているように感じるのは、本当に私の思いすごしなのかしら……。目に見えない敵に怯えるヒロインと美しく逞しいタフガイヒーロー。極限状態で出会ったふたりの愛の行き先は!? -
指輪の跡が消えるまで
突然のボスからのプロポーズに、秘書のジェーンは息を飲んだ。「娘の母親になってくれないか」彼が妻を亡くし幼い娘を愛情豊かに面倒をみてくれる女性を探しているのは知っている。そしてジェーンはそんな彼にひそかに恋をしていた。彼から決して愛されているわけじゃない。欲しいのは母親役。たとえ愛がなくても結婚してずっと彼のそばにいられるなら…それだけで十分。しかし次第に愛されないまま夫婦を偽り続けることにジェーンの苦しみは深まっていき…。 -
舞い降りたヴィーナス【分冊】
シングルマザーのアビーは図書館司書に採用され、アラスカの小さな町、ハードラックに移り住むことになった。 ところがその町は過疎化が進み、独身男性が溢れかえっていた!彼らの救いの女神として歓迎され、毎日のようにアプローチされるアビー。だけど、雇い主のソーヤだけはアビーにぶっきらぼう。 そんな彼がなぜか気になり始めるアビーだけど!? -
伯爵に拾われた娘【分冊】
父を亡くし、後見人となった叔父から不気味な老伯爵との縁談を強いられた令嬢エドウィナ。少年の姿に変装して逃げ出すもののスリの元締めをしている悪人の手に落ち、少年エドとしてロンドンの路地裏で働かされていた。そんなある日、エドウィナは偶然出会った身なりのいい紳士アダムに救いだされ、彼の屋敷へとつれて行かれることに。一方、アダムは自分が助けた少年エドが実は目を見張るような美しい女性と知り驚く。エドウィナに魅了された彼はある提案をして…? -
子爵が見初めた蕾
子爵が乙女の唇に残した永遠に消えない、キスの刻印。 18歳のルーシーは、遠方の父親から思いも寄らぬ手紙を受け取った。なんと彼女を結婚させるというのだ。ずっと年上の、中年男と!婚約を社交界公認のものにするため、彼女は無理やり盛装させられ、婚約者となる男とともに、華やかな舞踏会に連れていかれた。と、二人の間に割って入ったハンサムな男性がいた。ロックリー子爵だ。彼はルーシーを静かな庭園に連れ出すと、優しく慰めた。「君は無垢で、若すぎる」そう言いながらも、甘いくちづけをして……。ルーシーは、子爵こそ私の愛する人と悟ったが、このキスによって婚約は破談になり、ルーシー自身も欧州に身を隠すことになる。1年後、美しい淑女となって戻った彼女に、ロックリー子爵は―― ■ヒストリカル・ロマンスのベテラン作家ヘレン・ディクソンによるみずみずしい初恋の物語をお贈りします。美しい大人の女性となり再び子爵とめぐり会ったルーシーですが、実は彼と元婚約者との間には因縁があることがわかり……。波瀾万丈なロマンスの行方は? -
結婚できない理由【分冊】
愛するマックスの子どもを身ごもり、ローラは幸せの絶頂にいた。けれど訪れた突然の悲劇! なんと姉もマックスの子を身ごもったというのだ。姉はマックスの弟と結婚しているというのに…。あまりのショックで、ローラは小さな命を流産で失ってしまう。傷心のローラはその後、ひとり遠くロンドンに移り住んだ。あれから5年、突然ローラの前にマックスが現れた。姉夫婦が逮捕されたので、ふたりの子どもたちの面倒をみてほしいと頼むために。 -
うたかたの恋を伯爵と
けがれなき乙女の純情は、心なき伯爵に踏みにじられて……。 「あなた――あなたがアシャースト伯爵ですの?」優雅で荘厳な伯爵邸の書斎に通されたローザは愕然とした。書き物机から立ち上がった背の高い男性も驚いたように動きを止めた。つい先日最悪の出会いを果たした、あまりにも傲慢で魅惑的な男性――祖母が姉と結婚させようとしているのが、この人だったなんて。ローザは勇気を振り絞り、姉には愛する男性がいるのだと告げた。「わたしはここに……姉の代わりになるつもりで来ました。あなたがわたしとの結婚を考えてくださらないかと思って」身をこわばらせて頬を染めるローザを、伯爵は嘲るようにあしらった。「きみは自分にかなりの自信があるんだな。だが、答えはノーだ」 ■愛や家庭に興味はないと冷たく言い放ち、ローザを追い返した伯爵。しかし程なく事情が変わり、彼は便宜結婚を申し出ます。淡い想いと傷心を押し隠し、愛なき結婚を受け入れたローザでしたが……。『高慢と偏見』を彷彿とさせる、情感豊かな身分差ロマンスです。 -
女嫌いの放蕩伯爵
乙女の尊いまでの純真さが、冷淡な伯爵の本気を揺り起こす―― 美しき黒髪の伯爵アレックスは名うての放蕩者だが、不貞をかさねて父を苦しめた母のせいで、女性には冷淡だった。そんな彼のもとに、ある日、敬愛する伯父が若い娘を伴い現れた。宝石のような瞳を持つそのアンジェリーナという名の娘は、かつて伯父との結婚を反対され大陸へ渡った、昔の恋人の忘れ形見らしい。貧困にあえいできた彼女に、礼儀や作法はこれから学ばせるという。アレックスは、伯父が財産をだまし取られるのではないかと疑い、この娘を早いところ誰かに嫁がせて、厄介払いしようと考える。ところがアンジェリーナは言い切った。「結婚なんてしたくありません」面白い。ならば生意気な小娘を、このわたしが誘惑してやろう。 ■結婚など跡継ぎのためだけと割り切る女嫌いの伯爵と、絶対に結婚などしないと決めている男嫌いの乙女。互いに心の傷がもとで異性を信じられなくなった二人の、恋の火花が深い愛に昇華するまでを描いた劇的シンデレラ・リージェンシーをぜひご堪能ください。 -
クリスマス・ストーリー2009 四つの愛の物語
◆『指輪はイブの日に』― トニー・ダンゼッタは高校時代の友人の訃報を知り、急遽故郷に戻った。友人はミリセント・エバンズという悪女のせいで、自殺に追い込まれたという。猛烈な怒りに駆られたトニーは、弔問に現れたミリセントを罵倒し、憤怒の形相で詰め寄った。とたんに彼女の顔は青ざめ……。 ◆『王子様と聖夜を』― クリスマスイブの前夜、フェリシアは十年前に別れたきりだったギデオンと思いがけない再会を果たした。二人は高校時代、学校の演劇公演でロミオとジュリエットを演じ、実生活でも恋人同士だったのだ。クリスマスの休暇を一緒に過ごすうち、二人の胸に昔の恋がよみがえる。 ◆『魅惑の舞踏会』― 貴族の令嬢ローワンは、友人ペネラピが気の進まぬ結婚を強制されて悩んでいることを知った。その縁談は、相手の伯爵と共に招待された大邸宅でクリスマス休暇を過ごしている間にまとまることになっている。ローワンは友人の衣装係になりすまし、縁談をこわそうとするが…… ◆『忘れえぬクリスマス』― 今日はクリスマスイブ。海軍に勤務するレン・ドーバーはボストンへ向かう列車を待っていた。彼は固い決意を胸に、家族が、そして恋人エイミーが待つ故郷へ帰る途中だ。雪のせいで遅れていた列車がようやく到着し、彼は安堵したものの、今度は脱線事故に巻きこまれてしまう。 -
伯爵に拾われた娘
路地裏をさまよう薄汚れた少年は、運命に見放された令嬢の、悲しき仮の姿。 男爵令嬢のエドウィナは少年に変装して家から逃げだした。不気味な老伯爵との縁談を、絶対受け入れられなかったから。だが世間の風は冷たい。所持金をすべて盗まれたうえ、悪人の手に落ち、ロンドンの路地裏でスリをはたらかされるはめになってしまった。ある日、偶然出会った立派な身なりの紳士アダムに救い出された彼女は、ほっとして自分が女性であることを告白した。すると、驚いた様子のアダムに意外な話をもちかけられる。「しばらく僕の屋敷に滞在して、ある仕事をしてくれないか?」伯爵位を継承したばかりだという彼から真剣な顔で頼まれ、一抹の不安を覚えながらも承諾したエドウィナだったが……。 ■PHS-102『迷い込んだ愛の森』で運命に弄ばれた娘の物語を描き、好評を博したヘレン・ディクソン。1770年のロンドンを主な舞台にした本作でも悲運のヒロインが登場し、魅力的な伯爵と数奇なロマンスを繰り広げます。どうぞお見逃しなく! -
愛情方程式
エレン・カニンガムは24歳の苦学生。同級生のデリックが住む高級住宅街キャピトル・ヒルの大邸宅に、掃除と料理を一手に担うという条件で安く住まわせてもらっている。ある日エレンが帰宅すると、すばらしくハンサムな男性がいた。実は彼こそデリックの兄リードで、この邸宅の持ち主だったのだ。リードは、弟が無断で部屋を貸していることを快く思っていなかった。下宿人に対しては、冴えない女という印象を持ったようで、エレンは急に惨めになった。リードに惹かれた自分が恥ずかしい……。彼はエレンを一瞥すると、さっさとポルシェに乗って、美人の恋人とのデートに出かけてしまったのだから。■この優しさが自分だけのものだったらどんなにいいだろう――苦手な 代数の勉強をみてもらったり、悩みを聞いてもらったり。でもリード には美人の恋人がいる。断ち切れない想いに揺れ動くエレンの苦悩が 切ない、デビー・マッコーマーが贈るイノセント・ワールド。 -
名誉の問題
12歳のカサンドラは、大きな木の上で子猫と一緒に降りられなくなっていた。そんな時、ヴィンセントが現れて無事に降ろしてくれた。これがふたりの出会いだった。そして8年の歳月が流れ、ヴィンセントは亡くなってしまった友人との約束を守るために結婚を決意する。友人は亡くなる前に、自分の妹と結婚してくれと彼に頼んでいたのだ。その妹がカサンドラだった。はたして彼女はどんな娘に育っているのだろうか? とりあえず彼は彼女を自分の屋敷に招待したが――!? -
運命の結婚相手
待ちに待ったハワイでのバカンス初日。心躍らすジルの滞在先に、親友から一着のウエディングドレスが届けられた。それは、受けとってから最初に出会った人と結婚すると言われる伝説のドレス。“すてきな人を見つけて”と手紙が添えられている。親友のお節介に苦笑しつつ、ほのかに期待しながら外に出たジルは、そこで声をかけてきた男を見て、思わず顔をしかめた。飛行機で隣だった男性――明らかに裕福そうでハンサムだけど、飛行中も仕事ばかりしていて、おまけにひどく傲慢だった。冗談でしょう? まさか、彼が運命の人だというの? -
砂漠の夜の誘惑【あとがき付き】
【最終ページにあとがきが付いて再登場!作品の登場人物や漫画家の素顔に迫れる1ページを最後までお楽しみください。】あの日私に触れたあなたを、今はこんなに遠く感じる――助産師の職を求め中東ザラクの大使館を訪れたフェリシティは、開かれた就職説明会で印象的な男性に出会う。スクリーンだけが光を放つ室内で、暗闇のなかでもはっきりとわかる美貌、周囲に漂う甘い香り…。フェリシティは異国の見知らぬ男性と、生まれて初めてベッドをともにする悦びを知った。夢のような一夜の間、まだ彼女は知らなかったのだ、純潔を奪った美しい男が、まさか砂漠の王国のシークだなんて…。 -
億万長者の贈り物【あとがき付き】
【最終ページにあとがきが付いて再登場!作品の登場人物や漫画家の素顔に迫れる1ページを最後までお楽しみください。】「なぜ僕の招待を受けないんだ?」罪つくりなほどハンサムな億万長者ニックにせまられ、ベスの胸はざわめいていた。彼とベスは、ほんの数日前に出会ったばかり。ニックの運転する車にベスがぶつかってしまい、その後、強引にクリスマスに招かれたのだ。ベスは2年前に事故で夫を失って以来、人にもロマンスにも背を向けて生きている。でも危険な香りのするこの男性のそばにいるだけで、心が拒否してもからだが反応してしまう。もう恋などしないと決めたのに…。 -
炎のステファニー〈オーチャード・ヴァレー・三姉妹物語II〉
あなたへの想いはもう誰にもとめられない!すべてをかけてチャールズに恋したステファニー。いくら子供扱いされても、彼の笑顔が最高の幸せ!!…だったのに、あんなにひどく拒絶されるなんて…。3年後、彼のことはもう忘れたつもりで留学先から戻ったステファニーだけど、久しぶりに会うチャールズはやっぱり素敵!抱き締められて、キスされてとろけそうな喜びを感じてしまう…。どうか夢なら醒めないで。過去も未来もいらない、今だけでいいから…。胸いっぱいの幸せと不安な思いに揺れ動くステファニーの一途な恋の行方は? -
氷のヴァレリー〈オーチャード・ヴァレー・三姉妹物語I〉
“恋愛なんて時間のムダ!”そう言い切る会社重役のヴァレリー。常にクールにふるまう彼女は、父危篤の知らせにも平静をよそおう。そんな彼女の心細さを見抜いたのは父の主治医コールビー。彼は、強そうに見えてデリケートなヴァレリーの魅力を感じ始めていた。そして、不安のあまり声を殺してなく彼女を抱きしめ、温かいキスで慰める。コールビーの前では素直に涙を流せるヴァレリー。お互いに強く求め合いながらも仕事に生きるヴァレリーと家庭的な女性を望むコールビーには、どこまでいってもなくならない透明な壁が…。2人の愛は、壁をうち破ることができるのだろうか!? -
最初で最後のラブレター〈愛を約束された町V〉
3年前に夫を亡くして以来、ネルはひとりで牧場を守ってきた。ある時、ネルの住む町に、著名作家のトラヴィス・グラントがやって来た。彼は町に伝わる不気味なゴーストタウンの噂を聞き、取材に来たのだ。そんな有名人とも知らず、ネルは町外れで写真を撮っていた彼を「ダメじゃない!もうすぐ嵐が来るのに!!」と叱りつけてしまう。最悪の出会いだったのに、彼は町の宿が満室でネルの牧場に宿泊することに。その時初めてネルは気づいた。彼が亡き夫に似ていることに。 -
西部のプリンセス〈愛を約束された町IV〉
カリフォルニアからテキサスの小さな町プロミスに赴任してきた医師ジェーン。でも、都会から来た美しい彼女は人びとに敬遠され、町にとけこめずにいた。そんな時、友人がジェーンのためにブラインドデートを企てる。相手のセクシーな男性キャルは当初、女性を近づけない雰囲気があったが、やがてふたりは急速に親しくなっていく。そしてひょんなことからふたりは、百年前に廃墟となったゴーストタウンにふたりで足を踏み入れることになるが--? -
逃げだしたプリンセス
エリナー、赤毛の美しき魔女。今日という日と私を忘れないよう、甘い口づけを与えよう--。王家の英語教師としてカラム王国へやって来たエリナー。21歳の誕生日に王室のパーティーに招かれた彼女は、第2皇子ジャシムからダンスに誘われる。美しい黒髪と肉食獣の瞳…ジャシムの広い胸に抱かれる夢のようなひと時、彼女はいつしか恋に落ちていた。しかしエリナーは知らなかった。情熱的に愛を語るジャシムの胸中に、ある恐ろしい計画が秘められていたことを…! -
雪原のウエディングドレス
業界注目のウエディングドレスデザイナー・セリーナ。パーフェクトウーマンを目指す彼女が求めるのはいつでも完璧、ドレスも人生もパートナーもスマートじゃなくちゃ!だが、シアトル出張に同行するプライベートジェット機のパイロット・ケインは彼女の理想とは正反対のタイプ--ワイルドで無遠慮でその上あの長髪!反発しあうふたりを乗せたジェット機は乱気流に巻き込まれ墜落してしまう。こんな人とふたりきりで雪山に閉じ込められるなんて冗談じゃないわ! -
仕組まれた誘惑
出会い頭の突然のキス!!あの人はいったい誰なの?見知ぬ精悍な男に唇を奪われたベルは、思わぬ体の火照りに戸惑う。「私にはロドリックという婚約者がいるのに…」しかしよりにもよってその婚約披露パーティーで、あの男--アンドルーと再会してしまった!なぜだか磁石のように自分の心を惹きつけるアンドルーに、戸惑いを覚えながらも歩み寄るベル。それが、危険な愛の罠だとは知らずに……。愛は時として残酷。それが運命だったとしても…。 -
愛しくて憎い人
ジェイソン!私が復讐を誓った男…!派遣看護師のエリノアは、新しい患者のカルテを見て、息を飲んだ。ジェイソン。それはエリノアの元婚約者の兄で、エリノアたちの関係を引き裂いた、憎い相手だった…!-彼が事故で失明したうえ、半身不随ですって!?-戸惑うエリノアだったが、ある思いを胸に、この仕事を引き受ける。-正体を隠して彼を看護し、私を立派な看護師として認めさせてみせるわ!それが私の復讐よ…!-ところが、憎みぬいたはずのジェイソンと過ごすうち、予期せぬ想いがエリノアに芽生え始め…!? -
突然のウエディング
永遠の愛を誓うのは、名前も知らないあなたと!? 歓楽と悪徳の街ラスベガス――カジノで働くルイーズは絶体絶命のピンチに立たされていた。誤って密輸ダイヤモンドを飲み込んでしまった彼女は、マフィアに捕まればむりやり結婚させられて手術台へ送られるのだ。このまま犯罪者の花嫁になるなんて絶対にいや! ウエディングドレス姿で逃げだしたルイーズは、追っ手の目をあざむくため、見知らぬ結婚式帰りの男性の手をとりチャペルに逃げ込むが!? -
シンデレラになる夜
シアトルでコーヒーショップを経営するホープ・ジョーダンは娘を結婚させたがる母親のしつこさに辟易していた。ホープは仕事にのめりこんでいて、恋愛などは二の次。ある日、そんな娘を心配した母がくじを買った。当たればなんと、世の女性の憧れであるサン・ロレンツォ国王子、プリンス・ステファノとのデート権がもらえるという。抽選会の夜、会場で母が倒れたと、ホープのもとに電話が入る。かけつけたホープは母のベッドの横に立つステファノの姿を見た。信じられないことに、くじに当たってしまったのだ! -
愛の果実がみのるとき
元秘書のコレットは数カ月前、長年片思いをしてきたボスと一夜を過ごした。だが直後に彼の後ろ暗い秘密を知ってしまい、会社も辞めて逃げるように彼の前から姿を消した。生花店で働きながら新生活を始めた矢先、その彼が現れ……。(コレットの章)結婚間近のアリックスは手作りの小さな式を夢見ていたが、本人の希望をよそに周囲が盛大な式の計画を押し進める。さらに自分に対する花婿の母親の不満を漏れ聞き、彼女はマリッジブルーの頂点に……。毛糸店の編み物教室に集まった女性たちが紡ぐ、愛と涙の物語。 -
宿敵との一夜
エレノアはある夜、義父に手込めにされそうになり、家を離れ、叔父の家にしばらく住まわせてもらおうと決心する。義理の姉の結婚式に出席し、その夜に出ていこう。だが祝宴もたけなわのとき、乱入してきた男を見て彼女は凍りついた。ウィリアム・マーストン!父を裏切って処刑台に送り、その後領地を没収されて国外追放となっていた男。かつて宮廷で最も魅力的と言われた彼は、端整な顔で義父をにらみつけ、自分を異国へ追いやった恨みを必ず晴らすと宣言する。二人を見守るエレノアは、次の瞬間、思いがけない行動に出ていた――領地へ帰ると言う彼に、同行させてほしいと頼み込んでいたのだ。★父の死の原因となった憎き男性と一緒に旅をすることになったエレノア。しかし行く先々で起こるさまざまな出来事は、二人の絆を強くするばかり。はたしてこの旅の終わりは?★ -
ひだまりに咲く微笑み
結婚の夢に破れたリンジーが訪問したのは、父の故郷バッファロー・バレー。小さな町はかつての賑わいをなくし、学校は閉鎖の危機に直面していた。人生を再出発しようと臨時教師を引き受けたリンジーは、住民から温かく歓迎され、そこで美しいブルーグレイの瞳の男性──農場経営者のゲイジに出会う。ことあるごとに衝突するふたりだったが、ゲイジがふとしたはずみで彼女の唇を奪った瞬間、恋心に火がついた。だが、都会生まれの“よそ者”であるリンジーと自らの地を誇りとするゲイジの間に、ある事件から大きな溝が生まれて……。 -
花嫁の憂鬱
わたしが養女だったなんて……。クリスティーナは打ちのめされた。イタリア貴族の血を引く彼女は、生後まもなく母を亡くし、祖母の計らいによって、ある条件付きで叔母夫妻に託されたのだという。それは“マルケージ伯爵の花嫁になること”先日湖で出会った傲慢な伯爵――彼こそが許婚のマックスだった。激しくキスされたことを思い出し、クリスティーナの頬が熱くなる。嫌いな相手なら結婚は無理強いしないと養父母は優しく言った。でもこれまで贅沢な暮らしができたのは、祖母からの養育費のおかげ。受け取った額はあまりにも莫大で、養父母に返済は不可能だろう。わたしはこの運命を受け入れるしかないの?■城から突然消えた赤ん坊。彼女をいつか必ず見つけ出すと心に誓った少年は十七年後、許婚として彼女の前に現れますが……。惹かれ合いながらも素直になれない、二人の心の葛藤が切ない一作です。 -
わがままなプロポーズ
婚約者に逃げられ、傷心のペイジ。心機一転をはかって移り住んだシカゴで、司書として新しい暮らしを送っていた。おだやかな生活を送りたい。そう思っていた彼女の前に、最近心を騒がす男性が現れた。彼の名はシェーン・ハンティントン。敏腕刑事である彼はハンサムなプレイボーイで、ペイジを裏切った婚約者と同じタイプの人間だ。かかわるとろくなことがない。そう思って冷たくあしらうペイジに、シェーンはいきなり意外な申し出をしてきて…!? -
偽りの代償
失恋の傷を癒しに別荘へ出かけたヴァーニーは仰天した。なんと寝室のベッドに男性が寝ている! 彼の正体は、実業界の若き獅子レオン・ボーモント。ヴァーニーの兄ジョンの雇主だ。最近、不倫疑惑でマスコミに追いかけられていた彼は、兄の勧めでここに身をひそめていたらしい。ヴァーニーは、自分はジョンの妹だと名乗るが、レオンはそれをまるで信じず、家政婦か何かだと思いこんでいる。ヴァーニーは彼に勘違いされたまま、なぜか彼の世話をすることに!? -
ハッピー・クッキング
新婚1日目の朝食は、優雅に2人っきりの甘~いひととき……のはずだったんだけど、夫・哲也の母に早速朝食のダメ出し!! それもそのはず、お義母さんは有名な料理学校の校長なのだから……。操が掃除をしていると、料理番組にお義母さんが登場。『姑直伝の嫁の手料理』を紹介するという話題で盛り上がっていた。まさか……。冗談だと思っていた操だったが、帰宅したお義母さんは……マジだった! 操は「嫁のフルコース」を特訓することに! まだまともに料理ができない操に過酷な試練が! 操のドタバタ新婚生活料理日記。美味しいレシピも満載! 1冊で2度美味しいコミック、第1巻(全3巻)! -
隠れ伯爵と男装の娘
闇夜に出逢った“追いはぎ”二人が、華やかなる社交界で再会し……。 最愛の父がいかさま賭博の餌食にされ、家も財産も命も失った……。ジョアンナはせめて母の形見を取り戻そうと男装して追いはぎに扮するが、颯爽と現れた別のたくましい追いはぎに先を越されてしまった!動揺して去ろうとする彼女を、男が呼び止めた。「そう急ぐな、ご同輩」教養ある言葉遣いと洗練された話し方でザックと名乗った男は、彼女のことを追いはぎ少年と思ったまま、女性と気づく様子はなかった。なんとかザックから母の形見を返してもらって帰ろうとしたとき、男装のせいで人違いされて何者かに撃たれ、彼女は肩を負傷した。手当てをしてくれたザックに女性だと知られて逃げ出したジョアンナは、後日、彼と思いがけない形で再会を果たす――追いはぎザックの正体は、なんと華麗なる伯爵ウィリアム・ザカリア・ハミルトンだったのだ! ■母が病床でも大事にしていた父から贈られたエメラルドの首飾りを、奪った人物の妹に夜会の席で見せびらかされたジョアンナは、我慢の限界を迎えて取り返す決意をしたのでした。伯爵ウィリアムと再会し、追いはぎ未遂の件は秘密にしてほしいと願い出ると……。 -
楽園の秘め事
ママが若い男と駆け落ちですって!?レイチェルは信じられない気持ちでカリブ海の小島を訪れた。島の大半を有しホテルや農園の経営者でもあるマシュー・ブロディ――まさかママの恋人がこんなにセクシーで逞しい男性だっただなんて…。偽名を使い彼との接触を果たしたレイチェルだが、マシューに触れられるたび胸の奥が疼く自分に気づかされる。彼の甘い誘いに流されてしまいたい…。ついにレイチェルは、母親の恋人と知りながら、マシューに身も心も捧げてしまい…!? -
シークの罠におちて
「放して、私はあなたの道具にはならない!」砂漠の国ジュダールの王女ジャラは、心で涙を流しながら、愛するモハブのプロポーズを断った。モハブはサラヤ国の王子。かつてジャラは、彼と熱い恋におちたが、愛されていると思ったのはまやかしだった。彼はサラヤ王に命じられ、政治的な理由でジャラを誘惑し、弄んだだけだったのだ。なのに兄王は、信じ難い事を言う。今、ジュダールとサラヤが戦争に突入するのを防ぐには、ふたりが結婚する以外にないと――。 -
恋人はどちら?【分冊】
腕ききの弁護士として名高いダミアンとエバン兄弟の法律事務所で、ジェシカはアシスタントの職を得た。彼女は兄弟と幼なじみで、14歳の頃は弟エバンに熱をあげていた。大人になり、少女時代の淡い初恋も今となっては懐かしい思い出にすぎないのに、弟を誰よりも愛する兄ダミアンから「失恋の痛手に苦しむ弟を救ってくれ」と言われる。戸惑うジェシカに、やがてエバンが交際を申し込んできて、両家の父母は大賛成。でも私が今、愛しているのは――ダミアンなのに! -
砂漠の夜の誘惑【分冊】
あの日私に触れたあなたを、今はこんなに遠く感じる――助産師の職を求め中東ザラクの大使館を訪れたフェリシティは、開かれた就職説明会で印象的な男性に出会う。スクリーンだけが光を放つ室内で、暗闇のなかでもはっきりとわかる美貌、周囲に漂う甘い香り…。フェリシティは異国の見知らぬ男性と、生まれて初めてベッドをともにする悦びを知った。夢のような一夜の間、まだ彼女は知らなかったのだ、純潔を奪った美しい男が、まさか砂漠の王国のシークだなんて…。 -
愛さえあれば?【分冊】
メアリー・ジョーは胸がひき裂かれる思いで恋人エバンのプロポーズを断った。政治家をめざす彼にとって必要なのは社交術にたけた上流階級の妻。彼の母親にそう言われての苦渋の決断だった。3年後、詐欺にあった父を助けたいとエバンを訪ねた彼女は、裁判費用のために彼のもとで働くことになる。彼がつきあう女性たちを目の当たりにし、いまだ痛む胸。だが、たったひとつの熱いキスが愛を再燃させる。でも本当に愛さえあれば、どんな障害でも乗りこえられるの…? -
つれない花婿【分冊】
リリーの恋人はイタリア人の大富豪ヴィート。でも彼は、ふたりの関係に未来はないといつも明言している。結婚する気はないし、子供もいらないと。なのに赤ちゃんができてしまうなんて…。ショックを受けながらもリリーは勇気を出して彼に妊娠の事実を告げるが、結果はサイアクだった。彼はなんの説明もないまま彼女を一方的に家から追い出したのだ!だが6週間後、なぜか突然リリーのもとに彼が現れ、傲慢にも宣言した。「君には今すぐ僕と結婚してもらう」と。 -
二階の恋人【分冊】
「やあ、また会ったね」玄関にバザールで出会った魅力的な男性が立っていた。クリスティーンは少し前、彼に声をかけられ「私に関心があるなら、探し出しなさい」と言っていたのだ。まさか本当に来るなんて・・・。彼は二階が貸し部屋ということを知り、住みたいと言い出した。セクシーな彼との刺激的な生活が始まる!! -
スルタンと踊り子〈砂漠の王子たち:消えた薔薇Ⅱ〉【分冊】
友人のために、とある事務所に忍び込んだマリエルは、偶然見つけた男性の写真に見惚れてしまう。誰かが入ってくる物音に、慌てて逃げようとしたマリエルの前に現れたのは、その写真の男ハルンだった!!マリエルは状況が飲み込めないまま、彼と一緒に事務所の追っ手から逃れることに・・・。魅力的だけれど、どこか危険な薫りのするハルン。マリエルはなりゆきで彼とともに、”消えた薔薇”の行方を追う旅をすることになって!! -
王子様はお断り【分冊】
”いつか迎えに来てくれる白馬に乗った王子様” 皇太子バークの戴冠式で歌うため、モンクロワ公国にやって来た歌手のサブリナは、幼い頃に大好きだったおとぎ話を思い出していた。あれはただの夢物語・・・なんて思っていたのに、サブリナの前に現れたバークは、まさに夢見た王子様そのもの!! ”彼の情熱的なまなざしに、ロマンチックな言葉に、おとぎ話が現実になるような甘い・・・甘い夢を見てしまいそう” ところが、ある日サブリナはバークの暗殺をもくろむ大がかりな陰謀に巻き込まれてしまい!! -
聖なる刻印【分冊】
遠縁の伯爵家で母と2人で静かに暮らしていたドロシアは、病弱ではあったが、古代言語の翻訳に驚くべき能力を発揮しオックスフォード大学の教授たちに大いに頼りにされていた。だが母が他界すると、父の元に身を寄せるしかなかった。20年間1度も会ったことのない父と暮らすために、喧騒と悪臭の漂うロンドンにやってきたドロシアの前に、埃まみれの汚い出で立ちのアメリカ人ジャックが現れた。彼は、高名な考古学者の父をいきなり泥棒呼ばわりしたかと思えば、ドロシアの唇まで奪ってしまった・・・!? -
そよ風のノーラ〈オーチャード・ヴァレー・三姉妹物語Ⅲ〉【分冊】
ローディー・キャシディーは、容姿端麗、頭脳明晰、カリスマ性あふれる大会社の若き社長。そんな彼が大怪我をして入院したから、さぁ大変!!慣れない病院生活に、ワガママ放題、暴れ放題、難癖つけ放題。 彼をおとなしくさせることができるのは、たったひとり—担当看護婦ノーラだけ。 精一杯強がって、痛みをこらえて暴れるローディーに同情以上のものを感じてしまうノーラは、いつしか立場を越えて、彼に惹かれるように・・・・・・。 わからずやのあなたに、”愛”の幸せを教えてあげる、本当の優しい愛を。 -
氷のヴァレリー〈オーチャード・ヴァレー・三姉妹物語Ⅰ〉【分冊】
”恋愛なんて時間のムダ!” そう言い切る会社重役のヴァレリー。常にクールにふるまう彼女は、父危篤の知らせにも平静をよそおう。そんな彼女の心細さを見抜いたのは父の主治医コールビー。 彼は、強そうに見えてデリケートなヴァレリーの魅力を感じ始めていた。 そして、不安のあまり声を殺してなく彼女を抱きしめ、温かいキスで慰める。 コールビーの前では素直に涙を流せるヴァレリー。—お互いに強く求め合いながらも仕事に生きるヴァレリーと家庭的な女性を望むコールビーには、どこまでいってもなくならない透明な壁が・・・。2人の愛は、壁をうち破ることができるのだろうか!? -
結婚がさき【分冊】
大恋愛に憧れる令嬢のジャニン。だが、祖父が決めた結婚相手は、ロマンスとは程遠い元軍人のザック。結婚解消を試みるジャニンだが彼の魅力に・・・。 -
千一夜の夢〈シークと見る夢Ⅱ〉【分冊】
――必ずあなたをスクープしてみせるわ――金融ジャーナリストのフランセスの目的は世界で最も裕福な人間の1人、カマール公国の首長アリに近づいて巨額の富の秘密を探ること。あふれ出る王者の貫禄、漆黒の髪、闇の瞳。その圧倒的な魅力にあらがって、フランセスはアリの前に歩み寄った・・・。ところが、彼に抱き寄せられたフランセスは秘密をつかむどころか、その熱く情熱的な口づけに逆らえなくて・・・。――もう、このままだとインタビューどころじゃなくなってしまう・・・!? -
花嫁は失恋中〈初めて愛した人へⅢ〉【分冊】
「ボビーが昨日、結婚したですって!?」 長年の友人クリスがメアリーベスにもたらした知らせは、“婚約者(ボビー)の裏切り”だった・・・!――そんな…。明日は私との結婚式なのに…!―― ショックのあまり、途方に暮れるメアリーベス。そんな彼女にクリスが信じられない提案をする。「予定通り式は挙げよう。僕が花婿になる」。 力強く支えてくれるクリスの優しさに、次第に癒されていくメアリーベスの心・・・。・・・友情から始まった結婚生活のはずなのに・・・。私、クリスに恋してる・・・の? -
約束の一年間〈初めて愛した人へⅠ〉【分冊】
両親の他界後、幼い妹たちと農場を守るために一所懸命働いてきた三姉妹の長女・ミーガン。その農場が経営難で最悪の危機に瀕したその時、ミーガンの前に意外な救世主が現れた! 彼の名はトラヴィス。幼い頃彼女をいじめてばかりいた幼なじみで、今やモテモテのロデオ・カウボーイだ。その彼が、ミーガンの借金返済を条件に彼女に“一年間の契約結婚”を申し出る。「いったい彼は何を企んでいるの?」背に腹は代えられず、彼の申し出を受け入れるミーガンだが!? -
愛しくて憎い人【分冊】
―ジェイソン!私が復讐を誓った男・・・!―派遣看護師のエリノアは、新しい患者のカルテを見て、息を飲んだ。ジェイソン。それはエリノアの元婚約者の兄で、エリノアたちの関係を引き裂いた、憎い相手だった・・・!―彼が事故で失明したうえ、半身不随ですって!?― 戸惑うエリノアだったが、ある思いを胸に、この仕事を引き受ける。―正体を隠して彼を看護し、私を立派な看護師として認めさせてみせるわ!それが私の復讐よ・・・!― ところが、憎みぬいたはずのジェイソンと過ごすうち、予期せぬ想いがエリノアに芽生え始め・・・!? -
愛の迷い子【分冊】
いいかげんな女のふりをしてほしいですって? ディジーは親友のとんでもない頼みに驚いた。親友が遺産を相続するためには厳格な叔父に真面目さをアピールしなくてはいけない。ディジーが無責任であればあるほど親友である自分がいかにすばらしいか伝えられると言うが…。気乗りしないままディジーが古城へ向かうと、目に飛びこんできたのは湖で優雅に水浴びをするギリシア神のように見事な肉体をもつ男性! まさかその男性が親友の叔父ザカリアだったとは――。