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もういちどベートーヴェン
累計127万部突破の大人気シリーズ! 岬洋介が挫折し、別の道へ進もうとしているときの物語です。2006年。法曹界入りした天生高春は、ピアノ経験者のようだがなぜかクラシック音楽を避ける岬洋介とともに、検察庁の実務研修を受けていた。修習の一環として立ち会った取り調べの場に現れたのは、絵本作家の夫を刺殺したとして送検されてきた絵本画家の牧部日美子。日美子は犯行を否認しているが、凶器に付着した指紋という動かぬ証拠が存在する。取り調べが打ち切られようとしたそのとき、岬が突如ある疑問を投げかける……。『このミステリーがすごい!』大賞シリーズ。 -
元彼の遺言状
第19回『このミステリーがすごい! 』大賞 大賞受賞作 「僕の全財産は、僕を殺した犯人に譲る」――奇妙な遺言状をめぐる遺産相続ミステリー! シリーズ累計48万部突破! テレビ・新聞・雑誌・WEBニュースほか各メディアで話題 (あらすじ) 「僕の全財産は、僕を殺した犯人に譲る」。元彼の森川栄治が残した奇妙な遺言状に導かれ、弁護士の剣持麗子は「犯人選考会」に代理人として参加することになった。数百億円ともいわれる遺産の分け前を勝ち取るべく、麗子は自らの依頼人を犯人に仕立て上げようと奔走する。ところが、件の遺書が保管されていた金庫が盗まれ、さらには栄治の顧問弁護士が何者かによって殺害され……。 -
山伏地蔵坊の放浪
洒落者の猫井は紳士服店の若旦那、禿頭が眩しい藪歯医者の三島に写真館の床川夫妻、そしてレンタルビデオ屋の僕、青野良児。年齢も職業もまちまちな僕らは、土曜の夜になるとダンディなマスターの店『えいぷりる』に集い、地蔵坊先生の話を聴く。この先生、鈴懸に笈を背負い金剛杖や法螺貝を携え……と十二道具に身を固めた正真正銘の山伏なのだ。放浪中の体験談といって披露してくれるのは、およそ実話とは思えない怪しい事件揃い。額面通りに受け取れば、彼はさながら遍歴する名探偵だが。さて、眉に唾をつけつつ今宵も幕を開けるとしよう――「面白そうですね。ぜひ聞かせてください」/【目次】第一話 ローカル線とシンデレラ/第二話 仮装パーティーの館/第三話 崖の教祖/第四話 毒の晩餐会/第五話 死ぬ時はひとり/第六話 割れたガラス窓/第七話 天馬博士の昇天/あとがき/文庫版あとがき/解説=戸川安宣 -
やらなくてもいい宿題
【電子版のご注意事項】 ※一部の記事、画像、広告、付録が含まれていない、または画像が修正されている場合があります。 ※応募券、ハガキなどはご利用いただけません。 ※掲載時の商品やサービスは、時間の経過にともない提供が終了している場合があります。 以上、あらかじめご了承の上お楽しみください。 謎の転校生と算数の天才少年が繰り広げる算数問題対決。予想を裏切る展開の連続にぐんぐん引き込まれ、算数が好きになる! いまもっとも注目を集める新進気鋭のミステリ作家・結城真一郎の、初めての“子どものためのミステリ小説”。 あなたは、この問題がとけますか? ―謎だらけの転校生が出題する、5つの算数問題。 あっと驚くどんでん返しの連続に、本が好きな子もそうでもない子も夢中になること間違いなし。 楽しく読みながら算数力も読解力も鍛えられる、子どもも大人もとりこにするミステリー! 【あらすじ】 舞台は小学校。5年1組にかわいいけど謎めいた女の子・ナイトウさんが転校してきた。自分のことを何も語らない彼女について、“ある疑惑”が持ち上がる……彼女の秘密を探る数斗に、ナイトウさんが「この問題が解けたら質問に答えてあげる」と出題してきた。それは一見ふつうの算数問題。算数が大得意な数斗は余裕で解いてみせる。ところが問題には実は“ワナ”が仕込まれており、数斗はまんまと裏をかかれてしまう! 数斗は果たして彼女の秘密を明かせるのか? そして彼女の正体は……!? ナイトウさんの出す問題は、公式や解法に当てはめただけでは正解は出せない。最後まで読んで「そうだったのか……!!」とゾッとしたり、びっくりしたり。謎を解く鍵は「よく読む」こと。頭を柔らかくしてしっかり読めば、むずかしい公式なんて必要なし。あなたはナイトウさんの問題が解けるか? そして彼女の秘密を明かすことができるか? 【目次】 1問目 奴隷とライオンのつるかめ算 2問目 逃亡者と警察の旅人算 3問目 老婆と少年の年齢算 4問目 列車とボートの流水算 5問目 別れと思い出のニュートン算 6問目 最後の暗号 結城 真一郎(ユウキシンイチロウ):1991年生まれ。神奈川県出身。開成中学・高校を経て東京大学法学部を卒業。2018年『名もなき星の哀歌』で新潮ミステリー大賞を受賞し2019年デビュー。2021年「#拡散希望」が日本推理作家協会賞(短編部門)受賞、同作を収めた短編集『#真相をお話しします』(2022年)は20万部を越えるヒット作となる。ほかに『プロジェクト・インソムニア』『救国ゲーム』『難問の多い料理店』など。 -
有罪、とAIは告げた
AI介護ロボットが、人に殺意を抱く日。 都内で一人暮らしをしていた浅沼啓造が突然死した。心臓にペースメーカーを埋め込んでいた啓造の死因は虚血性心疾患と判断された。だが警視庁捜査一課の犬養は、介護のために導入され、リタと名付けられたロボットN365に注目する。果たして、リタに内蔵された害獣駆除用の超音波と電磁波が、啓造の死亡時間直前に発振されたことが明らかになった。これによりペースメーカーが停止、啓造を死に至らしめた可能性が浮上する。捜査本部は、事件はN365の異常行動によるものとし、製造元〈マッカーシー・エクスペリメント〉社を業務上過失致死傷で立件しようとした。だが上層部が打ち出したのは、リタ本体を殺人容疑で起訴するという前代未聞の方針だった。 この裁判を担当することになった東京地裁の判事補・高遠寺円は、事前に被告人との面談に臨む。最新AIを搭載したリタとの会話に妙な人間臭さを感じ、おののく円。AIは人格を持つのか、ならば人間との違いはどこにあるのか。これは〈ヒトであること〉を再定義する裁判になる――。 AIがヒトに〈殺意〉を抱く可能性はあるのか。AIとの共存共生が現実になるなかで、われわれの未来を問うリーガル・ミステリ。 -
有罪、とAIは告げた
半歩先のリアルを描くリーガル・サスペンス! 東京地方裁判所の新人裁判官・高遠寺円は、日々の業務に忙殺されていた。公判、証人尋問、証拠や鑑定書の読み込み、判例の抽出、判決文作成と徹夜が続く。 東京高裁総括判事・寺脇に呼び出された円は、中国から提供された「AI裁判官」の検証を命じられる。〈法神2〉と名付けられたそれに過去の裁判記録を入力すると、裁判官の思考を〈再現〉し、出力するというのだ。果たして〈法神〉が一瞬で作成した判決文は、裁判官が徹夜し苦労して書き上げたものと遜色なく、判決も全く同じものだった。業務の目覚ましい効率化は、全国の裁判官の福音となる。しかし円は〈法神〉の導入に懐疑的だ。周囲が絶賛すればするほどAI裁判官に対する警戒心が増していく。 ある日、円は18歳少年が父親を刺殺した事件を担当する。年齢、犯行様態から判断の難しい裁判が予想された。裁判長の檜葉は公判前に〈法神〉にシミュレートさせるという。出力された判決は――「死刑」。ついに、その審理が開かれる。 罪は、数値化できるのか。裁判官の英知と経験はデータ化できるのか。目前に迫るあり得る未来に、人間としての倫理と本質を問うリーガル・サスペンス。 ※この作品は過去に単行本として配信されていた『有罪、とAIは告げた』 の文庫版となります。 -
百合小説コレクション wiz
実力派作家の書き下ろしと「百合文芸小説コンテスト」発の新鋭が競演する、珠玉のアンソロジー。百合小説の〈今〉がここにある。 【著者略歴(五十音順)】 ・アサウラ 1984年生まれ。TVアニメ『リコリス・リコイル』ストーリー原案など。 ・小野繙(おの・ひもとく) 1996年生まれ。第4回百合文芸小説コンテスト・河出書房新社賞受賞。 ・櫛木理宇(くしき・りう) 1972年生まれ。『ホーンテッド・キャンパス』『死刑にいたる病』など。 ・坂崎かおる(さかさき・かおる) 1984年生まれ。第4回百合文芸小説コンテスト・大賞受賞。 ・斜線堂有紀(しゃせんどう・ゆうき) 1993年生まれ。『恋に至る病』『楽園とは探偵の不在なり』など。 ・南木義隆(なんぼく・よしたか) 1991年生まれ。『蝶と帝国』「月と怪物」など。 ・深緑野分(ふかみどり・のわき) 1983年生まれ。『ベルリンは晴れているか』『スタッフロール』など。 ・宮木あや子(みやぎ・あやこ) 1976年生まれ。『雨の塔』『ヴィオレッタの尖骨』など。 ◎カバー装画=めばち ◎カバーデザイン=名和田耕平デザイン事務所 -
米澤屋書店
人気ミステリ作家の頭に詰まっているのは? 魅力的な謎を次々と生み出す米澤穂信。その頭の中にあるものは? 彼を形作った本たちを一挙公開。素顔が垣間見える脚註も大幅加筆! 読者を夢中にさせる“謎”を次々と生み出し、新作のたびにミステリーランキングを賑わせる米澤穂信。彼の頭の中には、何が詰まっているのか? 学生時代から現在まで、米澤が呼んできた本をめぐるエッセイや書評、対談を一堂に集めた、本好き必読の書。本音満載の、本人による脚注を文庫化で大幅加筆、巻末に直木賞受賞エッセイも収録。 単行本 2021年11月 文藝春秋刊 文庫版 2024年11月 文春文庫刊 この電子書籍は文春文庫版を底本としています。 -
臨床犯罪学者・火村英生の推理
推理作家・有栖川有栖の新作刊行と、犯罪学者の火村英生の誕生日を祝すささやかな宴。そこで見かけた、宝石チェーン社長で有名人の堂条秀一が殺された。しかもアリスの友人が容疑者で!? 新たな事件、始動! -
臨床犯罪学者・火村英生のフィールドノート ブラジル蝶の謎【新装版】
臨床犯罪学者・火村英生と、推理作家・有栖川有栖の名コンビが、難解推理に挑む! 収録作/「わらう月」・「201号室の災厄」・「ブラジル蝶の謎」 -
令和反逆六法
礼和四年、人権ならぬ“命権”擁護の時代。人気の配信猫が、雇用しているボノボを訴えた。ボノボの弁護を引き受けたぼくには、心の奥底に秘めたる欲望が・・・・・・(「動物裁判」)。例和三年、賭け麻雀が合法に。接待麻雀士の塔子は、高官との対局の大一番、思わぬ窮地に立たされて・・・・・・(「接待麻雀士」)。おかしいのは法律? それとも人間? 架空の法律が制定された六つのパラレル・レイワが、現行法と現実世界にサイドキック! この世の歪みを炙り出す!! 痛烈で愉快で洗練された、仕掛けだらけのリーガルSF短編集。 (『令和その他のレイワにおける健全な反逆に関する架空六法』改題) -
ワルツを踊ろう
容疑者は村人全員! ? 20年ぶりに帰郷した了衛を迎えたのは、閉鎖的な村人たちの好奇の目だった。 愛するワルツの名曲〈美しく青きドナウ〉を通じ、荒廃した村を立て直そうとするが……。 雄大な調べがもたらすのは、天啓か、厄災か⁉ 著者史上最狂・最悪のどんでん返しミステリ! 「まっさらで読めば、滝川野菜のところで おりょ?と騙されます。 あーラッキーだなー自分。最高に楽しんじゃいました。」 新井見枝香(三省堂書店) ●あらすじ 金も仕事も住処も失った“元エリート”溝端了衛が帰った故郷は、7世帯9人の限界集落に成り果てていた。 携帯の電波は圏外。住民は曲者ぞろい。地域に溶け込もうと奮闘する了衛の身辺で、不審な出来事が起こりはじめ……。