検索結果

  • レディ・エレノア
    完結
    4.0
    エレノア・デ・トレセイルは父に続き祖父までも亡くし、遺された土地と屋敷の相続税の支払いに頭を悩ませていた。祖父との約束は代々受けつがれたこの場所を手放さないことなのに、義妹グラニアは何もかも売りお金を山分けしようと考えている。そんな時、財産の管財人であるジョスが現れ、突然エレノアに結婚を申し込んできた。トレセイル家の称号を手に入れる代わりに、すべてを解決すると。そんな愛のない結婚なんてできない! ジョスは私の愛している人なのに…。
  • あまりにも危険な情事【あとがき付き】
    完結
    4.0
    【最終ページにあとがきが付いて再登場!作品の登場人物や漫画家の素顔に迫れる1ページを最後までお楽しみください。】大富豪カーステアズ家の別荘の家政婦であるクロエは、ある日、館のプールで謎の男性に出会う。日に焼けたたくましい体、腿には長い傷跡が走り、サングラスをかけた頬にも深い傷が刻まれている。彼が初めて会う当家の当主、デクランと知ったクロエは、雇い主の体に見とれていたことを悟られまいと挨拶を交わすが、その時、彼の目がほとんど見えていないことに気づいた。これがふたりの危険な関係の始まりだったが、彼には亡き弟を裏切り捨てた女性を探す目的があり――。
  • ボスとの甘いバカンス
    完結
    4.0
    亡き婚約者との約束を果たすため、チャステティは大富豪ゲイブのもとを訪れた。彼はやり手な上に魅力あふれる男性で、チャステティは彼の秘書を務めていた当時、淡い恋心を抱いていた。しかし今、ゲイブの亡き弟の婚約者として現れた彼女は、彼に財産を狙う悪女のレッテルを貼られてしまう! 最悪な再会をしたふたりだが、突然、ゲイブから「君も一緒に行かないか?」と真夏のリゾート島へと誘われる。私を憎み蔑んでいるはずなのに、いったい彼は何を考えているの?
  • 刻まれた記憶
    4.0
    今日ダイアナは、学生時代からの親友レスリーを墓地に葬り、永遠の別れを告げた。悲しみのあふれる部屋に帰りたくなくて、タクシーを呼び止め、ホテルにやってきた。部屋に入って睡眠薬をのむとすぐに待ち望んだ眠りが訪れたが、気づくと、見知らぬセクシーな男性に見つめられていた。 見知らぬ人でもいい――情熱に身をまかせれば、自分が生きている実感を味わえるだろう。親友の死がつらすぎて、ダイアナは信じられない行動をとっていた。やがて、奔放な一夜で予期せぬ命を授かったことに気づいたダイアナは、仕事を辞め、イギリス西部の小さな町でひっそりと暮らし始めた。だが、そこへあのときの男性が訪ねてきて……。■ハーレクイン・ロマンスの大御所作家、ペニー・ジョーダンが描く人気のシークレットベビーものをお楽しみください。作家得意の波瀾に満ちたダイナミックな展開に、思わず引きこまれます!

    試し読み

    フォロー
  • 風に吹かれる砂のように
    完結
    4.0
    遠いアラブの国で金融サービスの職についたサディー。だが、雇い主に取引き相手をいかがわしくもてなすよう命じられ、それを断ると突然解雇されてしまう。帰国の旅費もなくさまよっていた彼女を助けたのは、雇い主の家で1度すれ違っただけの男性――ドゥラックス。仕事があると言われ、専用機で強引に連れていかれたところはアラビアン・ナイトのような宮殿…なんと彼は、隣国のシークだった! 夢見心地のサディーだったが、彼は密かに卑劣な計画を立てていて…?
  • 思い出の罠【あとがき付き】
    完結
    4.0
    【最終ページにあとがきが付いて再登場!作品の登場人物や漫画家の素顔に迫れる1ページを最後までお楽しみください。】天涯孤独の孤児フェイスは夏の間だけ、老富豪フィリップに預けられた。そこで彼女は御曹子ナッシュと出会い、初めての恋に落ちる。しかし、一時の幸せを残酷な運命が襲う。彼女がいた施設の不良が屋敷に盗みに入り、フィリップが心臓発作で命を落としたのだ。止めようとしたフェイスが首謀者にされ、手錠をはめられてしまう。ナッシュにも信じてもらえず、彼女はすべてを失った。10年後、建築士となり、思い出の屋敷の改築仕事をまかされたフェイスは彼と再会し…!?
  • 純愛の城
    4.0
    亡くなった祖父母の遺灰を故郷のシチリアの教会に埋葬する――ルイーズにとって、それはどうしてもかなえてあげたい願いだった。でもまさか司祭ではなく、シーザーに会うことになるとは思わなかった。彼は地元で権威を誇る公爵家の当主。埋葬には彼の許可がいるというのだ。教会でシーザーを前に、ルイーズは思わず逃げだしたくなった。10年ぶりの再会だった。彼には今、大人の風格と厳しさが備わっている。18歳のわたしが一夜をともにした、若き日のシーザーではない。彼はルイーズの申し出を聞いたあと、また会う約束をしながら、すべてを見通したような陰りのある目で、去り際に言った。「きみとはまだ話しあうべきことがありそうだ」■2011年12月31日、惜しまれつつその生涯を閉じたペニー・ジョーダン。病床にありながら果敢に執筆を続けた、彼女の最後の作品をお届けします。長編を始め、数多くの小説を書き、長く愛された作家との思い出とともに、作品の世界をご堪能ください。
  • 愛される価値
    4.0
    幼い頃に母を亡くし、里親のもとを転々としてきたシェリーは、24歳のある日、思いがけぬ事実を知ることとなった。遠い昔に死んだと聞かされていた父親が、実は最近まで生きていて、ずっとシェリーを捜していたという。シェリーはいてもたってもいられなくなり、亡き父が暮らしていた異国ポルトガルへ向かった。到着した荘厳な館で彼女を迎えたのは、義兄のジェーム伯爵。伯爵はシェリーを見ると、冷酷な笑みを浮かべて言い放った――遺産目当てで現れた人間を歓迎する気はない、と。
  • 銀色の夜に抱かれて【あとがき付き】〈レオパルディ家の掟 Ⅲ〉
    完結
    4.0
    【最終ページにあとがきが付いて再登場!作品の登場人物や漫画家の素顔に迫れる1ページを最後までお楽しみください。】アニーの前に突然現れたファルコン・レオパルディ。彼の目的はすぐに直感して分かった。アニーは彼の血縁のアントニオにレイプされていた。そして、望まない妊娠だったとはいえ、生まれてきた息子のオリヴァーを彼女は愛して育てていた。その息子を、このファルコンはひき取りに来たに違いない。だが、彼はアニー親子をレオパルディ家のあるシチリアに連れて行きたいと申し出てきたのだ。アニーの心の奥で叫んでいた!「そんな誘いにのってはダメ!!」と。
  • 冷たさと情熱と
    4.0
    美貌を武器に次々と恋人を作っては、容赦なく捨てる悪女。モデルのヘザーには、いつもそんな評判がつきまとっていた。それが深く傷ついた初恋のせいだと知っているのは、従姉だけだった。だが今回ヘザーに言い寄ってきたレイスは、いつもの相手とは違った。危険なまでの魅力をたたえ、彼女への熱い関心を隠さない。レイスはモデルの仕事にかこつけてヘザーをオフィスに呼び出し、愛人になることを条件に大きな契約の話さえ持ち出してきた。「僕はきみが欲しい。きみも僕を求めるようにさせてみせる」レイスの言葉の激しさに恐れをなし、ヘザーは家に逃げ帰ったが……。■ペニー・ジョーダンの追悼特集としてお贈りする未邦訳作品。今月は1984年の作品をお届けします。波乱に富んだストーリー展開に、作家の実力の高さが随所にうかがえる傑作です。次回は12月、彼女の遺作がついに刊行されます。ご期待ください。
  • 疑われた献身〈ロシアからこの愛を Ⅱ〉
    完結
    4.0
    【最終ページにあとがきが付いて再登場!作品の登場人物や漫画家の素顔に迫れる1ページを最後までお楽しみください。】ローラは、ロシア人と砂漠の民の血をひく実業家ワシーリー・デミドフの個人秘書に応募した。友人の兄である彼にローラは10年前から憧れていて、隠し撮りした写真を今も大切に持つほど。しかし、面接をする彼はなぜかローラに異様な敵意を燃やし、悪意に満ちた質問を投げかけてくる。憤然として帰ろうとしたものの彼には中国語が堪能な秘書が必要な切迫した事情があるらしく、意外にも採用される。翌日、ローラは彼とふたりきりでモンテネグロ出張へと旅立つことに!?
  • 狙われた無垢〈ロシアからこの愛を I〉
    完結
    4.0
    由緒正しきロシアの名家で育てられた19歳のアレーナは、高級ホテルのロビーで出会ったキリルにひと目で恋に落ちた。悪魔のように整った容姿に彼女の知らない世界の危険な香りをまとう、若くして成り上がったスラム街出身の億万長者。そんな彼から甘い誘惑の言葉を囁かれ、恭しく手の甲に口づけられ、アレーナはいとも容易く身も心もキリルに捧げてしまったのだ。幸せの頂点にいた彼女は気づかなかった。このめくるめく快楽こそが、彼の復讐の手段だっただなんて!
  • 塔の館の花嫁
    4.0
    まさか彼が会社の重要な取引先の社長だとは思わなかった。彼の名はセバスチャン。豪壮な邸宅に住む、騎士を先祖に持つ貴族。ファッション業界で成功を夢見るジェシカは、セビリアにやってきた。注文服を作る最高の素材が見つかったと喜んだのも束の間、その布地を作る工場の経営者がセバスチャンだったとは……。彼とは仕事で会う前、従妹が彼の弟と起こした恋の不始末を巡って、さんざん激しい言葉の応酬をしあったばかりだった。彼は、話をするために屋敷を訪れたジェシカを従妹と思い込み、大事な弟を金目当てに誘惑した性悪女と、一方的にののしった。商談の席でもなお侮辱を続ける彼の頬を、ジェシカは思わずぶっていた!■追悼特集としてお贈りしているペニー・ジョーダンの新刊。今月と来月は未邦訳作品をお届けします。数々の長編小説を書き、多くの読者を魅了した、彼女の確かな実力をうかがわせる作品ばかりです。
  • 思いがけない婚約
    4.0
    八年前、キャリーはサンタンデール公国の君主リュクに恋をし、一夜をともにしたものの、翌日にはつらい別れを経験した。彼の名づけ親である伯爵夫人に、仲を引き裂かれたのだ。経済ジャーナリストとして成功した今も、心の傷は消えていない。ところが、伯爵夫人の孫でリュクのお妃候補だったマリアが、キャリーの弟と電撃結婚をすることになり、その報告のために城を訪れなくてはならなくなった。つらい気持ちでリュクと再会し、事の次第を伝えるが、大公殿下の答えにキャリーは言葉を失った。「マリアがぼくと結婚しないなら、きみに結婚してもらおう」
  • シチリアの苦い果実
    完結
    4.0
    大富豪の令嬢として育ったホープは、とてもひっ込み思案だった。もちろん恋人なんて夢のまた夢だったが、憧れている男性はいた。それが大実業家にして美しき独身者として有名なルチアーノだった。そして、祖父が毎年大晦日に開くパーティーにはルチアーノも招かれていた。そしてニューイヤーを祝うキスで彼が選んだのは、なんとホープだった。とまどうホープだったが、その裏には祖父とルチアーノとの裏取引きがあった。だがホープは、そんな事は何も知らない!!
  • 美しき人質【あとがき付き】
    完結
    4.0
    【最終ページにあとがきが付いて再登場!作品の登場人物や漫画家の素顔に迫れる1ページを最後までお楽しみください。】誰か夢だと言って――明け方、目覚めたシャーロットの隣で、ボスのジョーダンが裸で眠っていた! 彼と働き始めて1年。いくらハンサムでも、プレイボーイの彼の手管にだけはひっかかるまいと誓っていのに! 混乱したままひとり部屋を飛び出し、早朝のオフィスで仕事をしていると、ジョーダンがゆうゆうと出社してきた。動揺を悟られまいと平静を装うシャーロットに、彼は「君に渡すものがあったんだ」と切り出した。彼の手にあるのは…まさか…私のブラジャー!?
  • いつかレディに
    値引きあり
    4.0
    「今さら私が女らしく変わるなんて、無理よ!」自動車整備の仕事をするルシアナは、幼い頃に母を亡くし、兄たちに囲まれ男の子のように育てられた。22歳になった今でも女らしさの欠片もなく、自分の魅力のなさに落ちこむ毎日…。そんなルシアナを見かねた兄夫婦は、幼なじみのジェイクに、妹を女らしくするレッスンをして欲しいと頼む。だがルシアナは素直になれず反発してしまう。それがジェイクの心に火をつけた。「僕は知っている。君の女らしい部分を――」。
  • 長い誤解
    4.0
    伯母の遺品整理のため、フィリッパは久々にガーストン邸を訪れた。ガーストン家の家庭教師だった伯母にここで育てられた彼女は、11年前、大学生だった当主の孫スコットと熱烈な恋に落ちた。だがある時、他に好きな人がいると言って自分から身を引いた――彼が大事な館を継ぐには、それしか方法がなかったのだ。お腹に命が宿っているのを知ったのは、そのあとのこと……。彼女の物思いを破るように、とつぜん車の音が響いた。外を見ると、へこんだ高級車と息子のサイモン、そしてスコットの姿がある!なんとサイモンが、誤ってスコットの車を傷つけたという。スコットは容赦なく彼女を罵り、ある方法で償うよう求めてきた。
  • 灼熱のアルハンブラ
    4.0
    フェリシティは亡き父の祖国スペインにやってきた。公爵家の一員だった父が認知できなかった娘のために、家を遺していたと知らされたのだ。混雑する空港でフェリシティを出迎えたのは、いまや公爵の地位を受け継いでいるビダル・イ・サルバドーレス。最後に会ってから7年が過ぎていたが、目鼻立ちの整った顔には相変わらず冷酷さが漂っている。案内された公爵家の壮麗な屋敷で、フェリシティはビダルの誘惑にあらがえず、唇を許してしまう。するとビダルは目に嫌悪の色を浮かべ、侮蔑の言葉を投げつけた。■『アレジオ公国の花嫁』2部作で、ペニー・ジョーダンは愛の揺らぎを華麗に描きました。今月の最新作では、傲慢な貴族のヒーローに翻弄されるヒロインの物語が繰り広げられています。
  • 悩める男爵夫人 1巻
    完結
    4.0
    伯爵令嬢スザンナは、女性の権利拡張運動にかかわるなどして、父親であるイーストンビー伯爵をてこずらせていた。ある日、伯爵の元にスコットランド人の男爵ジェイムズ・ガロウが現れ、伯爵の暗殺計画が進められていると忠告する。質素な身なりだが正義感あふれるジェイムズの人柄にほれ込んだ伯爵は、初対面にもかかわらず、自分の娘と結婚してほしいと申し出る。スザンナは激怒するが、一方で男爵のすがすがしい態度と凛々しい容姿にすっかり惹かれてしまい…。
  • プリンセスの誓い〈続・世紀のウエディングIII〉
    完結
    4.0
    監禁されているヴィクトリアの前に黒ずくめの男性ランスが現れた。彼は意識朦朧とする彼女を、たくましい腕に抱き救出を果たす。彼の職業は王族のボディーガード。彼女は状況をまったく理解できていなかったが、紳士的な看病を続けてくれる彼に次第に心惹かれてゆく。が、突然「君はこの国のプリンセスだ」と告げられ!?
  • 愛に惑うシーク
    完結
    4.0
    クアルーム国の海辺で、ロザリーは絵を描こうとして苦しんでいた。大好きだった絵が描けなくなったのには、理由がある。けれど、絵が描けないのは単に才能がないからだ。そのとき突然、白馬に乗ったすばらしく魅力的な男性が現れた。その姿に目を奪われ、ロザリーは夢中でスケッチを始めた。やがて彼は岸に戻ってきて、ロザリーのすぐ近くで馬を止めた。「絵を完成させたいなら、ぼくの朝をきみにあげよう」驚くロザリーに彼は続ける。「きみの午後をぼくにくれるなら」
  • 華麗なる一手
    4.0
    ギャンブル好きな父親のせいで、名門ベインブリッジ家は没落し、エイミーの社交界デビューはみじめな結果に終わった。日々節約に追われ、つましい生活を送っていたエイミーだったが、1枚の宝くじを拾ったことから運命は大きく動く。3万ポンドもの当たりくじ! でも落とし主はいったい誰?返すべき相手を見つけるため再び社交界に足を踏み入れた彼女は、兄の友人であり、放蕩者で知られるタラント伯爵と出会う。エイミーの本能は彼に近づくのは危険だと告げていたが、ひょんなことから伯爵と1週間過ごすことになってしまい……。
  • 取り引きされた愛
    値引きあり
    4.0
    児童作家のジョージナは婚約者とともにディナーに招かれていた。その席で彼女はもっとも会いたくない人物と遭遇してしまう!彼の名はジェッド…ジョージナが18歳で結婚し、半年前に別れたばかりの元夫だ。パニックに陥った彼女は早々に会場から立ち去るが、ジェッドは自宅まで追いかけてき……!?
  • フィアンセは記憶喪失
    完結
    4.0
    不運な事故のせいで記憶を失ってしまったカリーナ。そんな全てをなくした彼女を支えてくれたのは元婚約者のフォードだった。しかし、何も思いだせないカリーナはなかなか心を許せない。それでも献身的に看病するフォードの姿に彼女はいつしか愛おしさを感じ始めるのだが…。
  • 恋の代役
    完結
    4.0
    17歳の姪が、倍も年上の男に夢中になっているという。“あの男--スレードは、姪にとっては危険すぎる”チェルシーはスレードの関心を自分に向けさせ、姪を危ない恋から救おうと決心した。パーティの夜、チェルシーは誘惑的なドレスに身を包み、スレードを挑発する。予想通り、彼は誘いに乗ってきたのだが……!!
  • 無邪気なかけひき〈砂漠の恋人I〉
    完結
    4.0
    「知りもしない男性と結婚なんて!祖父の言いなりになるものですか。」縁談のため砂漠の国ズーランに呼び出されたペトラは、ある計画を思いつく。「縁談の相手シーク・ラシードから結婚を断らせるために、私の評判を落として欲しいの!」周囲でも悪評判のプレイボーイを相手に“誘惑の演技”を依頼するが…。
  • 嘘のまま愛して
    4.0
    控えめで有能な会計士サスキア・ロジャーズは、ギリシア人の新社長アンドレアスを前にして、言葉を失った。ゆうべサスキアは、恋人の浮気を疑う親友に泣きつかれ、わざと派手な女を演じて彼を誘惑し、誠実さを試すことにした。後から、声をかけた男性が別人だったことに気づいたのだが、その相手こそ、いま目の前にいるアンドレアスだったのだ。誤解を解こうとするも彼は耳を貸さず、サスキアを蔑むばかり。そして途方に暮れるサスキアに、信じがたい脅しをかけてきた。僕の婚約者のふりをしてほしい――断るなら解雇する、と。
  • プリンセスの約束〈世紀のウエディング:サン・ミッシェル王国編II〉
    完結
    4.0
    愛する祖国が隣国ラインラント王国に狙われている、と聞いたサン・ミッシェル王国の第2王女アリアンヌ。彼女はその首謀者を探すため、求婚者である隣国の皇太子エチエンヌの招待を受け彼の国を訪れた。“愚かな王女”を演じ情報を集めようとするが、まっすぐな瞳で優しく接してくれる彼の前では思うように演技ができなくて…。
  • クリスマスに見た夢は…
    完結
    4.0
    今年。リサにとって人生最高となるはずのクリスマスイブは台無しだった。恋人の実家で開かれたイブのパーティーの席上で、リサは大富豪のオリヴァー・ダヴェンポートに“ふしだら”呼ばわりされたのだ!一方的な非難に反論しようとしても、裕福で社会的地位もあるオリヴァーの言葉を周囲はうのみにするばかり。婚約目前だったのに、恋人にもその家族からも冷たい視線を向けられ、リサの心は絶望にひき裂かれた。オリヴァーには、そうするだけの理由があったのだが…。
  • 孤独な富豪
    4.0
    イギリスに帰国する直前、ホリーは荷物のなかに自分が模写した細密画のオリジナルを発見した。とんでもない犯罪に巻きこまれた…信じていた男性にだまされたのだ!ローマ行きの列車に飛び乗ったものの、とっさに逃げこんだ1等車のコンパートメントには、鋭い目をした判事マッテオがいて、ホリーが警察に追われる身であることを即座に見抜いた。だがなぜか彼はホリーを警察には渡さず、自分の屋敷に連れ帰った。パスポートも取りあげられ、不安な日々が始まった!
  • 愛なき砂漠
    4.0
    親を亡くし、幼い弟を必死で育ててきたクレア。息抜きのために高級ホテルに招待されたクレアは、食堂で赤ん坊連れの異国の男達に気づく。動いた拍子に椅子ごと倒れかけた赤ん坊をとっさにかばったクレアは、同時に手を伸ばした異国の男ラウールに目を奪われてしまう。が、その瞬間、銃声が食堂中に鳴り轟く!!
  • 愛なき結婚
    4.0
    デイリー・グローブ社で働くブライアニーは有能な秘書だが、人には言えない過去があり、職場では冷たい女を装っている。新しいボスが来た日、彼の名を聞いてブライアニーは愕然とする。かつてブライアニーがすべてを捧げた相手、キーロンだったのだ。3年前、キーロンは自分のキャリアのため、彼女の愛を利用した。その結果、彼女は中傷にさらされて職をなくし、警察に尋問され、故郷に戻ることさえかなわなくなってしまった。だがキーロンは、再会に怯える彼女に謝罪や弁解をするどころか、“男をその気にさせて邪険に振る女”と責め立てた!
  • さまよえる砂漠の王 シークの憂い I
    4.0
    ハイダル王国の若き女王ライラは、複雑な思いを抱えながら婚礼の準備に取りかかっていた。自らを犠牲にしてでも国民を幸せにすること――それが女王としてのつとめだと理解はしている。クセイ王国の国王ザヴィアンとの政略結婚は、十年も前から決められていたことだし、不満はない。でも……。婚礼が済み、ハネムーンでザヴィアンの人柄に触れ、ライラは思いがけず彼に強く惹かれている自分に驚いた。だが、彼の手首にある謎の傷跡を目にしたとたん、妙な胸騒ぎを覚えた。やはり彼には何か秘密があるのかしら?■こちらは昨年好評をいただいた〈ダイヤモンドの迷宮〉の続編です。今作はハーレクインコミックスでも今月同時発売となりますので、是非あわせてお楽しみください!
  • 新妻を演じる夜 麗しき三姉妹 I
    4.0
    インテリア・デザイナーのリジーのもとに一通の手紙が届いた。彼女が共同所有するアパートメントに問題が発生し、現地まで来てほしい、さもないと裁判沙汰にするという。差出人は、ギリシアの大富豪イリオス・マノス。リジーはなんとか旅費を工面し、ギリシアへ飛んだ。会ったばかりのイリオスから“詐欺師め!”となじられたリジーは、そこで初めて、自分が共同所有者にだまされ、莫大な借金を背負わされたのだと気づいた。お金などまったくないと言う彼女にイリオスは憤然として言った。「では、その体で払ってもらおう。ぼくと結婚するんだ」■不動の人気を誇る作家、P・ジョーダン渾身のミニシリーズ〈麗しき三姉妹〉を今月から三カ月連続でお届けします!孤児の三姉妹は真実の愛を見つけられるのでしょうか?
  • 愛という名のもとに
    4.0
    母親をとうの昔に亡くしているロージーは、短い間に相次いで父と祖父を失い、窮地に立たされた。祖父の遺言によって、ロージーが3カ月以内に結婚しない限り、400年の歴史を誇る屋敷は貪欲な親戚の手に落ちてしまうのだ。弁護士は彼女に、遺言の条件を満たすためだけの契約結婚を勧め、最高の相手として、この界隈随一の富豪ガードの名を挙げる。幼なじみでもあり、何かにつけ子供扱いしてくるいやな男――彼と結婚なんてしたくないけれど、ほかに頼れる人もいない。心を決め、ロージーはガードにプロポーズをするが……。
  • いたずらな運命 リージェンシー・ブライド I
    4.0
    運命とは皮肉なものだ、とジェームズは思った。イギリスに戻って最初に会ったのが、よりによっていちばん会いたくない女性だとは。二台の馬車がすれ違い、あやうく衝突しそうになった。その相手の馬車に乗っていたのが、誰あろう、七年前に婚約しておきながら、彼を捨てて、父親ほども年の離れた金持ちと結婚したアリシアだったのだ。馬が暴れ、気絶した彼女は今も変わらず美しく、ジェームズはついときめいてしまった自分が許せなかった。彼は苦い思いを噛み殺し、そっと彼女を抱き起こした。★運命のいたずらで別れた恋人たちの麗しい再会を描きます。★
  • 情熱を知った午後 レオパルディ家の掟 I
    4.0
    仕事で疲れきって家路を急ぐジュリーの前に、長身でエキゾチックな顔立ちの男性が立ちはだかった。彼はジュリーが抱く赤ん坊を指して言った。「僕はロッコ・レオパルディ。その子のことで話がしたい」ジュリーはその姓を姉から聞いていた。この男性はジョシュの父親かもしれない人の身内なのだ。ジョシュは姉の遺児だが、父親がはっきりしない。母国でDNA鑑定をしたいというロッコの申し出に、愛する甥を奪われるのではないかと恐れつつも、彼女はジョシュの将来を思ってシチリア行きを決意した。■シチリア貴族レオパルディ家の三兄弟が出合うそれぞれの愛をベテラン作家ペニー・ジョーダンが描き分ける三部作がスタート!
  • 男爵の醜聞
    4.0
    キャサリンは祖父の莫大な遺産を相続したのち、父に言われるままに、好意すら抱けない男性と婚約した。相手が財産目当てなのはよくわかっているが、どのみち、今後の私にはろくな男性はよってこないだろう。ある日、人で込み合う場でキャサリンは一人の男性を見かけた。ベン・ホークスムーア。数々のスキャンダルで知られる危険な人。そして、皆がこぞって噂するような社交界の人気者だ。そのとき、人込みで気分の悪くなったキャサリンはベンに支えられ、思わずたくましい腕に身をあずけてしまった――。それが初めての恋の喜びと絶望をもたらすことになると想像もせずに。◆大人気の作家ニコラ・コーニックが描く、愛と裏切りと陰謀渦巻く読みごたえたっぷりのストーリーです。巨額の遺産を相続し、周囲からのそねみやひがみにうんざりのキャサリン。初めて心を許せる男性と出会いますが、その相手は実は……。◆
  • 消えた乙女
    4.0
    名家の生まれながら話し相手(コンパニオン)として働くサラは、亡き兄に隠し子がおり、自分の助けを求めていることを知る。姪がいるはずの館は、毎夜堕落した宴が開かれることで悪名高い。足を踏み入れれば、私の評判は地に落ちてしまうだろう。それでも姪を救わなければ!サラは内密に館に赴くことにする。だが噂は瞬く間に広まり、大切な幼なじみのレンショー卿でさえ、軽蔑もあらわにサラを侮辱した──彼女の純潔まで疑って。淡い恋心を打ち砕かれ、サラは頬を涙に濡らして館へと旅立った。やがて、レンショー卿と苦い再会を果たすとは夢にも思わずに。
  • 夢に見し人
    4.0
    あんな横柄そうな男性と結婚するのは絶対にお断りよ!父の遺志により決められた婚約者フィリップ卿との初対面の日、ジェーンは不細工で太った女に変装し、彼をまんまと撃退した。その話はすぐに、フィリップ卿の兄であるデラヘイ公爵に届いた。花嫁が醜かろうが、この縁談は放蕩者の弟にとっていい話なのだ。だが噂の花嫁候補との対面が叶ったとき、彼は自分の目を疑った。彼女は醜いどころか、知性にあふれた美しいレディではないか。一方のジェーンもまた公爵の姿を前にして、目を丸くしていた。彼こそあの黒髪の紳士、聖アグネス前夜の夢に見た未来の夫だわ。
  • 愛されぬ花嫁でも
    4.0
    「初めて会ったときから、あなたが欲しかった」天涯孤独となったカトリオーナに救いの手を差し伸べたのは、放蕩者と悪名高い次期伯爵ニール・シンクレア。カトリオーナは彼の瀟洒な邸宅に住み、美しいドレスと宝石で身を飾ってよいという。つまり愛人契約だ。ニールの官能的なほほえみに、カトリオーナの心は乱れたものの、評判を重んじ、おじと名乗る人物の屋敷に身を寄せることにした。だが、そこで彼女が一族の家系図を見つけたことから、予想もしなかった恐ろしい事件の幕が開いてしまう。■とんでもない事態に巻き込まれたヒロインと愛を信じないヒーロー。二人は無人島に辿り着きますが……。大人気作家ニコラ・コーニックが描く、とびきりロマンティックな物語をどうぞお楽しみください。
  • 追憶は甘く切なく
    4.0
    伯父から引き継いだ会社を売却したヴェリティは、再出発を図ろうとロンドンから故郷の町へと引っ越した。ところが帰郷初日、彼女の運転する車に、ローラースケートを履いた少女がぶつかってきて、病院に連れていく羽目に陥る。その少女の素性を知って、ヴェリティは愕然とした。彼女を捨てて別の女性と結婚したサイラスの娘だったのだ。もう関わりたくないと願った矢先、彼が訪ねてくる。「君は変わったな。BMWの最高級車で町中を飛ばすとは!」その罵声が、信じられない再会の始まりだった。■ベテラン作家ペニー・ジョーダンの読み応え満点の再会物語をお届けいたします。ヒーローとヒロインのすれ違う心と愛ゆえの苦悩が鮮やかな筆致で描かれています。どうぞお見逃しなく。
  • 残酷な祝福
    値引きあり
    3.9
    ジャジール国の王女サミラはチャリティパーティーで初恋の人タリクと偶然再会した。いまや隣国のスルタンとして名を馳せる彼は、妻と離婚したばかりと聞いている。たくましい腕に天使のような双子を抱き、彼らを愛おしそうに見つめるタリクは昔以上に魅力的だ。これは二度と妊娠ができないと宣告された私に神様がくれた、最初で最後のチャンスかもしれない。サミラは思い切ってタリク親子に自分との再婚話を持ちかけた。するとタリクの表情が一変して…!?
  • 夢に見し人
    完結
    3.8
    家同士で決められた結婚がイヤで、ジェーンは丸々と太った不細工な女に変装し、婚約者を撃退した! これで破談と思ったのに、婚約者の兄であるデラヘイ公爵に宣戦布告されてしまう。「賢く勇気あるレディ。あなたはまさに弟の伴侶に相応しい。どう抵抗しようと、この縁談は進めます」と。けれどジェーンは公爵を見て驚いていた。――15歳のあの晩。親友が教えてくれた不思議な伝説によってジェーンは未来の夫の姿を夢に見た。それはほかならぬデラヘイ公爵で…!?
  • 灼熱のアルハンブラ
    完結
    3.8
    フェリシティは公爵家の一族だった父に認知されずにいたが、最後に家を遺したという遺言状に従いスペインへやって来た。混雑する空港で彼女を出迎えたのは公爵家を継いだビダル・イ・サルバドーレス。――冷たい視線。7年前のあの事件から、まだ私をふしだらな女だと誤解したままなのね…。かつて彼に恋心を寄せるが砕け散った今、気まずい空気が流れる。だが突然彼に唇を奪われてしまい、不覚にもときめいてしまった。するとビダルは目に嫌悪の色を浮かべ――…!!
  • 愛は苦悩とともに〈パーフェクト・ファミリー5〉
    完結
    3.8
    弁護士のマックスは、法曹界の大物の娘という理由だけでマディを誘惑した。結婚後も不実を重ねたマックスは、女性絡みの不祥事を起こして姿を消してしまう。マディは夫の仕打ちに深く傷つきながらも、新たに仕事を始め、前に進もうとしていた。そんな矢先、まるで別人のように穏やかになったマックスがマディの前に現れ…!?
  • 誘惑のパフューム〈ニローリ・ルールズVIII〉
    完結
    3.8
    異国のシークがニローリ王国の次期国王!?しかも、一般市民の私が王妃になるですって--!?国王から皇太子の結婚相手として極秘で指名され、国のために愛のない結婚をすると決めたナタリア。ところが結婚準備で訪れたヴェネチアで、偶然出会った男性にひと目で心を奪われてしまい、しかも情熱のまま彼に身をまかせてしまった!!まさか王宮で彼に再会するとは夢にも思わずに…。正統なる王族ロマンス〈ニローリ・ルールズ〉大団円のフィナーレ!!
  • アリーズ 1 神話の星座宮
    完結
    3.8
    亜理沙は女神ベルセフォネーの生まれ変わり。だが彼女にはその自覚がない。占星術師の母が言う「神代の星が復活する予兆が出ている」という言葉の意味など当然わからず……!? ギリシャ神話の愛憎劇が現代によみがえる……!! 亜理沙と翔、二人の運命の歯車が廻り出した時を描いた「伝承の星座宮」のほか、「伝説の星座宮」「鏡の中の星座宮」を収録。
  • アレジオ公国の花嫁 愛に惑う二人
    3.8
    重要な会議に遅刻しそうになり焦っていた建築士のジゼルは、空いたばかりの駐車スペースに自分の車を割りこませた。順番を待っていた高級車の運転席を見ると、男性が不機嫌そうに「なんて女だ」と言っているのがわかる。すると彼は車を降り、ジゼルの行く手をふさいでなじり始めた。まるで世界が彼の思いどおりになると信じているような剣幕で!隙を見て逃げだしたものの、数時間後、ジゼルは真っ青になる――その男性が、大事なクライアントとして目の前に現れたのだ。彼の名はサウル・パレンティ、ある国の王族出身の実業家だという。さっきの報復が始まるかしら……。ジゼルは自らの行いを悔やんだ。■堅実な人気を誇るペニー・ジョーダンの最新二部作は、絶対に読み逃せない豪華な設定。主人公が共通の連作を二カ月続けてお届けします。言い争いから始まった二人の恋は、どのようにして“世紀のハッピーエンド”へと向かうのでしょうか?
  • 女相続人に求婚を
    完結
    3.8
    幼い頃に両親を亡くし、莫大な遺産の相続人となったカシー。年頃になると、彼女のもとには財産目当ての求婚者が列をなすようになった。放蕩者で実家は破産寸前と噂されるクインラン子爵もそのひとりだが、カシーの後見人である従兄のアンソニーなどは、彼を「信頼できる男だ」と言って一族のハウスパーティーに招く始末だ。結婚相手くらい自分でみつけたいと、カシーはなんとか彼を追い払おうとするが、男性経験のない彼女に彼のキスは強烈すぎて…!?
  • 愛はひそやかに
    完結
    3.7
    ジョージアは幼い頃に両親を亡くし、おばに育てられた。そんなおばが大病になり入院費の工面に奔走する日々で、彼女は住まいのコテージの一室を他人に貸すことにした。そこへ、ちょうど部屋を借りたいと現れた男性ミッチェル。ジョージアは彼を見て驚いた。昼間に街角で出会った素敵な男性だわ…! 心弾ませ、部屋を貸したが、ジョージアが妻子ある恋人のためにお金が必要で、部屋を貸したのだと誤解されてしまう。バラ咲く館での、大人のすれ違いロマンス。
  • 愛の法律【分冊】 1巻
    無料あり
    3.7
    弁護士のシャーロットは、苦労して設立した事務所、家、恋人を一度に失った。借金返済のため、法曹界の寵児ダニエルの事務所に再就職するも、立場は彼の専属アシスタント!? まるで弁護士扱いされていないように感じられて、不満を抱くシャーロット。弁護士としての能力も人間的な魅力も、確かに完璧なダニエルだが、地元の名士の祖母から事務所を譲りうけたらしい。あまりに自分の境遇とは違って恵まれすぎな、ミスター・パーフェクトな彼に反発していたけれど…!?

    試し読み

    フォロー
  • 結婚は幸せの鍵?〈ブライダルブーケ I〉
    完結
    3.7
    ブライダルブーケが宙に舞い、次の瞬間、3人の女性が同時にブーケを手にしていた……決して結婚しないと誓った3人が。そのひとり、クレアは年の離れた夫を亡くして2年、恋とも再婚とも縁遠い生活を送っていた。ブーケにまつわる言い伝えなど忘れて。そんなある日、クレアは義理の妹に頼み込まれ、彼女の夫の上司に部屋を貸すことになってしまう。現れた男性ブラッドの顔を見たとたん、クレアは驚愕した…。彼はその日、公園で強引にクレアの唇を奪った男性だった…。
  • 億万長者とかりそめの愛を
    完結
    3.7
    オーストラリア一の実業家ドナート・サラザールと結婚しろですって!? 横暴な父の命令にエラは愕然とした。破産寸前の父は娘とドナートを結婚させ資金援助を受けるつもりらしい。美人の姉が逃げたため、妹のエラを身代わりにしようというのだ。地味な私が億万長者に相手にされるわけないのに。ところがドナートは会うなりエラとの結婚を望み、きみのすべてが欲しいと告げてきた! いったい何を考えているの? 驚き戸惑うエラだが、彼の思いがけない過去を知り…?
  • 鳥かごのシンデレラ ベレア家の愛の呪縛 I
    3.7
    醜いあひるの子は知らなかった。彼女を求める、白鳥の情熱的な瞳を。 6年前に両親が亡くなってから、ベアトリスは夢をあきらめ、美しいがわがままなきょうだいを必死に育ててきた。そして彼らからの、使用人のような扱いに耐えていた。しかしある夜、妹にディナーの給仕をしているところを、富豪のエリオットにからかわれ、彼女はついに耐えられなくなる。きょうだいの中で一人だけ美しくないのが、そんなに悪いこと?屈辱と恥ずかしさから、ベアトリスがキッチンに逃げこんでも、追いかけてきたエリオットは“泣き顔まで醜い”とあざけった。ところが彼女が怒ると“かわいい君”と呼び、唇を奪って……。■2011年に惜しまれつつ亡くなった、ロマンスの女王ペニー・ジョーダン。彼女の幻の未邦訳4部作を刊行します。第1作のヒロインはベレア家でいちばん奥手なベアトリス。そんな彼女にエリオットはしびれを切らし、強引な方法で迫りますが……。
  • 命の芽吹くパリで
    完結
    3.7
    妹と母を相次いで失ったイモジェンは、脳腫瘍で亡くなった母と同じ症状が出始めた――死を覚悟した彼女は、残りの人生を楽しもうと憧れのパリへ向かう。上流階級のパーティーで、イモジェンはフランス人富豪ティエリーと出会う。燃えあがるふたりは、満ち足りた2週間を過ごし、イモジェンはパリを去った。しかし、母国オーストラリアへ帰る間際、彼女は妊娠に気づく。なんという運命の悪戯…。悩んだ末ティエリーに打ち明けるが、その答えは意外なもので…!?
  • 領主館のアメリカ人
    完結
    3.7
    父の死によって、ルーシーは長年住み慣れた領主館を離れようとしていた。館を維持する財力はなく、今後、継母と弟妹の面倒も彼女がみなければならない。領主館は、いとこのソールが相続することになっていた。実はルーシーは、12年前に彼に会ったことがある。子供ゆえの幼さで意地悪をしてしまい、それをずっと後悔していた。再会した彼は美しい男性となっていて彼女の心を揺さぶったが、ふたりの間のしこりは消えておらず、彼の冷たさはルーシーを苦しめて…。
  • 永遠の宿る場所
    完結
    3.7
    暗い夜道で暴漢に襲われかけたレイチェルを助けたのは、どこか危険な香りを漂わせる男性だった。突然の出来事に動揺するレイチェルを残し、彼は名乗りもせずに立ち去ってしまう。翌日、その男性が村でよくない噂が流れるカレン・ローガンだったと知るが、自分を守ってくれた彼が悪人だとは信じられなかった。彼がそんなに恐ろしい人には見えない、とても頼もしく、誠実に見えたわ――。噂と事実の狭間で揺れ動くレイチェルのもとに、カレンがひとり現れて―――!?
  • 砂漠にひそむ罠
    完結
    3.7
    派遣社員のモーガン・フィールディンは、ジャマルバード国の母太后の話し相手を務めていた。そのモーガンを熱い視線で見ている男性がいることを、彼女はまったく気づいていなかった。ある日、モーガンは王のシーク・タージク母と一緒にジャマルバード国へ来ないかと誘いを受ける。好奇心からモーガンはその話を受け、ジャマルバード国に向かった。豪華な宮殿に着いたとたん、タージクは信じがたい宣言をする。「ミス・モーガンは私と結婚して、わが国の王妃となる!!」
  • レディ・エレノア
    3.7
    祖父の死によって広大な領地を相続した、レディ・エレノアことネルは頭を抱えていた。屋敷にかかる膨大な維持費も相続税も払える見込みはない。おまけに、遺産の恩恵にあずかれなかった義妹は恨み、屋敷を売って、その利益を二等分しようともくろんでいた。領地だけは絶対に守ると、死の床にある祖父と約束したのに。そんな窮地を知り、遺言執行人ジョスが驚くべき提案をしてきた。なんの前置きもなく、いきなりネルにプロポーズしたのだ。彼は何を企んでいるの? 私の想いをわかろうともしないで……。
  • 愛されない愛人
    値引きあり
    3.6
    オーストラリア有数の実業家ウェイクフィールドの卑劣な企みにより、マリナの弟が一族の会社を騙し取られた。頼みの両親はすでに他界し、過去の事故で体にハンディをもつマリナだが、無謀にも敵のパーティーに単独乗り込む。案の定追い返されそうになったところ、ひとりの資産家に助けられた。美貌の男の名はローナン。愛人を演じれば、会社奪還に協力するというではないか。ローナンの燃える瞳が、一瞬でマリナの心を熱く支配した。この取引きは危険すぎる…。
  • プレイボーイの復讐
    値引きあり
    3.6
    カリーは、おじのために19歳で初老の男性と政略結婚させられ、夫婦生活もない数年を耐えたのち、夫の死により自由の身になった。ギリシアに戻ったある日、彼女は麝香の匂いのする見知らぬ男性と、生まれて初めて激しい官能の世界を体験した。一時の気の迷いだわ。カリーは心の防壁を立て直そうとした。一方、おじは今度は自分の娘を政略結婚させようとしていた。紹介された相手の男性ダモンを見て、カリーは言葉を失った。彼こそがカリーの官能の相手だったのだ!
  • 十代のころ
    完結
    3.5
    親族の苦境を聞き、マギーは故郷に帰った。決して許されない若き日の過ちを胸に抱いて――両親を亡くしたマギーを、やさしく見守ってくれた義理のいとこのマーカスは、彼女の初恋だった。けれど、彼を愛するあまりマギーは取り返しのつかない過ちを犯した。「出ていけ!」そう叫んだマーカスの怒声。いまだ疼く傷跡を胸に、家の扉を開けるとそこには変わらず美しく魅力的な彼がいた。しかしその目はマギーを見るなり、すぐに嫌悪に染まった。
  • ざくろの館
    完結
    3.5
    横暴な作家の秘書とは名ばかりの雑用係として取材旅行中のジャナは、コート・ダジュールのホテルで偶然に美しい男性と知りあう。傲慢そうな黒い瞳の彼は、砂漠の国エル・アマラの王子ラウルだった。彼はなぜか、彼女の素性を知っていた。その上、ジャナをディナーに誘うのだ。迷う彼女だったが一夜の夢と思い彼女は招待に応じた。その時は知るよしもなかった。この黒豹のように美しい砂漠の領主につれ去られ、彼の宮殿で愛なき婚約劇を演じるはめになろうとは。
  • 架空の楽園
    3.5
    シエナは父親と故郷の村に暮らしていたが、父が亡くなると、ロンドンに出て、兄の友人であるジリアンのもとでフリーの派遣秘書として働き始めた。ある日、オフィスを訪ねてきた男性をひと目見て、シエナは周囲のものがすっと遠のくほど魅せられた。気がつくと、その男性とジリアンがじっとこちらを見ている。「シエナ、ミスター・ステファニデスは秘書がおいり用なのよ……」即座に、シエナは彼のもとで働くことに決まった。彼が綿密な復讐計画を抱いて自分に接近してきたとは思いもよらず、シエナは期待に大きく胸をふくらませた。■傲慢なギリシア人大富豪と秘書の愛憎を描いた名作を、たくさんの熱いリクエストにお応えして再版いたします。
  • 情熱を知った午後〈レオパルディ家の掟 Ⅰ〉
    完結
    3.5
    【最終ページにあとがきが付いて再登場!作品の登場人物や漫画家の素顔に迫れる1ページを最後までお楽しみください。】亡き姉の息子ジョシュをひとり育てるジュリー。ある雨の日、仕事に疲れきって家路を急ぐ彼女の前に長身でエキゾチックな顔立ちの男性が現れた。「僕はロッコ・オパルディ。その赤ん坊のことで話がしたい」ジュリーはその姓を姉から聞いていた。この男性はジョシュの父親の身内なのだ。そして彼は母国シチリアでDNA鑑定をしたいと申し出る。愛する甥を奪われるかと恐れつつも、ジュリーは魅力的逆らいがたい雰囲気の彼とシチリア行きを決意し…。
  • いいがかり
    3.5
    インディアは昔からの夢だったデザイナーの職につき、経営している店も順調で、充実した日々を送っていた。ある日、得意客に連れ立ってサイモンという実業家が、はじめて彼女の店を訪れた。なぜ彼は私をじろじろ見るの?困惑するインディアに、サイモンは侮蔑の言葉を投げつけた。「妻子あるパトロンとの情事っていうのは、たいへんだろうね」インディアは憤然とした。私は誰にも頼ったりしていない。ましてや、父親の浮気が原因で男性不信になったというのに。だが、サイモンのひどい言いがかりはとどまるところを知らず……。
  • 再会は復讐のはじまり【あとがき付き】
    完結
    3.5
    【最終ページにあとがきが付いて再登場!作品の登場人物や漫画家の素顔に迫れる1ページを最後までお楽しみください。】たった1度のキスがあんなことになるなんて! カリーは17歳のとき、婚約者がいるとも知らずに憧れていたアレクサンドロスにキスしてしまう。結果、婚約は破談になり、彼の運命を変えてしまった。7年後、カリーは冷淡な“世界の海運王”に変貌したアレクサンドロスと再会する。ずっと忘れられなかった彼を前に、彼女の胸は張り裂けそうだった。一方、彼の心には美しく成長したカリーへのある欲望がもたげていた。――思いきり楽しんでやる。復讐と彼女のすべてを。
  • 冷たい貴公子
    3.5
    仕事でイタリアのミラノを訪れたリリィは、身勝手な弟に泣きつかれ、通販カタログの写真撮影を引き受けた。すると撮影中、ドアが勢いよく開いて一人の男性が入ってきた。背の高い黒髪の男性は全身からいらだちと傲慢さを漂わせている。誰だか知らないけれど、この男性はモデルではない。すばらしい体の持ち主であることは一目でわかるけれど……。そう思ったとたん、リリィは不意に胸のときめきを覚えてうろたえ、無礼なほどつっけんどんな態度をとってしまった。その男性がイタリアでも有数の名家の一員である億万長者――マルコ・ディ・ルッケージであるとも知らずに。■長年のキャリアを誇るペニー・ジョーダンの筆が冴えるロマンスをお届けします。イタリアのコモ湖畔で繰り広げられる物語は緊張感にあふれ、主人公の揺れる心情が繊細なタッチで描かれています。
  • 二人の年月
    値引きあり
    3.5
    ヘザーが7歳の時、里子として迎えられたカイル。両親の愛情が奪われることを恐れた彼女は憎しみを募らせ、17歳の夜、ある事件で彼を追い出してしまう。6年が経ち、病で倒れた父のために青年実業家として成功した彼の元を訪ねたヘザー。過去を悔いて本当の兄妹のような仲の良い関係を望む彼女にカイルの反応は・・・!?
  • あなたしか知らない
    3.5
    ジェイミーが初めて恋した相手は継兄のジェイクだった。母が再婚したとき2歳にもなっていなかったジェイミーは、新しい父と兄をすぐに受け入れた。ジェイクは彼女にとって神にも等しい存在で、二人は何をするにもいっしょだった。成長するにつれ、お互いの目に映る姿が一人の男と女に変わったとき、ひそかに結婚を誓い合う仲となっていた。それなのに、何もかも見せかけだったなんて。ジェイクの恋人と名乗る女性が現れ、抱き合う二人の姿を見たとき、ジェイミーは家を飛び出した。■7月から2カ月連続で刊行された2部作『アレジオ公国の花嫁』が大きな反響を呼んだペニー・ジョーダン。波瀾に満ちた展開に思わず引き込まれる筆力は、往年の名作も変わらず。幼なじみ同士の切ない恋物語をご堪能ください。
  • 王位を捨てた恋人
    3.5
    アルプス山中にあるルヴィーニア公国の古城で公文書の解読に没頭していた学芸員のタムシンは、驚くべき記録を発見して大公のアラリック殿下に面会を求めた。真夜中になってようやく現れた大公に、タムシンは一族の王位継承ルールにまつわる新発見を告げる。アラリックは事の重大さに色を失ったものの、国の混乱を企む政敵の差し金ではないかと彼女を疑い、監視するために自分のそばに置こうと決めた。そんな思惑などつゆ知らず、何かと親しく接してくる大公に、タムシンはしだいに惹かれていくが……。■王位就任を前に重大な秘密を握るタムシンを警戒しながらも、彼女にしだいに惹かれていくアラリック大公。王位と恋の間で翻弄される二人は? 豪奢な恋物語をご堪能ください。
  • 愛されない愛人
    3.5
    十代で母親を亡くし、さらには交通事故で父親も失ったうえ、自身も重傷を負ったマリナを新たな悲劇が襲う。オーストラリア有数の実業家ウェイクフィールドの卑劣な企みにより、弟が一族の会社を騙し取られたのだ。思わずウェイクフィールドのパーティに乗り込んだものの、追い払われそうになったマリナは、ひとりの男に救われる。端整な顔に厳しい表情を浮かべたその男の名はローナン。莫大な資産を持つ裕福な実業家だという彼は、ある条件と引き換えにマリナが会社を取り戻すための協力をしようと申し出る。その条件とは、ローナンの愛人を演じるというものだった。■魅力的な外見を持ちながら、男性を避け家族のために生きてきた純粋なヒロインが愛人を演じることになり……。アニー・ウエストのシークをヒーローとした作品も現在ハーレクイン・ロマンスから発売中です。合わせてお楽しみください!
  • アラビアンナイトの誘惑
    3.5
    恋人が浮気しているのを見てしまい、打ちひしがれたマギーは降りしきる冷たい雨の中、髪から足の先までずぶ濡れになり、歩いていた。気分が悪くなり、身をかがめたとたん、長身で引き締まった体つきの男性に声をかけられる。中東の国シャジェハールの要人で、カリードと名乗った彼は、滞在している屋敷まで、高級車に乗せてマギーを連れていった。冷たくなった体を抱き上げられ、バスルームに下ろされたとき、カリードは魅惑的な低い声でささやいた。「さあ、服を脱いで」
  • 最後の放蕩者
    3.5
    ジャックは“強欲な性悪女”を捜しに、美術館へ出かけた。ひと目みれば、それとわかるだろう。いとこをたぶらかしたその女はクラブのホステスだという。ジャックはそこで官能的で優美な女性と出会い、心奪われた。だが別れ際、女性の名を聞いて凍りついた。ミス・ボウズ?おじを強請っているのは彼女だったのか!翌日、彼は動揺を隠して彼女が働くナイトクラブへ向かった。地味な服装で机に向かうミス・ボウズは、ホステスには見えない。強請っているのはサリーではなく妹のコニーだった。コニーの帰りを待つ間、二人は一緒に食事をとることになった。ところが、情熱のおもむくまま愛を交わしてしまい……。★本作はニコラ・コーニックの人気ミニシリーズ〈読書会の秘密〉の関連作です。放蕩者でならすケストレル家の末裔ジャックが、せつない恋に悶々とします。ご堪能ください。★
  • 脅迫結婚
    完結
    3.5
    シモーヌは18歳の花嫁。ドラッコとの挙式を前に心から幸せだった。亡き父の片腕と呼ばれた10歳年上の彼は、幼い頃から憧れだったのだ。だがその日、義母がドラッコとのただならぬ関係をほのめかした。しかも彼には愛する女性がいると言う。それを否定しようともしない彼に失望し、胸をひきさかれる思いでシモーヌは教会を逃げだした。あれから4年。遺産相続の手続きで再会したドラッコは冷酷にも彼女に告げた。「君はまだ僕の妻だ。僕の子供を産んでもらおう」と。
  • エスタンシアの雄牛
    値引きあり
    3.4
    スペイン人伯爵の夫ルイの愛がいつわりだと知り、生まれたばかりの息子とともに彼のもとを去ったダヴィーナ。私は彼が本当に愛している女性の身代わりにすぎないんだわ。ところが3年後、ルイから跡継ぎである息子を手元で育てたいと手紙が届く。3年間なんの連絡もなかったのになぜ今さら? 困惑のままスペインを訪れたダヴィーナの前に現れたのは、思いもよらない姿のルイだった。さらに彼はダヴィーナに、3年前の罪滅ぼしに妻として献身的に尽くすよう命令して!?
  • クリスマスの誘惑
    完結
    3.4
    トリーシャは飲食店で働きながら、ペットサロンを開く計画を進めていた。けれど、資金を援助してくれる銀行は見つからない。そんなとき、ある男性客が投資会社を紹介してくれた。この機会を逃すまいと訪れると、実は彼こそがその会社の社長ラシター・ドラーガンだった! 融資は約束されるも、その条件はクリスマス休暇の間、彼の妻を演じることだった。夢のためとは言え、彼の魅力は危険だわ…迷いながらもトリーシャはその手を取る。聖夜の奇跡、至高の愛の物語。
  • 求む、大富豪の花嫁!【あとがき付き】
    完結
    3.4
    【最終ページにあとがきが付いて再登場!作品の登場人物や漫画家の素顔に迫れる1ページを最後までお楽しみください。】サーシャは大企業の重役ニックから耳を疑う頼み事をされる。先祖代々の屋敷を相続するため、便宜上の花嫁になってほしいというのだ。ひどいわ! 愛のない結婚なんて…。憤慨してはねつけたサーシャだったが、破産寸前の両親に裕福なニックと結婚して親孝行してくれと泣きつかれては承諾するほかなかった。困るのは、彼が7年前のファーストキスの相手だということ。初恋の彼のため純潔を守ってきたなんて、絶対に悟られないようにしなきゃ!
  • 愛という名のもとに
    完結
    3.4
    ロージーは窮地に陥っていた。祖父の遺言によって、結婚しないと彼女が住む由緒ある屋敷が貪欲な親戚の男の手に落ちてしまうのだ。そこで弁護士は、遺言のための契約結婚を強く勧め、相手として彼女の幼なじみのガードの名前を挙げた。気が進まないロージーだったが、祖父が愛した屋敷を救う手段はそれしかなく、屋敷に興味を示していたガードも提案に応じた。傲慢で意地悪なガードは理想にほど遠いのに、その魅力に心揺さぶられてしまう…。彼の狙いはこの屋敷なのに。
  • ふたりのカンケイ 1
    完結
    3.3
    全4巻110~165円 (税込)
    「未花と…したくなった」彼とは幼なじみで小さいころからよく知っている。だから、何年か前につきあうことになったあとも、あたしたちのカンケイはなんにも変化がなかった。――いつもと同じ彼の部屋で、いつもと同じじゃない、彼もあたしも初めてのセックスをする…。もちろん恥ずかしいし不安もあるけど、彼と一緒ならどんなことでもきっと――
  • 大富豪と手折られた花
    完結
    3.3
    世界的な俳優一族として有名なベレア家。その次女ルシーラは悩んでいた。当然のように女優になった彼女だが、オーディションに落ち続ける日々に、なんとかチャンスをものにしたいとあせっていた。役をもらうためなら、どんなことだってしてみせるわ! 決意を固めたルシーラは新作映画の監督の寝室に忍び込むが、そこにいたのは別の男性だった。すぐに逃げようとするが、彼の瞳にとらえられ動けないルシーラ。その瞳が、まるで本当の君を知っていると告げているようで…。
  • 思いがけない婚約
    値引きあり
    3.3
    「君は弟の責任をとって僕と結婚するんだ」王子リュクの有無を言わさぬ命令に、キャリーは言葉を失った。冗談でしょう、リュク。いくら私の弟があなたの許嫁と結婚したからって、私は代わりのお妃になんてならないわ。8年前に受けたひどい仕打ちをまだ忘れていないのだから。キャリーは絶対に従うまいとリュクを睨みつけた。しかし王子は昔以上に魅力的で、心が揺れそうになる。それを嘲笑うかのように、リュクは彼女を脅かす、驚くべき最後の切り札を出してきて…。
  • 夜ごとの夢をシークと【あとがき付き】
    完結
    3.3
    【最終ページにあとがきが付いて再登場!作品の登場人物や漫画家の素顔に迫れる1ページを最後までお楽しみください。】砂漠の国タラカールへやって来た教師のキャシー。しかし、悪漢に誘拐され、踊り子として何者かへの貢ぎ物にされてしまう。逃げ出そうとナイフで襲いかかるが、逆に力強い腕で組み伏せられる。さし出された相手はシーク・アミール――正真正銘の王だったのだ! 事情を知った彼は逃がしてくれると言うが、身を守るため、しばらく彼の寵姫のふりをすることに。幾夜もふたりきりで過ごすうち、キャシーは高潔な彼に惹かれていく。美しい婚約者がいると知りながら…!
  • 翼を持った恋人【あとがき付き】〈レオパルディ家の掟 Ⅱ〉
    完結
    3.3
    【最終ページにあとがきが付いて再登場!作品の登場人物や漫画家の素顔に迫れる1ページを最後までお楽しみください。】レオノーラはとんでもない事を実行していた。彼女の夢は国際線旅客機のパイロットになる事だったが、何度応募しても落とされてしまう。女だから受からないと確信した彼女は、現役パイロットの弟になりすまして、航空会社の経営者・アレッサンドロの専用機を操縦して、自分の技量をアピールする奇策を行う。幸いフライトは順調だったが、この事を知ったアレッサンドロは激怒して、身代わりとなった弟を解雇するという。彼女の謝罪に対して、彼の言葉は非情だった!!
  • 愛は復讐の果てに〈パーフェクト・ファミリー1〉
    完結
    3.3
    長身のブロンド美女ボビーは、ある復讐をとげるため、イギリスの名門クライトン一族に近づく。唯一彼女に疑いの目を向けたのは、弁護士のリューク・クライトンだった。「カリスマ性があってハンサムだけど、油断できない男だわ…。」警戒するボビーの部屋に、突然リュークが訪れた。用を問いただす前に、彼から熱いキスをされて…!?
  • 愛の法律【7分冊】 1巻
    無料あり
    3.2
    弁護士のシャーロットは、苦労して設立した事務所、家、恋人を一度に失った。借金返済のため、法曹界の寵児ダニエルの事務所に再就職するも、立場は彼の専属アシスタント!? まるで弁護士扱いされていないように感じられて、不満を抱くシャーロット。弁護士としての能力も人間的な魅力も、確かに完璧なダニエルだが、地元の名士の祖母から事務所を譲りうけたらしい。あまりに自分の境遇とは違って恵まれすぎな、ミスター・パーフェクトな彼に反発していたけれど…!?
  • アリーズII ~蘇る星座宮~ 1
    完結
    3.2
    時は2XXX年。人気ヴァイオリニストのアリサはギリシアに演奏旅行中、ショウに出会い、前世の記憶を取り戻した。それは、彼女の運命を大きく変えてゆく…。今、新たなる愛の伝説が幕を開ける!!
  • お前なんか黒歴史 1
    完結
    3.1
    「あなたは私の黒歴史なんだから!」運命の相手と信じて悠人と結婚した真奈美。しかし結婚生活は自己中心的な悠人を優先する毎日で……。ついに耐えられなくなった真奈美は離婚を決意。悠人と真奈美の結婚生活はあっけなく終わりを告げた――。それから3年後。真奈美は転職もして順風満帆♪そんなある日、先輩に誘われて合コンへ…!新しい出会いにワクワクしていると…遅れて参加してきたのは「やあ、久しぶり。片桐さん」元旦那・悠人――!?久しぶりの再会からかドキドキしていると、悠人はやさしく微笑んできて!?私と悠人はもう終わったはずなのに、私の人生どうなっちゃうの――!?
  • 寂しき婚礼【ハーレクイン・ヒストリカル・スペシャル版】
    3.0
    結婚が苦しみしかもたらさないのなら、一生、夫を拒み続ければいい……。 エレナは親の決めた意に染まぬ結婚相手から逃れるため、出会った当初から惹かれていたキットと駆け落ち同然で結ばれた。 式を挙げた直後に、彼が行方をくらましてしまうとも思わずに。 ぽつんと独り屋敷に取り残されたエレナを、社交界の口さがない人々は、“捨てられた花嫁”と呼んだ。 世間の陰口なんて気にしなければいいとは思っても、夫がヨーロッパでオペラ歌手と恋仲になっているという噂には傷ついた。 そして失踪から5カ月後、突然、キットが姿を現す。 しかしエレナは夫に打ち明けられない“秘密”を思い、切なくなった。 彼がいない間に、お腹に宿っていた小さな命を失ったのだ……。 ■リージェンシーの旗手ニコラ・コーニックの名作をお贈りします。幸せになるはずだった新妻に訪れる試練と愛の再生を描いた本作。再会後の、じれったくてもどかしい夫婦生活の紆余曲折のあとには、感動の涙が待っています! *本書は、ハーレクイン文庫から既に配信されている作品のハーレクイン・ヒストリカル・スペシャル版となります。 ご購入の際は十分ご注意ください。
  • Baby baby【分冊版】
    完結
    3.0
    全1巻110円 (税込)
    「――どうしようあたし、ニンシン、しちゃったのかなぁ…?」最近不安なの。なんでって、アレが…遅れてるから…。彼とえっちしてても、きもちイイんだけどどうしてもそれが気になっちゃって。もし妊娠してたら、彼はどう思うかな? たくさんやさしくしてくれる彼だけど、鬱陶しいって思われたり――あたしのことキライになったりするのかな…?
  • 一目ぼれなんて
    完結
    3.0
    秘書のジェニスタは新しい社長、ルークを見て凍りついた。週末のパーティーで声をかけてきた男性だわ! でも、あからさまな誘いに怖気づいて逃げてしまったのだ。まさかその彼のもとで働くことになるなんて…。最悪なことに、ルークは彼女を上司の愛人と勘違いしていて、誤解だという訴えに耳も貸さない。挙げ句、上司を解雇すると言いだした。必死に止めようとする彼女に、ルークは思いがけない交換条件を持ち掛ける。「僕と結婚し、僕だけの女になれ」と。
  • セカンド・ラブ【分冊】 1巻
    無料あり
    3.0
    セイラが会社の共同経営者のイアンに、恋して10年。彼が婚約者をつれて来た。傷心のセイラが泣く泣く故郷へ戻ると、家族は不在で代わりに、なぜか泥だらけの見知らぬ男がいた。スチュアートと名乗る野性的な彼は最近越してきた隣人で、見た目と違ってセイラをお姫様のように扱ってくれ、やさしく抱き上げてもくれた。都会的なイアンと正反対のたくましい腕、厚い胸、何もかも違う彼に一瞬で惹かれてしまうなんて、私は失恋のショックでどうかしてるに違いないわ!

    試し読み

    フォロー
  • 愛を捨てた理由
    3.0
    新社長の姿を見て、ケイトはわが目を疑った。五年前、残酷にも、ほかに女性ができたと告げて彼女のもとを去った元夫のショーンだったのだ。今でも心は血を流しているというのに、彼の下で働くことなどできないわ!ケイトはその日のうちに退職願を出して帰宅したが、ショーンはなぜか家にまで押しかけてきた。「昔のことを何も覚えていないというのか?」彼はそう言うと、いきなりケイトを抱き寄せた。
  • 美しき侵入者
    3.0
    ■僕のベッドでいったい何をしてるんだ?その声に彼女はぼんやりと目を覚ました。■村の電子部品の工場が競合企業に買収され、閉鎖される――そんな噂を聞いてジョディは黙っているわけにはいかなかった。彼女は村の小学校の校長で、生徒の親の多くは工場で働いている。工場が閉鎖されれば従業員は村を出ていき、生徒数が少なくなれば小学校も廃校になってしまう。工場を買収した企業の社長レオ・ジェファーソンを説得すれば……。とはいえ、まともな方法では大企業のトップに面会できそうにない。ジョディはしぶしぶながら大胆な行動に出た。従兄の助けを借りてレオが滞在するホテルのスイートに忍び込み、部屋に戻ってくる彼を待ち伏せしようというのだ。学校を守るためよ。手段を選んではいられない!
  • 脅迫結婚
    3.0
    ■本当はまだ彼を愛している。だから、彼のとんでもない提案に従うしかなかった。■イモジェンは十八歳の時、ドラッコと婚約した。十歳年上で、亡き父の右腕とも言われていたドラッコは、子供のころからイモジェンの憧れだった。すばらしい男性、そしてやっと実った初恋。彼女は幸せを感じていた。だが結婚式の日、義母がドラッコとのただならぬ関係をほのめかし、それを否定しようともしない彼に失望して、イモジェンは教会から走って逃げた。四年後、一度は放棄した父の遺産がどうしても必要になり、イモジェンは弁護士と連絡をとって故郷に帰ることにする。待ち合わせ場所に現れたのは――ドラッコだった。とまどうイモジェンにドラッコは言い放った。「君と僕はまだ婚姻関係にある。妻として、君にはぼくの子供を産んでもらう……」
  • 運命の招待状
    完結
    3.0
    インフルエンザで寝込んでいたベルは、ドアを開けて元夫ルークを目にした直後、気を失った。大手投資顧問会社で働いていたベルは、当時大学院生だったルークとたちまち恋に落ち、若くして結婚した。収入の差も社会的な地位の違いも愛の前では関係ないと信じて…。だが結婚生活はうまくはいかず、傷つけあって離婚してから7年。目の前の彼は怖いくらいハンサムで、うっとりしてしまうほど成熟した男性になっていた。でも、なぜ彼は今頃現れたの――?
  • 特別扱い
    3.0
    スザンナは、自分の運が悪いのは、彼女に似合わない、人目を引くこの栗色の髪のせいではないかと疑い始めていた。両親を早くに亡くし、厳格な大伯母に育てられたせいで、時代遅れの貞操観念を植えつけられたのに、軽く見られがちだ。騙されて以来、恋に臆病になり、男性経験もまだなのに……。ある日、スザンナの前に、鼻持ちならない上司が現れる。冷たいグレイの瞳をしたやり手の上司ハザードは、新任式で彼女を見るなり小ばかにし、あからさまに嘲笑してきたのだ。遊び好きと決めつけられて、スザンナの頬に朱が散った。
  • 伯爵夫人の出自【MIRA文庫版】
    3.0
    こんなにも彩りに溢れた世界があるなんて、知らなかった――19世紀英国に舞い降りたシンデレラ・ストーリー! 煙突掃除人の娘ジェマイマはある日、余興のため貴族の結婚式に呼ばれた。上流階級の人に囲まれ居心地悪く佇んでいたところ優しく声をかけてきたのが、見目麗しいセルボーン伯爵――思わず胸ときめかせるジェマイマだが、もちろん彼は住む世界の違う人。もう二度と会うこともないだろうと思っていた数日後、その伯爵がジェマイマの家を訪ね、あろうことか便宜結婚を申し込んでくる。聞けば亡父の遺言で花嫁を迎えないと遺産が手に入らないらしい。「結婚してもきみはきみ、ぼくはぼくで暮らそう」思わぬ申し出にジェマイマは……。 *本書は、ハーレクイン・ヒストリカルから既に配信されている作品のMIRA文庫版となります。 ご購入の際は十分ご注意ください。

最近チェックした本