最後の放蕩者

最後の放蕩者

ジャックは“強欲な性悪女”を捜しに、美術館へ出かけた。ひと目みれば、それとわかるだろう。いとこをたぶらかしたその女はクラブのホステスだという。ジャックはそこで官能的で優美な女性と出会い、心奪われた。だが別れ際、女性の名を聞いて凍りついた。ミス・ボウズ?おじを強請っているのは彼女だったのか!翌日、彼は動揺を隠して彼女が働くナイトクラブへ向かった。地味な服装で机に向かうミス・ボウズは、ホステスには見えない。強請っているのはサリーではなく妹のコニーだった。コニーの帰りを待つ間、二人は一緒に食事をとることになった。ところが、情熱のおもむくまま愛を交わしてしまい……。★本作はニコラ・コーニックの人気ミニシリーズ〈読書会の秘密〉の関連作です。放蕩者でならすケストレル家の末裔ジャックが、せつない恋に悶々とします。ご堪能ください。★

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最後の放蕩者 のユーザーレビュー

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    Posted by ブクログ 2013年12月12日

    4.2
    読書会から100年後の曾孫世代のお話。
    汽車とか自動車とか上水道とか出てくる。
    サリーは過剰な責任感でいろいろ背負い込みすぎだけど頑張るヒロイン。優しい子。
    ジャックは思い込みによる誤解から脱して反省するのが遅すぎる。楽しい。

    0

    Posted by ブクログ 2009年10月11日

     ケストレル公爵家の末裔、ジャック・ケストレルVsクラブ経営サリー・ボウズ。自動車が走っているのに、コルセットを付けてるから、ココ・シャネル以前。1910年代?国王エドワードってエリザベス二世のお父上だっけ?
     話の筋はね、まあ、どうでもいいような。悪役(ヒロインの妹)が深みのない典型的悪役で、コー...続きを読む

    1

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