感情タグBEST3
本編からかなりギャグ成分を減らして、人間としての警察官たちの葛藤や正義の難しさがシリアス路線で描かれている。本編で登場人物のキャラが分かっているので、少し重めのテーマでも違和感なく読めた。事件の顛末や主人公の決断など辛いと解釈もできるが、仲間や家族の絆が距離や時間を越えて繋がっていくような温かさが読...続きを読む後感として残った。
Posted by ブクログ 2021年10月17日
カナはどこか裏がありそうというか、過去が描かれてないからなんかあるだろうなとは思ってたけど、想像の10倍ぐらい壮絶だった。
そんなカナが警察官になることを選んだけど…まあ、しんどいよな
カナの周りにはいろんな人がいたけど、眩しかったよな辛かったよな。みんながみんな周りの人間たちみたいに陽の人間じゃな...続きを読むいんだよ…。
カナの教官が横井教官でよかった。カナのこと好きだったし、西山さんも好きだったけど、退場は仕方ない。カナ、カンボジアで幸せでいて。
絵だけ別の人が描いてたりしがちだけど、これはそうじゃないのね。闇が深い感じで、本編のノリと異なる作風でもここまで描ける作者だというのが伝わってきて、とても良かった。むしろあっちが軽快なタッチで描かれてることで、両方の作品が際立って鮮烈な印象を与える。
Posted by ブクログ 2021年06月24日
現在のマンガの最高峰の一つ。深みのある人物描写と巧みなストーリーテリング、そして多層にわたる関係性とその奥の重い主題、優しい人たち、全てが素晴らしい。悪をただの悪として突き放さない著者の優しさも含めて、読後は涙が止まらない。黒田カナ役を伊藤沙莉さんにお願いして映画化希望。
Posted by ブクログ 2022年02月15日
本編で空白期間になってた「死体遺棄事件」のお話。読んでいてしんどかったけど面白かった。メディアからの情報だけで知らない人のこと想像でとやかく言う人にだけはならないようにしよう……
本編のコメントにアンボックスを見た方がいいと書いていた為購入。伏線回収も見事でしたが不幸の連鎖が続き1P1Pめくるのが怖かったです。けれど見えないだけで実際に起こりうることなんだろうなとも思いました。後は横井教官の涙にやられ山田の漢気に惚れました。
本編では淡々と語られたカナの辞職に至るまでの経緯とその後が描かれていた。
その経緯に関わる事件が重いし、本人が背負ってるものも重いし、そこら辺の刑事もの読むよりも心に刺さった。
最後の日の描写で込み上げてきてしまってぼろぼろ泣いてしまった。
多分これ何回読んでも泣いちゃうと思う…。
最終的に...続きを読む本当に良かった。
控えめにいっても購入してよかった!
いつものハコヅメよりヘビーではあったけど、おなじみのカナちゃんを中心にサクサクした展開と予想外のラスト!
本編での伏線回収もできているし、新しい事件の予感もあり、盛りだくさんで満足感のある作品でした。読むのなら本編を16巻まで読んでからをオススメしたいかな。
今までのカナの発言や行動で気になるところが一気に解ける内容でした。
珍しく作中に名前まで出てきた人がリアルタイムで死ぬ内容なので緩いハコヅメが好きな方は読まない方がいいと思いますが色んな正義やその正義がどう人を動かすか、追い込んでしまうかをリアルに描いているのでもし胸糞展開ありなら是非読んでいただき...続きを読むたいです。
Posted by ブクログ 2022年07月09日
最終話、西川係長の「カナ 覚えてるか?」から涙と鼻水止まらなくなった
先にハコヅメ全話読んだから2人が離れるのは知ってたけど、それでも心揺さぶられた
ずっと言われてた裏切りって誰だっけ?って読み終わってからふと思ったけど、拳銃自殺のことだった…
ハコヅメとアンボックス読み終わって山田がいい人すぎ...続きを読むる
最初は若くて単純でアホなやつみたいな登場だったのに…
山田は報われてほしいし、幸せになってほしい
本編に出てきたカナのお話!
シリアス多め。泣けるお話だから人前で読むのはおすすめしないです。
本編17巻くらいまで読んで、そのあと見るのが良いと思います。
ぜひみんなに見てほしい作品。
感想です。
アニメから気になって漫画本編からここまで読まされちゃいました。
強かで登場人物の中では一番うまく立ち回りそうだった黒田カナちゃんのお話。
自分を責め、強く正しい人たちだったら防げていただろうと思い悩み
責任感と大衆の正義に振り回される
被害者の家族のためにできること...続きを読むがきっとあったはずという正義ももっているから
自分は最善を尽くしたと言い訳も出来ない
彼女の選んだ結末は彼女にとって幸せだったかはわからない
彼女のおかげで幸せになった人は増えたのかもと思うけど、
狭い世界で生きている私としては見えている彼女が明確に幸せになって欲しくあったり
でも幸せは本人にしかわからないから幸せだったのかもしれない
カナの選んだ道が彼女の幸せにつながっていてほしいと願う話でした
あと山田はちょっとかわいそうだけど、まあ山田だしな・・
頑張れ!カナ!
深いし、超泣けた。
レギュラーメンバーも活躍してるし、読み応え充分です。
カナには幸せになって欲しい。そして山田も。
別章といいつつ、本編と遜色なしに面白い。あっという間に引き込まれた。人の無責任な正義感って怖いし、人は勝手なことばかり、いろいろ考えさせられる。
本作につながる149話のレビューで、
「絶対に読んだ方がいい」という
意見が多数あり購入しました。
感想としては本当に読んでよかった!
ハコヅメは川合・藤が中心のお話でしたが
アンボックスはクノイチ捜査官の黒田カナと
カナが担当する大山とるみカップルが中心です。
150話以降さらっとカナの退職が描か...続きを読むれたので、
気づいたら登場しない人もいるかと思います。
ハコヅメは本当に書き始めた時点で
終わり方だけじゃなく全てのことが決まっているのかと思うくらい伏線が張られていてゾクっとするし、まだ完結してないけどハコヅメを全話読む上でこの作品を見ないで読み進める人がいる可能性を考えると「本編に入れなくていいの?」と思う反面、これが本編に入ってたら「これだけで一冊できるよ」っていうくらいの重量です笑
普段ハコヅメを読んでて警察の仕事を面白おかしく描かれたものを読んでますが、今回はコメディ要素を封印したまじめで重い作品です。
カナの人生は忌み数を疑ってないと耐えられないような大変今までだったけど、本当にいい人達とステキな人柄と人望があったんだなって最後は思えました。
多少のつながりを調べて頭に入れれば
今作だけでも読めると思いますが、
できれば周りの人たちのこれまでが分かる本編も読んでほしいです!!!
読むのが辛かった。。
警察のお仕事はつくづく心身共に過酷だと思いました。
不祥事ばかりがニュースになるけど、ほとんどの警察官は真面目に頑張ってるんですよね。
めちゃくちゃ泣きました。本編で言っていた気がしますが確かにカナは対人関係に恵まれているなと。きっと強い心の持ち主であろうカナが精神的に追い込まれ越えてはいけない一線に踏み込んでしまうところは本当に見ていて苦しかったです。事件解決後も上司を亡くしたり、、きっと今回のことで本当は話をたくさん聞いて欲しか...続きを読むったのではないかなと思ったり、辛かったです。ただ、カナの周りにはカナを思う素敵な人がたくさんいること、カナが前向きに新しい人生を歩み始めたところはとても清々しく、胸が熱くなりました。全体を通して素晴らしい作品だと思います。
もう読んでてしんどかった。
まさか主要キャラがこんな感じで退場するとは…
本編と分けて出た理由がよく分りました。
カナ超がんばれ。
ハコヅメのノリより重いです。
でも読んでよかった。
色々な立場の人がいて、色々な思いがある…。
カナさんがいなくなったのは寂しいけど、それも一つの道で…
みんなが幸せになるといいなぁとしみじみ思う一冊でした
17巻と18巻の間に来るお話です。誠実に仕事をしようと潰れそうになってしまう、警察官の過酷さに包まれたお話でした。ハコヅメ追いかけてきた人は、17巻の後必読です。
読み進めていて、世間での理不尽な物事に振り回されて、自分のせいではない事にも苦しめられて、職務から離れる事でしか自分が保てなかったカナさんに涙しました。
カナさんの仕事のスタンス好きだったから残念でならないけど、それでも再生への道を進むカナさんに愛おしさを感じます。
また、帰国して同期会してると...続きを読むことかみてみたいな。
本編の「ハコヅメ」を、より、女性の人生に絞ったような作品。泣けます。生きづらい女性がたくさん出てきます。そんな人たちが、自分の人生に納得していくところが眩しい。
「どんな組織でも下っ端は辛い」ということを、
よりハードな職業で表現している。
普通の警察ものドラマでは描かれない、
「普通の警察」の「普通じゃない世界」を漫画にしている。
ここは、西部署でも山手中央署でもない。
もちろんトレンディな湾岸署でもない。
地味だけど、ハードで、ダークで、...続きを読む日常な世界の非日常。
シビアで、報われにくい仕事で、
シニカルな笑いの向こうに
一条の救いを見る。
刑事モノに収まらない作品。
一つの殺人事件と、その被害者に以前から交流があった一人の警察官の話し。その警察官には地元でに辛い過去があって、警察官になった。しかし、地元で自分が関係していたカップルの殺人事件が発生して、耐えられなくなり、自殺をしようとまでした。その警察官の周りの警察官達がそれぞれの意思による行動をして事件は解決し...続きを読むたが、そこには言いようの無い無力感が残った。その一人の警察官は、警察を辞めて新たな世界に飛び込んだ話し。全然、ギャグ要素が無い読み応えのあるお話しでした。
Posted by ブクログ 2024年04月12日
この作者は絶望を描くのが上手い。
とはいえ希望が持てる着地でよかった。
シリーズで一番泣いた。
こんなに命削って日々働いてる人達がいるんだなあと考えさせられた。
色々複雑で、作り上げたストーリーとは思えないほど…
実話なんじゃないかと思うほど、色々が複雑に絡み合っている…
正義って怖い…
社会でそれは痛感した…
天才は凡才に辛辣…
それも社会で経験した…
心の闇を暴いたマンガ…
何回も読める…
当事者じゃない人達が思いついたままに当事者を口撃すること、自分の認知の歪みを考えないこと、正義の中毒性。
自分を律する努力って大事だなって思う。
カナちゃんが前を向いて生きてくれて良かった。
Posted by ブクログ 2023年09月28日
本編を9巻まで読んだところで、本屋さんで見かけて購入。
責任感、矜持、尊厳。いろいろなものが悪意で、無意味な悪意で塗りつぶされてゆくのが、とてつもなく重く暗い。この物語の主人公にカナを持ってきたのが、それに拍車をかけている気がする。
「ハコヅメ」の登場人物は、皆が己の仕事に対して露悪偽悪的な面を見せ...続きを読むながらも、心の底には曲げられない揺るがない理念や信念を持っていて、それを新人の川合の成長を通じておもしろおかしく伝えているように思います。その中でも、淡々として要領よくこなしているカナが、追い詰められ潰されてしまうというのは、落差が強く事件のやるせなさも相まって、物語を重く暗くしています。
そもそも冒頭の「岡島災害」の件から、この物語の暗さを予見していたように思う。あの事件の顛末というか裏側にこんなことがという話なんですが、9巻までの人間なので、とんでもないこと人間関係があるのだ、という衝撃。
この過去をもつカナが、万事要領よくこなし、つながりすぎない人間関係を築いてきたのは、自己防衛のためだったのかと気づく。
多数の「正義」に潰された過去をもつ彼女が、多数の「正義」の側に立ちたいと思ったのは、深くつながらない何かと繋がりたかったのでしょう。そのつながりは要らないけども、つながることに興味はある、という中途半端な立ち位置が、今回の事件で究極に追い詰められてしまった精神状態になったのか。
山田のようにバカであれば、よかったのに。ことはそう単純ではないだろうけど、どうしてもそう思ってしまうよ。バカは偉大。
なんというか、お仕事コメディでのほほんと読んできた「ハコヅメ」が、別章のせいで気楽に読むことが怖くなってきた。
9巻以降、どんな事件が起こるのか。どんな過去が明かされるのか。
覚悟が必要になるとは。
どんなことがあっても、日々は続くし明日はやってくる。明日が明るい日だと決まってはいない。であるならば、明後日が明るい日だと思って、明日とは違う明日が来ると思って進むしかない、のかなぁ。その積み重ねが、明日であることを信じさせてくれるのかなぁ。
ラストを見て、そう思った。
漫画で主役(ハコヅメなら交番コンビ)は作者のヒーロー像が反映されるので、基本`正義`の側で描かざるをえず、どうしても行動や言動に限界がでてしまう。そこで主人公の対比キャラとして家庭に恵まれている川合と、格闘能力に優れている藤に対して、壮絶な環境で育ち、格闘能力に恵まれないカナを登場させると、物事を...続きを読む斜めから観るわ、毒舌でモノの本質をつくわ、作者の本音が反映されるのか、筆が活き活き動き出して`主役を食う`状態になった。これは長期連載漫画あるあるで古くは「おそ松くん」は後半、六つ子が登場せず、イヤミが主人公になったこともある。
単行本の12巻を超えた頃には、主役コンビが出ずに、黒田カナの単独話も多かった。
この辺で、作者も、黒田カナが出続けると、読者からの人気で交番コンビを上回ってしまう事を恐れたのか、泣く泣くレギュラーから外す決断をしたのだろうが、ただ、ご寵愛と思い入れの深かったカナには、単独でコミック一冊分の「別章」の主役という`花道`を用意したんじゃないかなあ。
Posted by ブクログ 2022年09月26日
本編における唐突な展開にビックリしたけど、ここでそれが語られている訳ね。確かに、この内容を本編に入れてしまうと、ここだけシリアス過ぎて浮いてしまうかも。でも個人的には、こっちの方が存分に楽しめたのでした。もともとのキャラ設定とかを知っているからこそ、ってことだろうし、最初からこのトーンだと、ここまで...続きを読む人気が出たかは微妙かもしらんけど。自分の勝手な思い込みも少なからず影響してるけど、警察物語には、こういうシリアスなドラマが馴染む。主要キャラが抜けたりは切ないけど、こういう展開の物語、また描いて欲しいと思っちゃう。
本当に考えさせられる一冊だった。
いつもニュースでしか見ないけど、こんな裏側、色んな人の想いがあるんだなぁ…と。
警察官の方々には、感謝しかない。
本編とは少し雰囲気が違いシリアス展開。ですが、ハコヅメの体育会系家族のような人間関係はそのままに。普段と違うシリアス展開って聞いて渋ってたけど買ってよかった。
ハコヅメ大好きでこれも最高に面白かった。ハコヅメと違ってシリアスな内容で最後は泣いて感動。作者が警察に働いてた人だから書ける内容だと思う。居なくなるなんて死んでしまうなんて寂しすぎるけどこの内容はハコヅメには書けなかったんだよね。
泣きすぎてぐちゃぐちゃです。
カナさん…山田の優しさにも胸を打たれたし、
何か起きるまで動いてくれないとか
動くのが遅いとか
色々制約が多すぎるとか
横柄な警察官が多いとか色々思うことがいっぱいある。
DVで何度もきてもらったことがあったことを思い出して.もしかしたら警察官の人たちの中に...続きを読むはカナさんみたいに思ってくれている人もいたのかもしれないなと思った。
そりゃ嫌な警察官もいるだろうけど、この漫画を読んでると警察官を少し好きになる。
主役はカナ。普段のハコヅメとは違い、重苦しい雰囲気で物語は進みます。読んでないと本編の理解が足りなくなります。ぜひ読んでください。
Posted by ブクログ 2022年02月26日
ハコヅメ読むなら読んだ方がいい、というコメントや作者への取材記事を読んで購入しましたが、うん、間違いなく読んだほうがいいです。
まさか源の実父がなくなった土砂崩れ事故の原因となった避難しなかったおばあさんがカナの曾祖母で、源サイドから見ると「なんですぐに避難しなかったんだ!それがなければ皆が苦しまず...続きを読むに済んだのに‥!」と感じるけど、それを原因にカナの実家が営んでいた建設会社は村八分にあい祖父は自殺、父母はそれぞれ別の人と消えてしまい、カナは祖母との暮らしに。ここでカナを置いていく感情がよく理解できないけど、そのおばあさんの血が流れてる存在をもう近くに置いておきたくなかったのかな‥
そしてグレてしまうカナを救ったのは防犯パトロールのおじいさん‥そう、源実父のお父さん。様々な話をしてくれるなかで警察官を志した‥が、その裏には「原因となったおばあさんの家族を責める世間の正義」というマジョリティに傷ついたカナが警察という絶対的な正義の立場に立ってみたかった‥という悲しい理由が。
そして警察学校に入るも、優しさで差し出される手には仲間を感じられなかった‥という。これは肩を並べて走ることもできない劣等感から対等な関係を築けなかった、ということなのかもしれない。でも秘匿捜査官として才能を開花させたはずなのに隣の芝生は青かったまま‥だったのか、劣等感と仲間ではない認識は変わらなかったんだね。
そして起きてしまう殺人事件。これは本編を見続けている人なら言葉を失うと思う‥あれだけ繰り返し登場させておいて、モブキャラに身近さを持たせた上でこれは、登場人物の心情に読者を近づけたテクニックだなぁと。
事件を追う番記者は事前にトラブルがあった二人への警察対応に問題があったのでは、という正義をかざして取材を行い、近隣住民は自分たちの街を守るという正義で役に立たない警察を排他的に扱い、警察は必ず事件を解明するという正義で操作を続ける。自分の対応に過ちがあったのでは、と責め続けるカナ。フォローに入る西川、しかしすでに西川の限界は超えていた‥
難航する捜査、世間の正義に押し潰されそうになるカナはついに警察官としての裏切りである「拳銃自殺」を図る‥そうか、これが本編で描かれた「ユダの裏切り」だったのか‥想像していなかった裏切りの形で驚いた。山田のおかげでなんとか未遂に留まったが、そこまで追い詰められていたんだね。
その後、カナは自らがかけた言葉から被害者の足取りを予測し犯人逮捕につながることとなった‥が、西川の死や警察官としての裏切りを経てカナは警察官を辞めることを決意。カナを秘匿捜査に任命した係長(?)あっさり認めたのは優しさか、それとも使い捨てとしてもう価値がないと感じたからか。意外と冷酷な人が多いハコヅメだとどちらだかわからない‥
そして警察を飛び出したカナは、防犯パトロールのおじいさんから教えてもらった選択肢の中から海外の人々の選択肢を広げることにつながるような活動を始めた‥
結局警察官のときは仲間という絆という鎖に縛り付けられていたけど、ハコを出て(=アンボックス?)その絆と繋がっているんだろうなぁと思いました。
しかし表紙のカナと山田、あくまで推測ですが背を向けるかつ山田は17巻の表紙と繋がって藤や源の方へ向かっていて、かつその集団とは背を向けている=秘匿捜査、仲間に感じられない、警察との別れといろいろな意味を持たせていたのね。
この漫画、本当にすごいしどの回の何気ないやり取りが先々に繋がっているかわからないのがすごすぎる‥
本家ハコヅメを読んでいて、あのテンポ感とギャグがとても好きで。アンボックスの前後の話まで読んでこっちにきました。感情の機微が繊細に描かれていて、本当に、久しぶりにこんなに泣きました…。深い内容で読みごたえがあり、「アンボックスを読め」とコメントしてくれてた方に感謝です。
本編でのキレキレなギャグがなくって、一生懸命探しました(汗)
本編でおなじみの方々の過去が予想をこえて、重い!
もし、先にこちらを読んでから本編を読むと、印象変わりますね(笑)
この作品がドラマ化された時に、結構好きで見ていましたが…
ドラマよりも、原作の方が、よりリアルな感じがしていいなぁって思います。
読んでみて、「警察ってそうなんだぁ~」って、色々と勉強になる作品だと思いました。
面白かったです。
ハコヅメのシリアス版と聞いて暗くて怖い話を想像してたけど、やっぱり怖かったけど、同期や仲間の絆でつらさが中和されて…。
防犯のおじさんも、警察の仲間も全員がカナの幸せを願っているところに泣けた…。
ラストは一応のハッピーエンドで安堵…。
正義の名の下に無責任に人を批判することの怖さを学んだ。
黒田カナさんが主役のスピンオフ作品です。藤さんとか川合ちゃんとか源・山田コンビも登場しますが、カナさんの所属する生活安全課の事件を中心に回っていきます。川合ちゃんのポンコツシーンとかはありませんが、ハコヅメの雰囲気をまとったシリアスドラマに仕上がっています。
ハコヅメと違ってギャグっぽいところはなかったけど、ストーリーとしては悲しいけど面白かった。
カナ退職はすごく意外だった。
本編以上にホンモノの事件と感じられるストーリー。
少し唐突感もあるが本編からの流れからカナちゃんが…とは思っていたが
単独で読んでもいけるが、本編を見てからなら感動倍増です。
本編でたまにある闇の部分をメインに描いた作品。個人的にはこれが18巻でも良いくらい。SNSによる誹謗中傷など、現代社会の問題にも警鐘を鳴らしていて、学校教育で取り扱ってもらいたい作品です。
本編ハコヅメ18巻で語られたカナの退職。ここにその種が明かされていた。凄まじいストーリー展開とそこにいる全ての登場人物にアラカンのおじさんは涙が止まらなかった。
ハコヅメとはまた違うシリアスな作品。
本編で何となく分かってた人間関係がクリアになって鳥肌立ったり、とにかく号泣すること数度。
読んで損は無い。というか読んでいただきたい。
ハコヅメのドラマを見て、漫画を読んで、このアンボックスを読みました。ギャグ的な感じはなく、超社会派な感じ。良い本だと思います。
ハコヅメのキャラクター達が、より人間ぽいところも、別の角度から見れた気がしてよかったです。
ぜひ、本編を読んでから読んで欲しい!
ただでさえ面白いハコヅメがこんな角度からも楽しませてくれるのか?という作品だと思おます!
内容は本編のコミカル事件とは違いますが、だからこそ、本編読んだ後に読んでほい作品です!
ハコヅメ大好きなんで買っちゃいましたねー
ザ裏話!
ハコヅメの話の中であーそう言う裏の話があったんだー
なるほどー!ってなりましたねー
こことここと繋がってるんだ!みたいな!
最後はえ!マジで!?ってなりましたねー
読んで損はないです!
ハコヅメの別章がでたということで即ぽち。
かなりシリアスで、事件と世の中の風当たりによる警察官の辛さが描かれてました。
いつもみたいに笑える要素はありませんが、ハコヅメが好きな人はよんでほしい!!
最後めちゃくちゃ泣きました。
山田とくっついてたら面白かったなぁー
ずっと気になっていたカナさんの辞めた経緯…
読めて満足です。
途中、山田とくっつくのかと思いました(笑)
それぞれの信念や良いところが見られて、大変良かったです。
ハコヅメ 本編とは違うサスペンス色の強い重めのストーリー。
後半、涙が出てきました。
スッキリとまではいきませんが、納得の行く終わり方でした。
カナと山田の友情が尊すぎる
カナのことが益々好きになった。
時系列がわからないけど衝撃的な展開に
読むのが辛かった。
アンボックスを読んだあとにハコヅメ本編に戻ると
何気ないギャグシーンもなんだか切なくなりました。
横井教官もかっこいいな。
カナが幸せになるならと思うけど
...続きを読む
やっぱりカナにはカナにしか出来ない捜査官でいてほしかった。
恵まれない環境や体格で
苦悩しながらも
警察官という辛く厳しい仕事を全うするカナが
誰よりもカッコよくて好きです。
警察官といっても人間だし、
人はみんな強くないけど
何かの為に強くなったり、
誰かに支えられたりしながら、
頑張って生きていくことが
とても素敵なことだと思いました。
表紙から想像がつくと思いますが、本作では黒田かなが主人公に据えられてお話が展開していきます。
時系列的には現時点での最新巻である18巻よりあとのものです。
想像もつかないラストに繋がります。楽しかったです。
シリアスなハコヅメです。正直被害者には全然同情できないので、漫画の中で警察が責められるのがすごく理不尽に感じました。
Posted by ブクログ 2023年08月15日
実質的に「ハコヅメ」17.5巻。
17巻と18巻の間の話なので、17巻読んだら「アンボックス」を読んだ方が良いと思います。
でないと、18巻でどうしてカナちゃんがいなくなったのかがわからない。
それにしてもカナちゃんだけ、酷い目に遭い過ぎのような……。
山田が男前すぎて泣ける。
大好きなな作家さんの作品ですが、最初はギャグがあったのにほぼシリアスでたくさん泣いた。
後、なぜ被害者叩きがあるのかなど私が思うつかない理由が見えてきて考えさせられました。
今は便利な世の中だからこそ裏がとれていないものを信用しすぎるのはダメだと思いました。後、同期愛が良いですね。
転職組の私...続きを読むには同期がいないので少し羨ましくありました。でも、牧高ちゃんにもっと出て来て欲しかったなと思いました。
そして、しんみりしすぎたのでこれから本編のレストランの張り込み回読んで笑おうと思いました!
本当にハコヅメ大好きです!
カナ主役のエピソードです。
被害者や家族の方にもかなり落ち度があると思うので(あれだけ注意されてるのに危機感なさすぎ)カナが病んでいくのを見ているのが辛かったです。
自分のことをあまり漫画や小説を読んでも泣くことはないタイプだと思っていたのですが、ラストシーンはカナの辿ってきた道や感じてきたことを想像してしまい、涙なしでは読めませんでした。最後は前を向けるような終わり方でホッとしました。
こちらはちょっと視点を変えて、別の女性警官の話に。
主人公の思い、分かるような。残念ながら日本の地方では、地域社会の閉鎖性って前近代的なところで止まっていることが多いですし。
出てくる事件は、痴情のもつれによる殺人事件でしょう。
こういう、女にだけ強く出る男の屑って、いるでしょうね……具体例が浮かび...続きを読むます。
ハコヅメはずっと大好きな作品でしたが、主人公がいつもと違うので読まずにいました。
この作品も買って間違いなし!何度も読み返してますが、作者さんの、登場人物一人ひとりを丁寧に描か!ているのが伝わります。絶対にこれを読んだら、この後改めていつものハコヅメを読み返してしまいます。
苦しくて辛くて切ない物語でした。
必死の捜査もむなしく、るみさんは亡くなってしまって、それを家族に伝えに行くことの辛さは到底測りきれないと思いました。
るみさんの行方を聞くために水なんて気にせず被疑者に近寄るカナ、悔しく辛い表情を隠しきれない益田くん、自身も辛いはずなのにチームを引っ張りるみさん家...続きを読む族を想う横井係長。あの少しの描写でそれぞれの登場人物が鮮明に描かれていました。
最後カナが退職する際の横井係長の号泣具合につられ泣きしました。クールキャラの横井係長が涙を止められなかったところはグッときました。