何回読んでも泣いてしまう
苦しくて辛くて切ない物語でした。
必死の捜査もむなしく、るみさんは亡くなってしまって、それを家族に伝えに行くことの辛さは到底測りきれないと思いました。
るみさんの行方を聞くために水なんて気にせず被疑者に近寄るカナ、悔しく辛い表情を隠しきれない益田くん、自身も辛いはずなのにチームを引っ張りるみさん家族を想う横井係長。あの少しの描写でそれぞれの登場人物が鮮明に描かれていました。
最後カナが退職する際の横井係長の号泣具合につられ泣きしました。クールキャラの横井係長が涙を止められなかったところはグッときました。