あらすじ
慧修学院高校襲撃事件後、日本で緊急事態庁が発足。喫緊の問題を次々と解決に導いたことで、内閣支持率は急激に回復していた。国内が落ち着いたかに見える中、結衣の異母妹である凜香は「探偵の探偵」の紗崎玲奈の行方を追っていた。やがて結衣が帰国を果たし、緊急事態庁を裏で操っていた優莉架祷斗が本性を露わにしていく――。互いの思惑が交錯する中、本土最終決戦に向けて賽は投げられた。ついに大詰めの11巻!
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Posted by ブクログ
スカッとしたいときは『高校事変』!「探偵の探偵」の紗崎玲奈がまさかの登場!こういうクロスオーバー展開、最高。 ただ、またやってしまった。10巻を飛ばした(笑)。10巻で起きた慧修学院高校襲撃事件を経て、日本政府は「緊急事態庁」を設立。内閣の支持率は急上昇するが、その裏で優莉架祷斗(優莉家の長男)が国家転覆を狙う。紗崎玲奈の過去と凜香の母親の接点、そして優莉結衣と兄弟姉妹の複雑な関係が見えてきた。今回は激しい戦闘は少なめだったけれど、「血縁の呪縛」「正義とは何か」というシリーズ核心に迫る深く印象的な一冊。⑤
Posted by ブクログ
緊急事態庁が発足した世界だけど裏で操ってるの長男だしこうなりますよね、という国勢です。緊急事態庁から与えられた原油自給という幻の国力で強気に出てる宮村政権は稀代の詐欺師で日本を日中開戦へ引きずり込む未来かと思いきやそこは結衣が…!いつの間に北朝鮮に?
松岡先生の他シリーズほぼ読んでないのですが、「探偵の探偵」「千里眼」のシリーズからのキャラなのかな。わからないけれどこれらのシリーズ読んでる方々はもっと楽しめるのかもです。結衣と智沙子の母親の大物っぷりとか。
篤志、智沙子、凜香も結衣と共闘で、最終巻は対カイト戦。結衣が全ての始まりの武蔵小杉高校の制服をここにきて纏ってるのは高まりました。日本政府を巻き込む壮絶な兄弟喧嘩。
ヨンジュ、寂しい。。
それにしても松岡先生の政治家への皮肉は凄い。全体主義国家……ここまで露骨ではないですがつくづくわかります。
Posted by ブクログ
結衣がパワーアップしてる。もう漫画のレベルに達した。悟空とかルフィのレベル。一回マジで死にかけてからの大復活。
最後の登場シーンは痺れるねー!今、撃てや!て思うけど。
さぁ12巻が楽しみになってきた!
Posted by ブクログ
優莉家の長男である架禱斗に日本は翻弄されてゆく。姉である智佐子との対決、非常になりきれなかった結衣はウェイ兄弟につかまり処刑されたかに思われた矢先・・・。滅茶苦茶、いいところで終わってる。次巻、架禱斗との最終決戦なのか?なんか兄弟喧嘩で日本が滅ぼされるんじゃないかって、バイオレンス超えて漫画の世界になってきちゃったよ。それでも12巻読まなきゃ。それはそれで「探偵の探偵」紗崎玲奈って・朝鮮での高校事変ってなに。調べてみると別のシリーズと高校事変の番外編。本編もまだなのに、どうするこれ。