あらすじ
広告代理店勤務の若手デザイナー・朝倉光一。納得出来ない理由で自ら勝ち取った仕事を取り上げられた彼は、やりきれない気持ちを抱えて横浜の美術館へと向かう。そこは、彼が初めて「エレン」という才能と出会った場所で…。大人の心も抉るクリエイター群像劇、開幕!
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【ご注意】
『左ききのエレン』は正しい用法・用量を守って適切なペースで読み進めましょう。
この作品には
「才能という壁にぶつかりながらも、懸命に現実と向き合う大人たちの仕事姿」がこれでもかと扇情的に描かれています。
強烈な読後感により、仕事や勉強を必要以上に頑張りすぎてしまう可能性がありますので、落ち着いた気持ちでお楽しみください。
【効能・効果】
・美大や広告業界への理解
・プレゼンや営業など、社会人の仕事に対する拒絶感の緩和
・熱意への刺激による興奮作用
【以下のような症状でお悩みの方にお勧めです】
・ファンタジー作品に感情移入できない。
・夢や努力という言葉が信用できない。
・とにかく最近やる気がない。
感情タグBEST3
クリエイティブとは
クリエイティブさやクリエイティビティとかデザインなどどれも難しいものなのだなと実感させられる本巻。広告業界とかも面白い
重いヒューマンドラマ
タイトルのエレンが主人公だと思ったら、主人公は別の男性?
アーティストとは?クリエイターとは?
画家とは?イラストレーターとは?
そんな問いかけを、広告代理店の仕事を絡めながら描いてくる。
なかなか面白い。
一巻から面白かった
一巻を読み終えた感想です。
正直はじめの段階では作画の荒さが目立ってはまるか未知でしたがストーリーが良かった、憧れ、葛藤、現実いろんなものが過ぎる中でのキャラの動きや考え、まだまだ序盤ですが伝わってきます。表情の魅せ方も素敵。
匿名
広告業界の話
美大系の話かと思いきや、ガッツリ広告業界のお話です。。怒ったり泣いたりしながら仕事する大人、が人間味あってかっこいいです。
Posted by ブクログ
【全巻読んでの感想】
人生でこの漫画に出会えて良かった、と思える傑作。
かっぴーさんのお話はどれも面白いけど、nifuniさんの漫画がその魅力を数百倍にあ増大させている。奇跡の出会いと言っていい。
かっぴーさん原作の漫画は全部nifuniさんに描いてもらいたい…と勝手に願ってしまうが、nifuniさんにも描きたいものありますよね、うん。
天才や努力家たちの奇跡のような出会いを描いた本作だけど、かっぴーさんの原作とnifuniさんの漫画の邂逅もまさにソレだと思った。
Posted by ブクログ
久々の大当たり。美大系の話かと思ったらゴリゴリの広告業界。怒ったり泣いたりしながら仕事する大人、かっこいい。強キャラを強キャラだぞ!って描くのが上手くてキングダム読んでる時の興奮と同じ。
アツいマンガ
登場人物の大半の人達の熱量がとても高い。情熱があるのは素晴らしいし、内容も構成もとても面白い。ただ、私は熱量が低いので、別世界をのぞいている気分になる。それはそれで興味深い。
匿名
最初は絵が好みじゃないと思ったのですが、読んでみると面白いので気にならなくなりました。いろいろと社会人は大変なんですよね、ほんと。諦めない光一の姿に心が揺さぶられました。
デザイナー
美大で絵を学ぶ・・・のではなくて、デザイナーのお話。
いや広告代理店の話なのか。「製品」を目にはしても馴染みのない
業界の話なので興味をひかれる。
絵のタッチが苦手で避けてた作品の一つ。読んでみたら面白い!売れてるのがわかる!けど部員のメガネくんが美術部員とは思えん…いや外見で人を判断しちゃいかん…いやでもその美的センスは…
凄い作品
なんでこんなにレビュー少ないの?
これはマジもんじゃないですか!!!?!?!?
すべてのクリエイターが知ってる、
自分の限界や才能とか努力とか…そういうもの。
グラフィッカー、写真、広告業界、映画業界、デザイナー、モデル……華々しく凌ぎを削り合う業界の厳しさと楽しさと。少しでもかじった事のある人間から見れば、
ウワー!!!!あるあるあるある…!!
ウワァァア!!思い出したくないニガイイイイ!!!
とか。そういうの。
戦線離脱した私が言うこっちゃないが。
わかるでしょ?
君も漫画好きでしょ?
何かしら
描/書くでしょ?
朝倉光一なんなんマジで?笑
超イライラする笑
投影同一視しちゃうから笑
美術教室くらい自分で調べて通え?笑
さゆりもエレンもすごすぎるやん?笑
岸姉妹がとっても好きです。
カッケェです。
あかりのモデルポーズで夜中に廊下歩いたりしてます(笑)
読んでよ!面白いから!!
(※主に私に)
少年漫画のノリでリーマン漫画を
夢と冒険に満ちあふれた少年漫画ではないが、苦悩と葛藤ばかりのヤング漫画でもない。
努力と才能を対比しながら時に協調させ、リアルなサラリーマンを描きながらも彼らに夢を持たせる。
青年誌も読むけれど少年漫画が好きなまま、サラリーマンになった方にオススメです。
Posted by ブクログ
天才になれなかった全ての人へ。
この始まり方が好き。
この頃の光一は見ていて恥ずかしくなってしまうが、
仕事を巻き取ってくれたりジャケットを買わせて
プレゼンに参加させてくれたり
神谷さんが本当に恰好よくて、それは憧れるよなと思う。
絵は誰でも描けると強要されるのは嫌だな。
授業だから仕方ないのも分かるのだが。
パパの手はそうじゃなかった、という台詞も辛い。
小さい時はよくわからなくても、意味が分かった時
エレンも悲しかったのではないか。
息子が作ったカタログという理由だけで
それに載っているケーキを買って食べるお母さん、
愛らしいなぁ。
親孝行だと思ってお礼を言ってあげれば良いのに。
正直初めて読んだ時は、この辺りでは
さゆりも流川さんも好きではなかった。
みっちゃんは良い子だよなと思う。
若い世代にはいいかも知れないが
そもそもカート・コバーンやバスキアが夭折しなければ、あんなに有名になってなかったと思うので、それを礼讃するような漫画はどうかなと。
絵柄は荒い感じが進撃の巨人と似てるので、比較すると、熱量は向こうの方が上。
最近の流行りならフリーレンの方が情緒がある。
緻密さやユーモアも、他の人気作品と比べると欠けるかなと。
無料なら読むかなという程度です。
現代の芸術家
過去も現在も芸術で食べていくのは大変なんだろうなっと思わさせられる漫画。
天才と凡人についてがテーマのようだが、そこに共感は得られない。凡人が死に物狂いで成し遂げる様、天才は天才としての葛藤。そういうものが描かれているのだと思う。
ただ凡人も天才もなぜ芸術にそこまでの熱意を注ぎ込無事になったのか?
その事は描かれているが、描ききれていない気がする。
至った過程が延々と描かれているのだろうけど、いいな芸術って、って気にはさせない。
そこを上手く描かないと働きマンであり、芸術じゃなくてもいいしにではっと思ってしまう。
っと否定的なレビュー書いても、結局最新刊を買ってしまう、そんなマンガです。