あらすじ
広告代理店勤務の若手デザイナー・朝倉光一。納得出来ない理由で自ら勝ち取った仕事を取り上げられた彼は、やりきれない気持ちを抱えて横浜の美術館へと向かう。そこは、彼が初めて「エレン」という才能と出会った場所で…。大人の心も抉るクリエイター群像劇、開幕!
...続きを読む
【ご注意】
『左ききのエレン』は正しい用法・用量を守って適切なペースで読み進めましょう。
この作品には
「才能という壁にぶつかりながらも、懸命に現実と向き合う大人たちの仕事姿」がこれでもかと扇情的に描かれています。
強烈な読後感により、仕事や勉強を必要以上に頑張りすぎてしまう可能性がありますので、落ち着いた気持ちでお楽しみください。
【効能・効果】
・美大や広告業界への理解
・プレゼンや営業など、社会人の仕事に対する拒絶感の緩和
・熱意への刺激による興奮作用
【以下のような症状でお悩みの方にお勧めです】
・ファンタジー作品に感情移入できない。
・夢や努力という言葉が信用できない。
・とにかく最近やる気がない。
感情タグBEST3
このページにはネタバレを含むレビューが表示されています
重いヒューマンドラマ
タイトルのエレンが主人公だと思ったら、主人公は別の男性?
アーティストとは?クリエイターとは?
画家とは?イラストレーターとは?
そんな問いかけを、広告代理店の仕事を絡めながら描いてくる。
なかなか面白い。
凄い作品
なんでこんなにレビュー少ないの?
これはマジもんじゃないですか!!!?!?!?
すべてのクリエイターが知ってる、
自分の限界や才能とか努力とか…そういうもの。
グラフィッカー、写真、広告業界、映画業界、デザイナー、モデル……華々しく凌ぎを削り合う業界の厳しさと楽しさと。少しでもかじった事のある人間から見れば、
ウワー!!!!あるあるあるある…!!
ウワァァア!!思い出したくないニガイイイイ!!!
とか。そういうの。
戦線離脱した私が言うこっちゃないが。
わかるでしょ?
君も漫画好きでしょ?
何かしら
描/書くでしょ?
朝倉光一なんなんマジで?笑
超イライラする笑
投影同一視しちゃうから笑
美術教室くらい自分で調べて通え?笑
さゆりもエレンもすごすぎるやん?笑
岸姉妹がとっても好きです。
カッケェです。
あかりのモデルポーズで夜中に廊下歩いたりしてます(笑)
読んでよ!面白いから!!
(※主に私に)
Posted by ブクログ
天才になれなかった全ての人へ。
この始まり方が好き。
この頃の光一は見ていて恥ずかしくなってしまうが、
仕事を巻き取ってくれたりジャケットを買わせて
プレゼンに参加させてくれたり
神谷さんが本当に恰好よくて、それは憧れるよなと思う。
絵は誰でも描けると強要されるのは嫌だな。
授業だから仕方ないのも分かるのだが。
パパの手はそうじゃなかった、という台詞も辛い。
小さい時はよくわからなくても、意味が分かった時
エレンも悲しかったのではないか。
息子が作ったカタログという理由だけで
それに載っているケーキを買って食べるお母さん、
愛らしいなぁ。
親孝行だと思ってお礼を言ってあげれば良いのに。
正直初めて読んだ時は、この辺りでは
さゆりも流川さんも好きではなかった。
みっちゃんは良い子だよなと思う。