感情タグBEST3
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物語の動きが遅く、前半は若干退屈と言えないこともない。
だが才能や努力、能力と平等といったテーマが、「魔法」という現実には存在しない力によって考察されることによって、逆説的に現実世界を照射しており、興味深く読めるものとなっている。
「考えることを止めたとき、
人は、自らの意思を放棄する。」
は至言。
Posted by ブクログ
劣等感ってドツボにはまると、 なかなか一人では抜け出すのは難しいですよ ね。
しかも、劣等感を後押しするような 記憶の改ざんなんて行われちゃった ら・・・。
紗耶香のウィードが受けている侮辱について の熱弁は 読んでてちょっとイラっとしましたけど、 まぁ、そこは私の好みの問題なので、 小説の構成としては必要な内容だと思いま す。
戦闘シーンも挿絵込みで楽しんで読むことが できました。 全体の描写が分かりやすいので、 状況を想像しやすかったです。
深雪は意外と好戦的なのね。 というか対人に慣れてるのね。
続けて3巻を読みたいと思います。
Posted by ブクログ
一巻である入学編の下巻。しかし説明の濃密さは依然変わらず濃厚である。最初から細かく設定されたキャラや世界観のおかげでブレなく話は進むし、ブランシュとか言う組織の登場から達也のフィールドは一気に世界規模へと広がったわけで、これからの展開がどう動いていくのかとても気になるような感じでした。伏線回収はあんまりされなかったって言うのもあるが。
あとこの爽快感が素晴らしい。主人公は当たり前だが、達也周りの二科生も二科生の域を超えた強さなので更に爽快感が増しています。世界評価基準で力の全てを計れないのを理解させられた。
Posted by ブクログ
おいおい。分解って。。。なんでもありだな。そりゃ恐怖するでしょ。実の兄に。というか作者絶対物理専攻だって。1巻の「振動数」と2巻の深雪の魔法のニブルヘイムの「振動減速」系広域魔法に最後の達也の分解の魔法。全部なんか物理っぽい。でも、だからこそ、この世界観は好き。
Posted by ブクログ
主人公の秘密が明らかになりましたね。
内容はとても満足。
しかし読んでいると誰の台詞かわかりにくいところがあるので、
その点だけなんとかしてほしいですね。
Posted by ブクログ
2冊目の入学編。
最後の戦闘シーンが意外と短かった。アニメでは長かった気がしたのに。
忍者の先生が結構重要キーワードを垂れ流していたので、なかなか楽しかった。
Posted by ブクログ
1巻から主なストーリーは継続しての下巻。
上巻から少しずつ出ていましたが、達也のイレギュラーな面が決定的に出てきました。
そして達也に集うイレギュラーな面々たち…
Web版にはいなかった司主将やエガリテが出た分、話の構造はすっきりしたと感じました。
しかし現代日本とはまるで違うとはいえど、十文字先輩はともかくエリカにレオ、桐原先輩は血気盛んやなあ…
いやみんな好きなんですが。
Posted by ブクログ
前巻に引き続き達也TUEEE!
今回は美雪や達也のクラスメイトたちにも見せ場あって満足満足。
やっぱ変わった主人公の周りには変わった逸材が集まるものなのかね。
しかしアレでモテてないとか嘘だろw
今時これだけ冷静な主人公も珍しいんじゃなかろうか。
達也が周りをイジるシーンは面白い。
少し誰が喋ってるか分かりづらいところがあったのが残念かな。
Posted by ブクログ
読んだよ.
優等生の妹は生徒会に,
劣等生の兄は風紀委員に入った.
その影では謎の組織が魔法科高校に侵入し….
というわけで入学編 下ですよ.
たっちゃんの能力がチートすぎる.
だけどそれがきっとこの話ではいいのでしょう.
冷静で論理的なたっちゃん.
面白かったよ.
Posted by ブクログ
王道のシナリオだけどそれだけ完成度の高い作品だと思います。主人公の達也はどんだけ引き出しを持っているんだろう?続編が出たらどのような展開になるのかね?という感じで続きが待たれます。
Posted by ブクログ
さて、感想書くのをどんどんいきたい!
そして、本が山積みの部屋から解放されるんだ!!!!
これは、完全に1の続き物。
多分、本当は一冊に収めたかったものがどうにもこうにも収まらなくてこういうことになったんだろうなあ……(察し)という案件。
入学式とその後の話。
一冊目より、かなり薄めではありますが、今回の話のメインはここにあったのか!?と思わせる話でした。
学園物だと思いきや、テロ組織まで出てきてしまって、かなり背後関係がでかい。
でもまあ、舞台は今のところ、あくまで学園内だったので、まだ学園物。
これからどうなるのかは、正直、未知数ですけど、ラノベが好きな人なら楽しめると思います!
Posted by ブクログ
才能は平等に与えられているものと考える人。
自分の努力が他人の努力に劣っているわけがないと考える人。
これらは見方が違う。遺伝子によって、才能は個々人で異なっている。そして同じだけ努力するといっても才能によってその結果は異なってくるし、相手がどれだけ努力しているかというのはわからない。(勉強時間というより、集中している程度、そして集中力が続く時間)
他の人と同じ才能がないというだけで、劣等というラベルを張られる人。
多様性のある人を教育しようにも、それを測る物差しが同じなら、均一的になる。
優劣なんて物差しが何かってことに依存するんだよな。
エリカのいう、入門して半年は技を教えてないというのは正しい。自分の体が技を覚えられるようになっていないにもかかわらず、人は安直に技を覚えたがる傾向にあると思う。
そして、最初から教えてもらおうという考え方、教えられるのを待っている姿勢は論外で、師範代も現役の修行者だから師範代にも自身の修行があるというのも正しい。
どうも昔の自分は学校の部活だからと言って履き違えていたなあと反省。