あらすじ
22年春アニメ化。話題のJユース蹴球譚
プレミアリーグイーストの優勝がかかった、運命の青森星蘭戦。
スコアレスで折り返した後半、エスペリオンは冨樫をワントップに上げ攻勢に出る。
そしてついに、アシトの絶妙なアシストから先制点を奪うことに成功!!
「俺は、司令塔」
そう言い放ったアシトの進化は、そこからさらに加速していき!?
そして、対する青森は追い詰められた末に衝撃の戦術を採用し!?
果たして、激闘の行方は―――!?
「試合中にこんなことを考えているの?」「これが選手の視点?!」「この動きにそんな意味が?!」
このマンガを読んだことでサッカーの見方が180度変わった。サッカーはこんなにも奥深い。
主人公の青井葦人は、愛媛の熱いサッカー少年。苦い中学最後の試合後、プロのユースチームの監督である福田達也にスカウトされる。「世界へ、連れていってやる。」と。胸を高鳴らせながら東京に行った葦人だったが、待っていたのは入団試験だった。愛媛では一目置かれた少年も、所詮井の中の蛙で…。
マンガらしい派手な描写はあまりないかもしれない。だが、その分リアルで、葦人やライバルのサッカーにかける汗臭い情熱が真摯に伝わってくる。葦人はシングルマザーの家庭で裕福ではない。それでも夢を応援してくれる母親や兄、仲間など温かい人たちに胸を打たれる。
サッカー非経験者でもわかりやすいように、サッカーのルールやポジションごとの役割を解説してくれる。戦略や選手の動きはこう見るのか!という発見もあり、実際の試合を見たくなること間違いなし!
感情タグBEST3
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悪魔的だ
白熱!
エスペリオン vs 青森星蘭
葦人がサイドバックとして覚醒。
対する青森も北野を中心とするシステムで応戦。
そして遂に葦人が真の覚醒に手が届くのか…
何かを掴んだ葦人が放った「つかんだ」が、一瞬「かつんだ」に見えて勝手に驚いた。
もし作者が意図した構図だったらそれはそれで凄いが、そうでなくとも場面も踏まえて悪魔的な印象を受けた。俄然、面白くなってきた。
Posted by ブクログ
いつもクールな表情のレンが
「「変わりたい」という思いだけが結集した、この青森の環境が大好きでした。」って言うの、最高だな。
N-BoXがうまくハマって
同点ゴールを決める時の
あの無音になる瞬間。
本当に緊迫した状況の試合って無音なんだよなあ。わかる。リアルだった。
育成のためのサッカーを憎むっていう成宮監督のスタンスまじで好き。
その脇で静かに覚醒するアシトとそれを静かに見つめる阿久津。
「阿久津で負けるんなら仕方ねえ」
熱い熱い熱いーーーーー
過去の回想を挟んでからの
阿久津 サンに語りかけるシーンまじでいい
ATが長いのは私も思うよ成宮監督.....
アシトの覚醒の先へ
レンという天才にやられ続けていたアシトが前巻で覚醒し青森星蘭に先制!
これでエスペリオンのペースになるかと思いきや、青森星蘭もN-BOXで逆襲。
一進一退の攻防の中、ゲーム最終盤でついにアシトが覚醒の先のステージへ。
次巻のアシトとレンのガチンコバトルが待ちきれない!
続刊が気になる
すごく続刊が気になる終わり方でした。
突拍子も無いスーパースキルがある訳では無く、あくまでリアルに即したユースの成長をテーマに描いていて、過去の戦略も登場するところも、サッカーに詳しく無い自分からすると、そんなことが起きていたのかと言う驚きがあって良いなと感じました。
Posted by ブクログ
アシトのアシストで遊馬が先制。
アシトを中心にエスペリオンはさらに攻めていく。
が、青森星蘭も対抗策として北野を中心に据えたN-BOXにシステム変更。
北野を中心に青森星蘭は全員が連動。
その結果エスペリオンは陣形が乱れていき、主導権を青森星蘭が取り続けて、後半33分ついに同点に追いつく。
追いつかれたが、北野のパフォーマンスによりアシトが"掴んで"覚醒。
アディショナルタイムはまさかの7分。
めっちゃいいとこで終わる!!
アシトくん、学習能力ないのかな
調子に乗ってきたタイミングで抜き返されるなんてストーリー上何度もあったのに、全然警戒せずに自分はやれるとの慢心のもと意表を突かれて放心。ってパターン入ってますよね。
…っと思わせてからの
やっとか
やっとか、阿久津のその言葉になんだか感動を覚えました。
人より、生き方が下手だなと見てて思っていたけど、ちゃんと信念を強く持っている人でもあると思った。