あらすじ
かつてない“事件”が起こる―――
プレミアリーグ・VS船橋学院戦。
前半、超高校級の戦術「5レーン」で1点を先取したエスペリオン。
しかし、前半終了間際に船橋の驚異のカウンターを目の当たりにし、
暗雲が垂れ込める…
また、この試合で「攻守コンプリート」を達成しようと意気込むアシトに対して
福田監督は「かかりすぎている」との印象を持つが、
「リミッターが外れたアシトがどこまで行くか見てみたい」との想いから、
あえてアシトには何も言わず、後半を迎えることに。
勝負の後半…エスペリオン、そして、アシトを待ち受ける運命とは――!?
「試合中にこんなことを考えているの?」「これが選手の視点?!」「この動きにそんな意味が?!」
このマンガを読んだことでサッカーの見方が180度変わった。サッカーはこんなにも奥深い。
主人公の青井葦人は、愛媛の熱いサッカー少年。苦い中学最後の試合後、プロのユースチームの監督である福田達也にスカウトされる。「世界へ、連れていってやる。」と。胸を高鳴らせながら東京に行った葦人だったが、待っていたのは入団試験だった。愛媛では一目置かれた少年も、所詮井の中の蛙で…。
マンガらしい派手な描写はあまりないかもしれない。だが、その分リアルで、葦人やライバルのサッカーにかける汗臭い情熱が真摯に伝わってくる。葦人はシングルマザーの家庭で裕福ではない。それでも夢を応援してくれる母親や兄、仲間など温かい人たちに胸を打たれる。
サッカー非経験者でもわかりやすいように、サッカーのルールやポジションごとの役割を解説してくれる。戦略や選手の動きはこう見るのか!という発見もあり、実際の試合を見たくなること間違いなし!
感情タグBEST3
Posted by ブクログ
鳥肌がやばい。
葦人の辿り着きたい情念と、それを上回るチームの力。
魅せるコマばかりで、息苦しくなるほどだった。
次巻どんな展開になるのか、目が離せない。
匿名
日本人とは、国籍とは、人種とは
僕は在日韓国人だった。
でも、トリポネたちの気持ちはわからない。なぜなら、僕は外見では日本人と何も変わらなかったから。日本で生まれ育って、自分は日本人だと思っていたら、ある日突然そうじゃないという現実を両親のふとした会話の中で突き付けられた。でも、それは僕が人前で口に出さなければ誰にもわからないこと。でも、なにか嘘をついて生きているような気がしていた。
勇気を出して恋人に打ち明けた日、僕は馬鹿だったと気付かされた。
そう、トリポネと同じように。
そんな人がいることを知るきっかけになってくれたら嬉しいなと、この漫画に出会って素直に思えた。
今、僕は娘にそんな思いをしてほしくないという思いから、迷いなく日本人になった。
でも、あの日、あの時、恋人に言われた「私があなたと同じ国籍で生まれてこなくてごめんね、そんなことを心配させてごめんね」
そんなことを彼女に言わせてしまった僕に、どうしても伝えたい。
世界は見えない壁に覆われている。
その壁は、世界が作っているかもしれない。
でも、もしかしたら僕が作っていたのかもしれない。
そんなことを言いたくなる素敵な話が待っている。
劇的なストーリー
絶対的なフィジカルと技術を兼ね備えたトリポネの前に 少しずつアシトの何かが崩れていく。手に入れられる寸前まで来ていた何かが 手から滑り落ちていくような、 凄く見ごたえがある展開です。 劇的なストーリーが楽しみです。
敵チームまで魅力的
トリポネ強すぎて最初は勝ちたいと思ってたのに、バッググランド読んだら一概にどっちかだけ応援できず、、
敵のことを魅力的に描けるなんてすごいなぁと思います!
匿名
レッド
ずっと危うさがあったけど、最悪の形だけはまぬがれたのかな?怪我が一番怖かったし。
さて栗林。散々トップだと煽ってきたんだから、くりの凄さを見せつけて欲しい。
辛すぎる…
頑張って戦っていた葦人たちだったのにまさかの結末…辛い、辛すぎる…
でも花ちゃんのお陰で最悪の形…葦人が怪我を負うことにはならずよかったですが…花ちゃんの涙がまた辛かったです。。
でも素晴らしい敵と対峙できたことは、この先の糧になるはず!!
試合の結末も楽しみです!!
未熟
はじめての常識が当てはまらない強敵
崩れていく自信
なんとか掴もうともがく
だけどやっぱりそんな簡単なことではなくて、
迷い、葛藤し、活路を見出そうともがく。
いきなりのシャットダウン
さぁ、ここからどうなる
Posted by ブクログ
好評だったので試し読みしようと思ったが、止まらず一気読みしてしまった。
・言語化
・恥を恐れず聞くこと
・必要な衝突
・俯瞰視 etc
ためになること多い。
セリフ無しの描写が良かったです
かなり読みごたえがありました。
戦術の部分で勉強になるのと、人物のバックグラウンドもあり、感情移入します。
タイトルの通り、話のなかでそのような場面があり良かったです。
20巻ご待ちどおしいです。
サミーもトリポネも頑張れ
肌の色がどうのこうのって偏見で見ている人っているんだな。サミーの涙が、悔しさが伝わった。サミーやトリポネも頑張って欲しい。またサミーやトリポネの今後も描いて欲しいと思った。
最後、栗林の言葉が次巻の展開につながっているようで、どう船橋学院に攻め入るのか楽しみだ。
高校生のサッカーとは思えない
タイトルの通りです。部活サッカーではなく、プロやんと思うところが多々あります。でも、直向きにボールを追いかける執念は感動します。
主人公の能力 視野が今までのサッカー漫画よりも大好きです。
Posted by ブクログ
アオアシは読むほどに世界が広がる気がする。
今回の主役はアシトじゃなかったかも。
でもすごくよかった。
それぞれの人生にそれぞれの積んできた時間がある。
アシトに勝ってほしいとずっと思ってきたけれど、
敵チームの選手のことも思わず手に汗握って応援してしまう、そんな感じ。
ちなみに、限定版についていたユニフォームは出来がよくてとても満足!
Posted by ブクログ
アシトの執念を破壊するトリポネのフィジカルが怖い。
大きな壁に直面したとき花を思い出した。
というか母が見に来た試合でこんな展開は辛い
Posted by ブクログ
感想
アシトのエゴが落とし穴の正体だったのか!
あらすじ
カウンターからトリポネに1点を決められる。
監督とトリポネの繋がりについて回想シーン
アシトは我を失い、ハンドでレッドカードをもらう
船橋に逆転され、栗林に火がつく。
Posted by ブクログ
トリポネの過去編と船橋の絆。
外国人となるとどうしても卑怯みたいなイメージがついちゃうよなぁ。あんな風に日本人の身体能力では不可能な事ができてしまうから。その個性を活かすも殺すもその人自身と周り次第。
葦人はかかりすぎたのが悪い方向に出ちゃったみたい。監督としての力量は船橋の方が上やったんかな。福田監督は葦人を自制させることができなかったわけやから。
1つのことに情熱を傾けるのはいいけどそれによって周りが見えなくなったらよくないよね、と言う話かな。
Posted by ブクログ
スラムダンクのサッカー版⚽️だと感じた。
あ、これは河田兄弟だ
あ、これは仙道だ
なんて思いながら読んでみても楽しい。
素直なアシト、実力者だがひねくれものの阿久津、ヒロイン花、などキャラ立ちしてるので、サッカー初心者でも楽しく読める。
Posted by ブクログ
アシトがいけいけと思いきや実は船橋の罠
アシトがファーサイドにパスを出さないことを察知し,アシトに攻め上がらせボールを奪う作戦
まんまと引っかかったアシト
最終的にトリポリの身体能力をフルに使ったシュートで同点に
そこからしばらくトリポネの過去
こうやって描かれると日本でもやはり当たり前のように人種差別あるし,無自覚なのが最悪
トリポリのパフォーマンスにパニックにおちいったアシトはだんだんプレイが粗くなり,あわやトリポリを怪我させる寸前までいくも留まる
が,ハンドでレッドカード
PKをトリポリが決めて1-2
違う角度のサッカー
これまでのサッカーマンガと異なる視点で描かれた内容にビックリしました。
これまで読んだサッカーマンガの中で、一番面白いです。
続編、期待してます^_^。