あらすじ
次なる目標は、打倒バルセロナユース!
濃密すぎる3日間のトップチーム練習参加が終わった。
念願だった「年明けからのトップチーム昇格」は叶わなかったものの、「国際大会でバルセロナユースに勝てればユースメンバーを広くトップに呼んで試す」ことをガルージャ監督から告げられる。
「育成」において、輝かしい実績を持つクラブ・バルセロナ。
一体、どんなクラブなんだろう―――
スペインってどんな国なんだろう―――
心が海外に向かうアシトだったが、そんな中、衝撃のニュースが飛び込んできて!?
アシトの人生観が大きく揺れ動く31集!!
「試合中にこんなことを考えているの?」「これが選手の視点?!」「この動きにそんな意味が?!」
このマンガを読んだことでサッカーの見方が180度変わった。サッカーはこんなにも奥深い。
主人公の青井葦人は、愛媛の熱いサッカー少年。苦い中学最後の試合後、プロのユースチームの監督である福田達也にスカウトされる。「世界へ、連れていってやる。」と。胸を高鳴らせながら東京に行った葦人だったが、待っていたのは入団試験だった。愛媛では一目置かれた少年も、所詮井の中の蛙で…。
マンガらしい派手な描写はあまりないかもしれない。だが、その分リアルで、葦人やライバルのサッカーにかける汗臭い情熱が真摯に伝わってくる。葦人はシングルマザーの家庭で裕福ではない。それでも夢を応援してくれる母親や兄、仲間など温かい人たちに胸を打たれる。
サッカー非経験者でもわかりやすいように、サッカーのルールやポジションごとの役割を解説してくれる。戦略や選手の動きはこう見るのか!という発見もあり、実際の試合を見たくなること間違いなし!
感情タグBEST3
匿名
ある意味衝撃的
そう来たかという展開。
葦人が将来的に向かうという伏線でしょうか。
アンダー世代の大会含め、楽しみが尽きません。
見返してやれ!
言葉も知らないままでスペインへ移籍、コミュニケーション不足によってチームで浮いてしまう、監督からは構想外……そりゃそうだよな。
特にチームメイトの一人が、アジア人を見ると日本人や韓国人など出身国関係なく中国人と決めつける、アジア人の特徴である細い目を真似るなど、生々しい表現がいいですね!
でも、ゴールを取ることができたら、アシストをすることができたら、チームを勝たせることができたら、チームメイト、監督、世間の評価はひっくり返るので、早く実力を見せてやってください!福田さん!
匿名
バルセロナ
今回はサッカーの試合より、アシトを始めはなちゃんの夢 先じゃなくそこにある将来。
自分をかける夢に至る過程
進む道の途中の今を生きる葛藤等 あっと言う間に読み終えてしまいました。
とにかく次が読みたい。
勉強になります
何度読んでも面白い。スペインリーグのこと、欧州サッカーのこといろいろ勉強になります。国が違うとサッカ-の育成についても考え方の根本が違うのですね。日本のサッカー環境はある意味特殊な環境だとわかりました。この特殊な育成システムの中から、最近は世界に羽ばたく者たちが出てきていることに少し感動です。葦人達には福田監督や司馬さんたちが切り開いた道を広げていってほしいものです。
匿名
さ、最後の最後が
福田兄妹のスペイン時代の話でスペイン語ばかりで訳も書かれてなかったからその辺りはつまらなく思っていたが、最後の最後であんな終わり方されたから一気につまらなさ感も吹き飛んだ。
なんていうところで!!
楽しみに待っていたアオアシ最新巻、出来事もりもり過ぎて情報過多になるくらい読み応えたっぷりで最高でした!!
葦人たちの1年が終わりそれから…葦人と花ちゃん、福田監督の過去などの興味のあるところが盛りだくさん過ぎて…!!
そして相変わらず大友が大友過ぎて楽しすぎました☆
そしてなんていうところで終わるんだ……を含め最高過ぎる1冊!!
次巻が既に待ち遠しすぎます!!
Posted by ブクログ
福田の回想。スペイン国内リーグ負けの込んでカネもないチームでのデビュー。パスを回してこない。「チーノ」(中国人の蔑称)と呼ばれる、2試合のちにはベンチからも外され、町で「観光に来たのか」と罵られルイ。子供たちのサッカーを言葉分からないまま指導した…。偶然にもその中に故障で外れている同チームのヴェテラン、ガルージャの子がいた。
Posted by ブクログ
感想
やっぱり冨樫は、桑原にしか見えん!
あらすじ
オフになり、アシトは花が来年からスペインに行って語学と医学を学ぶことを聞く。
杏里もそのことを聞いて複雑な想いに。
栗林はバルセロナのデミアン・カントとの対戦を熱望する。
福田のサバテル時代の回想シーン
愛媛に帰省したアシトと花が出会う。
Posted by ブクログ
ユースでの1年が終わった頃。
海堂杏里→葦人→花という関係もまた進みつつ、福田監督のスペイン時代(花のスペイン時代)の話が始まった。オフに愛媛に帰った福田と花の景色が馴染みのある景色で嬉しくも感じた。
次巻では、葦人と花、福田のスペイン時代が進みそう。
Posted by ブクログ
欧州のアカデミー、厳しい。でもそれだけ甘くはない世界で生き残るために食らいついて這い上がっていける選手がプロとして花開く。ホント、アシトにピッタリの国な気がする。スペイン。
面白いけども
次巻の繋ぎの感じがしてヤキモキします。
花との話はそわそわします。
もう次巻が待ち遠しいです。
もう待ってます。
進展よろしくお願いします。
Posted by ブクログ
物語が次の展開に進む前に整っていく感じと、そこから様々な伏線へとつながる期待感と、緩急で言うと、緩くまとまった巻だったかな。もちろんいい意味で!