あらすじ
康への使者に選ばれたのは、小玉ではなく班将軍だった。小玉に名誉を与えたいと思う反面、戦場という死地へ送ることに躊躇いを覚えはじめた文林。一方の小玉も、自分らしくないと感じつつも心を持て余していて――。
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Posted by ブクログ
前巻でだいぶ拗れた二人の関係がほんの少しだけ改善した、というか、拗れた関係がいい方か悪い方かはともかく、また変わっていくのだろうなぁという印象。隣国の寛が攻め入ってきて、交渉も虚しく交戦に。そこへ第三国の康が介入してきて、行軍元帥の班将軍が戦死。代わりに大軍を引き連れ皇后が出征。そんな中、また司馬淑妃が余計な事を…それにしても長男がすごく不憫で仕方がない。父親共々早くどうにかなってしまってほしいというのが私の本音。長男を親元から引き離して…という話は、「なるほど、いいね!」って思ったけど。
Posted by ブクログ
後ろ向き小玉がやっと前向きになり次は戦との場面でラスト。カッコイイ小玉がみたいです。
小玉の義子の第三皇子鴻、第一皇子鳳、小玉の甥丙、明慧の息子誠と子供世代が登場して楽しい。
Posted by ブクログ
前回の、
距離感縮まったかな?と思った後の文林の失態。。。
文林と距離を置く小玉。
逆に言うと、人に対してそんなに思い悩まない小玉にしては
珍しい反応が
これがラストに見せる執着の片鱗だったのかと。
他人に対して割とさっぱりきっぱりしている小玉が
嫌なら離れればいいのに離れず、
情はあるけど踏み込み過ぎない
わかっていてそばにいる
一つの家族の形に似てるなと思った。
最後に見せた珍しく執着しちゃった姿に、
どうなっちゃうの!?とハラハラ。。。
なろうサイトの著者の方のコメントではドロドロしないらしいからまあ、、、という感じだけれども。
皇子二人の(特にお兄ちゃんの)行く末がしんぱーい!