あらすじ
「もうこれ以上、何も失いたくない」――。
4月、高校3年生になった志のぶ。
顕定の29歳の誕生日がもうすぐ迫っているということで、虎徹の一言をきっかけに、みんなでサプライズパーティーを開くことに!
一方、姉の義父が怪しい合成ダイアと、高価な”赤い石”を持っていると知った鷹。顕定の誕生日当日、とある危険を冒して…?
点と点が線で繋がり、衝撃展開が続くサスペンスフルな第14巻!!
ネタを書いたノートを開いた著者。
「新しい連載の企画2本です どっちがいいですか?」
・質屋の話
・音大の話
ここで選ばれた「音大の話」が後の『のだめカンタービレ』となり、
残された「質屋の話」が本作、『七つ屋志のぶの宝石匣』。
というわけで、二ノ宮知子先生が約15年あたためていたシリーズが、ついに始動!
舞台は、老舗質屋。宝石のオーラを見抜く天賦の才(?)を持つ、跡取り娘の志のぶ。
女子高生なのに、宝石に関してずば抜けた知識を持っているのがカッコイイ!
不思議女子というギャップもイチオシ。
しかも、志のぶには年上のイケメン婚約者・顕定という存在が!
けれどそれは志のぶの祖父が決めた関係。
恋愛とも違う、ビジネスパートナーのような絶妙な距離感のやりとりがおもしろい。
そんな二人のもとに、宝石にまつわる事件が次々に飛び込んでくる。
遺産相続問題や、思い出の詰まったアクセサリーなど、エピソードは様々。
登場人物たちに極悪人はいないし、魔法のようなトリックもない。
最後に明らかになる真実はほのぼのしたものばかり。
だからこそ、老若男女問わずにすすめたい、稀有でリアルなヒューマンストーリー。
感情タグBEST3
ミステリと人情
だんだんと赤い石の謎に迫ってきている。鷹さんのお姉さんの結婚相手と合成ダイヤのあれこれ。橘氏の奥様のモーニングジュエリーのお話がとっても素敵だった。特に一緒に助け合って一緒に楽しく暮らしましょうというシーンは優しさに満ちてとても良かった。ミステリと人の優しさが両立してる素敵な漫画です
ドキドキワクワク
みんなイケメンで最高。。。
どんどん謎が深まっていく&恋愛模様も進んでいくですっごく読んでいて楽しいです!
匿名
顕ちゃんの誕生日
みんなでお祝いってよりも、鷹さんと二人でってところが、しっくりきました。また、しのぶちゃんが言うように顔を見せるだけって言うのが、顕ちゃんの安心なのが、ちょっと切ない。
とにかく面白い
毎回少しずつ謎が解けているみたいなんだけど、危険な感じも増えてきていて、ドキドキしながら読んでいます。
人間関係も複雑に繋がっていて早く続巻読みたいです。
魅力的なセリフに出会える
宝石にあまり興味がなくても、楽しめました。
なんとなく昭和のホームドラマの様な雰囲気を感じます。
結構リアルで描き方によっては深刻になりそうなエピソードを盛り込んでいるのに、全体の流れとしては、明るくてほのぼのしています。
でも、たまにすごく魅力的なセリフが入ってて胸に刺さりますよ。
「美しい思い出の景色がある日突然、違うものに変わるなんて」 53話より
石に興味がでる
石も宝石も興味がなかったけど、お店を覗いてみたくなります。
謎が少しずつ明らかになっていく度に、事の大きさに怖くてハラハラします。
みんなが無事でいてほしい。
顕ちゃんが乃和と志のぶのどちらを選ぶのだろうとやきもきします。
私としては志のぶを選んでほしいけど、乃和のピンチに飛んでいく顕ちゃんは普通じゃない。
赤ちゃんの頃からお世話した女の子は、家族としてしか見られないのかな。しょぼーん。
石が欲しくなる作品
だめな人をかく寛容さが私は好きです。漫画で短所を抑えて描く人がいますが、この作品はポップでありつつ人をそこまで美化しない点が好きです。
あとは石を集めたくなります、
ミステリーが濃くなって面白い!
私はけっしてサスペンス好きではないのですが、この作品のミステリー具合にははまっています。偽物ダイヤの謎、いよいよ深く!ストーリー展開が楽しみです。また、志のぶと顕ちゃんと及和の三角関係がぐずぐずで、これも実は大好物。面白いです。
あまりにテンポが速くて新幹線?
凄い展開に⭐︎
全く穏やかではない話の中にものんびりとした人間味のあるギャグがいい。
顕定と乃和の恋が進展するといいなあ。
しのぶにはしのぶの恋が来て。
鷹さんの大胆でアクティブな面が見られて、結構ドキドキでした。あれ、アクション?と思ったら、やっぱりな結果。それにしても、モーニングジュエリーって、素敵ですね。綺麗な形に残して身に付けられると、慰められて落ち着く気がします。
顕定さんと志のぶちゃんの二人の関係が、ほのぼのしてて微笑ましいです。
すっごい良いとこで終わってる!!!悲
毎回続きが楽しみすぎて、、、まだまだ先だと思いますが、また続きが出るのを楽しみにしています。
赤い石、ついに!?
鷹が無理し過ぎ~。 ヤバすぎるよ、そんな事! な巻?
「合成ダイヤ」、かなり大きなモノを複数所持していた橘(鷹の姉の婚約者の父)。 しかも20年前のモノらしい。
家族の話によると、「赤い石」も所持しているとの事。
ついに顕定の探していた石に辿り着くのか? で、終わった14巻。
橘の持っていた名刺にあった「青山銀一」と橘の関係は?と、青山商事はどうして倒産したのか?は、次巻に持ち越しか・・・。
金井祐也(根付好きの跡取り息子)が出て来たのが、面白かった。 と言うか、百合江(志のぶ母)が相変わらずキャラ立ちしてて面白かったのか?
鷹さんが、色悪になっていく(笑)顕ちゃんの為なら多少の無理はしてしまう。無理し過ぎて、今回はケガまでしちゃったけど。顕ちゃんじゃないけど、皆ムリしないでぇ〜。
Posted by ブクログ
動き出した感じ。
乃和父とか、鷹臣姉の婚約者の父とか、赤い石に向けて、北上家の謎に向けて、動き出した。
物語が丁寧だから歩みは遅いけど、面白い。
パズルのようにつながってきた
本筋の話に動きが出てきましたね。
もう一度最初から読み直した方がいいかなあ、と思い始めました^^
顕と志のぶの関係も少しづつ、という感じ。
一休さん的とんち話のエピソード良かったですー
あきちゃん
志のぶと顕ちゃんが恋に発展するのを楽しみにしてるのですが…まだまだ先は長いなぁ。
しかし顕ちゃんが29歳とは。現実的には高校生との恋愛はさすがに躊躇うよねという感じだけど、そこは漫画なので!
真相にも少しずつ少しずつ近付いているような!先までまとめて一気読みができたらいいのに!!
Posted by ブクログ
通勤途中の東京駅構内に、早くから開いてる本屋さんがあるので、通りながら新刊チェックが出来ます(^^)
おっ!出た!と今朝も購入。
オフィス手前のカフェで読みました!
人間関係が、ますますややこしくなってきたよなぁと思ってたら、今巻から(確か)人物相関図がありました。ホッ!
いつも、さまざまなジュエリーの話も面白く、今回は、喪に服す、モーニング・ジュエリー(Mourning Jewelry )や、メメント・モリ ジュエリー(mement mori)の話も興味深かったな。遺髪を編み込んだブローチとか。だから、この表紙なのね。
さて、お話は…相変わらずの二ノ宮さんらしく笑えるところ満載ですが、例の「赤い石」のことにも少しずつ近づいているような…?
鷹臣のお姉ちゃんのセリフが良かったな。
「嫌なことは死んでもやらない感じ?やりたいことは死んでもやるというか」
そういえば、昔、母からもらった指輪が、大きめの蒼い石なのだけど、石の名前を母が覚えてなくてそのまま。
志のぶに見てもらって指輪ちゃんの “気” を知りたいなぁ〜なんて思いました(*´∀`*)
Posted by ブクログ
喪に服すジュエリーを
モーニングジュエリーというと
初めて知りました。
赤い石の在り処がわかってきたよう。
またブラックな存在が見え隠れ。
質屋家庭の裏事情も、なかなか。
お手本のマネ仕方が間違ってるぞ、跡取り。
と思ったけど、無事に軌道修正できて
なんか良かった…。