あらすじ
創立祭を1ヵ月後に控えた不動高校に、謎の脅迫状が届いた。差出人の名は「放課後の魔術師」。その脅迫状をきっかけに、解体予定の古い木造校舎に伝わる七不思議の噂が、再びささやかれるようになる。金田一一(きんだいちはじめ)はミステリー研究会の会長、桜樹るい子の誘いで、七不思議と「放課後の魔術師」について調べ始めた。その夜、るい子の呼び出しで学校へ行った一は、そこで「あかずの生物室」に吊るされた人影と、謎の怪人の姿を見たのだった!【原作:金成陽三郎】
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犯人が、無関係な人を手に掛けるとても救いようない人物でした。自業自得とはいえ、惨めな最期を迎えましたね。まかべは嫌われ過ぎてちょっと面白かったです(笑)
Posted by ブクログ
犯人は「放課後の魔術師」という安っぽい名前を付けられてるけど、作品としては金田一を代表する作品のひとつ。でも、校舎がかつて薬品会社の研究室ってことって実際にあるんかな?学園推理もので、シリーズが進んでいくと、おのずと同級生とか知り合いが、事件に巻き込まれたり、ときには犯罪者になったりするので、そういった話は心が痛みます。
Posted by ブクログ
懐かしさのあまり文庫版を買って読んでみました。
金田一少年シリーズはどれもトリックが奇抜なので大好きです。
この『学園七不思議殺人事件』は、金田一の通う学校で起こる事件。『学校の怪談』っぽいコワさがあって面白いですよ。