あらすじ
飛騨の旧家・巽(たつみ)家の巽紫乃のもとに脅迫状が届いた。剣持の頼みで「くちなし村」に同行する金田一一(きんだいち・はじめ)。たどりついた巽家では、紫乃の連れ子・征丸が次期当主となることが決まったせいで、泥沼の遺産相続争いが繰り広げられていた……。遺言の執行まで5日に迫った夜、脅迫状の差出人「首狩り武者」が現れる。そして、密室のからくり部屋で第1の殺人が発生!! だが犯人は、忽然と姿を消していたのだ――!!【原作:金成陽三郎】
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犯人の息子も、すり替えられたたつみ家の長男がとても哀れに感じました。剣持警部も昔の思い出があんな形で終わってしまってとても残念です。事件そのものは面白かったです。
Posted by ブクログ
金田一作品の中でも、好きな作品のひとつ。
「お屋敷」、「相続」、「謎の人物」っていうキーワードが揃っていれば、推理まんがとしてハズレはないな。
「首狩り武者」が振り下ろす刃で、小さな村は血の海になる!トリック、結末の悲しい真実も言うことなし。
名作!