あらすじ
フリーライターのいつきに誘われ、時価数億といわれる天草財宝探索に乗り出した金田一一(きんだいち・はじめ)。天草の地に降り立ったはじめたちは、そこで不吉な噂を耳にする。宝を狙う者には「白髪鬼」の死の制裁が下されるというのだ。財宝を求め探索を続ける参加者たちに、ついに振り下ろされる鉄槌。その犠牲者たちの胸には皆、赤い血の「十字」が刻まれていた……。
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⭐3つかな…
金田一少年の事件簿シリーズは昔から好きで、現在連載中の37才の事件簿まで含めてだいたい読んでいます。個人的にはコナンくんよりも好きですね。
ただこの作品は他の方も書いてらっしゃいましたが、解かなければならないトリックも実質一つだけで、それもあまり難しくなかったので少し物足りなかった気がしますね…
それでも終わり方はよかったと思います。
最後に救いがあった点で後味の悪さが少しは解消されました。
宝探しの謎解きがメインになっているので、普段の金田一に比べるといまいち面白味がなかったです。犯人の動機も、以前の事件にあった犯人の動機と似てたので新鮮味に欠けてたかも。
Posted by ブクログ
推理モノを真面目に解くレッスンの題材として選んだ。結果は完勝。実質的に解くべき難題はたったひとつ(第二の殺人に用いられたトリック)しかなく、それが解ければ残りの細かいことは芋づる式にわかる。しかも大して難しくない。最後のヒントは不要だろう。
一応完全正答を目指して、もう一人あからさまに怪しい人物とこの事件以前に亡くなった人物の関係を検討したりもしたが、そちらは無駄骨だった。
Posted by ブクログ
犯人は「白髪鬼」!なんだけど、金田一が襲われたとき、普通は面が割れるでしょ。
顔がベタ塗りよりも夜叉みたいなお面被ってるほうがよかったかな~
結果的には犯人の勇み足に終わってしまったけど、なんとなく心温まるものがあって救われた。