あらすじ
もっと高くもっと遠くまで――。舞台はパリ、コンクール開幕!! おじゃま虫カップル付きでウィーンを訪れたのだめと千秋は、留学中の清良(きよら)と再会。コンクール出場を決めていた清良の迷いとは……? パリでも、ターニャとユンロンがコンクールに向けて猛練習中。それぞれが希望と迷いの中で揺れながら未来へと走り始める。そして、一番星を背負って、あの男がパリの地に立つ!!
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音楽に溺れる!老若男女みんなに読んでほしい、オススメの作品。
音大のピアノ科に通うチャランポランな主人公・野田恵(通称「のだめ」)と、同じ音大のピアノ科に通う指揮者志望のイケメン・千秋真一との出会いからはじまる、痛快音楽コメディ。
この作品では、音楽の世界がとても鮮やかに描かれています。音楽の厳しさも、楽しさも、とてもリアルに感じることができて、作中の曲がどんな曲か気になって仕方なくなってしまいます!
また、登場人物たちのコミカルなやりとりに、思わずクスっと笑えてしまうんです!そして、のだめと千秋の不思議な恋愛模様にも注目!のだめの猛烈なアタックで、千秋の心は揺れ動くのか!?続きが気になって、一度読み始めたら止められません!
奥深いクラシックの世界、のだめたちと一緒に味わってみませんか?
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Posted by ブクログ
ヨーロッパでのクラッシック音楽の世界をかいま見えるのが19巻です。
日本人だけでなく、どの国のひとも、それぞれの問題をかかえて音楽をやっている。
そんななかで、切磋琢磨の結果としてよい音楽が生まれる。
すばらしい世界の裏舞台をつぶさにみせてくれるとともに、
クラッシックの名曲の数々が出てくる。
また、1曲聞きたくなる。
Posted by ブクログ
表紙はコントラバス。
《コントラバスは、オーケストラやジャズなどで低音域を演奏する弦楽器です。全長約170~200cmで、4本または5本の弦を持ちます。
【特徴】
クラシック音楽では主に弓を使って演奏するが、ポピュラー音楽では指を使って演奏する(ピッツィカート奏法)
オーケストラの前方に陣取り、全体を下からしっかりと支える役目を持つ
楽器そのものが大きいため、基本的に立って演奏する
【名称】
ダブルベース、ウッドベース、ストリングバス、アップライトベース、アコースティックベース、弦バス(和製英語)などと呼ばれる
フォーク・ミュージックやブルーグラス、カントリーなどではベース・フィドル、ベース・バイオリンなどの呼び方をされる場合もあった
【歴史】
16世紀にヨーロッパで生まれ、18世紀頃まで演奏されていた「ヴィオローネ(Violone)」という楽器が先祖にあたります
ヴィオラ・ダ・ガンバ属に属し、ヴァイオリン属の楽器より古い歴史を持っています》(AI検索)
コンセルヴァトワールの学生たちも、自身の音楽界での生き残りをかけて、コンクール入賞を目指す。その結果で、自分の才能に見切りをつける人もいれば、さらにギアチェンジして頑張る人もいる。あがり症のユンロンは、結果が出せず中国に帰国することに。
千秋親子の関係は、ワルツ王、ヨハン・シュトラウス父子と相似形。シュトラウス父も家庭人とは縁遠く、父子は生涯和解することはなかった。
千秋の引っ越しで、別居状態となったのだめは、千秋欠乏症の副作用か、千秋の写真の前で勝手なアテレコで妄想会話を楽しんでいる。ぎゃぼー!
東京の峰は、彼女である清良のパリでのコンクール応援に内緒で駆けつけ、のだめの家に転がり込む。千秋がのだめの部屋に久しぶりに帰ってくるというので、千秋を驚かそうと二人は寸劇を計画。
千秋役ののだめ「ただいま、マイハニー。ぁ、なんだ寝てんのかよ。おい、起きろよ。俺様のお帰りだぞ。早く起きないと、襲っちゃうぞ」
ベッドののだめ役の峰「はい、どうぞ先輩。召し上がれ」
千秋役ののだめ「ひいいっ」
一足先に部屋に帰っていた千秋は、陰で一部始終を見ていた…ぎゃピー。
コミカル漫画の真骨頂!