あらすじ
千秋、飛翔!! のだめ、凍結(フリーズ)!? 高熱で寝込んでしまったのだめ。最後の1曲を仕上げられないまま、コンクール本選を迎えることに! また千秋は、学生生活最後を飾るR・S(ライジング・スター)オケの公演で花々しい活躍を遂げる。彼の目は欧州へと向けられ、のだめとともに留学を考えていた。しかし、のだめは・・・・・・!_? こんなに笑えるクラシック音楽があったのか!? 大爆笑の音大コメディー!!
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音楽に溺れる!老若男女みんなに読んでほしい、オススメの作品。
音大のピアノ科に通うチャランポランな主人公・野田恵(通称「のだめ」)と、同じ音大のピアノ科に通う指揮者志望のイケメン・千秋真一との出会いからはじまる、痛快音楽コメディ。
この作品では、音楽の世界がとても鮮やかに描かれています。音楽の厳しさも、楽しさも、とてもリアルに感じることができて、作中の曲がどんな曲か気になって仕方なくなってしまいます!
また、登場人物たちのコミカルなやりとりに、思わずクスっと笑えてしまうんです!そして、のだめと千秋の不思議な恋愛模様にも注目!のだめの猛烈なアタックで、千秋の心は揺れ動くのか!?続きが気になって、一度読み始めたら止められません!
奥深いクラシックの世界、のだめたちと一緒に味わってみませんか?
感情タグBEST3
Posted by ブクログ
表紙はトランペットを吹くのだめ。でも作者の夫が買ったトランペットを描きたかっただけ、なんてね。
第九巻は感動の神回です。
3回泣けます。《 》内には私の涙腺状態を記載。
コンクール前に高熱で寝込んでしまったのだめは、やはり一曲間に合いませんでした。入賞すら出来ず悄然と帰るのだめに千秋は勇気を振り絞って言います。
「俺と一緒にヨーロッパに行かないか?」
そして、ここからあの有名なセリフたちが目白押し。
「自由に楽しくピアノを弾いて、何が悪いんですか!?」
「お前、あの舞台でピアノを弾いて、本当に楽しくなかったのか?」
「楽しくなかったです」
「わかった。もういい。だが今日、あれだけちゃんと楽譜どおりに弾くおまえを初めて見た。すごくいい演奏だった」
「それでも、だめだったじゃないですか…」
そして、携帯の電源を切ったまま福岡の実家に帰ってしまうのだめ。
「もういい、俺には関係ない」と忘れようとする千秋。
しかし、海外留学のため部屋を片付けようとした時、のだめが千秋の飛行機恐怖症を治す為使ったペンダントを見つけて、つぶやく。
「いいも悪いも、それじゃあ、オレが聴けなくなるじゃねーか!?」《一度めの涙腺緩み》
そして、のだめを追いかけ、新幹線で福岡へ。
「俺様を2度も振ったら、もう絶対許さねぇ!」《二度目の涙腺ちょちょぎれ》
博多駅からタクシーでのだめの実家に向かう千秋の携帯にのだめから着信。コンクールの審査員だったオクレール先生がフランスの音楽院への推薦をしてくれるから、のだめも留学を目指すとのこと。携帯電話をする得意げなのだめの姿がすれ違うタクシー内から見える。
千秋はタクシーを止め、のだめを後ろからギュッと抱きしめる。《三度目の涙腺崩壊》
何度読んでも、泣ける感動的な名シーンですよね。
匿名
面白い
新装版のカバーにもなっているLesson52の表紙、本当に好き。ほぼ佐賀県なのだめの地元でのやりとりが面白いんです。
のだめの家族を初めて拝見しまし
のだめのお母さんが洋服を作って送っていてあげていたから、あんなにオシャレだったのだ目のセンスは、お母さんの手作りのものばかりだったのね〜。のだ目の性格もほぼお母さん譲りだつたこともはんめいした。なんかすつきりしました。笑
Posted by ブクログ
テレビドラマ化から入りました
すっかりハマっちゃいましたね~
映画化にもなり「のだめ」を知らない人はいないでしょうね
キャラクターもコミックと映像とピッタリだと思いませんか?
Posted by ブクログ
この巻での圧巻は何と言ってものだめちゃんの「マラドーナ・コンクール本選での大健闘」でしょう。 特にね、KiKi はあのペトルーシュカと今日の料理のコラボレーションの場面が好きなんですよね~。 初めてこの漫画を読んだとき、思わずペトルーシュカのCDを取り出して聴きなおしちゃったし、この漫画でこの2つがどことなく似ている旋律を持っていることに初めて気がついちゃったし、とにかくインパクト絶大なエピでした(笑) 曲としては KiKi はシューマンのソナタの方が好きだったはずなんだけど(^^;)、この号を読んで以来、ペトルーシュカも結構好きな曲になっちゃった(笑)
(全文はブログにて)
Posted by ブクログ
なんとなく、第1部が終わったという感じですねぇ。
しかし、のだめの課題は、実はけっこうリアルなのかも。
とくに、子ども時代に才能を見いだされちゃった子は、楽しむ前に、
「なんで、ここまでわたしだけがしなけりゃいけないの?」
という気持ちになってしまうのも、無理はないです。
天才は天才で、凡人とは違ったその一線を越えなければ、ものにはならないということなんでしょうね。
以下、ネタばれありかも。
Posted by ブクログ
文句なしに大好き!!これを読むと、昔、幼稚園の頃からピアノを習っていてが、才能のない自分にすぐに気がついてしまい途方にくれた切ない気持ちを想いだす(涙)。あーあたしにも才能が欲しかった!!
Posted by ブクログ
ぎゃぼー!!笑"今回の巻はシリアスな場面が多くて何かのだめの成長を感じました(・´ω`・)それにしても...千秋カッコイイ☆後ろから抱きつくところなんてサイコーだよっ!!!笑
Posted by ブクログ
のだめのコンクールの続きとR☆Sオケ千秋卒業公演、そしてついにのだめファミリー登場の9巻。
色々つまった巻なのにやっぱり飲み会シーンに爆笑。鈴木姉妹カムバック、高橋VS清良と見せかけて高橋VS真澄ちゃん(千秋をかけて)(笑)もう本当にこのメンバー大好きっ!!またオケして欲しい…っ!!
「だれか〜〜ロープを持ってきてええ〜〜!」の真澄ちゃんのコマが大好き…っ!
Posted by ブクログ
このちょっと前位からのだめの活躍が著しくなってくるけど一番好きなのはこの巻。ギャグ度は最初の巻の頃のが勢いあってよかったかな…?読むとクラシックききたくなってくる。
Posted by ブクログ
マラドーナ・ピアノ・コンクール本選のだめ一曲間に合わず/のだめ帰郷/R☆Sオーケストラ公演、千秋の日本でのラスト指揮/留学直前、千秋がのだめを連れ戻しに福岡に行く/のだめの温床、野田家の人びと千秋翻弄される。
■のだめについての簡単な単語集(一巻目から累積)
【ヴィエラ】セバスチャーノ・ヴィエラ。千秋が心酔している音楽家。
【Aオケ】よくわからないけど桃ケ丘の一軍オーケストラかと。
【Sオケ】シュトレーゼマンが選んだメンバーによるオーケストラ。メンバーは、のだめ、龍太郎、真澄、桜など。ただ、ビアノコンチェルトでもやらなければピアノの出番はあまりないので、のだめはマスコットガール。
【エリーゼ】シュトレーゼマンの秘書でマネージャー。連れ戻しに来た。
【江藤耕造】→ハリセン
【大河内守】指揮科の学生。(ある意味)伝説の舞台を作り上げた。
【大川総太郎】音楽評論家。当初R☆Sオケに期待薄だったが聴いたら感動したようだ。
【奥山真澄/おくやま・ますみ】→真澄
【オリバー】エリーゼの部下。
【カーくん】桜とつきあうことになったらしい。
【カイ・ドゥーン】三木清良の師匠。ベルリン弦楽四重奏団のメンバー。元ベルリン・フィルのコンマス。
【菊地亨/きくち・とおる】長野の音楽祭で千秋が指揮したオケのチェロ。
【木村】峰くんのライバルにして相棒。通称「河童」。
【黒木泰則/くろき・やすのり】長野の音楽祭で千秋が指揮したオケのオーボエ。森光音大。クールなタイプなのになぜかのだめに一目惚れ?
【河野けえ子】音楽誌「クラシック・ライフ」記者。シュトレーゼマンの代役で一度だけ指揮した千秋に目をつけた。
【こたつ】千秋は生まれてから一度も入ったことがなかったが
【彩子/さいこ】多賀彩子。桃ケ丘音楽大学の声楽科学生。初登場時二十一歳の三年生。オペラ研究会に所属している。多賀谷楽器社長令嬢。千秋の元恋人のようだ。
【佐久間学】たぶん音楽評論家。千秋が演奏したラフマニノフのピアノコンチェルトに感動して感動的な記事を書いたせいで千秋は恥ずかしい思いをする。
【桜】佐久桜(さく・さくら)。コントラバスを演奏する小さな女子。苦学生。家に行ってみると結構な豪邸。でも中身は差し押さえばかり。将来はプロになってウィーン・フィルに入りたい(ウィーン・フィルは女性は入れない)。
【桜の父】ヴァイオリン・コレクター。ストラディバリウスまで持ってる。貧困の原因はそれかー!!
【シュトレーゼマン】フランツ・フォン・シュトレーゼマン。世界的名指揮者。桃ケ丘の指揮科で教えることになった。ヴィエラと仲が悪い。のだめと偶然出会ったとき「ミルヒ・ホルスタイン」と名乗ったので以降のだめからは「ミルヒ」と呼ばれる。女好きのセクハラじーさんでもある。
【菅沼沙也/すがぬま・さや】彩子のライバル? ちょっとぽっちゃり系。今のところ彩子が少し負けてる。
【鈴木姉妹】Sオケのフルート姉妹。萌と薫。
【瀬川悠人/せがわ・ゆうと】注目されているピアニスト。すごい存在感。テクニックはあるしミスしない。
【多賀谷彩子/たがや・さいこ】→彩子
【高橋紀之/たかはし・のりゆき】ヴァイオリン奏者。パリに留学していたけど日本に帰ってきた。R☆Sオケに入れてくれと千秋に直談判した。三木清良をコンマスの座から引きずり落とそうとしているライバル? 真澄ちゃんのライバル? でもある。
【谷岡肇/たにおか・はじめ】桃ケ丘音楽大学ピアノ科教師。のだめと千秋を指導する。落ちこぼれ教師と言われているがけっこうすごい人。千秋の指導力に目をつける。
【千秋】初登場時二十一歳の三年生。指揮者(作曲含む)を目指しているが桃ケ丘音楽大学ではピアノ科。ヴァイオリンは血反吐を吐くくらい練習したがピアノはまだ下手なのでピアノ科に入ったらしいがそれで学内トップレベルに。俺様系で「千秋さま」と呼ばれいつもいらいらしているのは早く留学したいが飛行機が苦手で行けないからか。何事も正確第一、几帳面。のだめと出逢いついつい世話を焼いてしまいついには餌付けして千秋から離れられないカラダにしてしまった。
【中村】ヴァイオリン科でいちばんうまい。
【野田静代】のだめ祖母。七十歳。
【野田善三郎/のだ・きさぶろう】のだめ祖父。七十三歳。
【野田辰男】のだめ父。四十七歳。海苔農家。
【野田恵】のだめ。ヒロイン。桃ケ丘音楽大学ピアノ科学生。人様の弁当も平気で食べるマイペース女。部屋はさながらゴミ箱のよう。手が大きくピアノは超絶的に上手いが自由奔放(すぎる)。耳がよすぎて楽譜を見て弾く習慣がない。性格はヴィエラに似ていると千秋は気づく。《こいつには絶対特別なものがある》p.88
【野田洋子】のだめ母。四十八歳。服を作っているらしい。
【野田佳孝/のだ・よしたか】のだめ弟。二十歳。
【早川】桃ケ丘音楽大学指揮科学生。ドイツに留学が決まっている。ちょっとぼっちゃりしてるので千秋は「ハム」と心の声で呼んでいる。
【ハリセン】江藤耕造。桃ケ丘音楽大学ピアノ科教師。エリートしか担当しない。千秋を指導していた。関西弁。ハリセンでぶつ。
【ビアノソナタ「清掃」】のだめと千秋の恋の前奏曲。のだめの部屋を必死に掃除している横でのだめが即興で作った。
【プリごろ太】のだめが愛する映画。
【マキ】のだめの友人。いつも弁当を盗られている。峰のファンになった。
【真澄】ティンパニー専攻。自称「打楽器の女王」だというアフロの男。閉所恐怖症。山形出身。初登場時二十一歳。龍太郎とは管弦学科の同級生。
【松田幸久】若手ナンバーワン指揮者。去年までパリのR管にいて今年から日本のMフィルの指揮をとる。千秋の代わりにR☆Sオーケストラの指揮をすることになった。ヘンな人がらしい。
【みそ字】のだめが作ったフォント。リアルで使いたがる人多そう。
【三木清良/みき・きよら】ヴァイオリニスト。長野の音楽祭でコンマスやってた。師匠のカイ・ドゥーンが講師をすることになった桃ケ丘の院に来る。峰くんとデキる。
【ミナコ・モモダイラ】桃ケ丘音楽大学理事長。シュトレーゼマンの友人。通称「ミーナ」。学生の頃すでに有名になりかかっていたが指の病気でピアニストを諦め小説家と結婚した。今は独身らしい。
【峰龍太郎】→龍太郎
【三善家】千秋の母の実家。叔父の竹彦。妻の千春。長男の俊彦。長女の由衣子。千秋の母の征子。
【三善竹彦/みよし・たけひこ】千秋の母方の叔父。五十歳。
【三善俊彦/みよし・としひこ】竹彦の長男。十四歳。
【三善由衣子/みよし・ゆいこ】三好家の長女。十歳。気難しい少女だったらしいがあっというまにのだめに懐く。
【桃ケ丘音楽大学】のだめと千秋が出会った大学。
【ライジングスターオーケストラ】「RSオーケストラ」千秋や三木清良ら長野の音楽祭でいっしょにやった連中が中心となって作ったオーケストラ。名前は皆が知らないうちに峰くんとその父が付けた。
【龍太郎】峰龍太郎。桃ケ丘音楽大学ヴァイオリン科。初登場時二十一歳の二年生。ロックな男。学校の裏の中華料理屋通称「裏軒」の息子。最初は千秋に反感を抱いたが後にほぼ舎弟? となる。
【龍太郎の父】「裏軒」経営。けっこう過保護な親バカ。人気があるキャラらしい。
日本編終了!
のだめがピアノ弾き出したー!!と思ったらやめたー!!!みたいなジェットコースター的なとこが気になり過ぎて一気に読みました。
地味にのだめの実家の方言も野田家にマッチしてて面白いです。
Posted by ブクログ
のだめのスコア嫌いをさらに掘り下げるエピソード。本当は千秋を国内に縛りたいのだめですが、トラウマから解放してあげます。で、飛躍した千秋がのだめを引っ張る展開。もう、まぶしいです。
Posted by ブクログ
のだめのコンクール最終とその後。それぞれ卒業後どうするか。
のだめ読むと、将来のこと考えなきゃ、高い目標を持って生きなきゃ、という気分になる。
Posted by ブクログ
のだめのピアノコンテスト挑戦。千秋指揮のR★Sオーケストラのファイナルコンサート。コンテスト沈没後、実家に戻るのだめを追う千秋。2人の想いはヨーロッパへとつながる。
Posted by ブクログ
超自由人・野田恵こと「のだめ」と学内一のエリート千秋先輩のクラシック音楽ドタバタギャグストーリー(・∀・)私はこの表紙がお気に入りです!以下続刊
Posted by ブクログ
最近はのだめ漬けの日々。。ずっと前に始めてもう本棚に並んでもいいはずのQB公衆衛生はまだ半分強といったところか。てか、ただのクラシック漫画かと思いきや、ここにきて恋愛色も強くなってきて、ドキドキしながら読んでみた。今後はドラマでは放映されないシーンだろうから、それはそれで今後の展開が楽しみ〜
Posted by ブクログ
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Posted by ブクログ
のだめと千秋の関係性に変化が見られる巻。
千秋が福岡までのだめを探しに行って、
電話していたのだめを見つけて後ろから抱きしめるシーンは
多くの人が感動したのでは。
千秋のあまり見えない本音、
独り占めしたいような、才能を開花させてやりたいような。
のだめを彼なりに好きで大事に思っていることが垣間見えて
意外ですらあった。
のだめが自ら率先してピアノを弾くシーンも増えてきて
彼女も彼女で成長しようとしているのが
青臭くも微笑ましくて良い展開。
"ブラームスにコッセルやヨーゼフがいたように
歴史に名を残す音楽家には才能だけじゃなく
人との出会いがあるものさ
ボクもそういう人間のひとりになりたいんだよ"
という佐久間の台詞はとても共感。
音大を卒業してもプロオケに入れるとは限らず、
実力があるのに持て余す人も多いというのは、
音楽に限らずどの世界でもあるのだろうと思う。
なんともったいないことだろうか。
千秋が海外に行くという話を伝えていなくてもわかっている
峰くんはやっぱりいい子だなと思う。
Posted by ブクログ
この9巻が一番好き!というか何度、この巻ののだめに感情移入して泣いたことか!
「それでも・・・ダメだったじゃないですか・・・」あー、泣ける!(涙)
Posted by ブクログ
のだめ Plays in マラドーナ・ピアノコンクール
本選:シューマン ソナタ2番
「執拗なまでのシンコペーション、そのリズムの持つ切迫感に、取り憑かれていくように・・・」