【感想・ネタバレ】のだめカンタービレ(9)のレビュー

あらすじ

千秋、飛翔!! のだめ、凍結(フリーズ)!? 高熱で寝込んでしまったのだめ。最後の1曲を仕上げられないまま、コンクール本選を迎えることに! また千秋は、学生生活最後を飾るR・S(ライジング・スター)オケの公演で花々しい活躍を遂げる。彼の目は欧州へと向けられ、のだめとともに留学を考えていた。しかし、のだめは・・・・・・!_? こんなに笑えるクラシック音楽があったのか!? 大爆笑の音大コメディー!!

...続きを読む

音楽に溺れる!老若男女みんなに読んでほしい、オススメの作品。
音大のピアノ科に通うチャランポランな主人公・野田恵(通称「のだめ」)と、同じ音大のピアノ科に通う指揮者志望のイケメン・千秋真一との出会いからはじまる、痛快音楽コメディ。

この作品では、音楽の世界がとても鮮やかに描かれています。音楽の厳しさも、楽しさも、とてもリアルに感じることができて、作中の曲がどんな曲か気になって仕方なくなってしまいます!
また、登場人物たちのコミカルなやりとりに、思わずクスっと笑えてしまうんです!そして、のだめと千秋の不思議な恋愛模様にも注目!のだめの猛烈なアタックで、千秋の心は揺れ動くのか!?続きが気になって、一度読み始めたら止められません!

奥深いクラシックの世界、のだめたちと一緒に味わってみませんか?

...続きを読む
\ レビュー投稿でポイントプレゼント / ※購入済みの作品が対象となります
レビューを書く

感情タグBEST3

このページにはネタバレを含むレビューが表示されています

Posted by ブクログ

ネタバレ

表紙はトランペットを吹くのだめ。でも作者の夫が買ったトランペットを描きたかっただけ、なんてね。
第九巻は感動の神回です。
3回泣けます。《 》内には私の涙腺状態を記載。

コンクール前に高熱で寝込んでしまったのだめは、やはり一曲間に合いませんでした。入賞すら出来ず悄然と帰るのだめに千秋は勇気を振り絞って言います。
「俺と一緒にヨーロッパに行かないか?」
そして、ここからあの有名なセリフたちが目白押し。
「自由に楽しくピアノを弾いて、何が悪いんですか!?」
「お前、あの舞台でピアノを弾いて、本当に楽しくなかったのか?」
「楽しくなかったです」
「わかった。もういい。だが今日、あれだけちゃんと楽譜どおりに弾くおまえを初めて見た。すごくいい演奏だった」
「それでも、だめだったじゃないですか…」
そして、携帯の電源を切ったまま福岡の実家に帰ってしまうのだめ。
「もういい、俺には関係ない」と忘れようとする千秋。
しかし、海外留学のため部屋を片付けようとした時、のだめが千秋の飛行機恐怖症を治す為使ったペンダントを見つけて、つぶやく。
「いいも悪いも、それじゃあ、オレが聴けなくなるじゃねーか!?」《一度めの涙腺緩み》
そして、のだめを追いかけ、新幹線で福岡へ。
「俺様を2度も振ったら、もう絶対許さねぇ!」《二度目の涙腺ちょちょぎれ》
博多駅からタクシーでのだめの実家に向かう千秋の携帯にのだめから着信。コンクールの審査員だったオクレール先生がフランスの音楽院への推薦をしてくれるから、のだめも留学を目指すとのこと。携帯電話をする得意げなのだめの姿がすれ違うタクシー内から見える。
千秋はタクシーを止め、のだめを後ろからギュッと抱きしめる。《三度目の涙腺崩壊》
何度読んでも、泣ける感動的な名シーンですよね。

0
2025年02月14日

匿名

ネタバレ 購入済み

面白い

新装版のカバーにもなっているLesson52の表紙、本当に好き。ほぼ佐賀県なのだめの地元でのやりとりが面白いんです。

#笑える #ドキドキハラハラ #シュール

0
2024年03月13日

ネタバレ 購入済み

あののだめが風邪をひくなんて⁉
珍獣のだめにも人と同じようなところがあったんだなと妙に関心してしまった。

0
2021年02月17日

ネタバレ 購入済み

のだめの家族を初めて拝見しまし

のだめのお母さんが洋服を作って送っていてあげていたから、あんなにオシャレだったのだ目のセンスは、お母さんの手作りのものばかりだったのね〜。のだ目の性格もほぼお母さん譲りだつたこともはんめいした。なんかすつきりしました。笑

0
2015年07月30日

ネタバレ 購入済み

日本編終了!

のだめがピアノ弾き出したー!!と思ったらやめたー!!!みたいなジェットコースター的なとこが気になり過ぎて一気に読みました。
地味にのだめの実家の方言も野田家にマッチしてて面白いです。

0
2020年07月06日

Posted by ブクログ

ネタバレ

のだめと千秋の関係性に変化が見られる巻。

千秋が福岡までのだめを探しに行って、
電話していたのだめを見つけて後ろから抱きしめるシーンは
多くの人が感動したのでは。
千秋のあまり見えない本音、
独り占めしたいような、才能を開花させてやりたいような。
のだめを彼なりに好きで大事に思っていることが垣間見えて
意外ですらあった。

のだめが自ら率先してピアノを弾くシーンも増えてきて
彼女も彼女で成長しようとしているのが
青臭くも微笑ましくて良い展開。

"ブラームスにコッセルやヨーゼフがいたように
歴史に名を残す音楽家には才能だけじゃなく
人との出会いがあるものさ
ボクもそういう人間のひとりになりたいんだよ"
という佐久間の台詞はとても共感。

音大を卒業してもプロオケに入れるとは限らず、
実力があるのに持て余す人も多いというのは、
音楽に限らずどの世界でもあるのだろうと思う。
なんともったいないことだろうか。

千秋が海外に行くという話を伝えていなくてもわかっている
峰くんはやっぱりいい子だなと思う。

0
2015年10月23日

「女性マンガ」ランキング