あらすじ
のだめと千秋(ちあき)が初共演? 「のだめオペラ」のフィナーレとともに、ついに「のだめカンタービレ」完結! 菅沼(すがぬま)率いる市民オペラも、本番まで残りわずか。日に日に変貌を遂げるキャストとオケを合わせられない千秋は、オペラの難しさを痛感していた。焦る千秋に、峰(みね)が仕掛けた魔法とは!? 番外編ほか描き下ろしを多数ページ収録してシリーズ完結デス!
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音楽に溺れる!老若男女みんなに読んでほしい、オススメの作品。
音大のピアノ科に通うチャランポランな主人公・野田恵(通称「のだめ」)と、同じ音大のピアノ科に通う指揮者志望のイケメン・千秋真一との出会いからはじまる、痛快音楽コメディ。
この作品では、音楽の世界がとても鮮やかに描かれています。音楽の厳しさも、楽しさも、とてもリアルに感じることができて、作中の曲がどんな曲か気になって仕方なくなってしまいます!
また、登場人物たちのコミカルなやりとりに、思わずクスっと笑えてしまうんです!そして、のだめと千秋の不思議な恋愛模様にも注目!のだめの猛烈なアタックで、千秋の心は揺れ動くのか!?続きが気になって、一度読み始めたら止められません!
奥深いクラシックの世界、のだめたちと一緒に味わってみませんか?
感情タグBEST3
何度読んでも
何度読んでも面白いです。
落ち込んだ時にも良いし、何かを始めたい時にもいい。(全巻読むと時間かかるけど。)
目標が曖昧でも、楽しく向上していけることはできるって思える漫画です。
誰かのそばにいたいから、とか、
自分のスキルアップのために、とか
共感できる部分は多いかなと思います(*^◯^*)
終わらないでください。
やっぱり音楽は、すごいなぁと思います。
のだめも最後では、成長していて、ちあきとの進展もありのだめカンタービレは最高です!
漫画なので音は、聞こえないけれど、聞こえるような気がします。
Posted by ブクログ
最後の千秋センパイ。
あーほんといい・・・ほんとーにいい・・・。いいよ・・・どうしよう、ほんといい・・・
とつぶやいてしまった・・・。
湧き上がるものが抑えられなくて。
ラストにクライマックスを持ってくる才能がおそろしいな・・・。
23巻(本編)で思ったけど、ラストが微妙な作品なんて沢山ありますけども、のだめちゃんはラストがほんとにいい。
ここで終わりだったら凄くいいな!
っていうとこで終わる作品って貴重だ・・・。
Posted by ブクログ
面白い。
音楽って素晴らしい、何かに打ち込むって素晴らしい、みんなで頑張るって素晴らしい。
いろんな楽器が集まるオーケストラのように、この作品も、個性豊かな登場人物が奏でる人生が協奏して素晴らしい物語を作り出していると感じる。
のだめへの千秋の愛もたまらない。
匿名
良い最終回だった
のだめと千秋、相互に深く干渉し合いながら彼らの音楽はこれからも進化していくんだな。そう思わせる良い最終回だった。
Posted by ブクログ
のだめはドラマから入ったけど、
その後、漫画も大好きになった。
読んですぐ「センスのある人の漫画」て分かったし
二ノ宮先生の作品は一癖二癖ある人ばっかで面白い。
また全部読み直したい!!千秋先輩に会いたい!!
のだめカンタービレ
とうとう最終巻
あの2人がどうなるかずっと気になってたけど、やっぱあのままで、これからもやっていくんだなー。どこかでずっと
楽しい音楽の時間を!
Posted by ブクログ
とうとう完結してしまった。思い返せばのだめを最初に読んだのは今から10年くらい前でまだ学生のときだった。それでしばらくハマってから次の巻を待ってる間に放置してしまったりして、何年越しかでやっとこさ完結。天才でも、どんなに才能があっても努力が必要な厳しい世界。それでも見ていてほんとに楽しそうなもんだから読み始めた当時は音大に入りたいなーなんて思ったものだ。実際のだめが流行ってからクラシックブームなんてのもあったもんねぇ。
苦節何年か、ようやっと共演を果たしたのだめと千秋。その舞台が日本の小さな市民劇団っていうのがまた二人らしくて良いね。どの登場人物たちも何かしらの挫折を経験してそれぞれの進路を決めているのがこの作品の好きなところ。
二ノ宮知子先生の作品は読んでいて幸せになれるからほんと好きだ。これからも楽しませてください!!
Posted by ブクログ
あれ?前に書いた分が消えちゃった。
主人公のボケボケの性格でラブコメらしいラブコメにさせていないのが素晴らしい。
どっちかって言うと脱力系の絵なのに、オーケストラの世界に全く興味はなくても一気に読ませてしまうパワーがありますので出来れば時間がある時に読み始めた方が良いと思います。
Posted by ブクログ
音楽がえがかれているのに音がないのが、不思議な感じです。
オペラの本番、涙が出ました。
それぞれに色々あるけれど、影響しあう事で1人1人が変わっていくのも、一つの物が出来上がっていくのも、良いなと思いました。
のだめカンタービレ、大好きです。
Posted by ブクログ
ピアノが大好きだったので、なんとなく読み始めた作品。のだめの変態設定でガッチリハートを掴まれてしまった…(*ノωノ)面白すぎて、最新刊が出るまで何回も読み返していた思い出があります。前半は千秋先輩のカッコよさにメロメロになりながら…(*´з`)しかし、段々とのだめに陥落していく姿が楽しかった。後半は、音楽・仕事という部分でシリアスパートも多かったけれど、最後までブレないのだめに最後まで楽しませてもらった。自分の中での殿堂入り作品。
Posted by ブクログ
のだめ…私は一体何回読んだんだろう…
何度読んでもおもしろくて、元気が出る漫画です☆
私もずっと音楽に関わって生きてきたけど、
あくまで「趣味」のレベルなので、詳しい音楽知識は全く知らなくて、
この漫画を読んで、本当に色んなことを知りました。
まぁ音楽の知識がどうとかいうよりも、とにかく楽しい漫画なので、何も考えずに楽しく読めるっていうのも私にとってはとても嬉しい♪
特に「こたつ」のエピソードが好き☆
Posted by ブクログ
大学生の青春から奇人変人ぞろいのヨーロッパ編と全部面白かった!
いやいやもうほんとに全編に渡って粒ぞろいの奇人がそろっていましたね☆
もちろん褒め言葉です!
キャラの個性ありすぎ。
少女漫画らしからぬ千秋とのだめの関係性が良かった。
読むと絶対笑える素敵な漫画。
終わるの寂しい。
Posted by ブクログ
素敵!!オペラ編が終了。
ただの引き延ばしではない。この巻で終わらなければならない理由があった。
のだめと、千秋そしてほかのメンバー。
永遠に楽しく過ごしていくのだなあ・・・、としみじみと。
Posted by ブクログ
テレビドラマ化から入りました
すっかりハマっちゃいましたね~
映画化にもなり「のだめ」を知らない人はいないでしょうね
ついに完結となってしまいとっても残念です…
不定期でも良いので…その後の「のだめ」を観てみたいです
Posted by ブクログ
今頃登録していいですか^^?
5巻か6巻が出たころに手に取って以来、長きにわたり抱腹絶倒の時間を過ごさせていただいたコミックなり。
天才的ピアニストの片鱗をまき散らしつつも、隠しきれない変態女:野田恵。それから、なんでも人並以上にさらっとできちゃう、けれど本当にやりたいことには努力を惜しまないホントに偉い健気な男:「センパイ」千秋真一。
出てくる人物みんながみんな、よく作りこまれたキャラクターとなって、エピソードの洪水に心地よくまきこまれてしまうっす。
人間、一生懸命な人は美しい。つうかそれを通り越すと、常軌を逸すると面白い。その「面白い」という評価を「笑われてる」とらえずに、「なんで?普通じゃん?」と思える人が、きっと大成する人なんだろう。
Posted by ブクログ
登場人物全てが、なんだか愛おしいのです。
出来る俺様千秋を大好きな変態天才のだめのクラッシック音楽漫画。
クラッシック音楽詳しくなくても大丈夫です。
Posted by ブクログ
変人のだめが可愛くて面白く、はまってしまったマンガ。全巻読破した。千秋にとことん一途なのだめもいいが、ピアノに関して天才的で人を魅了する演奏を行うのだめの姿が素敵。ピアノに没頭している時は、千秋のことも忘れちゃうぐらいのめりこんじゃうのだめが、素敵すぎる。のだめは最初から千秋のことが大好きだけど、だんだんと千秋の方がのだめに強くひかれていってしまうところは、読んでて胸がきゅんきゅんする。
Posted by ブクログ
おぉ、完結してたんだ。
購入はしてたけど、わたし以外の人が読んだ後は、本棚にしまわれていて、わたしが読んでなかったという……。
しかし、このオペラ編で、一番すごい才能を発揮したのは、峰でしたね。人を動かす天才だ。
ターニャカンタービレも、良かったです。
それぞれ、未来に向かってみんな今も、がんばって生きています。
Posted by ブクログ
本書が最終刊だと思って名残惜しく何度も読み直しています。 音楽教育についていろいろ考えさせられました。 電子楽器の興隆は、ピアノの価値を低くしていないだろうか。 ピアノが電子楽器を包含する以外に、生き残る道があるのだろうか。 このシリーズで、音大は、うまく生き残れただろうか。 ピアノの電子鍵盤と比べた良さを「のだめ」を使ってだれか解説しないだろうか。などなど。
Posted by ブクログ
終わってしまいました。少女漫画系雑誌掲載の作品で単行本で買い続けたシリーズとしては生涯で3作品目でしたが最後まで楽しめました。それにしても、真一も努力家であるだけでなく相当な才能は持ってると思うが、のだめには一生勝てないだろうな、いろんな意味で w
ターニャと黒木くんとの描き下ろし番外編も最終巻に嬉しいサービスでした。個人的にも黒木くんの女性の好みには共感持てるところが多くて、もう少しエピソードが欲しいと思ってたので。誰もが幸せにうまくいってるわけじゃないかもしれないけど後味良くシリーズの幕を閉じられたと思います、自分的にも。
Posted by ブクログ
のだめコンサート「疾走するキラメキ ONEWAY LOVE」(タイトルは峰の入れ知恵)/杏奈の悩み/個性的すぎてまとまらない「白い薔薇歌劇団」の面々に苦労する千秋/のだめ、チェレスタで参加《のだめ オケの中に入るのも夢だったんですよ》p.150。
■のだめについての簡単な単語集
【赤モジャ】マルレ・オケのメンバー。
【アナリーゼ】楽曲分析とやらのことらしい。のだめが苦手とするところ。
【アパートの住人】パリでの、のだめ、千秋と同じアパートの住人は、ターニャ、フランク、ユンロン(雲龍)。
【アラン・オジェ】ウィルトール・オケのヴァイオリニスト。ルー・マルレ・オケに助っ人として来てくれた。
【アンナ】千秋とのだめがパリで暮らす(同棲ではない)アパートの管理人。
【ヴィエラ】セバスチャーノ・ヴィエラ。千秋が心酔している音楽家。
【ウィルトール交響楽団】千秋が指揮者コンクールで指揮したオーケストラ。
【Aオケ】よくわからないけど桃ケ丘の一軍オーケストラかと。
【Sオケ】シュトレーゼマンが選んだメンバーによるオーケストラ。メンバーは、のだめ、龍太郎、真澄、桜など。ただ、ビアノコンチェルトでもやらなければピアノの出番はあまりないので、のだめはマスコットガール。
【エブラール】ヴァイオリンの先生。伴奏アシスタントとしてフランクに白羽の矢を立てる。
【エマニエル夫人】ピエール・ド・ブノワの妻。
【エリーゼ】シュトレーゼマンの秘書でマネージャー。連れ戻しに来た。
【江藤耕造】→ハリセン
【大河内守】指揮科の学生。(ある意味)伝説の舞台を作り上げた。
【大川総太郎】音楽評論家。当初R☆Sオケに期待薄だったが聴いたら感動したようだ。
【オーボエ】オーボエ奏者はいつもリード作ってる印象。
【奥山真澄/おくやま・ますみ】→真澄
【オクレール】シャルル・オクレール。パリでのだめの先生になる。のだめを「ベーベちゃん」と呼ぶ。
【長田】パリで、同じアパートの住人で、売れない画家。壁の絵ばかりを描く。「ムッシュー」と呼ばれている。千秋の父とはかなり仲がいいらしく、子どもの頃の千秋も知っている。のだめの本能的な演奏が好きで、千秋に対し、のだめに余計なことを教えるなと訴える。同じアパートの演奏家たちの演奏のイメージを趣味で抽象画として描いていた。ターニャの演奏は紫と緑のうねうね、フランクのは「ファイナルファンタジー」、のだめのはひな鳥たちがミミズをくれ〜!! と大口を開けて迫ってくるど迫力の絵、千秋のヴァイオリンは俺様孔雀。
【オリバー】エリーゼの部下。ドイツ出身のようだ。
【カーくん】桜とつきあうことになったらしい。
【カイ・ドゥーン】三木清良の師匠。ベルリン弦楽四重奏団のメンバー。元ベルリン・フィルのコンマス。
【片平元/かたひら・はじめ】プラティニ国際指揮者コンクール参加者。四度目の出場。小さな身体で大きい身振り、ジャンプする指揮が楽団員に受けている。
【片平理々子】R☆Sオーケストラのオペラのコレペティトールをしてくれるが大河内に邪魔をされた。元の妻。
【カロリーヌ】バレリーナ。松田のパリでの彼女?
【菊地亨/きくち・とおる】長野の音楽祭で千秋が指揮したオケのチェロ。女に手を出しすぎて銃刀法のない国では生命の危険がある。
【木村】峰くんのライバルにして相棒。通称「河童」。
【くるみ】マルレ・オケのメンバー。チェロ。金持ちっぽい。髪がくるみっぽいから。
【黒木多恵子】黒木くんの従妹。地味一族の一員。ターニャと同じ年。仏文の大学生。
【黒木泰則/くろき・やすのり】長野の音楽祭で千秋が指揮したオケのオーボエ。森光音大。クールなタイプなのになぜかのだめに一目惚れしたが即失恋。その後ターニャと少しずつ仲が進展していく。川越出身のようだ。
【ケイタイ】マルレ・オケのメンバー。オーボエ。
【河野けえ子】音楽誌「クラシック・ライフ」記者。シュトレーゼマンの代役で一度だけ指揮した千秋に目をつけた。
【こたつ】千秋は生まれてから一度も入ったことがなかったが囚われの身となってしまった。
【コンセルヴァトワール】のだめがパリで教わる学校。
【彩子/さいこ】多賀彩子。桃ケ丘音楽大学の声楽科学生。初登場時二十一歳の三年生。オペラ研究会に所属している。多賀谷楽器社長令嬢。千秋の元恋人のようだ。
【佐久間学】たぶん音楽評論家。千秋が演奏したラフマニノフのピアノコンチェルトに感動して感動的な記事を書いたせいで千秋は恥ずかしい思いをする。
【桜】佐久桜(さく・さくら)。コントラバスを演奏する小さな女子。苦学生。家に行ってみると結構な豪邸。でも中身は差し押さえばかり。将来はプロになってウィーン・フィルに入りたい(ウィーン・フィルは女性は入れない)。
【桜の父】ヴァイオリン・コレクター。ストラディバリウスまで持ってる。貧困の原因はそれかー!!
【ジェイムズ・デプリースト】愛称ジミー。名指揮者。ルー・マルレ・オーケストラの音楽監督になる。常任指揮者として千秋を招いた。音楽界の両親と呼ばれる。シュトレーゼマン唯一の指揮者の友人。
【ジャン・ドナデュウ】若手指揮者。ベルギーのコンクールで一位を取った。プラティニ国際指揮者コンクールでの千秋のライバル。通称「白王子」(千秋は「黒王子」)。千秋より四歳上。軽快で華やかな指揮が特徴。
【シュトレーゼマン】フランツ・フォン・シュトレーゼマン。世界的名指揮者。桃ケ丘の指揮科で教えることになった。ヴィエラと仲が悪い。のだめと偶然出会ったとき「ミルヒ・ホルスタイン」と名乗ったので以降のだめからは「ミルヒ」と呼ばれる。女好きのセクハラじーさんでもある。
【初見】初めて見た楽譜を演奏すること。のだめはこれが苦手。
【菅沼沙也/すがぬま・さや】彩子のライバル? ちょっとぽっちゃり系。今のところ彩子が少し負けてる。
【鈴木姉妹】Sオケのフルート姉妹。萌と薫。
【ストライプ】マルレ・オケのメンバー。シャツがストライプだから。
【征子】千秋の母。
【瀬川悠人/せがわ・ゆうと】注目されているピアニスト。ある意味すごい存在感。テクニックはあるしミスしない。
【セリーヌ】ウィルトール交響楽団のフルート。眼鏡女子。
【孫Rui】→Rui
【ターニャ】タチヤーナ・ヴィシニョーワ。のだめたちがパリで暮らすアパートの住人。ロシア人。
【多賀谷彩子/たがや・さいこ】→彩子
【高橋紀之/たかはし・のりゆき】ヴァイオリン奏者。パリに留学していたけど日本に帰ってきた。R☆Sオケに入れてくれと千秋に直談判した。三木清良をコンマスの座から引きずり落とそうとしているライバル? 真澄ちゃんのライバル? でもある。
【谷岡肇/たにおか・はじめ】桃ケ丘音楽大学ピアノ科教師。のだめと千秋を指導する。落ちこぼれ教師と言われているがけっこうすごい人。千秋の指導力に目をつける。
【千秋】千秋真一。初登場時二十一歳の三年生。指揮者(作曲含む)を目指しているが桃ケ丘音楽大学ではピアノ科。ヴァイオリンは血反吐を吐くくらい練習したがピアノはまだ下手なのでピアノ科に入ったらしいがそれで学内トップレベルに。俺様系で「千秋さま」と呼ばれいつもいらいらしているのは早く留学したいが飛行機が苦手で行けないからか。何事も正確第一、几帳面。のだめと出逢いついつい世話を焼いてしまいついには餌付けして千秋から離れられないカラダにしてしまった。
【テオ】ルー・マルレ・オーケストラ唯一の事務スタッフ。
【デプリースト】→ジェイムズ・デプリースト
【デュマ】のだめのパリでの先生。女性。
【トマ・シモン】ルー・マルレ・オーケストラのコンマス。独裁者。会う前から千秋を面白く思っていない。
【中村】ヴァイオリン科でいちばんうまい。
【奈村里麻/なむら・りま】黒木の恩師の知り合いのお嬢さん。コンセルヴァトワールの入試を受けるためパリに来た。
【ノースリーブ】マルレ・オケのメンバー。シャツが袖なしなので。
【野田静代】のだめ祖母。七十歳。
【野田善三郎/のだ・きさぶろう】のだめ祖父。七十三歳。
【野田辰男】のだめ父。四十七歳。海苔農家。
【野田恵】のだめ。ヒロイン。桃ケ丘音楽大学ピアノ科学生。人様の弁当も平気で食べるマイペース女。部屋はさながらゴミ箱のよう。手が大きくピアノは超絶的に上手いが自由奔放(すぎる)。耳がよすぎて楽譜を見て弾く習慣がない。性格はヴィエラに似ていると千秋は気づく。《こいつには絶対特別なものがある》p.88
【野田洋子】のだめ母。四十八歳。服を作っているらしい。
【野田佳孝/のだ・よしたか】のだめ弟。二十歳。
【花巻凌】白い薔薇歌劇団の「魔笛」でタミーノ王子役の美形。喉おたくで使えないと評判だった。
【早川】桃ケ丘音楽大学指揮科学生。ドイツに留学が決まっている。ちょっとぼっちゃりしてるので千秋は「ハム」と心の声で呼んでいる。
【ハリセン】江藤耕造。桃ケ丘音楽大学ピアノ科教師。エリートしか担当しない。千秋を指導していた。関西弁。ハリセンでぶつ。
【パリの夏】パリも夏はやっぱり暑いらしいがエアコンはあまり普及していないんだとか。食べ物は腐りやすい。「かもすぞー」
【ビアノソナタ「清掃」】のだめと千秋の恋の前奏曲。のだめの部屋を必死に掃除している横でのだめが即興で作った。
【ピエール・ド・ブノワ】ブノワ家当主。ブルターニュでリサイタルを開く。モーツァルト好き。
【プラティニ国際指揮者コンクール】若手指揮者のための過酷なコンクール。
【フランク】のだめたちがパリで暮らすアパートの住人。フランス人のおたく。のだめとは試験会場で知り合った。のだめに惚れた? 頼りないがけっこうすごいピアニスト。エコール・ノルマルの学生だったがオクレールに心酔し、学校を変えたが、のだめにオクレールを奪われた。
【フランス人】男は全員ナンパ師。
【プリごろ太】のだめが愛する映画。
【ポール・デュボワ】バッソン奏者。
【マーメイドジュース】シュトレーゼマンの好物? 何が入ってるかはよくわからない。
【マキ】のだめの友人。いつも弁当を盗られている。峰のファンになった。
【真澄】ティンパニー専攻。自称「打楽器の女王」だというアフロの男。閉所恐怖症。山形出身。初登場時二十一歳。龍太郎とは管弦学科の同級生。
【松田幸久】若手ナンバーワン指揮者。去年までパリのR管にいて今年から日本のMフィルの指揮をとる。千秋の代わりにR☆Sオーケストラの指揮をすることになった。ヘンな人がらしい。
【みそ字】のだめが作ったフォント。リアルで使いたがる人多そう。
【三木清良/みき・きよら】ヴァイオリニスト。長野の音楽祭でコンマスやってた。師匠のカイ・ドゥーンが講師をすることになった桃ケ丘の院に来る。峰くんとデキる。
【峰龍見/みね・たつみ】龍太郎の父。裏軒の主人。入婿。
【峰十和子】龍太郎の母。峰家のトップ。大地主の家系で桃ヶ丘音大の土地も半分は峰家が貸している。
【峰龍太郎】桃ケ丘音楽大学ヴァイオリン科。初登場時二十一歳の二年生。ロックな男。学校の裏の中華料理屋通称「裏軒」の息子。最初は千秋に反感を抱いたが後に友人となる。
【三善家】千秋の母の実家。叔父の竹彦。妻の千春。長男の俊彦。長女の由衣子。千秋の母の征子。
【三善竹彦/みよし・たけひこ】千秋の母方の叔父。五十歳。
【三善俊彦/みよし・としひこ】竹彦の長男。十四歳。
【三善由衣子/みよし・ゆいこ】三好家の長女。十歳。気難しい少女だったらしいがあっというまにのだめに懐く。
【萌】マルレ・オケのメンバー。髪が萌えてるから?
【桃ケ丘音楽大学】のだめと千秋が出会った大学。
【桃平ミナコ】桃ケ丘音楽大学理事長。シュトレーゼマンの友人。通称「ミーナ」。学生の頃すでに有名になりかかっていたが指の病気でピアニストを諦め小説家と結婚した。今は独身らしい。
【桃平沙夜子/さよこ】学長の妹。学長代理をつとめることがある。太った学長という感じ。裏軒の常連。
【ヤドヴィガ】同じアパートにいたのに誰も知らなかった作曲科の学生、十七歳のハンガリー人。「テルミンとピアノのための小品集」を作った。
【山下純ノ介】「白い薔薇歌劇団」のスポンサーの社長。「魔笛」のザラストロ役。
【ゆうこ】ジャン・ドナデュウの恋人? にして幸運の女神でくじ運がいい。日本人。姓不明。アラサー。
【ユンロン】李雲龍(り・ゆんろん)。悩めるピアニスト。出会った時点で十九歳の中国人。のだめの三歳下。パリで同じアパートの住人。エコール・ノルマル二年生。
【吉倉杏奈】「白い薔薇歌劇団」のオペラのオーディションに来た。千秋とは幼少時いっしょにダンスのレッスンを受けた仲らしい。
【ライジングスターオーケストラ】「R☆Sオーケストラ」千秋や三木清良ら長野の音楽祭でいっしょにやった連中が中心となって作ったオーケストラ。名前は皆が知らないうちに峰くんとその父が付けた。
【李雲龍/り・ゆんろん】→ユンロン
【リッピ】巨匠。シュトレーゼマンと同門で仲が悪かった。
【龍太郎】→峰龍太郎
【龍太郎の父】「裏軒」経営。けっこう過保護な親バカ。人気があるキャラらしい。
【リュカ】のだめとともに学んでいる少年でとても仲良くなった。音楽の知識ははるかに上。祖父は教会のオルガン弾きで聖歌隊の指導もしている。本業は音楽学者でのだめが偶然手に入れた難しすぎる本を書いた。急速に大人になっている。のだめに気があるらしい。
【Rui】孫Rui。ピアニスト。初登場時二十歳のピアニスト。のだめの二歳下。ピアノのことしか考えていないがなぜか演奏活動を休止してコンセルヴァトワールで学ぶことになった。オクレール先生に猛烈アタック。家事全般壊滅的なのはのためといっしょ。父親はニューヨークのオーケストラのクラリネット奏者でジャズも好き。
【Ruiママ】Ruiのマネジャーをしていた。厳しいだけの人かと思っていたらそうでもなかった。料理はあまり上手くないが得意料理はサラダ巻き。
【ルー・マルレ・オーケストラ】千秋が常任指揮者として招かれたオーケストラ。若い頃のシュトレーゼマンも指揮をしていた。現在は…かなりひどい。
【ルシー】ウィルトール交響楽団のファゴット。女性。
【ロラン】ウィルトール交響楽団のヴィオラ。ウンチクを語りたがるヲタクで千秋と語り合いたがっている。
【ロレンツォ】パリで近所のレストランのご主人。元オペラ歌手だったらしくすぐ歌いたがる。
Posted by ブクログ
※全25巻
ドラマ観て、アニメ観て、原作にたどり着いたパターンw
本編は23巻まで、24~25巻はオペラ編。
本編では、個人的にのだめがずっと難儀な子だな~と思ってた。
千秋先輩とラブラブ♡になれても、音楽に向き合うと途端にうまくいかなくなるし。
音楽についていえば、千秋先輩にいつも置いていかれて追いかける~みたいなとこがあったと思うから。
とくに失踪前の先輩とRuiの共演はかなり堪えたと思うんだよ…あの時はマジで可哀想だと思った。゚(゚´Д`゚)゚。
のだめ失踪で、先輩が初めて身を持ち崩した時は、のだめ愛されてるな♥~と思ったけどさ。
まぁ、なんだかんだうまくいって良かったわ。
オペラ編ラストのプロポーズ(ってか婚約?)は素晴らしく良かった❤(´∀`人)
音楽のことは詳しくないけど、すごく楽しい作品だった♪
Posted by ブクログ
アンコールが出て嬉しかったし内容もすごく良かったけれど、なんか・・・のだめが可愛くなかった。画・行動共に・・・。黒木くんターニャで連載してほしいくらい好きなカップルだけどこれくらい短くまとめるほうがいいのかもとは思いました。
Posted by ブクログ
全25巻のは映像が寂しいので、これを登録しちゃおう。
最初と最後比べると絵の進化が凄いですね、のだめが「変態マングース」から「ピアノができる変態マングース兼千秋の嫁」に進化、って進化しすぎでしょ!
ハッピーエンドで嬉しいけど!
兎にも角にも、二ノ宮先生、お疲れ様でした。
Posted by ブクログ
キャラが作り込まれてるから、対話もテンポよくて面白い。千秋先輩が素敵すぎる。ギャグとシリアスの使い分けがうまい!!のだめの才能が開花するところは感動した。絵は好きじゃないのにここまで一気に読める面白さ。
Posted by ブクログ
とうとうフィナーレ。
前巻に続き、オペラ「魔笛」編だが、漫画だけではストーリーがよくわからない。従って、筆者がなぜオペラにこだわったのかがよくわからない。
ってことで、あらすじだけでも理解するためにWikipediaで調べました。
《時と場所:時代不詳のエジプト(正確には、漠然と「ラムセスの時代」と書かれている)
第1幕
日本の狩衣を着た王子タミーノが大蛇(初演前の原案ではライオン)に襲われ、「神々よ助けて!」と叫ぶ。そこに3人の侍女があらわれ彼を救出する。3人はタミーノのことを夜の女王に報告に行くが、そこへ鳥を女王に献上して暮らす鳥刺しのパパゲーノがやってくる。大蛇(ライオン)のことを聞かれ、成り行きから自分でやっつけたとパパゲーノは嘘をつくが、戻ってきた3人の侍女に見つかり口に鍵をかけられてしまう。侍女たちがタミーノに女王の娘パミーナの絵姿を見せると彼は彼女に一目惚れする。そこに夜の女王が登場し、悪魔ザラストロにさらわれて娘を失った悲しみを語り、彼に救出を依頼し、タミーノは意気込んで引き受け、ようやくしゃべることを許されたパパゲーノとともに姫の救出に向かう。2人にはお供の3人の童子が付き添い、タミーノには魔法の笛(魔笛)、パパゲーノには魔法の鈴が渡される。
ザラストロの神殿内。逃げ出そうとしたパミーナを捕らえようとする奴隷頭モノスタトスと部下の奴隷の前に、偵察に来たパパゲーノが突然現れる。彼らは互いに初めて見る姿に驚き、双方ともパミーナを置き去りにして逃げ出す。しかしパパゲーノはすぐに引き返し、パミーナに救出にきたことを告げる。
ザラストロの神殿前にタミーノが案内役の童子につれられてやってくる。3つの扉を順に試すと、最後の扉が開いて弁者(神官の一人)が登場する。2人の長い問答が始まり、ザラストロは悪人ではなく夜の女王のほうが悪人であると告げ、タミーノらは夜の女王達の甘言に引っかかったことに気づく。一人になったタミーノが笛を吹くと、神殿から逃げようとしていたパパゲーノとパミーナが聞きつけやってくる。そこにモノスタトスが登場し、2人を捕らえるが、パパゲーノの鳴らす魔法の鈴の音に動物たちも、奴隷たちも皆浮かれて踊ってどこかに去ってしまう。そこへザラストロと神官たちが登場する。彼は逃げようとしたパミーナにやさしく語り掛けるが、そこにモノスタトスがタミーノを捕らえてやってくる。初対面にもかかわらず、パミーナとタミーノは互いに惹かれて走り寄り、抱き合う。怒ったモノスタトスが2人を引き離すが、ザラストロに足を77回叩きの仕置きを受ける。一同ザラストロの裁きを受け容れて讃える合唱で幕となる。
第2幕
ザラストロは神殿で神官たちにタミーノに試練の儀式を受けさせることを説明し、賛同を得る。一同イシス神とオシリス神を称える。
神官がタミーノとパパゲーノのもとへやってきて、試練について説明する。試練に挑むというタミーノとは対照的に、パパゲーノはそんな面倒なことは御免こうむるという。神官はパパゲーノに試練に打ち勝ったら似合いの娘を世話するといい、ようやくパパゲーノはその気になる。
そこに3人の侍女がやってくる。彼女たちはタミーノがザラストロの言うなりになっているのに驚き、翻意させようとするがタミーノは取り合わない。一方パパゲーノは侍女たちの話に釣られそうになるが、そこに雷鳴とともに神官が現れ彼女らは去る。
場面が変わり、庭でパミーナが眠っている。そこにモノスタトスがやってきてパミーナを我が物にしたいと狂わしい思いを歌うが、そこに夜の女王が登場し、彼は隠れる。女王は復讐の思いを強烈に歌い、パミーナに剣を渡しこれでザラストロを刺すように命じて去る。
隠れていたモノスタトスが出てきてパミーナに迫るが、ザラストロが登場し、彼を叱責して去らせる。モノスタトスは今後は夜の女王に寝返るか、とつぶやく。
パミーナが母の命令のことを話すと、ザラストロは「この神聖な殿堂には復讐などない」、と教団の理想を歌い上げる。
場面転換。2人の神官がタミーノとパパゲーノに沈黙の修行を課して去る。しかしパパゲーノは黙っていることができず、しきりに喋ってはタミーノに制止される。そこへ黒いフードで顔を隠した老女がやってくる。彼女に歳を尋ねると自分は18歳だと言うので、パパゲーノは涙を流して大笑いする。そんなに若いなら彼女には年頃の恋人がいるはずだと思い、パパゲーノが聞いてみると案の定、恋人はいるという。しかもその名はパパゲーノだというので驚いてお前は誰だ?と尋ねる、それと同時に雷鳴が轟き、名前を告げずして彼女はどこかに消えてしまった。
そこへ3人の童子が登場し、2人を励まし酒や食べ物を差し入れる。パパゲーノが喜んで飲み食いしていると、パミーナが現れる。彼女はタミーノを見つけて喜び話しかけるが彼は修行中なので口を利かない。パパゲーノもまた口いっぱいに頬張っているので喋れない(自省して喋れないとする演出もある)。相手にしてもらえないパミーナは、もう自分が愛想をつかされたと勘違いし、大変悲しんでその場を去る。
次の場面で、神官たちとともにザラストロが登場し、タミーノに新たな試練を課すと告げる。パミーナも出てきて試練を受けに出発するタミーノと互いに別れを告げる。
沈黙の業に落第したパパゲーノが神殿に近寄れずうろついていると、神官がやってきて、お前の望みは何かと尋ねる。パパゲーノは恋人か女房がいればいいのに、というと先程の老女がやってきて、私と一緒になると誓わないと地獄に落ちると脅かす。パパゲーノがとりあえず一緒になると約束すると、老女は若い娘に変身する。「パパゲーナ!」と呼びかけ、パパゲーノは彼女に抱擁をしようとするが、神官がパパゲーノにはまだ早いと彼女を連れ去る。
場面が変る。パミーナはタミーノに捨てられたと思い込み、母のくれた剣で自殺しようとしている。3人の童子が現れてそれを止め、彼女をタミーノのもとに連れて行く。タミーノが試練に立ち向かっているところにパミーナが合流し、魔法の笛を使って火と水の試練を通過する。
さらに場面が変り、パパゲーナを失ったパパゲーノが絶望して首を吊ろうとしている。そこに再び童子たちが登場して魔法の鈴を使うように勧める。パパゲーノが鈴を振ると不思議なことにパパゲーナがあらわれ、2人は喜んで子どもを大勢作るんだ、とおおはしゃぎする。
場面が変り、夜の女王と侍女たちを案内してモノスタトスが神殿を襲撃しようとやってくる。しかし光に打ち勝つことはできない。
ザラストロが太陽を讃え、一同イシスとオシリスを讃える合唱のうちにタミーノとパミーナを祝福して幕となる》
結果的に、オペラの内容を追うのに大変で、登場人物たちのエピソードが希薄になってしまったのではないか。
23巻まではとても面白かったのに、なぜあえて番外編にこだわり、23巻ラストののだめの失踪事件から話を普通に進めなかったのだろう。
Posted by ブクログ
オペラできっちり笑わせてくれる。
のだめカンタービレ23巻までは、それでもやっぱりのだめが主人公だったけど、24~25巻は真一が主人公として頑張ってる感じがしました。
そして、ダメな状態でもそこに浸らず、笑いに転嫁できる登場人物たちがすごい。だって2冊しか出てないのになんていうアピール力だよ!
これからも僕たちの冒険は続くのだ!的な。打ちきりじゃないけど。
Posted by ブクログ
本当に完結。のだめ…立派になって…!という想いです。
のだめも千秋もみんな、これからも音楽の道をがむしゃらに進んでゆくんだな。がんばれ〜とエールを送りながらページを閉じました。