あらすじ
千秋の奮闘でマルレ新生!? いよいよ初公演! 常任指揮者としてマルレ・オケの大改革に挑む千秋。しかし、ヤル気満々新団員と、ヤル気ナシ旧団員との実力の差は歴然! 暗雲たちこめるオケに千秋は光を呼びこめるのか? のだめは順調に新学期を迎えるが、その陰にはライバルが!?
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音楽に溺れる!老若男女みんなに読んでほしい、オススメの作品。
音大のピアノ科に通うチャランポランな主人公・野田恵(通称「のだめ」)と、同じ音大のピアノ科に通う指揮者志望のイケメン・千秋真一との出会いからはじまる、痛快音楽コメディ。
この作品では、音楽の世界がとても鮮やかに描かれています。音楽の厳しさも、楽しさも、とてもリアルに感じることができて、作中の曲がどんな曲か気になって仕方なくなってしまいます!
また、登場人物たちのコミカルなやりとりに、思わずクスっと笑えてしまうんです!そして、のだめと千秋の不思議な恋愛模様にも注目!のだめの猛烈なアタックで、千秋の心は揺れ動くのか!?続きが気になって、一度読み始めたら止められません!
奥深いクラシックの世界、のだめたちと一緒に味わってみませんか?
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Posted by ブクログ
のだめカンタービレは、
ピアニストと指揮者が主人公であるため、
ピアノ独奏とオーケストラ演奏の違いが分かる。
オーケストラを鳴らすには、どんだけの準備と大変さがあるのかがわかり、演奏会に行ったときにあれこれ想像して2度楽しめる。
Posted by ブクログ
16巻から23巻まで読みました。
22巻と23巻の盛り上がりがうおおってなりました。特に後半は泣けた。
オクレール先生がかなり好きです(笑)。
読み終わったら、ドラマのキャストは誰だったか確かめることからしたいと思う!ベッキー=ターニャは合ってるなーと思います。
例にもれず(?)黒木くんも好き。
Posted by ブクログ
表紙はマリンバ。
《マリンバ (Marimba) は、木製の音板をもつ鍵盤打楽器で、木琴の一種。譜面上の略記はMar. Mari. Mrb. Mrm. など。ピアノと同様の配列をした木製(ローズウッドやパドック)の鍵盤をマレットと呼ばれる枹・ばちでたたいて演奏する。同じ木琴の一種であるシロフォンと同様の構造であるが、シロフォンよりも鍵盤が広く厚く造られており、深みのある音色を表現できる。さらに、鍵盤の下部に各音階によって長さを変えた共鳴用の金属管が設けられており、その下端を閉じることにより、鍵盤の音に共鳴し増幅させる。それにより、さらに豊かな音色となる》(Wikipedia)
新メンバーも揃い、新たなスタート台に立ったマルレ・オケ。しかし、やる気満々の新メンバーと古参メンバーとの実力差は歴然。その背景には、家族を養うため掛け持ち副業しないと食べていけないので、疲れて練習する時間が取れないという悪循環。千秋は、オケ立て直しのため厳しく指導するが、どうしようもない境遇の差から、新旧団員間の亀裂は深まる。
特にオケのコンマスは独善的で千秋とは馬が合わなかったが、オケ復興という目標では同志。さらに千秋が、昔マルレ・オケを振ったシュトレーゼマンの弟子だと知って、バイオリン奏者の自主練を始めたりと、気合いが入る。他の旧メンバーも新メンバーに負けじとプライドをかけて頑張り、少しづつオケ全体の技量が向上し、目指すハーモニーが形になっていく。
そして迎えた、千秋の初定期演奏会、のだめのティッシュ手配りという内助の功もあり、ほぼ満席のホールにはブラボーの声が響き渡る。
【1500年前の中世の基礎学問とは、天文学、幾何学、数論、音楽を指し、特に音楽は、調和(ハーモニー)の真理の探求が出来る人を音楽家と呼び、演者をカンタービレと呼んた】というコミカルマンガなのに高尚なウンチクも披露される。ぎゃぴー。