あらすじ
更紗(さらさ)たちは、国王の一族が集まる熊野で、赤の王の腹心・花山(カザン)将軍と対決。なんとか倒して、更紗の母・千草を救うことができた。しかし千草は、今、更紗に会うと、彼女の成長をとめてしまい、子供に戻ってしまうかも、と思い更紗には会わずに旅立ってしまう。母親が囚われの身でなくなればそれでいい、と納得した更紗。それよりも、自分の感情を優先したせいで、茶々と座木に先の戦いで大怪我をさせてしまったことに責任を感じていた。また更紗も眼を負傷してしまう。聖(ひじり)と那智(なち)は大神官の父を動かし、熊野は独立の道を歩むことに…。一方、赤の王・朱里は部下の反乱にあい!?
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アツイ展開です
更紗の葛藤に加え、更紗のお母さんも葛藤をかかえます。少女漫画なので、このお母さんの葛藤を「恋愛寄り」に深堀りするところに、少し違和感を覚えます。少女漫画なので仕方がない気持ちの揺り動かし方なのでしょうが。
だって、愛する息子を、夫を、あんな事にした人ですよ、ちょっと無理がある気がする、どうしても憎しみの方が勝つと思うのだけど。
先々の展開の為には仕方のない流れなのかもしれないけど、少しモヤモヤします。
辛くても…
全てが学びにはなる…なるけど…つらいかな…
目が見えない上に無理に押さえつけられるなんて…
朱理も梯子を一気に外され新たな旅へ…
Posted by ブクログ
部下のクーデター、沖縄の大統領制との出会いなど、今回は朱里が人として成長する物語だった気が。自分を王だと疑わずに生きてきた朱里が身一つで放り出されて、圧倒的な自然の力に打ちのめされ、王とは何か自分に問うシーンが印象的でした。ああそれにしても浅葱はいつまでのさばるのか。いやいやいやー。
匿名
口先だけでシュリを追い出した浅葱はすごいな。シュリは王様からただの人にジョブチェンジ。沖縄大統領制なのか。これを見て何か心境に変化が訪れるのかね。
Posted by ブクログ
最初から運命の子は更紗だったか。
お母さんの決意が辛い。
サカキがずっと良い人だっただけに悲しい展開。
こういうことがあるから幕末以前の日本では、妻子が
足手纏にならないように自死していたのだよなと思う。
朱理がこうすれば女はみんな喜ぶ、と言うのがただただ気持ち悪い。
何故襲ってきたのが浅葱ではないかと思っているのに
仲間においておくのだろう。
追い出すなり拘束するなりした方が良いし、せめて誰かに相談するべきだ。
多少都合が良すぎるが、沖縄に辿り着く更紗。
朱理とふたりで話せるのだろうか。
ふたりはこの苦難を乗り越えて成長することができるだろうか。