【感想・ネタバレ】金田一耕助ファイル11 首のレビュー

あらすじ

滝の途中に突き出た獄門岩にちょこんと載せられた生首。まさに三百年前の事件を真似たかのような凄惨な村人殺害の真相を探る金田一耕助に挑戦するように、また岩の上に生首が……。被害者は村にロケに訪れた映画監督だった! 名推理に照らしだされる意外な事実。そして二つの事件の関係とは? 表題作「首」など猟奇的事件を鮮やかに解決する四つの名推理。秀作ぞろいの事件ファイル。(「花園の悪魔」改題)

カバーイラスト/杉本一文

...続きを読む
\ レビュー投稿でポイントプレゼント / ※購入済みの作品が対象となります
レビューを書く

感情タグBEST3

このページにはネタバレを含むレビューが表示されています

Posted by ブクログ

ネタバレ

【生ける死仮面】猟奇的でエログロな内容で、始まるが、動機はいたって単純で、遺産相続が犯人の狙い。
【花園の悪魔】ヌードモデルの全裸死体という、スタートから怨恨が動機かと思うと、
じつは、擬装工作で•••••
【蝋美人】白骨死体からデスマスクを作成し、モンタージュ写真を撮影し、被害者を特定する
それに関わるすべての人物が怪しい。
【首】山奥の部落に伝わる、三百年ほど前の事件から始まり、映画撮影の監督の首が獄門岩の上にのっていることが事件。猟奇的な殺人事件のようだが、動機は怨恨。謎解きの際に金田一の優しさが見られる。

0
2025年08月11日

Posted by ブクログ

ネタバレ

短編集

とりたてて感想はなく、よくある横溝話。
標題の首は、過去の事件ともう少し捻った繋がりがあるのかと思ってたが、参考にしただけだったので残念。

0
2020年06月14日

Posted by ブクログ

ネタバレ

『生ける死仮面』:美少年の死体と彼から作ったとされるデスマスクを愛でていた芸術家が逮捕される。その直後に顔をしつようにつぶされた男のバラバラ死体も…異常愛の果ての凶行かと思いきや、実際は財産目当ての事件。それぞれの遺体は一体誰なのか
『花園の悪魔』:ヌードモデルの死体が花壇で発見される。いっしょの宿に泊まったとみられる男に手配がかかるが1年経っても消息がつかめない。実はモデル殺しはカモフラージュのための殺人であった
『蠟美人』:腐敗した死体の骨から生前の顔を再現したところ、それは良人殺害の容疑で手配中の銀幕女優だった!世間を騒がせた直後、復元した学者が殺害され、蝋人形も破壊されてしまう。遺体は本当に女優・マリだったのか?
『首』:約300年前と同じように首は獄門岩に、胴体は首なし淵にという凄惨な事件を金田一が調査している最中にまたも同じような事件が!しかし2つの事件に共通する関係者は皆無。これのみ磯川警部が相棒

2012/11/02-04

0
2012年11月04日

Posted by ブクログ

ネタバレ

金田一耕助シリーズの短編がよっつ。
ミステリ小説に出てくる好きな探偵はダントツ金田一耕助!好き!

どれも首が鍵になってて、さらりとグロくてあまり嫌悪感もわかず、話も分かりやすかった。
でもそれぞれのインパクトはふつうだったので星三つ。

トヨエツ版金田一耕助を今一度!

0
2013年03月11日

「小説」ランキング