あらすじ
2021年4月TVアニメ放送開始!累計400万部突破(電子版含む)!
「赤ちゃんと僕」「しゃにむにGO」羅川真里茂が贈る、今一番アツい津軽三味線×青春ストーリー!!
北日本コンサートツアー・青森公演は大盛況のうちに終了。その演奏は、親世代に松吾郎の記憶を思い起こさせた。後日、神木流絃から三味線の指導を受けることになったSTC。そこで雪は流絃の前で「春暁」を演奏し、父子として初めて心の交流を果たす。そして遂に、ヤンコビッチの映画も完成へと動き出し――。
このマンガは、青森から一人津軽三味線を担いで上京してきた根暗男・澤村雪(せつ)の友達探しの物語です。
仕方なく入学した高校では「いつでもお天気気分」的なおせっかいな仲間が次々に現れ、とまどいながらも「津軽三味線愛好会」を設立して学園生活をエンジョイすることになってしまいます。一人遊びが好きだったはずの雪ですが、母親・梅子の陰謀で津軽三味線甲子園「松五郎杯」に仲間たちと出場することになり、(主催がマイペースな母親の会社)、同じく友達がいない天才・田沼総一と運命の出会いを果たします。そして、ついに日本中の変わり者高校生を巻き込んだ三味線バトルが開幕するのでした。
感情タグBEST3
良かった
まずは舞ちゃんと雪くんと流絃さんとのわだかまりがなくなって良かった!!流絃さんは舞ちゃんの気持ちも分からない、ただの激ニブ親父だったんですね…
あと最後の雪くんへの抱擁で、ようやく父親らしいというから人間らしい一面が見られて良かったです。なにがなんでも後継者にしたいわけではなかったみたいでほっとしました。
となるとあとの問題人物は梅子か…笑
ラストのライブはもっと春暁に聞き入る観客たちを見たかったんですが、監督の過去がガンガン入ってきて中断されて若干残念でした
続きが早く読みたいです!
Posted by ブクログ
多様性のなかに超越的な孤絶性 ー 日本の文化的用語辞典では、「わび」と読んでいるものを鑑賞するのである。「わび」の真意は貧困(ボヴアテイー)…富・力・名に頼っていないこと、しかも、その人の心の中には、なにか時代や社会的地位を超えた、最高の価値をもつものの存在を感じること ー これが「わび」を本質的に組成するものである。
※著/鈴木大拙 訳/北川桃雄 『禅と日本文化』 p.14 「第二章 禅と美術」参照
空腹が脳や細胞を活性化させるように、人間が生きる活力を生み出す為には、ある程度の「飢え」が必要と考えています。日本の歴史は貧しさであり、尚且つ、三味線はそういう世界で育まれたものですから、主人公の音に対する渇望がもっとあっていいのでは、そんなことを感じていました。
個人的には、ポップカルチャーに寄り過ぎて、面白さを見失いかけてましたけど、主人公が再度三味線と向き合ってくれたことで、この漫画を読み始めた頃の面白さが蘇ってきて、嬉しく感じています。
いろいろ考える
うわぁ>.<
めっさいい所で終わった!早く次読みたい!
読みながら、人間の生きていく時間の流れを考えちゃいました。
もがいて成長して何かを掴んでまたもがいて、自分と対峙していく。
人生、脱皮の連続ですね。
Posted by ブクログ
田沼家の巻かとかと思ってたら、ほぼ丸々ヤンコビッチ監督の巻であった。
あの人ロシア系だったのか。
そして、田沼の家のことと、梅子と流絃の方はあまり明らかにならず、なんか中途半端。
そういえば神木清流ってどうなったの?
凄いとしか言えない
雪の演奏によってヤンコビッチ監督に思い出を映し出させるのは津軽三味線の音だからこそなのかと印象深かった。
つくづく三味線の音は太く柔らかで不思議な音。そしてそれを絵で表現する作者の画力と表現力に驚かされる。
Posted by ブクログ
田沼家、意外に複雑だった。
芸事の世界って難しいなぁ。流派があるのならその中で一番うまい人が継げば良いと思うんだけど、そう言うものでも無いのかな。個人的には舞ちゃんには良い補佐がつかないと難しそう、と思ったり。
アニメ化なんだ~ 音源大変そうだけど春暁(だったかな?)は聞いてみたいかな~