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Posted by ブクログ
みくびっていた。若い人には文才はないのだと。とくに、大学も行かずに、飛び出すみたいに家を出て、その日暮らしをしてるようなやつには、文章で、人の気持ちの機微なんて書けないはずだと。
そうではなかった。タイトルから察すると、しょうもない日常ののほほんとした日々で、まぁ読んだことも忘れそうな、重い本を読んだあとの箸休め的に読めたらいいなと思っていた。
そこには、確かに、脈略もなく父の死に鳴らさせる和太鼓や、学校の友達の靴の中に入っていたクワガタ虫のことがかかれているけれど、そう言うことではなかった。
ということで脈略もなく、昔友達になった年上のおじさんのとこを書きます。
そのおじさんは知り合ったと -
購入済み
独特な世界観とキャラでおもしろい
出没注意の悪魔が不器用だけど根は優しそうでほっこりきてたのに殺されてショック
先生は全ての悪魔を滅ぼす考えかと思いきや主人公のことは認識しつつ許しているしどんな行動理念があるのか次巻が楽しみ -
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Posted by ブクログ
とても良かった!
「わたしのことば」を語ることにどれだけの勇気が必要かを改めて感じました。
もちろんみんな、日本語や英語を使っているけれど、自分の思いや感じたこと、何とかそれに似合う言葉を探すのは、実は大変で尊いものです。
以前、自分で書いた詩をチャッピーに添削してもらったことがあります。AIは、わたしの意図を汲み取り、他者に伝わりやすい文章に作り変えてくれました。しかしわたしは、出来上がった文章を読んだ時に、「これはわたしの詩ではない」と強く思いました。
言葉の使い方、文の構造など、間違いがあっても良いのです。
詩はわたし自身なのだから、正解も何もありません。
とても素敵な本に出会えて -