仁木英之のレビュー一覧

  • 千里伝

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    中国歴史ファンタジー。

    堅苦しくなくて、ストーリーにもぐんぐん引き込まれる。凄く面白かった。

    ただ、心のどこかで武侠小説を求めていた節があったので、ちょっとファンタジー色が強いなと思ってしまったけど、こういうのを待ってた。

    続編の文庫化が楽しみ。

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    2012年02月06日
  • 千里伝

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    舞台は中国唐代。

    外見は幼児(5歳)のまま十八歳に成長した千里。
    吐藩王国の狩人バソン。
    少林寺の少年僧、絶海。
    謎の同地、趙帰真。

    この4人が伝説の秘法「五獄真形図」を求めて旅をするお話。
    中国ファンタジーです^^

    最初は、この世界観にすんなり入れなくて戸惑いましたが、
    主人公、千里の旅の仲間が増えていくたびにどんどん
    この世界観に飲み込まれていきました。

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    2012年01月02日
  • 耶律徳光と述律(下)

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    「李嗣源」もそうだが、時代が時代なので他の重要人物の足跡に筆を割かないといけないのでタイトルを受けてのイメージを受けて読むとがっかりするかもしれない。
    しかし五代という時代を楽しむつもりで読めば満足できるのではなかろうか。

    個人的には馮道を軸にして五代を一気に書いてくれるとうれしいかもしれないw

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    2011年12月15日
  • 胡蝶の失くし物―僕僕先生―

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    ネタバレ

    ☆42011年12月2日
    ぐんと話が面白くなった一冊だと思いました。これまでは、のほほんのんびりなイメージが強かった本シリーズだったのですが(それは、それで面白くて好きでしたけれど)、登場人物がぐんと増えたと同時に、物語が”進んでいる”という感じがして面白く感じたのだと思います。唯一のマイナスは、薄妃のところでしょうか。ちょっと先が読めてしまって・・・。全体的には、続けて読んできて満足。そして、次が楽しみになる、という一冊でした。

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    2011年12月05日
  • 胡蝶の失くし物―僕僕先生―

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    文庫化したので再読。僕僕先生シリーズ第三弾です。この巻は薄妃と新たに登場した僕僕を狙う殺し屋、劉欣の二人がメイン。劉欣は殺し屋なのに両親の命を優先させたり、なんだかんだで僕僕の言うことを聞いてしまったりして結構コミカルで面白いです。薄妃の心情の変化も見所の一つ。怪しい影が本格的に動き出し、僕僕一行への関与が明確になったこの巻。次巻の文庫化も楽しみです。

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    2011年11月25日
  • 胡蝶の失くし物―僕僕先生―

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    かわいい♪
    「相思双流」は、とってもかわいかったです。
    切ない話やキュンとしちゃう話など…
    もっと 読みたい!!!!

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    2011年10月06日
  • 胡蝶の失くし物―僕僕先生―

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    あっと云う間に読み終わる。というか、読み始めてたら、止まらなくなった。
    朝廷から凄腕の刺客が僕僕先生を狙ってやってくる。その他、登場人物が増え、いろいろ謎が増えていく。物語の枠組みが、ぐっと大きくなった印象。
    僕僕と王弁の微妙な関係の進展は特筆することはない。それどころじゃないってことかな。
    兎も角、続きが気になります。

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    2012年03月18日
  • 薄妃の恋―僕僕先生―

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    僕僕先生の第2段。少女のように見える僕僕先生と王弁の旅が再開。目的は無さそう。第1段のときほどの驚きはないかな。

    料理対決:読み直したら、王弁が料理人2人に結果的にアドバイスしたことが判ったが、最初は気がつかなかった。頭の悪い読者のことも考えてほしい。料理人弟子の屈折した気持ちは納得しづらかった。
    雷神の子と少年の話:子供2人の気持ちを語ってほしかったな。行動を見れば判るじゃないか、と言われそうだけれど、他の短編では良く登場人物が自分の気持ちを語っているから、ちょっと物足りない。王弁との絡みも少なかったし。
    文句をつけたけれど、薄妃が登場してから、面白くなってくる。結局、楽しんで読み終えた。

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    2012年03月18日
  • 僕僕先生

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    いや、良かったです。
    あらすじを見、読み始めて僕僕先生が登場したときには「ラノベか」と身を引きかけたのですが、どうしてどうしてしっかりしたものを持った作品でした。
    何と言ってもこの本の面白さは王弁と僕僕のやり取りでしょうね。キャラクターが良く活きてると思います。軽いのですがいい加減ではないのです。何かちゃんと計算された軽さのようなものを感じるのです。
    肩肘張らずに、純粋に楽しみたいときに読む本です。

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    2016年08月05日
  • まほろばの王たち

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    飛鳥時代、都を広げ中央集権を押し進めようとする中大兄皇子と側近の中臣鎌足は、都の人々を脅かす鬼の出没を山の民の叛意とみなし、征伐すべきものと考えていた。
    一方で、山に住まう古き神々が姿を消し、山は精気を失い、山の民は散り散りになっていた。
    賀茂の修験者・役小角と、小角に仕える飯炊の広足は、両者の間の対立をおさめ、異変の真の原因を探ろうとするが…

    主人公の広足は、物部の末裔の姫。相次ぐ政変に翻弄されながらも清い心根を持つが故に、作る食事は聖餐となり、神を喜ばせる大いなる力を持ち、小角に見出される。
    陰陽道とか修験道とかの話になると、とかく安倍晴明がイケメンで役小角は奇怪な山伏風…という、多分漫

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    2025年10月04日
  • 鉄舟の剣

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    山岡鉄舟、高橋泥舟、勝海舟といった幕末三舟の若き日を、山岡鉄舟を軸に描いていく。
    まさに星雲録であるが、ここで終わるのが、少し物足りない。この先を描いて欲しいのである

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    2025年04月16日
  • 薄妃の恋―僕僕先生―

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    シリーズ第二弾。

    星は3つだろうなぁと思いながら読み始め、読み終わった今、星は3つだと思うに至る。

    つまらなくはないが、大して面白い訳でもない。

    好きでも嫌いでもない。

    まるで、倦怠期のカップルの意見のようだ。

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    2025年04月06日
  • 僕僕先生

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    可もなく不可もなくといったところ。

    つまらなくもなく大いに楽しめた訳でもない。

    基準となりうる作品。本書より面白ければ星4つだしつまらなければ星2つになる。

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    2025年04月06日
  • モノノ怪 執

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    短編小説で6話程入ってました。
    1話ごとに出てくるキャラが違いそしてキャラをわかりやすくする為、簡単な設定が書かれていてキャラ達の会話が読みやすく臨場感しやすい感じがしました。
    話の世界は異世界ぽいけどどこぞなく江戸時代を舞台にしているような感じがしました。所々出てくるキャラの名前や暮らしなどからそのような感じが取れました。
    他の評価や感想にはアニメと比べているのですが、私はアニメを見てないので小説を読んでの感想を書きます。
    世界観やキャラ設定などはよく作り込まれていて時代を感じながらもどこかファンタジーのような雰囲気があり色んな世代でも読めやすいと思いました。
    ただ、残念な点もありました。

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    2025年03月20日
  • モノノ怪 鬼

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    映画→アニメと入って好きな作品となったので小説にも手を出してみた。しっかりモノノ怪の世界観を表現されていたが、やはり映像の方が良いし映像を観てないとこの作品の良さがわからないかも。映像観てる人向けの小説ね。

    ストーリーはわかりやすいのだけれども読みづらい箇所が多々あった。モノノ怪という敵はわかりやすい。これはこれで映像化してほしいかも。

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    2024年11月09日
  • モノノ怪 鬼

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    ネタバレ

    前作より読みやすかったです。
    舞台が同じ中、複数のモノノ怪がでる構成で、映画も3部作だしこんな感じになるかも、と思いました。薬売りさんの雰囲気もアニメに近く、すんなり読めました。
    ただ、モノノ怪の発生原因があまり身近なテーマで無いので、悍ましさとか欲深さとかは少し希薄だったかなと思います。

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    2024年09月13日
  • 薄妃の恋―僕僕先生―

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    1巻よりも断然面白かった。
    連作短編で読みやすかったし、これなら続きも読んでみたいかも。
    仙人や神様?妖かし?が出てきてそう言うのが好きな人はハマりそう。
    ただ私はやっぱり中国舞台よりも日本舞台のほうが好きだから、しゃばけシリーズのほうが好きかもしれない。
    でも予想よりも楽しめた読書でした。

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    2024年09月05日
  • 僕僕先生

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    那覇の古書店でタイトルに惹かれて購入。
    僕僕先生…なんか可愛い名前。
    内容は中国が舞台のお話。
    正直中国歴史が苦手なので読みづらいところはあったけど、そこは軽く読み流すことでなんとか読み進めた。
    物語自体は読みやすくてまあまあ面白かった。
    ただ再読はしないかな。
    勢いで続編を買ってしまったので続きもいずれ。

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    2024年08月28日
  • モノノ怪 執

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    アニメ版のモノノ怪の雰囲気を期待して読んだのですが、かなり違いました。薬売りさんが出てはくるのですが、本当に添え役というか、口調もかなり違います。
    映画公開後に薬売りさんは複数存在するのと情報から、これは別の薬売りさんなんだろう、と解釈しました。
    内容は少し場面が分かりづらい部分があり、何度か読んで噛み砕かないといけないと思います。

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    2024年08月18日
  • モノノ怪 鬼

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    鬼御前が始めから出て来て、これが鬼かしらんと思ったが、そう単純ではなかった。
    史実をベースに(実在した鬼御前と豊薩戦争)、少し時間をずらして、新たな物語を紡いでいる。
    執着心と凝り固まった心が様々な鬼を作る。

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    2024年08月15日