仁木英之のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
”僕僕先生 零”仁木英之著 新潮文庫nex(2014/12発売)
・・・天地が今よりもずっと熱く、神々がその主人だった頃のお話。成熟を迎えた神仙たちの社会に、突如異変が襲った。水を司る神・拠比は、相棒の料理仙人・僕僕とともに異変を解消すべく、創造主・老君が天地開闢に用いた宝具「一」を探す旅に出る。時を同じくして、黄帝は「人類」を創出し、世界変革を試みるが......。
・・・本編”僕僕先生”シリーズは唐代が舞台のようですね。その前日譚。
と、いうにはあまりにも前の時代ではありますが、そうした面からも神仙のスケールがわかりますね。
これ、最後はいかにも続きます!ってな最後だったんですが、
続 -
Posted by ブクログ
まさかの坊さん大奮起。こ、怖い…真面目すぎる人がキレるとやばい、の典型ですね…。
怒りで相手を殺してしまうことで、ただの殺戮者になり下がってしまう絶海が哀れです。
誰よりも人間らしい彼だからこそ、優しくてちっぽけで弱かったからこそ、こうなってしまったのかな。
でも、あの場でキレないやつっているの?それってもう人間じゃないじゃん。
でも、私なら…どうしただろう。まず、私を代わりに食べてもらったかなぁ。旦那が死ぬくらいなら、その方がいい…他の誰かを差し出そうとは、もともと思わないかな。そんな罪に耐えられるほど、図太くないって自分で分かってるので。
それがわからなかったのが、絶海の"弱さか -
Posted by ブクログ
「鋼の魂」の中で王弁君が「拠比」の名を口にする。あれ、今まで出てきてなかったんじゃ、と思ったが、前作の間に本作の昔語りがあるわけだ。
天地の生みの親「老君」。天地を育てることを託された「黄帝」「炎帝」「西王母」。この三聖に喰い違いが現れるなか、人に近い身にされた神仙「拠比」と彼に料理を作る「僕僕」の旅が始まる。
夔とか鉄拐仙人ぐらいは知った名前だが、沢山出てくる神仙や妖の説明書が欲しいところ。本編よりファンタジー度が高く、面白いけどちょっと疲れる。
拠比の運命や僕僕が仙丹を作る仙人になっていくのが気になるから、この後も読んじゃうんだろうな。
シリーズ物はつい手に取っちゃうけれど、あんまり長 -
Posted by ブクログ
美少女の姿をした仙人僕僕と弟子になった元ニートの青年王弁の旅。中華ファンタジー。
史実に基づいた中国の歴史や人物の説明は少し難しかったけど全体的に軽く読める。
仙人の知人に会いに旅をするが、メインは冒険譚ではなくラブコメ。王弁の淡い恋心や下心は心が読める僕僕先生には筒抜けでからかわれたり弄ばれたり。ヘタレな主人公は据え膳状態で悶々とするばかり。恋人未満だけど仲良し2人の関係がかわいい。
何にも執着しないはずの仙人が弟子を特別に思うようになったり、何にもやる気のなかった青年が仙人の弟子として成長したり、それぞれの変化も面白い。
旅先でいろいろな人に出会うがそれぞれの絡みが少なく盛り上がりに欠ける