仁木英之のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
高校卒業後、半年ぶりに故郷で旧友たちと集まった信之だったが、ある事故によって突然、ギリシャ神話の世界に時空移動してしまう。しかも頭の中から、信之と融合したという「魔神」の奇妙な声が聞こえてきて…。仲間たちはどうなったのか、果たしてもとの世界に戻れるのか、そしてこの不思議な現象に隠された秘密とは?神々と英雄たちが入り乱れる、奇想天外な新感覚冒険小説。文庫書き下ろし(「BOOK」データベースより)
仁木さんはさぁ、設定は面白そうなもの書くのに、終わりまでにその話に飽きちゃうの?
それとも単純に話の収束がうまくないだけ?
最近読んだ『黄泉坂案内人』しかり、『海遊記』しかり、この人の作品って、 -
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Posted by ブクログ
ネタバレ上下巻あわせての感想です。
李嗣源がとても地味で黙々と任務を果たすタイプなので、あまり主人公っぽくはありません。上巻は、拾った少女とのロマンスなどがありますが、下巻は結ばれたはずの少女の出番は最後の最後の方までさっぱりありませんし、それどころか50ページ以上、李嗣源自身の出番が無かったりします。
ですから、李嗣源の小説というより、李嗣源の生きた時代の小説と見たほうが正しいです。場面も周りの十国にポンポンとびますし。既刊に「朱温」というのがでてますが、これが李嗣源より少し前の人なので、おそらく、続けて読めば唐末からの流れが小説で読めそうです。
残念なところを上げれば
・あまり主人公としての -
Posted by ブクログ
僕僕先生シリーズの第3弾です。
第1作を読んだ時は、こんな本格的シリーズ物になるなんて予想していませんでした。面白かったけれど、どちらかと言えば軽い、仙人が美少女というキャラだけで読ませる作品でした。
2作目で吉良という大きなキャラが現れて道連れになり、さらにこの作品ではミュータントの暗殺集団、その一人の劉欣が現れて。。。話がどんどん壮大になって行きます。
そんな所はなんだかギャグ漫画としてスタートし、最後は人間性も描く壮大な格闘物となったキン肉マンのようです(漫画の世界は良く知らないのですが・・)。
面白いからいいですけどね。すでに第4作も出版済み。文庫化を待ちましょう。 -
Posted by ブクログ
ネタバレ「僕僕先生」の続編です。
やっぱり面白い~。
さすがに心で僕僕先生呼び(下記参照)はしなくなりましたが。
五年ぶりに再会した師匠と弟子の旅の行く先々でアクシデントが巻き起こる!毎回王弁の横山(GS美神)ばりのやましい妄想は師匠の読心であっさり撃墜されてばかりですが、なんだよ、結局仲良しじゃん。で終わってしまうじゃれ合いも可愛くてしょうがありません。
ただ、連作短編の形で進む今作は、ちょっと展開が急なように思います。ここで盛り上がるのか! なところで肩透かしを何度かくらいましたよ。トホホ……
王弁が怠惰な普通の元ニートなので、大活躍! をしないのはわかるのですが今回、あまりにしなさすぎ。