樋口美沙緒のレビュー一覧
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購入済み
続きありますよね?
話としてはここで終わってもありなんですが
こういった終わり方が虫シリーズの感じだとだと続編があるような終わり方だったんで
あ、良い話でした、樋口先生のお話は毎回泣かされますね
早く続編出ますように -
ネタバレ 購入済み
現実とか信念とか。
礼がまだ「何者でもない」ものとして、頑張る姿が胸をうつ巻でした!
もちろんエドとの蜜月、寄り添う2人も大変甘美ではありましたが、それ以上に階級社会とそこに生きる人々、価値観、偏見、自身にある甘さと向き合うこと、エドと生きていくという葛藤と覚悟、そして礼が出した答え、読み応えがすごかったです。
アートに関する考えや現実、作品や作家に対する考え方、只中にいるのは礼なのに、自分のことの様に考え、悩みながらページをめくっていました。
そしてデミアン!彼がとっても好きになりました!
いつものメンバーの登場も嬉しかったです!
彼らに眩く明るい未来があって欲しいです! -
ネタバレ 購入済み
貴族という血統の壁
エドと礼の甘い時間、次々と突きつけられる貴族社会の壁、読んでいる側にも「これ程のものなのか…!」と突きつけられる様な厳しさのなか、立ち向かって行く2人の姿に応援せずにいられませんでした。
新しく登場したキャラや、これまでの馴染みあるキャラとの関わりも楽しく、刺激的で、これからが楽しみになる要素がたくさんありました!
礼の葛藤、エドの葛藤、それぞれに胸打つものがあり、2人の幸せを願わずにはいられませんでした!
2人の間に生まれた愛がついにここまできたのかと!
素敵なお話をありがとうございました! -
ネタバレ 購入済み
良かった!!!
前作を読んだ勢いで購入した間でしたが、買って良かったと言う気持ちしかありません。
ハーフタイムでの2人の時間、エドの執着と甘さが満載でした。
何よりエドの中の葛藤が本当に魅力的でした!
それを経ての変化、パブリックスクールの卒業、長い年月を超え再び出会った2人がどうなっていくかをドキドキしながら読みました。
8年と言う月日がそれぞれにもたらした変化や、前回の時と変わらないまま用いている内面を、何だかキラキラしたものを見ているような気持ちで読みました。
何よりエドの甘さと忍耐!礼の自覚の薄い魅力!
加えて、変わらぬ旧友達とのやり取り。
個人的にはギルが本当に良いキャラになっていたと思います!
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ネタバレ 購入済み
パブリックスクール要素満載。
デビューに惹かれての購入でした。
パブリックスクールを舞台にした男の子たちのお話です。なかなかに重たい人生を背負った日本人の男の子がイギリスの銘菓に引き取られ、そこで出会う義兄とあれやこれやのお話しなのですが、とにかく主人公が健気です。背負っているもののせいかとにかく健気で、かわいそうになる面も。一方で義兄も背負うものや過去があり…。パブリックスクールが舞台になってからは更に関わる人間も増え、読み応えがありました。1つ1つの感情描写が丁寧で、かつパブリックスクールならではの要素もふんだんにあり、一冊以上の満足感がありました!
執着攻めと健気受け、大満足でした! -
購入済み
樋口先生の中ではライト
樋口先生の作品の中では、それほど主人公が酷い目にあっていないので良かったです。笑。正直先は読めますが、アン〇ャッシュにネタ提供してもらったのか?というくらいにすれ違う2人がもどかしくて、最後まで一気に読めました。泣けるし、微笑ましいし、面白かったです。挿し絵がひとつも無かったのが残念です。
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ネタバレ 購入済み
大人になった2人
この巻は『八年後のクリスマス』『つる薔薇の感傷』『八年後の王と小鳥』『王と小鳥のバレンタイン』4つの話が書かれてます。
八年後の王と小鳥以外は短めでサラッと読めます。八年後の王と小鳥は読み応え抜群です!
1、2巻に比べて2人の関係も成長し優しく甘くなるので、様々な試練はあれど幸せな気持ちになれました。
新しいキャラクターも魅力的です。
続きも近々買います〜! -
Posted by ブクログ
このシリーズの攻は、最初はみんなクズだというのはお約束なんだろうか…。
前作で登場していた兜が攻で登場。お相手は、前作主人公の郁を酷い目に合わせていた篤郎。
篤郎がクズだったのはともかく、前作では優しそうに見えていた兜の本性に、兜よお前もか…と思わず空を見たとか見なかったとか。
そんな意外性もありつつも、とても面白かったです!
優しさに見えた兜の真意に、更生した篤郎が傷つき悩む。郁との再会や、お馴染みの方々のサポートもありで見どころも十分。
マヤマヤが評した篤郎の人物像には納得。ラストもそのように流された篤郎だったけど、本人たちが幸せならそれもいいよね。 -
購入済み
切ない、
ハイクラス・ロウクラスのどちらも切ないと思いました。
産まれながらに決まっている摂理はあるのだろうけど、争いの火種など全ては愛情に似たものからくるのだと思うので単純ではないですが愛情が報われたらと思います。続きが楽しみです! -
購入済み
読み応えあります
蜜月というか、とんだ蜜月になりましたね。
礼君甘い!アウェイで、階級社会の英国で、黄色人種の君に、何ができるの?
しっかり自己管理できないなら、エドに甘えて大学にいくとか、ボランティアするとか…
結局迷惑かけまくりじゃない。
でも、そんな所もかわいいのかな、スパダリには。
またこの二人のお話し、読みたいです。 -
購入済み
タイトル
何故このタイトルなのかなと疑問に思ったのですが、本編を読んで、伝わりました。樋口先生はこれを読んでいる読者にも言いたいことだったのかなと思いました。
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購入済み
面白すぎて、ここまで一気読み
日本人にはピンとこないけど、英国の階級社会は凄まじいですね。
二人とも大人になって、自由になって、ラブラブ、熱々なのかと思えば、とんでもなかったです。
何もかも捨てて、アメリカでのんびりしたらとか、思ってしまいますが…
この二人、ますます目がはなせないです。
続編、楽しみです。
英国行ってみたいです。
エドの入れた紅茶飲みたいです。 -
購入済み
感動しました
春が来たような、ひとときの楽しさの後の、壮絶な別れ。
エドの涙。
もう涙無しでは読めません。
しかもその後の長い長い放置プレイ。
これだけ時がたてば、過去になるでしょうと、思いながらのエンディング。
少年たちが成長していく心の過程とかも、よく描かれ、とてもよかったです。
パブリックスクール、行ってみたかったなぁ。