樋口美沙緒のレビュー一覧
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購入済み
ロンドンの蜜月
タイトルからロンドンでしっぽりが中心かと思いきや、礼はイギリスでの就職がうまくいかず無力感に悶々としていて、読んでいて歯痒くなるようなシーンが沢山あります。
それに比べてエドは昔の暴虐無人な様が消え去り、すっかり配慮に満ちた大人な対応ばかりでした。
これからも二人の人生に幸多からんことを祈るばかりです。
そしてギルが大活躍。この物語にギルの存在は欠かせません。
サブキャラクターが魅力的であることもこの作品の魅力です。 -
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ツバメと殉教者
エドと礼の話ではないですがパブリックスクール続編ということで読みました。
今回は不良ということだけが欠点のスタンと、アジアとの混血児ということだけが欠点の桂人。
周りから見てとても魅力的な二人には家族から受けた大きな心の傷がありました。
与えたがりの二人が犠牲を払わない愛を育むところが素敵です。
そしてメンべラーズを始めとしたその他のキャラクターの魅力がすごいです。読み終わる頃にはウェリントン寮のみんなが好きになってしまいます。 -
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イギリスにて
エドと恋人になった礼が出張でイギリスへ。
礼は癖の強い芸術家やエドを取り巻く環境に悩み苦しみながら一皮剥けて強くなります。
そして今までの冷酷な態度が嘘のように愛情表現を欠かさないエドの姿が素敵でした。 -
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愛
檻から解放されるエドと礼。
別々の道を歩んだその後、最高のハッピーエンドで良かったです。
パブリックスクール時代はそれぞれの孤独に苦しんだ二人ですが、思い返すとかけがえのない時間だったと思わされます。 -
Posted by ブクログ
3年ぶりのムシシリーズ第9弾。
今回はシリーズ5作目『愛の本能に従え!』で主人公たちを悩ませる、悪い上級生だったハイクラスの黄辺と志波がメインです。
黄辺の初恋で、叶わなかった恋の相手で、身体の関係だけあった志波と六年ぶりに再会するところから話が始まっていて、いわゆる再会もの。愛するとは何か?愛とは何か?という根本的な問いを投げかけられました。
わかっているようでわからないのが愛…
その普遍的なテーマを、センセらしさ(ムシらしさ?)あふれる筆致で描き切っていて、すごく心に響くものがありました。…すごくよかった。
志波はとても身勝手で残酷な性格なのかなと最初思ったんだけど、実はデリケートで優し -
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パブリックスクール
ロマンスに特化したBL小説です。
傲慢で孤独な王様のようなエドワードと、慈愛に満ちお人好しな礼。
礼に冷酷な態度をとるエドワードですが、底知れぬ執着を感じさせます。
礼の温かさでエドワードの心は溶けるのか。
次巻も楽しみです。 -
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続きありますよね?
話としてはここで終わってもありなんですが
こういった終わり方が虫シリーズの感じだとだと続編があるような終わり方だったんで
あ、良い話でした、樋口先生のお話は毎回泣かされますね
早く続編出ますように -
ネタバレ 購入済み
現実とか信念とか。
礼がまだ「何者でもない」ものとして、頑張る姿が胸をうつ巻でした!
もちろんエドとの蜜月、寄り添う2人も大変甘美ではありましたが、それ以上に階級社会とそこに生きる人々、価値観、偏見、自身にある甘さと向き合うこと、エドと生きていくという葛藤と覚悟、そして礼が出した答え、読み応えがすごかったです。
アートに関する考えや現実、作品や作家に対する考え方、只中にいるのは礼なのに、自分のことの様に考え、悩みながらページをめくっていました。
そしてデミアン!彼がとっても好きになりました!
いつものメンバーの登場も嬉しかったです!
彼らに眩く明るい未来があって欲しいです! -
ネタバレ 購入済み
貴族という血統の壁
エドと礼の甘い時間、次々と突きつけられる貴族社会の壁、読んでいる側にも「これ程のものなのか…!」と突きつけられる様な厳しさのなか、立ち向かって行く2人の姿に応援せずにいられませんでした。
新しく登場したキャラや、これまでの馴染みあるキャラとの関わりも楽しく、刺激的で、これからが楽しみになる要素がたくさんありました!
礼の葛藤、エドの葛藤、それぞれに胸打つものがあり、2人の幸せを願わずにはいられませんでした!
2人の間に生まれた愛がついにここまできたのかと!
素敵なお話をありがとうございました! -
ネタバレ 購入済み
良かった!!!
前作を読んだ勢いで購入した間でしたが、買って良かったと言う気持ちしかありません。
ハーフタイムでの2人の時間、エドの執着と甘さが満載でした。
何よりエドの中の葛藤が本当に魅力的でした!
それを経ての変化、パブリックスクールの卒業、長い年月を超え再び出会った2人がどうなっていくかをドキドキしながら読みました。
8年と言う月日がそれぞれにもたらした変化や、前回の時と変わらないまま用いている内面を、何だかキラキラしたものを見ているような気持ちで読みました。
何よりエドの甘さと忍耐!礼の自覚の薄い魅力!
加えて、変わらぬ旧友達とのやり取り。
個人的にはギルが本当に良いキャラになっていたと思います!
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ネタバレ 購入済み
パブリックスクール要素満載。
デビューに惹かれての購入でした。
パブリックスクールを舞台にした男の子たちのお話です。なかなかに重たい人生を背負った日本人の男の子がイギリスの銘菓に引き取られ、そこで出会う義兄とあれやこれやのお話しなのですが、とにかく主人公が健気です。背負っているもののせいかとにかく健気で、かわいそうになる面も。一方で義兄も背負うものや過去があり…。パブリックスクールが舞台になってからは更に関わる人間も増え、読み応えがありました。1つ1つの感情描写が丁寧で、かつパブリックスクールならではの要素もふんだんにあり、一冊以上の満足感がありました!
執着攻めと健気受け、大満足でした! -
購入済み
樋口先生の中ではライト
樋口先生の作品の中では、それほど主人公が酷い目にあっていないので良かったです。笑。正直先は読めますが、アン〇ャッシュにネタ提供してもらったのか?というくらいにすれ違う2人がもどかしくて、最後まで一気に読めました。泣けるし、微笑ましいし、面白かったです。挿し絵がひとつも無かったのが残念です。
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