彩本和希のレビュー一覧
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試し読み
購入済み江戸風な世界感で似非名称なお話
似て非なる名称の元を考えながら読むのも楽しい。
オスカルとアンドレな総長と副長の関係も楽しい。
出来たら、くっついて終わって欲しかった。 -
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ネタバレ印象深いのはp256
榊が屋上で結月に語った最後にちゃんと眠った日に見た夢のこと。彼岸だとかあの世だとか、とにかくあっち側の世界なんだろうと思った。と語っている。その榊の見た夢の描写がきれいだった。
榊と結月が最初に会ったのも屋上で、飛び降りそうになってる(勘違いしてる)状態が逆転してるところもいい。初対面の頃より二人の心の距離はぐっと縮まってるのもよくわかる。
p274の結月の描写も好き。
〈ロココスタイルの椅子に腰かけているせいもあって、長いまつげを伏せて眠る姿はどことなく絵画的で、老人は一瞬写真に収めたいような顔をしたが、榊はさりげなくその視線から結月を隠した〉
イラストのことも少しだけ -
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試し読み
Posted by ブクログ
ネタバレ和狼と葵のラブ度UP!を期待していたら、最終巻になってました。もうちょっと続くと思っていたのに、ちょっと残念。
このままお互いに相手の気持ちに気付かないままかと思っていたら、和狼が葵を思ってついた嘘のおかげ?で、葵が和狼への恋心をやっと自覚できました。和狼、おめでとう!
ただ、気持ちが通じ合ったからと言って、お仕事中の葵の邪魔をしてたり、普段の彼からは想像できない甘々になっちゃって、これは見たかったような、見たくなかったような・・・。
葵の父幽玄との最後も彼がどういう気持ちで種を植えていたかが分かると、ちょっと納得するところはあります。ただ、いくら白い花が欲しくても、凶暴な花を植えるって -
Posted by ブクログ
ネタバレ設定がなんとなく新撰組っぽいのかなぁ?って思って、ちょっと積読になってましたけど、読んでみたらおもしろかったです。
名門の姫でありながら、剣にすぐれ、男所帯の頭領に抜擢された葵。
敵は外国からもたらされた植物ということでしたが、葵の出生の秘密も絡んできて、後半一気に読んじゃいました。
堅物で葵を否定しながらも、彼女の実力にだんだん惹かれていっている副長の才蔵が、植物の毒にやられて葵にべったりしてるあたりが、なんともニヤニヤしちゃって、女性にベタベタする毒じゃなくて、好きなものがより好きになる毒だったって才蔵が聞いたら、絶対顔を真っ赤にして、全力で否定しながら憤死しそうって思いました(^^ゞ -
ネタバレ 購入済み
生き返ってからのラストの状況が、ちょっとわかりにくかったんだけれど、嫌なものにとりつかれていたのをメガネふきを握りしめて追い払ったのかな?
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Posted by ブクログ
就活に絶望しかない主人公は、ある日ランドセルを
川に落とされた小学生と出会う。
まさかのツアー形式死神とは…しかもこの世での仕事。
どこもかしこも人手が足りないんだな、とか
別の事を考えてしまう世知辛さがあります。
あちらに行って、戻ってこれた主人公には
就職する道がある、と言いますが、確かにこれは…。
とはいえ、そうそう出来る職業でもないので
経験するのもいいかと。
と主人公が思ったかは分かりませんが
バイトのように見習いとして入ったのが2話。
これはこれで、かなりきついというか
鶏が先か卵が先か、な落ちに。
そしてさっぱり分からない、3つの金銀黒のパスポート。
色があるだけで、結局中身 -
Posted by ブクログ
13年6月刊。総選挙候補作。
明らかに新撰組をモチーフにした若い剣士の隊に、めっちゃ強い女の子が隊長にやって来て、土方歳三モデルのおに副長と恋愛がらみ、って設定なにそれ最高じゃん!!!ホイホイ。
副長は脳内で山本耕史くん変換で読んじゃうよ!大河の新撰組!懐かしいな〜♪
ちょっと世界観がわかりにくいね。こういう和風でしかも江戸時代ぽい設定でファンタジーって珍しいから、慣れの問題かもしれないけど。
国の5つの領地5人の殿様が治めてて、1つの領地を二代続けて治めることはなくて、代替わりに領地替えがあって、ということなんだけど。どっかの領地で代替わりがあっても、他の領地では殿様は健在なわけで、領地替 -
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ネタバレ「王の書は星を歌う」シリーズの3巻。
完結です。
女神と吟遊詩人、王と王妃、レスティリア/バラノスとリクニスの謎が最後に解けたのはいいんですけど、なーんかしっくりこない終わり方でした。
まず名前がダメなんですよね。古代ギリシャっぽいカタカナの長い名前が私には覚えづらいです。あと、久しぶりに読んだからかもしれませんが、レスティリアの少年言葉に違和感を感じまくりです。イラストではかわいらしいのに、なんで少年言葉?ってつっこみ入れてしまいそうです。
最後のリクニスとレスティリアが再開したあとは、もうちょっと続けて欲しかったです。記憶が戻ったのか戻ってないのか、分かりづらいまま終わってしまいました -
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「王の書は星を歌う」シリーズの2巻です。
前巻でちょっと不完全燃焼気味でしたけど、2巻はレスティリアとリクニスの関係も近づいてきたように思います。ただ、やっぱり、レスティリアのタメ口のような少年言葉は、私のイメージに合わなくて、イライラします。
あと、バラノスがレスティリアのためを思って行動してるみたいですが、どうみても、レスティリアとリクニスの仲を裂こうとする、悪役になってます。先が見える目というのも、こんなとき困りますね。
「大王の古文書」から読めた禁忌の歌を歌ってしまった、レスティリアですが、最後には、ちょこっとだけリクニスへの気持ちにも気付いてきたようで、結局、どっちとくっつくの? -
Posted by ブクログ
ネタバレ誰もが解読できない「大王の古文書」を読むことのできる女の子レスティリアと幼なじみのバラノス、将軍リクニスの話です。
レスティリアですが、しきりに男の子に間違われることがあると書かれている割に、イラストの絵がかわいすぎて、全然男の子に見えません。話す言葉もそこまで無理に男の子言葉使わなくていいのにって感じで、ちょっとレスティリアに違和感を感じちゃいました。
また、最初は幼なじみのバラノスとくっつくのかと思いきや、途中で将軍リクニスの方が気になってくる主人公・・・・。そりゃ、バラノスもいい気はしないよねー。とんびにあぶらげって感じで。
バラノスに同情しつつも、話が進むにつれて、彼のスーパーマン -
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Posted by ブクログ
表題作「妄想少女と無口な少佐」は雑誌「コバルト」2008年4月号に掲載。
こんな学校あったら行ってみたい!と思える面白さがあったので
文庫化されたのは嬉しいが、
イラストは雑誌掲載時の方が好きだった・・・
「妄想少女」と「無口な少佐」、この二人のやりとりは
なかなか笑えた。
ラストの両思いになったんだかどうなのかつかめない
二人の今後が気になる。
「妄想少女と美しき来訪者」は。
美しいもの好きな「妄想少女」健在である。
気持ちは分からないではないが・・・ちょいひくなあ。
冒頭の「少佐」の行動は・・・
あれってヤキモチから出た行動なんだろうけど
とばっちり受けたら怖い。マジで。
離島にある学校 -
購入済み
最初は面白そうだったけれど・・
途中からあまり面白くなくなってしまいとびぬかしてしまいました。最後の方もそのせいか、あんまりスッキリする終わり方ではない感じで・・・物足りなさを感じました。