彩本和希のレビュー一覧
-
-
- カート
-
試し読み
-
Posted by ブクログ
ネタバレ葵と桜花衆の関係が、逆ハーレム状態じゃなくて、みんなで副頭領の恋を応援するって感じがいいです。
恋敵として現れたお奉行様もいい人で、あんまり当て馬になってなさそうなのは残念でしたけど、このみんなでがんばれ的なのは嫌いじゃないです。
頓痛音頭、前半出てきたときはかなり読み飛ばす状態でしたけど、後半役に立ってるときは、そうか!モールス信号ねって、ちょっと意表を突かれちゃいました。
ラブ度は進むのが遅くて、今回は和狼の病気はないの?って思ってたら、最後の花火見物でやってくれました。イラストにもニヤニヤしちゃった。
和狼が葵への気持ちが恋だと自覚したら、葵も覚悟するっての、めっちゃ楽しみにして -
Posted by ブクログ
ネタバレ裕福な家のお嬢様が父の死後、陰謀により使用人に身を落としますが、その後、父の名誉を復活させ、幸せになる・・・。なんとなく「小公女セーラ」を思い出しました。
途中から、クロム=エヴェンデル公だろうなって予想はつきましたけど、彼を好きになってはいけないと悩むアルディアと、彼女に本当のことを言えないクロムの葛藤なんかもあって、こういうのがいいです。
サルヴァも途中までは、ほんとに嫌な子って思ってましたけど、実はアルディアの命を助けるためにしていたことってのが分かると、それまでの印象もガラッと変わって、嫌な感じで終わらずよかったです。
前作の「王の書は星を歌う」はイマイチでしたけど、今作は面白か -
Posted by ブクログ
ネタバレ後宮で行方不明になった寵姫を探し出す話と、一言で説明してしまえば非常にシンプルな話ながら、実際は全く持ってシンプルではないという。
後宮ものだとテンプレな権力争いやイジメの話、後宮の建物の構造の話、主人公を脅してきた敵の正体、各キャラの掘り下げ話、国の行く末の話(!)何より行方不明の寵姫にそっくりだという主人公自身の謎の話などなど、展開され明かされる話が多くて多くて大変。
そんな大変な話を(実際に400ページ弱とこのレーベル中だと分厚い部類)飽きなく無理なく最後まで読ませ切るのは、それだけ魅力的だったから。
一気読み必至だと思う。
先が気になって気になって、ページを捲る手が止まらなかった。
-
購入済み
一気に色々と試し読みできてお得
お話の舞台も文体のテイストも異なる様々な作品を試し読みできてお得でした。私は特に錬金術師シリーズが気に入りました。史実をよく調べてからお話が組み立てられていて、世界史(ヨーロッパ史)が好きな人にはとてもハマれる作品だと思います。