あらすじ
自分の瞳は思いがけない力を秘めていたうえ、実の父親は西王だった――。王都の内乱から2ヶ月あまり。思いがけず知ってしまった衝撃の事実に、レスティリアは戸惑っていた。それでも、図書館を復興するために働き、将軍・リクニスとも少しずつ、心を通わせつつあった。そんなある日、レスティリアは古文書に関するある手紙を受け取る。差出人は、姿を消してしまった捜書官・バラノスで…!? クラシックファンタジー第2弾。
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Posted by ブクログ
「王の書は星を歌う」シリーズの2巻です。
前巻でちょっと不完全燃焼気味でしたけど、2巻はレスティリアとリクニスの関係も近づいてきたように思います。ただ、やっぱり、レスティリアのタメ口のような少年言葉は、私のイメージに合わなくて、イライラします。
あと、バラノスがレスティリアのためを思って行動してるみたいですが、どうみても、レスティリアとリクニスの仲を裂こうとする、悪役になってます。先が見える目というのも、こんなとき困りますね。
「大王の古文書」から読めた禁忌の歌を歌ってしまった、レスティリアですが、最後には、ちょこっとだけリクニスへの気持ちにも気付いてきたようで、結局、どっちとくっつくの?って、1巻、2巻を通して読むと、次の巻も読みたいと思ってしまいました。