坂本あおいのレビュー一覧

  • もう終わりにしよう。

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    ネタバレ

    Netflix版観てからなので結末を知りつつ。
    だけどラストへ向けてのあの言葉の連なりはゾッとする。
    し、やっぱり腑に落ちないっていうかよく分からない…。
    孤独を突き詰めすぎると生んでしまうのだろうか。

    ドグラマグラ感あるよなあ。

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    2021年03月13日
  • もう終わりにしよう。

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    ネタバレ

    終始不穏な空気が漂うも何か起こりそうで何も起こらない、いったいこれは何の話なのか。
    何が始まるのか、どう終わるのか、気になって気になって読み進めてしまう。
    結局二重人格か妄想かどっちかわからないけど
    最後の最後まで引っ張っておいて散々期待値を上げておいてこれかぁ…という感じ。
    序盤の雰囲気がすごく良かっただけに結末は残念。

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    2021年03月01日
  • もう終わりにしよう。

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    なんだかよくわからない語りが続いてなんとなく怖い。
    全てが思わせぶりな状況に意味があるのかどうなのか、全てを解釈しようと思えばできるのか、わからないけど、そこまで考えたくなるかというとそこまでではない。

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    2021年02月28日
  • もう終わりにしよう。

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    正直、一回読んだだけだと、全然内容理解できませんでした。


    最初の方は比較的テンポ良く進んで、話もついていけるですが、ちょうど半分くらい?読み進んだあたりから、何やら回想のような妄想のような話が増えていき。。。

    最後まで読み終わっても誰に何が起こったのか、理解できず。。

    2,3回くらい最後の方を読み返して、ようやく理解できるという感じです。
    (わたしの読解力の低さも問題かも笑)


    内容がわかって、「あー、そうだったのか!爽快!!!!」と思えれば何回か読み直しても読み直しがいがありますが、


    この作品の場合は、内容がわかっても、「んー、、、で??」って感じだったので、ちょっと期待はずれ

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    2021年02月19日
  • もう終わりにしよう。

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    ネタバレ

    横文字などもあまり出てこないし、
    セリフの言葉が中々深くて良かった。

    ただ読んだ後スッキリする感じはしない。
    読んでてずっとどうなるんだろうとか
    なんで本人からずっと電話が来るんだろうとか
    疑問はたくさんありながら読んでいく。

    疑問と答えが全部スッキリする感じじゃなく
    なんだかもやっとする。

    結果的に、あの時あの女の人に電話番号を渡せていたら、こうなっていたのかなとずっと考える孤独感がすごい。最後自分で終わりにするのも悲しい。

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    2021年02月12日
  • もう終わりにしよう。

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    ネタバレ

    「もう終わりにしよう」という思いを胸にしながら恋人ジェイクの両親の家へ一緒に挨拶に向かう私。

    少し前から起きている謎のいたずら電話と道すがら次第に違和感、緊迫感が高まっていく2人の会話。

    この話、どこに向かうのだろう、何か起きようとしている、でも具体的な手掛かりはない。
    胸のざわつく心理サスペンス。

    解説によると著者の独特なテーマを有した作品は哲学サスペンスというジャンルを築きつつあるらしい。

    Netflixで映像化されているというが、まさに映像向きの作品。
    特に後半のジェイクはもしかして…を感じ始める辺りからはむしろ文字づらだけでは良くわからず、イメージで読む感じで、自分の中で勝手に

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    2021年01月17日
  • もう終わりにしよう。

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    映画版が読書会の課題映画だった。映画が原作を乱暴に改変しているとの批判を見て気になって手に取った。凝った構成になっているので、色々な解釈が出来るところもある。なので、映画版は一解釈としてありだと思った。ネタがわかってしまうと拍子抜けするところもあるが、まあまあ楽しめたと思う。

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    2020年12月02日
  • おばあちゃんのごめんねリスト

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    序盤はちょっと読み進むのに時間がかかったけれど、段々わかってくるにつれてページを捲る手が止まらなくなった。
    ちょっと変わった、愛すべき人たちの物語。

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    2020年11月10日
  • サイコセラピスト

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    ネタバレ

    最初の数ページで、救われない主人公が見えた。
    ミスリードが張り巡らせていて、もしかしたら思い違いかも、と思ったが、やはりそうだった。
    アルケスティスはちょっと調べてみよう。

    ネタバレ
    画家のアリシアは、夫を殺す。
    アリシアは二度死ぬ
    1回目は父親から。
    アリシアを隣に乗せて車で突っ込んで自殺した母。
    その夜、父親がわめき散らす。
    死ぬなら、母でなくアリシアだと。
    その時、アリシアは、今父親から殺された、という。
    そんな幼少期を過ごしたアリシアは人との距離が適切でなかったが、夫をあいしていた。
    夫は、主人公セオの妻と浮気していた。
    アリシアはその浮気を知らなかったが、アリシアと同じくひどい父親

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    2019年10月17日
  • 出口のない農場

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    最後まで私は楽しく読めたけど、農園の闇が明らかになるまでが長すぎる気がした。だから、100ページぐらい削っても問題ないと思う(笑)

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    2019年05月29日
  • 幸せなひとりぼっち

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    私は、頑固者が大好きだ。
    愛らしい頑固者のオーヴェ。こういう人が生き辛い世の中になってきているのが哀しい。
    スウェーデンの話だけど、日本にもこういう人が、昭和にはいっぱいいたよね。

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    2018年09月17日
  • 幸せなひとりぼっち

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    スウェーデンの頑固じいちゃんオーヴェ
    ご近所さんとのふれあいがコミカルに語られて
    最後はホロリ

    想像してたよりコミカル
    もっとシリアスで感動的なストーリーを
    想像してたので違ったけど
    軽い感じで楽しめた

    オーヴェは最後にふれあいを感じた
    オーヴェは何も変わってないし
    頑固爺ちゃんの見えなかった、いいところが
    透けて見えたストーリー、見つけてあげることも
    大事なことなんだと感じた。

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    2018年07月30日
  • ハティの最期の舞台

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    ミステリというより、ちょっと火曜サスペンスみたいな読後感。
    結果は知りたいので一気に読みましたが、終わってみたらなんてことはない結末にガッカリ。

    登場人物が魅力的でないのも火曜サスペンス的

    「ハティの最後の舞台」、題も大げさかなあ。

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    2018年06月12日
  • 出口のない農場

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    星3.5

    閉塞感漂うミステリー。舞台設定のみならず、登場人物すべてに暗い影が付き纏っているので重苦しいことこの上ないが、いい意味で雰囲気が出ている(フランスドラマの『不感地帯』的)。

    主人公は監禁されている訳ではないのに何故か本気で逃げ出そうとしない。その背景は途中途中に挟まれる『ロンドン』エピソードで小出しにされ、メインストーリーでは事件どころか淡々と日常が過ぎて行くだけだ。過去のエピソードは、あくまで主人公を逃げられない状況に置く為であり、あの農場で、あの家族を側から観察する役目を主人公に課している。傍観者以外の役目を持たない主人公は、農場の秘密を暴くでもなく、真実が明らかになってもな

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    2018年05月03日
  • おばあちゃんのごめんねリスト

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    7歳になるエルサは、母親と母親のパートナーであるイェーオリ暮らしている。同じアパートのフロアに住む元医師のおばあちゃんとエルサは、最高の友だち。わからない事はウィキペディアで調べ、紙の本より電子ブックを好み、ハリーポッターが大好きでグリフィンドールのマフラーを放さない。そんな、ちょっと変わった子エルサは、学校では浮いている。おばあちゃんはエルサに、おはなしのなかの国・ミアマスの事をたくさん話してくれる。それがエルサの大好きな時だった。ちょっと頑固で変わり者のおばあちゃんが、ガンで亡くなってしまう。おばあちゃんは、エルサに同じアパートに住む住人たちへ手紙を届けてくれるように頼んでいた。
    おばあち

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    2018年04月21日
  • 新アラビア夜話

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    ネタバレ

    冒険小説の古典的名作「宝島」の作者スティーブンソンが書いたミステリー風の小説。

    ボヘミアの王子フロリゼルの関わる二つの奇妙な事件が収録されている。
    メインキャラクターはフロリゼル王子なのだが、章によって違う登場人物の視点での物語になる。
    19世紀のロンドンとパリが舞台。

    序盤のフロリゼル王子は、自ら刺激を求めて危ないことに首を突っ込んでゆく感じで、お付きの臣下ジェラルディーン大佐が諫めても聞かないタイプでなんと

    なく漫画「レベルE」のバカ王子とダブってしまって、あのキャラクターの元ネタはこの王子なのかと思ってしまった。
    しかし、後半の章になるにつれ高潔で正義感の強い人物になってしまい、さ

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    2018年02月25日
  • ハティの最期の舞台

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    ネタバレ

    女子高生ハティの死について、死後の操作の様子と、死ぬ前のハティの様子が交互に描かれる。最後の真相はよくある感じだったけど、全体的にはまずまず面白かった。

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    2018年02月07日
  • 出口のない農場

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    先が気になってしまい、ゆっくり読むつもりが
    一晩で一気読み。
    この真っ赤な表紙と、
    でかでかと書かれたタイトルが
    チェーンソーでも持って殺戮を繰り返す犯人が居る
    悲劇の農場から逃げられないー!
    って感じがしますが、全くそういう話じゃないな…。
    たぶん(笑)

    風景描写が秀逸。
    白い埃だらけの真夏の砂利道、
    静かな月夜の湖と水の冷たさ、
    瑞々しい森の中の物言わぬ彫像の数々。

    静謐の廃屋のような家庭内で繰り広げられる
    秘密の家族劇、と言った処。
    主人公ショーンが何故フランスの農場に辿りついたか、
    経過と共に進められていく。
    しつこすぎない、
    丁度良い丁寧な描写が最後まで印象的でした。

    ルルかわ

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    2017年02月05日
  • 出口のない農場

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    マティルド、グレートヒェン、クロエ、どれも世界文学のヒロインの名前だ。そして主人公に与えられた唯一の本が『ボヴァリー夫人』。これに裏の意味を読み取るべきか。

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    2015年12月16日
  • 出口のない農場

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    主人公ショーンの過去についての謎と囚われた農場の家族の中にある秘密。
    過去に起こったと思われる殺人は本当にあったのか、登場人物はそれぞれ白か黒か。
    最後の急展開までわからなかったです。
    脇役にすぎない使用人ジョルジュですら不気味な感じだし、飼われてる雄豚も凶暴で登場人物以上に怖いです。

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    2015年10月25日