坂本あおいのレビュー一覧

  • サイコセラピスト

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    心理療法士の僕が
    夫を殺した女性を救いたくて
    その女性がいる施設にスタッフとして入る。
    「彼女を救えるのは僕だけ」

    僕自身も幼少期の心の傷を癒している。


    …とまぁこんな感じで始まる。
    読みやすいし引き込まれる。
    愛する夫を殺したのは何故?
    もしかしたら違う誰かがやったのか?
    そういう疑問の答えが知りたくて
    先に先に読んでしまう。


    終盤の方は「あーなるほどねー」
    そうきたか…。
    私の予想は半分当たって半分外れ。
    スカッとする感じではない。
    けど色々考えさせられる。


    結局セラピーとか意味ないんかい!
    とか思ってみたり笑
    本人がそこ(暗闇)から抜け出したい!
    って心底から思わない限り無

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    2021年11月24日
  • もう終わりにしよう。

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    ネタバレ

    "もう終わりにしよう。"と考えている〈わたし〉は、ジェイクの運転する車で彼の両親に会いに行っている。
    主人公は常に考えている。その思考がずっと流れている。この思考がぐるぐると巡るあたりは結構好き。
    永久に辿りつかないと思ったジェイクの家に着いた辺りから不穏な雰囲気が一層色濃くなる。

    こんなにも読み手に緊張状態を強いる小説を読み始めたことに後悔した。途中からは早く読み終わりたいと願って一気に読んだ。

    どこまで書いていいのか匙加減が難しい。
    たくさんの仕掛けのある小説だと思う。
    だけども怖すぎたので、もう読みたくない。今のところは。

    読み終えて自分でも意外だったのは、涙が

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    2021年10月08日
  • ブート・バザールの少年探偵

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    あとがきにあった作者が伝えたかったものは、子どもたちの日常描写からよく伝わってきた。宗教上の対立、リンチ、誘拐、貧困など社会の様々な問題が子どもの視点を通して語られる。元気でちょっと生意気な子どもたち自身も、ときに無意識に差別をしてしまっていることも。
    最終的にミステリーの謎が解けるのかと思っていたけど、解けないままなのが現実逃避をさせない感じだった。実際に警察が本気で捜査を全うするまで、毎日消える180人の子どもたちの行方はわからないままなんだと思う。
    最近は早川書房の海外文学を通して英米以外の国の人々を描いた作品に触れることで、自分が知らなかった世界について知ることができて勉強になってる。

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    2021年08月31日
  • ブート・バザールの少年探偵

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    平積みにされていたのでなんとなく手に取りました。
    主人公が本当に8歳だか9歳の子供の思考と言動で、作者さんすごいなって思いました。子供特有の、テレビのまねっこやら、自分の周囲の狭い世界の中で容疑者を特定したりとか、大人たちの噂話を何も考えずに口に出しちゃったりとか、移り気で一つの事に集中できないところとか、子供ってそうだよねぇというのを大人が書けるのがすごいな、と読んでいて思いました。その分、きちんとした捜査が出来るはずもないのでお話は遅々として進まないんですけどね(笑)

    インドでは毎日約180人の子供が行方不明になる、と帯に書かれてましたが、犯罪に巻き込まれて命を落とす子も多いんだろうなぁ

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    2021年07月03日
  • ブリット=マリーはここにいた

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    ブリット・マリーの孤独な気持ち、満たされない気持ち、不安な気持ち。正しくあろうとして自分も相手も雁字搦めにしてしまうような感じ。わかるなって思う。バッドエンドでもハッピーエンドでもなく、いろいろ考えさせられる物語だと思う。

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    2021年06月13日
  • ブート・バザールの少年探偵

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    インドのスラム街に住む、刑事ドラマ好きの少年ジャイ。
    ジャイのクラスメートの失踪から始まる子供たちの連続失踪事件。事件は、終始、少年の目線で語られる。
    そこで、明らかになる、学校の無関心(ことなかれ主義)、賄賂を要求する警察、持つ者と持たざる者の分断、宗教と差別。
    インド社会の歪みとそこに潜む闇の深さに衝撃を受ける。

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    2021年05月15日
  • もう終わりにしよう。

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    ネタバレ

    Netflix版観てからなので結末を知りつつ。
    だけどラストへ向けてのあの言葉の連なりはゾッとする。
    し、やっぱり腑に落ちないっていうかよく分からない…。
    孤独を突き詰めすぎると生んでしまうのだろうか。

    ドグラマグラ感あるよなあ。

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    2021年03月13日
  • もう終わりにしよう。

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    ネタバレ

    終始不穏な空気が漂うも何か起こりそうで何も起こらない、いったいこれは何の話なのか。
    何が始まるのか、どう終わるのか、気になって気になって読み進めてしまう。
    結局二重人格か妄想かどっちかわからないけど
    最後の最後まで引っ張っておいて散々期待値を上げておいてこれかぁ…という感じ。
    序盤の雰囲気がすごく良かっただけに結末は残念。

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    2021年03月01日
  • もう終わりにしよう。

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    なんだかよくわからない語りが続いてなんとなく怖い。
    全てが思わせぶりな状況に意味があるのかどうなのか、全てを解釈しようと思えばできるのか、わからないけど、そこまで考えたくなるかというとそこまでではない。

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    2021年02月28日
  • もう終わりにしよう。

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    正直、一回読んだだけだと、全然内容理解できませんでした。


    最初の方は比較的テンポ良く進んで、話もついていけるですが、ちょうど半分くらい?読み進んだあたりから、何やら回想のような妄想のような話が増えていき。。。

    最後まで読み終わっても誰に何が起こったのか、理解できず。。

    2,3回くらい最後の方を読み返して、ようやく理解できるという感じです。
    (わたしの読解力の低さも問題かも笑)


    内容がわかって、「あー、そうだったのか!爽快!!!!」と思えれば何回か読み直しても読み直しがいがありますが、


    この作品の場合は、内容がわかっても、「んー、、、で??」って感じだったので、ちょっと期待はずれ

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    2021年02月19日
  • もう終わりにしよう。

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    ネタバレ

    横文字などもあまり出てこないし、
    セリフの言葉が中々深くて良かった。

    ただ読んだ後スッキリする感じはしない。
    読んでてずっとどうなるんだろうとか
    なんで本人からずっと電話が来るんだろうとか
    疑問はたくさんありながら読んでいく。

    疑問と答えが全部スッキリする感じじゃなく
    なんだかもやっとする。

    結果的に、あの時あの女の人に電話番号を渡せていたら、こうなっていたのかなとずっと考える孤独感がすごい。最後自分で終わりにするのも悲しい。

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    2021年02月12日
  • もう終わりにしよう。

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    ネタバレ

    「もう終わりにしよう」という思いを胸にしながら恋人ジェイクの両親の家へ一緒に挨拶に向かう私。

    少し前から起きている謎のいたずら電話と道すがら次第に違和感、緊迫感が高まっていく2人の会話。

    この話、どこに向かうのだろう、何か起きようとしている、でも具体的な手掛かりはない。
    胸のざわつく心理サスペンス。

    解説によると著者の独特なテーマを有した作品は哲学サスペンスというジャンルを築きつつあるらしい。

    Netflixで映像化されているというが、まさに映像向きの作品。
    特に後半のジェイクはもしかして…を感じ始める辺りからはむしろ文字づらだけでは良くわからず、イメージで読む感じで、自分の中で勝手に

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    2021年01月17日
  • もう終わりにしよう。

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    映画版が読書会の課題映画だった。映画が原作を乱暴に改変しているとの批判を見て気になって手に取った。凝った構成になっているので、色々な解釈が出来るところもある。なので、映画版は一解釈としてありだと思った。ネタがわかってしまうと拍子抜けするところもあるが、まあまあ楽しめたと思う。

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    2020年12月02日
  • おばあちゃんのごめんねリスト

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    序盤はちょっと読み進むのに時間がかかったけれど、段々わかってくるにつれてページを捲る手が止まらなくなった。
    ちょっと変わった、愛すべき人たちの物語。

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    2020年11月10日
  • サイコセラピスト

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    ネタバレ

    最初の数ページで、救われない主人公が見えた。
    ミスリードが張り巡らせていて、もしかしたら思い違いかも、と思ったが、やはりそうだった。
    アルケスティスはちょっと調べてみよう。

    ネタバレ
    画家のアリシアは、夫を殺す。
    アリシアは二度死ぬ
    1回目は父親から。
    アリシアを隣に乗せて車で突っ込んで自殺した母。
    その夜、父親がわめき散らす。
    死ぬなら、母でなくアリシアだと。
    その時、アリシアは、今父親から殺された、という。
    そんな幼少期を過ごしたアリシアは人との距離が適切でなかったが、夫をあいしていた。
    夫は、主人公セオの妻と浮気していた。
    アリシアはその浮気を知らなかったが、アリシアと同じくひどい父親

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    2019年10月17日
  • 出口のない農場

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    最後まで私は楽しく読めたけど、農園の闇が明らかになるまでが長すぎる気がした。だから、100ページぐらい削っても問題ないと思う(笑)

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    2019年05月29日
  • 幸せなひとりぼっち

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    私は、頑固者が大好きだ。
    愛らしい頑固者のオーヴェ。こういう人が生き辛い世の中になってきているのが哀しい。
    スウェーデンの話だけど、日本にもこういう人が、昭和にはいっぱいいたよね。

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    2018年09月17日
  • 幸せなひとりぼっち

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    スウェーデンの頑固じいちゃんオーヴェ
    ご近所さんとのふれあいがコミカルに語られて
    最後はホロリ

    想像してたよりコミカル
    もっとシリアスで感動的なストーリーを
    想像してたので違ったけど
    軽い感じで楽しめた

    オーヴェは最後にふれあいを感じた
    オーヴェは何も変わってないし
    頑固爺ちゃんの見えなかった、いいところが
    透けて見えたストーリー、見つけてあげることも
    大事なことなんだと感じた。

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    2018年07月30日
  • ハティの最期の舞台

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    ミステリというより、ちょっと火曜サスペンスみたいな読後感。
    結果は知りたいので一気に読みましたが、終わってみたらなんてことはない結末にガッカリ。

    登場人物が魅力的でないのも火曜サスペンス的

    「ハティの最後の舞台」、題も大げさかなあ。

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    2018年06月12日
  • 出口のない農場

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    星3.5

    閉塞感漂うミステリー。舞台設定のみならず、登場人物すべてに暗い影が付き纏っているので重苦しいことこの上ないが、いい意味で雰囲気が出ている(フランスドラマの『不感地帯』的)。

    主人公は監禁されている訳ではないのに何故か本気で逃げ出そうとしない。その背景は途中途中に挟まれる『ロンドン』エピソードで小出しにされ、メインストーリーでは事件どころか淡々と日常が過ぎて行くだけだ。過去のエピソードは、あくまで主人公を逃げられない状況に置く為であり、あの農場で、あの家族を側から観察する役目を主人公に課している。傍観者以外の役目を持たない主人公は、農場の秘密を暴くでもなく、真実が明らかになってもな

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    2018年05月03日