坂本あおいのレビュー一覧

  • ブート・バザールの少年探偵

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    読み終えるのにとても時間を要した。
    インドの固有名詞などになかなか慣れないせいもあるかもしれない。
    内容は、少年(子供)たちが活躍する話しかと思ったら、なかなか重い、インドの社会問題を描いたものだった。
    インドという国に漠然と抱いていた印象以上に、現実は恐ろしいようだ。

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    2024年02月11日
  • 生存者

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    何よりも構成の練り具合が巧みで、後半に読み進めるほどに味わい深くなる小説でした。

    最初は展開や構成に混乱して、あまり内容がよくわからなかった。

    進むにつれてリトリックがわかってきて、展開を予想する面白さも出てきた。
    三兄弟と両親と冒険を通じた家族愛を感じる作品。

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    2024年01月14日
  • サイコセラピスト

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    終盤からは見事にページターナーの術にかけられた。おいおいおいマジかよオイと途中気を抜いて読んでたところを、ギュッと引き締められクイッと一気に引き寄せられる感覚に。

    本を閉じた後の表情は、目をまん丸にひん剥いて口はOの形に開けているあの絵文字で決まりでアール。

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    2023年11月30日
  • ブリット=マリーはここにいた

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    『おばぁちゃんのごめんねリスト』に出てきたブリット・マリー。脇役だった(しかも嫌われ者だった)彼女が主役!正しいこと、片付いていることが大事だと生きてきた彼女。古い価値観から抜け出せないお堅い彼女が、62歳になって専業主婦をやめる。知らない町で知らない人に囲まれて生活していくうちに、ブリット・マリーは自分自身のために自分の人生を選ぶことを考える。

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    2023年10月19日
  • もう終わりにしよう。

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    ネタバレ

    「もっと遠くへ行こう」がものすごく面白かったので、読み終わった翌日に本屋さんに行ってこれを買った。
    「もう終わりにしよう」を読み終わったあとは、意味がわからん!となって謎解説に手を伸ばしてしまったが、その中の解釈の一つを読んでなーるーとなった。こういうのにすぐ手を出さずに自分で考えられる人間になりたいとずっと思ってるけど、謎知りたい欲が強すぎてまだなれてない。
    その謎の真相めいたものを片手にパラパラと読み返し、最後はがっつり読み返したら、仰天の真相を通り越してなんか寂しい気持ちになった。
    先の「もっと遠くへ行こう」もそうだけど、この作者は人と人の関係になにか思うところがあるのかもしれないと思った。作品から作者の人柄を伺おうとするのはマナー違反かなと思いつつ。
    いや、というか、多かれ少なかれ、人と人の関係には、こういうところがあるのかもしれないな。あのとき、っていうことが。それを重いものと考えたことはなくて、チャンスは何度でもあるように私は考えていたけど、失われた一回の重さっていうのはもしかしたら、そのあとにチャンスがまたあろうがなかろうが、実は変わらないのかもしれない。人の命の重さが誰であれ変わらないのと同じような感じで。
    〈わたし〉が、「もう終わりにしよう」と思っている設定になっているのも、そうでないとジェイク自身がやりきれなかったからかもしれないな。

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    2023年10月13日
  • おばあちゃんのごめんねリスト

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    この著者の本は初めて読んだ。なんだか、楽しい気分で読めた。ハリー・ポッター、スパイダーマン、X-メン、、、が好きなら尚更。

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    2023年10月12日
  • 生存者

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    ニルス13歳、ベンヤミン9歳、ピエール7歳の三兄弟は、湖畔のコテージで水泳競争をしたり森で探検したりして過ごす。
    両親は、彼らを見ているようでいて関心がないのがわかる。
    三兄弟は、楽しんでいるようには見えなくて、ただ時が過ぎるのを待っているような気がして仕方ないのだが…。

    彼らの少年時代を振り返りながら…それはベンヤミンの記憶だったが、思いだしながら現在と過去を行き来する。
    20年後、母親の骨壷を持って湖畔のコテージに戻ってきたのは…。
    彼ら兄弟は、何を思ったのか。
    両親をどう思っていたのか。
    そのなかでもベンヤミンの歪んだ記憶が修正されたとき、こんなにも記憶に蓋をするような出来事だったのかとことばも出ない驚きだった。

    コテージでの夏の出来事、楽しめるはずなのに両親は酒浸りといってもいいくらいで、勝手に怒りだしたり情緒不安定。
    ベンヤミンは常に両親の機嫌を気にしていていた。
    ニルスは距離をおき無関心で、ピエールは粗暴さを身につけた。
    これはネグレクトとも呼べる状態であったのかもしれない。
    そんな中でおこる出来事を嫌な部分は抹消したいと望んだ結果だったのだろう。

    夏の記憶としてはとても悲しい。









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    2023年09月03日
  • 幸せなひとりぼっち

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    無愛想で融通がきかない頑固なオーヴェ。
    最初はなんだこのジジイ、近所にいたら絶対会いたくないタイプだ…と思いながらも読むとクスッと笑えるシーンがあり、オーヴェもそんなに嫌じゃなくなります。

    ご近所さんと付き合っていくうち、むしろこのオーヴェの頑ななところ、一途なところが可愛く思えてくるので不思議です。向かいの家のパルヴァネ1家も良い人達ですが、個人的にはイミーが可愛くて好きです。猫を体温で温めるシーン大好き。

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    2023年06月10日
  • もっと遠くへ行こう。

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    ジュニアは、『もう終わりにしよう』の映画に引きづられて、脳内でジェシー・プレモンスが演じてくれていました。

    ジュニアは自覚なくヘンを自分の所有物だと思っている節があって、そういうとやぞ!が無数に転がっていた。あまり強調されていないので、ジュニア寄りの感覚を持っている人は、ヘンの行動原理が分からないのでは。そもそもこの小説を選んで読む人に、そんな鈍感な人はいないか。

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    2023年05月17日
  • 幸せなひとりぼっち

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    映画"OTTO”は、スウェーデン発の本書を原作とする映画のリメイク。
    OTTOにじんわりと良さを感じたので、原作を読むつもりで本書を読んだ。

    もちろん基本的な話の流れはOTTOと同じ。
    ただ、OTTOにはOTTOなりの、本書には本書なりの細部があり、それぞれのエピソードが、それぞれに良い。
    ややもすると偏屈じじいの暗黒面に陥りそうになった時に、本書を読む。または、映画を見直すことによって、偏屈になって自分の視野を狭めることよりも、相手を受け入れることが大事だという視点を思い出すべきだ。

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    2023年04月17日
  • 幸せなひとりぼっち

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    映画を見る前に予習で読みました。
    オーヴェは初見変人だが、信念のある人間でした。

    ちょっと日本語訳がわかりづらいなとおもったけど、その辺りはオーヴェのような癖のある感じを表現するためか?と捉えて読みました。

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    2023年03月06日
  • 幸せなひとりぼっち

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    オーヴェの周りにいる人と同じように
    読み進めるうちに彼に対する印象が変わっていった。
    苦手に思っていた最初の頃は読むスピードも遅く
    だんだんと好きになって行く中盤にはグングンと読むスピードが上がっていった。

    最後は
    人生ってそういうものなんだね
    と 悲しい気持ちとホッコリする気持ちが入り混じったような気持ちになりました。

    出逢えて良かった一冊

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    2023年02月13日
  • 幸せなひとりぼっち

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    序盤でつまずき、長年積読でした。
    読み進めていくにつれ、読みやすくなりました。
    オーヴェの良さや温かく個性的な周りの人々、最愛のソーニャ。全てが良かった。
    途中もクスッと笑えるシーンが多々あり
    心がじんわり。
    今年最後にこの本を読めて良かったです。

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    2022年12月31日
  • おばあちゃんのごめんねリスト

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    ネタバレ

    大好きなおばあちゃんが亡くなる直前に手紙を渡すミッションを受けとった主人公。
    そのミッションをこなすうちに見えてくる、同じアパートに暮らす一見変わった人たちの悲しい過去。
    子供向けの物語のように見えて、現実の問題を扱っている深いお話です。

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    2022年12月31日
  • もっと遠くへ行こう。

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    ネタバレ

    海外の本にしては登場人物も少なく名前も覚えやすいし、区切りも多いのでとにかく読みやすい。
    ずっと不穏な空気で区切りの最後にいつも気になる一言を言ったりするので、気になって一気に読みたくなる。

    最後の方はジュニアはAIかなんかなんだろうなとは思い始めるけど、ちゃんと気持ちをもっているし本物のジュニアが帰ってきてもヘンは本物のジュニアよりAIのジュニアに気持ちを持って行かれている。

    最後はヘンもヘンのAIを送り込んでるのかな?

    あとカブトムシはなんなんだろ?

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    2022年11月26日
  • もう終わりにしよう。

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    先に少しネタバレを見てしまっていたが、それでもかなり面白く読めました。
    内容は暗く救いようのないストーリーですが。
    書面通りに受け取るべきかどうなのか、いろんな解釈ができるところが良いですね
    オチへの匂わせなのか、それとも読者の反応を楽しんでるのか、、
    一文一文が鍵のような、そうでないような、、
    表紙に騙されるとか言われてますが、私はかなり内容に沿った表紙なんじゃないかと思いました。すごく悲惨ですがどこかブラックユーモアな内容な気もするし。

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    2022年09月22日
  • もう終わりにしよう。

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    わたし/ジェイク
    カップル/結婚
    ひとり/孤独
    現実/空想
    パートナー、家族、友達がいない人。
    空想の世界に生きる人。
    終わりにするのは何に対する別れ?

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    2022年08月05日
  • 出口のない農場

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    ネタバレ

    法人類学者デイヴィッド・ハンターと同じ作者だったので。

    秘密を抱えて逃げてきた男と、
    秘密を抱えて逃げることのできない女。
    読んだことはないはずなのに、
    映画化もされていないのに、
    こんな映画を見たことがあるような気がした。

    いや、映画ではなく、アメリカのドラマ、
    異常心理の犯罪を追うFBI行動分析班「クリミナル・マインド」で
    似たような話を見たのかもしれない。

    パリで英語教師をしていたイギリス陣の男性は、田舎に逃げてきて足に怪我をしたため、
    とある農場に留まることになってしまった。
    助けてくれた女性は、息子、父、妹とともに暮らしているが、
    町の人々とは付き合いをしていないらしい。
    女性の夫がいないが、どこへ行ってしまったのか。

    法人類学者デイヴィッド・ハンターとは
    同じ作者だとは思えないぐらい、
    雰囲気のちがう、心理サスペンスといった作品。
    自ら選んでは読まないタイプのミステリーだったが、
    一応、面白かった。

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    2022年06月30日
  • 新アラビア夜話

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    著者は「宝島」「ジキルとハイドなど」のスティーヴンスン。
    悪漢が闊歩するヴィクトリア朝ロンドンで、ボヘミアの魅力的な王子フロリゼルと、忠臣ジェラルディーン大佐の冒険譚です。
    しかし…この作者は、スティーブンソン、スチーブンソン、スティーヴンソン、スティーヴンスン。。などなど翻訳者さんにより表記が違うので、検索するときに非情に見つけづらい!!ヽ(`Д´)ノ


    『自殺クラブ』
    自殺志望者が集まる秘密結社『自殺クラブ』を巡る3つの物語。

    ロンドンに滞在するボヘミアの王子フロリゼルと、忠臣ジェラルディーン大佐が訪れたバーで、人々にクリームタルトを配って回る若者が現れた。若者は、生きることに絶望して「自殺クラブ」へ入会し、最後の散財をしているという。興味を示したフロリゼル王子は、自分も自殺志望者だと偽りその怪しい組織へと潜入する。
    そこではクラブの会長が会員たちを集めて、トランプゲームにより殺される者と殺される者を選び出していた。
    クラブ参加者の命運を見た若者は自殺を思いとどまるが、ある夜フロリゼル王子が殺される者のカードを引き当ててしまう。
     /「クリームタルトを持った男」

    自殺クラブを解体させたフロリゼル王子だが、会長の影響力はまだ強かった。
    アメリカ人青年スカダモアは、美しい女性から逢引の誘いを受ける。すっぽかされたスカルダモアが家に戻ると、自分のベッドに男の死体が残されていた。
    呆然とするスカダモアの前に友人ノエル博士が現れた。ノエル博士はスカダモアの大きなトランクに死体を詰めさせ、旧知のジェラルディーン大佐を紹介する。スカダモアはフロリゼル王子とジェラルディーン大佐の一行に加り、税関も素通りできた。
    しかしこの死体は、自殺クラブ会長を追っていたフロリゼル王子の手の者だったのだ。
     /「医者とサラトガトランクの話」

    街を歩いていたリッチ中尉は、優雅な二輪馬車の御者により不思議な屋敷に送り届けられた。屋敷の中は紳士たちの賭博場だった。そして屋敷の主は客たちの様子を観察するかのように屋敷を回っている。
    ホストの目に叶ったのは、リッチ中尉と歴戦の老兵オルック騎兵少佐の2人だった。
    ホストの正体はジェラルディーン大佐で、フロリゼル王子が自殺クラブ会長との決闘の立会人として、信頼できる紳士を探していたのだった。
     /「二輪馬車の冒険」


    『ラージャのダイヤモンド』
    世界で6番目に有名なダイヤモンドを巡る4つの物語。
    最後にサラッと書かれていたフロリゼル王子のその後が…(@_@;) 王子なにやってんの…

    60歳になるトマス・ヴァンデラー卿は「ラージャのダイヤモンド」と呼ばれる素晴らしいダイヤモンドを持っていた。贅沢三昧により破産寸前となった若い妻は「ラージャのダイヤモンド」を含む財宝を夫から盗み出そうとする。
    ヴァンデラー卿の秘書のハリーは、ヴァンデラー夫人から丸い箱をある場所に持っていくように頼まれる。その場へ向かうハリーをヴァンデラー卿と、夫人の従兄弟が追いかけてくる。
    走って逃げるハリーは、侵入した他人の家の裏庭で、丸い箱の中の宝石をばらまいてしまう。
     /「丸箱の話」

    ヴァンデラー卿の「ラージャのダイヤモンド」を拾ったのは有能な若い学者で聖職者のロールズ師だった。ロールズ師はダイヤモンドの美しさに魅了されてネコババしようとする。
    ロールズ師がダイヤを持っていることを知った持ち主のトマス・ヴァンデラー卿とその弟で元軍人のジョン・ヴァンデラーは、ロールズ師を狙う。
    やがてロールズ師は、ボヘミアの若くて魅力的な王子フロリゼルと知り合いになり助けを求める。
     /「若い聖職者の話」


    銀行員の若者フランシス・スクリムジャーに、匿名の素封家から援助の申し出がある。どうやらスクリムジャーはその匿名者の私生児で、彼の言うとおりの結婚をすれば財産をもらえるらしい。
    しかしこの話には「ラージャのダイヤモンド」を巡る人々の出し抜き合いが隠されていた。
     /「緑の日よけがある家の話」


    ロールズ師の持っていたラージャのダイヤモンドは、いまはボヘミアの王子フロリゼルの手に預けられた。
    外交特権のあるフロリゼル王子だが、このまま持っていては国際問題になる。だが持ち主に返せば罪に問われる者、理不尽な処遇を受ける者が出てきてしまう。思考を巡らす王子の前に刑事が訪れる。
    さあ、いかにすべきか。
     /「フロリゼル王子と刑事の冒険」

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    2022年05月10日
  • ブート・バザールの少年探偵

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    インドのスラム街を舞台とした少年探偵ミステリー。インドのお話をきちんと読んだの初めてだったのですごい色々びっくりした。衛生状態めちゃくちゃ悪い。治安も悪い。とにかくひどい。このことを知れただけでも貴重な本

    9歳の少年ジャイの目線で物語が進むんだけど、合間に入る三人称の物語がキツい。訳者さんのあとがきでもあるけど、作者のジャーナリストとしての視線がすごい反映されていて読んでいて苦しくなる。
    でも、ジャイの視点は明るくて元気で、なんかまたそれがキツいよなぁ。
    いやぁ、すごい物語だわ。

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    2022年02月18日