平木典子のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
ネタバレアサーションとは、自分の思いと相手の思いの違いを認めつつ、勝ち負けではなく、説得や妥協でもなく、自分の気持ちを表現し、相手に共感する中で、落としどころを見出そうとする努力を通じた人間関係作りだと感じた。
アサーションは人権の一つであり、尊重すべきものであること。表現手法としてのDESC(Describe:客観的な状況描写、Express,Explain,Empathize:主観的な想いや共感の表明、Specify:提案、Choose:選択肢のオプション)が参考になった。
マンガのストーリーは、内容が表面的で、やや物足りなく感じた。
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Posted by ブクログ
本書を読んで、アサーションという考え方はとても大切だなと思いました。
ただの伝え方の言い回しとかのテクニックではなくて、お互いを尊重すること、自分のことも大切にするというマインドの部分が特に為になりました。
「葛藤を恐れずに自分の思いを伝えることから相互理解が始まり、葛藤を一緒に乗り越えることができたとき、関係が深まるわ。
恐れずに自分の言葉で話し合ってみて。」
このセリフからも分かるように、自分の思いをきちんと伝えられたとしても葛藤は起こるし、でもそこで相手との関係性を諦めちゃいけないんだなと思いました。
色々と気付くことが多くて、アサーションについてもう少し勉強してみようかなと思いま -
Posted by ブクログ
ネタバレちょっと物足りないなと思うところもありますが、よい本だと思います。
物足りないと感じるのは、教科書的だからなのかな。高校生くらいの教科書になったらいいかもしれない。
整理されてるし、具体的です。
自己開示をして、ありのままの自分を外に示さないと、自分のことを自分で分かることもできない…。かつての私はそうだったなーと思います。
人と付き合う前に、ありのままの自分と付き合うことが大切というのが、この本の中心メッセージです。
以下は、本を読んで強烈に思い出した、私のエピソード。
ATMとかレジとか、最近は、少し離れたところが列の先頭になるように印があったりするところ、時々あるのだけど、そうなっ -
Posted by ブクログ
カウンセリングとはいったい何なの?と最近、疑問に思っていたので、この本を手に取った。平木典子さんの本は知識のない初心者でも読みやすい。
カウンセリングの理論は1種類だけではなく、多岐にわたってあること、種類についても詳細に書かれてある。
カウンセリングに必要な条件として、「共感性」「邪気のないこと」「人間と畏敬の気持ち」を上げている。その為に、カウンセラーはトレーニングをする。「人間理解の方法を知っていること」、「人間援助の方法を知っていること」、「カウンセラー自身が自分を十分に知り、自己受容できていること」
ができるようになる為にである。そして、カウンセリングの技術訓練も必要となる。