あらすじ
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以上、あらかじめご了承の上お楽しみください。
「アサーション」は、自分も他人も尊重しながら、お互いに気持ちのよい自己表現をするための考え方。
その具体的方法を、平木典子先生の監修で分かりやすく紹介します。
「自分をうまく表現できない」「もっとうまく表現したい」
という気持ちになる体験は誰にでもあるもの。
そして、必要な場合に適切な自己主張ができないと、
人間関係上、生活上でマイナスになることもあります。
そうした場合に役に立つのが「アサーション」です。
これは、相手に合わせて自分を抑えるのでもなく、
逆に自分の気持ちを相手に攻撃的にぶつけるのでもなく、
お互いに気持ちよく自己表現をするための方法です。
イラストと図解を用いて、
アサーションの考え方をわかりやすく説明するとともに、
具体的な事例をたくさん入れ、
適切な対応法が自然に身につくように工夫しました。
この本を読むことで、
あなたのコミュニケーション力はぐんとアップし、
毎日がさわやかで前向きなものになり、
人間関係も円滑で心地よいものになります。
日本にアサーションを紹介し、
多くの人たちの指導とカウンセリングにあたることで、
幅広い支持を集める平木典子先生の監修です。
平木 典子(ひらきのりこ):1936年生まれ。臨床心理学者。
臨床心理士・家族心理士・上級産業カウンセラー・日本カウンセリング学会スーパーバイザー/カウンセラー。
専門は、カウンセリング・家族心理学・家族療法・アサーション。
家族療法とアサーショントレーニングを中心とした臨床と人間関係促進のトレーニングに従事。
臨床心理士養成指定大学院において20年余、臨床心理士の養成・訓練に携わるかたわら、統合心理療法研究所(IPI)を主宰。
「図解 自分の気持ちをきちんと伝える技術」「アサーション・トレーニング」
「自己カウンセリングとアサーションのすすめ」など著書多数。
感情タグBEST3
Posted by ブクログ
アサーションの本の中では、図解と文章が良い割合でまとまっており読みやすい本だと思う。
1.3つの自己主張からアサーションを理解すること
2.感情、思考、行動型のバランスをとること
3.アサーションが必要な具体例
4.アサーションを獲得する段階
5.アサーション権
6.非現実的な考え方
7.自分メッセージ、自己開示、アサーションスキルについて
8.質問の仕方、おまけの答え、確認しよう
9.傾聴、アサーショントレーニングについて
という流れである。アサーションの全体像をおさえるためにも良い本だと思う。
Posted by ブクログ
アサーションについて詳しく学べた。
自分は非主張型だから、もう少し勇気を持って自分を主張していく必要があると思った。
非現実的な思い込みは捨てたい。
人はみんなから愛されなければならないとか。
Posted by ブクログ
アサーションという自分も相手も大切にして話し合う行動について丁寧に挿絵を織り交ぜながら書かれている。
アサーションとはどういうものか、権利について自分の思考の癖のワークに加え具体的な事例からどのように対応していくことがアサーションにつながるのか書かれており、プラスアルファでよりよく行動できるための心の方針軸も書かれている。
自分の心を整理し、気持ちよくコミュニケーションをとっていきたい人。アサーションについて知りたい人に向けた入門書になる。
Posted by ブクログ
人間関係を良くするには、良いコミュニケーションが必要だ。
良いコミュニケーションをとるための考え方がアサーション。
自他を認め、尊重するコミュニケーションの考え方がアサーション。
基本的人権に絡めて説明している箇所が興味深かった。
Posted by ブクログ
アサーション=自分も相手も大切にした自己表現・コミュニケーションについて、
それがどういうものなのか、事例を使ったり、ポイントをまとめたりして平易に解説している本。
攻撃的な表現(あなたがダメ)でもなく、非主張的な表現(わたしがダメ)でもなく、私たちは皆、冷静に私メッセージ(主語が「わたしは」)を使って、アサーティブな表現する権利があるし、表現しない権利もある。その責任は、自分が負う。お互いが表現し合えれば、葛藤は当然生じる。
頭では分かっていても、なかなか実行するのは難しいなと思う。
エリスのABCD理論の話が面白かった。
感情は何らかの状況や出来事が引き起こすものではなく、
何らかの状況や出来事activating eventをどんな考え方beliefで受け止めたかということにより、問題や悩みconsequenceが生じる。そのため、考え方を論破disputeすれば問題や悩みも変えられる、というもの。
たしかに、怒りは他人に引き起こされるものではなく、自分が起こすものと言われたら、そりゃそうだ。
それから、DESC法=問題解決のためのアサーションの話もよかった。
describe 現状や相手の行動を客観的に描写して
express それに対する自分の感情を、ときには相手の気持ちに共感しつつ、私メッセージで表現する
specify 上記をうけ、解決策や妥協案を具体的に提案する
choose 相手の返事がyes/noだった場合のセリフをそれぞれ考えておく、というもの。
Posted by ブクログ
日経ウーマンを読んでいて、アサーションという知らない言葉が出てきたので、勉強のために読んでみた。絵が出ていたり、例が出ていたりするので理解しやすい。
特に勉強になった点は、態度と言葉の内容を一致するように心がけようというもの。ふくれっ面で「いいですよ」はNG
「攻撃的な」上司の下で働く「非主張的な」部下は、「攻撃的な」夫、父であるとも言える。彼らの社会生活は妻や子供の忍耐と犠牲の上に成り立っている。
Posted by ブクログ
他のアサーションの本と違い、
アサーションって簡単そう、という感じが良かった。
そのためそれほど詳しく書いてあるわけではないけど、
初めてアサーションについての本を買うならこれか。
Posted by ブクログ
アサーションについて基礎的なことを学べた。割と意識してる方だけど苦手な場面のアサーションがあった。それを今後鍛えて行きたい。アサーションのレベルを上げて関係を築きたい人とはつくれるようにしよう
Posted by ブクログ
アサーション 自他尊重の自己表現 自分の気持ち考え信念などを正直に率直にその場にふさわしいの方法で表現すること。
まずは自分を知ることが大事。P22の自分を知るページでは主観的なことを重視する傾向が見られた。
第3章の事例は、あまり役に立たなった。
読み進めていくにつれ、疲れた。アサーションの権利の説明で、アサーションしないのも手と書かれていた。
疲れた理由は、自分は人とのコミュニケーションを避ける法なので、顔を合わせ直接話すことに抵抗があるためだろう。想像したら、とても疲れた。
Posted by ブクログ
父に渡されて。
「他人が悪い」「他人を思っての行動」「他人が」「他人が」「他人が」ではなくって、「他人はこうした。そのとき私は」と考えるのが大切。
不愉快なことはきちんと伝える。怒ったら自分の損。
個人主義的な生き方。