為末大のレビュー一覧

  • ことば、身体、学び 「できるようになる」とはどういうことか

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    面白い対談だった。この本の中で話題にのぼった本は読みたいと思ったので読みながら別にメモをしておいた。今後の楽しみにする。私自身スポーツをやってきて、ここで語られるほどの領域に到達できなかったけれども、確かにことばと、身体と、学びというのは関連し合っていると、これは実感として腑に落ちる。

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    2025年07月13日
  • ことば、身体、学び 「できるようになる」とはどういうことか

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    学びというものは深い、ということを再認識させられた。言われた通りやればそれなりにできるが、平均値を超えることは難しい。頭を使ってトライアンドエラーを繰り返していくこと、これに尽きる。頭を使うにもことばが必要であり、現状のままでなく変化し続けなければならない。一流の人々はそれができるのだからすごい。

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    2025年07月12日
  • ことば、身体、学び 「できるようになる」とはどういうことか

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    言葉と身体、学びの関係性について解説した本。

    理解できているとは「自分で言語化できている」こと。

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    2025年05月15日
  • 諦める力~勝てないのは努力が足りないからじゃない

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    成功しない人は、現在の状況をもとに決断を下す。成功する人は、自分が行きたい場所を基本として決断を下す=自分の実力より上の人と戦うことが成長を早める。

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    2025年01月05日
  • ことば、身体、学び 「できるようになる」とはどういうことか

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    対談なのでそれほど深掘りした内容ではなく、さらにそれぞれみてる部分が微妙に違いながら会話が続いていくところ自体が言葉の持つ力であり、完全に分かり合えなくてもわかった気になる効果を鮮やかに描き出しているようにも見える。

    「これはこういうことですよね」とまとめようとする時点でそこにはズレが生まれてしまうように見えるのは厳格すぎる見方なのかもしれないけど。この人のこれとあのひとのこれが完全に一致することはなかなかない。

    為末大の身体感覚の経験をベースにした話と今井むつみの言語研究ベースの話は違うレイヤーにいるように感じてしまうところがある。

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    2024年10月28日
  • 熟達論―人はいつまでも学び、成長できる―

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    世界陸上で2個のメダルを獲得した著者が、これまでの経験を体系化した現代の5輪の書とも言える内容。
    第一段階:遊 不規則さを身に付ける
    第二段階:型 無意識にできるようになる
    第3段階:観 部分、関係、構造がわかる。
    第4段階:心 中心を掴み自在になる
    第5段階:空 我を忘れる

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    2024年10月15日
  • Unlearn(アンラーン) 人生100年時代の新しい「学び」

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    スポーツ選手におけるアンラーンの事例が知れて面白いと思いました。
    アンラーンとは平たく言えば、変化するということなのだと思いますが、その変化のためのコストをいかに受け入れていくのかが課題であるなと思います。
    自分自身のアンラーンはある意味、変化のコストを自分が払えばいいので、なんてことはないと思うのですが、組織としてのアンラーン、つまり他者を巻き込んでの変化というのが難題であると思います。
    アンラーンの必要があるのは上の世代の人たちではあるが、上司たちに働きかけるということ難しいものはないなぁと悩むばかりです。

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    2024年02月12日
  • ことば、身体、学び 「できるようになる」とはどういうことか

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    スポーツでは、実際にデモンストレーションや、映像を見せ、よく見ればわかる、なんて指導が行われているかもしれない。でも映像は人が理解するにはあまりにも情報量が多すぎる。人が理解できるのはせいぜいのその中の一つ。熟練した人ならば自然に見るべきポイントがわかるが、経験の浅い人はそのポイントがわからず、いくら見ても向上しない。
    だからこそ、ことばが大切になる。ことばというのは、視覚や聴覚や触覚など、あまたある外界の刺激のある部分をぎゅっと抜き出して表現します。
    そして、すぐれたコーチは受け取る人の理解できることばを適切に使える人。
    そのためには言語能力を高めること

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    2024年01月03日
  • Unlearn(アンラーン) 人生100年時代の新しい「学び」

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    変わることに勇敢であれ。
    ということかな。

    思考することを放棄して、様々な寄る辺に依拠して、昨日と同じであることに安心するという態度では、ある日突然のようにうまくいかなくなるかもしれないよ。

    という話だったと思う。

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    2023年12月27日
  • Unlearn(アンラーン) 人生100年時代の新しい「学び」

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    思考の癖に気づき、見直していくこと。
    柔軟であり続けるためには工夫が必要であることがわかり、とても参考になりました。

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    2023年12月07日
  • 諦める力~勝てないのは努力が足りないからじゃない

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    自身のアスリート人生で諦めた経験をもとに、『諦める』ということをいろんな角度からこれでもかと語っている本です。
    本が1冊書けるくらい色々悩んで、たくさん考えたんだろうなあ。
    基本的には『諦めない』ことも人生にとっては重要なことではあります。だからこそ『諦める』という判断をするためには自分自身を冷静に分析する力が必要だし、まわりの人たちのなにげない言葉も影響を与えてしまうので結構デリケートに扱わなければならないですね。

    諦めるは明める。
    「自分の才能や能力、置かれた状況などを明らかにしてよく理解し、今、この瞬間にある自分の姿を悟る」

    自分も大学受験で第一志望を諦めきれなくて、2浪までしたけど

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    2023年12月07日
  • 熟達論―人はいつまでも学び、成長できる―

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    日本記録保持者、為末さんの「熟達論」。ご自身の体験や各回の熟達者との対談を通じて得られた、成長・上達・熟達へいたる理論。「遊」から始まり、一定の「型」を得て、部分と全体の構造がわかる「観」、物事の中心をつかむ「心」、そして自由になる「空」の境地に至る。一つ一つの段階がどういうものか、細かく記載があってっわかりやすい。ただ、せっかく多くの熟達者との対談に基づいているのなら、そのエピソードなどがもっとあったらよかった。あと、データがあってもよかったかも。

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    2023年10月08日
  • Unlearn(アンラーン) 人生100年時代の新しい「学び」

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    為末さんがどのような思考をしているのか興味があったので読んでみた。
    将来が分からない・読めないこの世の中で生き抜いていくためにアンラーンが必要であることを説いている。自分で考えていたことも多いが、思考の整理として面白かった。特に昔やっていた方法に実は固執していたり、新たなことの学び方に従来のアプローチをとっていたりするのは確かにと思ったので修正していきたい。

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    2023年03月18日
  • Unlearn(アンラーン) 人生100年時代の新しい「学び」

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    ネタバレ

    人生100年、いつでも学ぶことはできる。
    なぜ学ぶことが必要かがわかりやすく書かれていた。
    東大の先生ともとオリンピック選手の対談で書かれた本というのが面白かった。

    自分の思考のクセを知ること
    耳の痛い事を言ってもらえる人を持つこと
    大事と思った。

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    2023年01月22日
  • Unlearn(アンラーン) 人生100年時代の新しい「学び」

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    この本を読みたいと思ったのは、コロナ禍に入り、e-ラーニング連発で学習を強制され、ちょっと前向きになれない上に、仕事の仕方にマンネリを抱いていたからかもしれない。

    本書では、「アンラーンは学びの否定ではなく、これまでに学んだ知識や身につけた技術を振り返り、さらなる学びや成長につながる形に整理し直すプロセスです。」とありました。


    もうちょい深くみると、「思考の癖を取り除く」、「アンラーンの最初の一歩となるのは、自分の思考習慣を疑ってみるというとこです。」とのことで、元オリンピック選手の為末さんと東大経済学部教授の柳川さんの対談形式で綴られています。

    為末さん曰く、身体の動かし方にも癖があ

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    2022年12月17日
  • 諦める力~勝てないのは努力が足りないからじゃない

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    第3章までは、すごく納得できた。第4章くらいから、ああ、ずっと同じ話だなあ、と感じ、第5章のオンリーワンのところで、それは違うんじゃない?と思った。
    なんだろう、世間の認識に反することを書く、その目的のために無理にこじつけているような、その本質には触れずに言葉尻だけ捉えて言い募っているような…本としての体裁を整えるために書いているような、そんな印象で。
    オンリーワンでいい、自分らしくいればいいって、そういうことじゃないでしょ、と思って。
    そこで一気に、それまでそこそこ納得しながら読んでたけど、最初の3章だけでやめとけばよかったかなという気になり、星も三つです。

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    2022年10月02日
  • Unlearn(アンラーン) 人生100年時代の新しい「学び」

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    必要性については十分理解できます。ビジネスパーソンの場合ですと異動や昇進でしょうか。異動については業務自体がかわるケースであれば、比較的(今までの知識をいったん脇に置いて)新しいことを学びやすいですが、元からいた部署で昇進などするケースではちょっと注意が必要ですよね、現場担当者と管理者では異なる考え方が求められるケースが多々ありますから。こんなとき、アンラーンという概念を知っていれば早いタイミングで軌道修正できるかもしれません。

    ただ、具体的なアンラーンの方法については、手順が紹介されているものの、イマイチ理解するところまでたどり着けませんでした。

    人生のなかで何度もそれを必要とする機会に

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    2022年08月25日
  • Unlearn(アンラーン) 人生100年時代の新しい「学び」

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    アンラーニングの具体的な方法を知りたくて手に取ったんだけど、アンラーンの重要性をひたすら説くばかりでちょっと期待はずれだった。やり方や習慣化のヒントをもっと掘り下げたり、ビジネスパーソンの実例を増やしたりしてほしかったなぁ。

    【読んだ目的・理由】アンラーンに興味があったから
    【入手経路】買った
    【詳細評価】☆3.4
    【一番好きな表現】そのような環境において大切なのは、染まりたい、なじみたいと願うことではなく、あるいは表面的には対応しながらも最初に感じた違和感ーーなじめないポイントや疑問点ーーを忘れないことです。(本文から引用)

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    2022年06月16日
  • 逃げる自由 〈諦める力2〉

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    多様な質問に対し、為末さんらしい思想と思考を基に答えていくスタイルが面白い。
    ネガティブな人には前向きな見解や少し外して考えさせる提案を、自信過剰な人には今の慢心を改めるような提案をされていて、「確かに」もうなづける内容が多い。為末さんは陸上競技を通じて自分の軸や思想を身につけたように、私たちも“何か”を通じて軸や思想を持てると他人に左右されず、自分らしい人生を送れると感じだ。

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    2022年06月08日
  • 諦める力~勝てないのは努力が足りないからじゃない

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    諦めることをマイナスに捉えるのではなく、今向き合わなくてはいけないことを明らかにし、そこに向けて動き出す。そこに新しい自分の可能性を見出せることを自身の体験談を持って説明されており、「なぜそれが重要なのか」理解しやすい。
    トップアスリートでありながら、一歩引いたところから自分と世界を見ている為末さんの考え方に触れられる本。

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    2022年06月08日