【感想・ネタバレ】諦める力~勝てないのは努力が足りないからじゃないのレビュー

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購入済み

とても心に沁みる

2014年08月23日

今まさに自分の人生における大切な言葉をたくさんいただきました。
ありがとうございました。

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Posted by ブクログ 2024年03月31日

表題はともかく、選択することは、ある意味トレードオフで、何を自分で選ぶのか?ということを問いかける良書だと思う。人生の考え方、という観点で、良い意味で期待を裏切る面白さだった。

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Posted by ブクログ 2024年03月01日

世の中は不条理で不平等、だからこそ何を捨て何を残すのかということ。
非常に地に足が付いた視点の本なので、なんとなく二十代以下の年代には受け入れ難いような内容だと思った。

年を重ねて、たくさん失敗し、挫折し、人に大して嫉み怨みを抱えたあと、色んなことがどうでも良くなったときに、何だか人生が軽くなった...続きを読む
「人生は暇つぶし」そう思って生きてから、「どうせ暇つぶししてるから興味もったことは何でもやってみようか」とさまざまなことに前向きになった。
まさに同じようなことが書かれていて、私自身言語化できなかったことがたくさん書かれていて腑に落ちた。

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Posted by ブクログ 2023年04月20日

自分に適したフィールドを選択すること。
「諦める」、改め、「明きらめる」為末さんの思考の深さが随所に垣間見える。
人生とは選択の連続、選択とはなにかを捨てることでもある。すなわち、トレードオフの連続。
また、どんなに努力してもたどり着けない世界があること、人生とは元々なにも何でもないものまからこそ、...続きを読む何かに全力で取り組み、見える世界がある。

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購入済み

2022年09月28日

努力は必ず報われる、成功しないのは努力不足だ、と多くの人が信じ続ける呪縛を解きほぐしてくれる諦めるための本
諦めることは逃げることで負けだなどマイナスの意味を持つ人は多いと思う
でも作者は手段は諦めても目的は諦めなくていい、自分に向いていない分野に執着することより諦めて自分が飛躍できる分野に移れ...続きを読むばいい
スポーツで活躍していた作者だからこそ諦めるということにいっそう抵抗はあったにちがいない
そんな作者からの言葉は説得力がある
自分で自分をがんじがらめにしてしまう人におすすめしたい本です

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Posted by ブクログ 2021年11月12日

受験とか失敗経験が多かったから刺さった。日本人の価値観で、一度辞めたら最後まで辞めたらだめだしカッコ悪いみたいなところがあるけど、手段と目的を考えて合わないと思ったら手段は変えても良い。むしろだらだら続けるよりよっぽどそっちの方が良いと思う。やめるのには勇気がいるし長く続ければ続けるほど難しい。諦め...続きを読むるのは悪いことじゃないと知って気が楽になった。

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Posted by ブクログ 2021年05月15日

やめる諦める、ではなく選び直す修正する

自分の人生の目的は諦めてはならないが、その手段は常に考え直し続けるべき。

負けない工夫より負けてもふてぶてしい工夫

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Posted by ブクログ 2021年03月27日

夢をひたすら追いかけて、逆境も跳ね除けて、誰よりも努力をして、結果を残して、といったことが美化される世の中においては、アスリートに限らず、色んな人がただ苦しみを抱えるだけになるのではないかと思う。何かを成し遂げようとする大勢の人が気にしているのは、なんだかんだで周りの期待と評価なのかもしれない。
...続きを読む活で苦しんでいた時期に読みたかったと後悔。

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Posted by ブクログ 2021年01月26日

無理なものは無理。努力ではどうにも出来ないこともある。自分のやりたい事で勝てるとは限らない。
なんとなく感じていたけど、トップに上り詰めた為末さんに言われると説得力がある。理想の自分ではなく、ありのままを自分を見つけて認めてあげたいと思った。

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Posted by ブクログ 2020年12月25日

自分が本当にやり遂げたいことは何か、そのためなら手段や方法は変わってもいい。

まさにその通りだなと思いました。

日本という国はやめるとか諦めるということにマイナスイメージがありすぎて、縛られてしまっている人もけっこういると思います。

前向きに諦める、前向きにやめるということが必要な時もあると思...続きを読むいます。

とてもいい本だと思いました。

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Posted by ブクログ 2020年10月10日

アスリートの当たり障りのないエッセイと思いきや、ビジネスパーソンにとっても大事なことが凝縮されていた。
努力しても出来ないことがあり、自分の得意なことをしていくことは、就活から社会人生活において、何よりも大事なことと思う。著者は諦めと表現しているが、自分の新たな可能性を試すことと思う。
転職して成功...続きを読むしている人は、単に前職が合わなかっただけだし、社会人は得意なことを伸ばさないと、単なる時間の無駄になる。
身も蓋もないことを言うと、好きなことを可能性が低いまま追い求めるよりも、得意なことで成功した方が、結果として好きなことをできる可能性が高い。好きなことで成功している人は、単に得意でもあっただけという真実もある。
会社などの組織によって、自分の役割も変わる。卑近な例だが、地元の友人がほかのコミュニティで輝いているなど、そういったことを垣間見る機会も多いと思う。

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Posted by ブクログ 2020年10月05日

何かを成し遂げた人でなければ説得力を持って語れない内容。自縄自縛に苦しむ真面目な人は読んだほうがいい。

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ネタバレ購入済み

人生における選択と集中

2014年09月15日

この本を通じて伝わってくるのは

自分じゃない誰かにはなれないし実りは少ない
諦める事は選ぶこと、決してマイナスじゃない
望みを多く持ちすぎない生き方もある
努力は勝てるフィールドでする。
むしろ楽しめるくらいのフィールドでやる。

ということ。

他人の意見やランキングに惑わされやすい私にグサグサ...続きを読むと突き刺さる本でした。為末さんありがとう。

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Posted by ブクログ 2024年01月24日

日頃ぼんやりと考えていることが、言葉として、文章としてまとめられている、という感覚。
遺伝、環境と自己。
不条理と努力。

あなたの夢はなにか。とまっすぐな目で聞いてくる人たちがいる。
今の持ち物とこれからの偶然を見据え、どこが目指すことのできる場所だろうか、と考えても、人様にお話しできるような美し...続きを読むい物語は語れない。
「夢は寝てみるもんだよ。」
と言いたくもなる。

夢と表現していいのかどうかわからないが、将来の自らの姿については、一人呻吟して、選びたくもない僅かな選択肢の中から、それでも選んでいくその先にほのかに見える程度のものでしかないのではないか。

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Posted by ブクログ 2022年09月30日

自分が何を求めているかを常に観察し、戦えるフィールドを選んで生きていくことを肯定する内容。
諦めるということを、断念というネガティヴな見方ではなく、別の道を選ぶだけ、という見方をしていくのが新鮮。

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Posted by ブクログ 2022年01月20日

「諦める」とは「明らめる」ということ。
自分にとって何が選ぶべき道かを判断して、その道に行き先を変えることを諦めるだと表現して良いのではという内容。
人に優劣はないけれど能力には優劣がある、ことなど、みんな仲良くの世の中においては、かなり辛辣な現実的な意見が書かれているが、なるほどと思わされるものば...続きを読むかり。

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Posted by ブクログ 2021年09月21日

諦めることは選択することであり、悪いイメージではないことに同感した。自分はどのように考えて行動するのかが大事であり、軸を持つことの重要性あらためて感じた。

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Posted by ブクログ 2021年07月03日

スポーツをする人でたまに「努力は必ず報われる」という信念を持つ方がいるけど、それを真っ向から否定する本。ただ努力を否定している訳ではなく、正しい努力の仕方を教えてくれる。

スポーツ以外にも、ゴールに達する為に何を選んで何を捨てるべきか、そんなことについて考えさせてくれた。

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Posted by ブクログ 2021年06月25日

読みやすい文章で、あっという間に読みきることができた。
自分の選択肢についても考えるが、無意識に他人の選択肢を狭めていることを痛感した。

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Posted by ブクログ 2021年05月28日

「努力してもムリなものはムリ!」
諦めなければ、やり続ければ、夢は叶う!と言う幻想を真っ向から否定してくれます。

「手段は諦めてもいいが、目的は諦めるな!」
そうは言っても、全てを投げやりにするのではない。
為末さんの言葉は、腑に落ちる事が多く読んでいて納得させられました。

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ネタバレ

Posted by ブクログ 2021年04月30日

・多くの人は手段を諦めることが諦めだと思っている。だが、目的さえ諦めなければ手段は変えてもいいのではないだろうか。

・日本は、人の思いを汲んで自分の道を決めていく社会であるように思う。

・日本では「やめる」「諦める」という行動の背後に、自分の能力が足りなかったという負い目や後ろめたさや敗北感を強...続きを読むく持ちすぎるような気がする。「自分には合わなかった本質的には、ただそれだけのことではないだろうか。

・人生は舞台の上で、僕は幻を見ている。人生は暇つぶしだと思ってから、急に自分が軽くなって、新しいことをどんどん始められるようになった。 たかが人生、踊らにゃそんそん、である。

・自分のなかで「納得感」を持って終わるしかないと思う。

・ここでやめようと思ったときにきっぱりと終わらせることは、人生にとってすごく大事なことだと思っている。つまり、自分で設定したルールを守り、締め切りを守ることが大切なのだ。

・天才をのぞき、普通の人がトップレベルにいくにはトップレベルにたくさん触れることで、そこで常識とされることに自分が染まってしまうのが一番早い。

・アスリートの場合でも、競技場では諦めずに続けることが勝ちだったかもしれないが、一歩競技場を出て人生をトータルで考えたときに、ただ諦めずにがんばることが本当に勝っていることになるのかどうかはわからない。

・多くの日本人は、あまりにも人から選ばれようとしすぎてはいないか。人に受け入れてほしいと思いすぎていないか。

・「あなたが就職した先に描いている大きな目的は何だろう。それはランキング上位の会社に入らないと実現できないことなのか」

・多くの指導者は、スタープレーヤーが取り組む驚異的な練習を見て、教え子たちに「見ろ。あのぐらい練習しているからあそこまでの選手になったんだ」と諭す。しかし、スタープレーヤーは、努力を努力と思わず、努力そのものが楽しいという星の下に生まれてきていることがほとんどだ。

・他人由来の幸福は、つまり移ろいやすい世の中の評価の中心に振り回され続けることになる。

・あれも、これも手に入れたいという発想の行き着く先は、つねに「できていない」「足りていない」という不満になってしまう。

・他人由来の幸福は、つまり移ろいやすい世の中の評価の中心に振り回され続けることになる。

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Posted by ブクログ 2020年12月25日


【気づき】
努力したから報われるとか、スポーツを極めた人は聖人であってほしいという日本特有の思い込みに囚われている自分

欧米におけるコーチと選手のフラットな契約関係
目的のために手段を変えるのは良いこと
諦めるというのはネガティブなことではない



自分に合う合わない、時代に合う合わない、たく...続きを読むさん試して探索するのが良き。

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Posted by ブクログ 2020年12月13日

前向きにあきらめるという事に共感した。賛否あると思うけど、この本に書かれている事に納得。そうありたいと感じた一冊です。

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Posted by ブクログ 2020年12月07日

諦める事は明らめる事である。
自分なりの勝負をして、自分の適正を把握し、今の自分に執着しないで、新たな可能性に向かって行く事が大切。
「やればできる」、「可能性は無限大」、「諦めない」のような言葉は、自分に向いていない分野に執着させ、大切な時間を浪費してしまう可能性がある。

仏教と親和性が高い価値...続きを読む観だと思いました。為末さん悟ってらっしゃる...。大人になればなるほど、こういった価値観に近くなるように思います。

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Posted by ブクログ 2020年11月10日

挫折だらけの自分を肯定できた本。

自分はどこまでいっても自分。

ならば、自分にとって最高で幸せな自分で生きていこう!

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Posted by ブクログ 2020年11月04日


今の自分はこの程度だと認めることが何かになれるための第一歩。何にでもなれるという幻想から解放され、どうせチャラになる人生思いっきり生きたらいーじゃん、と思える一冊

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Posted by ブクログ 2020年10月11日

経験に基づいて主張が語られるので、想像しやすいと思いました。

こういう類の本を読むときは、自分の考えと違う意見が出てくるのを期待して読む。そういう考え方あるんだなーって気持ちで読まないと入ってこない内容もあるので。

著者の経験に基づいた主張なので、表現の仕方は人それぞれ違う。ただ、主張の根本的な...続きを読む部分は同じだったりするのが面白いと思う。

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Posted by ブクログ 2020年10月06日

・目的さえ諦めなければ手段は諦めていい
・努力には「どれだけ」頑張るか以外に「何を」「どう」頑張るかという方向性がある
 →これをコーチに委ねるのではなく、自分で選ぶ努力が必要
・努力量と実力は比例しない
 →自分は走る才能があったから、努力する好循環に恵まれた
・手放したものの数で成功を測った方が...続きを読むいい
 →人間にとっての軸はたくさんのものを見ることで形成される
・人間なんてみんな一緒で個性なんてないから、何者かになる必要なんてない
 →自分はこの程度と見極めて、何にでもなれるという考えから卒業すること

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Posted by ブクログ 2023年12月07日

自身のアスリート人生で諦めた経験をもとに、『諦める』ということをいろんな角度からこれでもかと語っている本です。
本が1冊書けるくらい色々悩んで、たくさん考えたんだろうなあ。
基本的には『諦めない』ことも人生にとっては重要なことではあります。だからこそ『諦める』という判断をするためには自分自身を冷静に...続きを読む分析する力が必要だし、まわりの人たちのなにげない言葉も影響を与えてしまうので結構デリケートに扱わなければならないですね。

諦めるは明める。
「自分の才能や能力、置かれた状況などを明らかにしてよく理解し、今、この瞬間にある自分の姿を悟る」

自分も大学受験で第一志望を諦めきれなくて、2浪までしたけどセンター試験の結果を見て諦めて志望校を他の大学にしました。そこは冷静に自分の目的を見定めて切り替えできたのがよかったです。

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Posted by ブクログ 2022年10月02日

第3章までは、すごく納得できた。第4章くらいから、ああ、ずっと同じ話だなあ、と感じ、第5章のオンリーワンのところで、それは違うんじゃない?と思った。
なんだろう、世間の認識に反することを書く、その目的のために無理にこじつけているような、その本質には触れずに言葉尻だけ捉えて言い募っているような…本とし...続きを読むての体裁を整えるために書いているような、そんな印象で。
オンリーワンでいい、自分らしくいればいいって、そういうことじゃないでしょ、と思って。
そこで一気に、それまでそこそこ納得しながら読んでたけど、最初の3章だけでやめとけばよかったかなという気になり、星も三つです。

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Posted by ブクログ 2022年06月08日

諦めることをマイナスに捉えるのではなく、今向き合わなくてはいけないことを明らかにし、そこに向けて動き出す。そこに新しい自分の可能性を見出せることを自身の体験談を持って説明されており、「なぜそれが重要なのか」理解しやすい。
トップアスリートでありながら、一歩引いたところから自分と世界を見ている為末さん...続きを読むの考え方に触れられる本。

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Posted by ブクログ 2022年04月20日

2022.29

目的は変えずに手段を変える
客観的にみること、その市場にライバルはどのくらいいるのか、自分の強みを最大限発揮できるところで勝負する
永遠に努力していても報われないことが多々ある

実際に100mからハードルに転向した為末さんだからこそ説得力がある内容だった。

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ネタバレ

Posted by ブクログ 2020年12月25日

名前を聞いたことがある程度で、陸上のことも全然詳しくないのですが、タイトルにひかれて読んでみました。

限りある人生の中で何かを目指すとき、道のりはいくつかある。今進んでいる道が困難なときは、固執せず、冷静な判断で諦めて、他の自分に合った道を選ぶこともできるということ。(その先にある目的が同じであれ...続きを読むば)

「前向きに諦めること」自分の仕事だけでなく、子育てにおいても参考になりました。


以下引用

日本人は、計算高いことをマイナスにとらえる傾向がある。負けが見えていてもがんばることが尊いとされるのだ。「将来のことまでよく考えている」「限りある人生を納得いくように生きている」こうした表現であれば、拒絶反応を見せる人も少なくなるのではないか。時間の限界という概念を持っていると、目先の評価に惑わされることはない。

何でもかんでも手当たりしだいに手に入れることで、幸福が得られるわけではない。むしろ、ある段階がきたら「もうこれはいらない」と手放していくことで、幸福が近づいてくるのではないだろうか。

働く女性は仕事と育児を必死で両立させようとしてきたが、その過程で多くの犠牲を払ってきたのだと思う。仕事も諦めない、子育ても諦めない……そうやっていると、どこかで行き詰まるものだ。どちらかを完全に諦めろと言っているわけではない。ただ「今自分はどちらを優先したいと思っているのか」ということを自覚していないと、自分に対する不満ばかりがたまっていく。

あれも、これも手に入れたいという発想の行き着く先は、つねに「できていない」「足りていない」という不満になってしまう。現代は生き方、働き方にも多様な選択肢がある時代だ。それはとてもいいことだが、すべてを選べるということではない。

何にでもなれるという無限の可能性を前提にすると、その可能性をかたちにするのは本人(もしくは親)の努力次第といった話になってしまう。しかし「おまえはそんなものにはなれない」という前提であれば、たとえ本当に何者にもなれなくても、誰からも責められない。

自分をほかの誰とも比べることなく「オンリーワン」などと言っているのは、単なる自己満足にすぎない。そもそも自分の特徴が何であるのかすら、他人との比較がなければわからない。まずは「自分はこの程度」と見極めることから始め、自分は「何にでもなれる」という考えから卒業することだ。そこから「何かになる」第一歩を踏み出せるのではないだろうか。

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